JPH11514335A - フルオロメトキシアクリル酸誘導体及び有害生物抑制剤としてのその利用 - Google Patents

フルオロメトキシアクリル酸誘導体及び有害生物抑制剤としてのその利用

Info

Publication number
JPH11514335A
JPH11514335A JP9506046A JP50604697A JPH11514335A JP H11514335 A JPH11514335 A JP H11514335A JP 9506046 A JP9506046 A JP 9506046A JP 50604697 A JP50604697 A JP 50604697A JP H11514335 A JPH11514335 A JP H11514335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
optionally
compound
carbon atoms
branched
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9506046A
Other languages
English (en)
Inventor
ハイネマン,ウルリヒ
ガイアー,ヘルベルト
ゲルデス,ペーター
マルホルト,アルブレヒト
シユテルツアー,ウベ
テイーマン,ラルフ
シユテンツエル,クラウス
ドウツツマン,シユテフアン
Original Assignee
バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19611653A external-priority patent/DE19611653A1/de
Application filed by バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JPH11514335A publication Critical patent/JPH11514335A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D285/00Heterocyclic compounds containing rings having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D275/00 - C07D283/00
    • C07D285/01Five-membered rings
    • C07D285/02Thiadiazoles; Hydrogenated thiadiazoles
    • C07D285/04Thiadiazoles; Hydrogenated thiadiazoles not condensed with other rings
    • C07D285/081,2,4-Thiadiazoles; Hydrogenated 1,2,4-thiadiazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/82Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms five-membered rings with three ring hetero atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/66Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety
    • C07C69/73Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of unsaturated acids
    • C07C69/734Ethers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本開示はArが置換されているアリールを示し、Qが場合により置換されていることができるアルコキシを示す式(I)のフルオロメトキシアクリル酸誘導体ならびに有害生物抑制剤としてのこれらの化合物の利用に関する。本開示は式(I)の化合物の製造法ならびに新規な中間生成物及びそれらの製造のための複数の方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 フルオロメトキシアクリル酸誘導体及び有害生物抑制剤としてのその利用 本発明は新規なフルオロメトキシアクリル酸誘導体、その製造法及び有害生物 防除剤としてのその利用ならびに新規な中間体及びその製造のための複数の方法 に関する。 下記に記載する化合物に化学構造において類似するある種のフルオロメトキシ アクリル酸誘導体が殺菌性を有することはすでに開示されている(例えばWO 9517376と比較されたい)。しかしながら、これらの化合物の殺菌作用は 多くの場合に不満足である。 今回、一般式(I) [式中、 Arは置換されているアリールを示し、 Qは場合により置換されていることができるアルコキシを示す] の新規なフルオロメトキシアクリル酸誘導体が見いだされた。 アリールは芳香族単環式もしくは多環式炭化水素環、例えばフェニル、ナフチ ル、アントラニル、フェナントリル、好ましくはフェニル又はナフチル、特にフ ェニルを示す。 本発明の化合物は、適宜、種々の可能な異性体、特に立体異性体、例えばE− 及びZ−異性体の混合物として存在することができる。E−及びZ−異性体の両 方ならびに又これらの異性体の任意の所望の混合物も特許請求されている。 本発明は好ましくは Arが1−〜3置換されているフェニル又は場合により1−〜4置換されている ことができるナフチルを示し、可能な置換基は好ましくは下記のリスト:ハロゲ ン、シアノ、ニトロ;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ炭素数が1〜 6であるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル又はアル キルスルホニル;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ炭素数が2〜6で あるアルケニル、アルケニルオキシ又はアルキニルオキシ;それぞれ直鎖状もし くは分枝鎖状であり且つ1〜6個の炭素原子及び1〜13個の同一もしくは異な るハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアル キルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニル又はハロゲノアルキルスルホニル;そ れぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ2〜6個の炭素原子及び1〜11個の 同一もしくは異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルケニル又はハロゲノアル ケニルオキシ;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ各アルキル部分の炭 素数が1〜6であるアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニル、 アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、アルキルスルホニルオキシ 、ヒドロキシイミノアルキル又はアルコキシイミノアルキル;それぞれ炭素数が 1〜6であり且つそのそれぞれが2価であり、場合によりハロゲン及び/又は炭 素数が1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル及び/又は1〜4個の炭 素原子及び1〜9個の同一もしくは異なるハロゲン原子を有する直鎖状もしくは 分枝鎖状ハロゲノアルキルにより同一に又は異なって1−もしくは多置換されて いることができるアルキレン又はジオキシアルキレン;あるいは炭素数が3〜6 のシクロアルキルから選ばれ、 Qが場合によりハロゲン又はC1−C4−アルコキシにより置換されていることが できるC1−C6−アルコキシを示す 式(I)の化合物に関する。 定義において、飽和もしくは不飽和炭化水素鎖、例えばアルキル、アルケニル 又はアルキニルは、例えばアルコキシ、アルキルチオ又はアルキルアミノにおけ るように複素原子に結合していても、それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状である。 ハロゲンは一般にフッ素、塩素、臭素又はヨウ素、好ましくはフッ素、塩素又 は臭素を示す。 シクロアルキルは飽和炭素環式環化合物を示し、それは場合により他の炭素環 式、縮合又は架橋環と多環式環系を形成することができる。 本発明は特に好ましくは、 Arが1−又は、同一にもしくは異なって2置換されているフェニルを示し、可 能な置換基は好ましくは下記のリスト:フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、 エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、シ クロプロピル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、メチルチオ 、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルスルフィニル、エチルス ルフィニル、メチルスルホニル又はエチルスルホニル、トリフルオロメチル、ト リフルオロエチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロク ロロメトキ シ、トリフルオロエトキシ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、 ジフルオロクロロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニル又はトリフルオ ロメチルスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイミ ノメチル、エトキシイミノメチル、メトキシイミノエチル、エトキシイミノエチ ル、あるいはそれぞれ2価であり且つ場合によりフッ素、塩素、メチル、トリフ ルオロメチル又はエチルにより同一にもしくは異なって1−〜4置換されている ことができるメチレンジオキシ、エチレンジオキシから選ばれ、 Qがメトキシ又はエトキシを示す 式(I)の化合物に関する。 一般的又は好ましい範囲において示されている上記の基の定義は、式(I)の 最終的生成物ならびに対応して製造のためのそれぞれの場合に必要な出発物質又 は中間体の両方に適用される。 これらの基の定義は互いに、すなわち示されている好ましい化合物の範囲の間 ででも所望のやり方で組み合わされることができる。 さらに式(I)のフルオロメトキシアクリル酸誘導体が非常に優れた殺微生物 特性を有し、有害な生物に対する植物の保護のために用いることができることが 見いだされた。 驚くべきことに、本発明の物質は、化学構造的に類似の、同じ作用傾向をもつ 従来既知の活性化合物より優れた作用を示す。 最後に、一般式(Ia) [式中、 Ar1は場合により置換されていることができるアリールを示し、 Q1は場合により置換されていることができるアルコキシを示す] の新規な及び既知の両方のフルオロメトキシアクリル酸誘導体が、(方法a)一 般式(II) [式中、 Q1は上記に示されている意味を有する] のヒドロキシアリール化合物を一般式(III) [式中、 Ar1は上記に示されている意味を有し、 Xはハロゲン、アルキルスルホニル又はアリールスルホニルを示す] のチアジアゾール誘導体と、適宜酸受容体の存在下で及び適宜希釈剤の存在下で 反応させる場合に得られることが見いだされた。 ここで本発明の方法が先行技術に従って既知の方法より有意に高い収 率で進行することは、特に驚くべきことであるとみなされるべきである。 本発明の方法a)において、 Ar1が場合により1−〜3置換されていることができるフェニル又は場合によ り1−〜4置換されていることができるナフチルを示し、可能な置換基は好まし くは下記のリスト:ハロゲン、シアノ、ニトロ;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖 状であり且つ炭素数が1〜6であるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アル キルスルフィニル又はアルキルスルホニル;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状で あり且つ炭素数が2〜6であるアルケニル、アルケニルオキシ又はアルキニルオ キシ;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ1〜6個の炭素原子及び1〜 13個の同一もしくは異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、ハロゲノ アルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニル又はハロゲ ノアルキルスルホニル;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ2〜6個の 炭素原子及び1〜11個の同一もしくは異なるハロゲン原子を有するハロゲノア ルケニル又はハロゲノアルケニルオキシ;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であ り且つ各アルキル部分の炭素数が1〜6であるアルキルアミノ、ジアルキルアミ ノ、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニル、 アルキルスルホニルオキシ、ヒドロキシイミノアルキル又はアルコキシイミノア ルキル;それぞれ炭素数が1〜6であり且つそのそれぞれが2価であり、場合に よりハロゲン及び/又は炭素数が1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル及び /又は1〜4個の炭素原子及び1〜9個の同一もしくは異なるハロゲン原子を有 する直鎖状もしくは分枝鎖状ハロゲノアルキルにより同一に又は異なって1−も しくは多置換されていることができるアルキレ ン又はジオキシアルキレン;あるいは炭素数が3〜6のシクロアルキルから選ば れ、 Qが場合によりハロゲン又はC1−C4−アルコキシにより置換されていることが できるC1−C6−アルコキシを示す 式(Ia)の化合物を製造するのが好ましい。 特に好ましくは本発明の方法a)において、 Arが場合により1−又は、同一にもしくは異なって2置換されていることがで きるフェニルを示し、可能な置換基は好ましくは下記のリスト:フッ素、塩素、 臭素、シアノ、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s− もしくはt−ブチル、シクロプロピル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi− プロポキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチル スルフィニル、エチルスルフィニル、メチルスルホニル又はエチルスルホニル、 トリフルオロメチル、トリフルオロエチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロ メトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、トリフルオロエトキシ、ジフルオロメチ ルチオ、トリフルオロメチルチオ、ジフルオロクロロメチルチオ、トリフルオロ メチルスルフィニル又はトリフルオロメチルスルホニル、メトキシカルボニル、 エトキシカルボニル、メトキシイミノメチル、エトキシイミノメチル、メトキシ イミノエチル、エトキシイミノエチル、あるいはそれぞれ2価であり且つ場合に よりフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル又はエチルにより同一にもしく は異なって1−〜4置換されていることができるメチレンジオキシ、エチレンジ オキシから選ばれ、 Qがメトキシ又はエトキシを示す 式(Ia)の化合物を製造することができる。 式(II)は本発明の方法a)を行うために出発物質として必要なヒドロキシ アリール化合物の一般的定義を示す。この式(II)において、Q1は好ましく は又は特に好ましくは本発明の式(Ia)の化合物の記載と関連して好ましい又 は特に好ましいとしてすでに示された意味を有する。 式(II)のヒドロキシアリール化合物はまだ未知であり;それらは新規な物 質として本出願の主題である。 式(II)のヒドロキシアリール化合物は、(方法b)式(IV) [式中、 R1はアルキルを示し、 R2は水素又はアルキルを示すか、あるいは R1及びR2はそれらが結合している原子と一緒になって5−もしくは6−員の複 素環式環を示し、 Q1は上記で示された意味を有する] のアセタールを−20℃〜120℃の温度、好ましくは−10℃〜80℃の温度 において、適宜希釈剤、好ましくは脂肪族、脂環式又は芳香族炭化水素、例えば 石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、 ベンゼン、トルエン、キシレン又はデカリン;ハロゲン化炭化水素、例えばクロ ロベンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、 ジクロロエタン又はトリクロロエタン;エーテル、例えばジエチルエーテル、ジ イソプロピルエーテ ル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオキサン、テト ラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン又はア ニソール;ケトン、例えばアセトン、ブタノン、メチルイソブチルケトン又はシ クロヘキサノン;ニトリル、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル、n−も しくはi−ブチロニトリル又はベンゾニトリル;エステル、例えば酢酸メチル又 は酢酸エチル;スルホキシド、例えばジメチルスルホキシド;スルホン、例えば スルホラン;アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−もしくはi−プ ロパノール、n−、i−、sec−もしくはtert−ブタノール、エタンジオ ール、プロパン−1,2−ジオール、エトキシエタノール、メトキシエタノール 、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル エーテル、それらの水との混合物あるいは純粋な水の存在下に、及び適宜酸、好 ましくは無機もしくは有機プロトン性もしくはルイス酸、例えば塩酸、硫酸、リ ン酸、蟻酸、酢酸、三フッ化酢酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスル ホン酸、トルエンスルホン酸、三フッ化ホウ素(エーテレートとしても)、三臭 化ホウ素、三塩化アルミニウム、塩化亜鉛、塩化鉄(III)、五塩化アンチモ ン、あるいは別の場合ポリマー酸、例えば酸性イオン交換剤、酸性アルミナ又は 酸性シリカゲルの存在下に加水分解すると得られる。 式(IV)は本発明の方法b)を行うための出発物質として必要なアセタール の一般的定義を示す。この式(IV)において、Q1は好ましくは又は特に好ま しくは本発明の式(Ia)の化合物の記載と関連してQ1に関して好ましい又は 特に好ましいとしてすでに示された意味を有する。R1はアルキル、好ましくは メチル又はエチルを示し、R2は水素 又はアルキル、好ましくはメチル又はエチルを示すか、あるいはR1及びR2はそ れらが結合している原子と一緒になって5−もしくは6−員複素環式環、好まし くはテトラヒドロフリル又はテトラヒドロピリルを示す。 式(IV)のアセタールはまだ未知であり;それらは新規な物質として本出願 の主題である。 式(IV)のアセタールは、(方法c)式(V) [式中、 R1、R2及びQ1は上記で示された意味を有する] のアリール酢酸誘導体を最初にジアルキルホルムアミドアセタール又はビス−ジ アルキルアミノアルコキシメタンの蟻酸誘導体、例えば蟻酸メチル、一酸化炭素 と、適宜希釈剤、好ましくは脂肪族、脂環式又は芳香族炭化水素、例えば石油エ ーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼ ン、トルエン、キシレン又はデカリン;ハロゲン化炭化水素、例えばクロロベン ゼン、ジクロロベンゼン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロ ロエタン又はトリクロロエタン;エーテル、例えばジエチルエーテル、ジイソプ ロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオ キサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシ エタン又はアニソール;ケトン、例えばアセトン、ブタノン、メチルイソブチル ケトン又はシクロヘキサノン、ニトリル、例えばアセトニトリル、プロピオニト リル、n−もしくはi−ブチロニトリル又は ベンゾニトリル;エステル、例えば酢酸メチル又は酢酸エチル;アミド、例えば N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルホ ルムアニリド、N−メチルピロリドン又はヘキサメチルホスホルアミド;スルホ キシド、例えばジメチルスルホキシド;スルホン、例えばスルホラン;アルコー ル、例えばメタノール、エタノール、n−もしくはi−プロパノール、n−、i −、sec−もしくはtert−ブタノール、エタンジオール、プロパン−1, 2−ジオール、エトキシエタノール、メトキシエタノール、ジエチレングリコー ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルの存在下に、 及び適宜塩基性触媒、好ましくはアルカリ土類金属もしくはアルカリ金属又はア ンモニウム水素化物、水酸化物、アミド、アルコキシド、酢酸塩、炭酸塩又は炭 酸水素塩、例えば水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド 、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、水酸化ナトリウム、 水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸カ ルシウム、酢酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウ ム、炭酸水素ナトリウム又は炭酸アンモニウム、あるいは第3アミン、例えばト リメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニ リン、N,N−ジメチルベンジルアミン、ピリジン、N−メチルピペリジン、N −メチルモルホリン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシクロオクタ ン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(DBN)又はジアザビシクロウンデ セン(DBU)の存在下に、−20℃〜120℃の温度、好ましくは−10℃〜 80℃の温度において反応させ、かくして得られる式(VI) [式中、 R1、R2及びQ1は上記で示された意味を有する] のエノールを好ましくはさらに仕上げをせずにフルオロブロモメタン又はフルオ ロクロロメタンと、適宜希釈剤、好ましくは脂肪族、脂環式又は芳香族炭化水素 、例えば石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘ キサン、ベンゼン、トルエン、キシレン又はデカリン;ハロゲン化炭化水素、例 えばクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩 化炭素、ジクロロエタン又はトリクロロエタン;エーテル、例えばジエチルエー テル、ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−アミル エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1, 2−ジエトキシエタン又はアニソール;ケトン、例えばアセトン、ブタノン、メ チルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン;ニトリル、例えばアセトニトリル 、プロピオニトリル、n−もしくはi−ブチロニトリル又はベンゾニトリル;エ ステル、例えば酢酸メチル又は酢酸エチル;アミド、例えばN,N−ジメチルホ ルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルホルムアニリド、N− メチルピロリドン又はヘキサメチルホスホルアミド;スルホキシド、例えばジメ チルスルホキシド;スルホン、例えばスルホラン;アルコール、例えばメタノー ル、エタノール、n−もしくはi−プロパノール、n−、i−、sec−もしく はtert−ブタノール、エタンジオール、プロパン−1,2−ジオール、 エトキシエタノール、メトキシエタノール、ジエチレングリコールモノメチルエ ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、それらの水との混合物又は 純粋な水の存在下に及び適宜塩基、好ましくはアルカリ土類金属もしくはアルカ リ金属又はアンモニウム水素化物、水酸化物、アミド、アルコキシド、酢酸塩、 炭酸塩又は炭酸水素塩、例えば水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウ ムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、水酸化 ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリ ウム、酢酸カルシウム、酢酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭 酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム又は炭酸アンモニウム、あるいは第3アミ ン、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N− ジメチルアニリン、N,N−ジメチルベンジルアミン、ピリジン、N−メチルピ ペリジン、N−メチルモルホリン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビ シクロオクタン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(DBN)又はジアザビ シクロウンデセン(DBU)の存在下に、−20℃〜120℃の温度、好ましく は−10℃〜80℃の温度において反応させると得られる。 式(V)は、式(IV)のアセタールの製造のための本発明の方法c)を行う ための出発物質として必要なアリール酢酸誘導体の一般的定義を示す。この式( V)において、Q1は好ましくは又は特に好ましくは本発明の式(Ia)の化合 物の記載と関連してQ1に関して好ましい又は特に好ましいとしてすでに示され た意味を有する。R1及びR2は好ましくは式(IV)の化合物の記載と関連して 好ましいとしてすだに示された意味を有する。 式(V)のアリール酢酸はいくつかの場合には既知であり及び/又は既知の方 法により製造することができる(例えばJ.Org.Chem.1994,20 3−13を比較されたい)。 新規であり、やはり本出願の主題であるアリール酢酸誘導体は、式(Va) [式中、 R3及びR4は同一又は異なり、互いに独立してアルキルを示し、 Q1は上記で示された意味を有する] の誘導体である。 式(Va)のアリール酢酸誘導体は、(方法d)一般式(VII) [式中、 Q1は上記に示されている意味を有する] のヒドロキシ化合物を一般式(VIII) [式中、 R3は上記に示されている意味を有し、 R5は水素又はアルキルを示す] のビニルエーテルと、適宜希釈剤、好ましくは脂肪族、脂環式又は芳香族炭化水 素、例えば石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロ ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン又はデカリ ン;ハロゲン化炭化水素、例えばクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロロ メタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン又はトリクロロエタン;エ ーテル、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチル エーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1, 2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン又はアニソールあるいはニト リル、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル、n−もしくはi−ブチロニト リル又はベンゾニトリルの存在下にならびに適宜酸、好ましくは無機もしくは有 機プロトン性もしくはルイス酸、又は別の場合ポリマー酸、例えば塩酸、硫酸、 リン酸、蟻酸、酢酸、三フッ化酢酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンス ルホン酸、トルエンスルホン酸、三フッ化ホウ素(エーテレートとしても)、三 臭化ホウ素、三塩化アルミニウム、塩化亜鉛、塩化鉄(III)、五塩化アンチ モン、酸性イオン交換剤、酸性アルミナ及び酸性シリカゲルの存在下に反応させ ると得られる。 式(Va)は新規なアリール酢酸誘導体の一般的定義を示す。この式(Va) において、Q1は好ましくは又は特に好ましくは本発明の式(Ia)の化合物の 記載と関連してQ1に関して好ましい又は特に好ましいとしてすでに示された意 味を有する。R3及びR4は同一又は異なり、互いに独立してアルキル、好ましく はメチル又はエチルを示す。 式(VII)は、本発明の式(Va)の化合物の製造のための本発明の方法d )を行うために必要なヒドロキシ化合物の一般的定義を示す。この式(VII) において、Q1は好ましくは又は特に好ましくは本発明の式(Ia)の化合物の 記載と関連してQ1に関して好ましい又は特に好ましいとしてすでに示された意 味を有する。 式(VII)のヒドロキシ化合物は既知の合成化学品である。 式(VIII)は、本発明の式(Va)の化合物の製造のための本発明の方法 d)を行うためにさらに必要なビニルエーテルの一般的定義である。この式(V III)において、R3は好ましくは本発明の式(Va)の化合物の記載と関連 してR3に関して好ましい又は特に好ましいとして示された意味を有する。R5は 水素又はアルキル、好ましくは水素又はメチルを示す。 式(VIII)のビニルエーテルは既知の合成化学品である。 式(III)は、本発明の方法a)を行うための出発物質としてさらに必要な チアジアゾール誘導体の一般的定義を示す。この式(III)において、Ar1 は好ましくは又は特に好ましくは本発明の式(Ia)の化合物の記載と関連して Ar1に関して好ましい又は特に好ましいとしてすでに示された意味を有する。 Xはハロゲン、好ましくはフッ素又は塩素あるいはアルキルスルホニル又はアリ ールスルホニル、好ましくはメチルスルホニル、ベンジルスルホニル又はトリル スルホニルを示す。 式(III)のチアジアゾール誘導体は既知の合成化学品であり、及び/又は 既知の方法により製造することができる(例えばJ.Heterocyclic Chem.30,357(1993)を比較されたい)。 本発明の方法a)を行うための希釈剤として、すべての不活性有機溶媒が適し ている。これらには好ましくは脂肪族、脂環式又は芳香族炭化水素、例えば石油 エーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベン ゼン、トルエン、キシレン又はデカリン;ハロゲン化炭化水素、例えばクロロベ ンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロ ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン又はトリクロロエタン; エーテル、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチ ルエーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1 ,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン又はアニソール;ケトン、 例えばアセトン、ブタノン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン;ニ トリル、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル、n−もしくはi−ブチロニ トリル又はベンゾニトリル;アミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N ,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチルピロリド ン又はヘキサメチルホスホルアミド;エステル、例えば酢酸メチル又は酢酸エチ ル;スルホキシド、例えばジメチルスルホキシド;スルホン、例えばスルホラン ;アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−もしくはi−プロパノール 、n−、i−、sec−もしくはtert−ブタノール、エタンジオール、プロ パン−1,2−ジオール、エトキシエタノール、メトキシエタノール、ジエチレ ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、 それらの水との混合物又は純粋な水が含まれる。 本発明の方法a)は場合により適した酸受容体の存在下に行うことができる。 考えられる酸受容体はすべての通常の無機又は有機塩基である。これらには例え ばアルカリ土類金属もしくはアルカリ金属又はアンモニウム水素化物、水酸化物 、アミド、アルコキシド、酢酸塩、炭酸塩又は炭酸水素塩、例えば水素化ナトリ ウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリ ウムtert−ブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモ ニウム、酢酸ナトリ ウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭 酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム又は炭酸アンモニウムなら びに又第3アミン、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルア ミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチルベンジルアミン、ピリジン 、N−メチルピペリジン、N−メチルモルホリン、N,N−ジメチルアミノピリ ジン、ジアザビシクロオクタン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(DBN )又はジアザビシクロウンデセン(DBU)が含まれる。 本発明の方法a)を行う場合、反応温度は比較的広い範囲内で変えることがで きる。一般に反応は0℃〜150℃の温度、好ましくは0℃〜80℃の温度で行 われる。 式(Ia)の化合物の製造のための本発明の方法a)を行う場合、一般式(I I)のヒドロキシアリール化合物の1モル当たり一般に0.2〜5モル、好まし くは0.5〜2モルの一般式(III)のチアジアゾール誘導体が用いられる。 本発明の方法a)は一般に常圧下で行われる。しかしながら、加圧又は減圧下 −一般に0.1バール〜10バールで反応させることもできる。 反応を行い、後処理し、既知の方法により反応生成物を単離する(製造実施例 も参照されたい)。 本発明の活性化合物は有力な殺微生物作用を有し、望ましくない微生物の抑制 のために実際に用いることができる。該活性化合物は植物保護剤として、特に殺 菌剤として用いるのに適している。 殺菌剤は植物保護においてネコブカビ類(Plasmodiophoromy cetes)、卵菌類(Oomycetes)、ツボカビ類(C hytridiomycetes)、接合菌類(Zygomycetes)、子 嚢菌類(Ascomycetes)、坦子菌類(Basidiomycetes )及び不完全菌類(Deuteromycetes)の抑制のために用いられる 。 殺バクテリア剤は植物保護においてシュードモナス(Pseudomonad aceae)、リゾビウム(Rhizobiaceae)、腸内細菌(Ente robacteriaceae)、コリネバクテリウム(Corynebact eriaceae)及びストレプトミセス(Streptomycetacea e)の抑制のために用いられる。 上記で挙げられた属名に属する菌性及びバクテリア性の病気の原因となるいく つかの生物を例として挙げることができるが、これらに限定されるわけではない : キサントモナス(Xanthomonas)種、例えばキサントモナス・カンペ ストリス・pv.オリザエ(Xanthomonas campestris pv.oryzae); シュードモナス(Pseudomonas)種、例えばシュードモナス・シリン ガエ・pv.ラクリマンス(Paeudomonas syringae pv .lachrymans); エルウィニア(Erwinia)種、例えばエルウィニア・アミロボラ(Erw inia amylovora); ピチウム(Pythium)種、例えばピチウム・ウルチマム(Pythium Ultimum); フィトフトラ(Phytophthora)種、例えばフィトフトラ・インフェス タンス(Phythophthora infestans) ; シュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)種、例えばシュー ドペロノスポラ・ヒュミリ(Pseudoperonospora humil i)又はシュードペロノスポラ・クベンシス(Pseudoperonospor a cubensis); プラスモパラ(Plasmopara)種、例えばプラスモパラ・ヴィチコラ(P lasmopara viticola); ブレミア(Bremia species)種、例えばブレミア・ラクツカエ( Bremia lactucae); ペロノスポラ(Peronospora)種、例えばペロノスポラ・ピシ(Per onospora pisi)又はP.ブラシカエ(P.brassicae); エリシフェ(Erysiphe)種、例えばエリシフェ・グラミニス(Erysi phe graminis); スフェロテカ(Sphaerotheca)種、例えばスフェロテカ・フリギネア (Sphaerotheca fuliginea); ポドスファエラ(Podosphaera)種、例えばポドスファエラ・ロイコト リチャ(Podosphaera leucotricha); ヴェンチュリア(Venturia)、例えばヴェンチュリア・インエクアリス( Venturia inaequalis); ピレノフォラ(Pyrenophora)種、例えばピレノフォラ・テレス(Pu renophora teres)又はP.グラミネア(P.graminea) ;(分生子(Conidia)型:ドレチュスレラ(Drechslera)、sy n:ヘルミントスポリウム(Helmin thosporium)); コクリオボルス(Cochliobolus)種、例えばコクリオボルス・サチ ブス(Cochliobolus sativus);(分生子(Conidi a)型:ドレチュスレラ(Drechslera)、syn:ヘルミントスポリウ ム(Helminthosporium)); ウロミセス(Uromyces)種、例えばウロミセス・アペンディクラツス(U romyces appendiculatus); プクシニア(Puccinia)種、例えばプクシニア・レコンディタ(Pucc inia recondita); スクレロチニア(Sclerotinia)種、例えばスクレロチニア・スクレ ロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum); チレチア(Tilletia)種、例えばチレチア・カリエス(Tilleti a caries); ウスチラゴ(Ustilago)種、例えばウスチラゴ・ヌダ(Ustilago nuda)又はウスチラゴ・アヴェナエ(Ustilago avenae); ペリクラリア(Pellicularia)種、例えばペリクラリア・ササキイ( Pellicularia sasakii); ピリクラリア(Pyricularia)種、例えばピリクラリア・オリザエ(P yricularia oryzae); フサリウム(Fusarium)種、例えばフサリウム・クルモルム(Fusar ium culmorum); ハイイロカビ(Botrytis)種、例えばボツリチス・シネレア(B otrytis cinerea); セプトリア(Septoria)種、例えばセプトリア・ノドルム(Septor ia nodorum); レプトスファエリア(Leptosphaeria)種、例えばレプトスファエリ ア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum); セルコスポラ(Cercospora)種、例えばセルコスポラ・カネセンス(C ercospora canescens); アルテルナリア(Alternaria)種、例えばアルテルナリア・ブラシカエ (Alternaria brassicae);及び シュードセルコスポレラ(Pseudocercosporella)種、例えば シュードセルコスポレラ・ヘルポトリポイデス(Pseudocercospo rella herpotrichoides)。 植物の病気の抑制に必要な濃度における活性化合物に対して、植物には十分耐 性があるので、植物の地上部分、栄養増殖茎及び種子、ならびに土壌を処理する ことができる。 本発明の活性化合物は、今回、穀類の病気の抑制に、例えばエリシフェ又はレ プトスファエリア種に対してあるいはぶどう栽培、果実−及び野菜生育における 病気の抑制に、例えばプラスモパラ、ウンシヌラ、スファエロテカ又はベンチュ リア種に対してあるいは別の場合米の病気の抑制に、例えばピリクラリア種に対 して用い、特に優れた結果を得ることができる。さらに、本発明の活性化合物は 特に有力且つ広い試験管内活性を示す。 そのそれぞれの物理的及び/又は化学的性質に依存して、活性化合物 を通常の調剤、例えば溶液、乳剤、懸濁剤、粉剤、泡剤、塗布剤、顆粒剤、エー ロゾル、ポリマー物質中及び種子用のコーティング組成物中の微細カプセルなら びに又、ULV冷ミスト及び温ミスト調剤に転化することができる。 これらの調剤は既知の方法で、例えば活性化合物を伸展剤、すなわち液体溶媒 、加圧下で液化された気体及び/又は固体担体と、場合によっては界面活性剤、 すなわち乳化剤及び/又は分散剤及び/又は発泡剤を用いて混合することにより 調製される。伸展剤として水が用いられる場合、例えば有機溶媒を補助溶媒とし て用いることもできる。液体溶媒として主に:キシレン、トルエン又はアルキル ナフタレンなどの芳香族化合物、クロロベンゼン、クロロエチレン又はメチレン クロリドなどの塩素化芳香族もしくは塩素化脂肪族炭化水素、シクロヘキサン又 は鉱油留分を例とするパラフィンなどの脂肪族炭化水素、ブタノール又はグリコ ールなどのアルコール類ならびにそのエーテル類及びエステル類、アセトン、メ チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノンなどのケトン 類、ジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキシドなどの極性の強い溶媒なら びに水が適しており;液化された気体の伸展剤又は担体は周囲温度及び大気圧下 で気体状である液体を意味し、例えばハロゲン化炭化水素のようなエーロゾルプ ロペラントならびにブタン、プロパン、窒素及び二酸化炭素であり;固体担体と して:例えばカオリン、粘土、タルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モ ントモリロナイト又はケイソウ土などの粉砕された天然鉱石ならびに高分散性シ リカ、アルミナ及びケイ酸塩などの粉砕された合成鉱石が適しており;顆粒剤の ための固体担体として:例えば方解石、大理石、軽石、海泡石及 び白雲石などの粉砕されて分別された天然岩石ならびに無機及び有機粉末の合成 顆粒ならびにおが屑、ココヤシの殼、とうもろこしの穂軸及びタバコの茎のよう な有機材料の顆粒が適しており;乳化剤及び/又は発泡剤として:例えば非イオ ン性及びアニオン性乳化剤、例えばポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、アル キルアリールポリグリコールエーテルを例とするポリオキシエチレン脂肪族アル コールエーテル類、アルキルスルホネート類、アルキルサルフェート類、アリー ルスルホネート類及びアルブミン加水分解物が適しており;分散剤として:例え ばリグニンサルファイト廃液及びメチルセルロースが適している。 カルボキシメチルセルロースならびに粉末、顆粒又はラテックスの形態の天然 及び合成ポリマー、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリ酢酸ビ ニルならびにセファリン及びレシチンのような天然リン脂質ならびに合成リン脂 質などの粘着付与剤も調剤中で用いることができる。他に添加剤としては鉱油及 び植物油が可能である。 着色料、例えば酸化鉄、酸化チタン及びプルシアンブルーなどの無機顔料なら びにアリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料などの有機染料なら びに鉄、マンガン、ほう素、銅、コバルト、モリブデン及び亜鉛の塩などの微量 栄養素を使用することができる。 調剤は一般に0.1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%の活性化合 物を含む。 そのままの又はその調剤としての本発明の活性化合物は、例えば作用範囲を広 げるために又は耐性の確立を予防するために、既知の殺菌剤、殺バクテリア剤、 殺ダニ剤、殺線虫剤又は殺虫剤との混合物として用いることもできる。多くの場 合、相乗効果が得られ、すなわち混合物の活 性はそれぞれの成分の活性より大きい。 今回多くの場合に相乗作用が観察される。 特に有利な混合成分の例は以下の化合物である: 殺菌剤: 2−アミノブタン;2−アニリノ−4−メチル−6−シクロプロピル−ピリミジ ン;2’,6’−ジブロモ−2−メチル−4’−トリフルオロメトキシ−4’− トリフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシアニリド;2,6− ジクロロ−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)ベンズアミド;(E)−2 −メトキシイミノ−N−メチル−2−(2−フェノキシフェニル)−アセトアミ ド;8−ヒドロキシキノリン硫酸塩;(E)−2−{2−[6−(2−シアノフ ェノキシ)−ピリミジン−4−イルオキシ]−フェニル}−3−メトキシアクリ ル酸メチル;(E)−メトキシイミノ[アルファ−(o−トリルオキシ)−o− トリル]酢酸メチル;2−フェニルフェノール(OPP)、アルジモルフ、アン プロピルフォス、アニラジン、アザコナゾール、ベナラキシル、ベノダニル、ベ ノミル、ビナパクリル、ビフェニル、ビテルタノル、ブラスチシジン−S、ブロ ムコナゾール、ブピリメート、ブチオベート、カルシウムポリスルフィド、カプ タフォル、カプタン、カルベンダジム、カルボキシン、キノメチオネート、クロ ロネブ、クロロピクリン、クロロタロニル、クロゾリネート、クフラネブ、シモ キサニル、シプロコナゾール、シプロフラム、ジクロロフェン、ジクロブトラゾ ル、ジクロフルアニド、ジクロメジン、ジクロラン、ジエトフェンカルブ、ジフ ェノコナゾール、ジメチリモル、 ジメトモルフ、ジニコナゾール、ジノカプ、ジフェニルアミン、ジピリチオン、 ジタリムフォス、ジチアノン、ドジン、ドラゾキソロン、エジフェンフォス、エ ポキシコニゾール、エチリモル、エツリジアゾール、フェナリモル、フェンブコ ナゾール、フェンフラム、フェニトロパン、フェンピクロニル、フェンプロピジ ン、フェンプロピモルフ、フェンチンアセテート、フェンチンヒドロキシド、フ ェルバム、フェリムゾン、フルアジナム、フルジオキソニル、フルオロミド、フ ルクインコナゾール、フルシラゾール、フルスルファミド、フルトラニル、フル ツリアフォル、フォルペト、フォセチルアルミニウム、フタリド、フベリダゾー ル、フララキシル、フルメシクロクス、グアザチン、ヘキサクロロベンゼン、ヘ キサコナゾール、ヒメキサゾル、イマザリル、イミベンコナゾール、イミノクタ ジン、イプロベンフォス(IBP)、イプロジオン、イソプロチオラン、カスガ マイシン、銅調剤、例えば:水酸化銅、ナフテン酸銅、オキシ塩化銅、硫酸銅、 酸化銅、オキシン−銅及びボルド−混合物、マンコッパー、マンコゼブ、マネブ 、メパニピリム、メプロニル、メタラキシル、メツコナゾール、メタスルフォカ ルブ、メツフロキサム、メチラム、メツルフォバクス、ミクロブタニル、ニッケ ルジメチルジチオカルバメート、ニトロタル−イソプロピル、ヌアリモル、オフ レース、オキサジキシル、オキシモカルブ、オキシカルボキシン、ペルフラゾエ ート、ペコナゾール、ペンシクロン、フォスジフェン、ピマリシン、ピペラリン 、ポリオキシン、プロベナゾール、プロクロラ ツ、プロシミドン、プロパモカルブ、プロピコナゾール、プロピネブ、ピラゾフ ォス、ピリフェノクス、ピリメタニル、ピロクイロン、クイントゼン(PCNB )、硫黄及び硫黄調剤、テブコナゾール、テクロフタラム、テクナゼン、テトラ コナゾール、チアベンダゾール、チシオフェン、チオファネート−メチル、チラ ム、トルクロフォス−メチル、トリルフルアニド、トリアジメフォン、トリアジ メノル、トリアゾキシド、トリクラミド、トリシクラゾール、トリデモルフ、ト リフルミゾール、トリフロリン、トリチコナゾール、バリダマイシンA、ビンク ロゾリン、ジネブ、ジラム。 殺バクテリア剤: ブロノポル、ジクロロフェン、ニトラピリン、ニッケルジメチルジチオカルバメ ート、カスガマイシン、オクチリノン、フランカルボン酸、オキシテトラサイク リン、プロベナゾール、ストレプトマイシン、テクロフタラム、硫酸銅及び他の 銅調剤。 殺虫剤/殺ダニ剤/殺線虫剤: アバメクチン、アセフェート、アクリナツリン、アラニカルブ、アルジカルブ、 アルファメツリン、アミトラツ、アベルメクチン、AZ 60541、アザジラ クチン、アジンフォスA、アジンフォスM、アゾシクロチン、バシルス・ツリン ギエンシス(Bacillus thuringiensis)、4−ブロモ− 2−(4−クロロフェニル)−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメ チル)−1H−ピロール−3−カル ボニトリル、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ベンスルタプ、ベータ−シフル ツリン、ビフェンツリン、BPMC、ブロフェンプロクス、ブロモフォスA、ブ フェンカルブ、ブプロフェジン、ブトカルボキシン、ブチルピリダベン、カズサ フォス、カルバリル、カルボフラン、カルボフェノチオン、カルボスルファン、 カルタプ、クロエトカルブ、クロレトキシフォス、クロルフェンビンフォス、ク ロルフルアズリン、クロルメフォス、N−[(6−クロロ−3−ピリジニル)− メチル]−N’−シアノ−N−メチル−エタンイミドアミド、クロルピリフォス 、クロルピリフォスM、シス−レスメツリン、シクロシツリン、クロフェンテジ ン、シアノフォス、シクロプロツリン、シフルツリン、シハロツリン、シヘキサ チン、シペルメツリン、シロマジン、デルタメツリン、デメトン−M、デメトン −S、デメトン−S−メチル、ジアフェンチウロン、ジアジノン、ジクロフェン チオン、ジクロルボス、ジクリフォス、ジクロトフォス、ジエチオン、ジフルベ ンズロン、ジメトエート、ジメチルビンフォス、ジオキサチオン、ジスルフォト ン、エジフェンフォス、エマメクチン、エスフェンバレレート、エチオフェンカ ルブ、エチオン、エトフェンプロクス、エトプロフォス、エトフェンプロクス、 エツリムフォス、フェナミフォス、フェナザクイン、フェンブタチンオキシド、 フェニトロチオン、フェノブカルブ、フェノチオカルブ、フェノキシカルブ、フ ェンプロパツリン、フェンピラド、フェンピロキシメート、フェンチオン、フェ ンバレレート、フィプロニル、フルアジナム、フルアズロン、フルシクロクスロ ン、フルシツリネート、フルフェノクスロン、フルフェン プロクス、フルバリネート、フォノフォス、フォルモチオン、フォスチアゼート 、フブフェンプロクス、フラチオカルブ、HCH、ヘプテノフォス、ヘキサフル ムロン、ヘキシチアゾクス、イミダクロプリド、イプロベンフォス、イサゾフォ ス、イソフェンフォス、イソプロカルブ、イソキサチオン、イベルメクチン、ラ ムダ−シハロツリン、ルフェヌロン、マラチオン、メカルバム、メビンフォス、 メスルフェンフォス、メタルデヒド、メタクリフォス、メタミドフォス、メチダ チオン、メチオカルブ、メトミル、メトルカルブ、ミルベメクチン、モノクロト フォス、モキシデクチン、ナレド、NC 184、ニテンピラム、オメトエート 、オキサミル、オキシデメトンM、オキシデプロフォス、パラチオンA、パラチ オンM、ペルメツリン、フェントエート、フォレート、フォサロン、フォスメト 、フォスファミドン、フォキシム、ピリミカルブ、ピリミフォスM、ピリミフォ スA、プロフェノフォス、プロメカルブ、プロパフォス、プロポクスル、プロチ オフォス、プロトエート、ピメトロジン、ピラクロフォス、ピラクロフォス、ピ ラクロフォス、ピリダフェンチオン、ピレスメツリン、ピレツルム、ピリダベン 、ピリミジフェン、ピリプロキシフェン、クイナルフォス、サリチオン、セブフ ォス、シラフルオフェン、スルフォテプ、スルプロフォス、テブフェノジド、テ ブフェンピラド、テブピリミフォス、テフルベンズロン、テフルツリン、テメフ ォス、テルバム、テルブフォス、テトラク ロルビンフォス、チアフェノクス、チオジカルブ、チオファノクス、チオメトン 、チオナジン、ツリンギエンシン、トラロメツリン、トリアラテン、トリアゾフ ォス、トリアズロン、トリクロルフォン、トリフルムロン、トリメタカルブ、バ ミドチオン、XMC、キシリルカルブ、YI 5301/5302、ゼタメツリ ン。 除草剤などの他の既知の活性化合物との又は肥料及び成長調節剤との混合物も 可能である。 本発明の活性化合物はそのままであるいは商業的に入手可能なその調剤の形態 又はそれから調製される使用形態で、例えば調製ずみ溶液、懸濁剤、水和剤、塗 布剤、可溶性粉剤、微粉剤及び顆粒の形態で使用される。それらは通常の方法で 、例えば液剤散布、液剤噴霧、噴霧、粒剤散布、泡剤適用、ハケ塗りなどにより 用いられる。さらに活性化合物を超低容量法により適用したり、活性化合物の調 剤又は活性化合物そのものを土壌中に注入することができる。植物の種子も処理 できる。 植物の一部の処理において、使用形態の活性化合物濃度は実質的範囲内で変え ることができる。一般にそれは1〜0.0001重量%、好ましくは0.5〜0 .001%である。 種子の処理の場合、一般に種子の1キログラム当たり0.001〜50g、好 ましくは0.01〜10gの量の活性化合物が必要である。 土壌の処理の場合、作用場所において0.00001〜0.1重量%、好まし くは0.0001〜0.02重量%の活性化合物濃度が必要である。製造実施例: 実施例1: 方法a) 10mlの乾燥ジメチルホルムアミド中の3.2g(0.005モル)の3− フェニル−5−メタンスルホニル−1,2,4−チアジアゾール及び2.3gの 2−(2−ヒドロキシフェニル)−3−フルオロメトキシ−アクリル酸メチルの 溶液を0℃において、鉱油中の80%濃度水素化ナトリウムの0.2g(0.0 05モル)で処理する。この温度で4時間及び冷却せずにさらに18時間混合物 を撹拌し、次いで濃縮する。酢酸エチルを用いて残留物を取り上げ、溶液を水で 洗浄し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、再度濃縮する。粗生成物をヘキサ ン/アセトン(7:3)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフィーにかける。 1.3g(理論値の67%)の2−[2−(3−フェニル−1,2,4−チアジ アゾール−5−イルオキシ)−フェニル]−3−フルオロメトキシ−アクリル酸 メチルが黄色の粘性の高い油として得られる。1 H−NMR(CDCl3、TMS):δ=5.4(d,2H)ppm。実施例2: 方法a) 30mlの乾燥ジメチルホルムアミド中の3.2g(0.01モル)の3−フ ェニル−5−トルエンスルホニル−1,2,4−チアジアゾール及び1.1gの 2−(2−ヒドロキシフェニル)−3−フルオロメトキシ−アクリル酸メチルの 溶液を0℃において、鉱油中の80%濃度水素化ナトリウムの0.3g(0.0 1モル)で処理する。混合物を冷却せずに3日間撹拌し、次いで濃縮する。酢酸 エチルを用いて残留物を取り上げ、溶液を水で洗浄し、有機相を硫酸ナトリウム 上で乾燥し、再度濃縮する。粗生成物をヘキサン/アセトン(9:1)を用いて シリカゲル上でクロマトグラフィーにかける。2.8g(理論値の60%)の2 −{2−[3−(4−ブロモフェニル)−1,2,4−チアジアゾール−5−イ ルオキシ]−フェニル}−3−フルオロメトキシ−アクリル酸メチルが黄色の粘 性の高い油として得られる。1 H−NMR(CDCl3、TMS):δ=5.4(d,2H)ppm。出発物質の製造: 実施例II−1: 方法b) 6.2g(0.02モル)の2−[2−(テトラヒドロピラン−2−イルオキ シ)−フェニル]−3−フルオロメトキシ−アクリル酸メチルを0.5gの酸性 イオン交換剤と共に30mlのメタノール中で、20℃において18時間撹拌す る。イオン交換剤を濾過し、濾液を濃縮する。残留物をヘキサン/アセトン(7 :3)用いてシリカゲル上でクロマトグラフィーにかける。3.3g(理論値の 73%)の2−(2−ヒドロキシフェニル)−3−フルオロメトキシ−アクリル 酸メチルが淡黄色の粘性の油として得られる。1 H−NMR(CDCl3、TMS):δ=5.4(d,2H)ppm。 実施例II−1と同様にして及び本発明の製造法b)の一般的記載に対応して 2−(2−ヒドロキシフェニル)−3−フルオロメトキシ−アクリル酸エチルも 得られる。1 H−NMR(CDCl3、TMS):δ=1.30(t,3H);4.32(q ,2H)ppm。原料の製造: 実施例IV−1: 方法c) コンデンサーが取り付けられた3つ口フラスコ中の150mlの乾燥ジメチル ホルムアミド中の12.5g(60ミリモル)の2−[2−(テトラヒドロピラ ン−2−イルオキシ)−フェニル]−アクリル酸メチル及び30gの蟻酸メチル の溶液に、鉱油中の80%濃度水素化ナトリウムの1.5gを20℃において撹 拌しながら少しづつ加える。約1時間後、発泡と共に発熱反応が始まる。温度を 40℃に3時間保つ。混合物を0〜5℃に冷却し、4.8g(0.05モル)の メタンスルホン酸及び少しづつ13.8g(0.1モル)の炭酸カリウムで連続 的に処理する。コンデンサー中の冷却液の温度及び反応混合物の温度を次いで0 ℃に調節する。シリンジを用いて6.8g(0.06モル)のブロモフルオロメ タンを加え、混合物を0〜5℃で終夜撹拌する。反応混合物を冷却せずにさらに 24時間撹拌する。冷却液の温度を約0℃に保つ。混合物を濃縮し、残留物を酢 酸エチルを用いて取り上げ、溶液を水で洗浄し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾 燥し、再度濃縮する。残留物をヘキサン/アセトン(7:3)を用いてシリカゲ ル上でクロマトグラフィーにかける。11.6g(理論値の75%)の2−[2 −(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−フェニル]−3−フルオロメトキ シ−アクリル酸メチルが得られる。1 H−NMR(CDCl3、TMS):δ=5.5(d,2H)ppm。 実施例(1〜2)と同様に及び本発明の製造法の一般的記載に対応して、下記 の表1に示される本発明の式(Ia)の化合物も得られる。 使用実施例: 実施例:A プラスモパラ試験(ぶどうの木)/保護 溶媒:4.7重量部のアセトン 乳化剤:0.3重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を調製するために、1重量部の活性化合物を上記の量 の溶媒及び乳化剤と混合し、濃厚液を水で所望の濃度に希釈する。 保護活性に関して調べるために、若い植物に活性化合物の調剤を噴霧する。噴 霧コーティングが乾燥した後、植物にプラスモパラ・ビチコラの胞子の水性懸濁 液を接種し、次いで20〜22℃及び100%相対大気湿度において加湿室に1 日留める。次いで植物を21℃及び約90%大気湿度において温室に5日間置く 。次いで植物を加湿し、加湿室に1日置く。 接種から6日後に評価を行う。 この試験において、例えば製造実施例の以下の化合物(2)が100ppmの 活性化合物濃度において100%の効率を示す。 実施例:B ウンシヌラ試験(ぶどうの木)/保護 溶媒:4.7重量部のアセトン 乳化剤:0.3重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を調製するために、1重量部の活性化合物を上記の量 の溶媒及び乳化剤と混合し、濃厚液を水で所望の濃度に希釈する。 保護活性に関して調べるために、若い植物に活性化合物の調剤を噴霧する。噴 霧コーティングが乾燥した後、植物に菌ウンシヌラ・ネカトル の分生子を散布する。次いで植物を23〜24℃及び約75%相対大気湿度にお いて温室に置く。 接種から14日後に評価を行う。 この試験において、例えば製造実施例の以下の化合物(2)が10ppmの活 性化合物濃度において100%の効率を示す。 実施例:C スファエロテカ試験(きゅうり)/保護 溶媒:4.7重量部のアセトン 乳化剤:0.3重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を調製するために、1重量部の活性化合物を上記の量 の溶媒及び乳化剤と混合し、濃厚液を水で所望の濃度に希釈する。 保護活性に関して調べるために、若い植物に活性化合物の調剤を噴霧する。噴 霧コーティングが乾燥した後、植物に菌スファエロテカ・フリギネアの分生子を 散布する。 次いで植物を23〜24℃及び約75%相対大気湿度において温室に置く。 接種から10日後に評価を行う。 この試験において、例えば製造実施例の以下の化合物(2)が100ppmの 活性化合物濃度において100%の効率を示す。 実施例D ベンチュリア試験(りんご)/保護 溶媒:4.7重量部のアセトン 乳化剤:0.3重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を調製するために、1重量部の活性化合物を上記の量 の溶媒及び乳化剤と混合し、濃厚液を水で所望の濃度に希釈する。 保護活性に関して調べるために、若い植物に活性化合物の調剤を噴霧する。噴 霧コーティングが乾燥した後、植物にりんご腐敗病の原因である生物のベンチュ リア・インエクアリスの分生子の水性懸濁液を接種し、20℃及び100%相対 大気湿度においてインキュベーション室に1日放置する。 次いで植物を20℃及び約70%相対大気湿度において温室に置く。 接種から12日後に評価を行う。 この試験において、例えば製造実施例の以下の化合物(2)が10ppmの活 性化合物濃度において100%の効率を示す。 実施例E エリシフェ試験(大麦)/保護 溶媒:10重量部のN−メチル−ピロリドン 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を調製するために、1重量部の活性化合物を上記の量 の溶媒及び乳化剤と混合し、濃厚液を水で所望の濃度に希釈する。 保護活性に関して調べるために、若い植物に活性化合物の調剤を示されている 適用比で噴霧する。 噴霧コーティングが乾燥した後、植物にエリシフェ・グラミニス f.sp. ホルデイの胞子を散布する。 植物を約20℃の温度及び約80%の相対大気湿度において温室に置き、うど んこ病膿疱の発生を促進する。 接種から7日後に評価を行う。 この試験において、下記の化合物(2)が250g/haの活性化合物適用比 において81%の効率を示す。 実施例F レプトスファエリア・ノドルム試験(小麦)/保護 溶媒:10重量部のN−メチル−ピロリドン 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を調製するために、1重量部の活性化合物を上記の量 の溶媒及び乳化剤と混合し、濃厚液を水で所望の濃度に希釈する。 保護活性に関して調べるために、若い植物に活性化合物の調剤を噴霧する。 噴霧コーティングが乾燥した後、植物にレプトスファエリア・ノドルムの胞子 懸濁液を噴霧する。植物を20℃及び100%相対大気湿度においてインキュベ ーション室に48時間留める。 植物を約15℃の温度及び約80%の相対大気湿度において温室に置く。 接種から10日後に評価を行う。 この試験において、下記の製造実施例(2)の化合物が250g/haの活性 化合物適用比において88%の効率を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY, CA,CN,CZ,HU,JP,KR,KZ,LK,M X,NO,NZ,PL,RO,RU,SK,TR,UA ,US (72)発明者 マルホルト,アルブレヒト ドイツ連邦共和国デー−51373レーフエル クーゼン・カール−ドウイスベルク−シユ トラーセ329 (72)発明者 シユテルツアー,ウベ ドイツ連邦共和国デー−51399ブルシヤイ ト・アドルフ−コルピング−シユトラーセ 22アー (72)発明者 テイーマン,ラルフ ドイツ連邦共和国デー−51375レーフエル クーゼン・エルンスト−ルートビヒ−キル ヒナー−シユトラーセ5 (72)発明者 シユテンツエル,クラウス ドイツ連邦共和国デー−40595デユツセル ドルフ・ゼーゼナーシユトラーセ17 (72)発明者 ドウツツマン,シユテフアン ドイツ連邦共和国デー−40721ヒルデン・ コーゼンベルク10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式(I) [式中、 Arは置換されているアリールを示し、 Qは場合により置換されていることができるアルコキシを示す] の化合物。 2.Arが1−〜3置換されているフェニル又は場合により1−〜4置換されて いることができるナフチルを示し、可能な置換基は好ましくは下記のリスト:ハ ロゲン、シアノ、ニトロ;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ炭素数が 1〜6であるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル又は アルキルスルホニル;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ炭素数が2〜 6であるアルケニル、アルケニルオキシ又はアルキニルオキシ;それぞれ直鎖状 もしくは分枝鎖状であり且つ1〜6個の炭素原子及び1〜13個の同一もしくは 異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノ アルキルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニル又はハロゲノアルキルスルホニル ;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ2〜6個の炭素原子及び1〜11 個の同一もしくは異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルケニル又はハロゲノ アルケニルオキシ;それぞれ直鎖状もしくは分枝鎖状であり且つ各アルキル部分 の炭素数が1〜6であるアルキルア ミノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルオキシ、ア ルコキシカルボニル、アルキルスルホニルオキシ、ヒドロキシイミノアルキル又 はアルコキシイミノアルキル;それぞれ炭素数が1〜6であり且つそのそれぞれ が2価であり、場合によりハロゲン及び/又は炭素数が1〜4の直鎖状もしくは 分枝鎖状アルキル及び/又は1〜4個の炭素原子及び1〜9個の同一もしくは異 なるハロゲン原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状ハロゲノアルキルにより同一 に又は異なって1−もしくは多置換されていることができるアルキレン又はジオ キシアルキレン;あるいは炭素数が3〜6のシクロアルキルから選ばれ、 Qが場合によりハロゲン又はC1−C4−アルコキシにより置換されていることが できるC1−C6−アルコキシを示す 請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物。 3.Arが1−又は同一にもしくは異なって2置換されているフェニルを示し、 可能な置換基は好ましくは下記のリスト:フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル 、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、 シクロプロピル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、メチルチ オ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルスルフィニル、エチル スルフィニル、メチルスルホニル又はエチルスルホニル、トリフルオロメチル、 トリフルオロエチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロ クロロメトキシ、トリフルオロエトキシ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロ メチルチオ、ジフルオロクロロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニル又 はトリフルオロメチルスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、 メトキシイミノメチル、エトキシイミノメチル、メトキシ イミノエチル、エトキシイミノエチル、あるいはそれぞれ2価であり且つ場合に よりフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル又はエチルにより同一にもしく は異なって1−〜4置換されていることができるメチレンジオキシ、エチレンジ オキシから選ばれ、 Qがメトキシ又はエトキシを示す 請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物。 4.一般式(II) [式中、 Q1は非置換の又は置換されているアルコキシを示す] のヒドロキシアリール化合物を一般式(III) [式中、 Ar1は非置換の又は置換されているアリールを示し、 Xはハロゲン、アルキルスルホニル又はアリールスルホニルを示す] のチアジアゾール誘導体と、適宜酸受容体の存在下で及び適宜希釈剤の存在下で 反応させることを特徴とする一般式(Ia) [式中、 Ar1及びQ1は上記に示されている意味を有する] の化合物の製造法。 5.式(II) [式中、 Q1は請求の範囲第4項に示されている意味を有する] の化合物。 6.式(IV) [式中、 R1はアルキルを示し、 R2は水素又はアルキルを示すか、あるいは R1及びR2はそれらが結合している原子と一緒になって5−もしくは6−員の複 素環式環を示し、 Q1は請求の範囲第4項に示されている意味を有する] のテトラヒドロピラニルエーテルを−20℃〜120℃の温度において適宜希釈 剤の存在下に及び適宜酸の存在下に加水分解することを特徴とする請求の範囲第 5項に記載の式(II)の化合物の製造法。 7.式(IV) [式中、 R1、R2、Ar及びQ1は請求の範囲第6項に示されている意味を有する] の化合物。 8.式(V) [式中、 R1、R2、Ar及びQ1は請求の範囲第6項に示されている意味を有する] のアリール酢酸誘導体を、最初に、ジアルキルホルムアミドアセタール又はビス −ジアルキルアミノ−アルコキシメタンの蟻酸誘導体と−20℃〜120℃の温 度、好ましくは−10℃〜80℃の温度で、適宜希釈剤の存在下に及び適宜塩基 性触媒の存在下に反応させ、かくして得られる式(VI) [式中、 R1、R2、Ar及びQ1は上記に示されている意味を有する] のエノールを、好ましくはさらに後処理をせずに、フルオロブロモメタン又はフ ルオロクロロメタンと、−20℃〜120℃の温度、好ましくは−10℃〜80 ℃の温度で、適宜希釈剤の存在下に及び適宜塩基の存在下に反応させることを特 徴とする請求の範囲第7項に記載の式(IV)の化合物の製造法。 9.式(Va) [式中、 R3及びR4は同一又は異なり、互いに独立してアルキルを示し、 Ar及びQ1は請求の範囲第4項に示されている意味を有する] の化合物。 10.請求の範囲第4、6及び8項の方法を組み合わせることを特徴とする請求 の範囲第4項に記載の式(Ia)の化合物の製造法。 11.請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物の少なくとも1種を含有する ことを特徴とする有害生物防除剤。 12.請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物を有害生物及び/又はその棲 息場所に作用させることを特徴とする有害生物の抑制の方法。 13.有害生物の抑制のための請求の範囲第1〜3項に記載の式(I) の化合物の利用。 14.請求の範囲第1〜3項に記載の式(I)の化合物を伸展剤及び/又は界面 活性剤と混合することを特徴とする有害生物防除剤の調製法。
JP9506046A 1995-10-18 1996-10-07 フルオロメトキシアクリル酸誘導体及び有害生物抑制剤としてのその利用 Ceased JPH11514335A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19538790 1995-10-18
DE19538790.2 1996-03-25
DE19611653A DE19611653A1 (de) 1995-10-18 1996-03-25 Fluormethoxyacrylsäurederivate
DE19611653.8 1996-03-25
PCT/EP1996/004344 WO1997014687A1 (de) 1995-10-18 1996-10-07 Fluormethoxyacrylsäurederivate und ihre verwendung als schädlingsbekämpfungsmittel

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11514335A true JPH11514335A (ja) 1999-12-07

Family

ID=26019580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9506046A Ceased JPH11514335A (ja) 1995-10-18 1996-10-07 フルオロメトキシアクリル酸誘導体及び有害生物抑制剤としてのその利用

Country Status (10)

Country Link
US (2) US6031107A (ja)
EP (1) EP0863886B1 (ja)
JP (1) JPH11514335A (ja)
CN (1) CN1070189C (ja)
AU (1) AU7286396A (ja)
CZ (1) CZ118998A3 (ja)
HU (1) HUP9900736A2 (ja)
PL (1) PL326200A1 (ja)
SK (1) SK49498A3 (ja)
WO (1) WO1997014687A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19723195A1 (de) 1997-06-03 1998-12-10 Bayer Ag Fluormethoximinoverbindungen
DE10014607A1 (de) 2000-03-24 2001-09-27 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von unsymmetrischen 4,6-Bis(aryloxy pyrimidin-Derivaten

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0391451A1 (en) 1986-04-17 1990-10-10 Imperial Chemical Industries Plc Fungicides
GB9320744D0 (en) * 1992-11-04 1993-12-01 Zeneca Ltd Oxa and thiadiazole derivatives
ZW8594A1 (en) 1993-08-11 1994-10-12 Bayer Ag Substituted azadioxacycbalkenes
DE4424788A1 (de) * 1993-12-22 1995-06-29 Bayer Ag Arylessigsäurederivate
WO1997020809A1 (en) * 1995-12-07 1997-06-12 Novartis Ag Pesticides

Also Published As

Publication number Publication date
PL326200A1 (en) 1998-08-31
US6337401B1 (en) 2002-01-08
WO1997014687A1 (de) 1997-04-24
CN1070189C (zh) 2001-08-29
CN1200116A (zh) 1998-11-25
AU7286396A (en) 1997-05-07
CZ118998A3 (cs) 1998-10-14
SK49498A3 (en) 1998-09-09
EP0863886B1 (de) 2002-01-09
EP0863886A1 (de) 1998-09-16
HUP9900736A2 (hu) 1999-06-28
US6031107A (en) 2000-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3262277B2 (ja) ハロゲノピリミジン類およびそれらの有害生物防除剤としての使用
JP3887784B2 (ja) 置換アザジオキサシクロアルケン及びその殺菌・殺カビ剤としての使用
JP5148526B2 (ja) 殺菌・殺カビ効果を示す置換アミノサリチル酸アミドを製造するための原料化合物
JP2001504107A (ja) 有害生物防除剤としてのハロゲンピリミジニルアリール(チオ)エーテル
JPH11500713A (ja) アルコキシイミノ酢酸アミド
JPH11505814A (ja) ピリジル−チアゾールおよび微生物による感染に対して植物を保護するためのそれらの使用
JP2001504095A (ja) アミド誘導体および有害生物防除剤としてのそれらの使用
JPH09505315A (ja) 3−メトキシ−2−フエニル−アクリル酸メチル
RU2258066C2 (ru) Замещенные азадиоксоциклоалкены, способы их получения, промежуточные продукты, фунгицидные средства и способ их получения, способ борьбы с нежелательными грибами
JPH11514335A (ja) フルオロメトキシアクリル酸誘導体及び有害生物抑制剤としてのその利用
JPH11509218A (ja) オキシムエーテル及びアクリル酸誘導体並びにその殺菌・殺カビ剤としての使用
JPH10512868A (ja) 置換アリールアザジオキサシクロアルケン殺菌・殺カビ剤
JPH11500717A (ja) 殺菌・殺カビ性アザ−ヘテロシクロアルケン類
JPH11507930A (ja) カルボン酸アミド誘導体およびそれの有害生物防除剤としての使用
JP2001502677A (ja) オキシム誘導体及び殺菌・殺カビ剤としてのそれらの使用
JP2000502075A (ja) ジアリールアセチレンケトン
JPH11513674A (ja) イミノ酢酸アミド及び有害生物抑制剤としてのその利用
EP0846104B1 (de) Alkoxyacrylsäurethiolester als fungizide
KR19990063913A (ko) 플루오로메톡시아크릴산 유도체 및 해충 구제제로서의 그의 용도
JPH11503134A (ja) ヒドラゾノ酢酸アミド及びその有害生物防除剤としての使用
JPH11500716A (ja) 置換複素環式化合物および殺菌・殺カビ剤としてのその使用
JPH09508132A (ja) ヒドロキサム酸、その製造方法及びその殺菌・殺カビ剤としての使用
JP2002513792A (ja) メトキシイミノメチルオキサチアジン類
JPH09508634A (ja) 置換されたオキサアザシクロアルケン類中間体及び殺菌・殺カビ剤としての使用
JPH08510217A (ja) 有害生物防除剤、特に殺菌・殺カビ剤として使用される3−メトキシ−2−フェニル−アクリル酸エステル

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070515

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20071003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071113