JPH11510870A - スライド壁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 スライド壁が、水平に配置されるガイドレール（１）に支承されて移動可能なスライド壁要素（２、４）を有している。スライド壁要素（２、４）の格納位置から閉鎖位置への経路を規定しているガイドレール（１）は、閉鎖したい部屋空間の領域で９０°の円弧部（２１）を回って閉鎖されるスライド壁の同列線に案内されている。閉鎖運動の方向で最後のスライド壁要素（２）が支持・案内部材（５、６）に支承されており、少なくとも閉鎖運動の方向で後ろ側の支持・案内部材（６）がスライド壁要素（２）に支承されていて、スライド壁要素（２）に沿って移動可能である。この後ろ側の支持・案内部材（６）は、さらに固有の駆動ユニットを有しており、そうすることによって閉鎖過程で最後のスライド壁要素（２）が自動的にその他のスライド壁要素（４）と同列をなす閉鎖位置に可動である。最後のスライド壁要素（２）と閉鎖ストッパ（１６）との間には、追加のフラップで閉じなければならないような透き間が残っていない。

Description

【発明の詳細な説明】 スライド壁 本発明は、少なくとも１つの水平に定置されるガイドレールに支持・案内部材 を介して支承された少なくとも２つの移動可能なスライド壁要素を有している、 請求項１の上位概念部に記載した形式のスライド壁に関する。 このようなスライド壁は極めて多様な目的に使用できる。その場合に、ガイド レールの領域に循環する連行チェーンが設けられていてよく、駆動装置のスイッ チを入れると、この連行チェーンによって個々のスライド壁要素が１つの方向ま たは別の方向に連行される。用途に応じて、個々のスライド壁要素は、たとえば 木や金属からなる閉じたパネル、たとえばガラスからなる光を透過するプレート からなっていてよい。このようなスライド壁によって、大きい部屋を分割可能に 形成できる。ショッピングセンターやアーケードで店舗をスライド壁によって通 路区域から遮断することも可能である。たとえば後者の場合、スライド壁は営業 開始もしくは営業終了のために１日に２回または４回操作される。スライド壁を 開けたときは、スライド壁要素はたいていその都度、それらの面が互いに平行に なるように立って、いわゆる駅に格納される。スライ ド壁を閉じるときは、スライド壁要素は、たとえば２つの壁の間にある部屋空間 を遮断するように閉鎖位置に移動可能である。その際、部屋の天井と床に各々１ つのガイドレールが設けられていてよい。 ドイツ連邦共和国特許第４４２４６６０Ｃ１号明細書は、個々の要素の移動を 案内する既存のガイドレールの前に、天井領域にもう１つのレールシステムを設 ける水平スライド壁を開示している。このレールシステムでは、識別システムを 備えた切り替え可能なクラッチ装置が走行し、対応するインディケータを有する 個々の要素を検知して、９０°旋回した格納位置に入れる。装置全体は、変向ロ ーラを介してエンドレスベルトを駆動する電動機によって駆動される。この識別 システムは記憶装置プログラム可能な制御装置と組み合わせて、学習走行を実施 した後に個々の要素を検知して、所望の格納位置もしくは隔壁の閉鎖位置に入れ るように制御される。たとえば寒い季節に正面領域全体を開けないように、部分 開放のみ実現することも可能である。切り替え可能なクラッチ装置は電磁石から なり、電機子にはスライダが取り付けられている。スライダはその突き出した領 域でフォーク状に形成されていて、走行車とその下にある要素との間の結合ピン を把捉し、それによって選択したプログラムに応じて要素全体をガイドレール内 部で移動させる。クラッチ装置と識別システムは、スライド接点または随走ケー ブルを介して相応の信号と必要な電圧が供給される。この場合、識別システムは センサ、たとえば近接スイッチもしくは光学系であってよい。相応のリード接点 を有する磁石またはスイッチも使用できる。 ドイツ連邦共和国特許第３１４８４６４Ｃ２号明細書には、可動に懸架された 隔壁を移動させる装置が記載されている。種々の隔壁のために、たとえばこれら を部屋の角隅に格納するために、十字形、Ｔ字形またはＹ字形もしくはアーチ状 に形成されたガイドレールが存在している。 ドイツ連邦共和国実用新案第７２４７４７９Ｕ１号明細書は、鋭角の分岐を開 示している。２つの支持装置の一方はこの分岐に進入し、壁要素の第２の支持装 置はさらに直線ガイドレール内を移動する。 このような分岐はドイツ連邦共和国特許公開公報第２１０８５９３Ａ１号明細 書にも記載されている。 スライド壁要素が駅から閉鎖位置までに通過しなければならない経路を規定す るガイドレールはほとんど常に、閉鎖したい部屋空間の領域で円弧部を通り９０ °回って案内されて、スライド壁要素の格納位置から閉鎖位置への内方旋回を可 能にする。ガイドレールのこの円弧部のために、閉鎖運動の方向で最後のスライ ド壁要素は、その他のスライド壁要素と同列の最終位置に完全に内方旋回するま で部屋空間内に進入しなければならないという問題が生じる。この理由で、最後 のスライド壁要素がスライド壁閉鎖位置にあっても、上記のガイドレールの円弧 部の領域には開いた透き間が残っている。この透き間を閉じるために、従来公知 のスライド壁では極めて種々の装置が用いられてきた。最も慣用なのは、この領 域にドア状に閉鎖旋回する閉鎖フラップを設けることである。しかし、これは外 観上好ましくなく、あらゆる観点で応急的な解決策にすぎない。それゆえ、最後 のスライド壁要素に対して、このスライド壁要素だけを閉鎖位置に案内する、そ れぞれ１つの固有の追加ガイドレールを設けることが提案された。このガイドレ ールはこの領域で終わっており、スライド壁列には円弧部を回って案内されてい ない。この解決は幾つかの技術的問題を伴い、そのためにコストがかかるが、満 足できるものではない。 それゆえ、本発明の課題は、部屋空間内に移動させたい最後のスライド壁要素 の領域で完全な閉鎖を可能にするスライド壁を提供することである。 本発明のスライド壁は請求項１の特徴部に記載された特徴に従う。本発明のそ の他の構成が請求項２以下に記載されている。 フラップやドアなどの独立の閉鎖部材を用いずにスライド壁を正面で閉じるた めに、本発明によりガイドレールの特別の配置構成および最後の閉じたいスライ ド壁要素の特殊な結合が提案される。 建物の天井の下に固定されたガイドレールの配置構 成は、上記の公知技術におけるのとは異なり、格納領域または駅領域でＵ字形に 延長されているのではなく、ガイドレールは閉鎖位置の延長上で円弧部で延ばさ れ、それに続いて他のスライド壁要素の格納方向に延びている直線部を有してい る。この円弧部と折れ曲がった部分には、１つのスライド壁要素、すなわち最初 に格納位置に進入するスライド壁要素だけが入る。他のすべてのスライド壁要素 は、それらの懸架の１つによって分岐を通って駅に進入する。個々のスライド壁 要素の移動は人手もしくは電動力によって行うことができる。しかしながら、以 下の考察では電動力を用いた構成についてのみ詳述する。なぜならば、この構成 は操作者にとってより簡便だからである。 電動力で駆動される構成では、各々のスライド壁要素は独立の電動機を備えて いる。本発明により、最後の閉鎖部材はもう１つの駆動モータを備えている。し たがって両支持・案内部材に駆動モータが存在している。一方の支持・案内部材 はスライド壁要素と回転可能に結合しているだけであるが、第２の支持・案内部 材はさらにスライド壁要素の内部でこのスライド壁要素の長手方向に走行車によ って移動可能である。 さて、スライド壁を閉じるべきときは、建物壁に最も近く格納されたスライド 壁要素を最後に格納位置から出す。移動不可能な支持・案内部材に取り付けた電 動機の駆動により、スライド壁要素は駅の格納位置か ら、追加の円弧部を通って繰り出されて（引き出されて）、正面のガイドレール に達する。電動機に対する制御によって付勢される特定の位置から後は、第２の 電動機も給電される。そうすることによって、スライド壁要素の端部は追加的に 移動し、このスライド壁要素の前縁部がすでに同列に並んでいる他のスライド壁 要素を押し付けることによって旋回する。しかし同時に、スライド壁要素内にあ る走行車では第２の駆動ユニットが第２の電動機にフランジ止めされているが、 この走行車が運動学に基づいて第１の支持・案内部材に向かって移動する。その 結果として、ガイドレールの円弧部を通ってスライド壁要素の端部が正面に押し 付けられ、それによって正面を閉じる。 本発明の思想の実施例において、このスライド壁要素が、他のスライド壁要素 と同様に、１つの電動機のみ装備していることも可能である。この電動機は支持 ・案内部材に取り付けられている。支持・案内部材は、スライド壁要素内または その側部に存在する走行車と協働する。すなわち、このスライド壁要素は壁を開 くときは駅内に引き入れられ、壁を閉じるときは駅から押し出される。このこと は、走行車に少なくとも１つのばね部材が存在する場合のみ可能である。スライ ド壁要素が閉鎖位置に移動すると、スライド壁要素の前縁部がすでに閉鎖位置に あるスライド壁要素に当たる位置の後で、電動機はばね部材の力を克服し、スラ イド壁要素を閉鎖位置に入れるであろう。このことは支持・案内部材の移動可能 性に基づいて、スライド壁要素が停止しているときでも可能である。移動可能性 は電動機によるほかに、連動桿や人手によっても可能である。 以下に、本発明の実施例を図面に基づき詳しく説明する。図１は、開いたスラ イド壁の格納されたスライド壁要素を示しており、図２は、最後のスライド壁部 材の閉鎖位置への内方旋回を示しており、図３は、スライド壁要素の駆動ユニッ トを示しており、図４は、スライド壁要素の懸架と結合を示しており、図５は、 ガイドレールの経路を示している。 それ自体は公知のように、この例では、図１に従ってスライド壁が開いている ときは計９個のスライド壁要素２、４が駅に格納されている。その際に、駅領域 で２分されているガイドレール１の端部に配置されたスライド壁要素２は、本発 明にとって本質的である。なぜならば、これはスライド壁の閉鎖位置に達するそ の都度最後のスライド壁要素２だからである。たとえば２つの部屋壁（そのうち １つの部屋壁３のみ見える）の間にある閉鎖したい部屋空間の領域で、ガイドレ ール１は正面の端部で円弧部２１を通って９０°回って案内されて、次にほぼ平 行な配置２２で部屋壁３に向かってさらに進む。これにより、スライド壁要素２ は閉鎖位置に内方旋回することが可能である。 図５に、ガイドレールの全経路が見える。スライド壁要素４をすべて駅内に移 動させるために、直線の、または湾曲したガイドレール１からの分岐１７が存在 している。この分岐１７には、駅進入部１８およびそれに続く円弧部１９と直線 ガイドレール２０が接続している。 ここで付言すると、スライド壁要素２、４は天井３におけるガイドのほかに、 床でも案内されていてよい。しかしながら、天井側のガイドレール１はよりコス トがかかる。なぜならば、スライド壁要素２、４がこの天井側のガイドレール１ に懸架されており、電動力で移動可能な部材の場合はここに駆動装置も存在する からである。 スライド壁部材４は少なくとも２つの支持・案内部材５に懸架されている。そ の際、少なくとも１つの支持・案内部材に駆動ユニットが存在している。スライ ド壁要素２は、支持・案内部材５のほかに、もう１つの支持・案内部材６を有し ている。支持・案内部材５には、スライド壁要素２、４を公知の仕方で部屋空間 に送るための、図示されていない駆動ユニットがある。閉鎖方向で後側の支持・ 案内部材６は、第２の追加の駆動ユニットを有している。すなわち、スライド壁 要素２は常に２つの駆動ユニットを備えている。 この例ではガイドレール１は実質的にＣ字形であり、天井固定具２８を介して 天井に固定されている。天 井にはスライド壁要素２の上端部が、少なくとも１つの支持ローラ７とガイドロ ーラ２３を有するそれぞれの支持・案内部材５、６によって支承されている。駆 動ユニットの駆動は好ましくは直流モータとして形成された電動機によって行わ れる。その駆動軸には、ガイドレール１に定置された歯付きベルト９と係合する ようにされた駆動ピニオン８が設けられている。歯付きベルト９はガイドレール の全長にわたって延びている。それゆえ、駆動ピニオン８が回転することによっ て、支持・案内部材５、６がガイドレール１、１７、１８、１９、２０、２１、 ２２に沿って移動可能である。駆動モータの給電および操作は、ガイドレールに 対して平行に延びている導電レール（図示せず）を介して集電装置によって行わ れる。 特に第２の支持・案内部材６は、ガイドレール１に沿って可動なだけでなく、 さらに、たとえ限られた範囲であっても、閉鎖プロフィル２６の内部にある案内 溝１０によってスライド壁要素２の上縁部に沿って可動に形成されている。この ために、支持・案内部材６は、案内溝１０内を移動可能な少なくとも１つのロー ラ１１を備えている。この例では、計８個のローラ１１が設けられている。この 際に、案内溝１０はスライド壁要素２が懸架して支承されているように形成され ている。この目的のために、案内溝１０は長手方向に延びている２つの凹部１２ を有しており、これらの凹 部１２内でローラ１１が移動可能である。ローラ１１の走行車１３は、ボルト１ ４に回転可能に支承されているように形成されている。ボルト１４それ自体は支 持・案内部材６の一部とカウンターナット２５を介して結合している。支持・案 内部材６は、ガイドレール１、２１、２２と係合するようにされたローラ７を有 している。 スライド壁を閉じるときは、個々のスライド壁要素４は順次閉鎖位置に移動さ せられる。図２に見えるように、最後のスライド壁要素２が閉鎖したい部屋空間 の領域に、つまりそこにあるガイドレール１の円弧部２１の領域に達すると、次 のことが起こる。すなわち、閉鎖方向で第１の支持・案内部材５がガイドレール 円弧部２１を通過して、スライド壁の閉鎖位置を限定しているガイドレール１の 直線上にあるとき、それまで後からついてきた第２の支持・案内部材６が円弧部 の始点に入る。このとき、ピニオン８を駆動する働きをする支持・案内部材６の 電動機は、スライド壁要素２が後ろから閉鎖方向に移動するように電気的制御に よって操作される。この際に、スライド壁要素２は先行のスライド壁要素４に前 縁部で接しているか、もしくは第１の支持・案内部材５の相応の操作によって制 動される。円弧部２１に沿ってガイドレール２２から出て、次にガイドレール１ 内を前進する第２の支持・案内部材６は、このとき案内溝１０の内部でもスライ ド壁要素２の上縁部で前方に移動して、支持・案内部材６とスライド壁要素２の 後縁部との間隔が拡大する。こうすることによって、この後縁部１５は、矢印に よって示されているように、部屋壁３に固定された閉鎖ストッパ１６に接するま で大きく旋回する。このとき、閉鎖過程において最後に到着するスライド壁要素 ２はその他のスライド壁要素４と同列をなす最終位置に完全に内方旋回している 。閉鎖ストッパ１６の領域には、フラップやその他の補助手段で閉じなければな らないような開いている透き間はもはやない。それゆえ、スライド壁の側方閉鎖 は、スライド壁が開いているときも閉じているときも、外観上非常に好ましい。 さらに、閉鎖ストッパ１６の領域に鎖錠ボルトを設けることが簡単にできるので 、提案されたスライド壁は安全技術上の利点も提供する。しかしまた、スライド 壁の鎖錠を、好ましくは電気的に解除可能な支持・案内部材６のロックによって 保証することも可能である。 スライド壁が、支持・案内部材６だけでなく、その他のスライド壁要素４の少 なくとも閉鎖方向でその都度後ろ側の支持・案内部材が、それぞれのスライド壁 要素の上縁部に沿って移動可能に形成されていることが好ましい。こうすること によって、特に図１に従う駅領域では、スライド壁要素を動かす際に、またコン パクトに格納する際に利点が達成される。その他の点 では、いわゆる駅は、閉鎖したい部屋空間の領域にあってよく、スライド壁が開 いているときはスライド壁要素２、４が部屋壁の１つに対して平行に並んでいる か、あるいはまた角隅の後ろに離れて、さらには固有の空間内に配置されている 。上述の支持・案内部材の天井側のガイドレールに準じて、床領域にもガイドが 設けられていてよいことは自明である。さらに、スライド壁を個々の点では、上 述した有利な実施例とは別様に設計することも本発明の範囲に含まれる。 上述したスライド壁部材２、４は、極めて種々の材料から製造できる。しかし ながら、まさに店舗の正面では閉鎖プロフィル２６はガラス板２７を備えている 。 符号の説明 １ ガイドレール ２ スライド壁要素 ３ 部屋壁 ４ スライド壁要素 ５ 支持・案内部材 ６ 支持・案内部材 ７ 支持ローラ ８ 駆動ピニオン ９ 歯付きベルト １０ 案内溝 １１ ローラ １２ 凹部 １３ 走行車 １４ ボルト １５ 後縁部 １６ 閉鎖ストッパ １７ 分岐 １８ 駅進入部 １９ 円弧部 ２０ ガイドレール ２１ 円弧部 ２２ ガイドレール ２３ 案内ローラ ２４ 懸架 ２５ カウンターナット ２６ 閉鎖プロフィル ２７ ガラス板 ２８ 天井固定部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．スライド壁であって、水平に定置される少なくとも１つのガイドレール（ １）に支持・案内部材（５、６）を介して支承された少なくとも２つの移動可能 なスライド壁要素（２、４）を有している形式のものにおいて、少なくともスラ イド壁の閉鎖運動の方向で最後の壁要素（２）が支持・案内部材（５、６）に支 承されており、少なくとも閉鎖運動の方向で後ろ側の支持・案内部材（６）がス ライド壁要素（２）に支承されていて、前記スライド壁要素（２）の方向で移動 可能であるようになっており、前記ガイドレール（１）が、端部領域で接続して いる円弧部（２１）と、これに接続しているガイドレール（２２）とを備えてい ることを特徴とするスライド壁。 ２．最後のスライド壁要素（２）の閉鎖運動の方向で後ろ側の支持・案内部材 （６）が固有の駆動ユニットを有しており、そうすることによって閉鎖過程で前 記最後のスライド壁要素（２）がその他のスライド壁要素（４）と同列の閉鎖位 置に自動的に可動である、請求項１記載のスライド壁。 ３．支持・案内部材（６）が、スライド壁要素（２）に配置された案内溝（１ ０）内で移動可能に支承されている、請求項１または２記載のスライド壁。 ４．支持・案内部材（６）が案内溝（１０）内で可 動な、少なくとも１つのローラ（１１）を備えた走行車（１３）を少なくとも１ つ有している、請求項１から３までのいずれか１項記載のスライド壁。 ５．前記走行車（１３）が少なくとも１つのばね部材を備えており、スライド 壁要素（２）を閉めるときは前記ばね部材の力が人手または駆動ユニットによっ て克服される、請求項４記載のスライド壁。 ６．スライド壁要素（２）が案内溝（１０）内に突き出している支持・案内部 材（６）のローラ（１１）に吊るされて支承されるように、スライド壁要素（２ ）の案内溝（１０）が形成されている、請求項４記載のスライド壁。 ７．スライド壁要素（２）がガイドレール（１）に対して旋回可能であるよう に、支持・案内部材（６）が回転可能に形成されている、請求項１記載のスライ ド壁。 ８．支持・案内部材（５）が駆動ユニットを備えている、請求項１記載のスラ イド壁。 ９．前記駆動ユニットが電動機を有しており、該電動機の駆動軸が、ガイドレ ール（１、２１、２２）に沿って、またはガイドレール（１、２１、２２）に対 してほぼ平行に配置された作用面または作用プロフィルと作用結合して、支持・ 案内部材（５、６）もしくはスライド壁要素（２、４）を前記ガイドレールに沿 って移動可能にする手段を備えている、請求項２また は７記載のスライド壁。 10．前記電動機の駆動軸に駆動ピニオン（８）が一緒に回転するように配置さ れており、該駆動ピニオン（８）が歯付きプロフィル（９）と係合するようにさ れており、該歯付きプロフィル（９）が、ガイドレール（１）の長手方向に延び た相応の凹部に配置された歯付きベルトからなる、請求項７または８記載のスラ イド壁。 11．導電レール、集電装置、給電および運転フローチャートによって監視する 制御装置が存在する、請求項１から１０までのいずれか１項記載のスライド壁。