JPH0542853U - 排気弁 - Google Patents

排気弁

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JPH0542853U
JPH0542853U JP9345491U JP9345491U JPH0542853U JP H0542853 U JPH0542853 U JP H0542853U JP 9345491 U JP9345491 U JP 9345491U JP 9345491 U JP9345491 U JP 9345491U JP H0542853 U JPH0542853 U JP H0542853U
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exhaust
pipe
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早苗 中村
玄夫 森
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エスエムシー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配管方向を変更することなく、また、ビニール
のような非金属体による配管に対して簡便に接続可能な
排気弁を提供することを目的とする。 【構成】排気弁30は、両端部に流体が供給される第1
ポート8と流体を供給する、もしくは供給される第2ポ
ートを略一直線上に設けている。また、両ポート8、1
0は、ワンタッチ式管継手34を備えている。したがっ
て、配管途上で組み込む場合でも、ビニールチューブを
切断し、前記ワンタッチ式管継手34に該チューブを挿
入するだけで接続が可能である。また、配管の接続方向
を変更する必要もない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、シリンダ内の流体を急速に排気させ、あるいは空気圧タン ク内の圧縮空気等を急速に排気させることを可能とする排気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の排気弁を図3に示す。排気弁2は、第1ボデイ4と第2ボデイ6から構 成されている。第1ボデイ4には、ねじ部が形成されている第1および第2ポー ト8、10および前記両ポート8、10に連通している孔部12が形成されてい る。第2ボデイ6は、ねじ部が形成されている第3ポート14を形成しかつ第3 ポート14に連通する孔部16を形成している先端部18を有している。第1ボ デイ4の孔部12の底部には、スリーブ20を有するリップパッキン22が配設 されるとともに、第2ボデイ6が嵌合されている。
【0003】 このように構成される排気弁2は、第1ポート8から流体が供給されると、リ ップパッキン22が、図において右向きに変位して第2ボデイ6の先端部18に 着座し、第2ボデイ6の孔部16と第1ボデイ4の孔部12とを遮断する。さら に、第1ポート8からの流体圧によりリップパッキン22のスリーブ20が開成 され、第1ポート8から供給される流体は、第2ポート10に供給される。一方 、第1ポート8から流体の供給が停止され、第2ポート10から流体が供給され る場合には、リップパッキン22のスリーブ20に流体圧が作用し、リップパッ キン22を前記先端部18から離間させる。したがって、第2ポート10から供 給される流体は、第3ポート14に供給される。
【0004】 このように構成される排気弁2をシリンダ等の配管内に設ける場合には、第1 ポート8を流体供給源に接続し、第2ポート10をシリンダに接続して第3ポー ト14を大気に開放する。このように接続することにより、流体をシリンダへ供 給する場合は、第1ポート8から第2ポート10に流体が流れ、流体をシリンダ から排出する際は、第2ポート10から第3ポート14を経て流体が大気に排出 される。
【0005】 シリンダへの配管に際し、前記排気弁2をこのように接続することにより、配 管の有効断面積を増加させ、かつ排気までの配管距離を短縮し、排気を素早く行 い、シリンダの応答性を向上させることができる。また、排気に至るまでの配管 距離が短縮されるため、シリンダの作動に伴って発生する水分の付着部分を可及 的に減少させることになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、シリンダ等の機器に連通して流体を供給、排出のいずれの際に も利用する第2ポート10が第1ポート8に対して直角方向に設けられており、 所謂L字管のような配管に限定されてしまう。したがって、直線的に配管されて いる部分では、前記排気弁2を接続する場合には、配管方向を変更しなければな いならない等の問題点がある。また、配管がビニールのような非金属体で行われ る場合、ねじで接続するように形成されている第1ポート8乃至第3ポート14 に接続できない、あるいは接続作業が煩雑であるという問題がある。
【0007】 本考案は、この種の問題を解決するためになされたものであって、配管方向を 変更することなく、また、ビニールのような可撓性の非金属体による配管に対し ても簡便に接続可能な排気弁を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案は、流体が供給される第1ポートと、 流体を他の機器に供給する第2ポートと、 流体を排出する第3ポートと、 各ポートから供給される流体圧により、第1ポートと第2ポートを連通し、ま たは第2ポートと第3ポートを連通するように切り換える切換弁と、 を備え、 第1ポートと第2ポートは、その軸線方向を略一致させることを特徴とする。
【0009】 また、本考案は、第1および第2ポートは、それぞれポートを形成する円筒状 の孔部の内部に、 円筒状体でその先端部が内側に指向して曲折した複数の爪部を有するチャック 部材と、 前記チャック部材を支持するために、該ポートの孔部の内周面に設けられた案 内部材と、 前記チャック部材の内周面に当接し、該チャック部材の内側に指向して曲折し た爪部に、先端部が当接するように配設されるリリースブッシュと、 を有していることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案の排気弁においては、第1ポートと第2ポートの軸線方向を略平行にし たため、直線的に配管されている部分の途中に配管方向を変更することなく組み 込むことが可能となり、前記排気弁が配設できる部分の限定がない。
【0011】 また、第1および第2ポートに案内部材に支持されるチャック部材を設けてい るため、例えば、シリンダへの配管がビニール製のチューブであっても、前記チ ューブにチャック部材の爪部が刺入し、チューブの抜脱を阻止して前記ポートに 接続させる。
【0012】
【実施例】
本考案に係る排気弁について、好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しなが ら以下詳細に説明する。
【0013】 先ず、図1を参照しながら、本実施例に係る排気弁を説明する。なお、従来例 と同一の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0014】 排気弁30は、円筒形状のボデイ32の両端部に後述するワンタッチ式管継手 34を備えた第1ポート8および第2ポート10を有し、前記第1ポート8と第 2ポート10は軸線方向を略一致させて形成される。なお、該両ポート8、10 の軸線方向を略一致させるということは、軸線を一致させることの他に、軸線を 平行にすること、あるいは第1ポート8の軸線方向が第2ポート10の軸線方向 に対して若干の角度を有していることを含む。また、前記貫通孔の略中央部には 、前記第1ポート8および第2ポート10に対してボデイ32の外周面から直角 に連通する孔部35が設けられている。
【0015】 前記孔部35の中央部分には、弁座36が設けられ、ボデイ32の外周面に突 出形成された凸部に対して、実質的に排気口となる孔部38を内部に有する排気 部材40が嵌合されている。該排気部材40の先端部42は第1ポート8と第2 ポート10とを結ぶ通路に臨み前記弁座36と前記先端部42との間には、リッ プパッキン22が配設されている。また、前記排気部材40の孔部38の拡径し た部分にはサイレンサ43が設けられている。
【0016】 前記ワンタッチ式管継手34は、図示しない外部機器から流体圧力を供給すべ くビニール製のチューブ等の一端部が挿入自在に形成されている。具体的には、 ワンタッチ式管継手34はリリースブッシュ44を有し、前記リリースブッシュ 44の外側にガイド部材46、チャック部材48、シール部材50を順次配置す ることで構成される。
【0017】 第1ポート8の孔部の底面には、シール部材50が設置される。シール部材5 0は、リング体であって、その内周面が一定の角度で傾斜している。
【0018】 チャック部材48は、弾性を有する金属製の平板をリング状に構成したもので あり、その側面にはスリットが等間隔に複数個画成され、該チャック部材48の 先端部には、内側に曲折する爪部52が形成され、この爪部52の先端を指向し て鋭化されている。
【0019】 ガイド部材46は、周回する凹部を有し、該凹部をボデイ32の先端部に嵌合 するとともに、チャック部材48の側面部に当接する。
【0020】 リリースブッシュ44は、略円筒状に形成され、その先端部には、装着時にチ ャック部材48の爪部52に当接するエッジ54が形成され、側面には、図示し ないスリットが等間隔に複数個画成されている。
【0021】 本実施例に係る排気弁30a、30bを含むメータイン回路について、図2を 参照して説明する。なお、排気弁30a、30bは、排気弁30と同一の構成で あり、構成要素の説明は図1を参照して行う。前記回路は、圧縮空気供給源62 からの空気を切換弁64で切り換え、該排気弁30a、30b、流量制御弁66 a、66bを経てシリンダ60に供給するように構成されている。
【0022】 先ず、切換弁64から連通しているビニールチューブ等の先端を排気弁30a 、30bの第1ポート8に挿入する。第1ポート8の孔部の底部まで挿入した後 、該ビニールチューブを軽く引くと、ワンタッチ式管継手34のチャック部材4 8の爪部52が前記ビニールチューブに刺入して、該ビニールチューブの抜脱を 阻止する。したがって、確実にビニールチューブと第1ポート8とが接続される 。同様にして第2ポート10も流量制御弁66a、66bから連通しているビニ ールチューブに接続される。
【0023】 以上の作業を経た後、先ず、圧縮空気供給源62から切換弁64を経て排気弁 30bに圧縮空気が供給される。第1ポート8から排気弁30bに流入した圧縮 空気は、孔部35に達して、リップパッキン22を図面上、上部に変位させ、排 気部材40の先端部42に当接させる。さらに、圧縮空気から圧力がリップパッ キン22に付与されることにより、スリーブ20を開成して、第1ポート8と第 2ポート10を連通させる。これにより、排気弁30bから流量制御弁66bを 経てシリンダ60に圧縮空気を供給する。シリンダ60のピストンの変位により 、他方の室より空気が流量制御弁66aを介して排気弁30aの第2ポート10 に達する。排気弁30aでは、第2ポート10に達した空気の圧力によりリップ パッキン22が図面上、下方に変位して、弁座36に着座して第2ポート10と 第1ポート8とを遮断するとともに、リップパッキン22が排気部材40の先端 部42と離間するため、第2ポート10と排気部材40の孔部38とが連通する 。したがって、第2ポート10に達した空気は、該孔部38に配設されたサイレ ンサ43により消音されて外部に排出される。なお、配管内の水分は大気への開 放だけでなく、サイレンサ43に代えて管継手を設けることによって接続して処 理してもよい。
【0024】 本実施例に係る排気弁は、第1ポート8および第2ポート10が略一直線上に 形成されているため、配管の途中に組み込んでも配管方向等を変更することなく 接続できる。また、シリンダ60への流体回路において、排気弁30a、30b を切換弁64よりも手前に設けて、実質的にシリンダ60の排気までの配管距離 を短縮したため、シリンダ60のピストンの変位により配管途上に発生する水分 や管体内に付着する水分の量を減少させることができる。また、ビニールチュー ブ等の非金属の配管内部に付着した水分の量が多くなった場合には、該チューブ 等を中途で切断し、ワンタッチ式管継手34により排気弁30をその切断個所に 介装して水分の発生を減少させることができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案に係る排気弁によれば、以下の効果が得られる。
【0026】 すなわち、第1ポートと第2ポートの軸線方向を略一致させたため、直線的に 配管されている部分の途中に配管の方向を変更することなく排気弁を組み込むこ とが可能となり、前記排気弁が直線上に延在する配管途上でも組み込むことがで きる。
【0027】 また、第1および第2ポートに案内部材に支持されたチャック部材を設けてい るため、例えば、ビニール製のチューブによる配管である場合、該ビニールチュ ーブ等の一部を切断して、その部分を排気弁に挿入するだけでチャック部材の爪 部により前記チューブが係止され、簡便に接続できる。また、このように排気弁 をシリンダへの流体回路に組み込むことにより、排気までの配管距離を短縮して 配管内部の水分の付着量を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る排気弁の縦断面説明図である。
【図2】本考案に係る排気弁を組み込んだシリンダのメ
ータイン回路である。
【図3】従来例に係る排気弁の縦断面説明図である。
【符号の説明】
2、30、30a、30b…排気弁 8…第1ポート 10…第2ポート 22…リップパッキン 43…サイレンサ 44…リリースブッシュ 48…チャック部材 52…爪部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体が供給される第1ポートと、 流体を他の機器に供給する第2ポートと、 流体を排出する第3ポートと、 各ポートから供給される流体圧により、第1ポートと第
    2ポートを連通し、または第2ポートと第3ポートを連
    通するように切り換える切換弁と、 を備え、 第1ポートと第2ポートは、その軸線方向を略一致させ
    ることを特徴とする排気弁。
  2. 【請求項2】請求項1記載の排気弁において、 第1および第2ポートは、それぞれポートを形成する円
    筒状の孔部の内部に、円筒状体でその先端部が内側に指
    向して曲折した複数の爪部を有するチャック部材と、 前記チャック部材を支持するために、該ポートの孔部の
    内周面に設けられた案内部材と、 前記チャック部材の内周面に当接し、該チャック部材の
    内側に指向して曲折した爪部に、先端部が当接するよう
    に配設されるリリースブッシュと、 を有していることを特徴とする排気弁。
JP1991093454U 1991-11-14 1991-11-14 排気弁 Expired - Lifetime JP2525378Y2 (ja)

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JP1991093454U JP2525378Y2 (ja) 1991-11-14 1991-11-14 排気弁
US07/913,060 US5279322A (en) 1991-11-14 1992-07-14 Exhaust valve
EP19920112882 EP0541907B1 (en) 1991-11-14 1992-07-29 Exhaust valve
DE69207723T DE69207723T2 (de) 1991-11-14 1992-07-29 Entlüftungsventil
KR2019960034921U KR200159759Y1 (en) 1991-11-14 1996-10-22 Venting valve

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991093454U JP2525378Y2 (ja) 1991-11-14 1991-11-14 排気弁

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JPH0542853U true JPH0542853U (ja) 1993-06-11
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ID=14082775

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1152072A (ja) * 1997-06-11 1999-02-26 Meco Sa Grenchen 時計用のシール付操作手段

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3107577U (ja) * 2004-09-03 2005-02-03 有限会社ジェーエヌシー リボンや紐を使って滑る縫いぐるみ

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JP2525378Y2 (ja) 1997-02-12

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