JPH0759859B2 - スライドパネルの安定開閉装置 - Google Patents

スライドパネルの安定開閉装置

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JPH0759859B2
JPH0759859B2 JP1225052A JP22505289A JPH0759859B2 JP H0759859 B2 JPH0759859 B2 JP H0759859B2 JP 1225052 A JP1225052 A JP 1225052A JP 22505289 A JP22505289 A JP 22505289A JP H0759859 B2 JPH0759859 B2 JP H0759859B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建物内外を仕切る開閉自在な折畳み扉、雨
戸、引戸或いは屋外に設置され雨水を受けることのある
門扉等に用いられるスライドパネルの安定開閉装置に関
する。
[従来の技術] この種スライドパネルを自動的に開閉するものとして、
本出願人は特開平1−116183号を提案済である。
この出願によれば、モーターにより正逆方向回転自在と
したゴム製円形一方の駆動ローラーと、これと対をなし
て配置された同じくゴム製円形他方の回転ローラーとを
備え、これらローラー間に、例えばアルミニウム合金製
のスライドパネルにおける框を挟圧状に保持せしめ、モ
ーターの回転による送り出し、引き寄せによってスライ
ドパネルを自動開閉させるようにした開閉装置を用いる
ものとしてある。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この開閉装置によると、ゴム製であるが故に本
来充分な摩擦抵抗を有するにも拘らず、モーター側の駆
動ローラーが時に空転して、スライドパネルの開閉を行
うことができなかったり、開閉のスムーズさが得られな
い場合が生じ、このため挟圧状にスライドパネルを保持
するこれらローラーの位置関係を近接或いは離隔等様々
に変位せしめてみたが、その改善を行えないという結果
に終った。
殊に、大型の引戸や門扉或いは多数のスライドパネルを
連結した折畳み戸等、荷重が重いスライドパネルに適用
した際には、上記傾向がより顕著であり、この種開閉装
置を実用化する上で、早急に解決すべき課題とされた。
本発明は、このような従来の開閉装置の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、設置条件の
如何に拘らず常にスムーズな開閉を行うことができるス
ライドパネルの安定開閉装置を提案するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的に添い鋭意検討した結果、駆動ローラーに空転
が生じるのは、例えばスライドパネルに結露が見られる
とき、スライドパネルに雨水が掛ったとき或いは高湿の
雰囲気中に置かれたとき等、スライドパネルの挟圧状保
持面に水分が付着存在した場合に集中しており、結果、
それ自体優れた摩擦抵抗を有するにも係らずゴム製の駆
動ローラーによっては、アルミニウム合金製、鋼製或い
は合成樹脂製等各種材料によるスライドパネルに対し
て、これらに水分が付着する可能性が存在する限り、充
分な開閉負荷を伝達し得ないという事実を見い出した。
本発明はかかる知見に基づいてなされたもので、殊に水
分の付着が避け難いことを前提に、スライドパネルの内
側において駆動ローラーを合成樹脂製とするとともに歯
車状に構成し、これをスライドパネルの内壁面幅方向に
設けた同じく合成樹脂製としたラック状の送りプレート
部と歯合させる構成を含むとともに必要に応じてこの歯
合を外し得るようにしたものであって、即ち本発明は,
スライドパネルの内側に位置し周側全面に同一微小ピッ
チにして低歯状多数の合成樹脂製凹凸部を備えモーター
により正逆方向回転自在とした歯車状の駆動ローラー
と,該駆動ローラーと対をなしてスライドパネルの外側
に位置した回転ローラーと,上記駆動ローラーが対接す
るスライドパネルの内壁面幅方向に連続して設けて該駆
動ローラーと歯合する合成樹脂製にしてラック状の送り
プレート部と,上記駆動ローラーと回転ローラーの少く
とも一方に設けたスライドパネル側への付勢手段とを備
えてなることを特徴とするスライドパネル安定開閉装置
(請求項1)及び,請求項1のスライドパネルが重畳状
の折畳み扉を構成し,駆動ローラー及び回転ローラーを
該折畳み扉の戸袋近傍における上部ガイドレールに固定
してなることを特徴とするスライドパネルの安定開閉装
置(請求項2)に係り且つこれらをそれぞれ発明の要旨
として上記課題解決の手段としたものである。
[作用] 本発明にあっては、歯車状の駆動ローラーがモーター駆
動して、これがスライドパネルの送りプレート部と歯合
することによってスライドパネルの開成閉成両方向への
送りを行い、従って、結露が発生し、雨水が掛る等によ
る水分の付着がスライドパネルに見られてもその影響を
確実に防止する。
また、本発明にあっては、進行方向に人や物の障害が存
在し、これによりスライドパネルの進行が妨げられる
と、駆動ローラー、円形回転ローラーの少くとも一方を
付勢し且つ合成樹脂製とした、駆動ローラーの微小ピッ
チ、低歯状凹凸部の形成等により、凹凸部同士が蹴り合
いを生じ、この場合に限ってのみ駆動ローラーは容易に
空転を起すことになるため、上記進行障害をスライドパ
ネルが過度に押圧したりすることを回避して、本発明は
同時に安全装置としての作用を果す。
[実施例] 以下実施例を示す図面に従って本発明を更に具体的に説
明すれば、1は張出し状デッキ上に設置されたフルオー
プンタイプのアルミニウム合金製サンルームであり、こ
のサンルーム1は、支柱3に支持され建物外壁に固定さ
れた屋根4と、この屋根4内側にU字状に設けられた水
平の上部ガイドレール29、下部ガイドレール32間に装着
された両開き用にしてそれぞれ折畳み扉の一態様として
重畳状に折畳み自在とした折畳み扉7とを備えてなる。
折畳み扉7は、多数のスライドパネル8…を分離折畳み
自在に連結して構成してある。本例にあって、この連結
は上下可動連結体13による隣接スライドパネル8,8同士
の連結と、これを補助する縦框16の係合連結とによりな
されてなる。
即ち、各スライドパネル8において、上框9及び下框10
にはその室内側全長に亘って夫々蟻溝状としたガイド条
11を設けてあり、このガイド条11には、端部キャップ12
で閉塞した拡大切欠き部から、ブロツク状樹脂製のスラ
イダー14を嵌入装着せしめて、幅方向にスライド移動自
在とする一方、このスライダー14と隣接スライドパネル
8の縦框16室内側間には所定長さのワイヤー15を介装固
定して可動連結体13による連結をしてあり、各スライド
パネル8は、ワイヤー15長さを充分に確保することによ
って、連結したまま完全に重ねた状態に重畳状折畳みを
なし得るものとされてなる。
また、左右の縦框16,16には夫々同形にして夫々断面湾
曲凹凸状とした係合部17を長手方向全長に設けてあり、
上記ワイヤー15が伸張したとき、直列状に隣接したスラ
イドパネル8の縦框16,16が相互に内外方向から嵌り合
うように係合連結せしめるものとしてあり、これによ
り、折畳み扉7に対する引張り力が各スライドパネル8
に安定して伝達されるようにする一方、折畳み時に縦框
16の係合連結が容易に解除されるようにしてある。
18,19は上吊用とした走行戸車であり、この走行戸車18,
19は各スライドパネル8の上記縦框16,16上端に所定の
間隔を置いて各一対固定されてなる。各走行戸車18,19
は、スライドパネル8の前後中心線上に設けられた支軸
20に対して回転自在に横向き垂直に固定せしめてあり、
これにより、各走行戸車18,19を内外に偏位せしめ得る
とともに任意の首振りを可能としてある。また、21,22
は、縦框16,16下端に上記走行戸車18,19と同位置になる
よう固定した各一対の垂直ローラーである。
ところで、上記各スライドパネル8はその上框9室内側
面のガイド条11下方にこれと平行にしてその全長に亘る
ラック状の送りプレート部23を備えてなる。
本例にあって、各スライドパネル8の上框9を含むフレ
ームはいずれもアルミニウム合金製としてあるので、上
記ラック状の送りプレート部23はこれを別体の、硬質ナ
イロン樹脂(6ナイロン)により合成樹脂一体に構成し
たプレート部材25を用い、これを付設したものとしてあ
る。
即ち、スライドパネル8の上框9には室内側に開口した
長手方向全長のC字状とした嵌挿溝24を開設せしめてあ
り、この嵌挿溝24内に倒T字状の断面を有する長尺のプ
レート材25を框組みに先立って端面から嵌入固定してな
る。
長尺のプレート材25は、室内側露出面の高さを13mm程
度、最大厚さを4mm程度とした板状一体に成型してあ
り、上記露出面には、前後に1mmの高低差の低歯状とし
た山部27と谷部28とを交互に横方向2mm幅間隔の微小ピ
ッチで配設してなる長手方向全長に亘る上下方向に向け
た凹凸部26を刻設せしめたものとしてなる。
このとき谷部28はその底部を0.5mm半径とした略V字状
溝条とされ、また山部27における垂直面両端も同様に0.
5mm半径の湾曲状となるようにしてある。
このように構成された各スライドパネルは、折畳み扉7
として上部、下部のガイドレール29,32に上吊装着され
る一方、モーター45の駆動によって電動的に戸袋部36へ
の収納又は戸袋部36からの引出しを行わしめてサンルー
ム1の3面における全面の開閉をなし得るようにされて
いる。
この電動駆動には、減速機つきのモーター45が用いられ
る一方、このモーター45とともに上部ガイドレール29の
戸袋部36近傍に配設固定したケース46に軸支して納めら
れた室内側の駆動ローラー37と、同じく軸支して自由回
転するようにしたケース48に収納された室外側の円形回
転ローラー47とを用いるものとしてある。
駆動ローラー37は上記モーター45によって正逆方向に回
転自在とされて表面合成樹脂製の歯車状に構成せしめて
ある。
本例にあってこの駆動ローラー37は直径10cmのアルミニ
ウム合金により鋳造した2cm厚の円盤状基板38の外周
に、耐摩耗性と耐候性に優れた硬度70°のウレタン樹脂
を7mm厚に被覆一体化したものとしてある。
円盤状基板38は、中央に軸固定孔39を有する一方、45°
の等間隔に、外周方向に開口するとともに基板前後方向
(設置状態では上下方向)に貫通した貫通孔41を開設し
てなる喰い込み孔40を設けてあり、金型内で基板38に対
してウレタン樹脂を流し込み、各喰い込み孔40にこれを
至らしめて、硬化後の抜け止めをするように固定せしめ
て上記被覆一体化をしたものとしてなる。
一方、この流し込み成型時に駆動ローラー37の周側全面
のウレタン樹脂表面には、同じく1mmの高低差により低
歯状とされ、外周方向に2mm幅の等間隔により同一の微
小ピッチとされた、山部43と谷部44とよりなる上下方向
に向けた凹凸部42を設けてある。
なお、この駆動ローラー37側の凹凸部42における谷部44
は上記湾曲底部のないV字状とされる一方、山部43端縁
も殊更に湾曲化の措置を施すことなく鈍角状に構成せし
めてある。
更に駆動ローラー37は、付勢手段によってスライドパネ
ル8側、即ち室外側に付勢せしめてある。付勢手段及び
これと関連する構造は図示を省略したが、例えば出願人
の特開平1−116183号の如くに、ケース46を上部ガイド
レール29に対して蝶番固定せしめる一方、このケース46
上面を、上方に設置した固定フレームのスプリングによ
って押圧状とし、且つこの固定フレームに串持ち状に保
持せしめるようにしてある。これにより駆動ローラー37
が僅かに首振りして変位し得るようにしている。なお、
駆動ローラー37はこの付勢手段を設けたことによって、
モーター45に対して変位しても回転を継続するようにモ
ーター軸との間を、同じく図示を省略したユニバーサル
ジョイントを用いて連結せしめるものとしてある。
回転ローラー47も同様に円盤状基板にウレタン樹脂を被
覆一体化したものとされるが、その周側は平滑円形のも
のとして構成してある。
この駆動ローラー37と円形回転ローラー47とはスライド
パネル8の上框9を前後において挟み込むように位置を
調整して配設するものとしてあり、このとき、駆動ロー
ラー37がスライドパネル8のラック状送りプレート部23
に歯合して、駆動ローラー37の外方付勢下において、各
スライドパネル8を開閉せしめるようにしてある。
本例にあってもスライドパネル8の進行が妨げられる
と、上記作用欄に示したように駆動ローラー37が空転を
行い安全装置としての作用を果すが、このときラック状
送りプレート部23には上記のとおり湾曲部を設けたの
で、歯合が確実に得られるとともに凹凸部26,42間の蹴
り合いを容易化している。
なお、本例にあって戸袋部36は上部ガイドレール29、下
部ガイドレール32を夫々延設したものとして構成してあ
り、上部ガイドレール29にあっては内側、外側の各突出
レール30,31を、下部ガイドレール32にあっては溝レー
ル33の内側、外側の各側壁34,35を、夫々1/4円弧の湾曲
部を介して直交方向に離隔分岐する一方、離隔側、即ち
外側レール31、外側側壁35の曲率半径を、分岐側、即ち
内側レール30、内側側壁34の曲率半径より大きく構成せ
しめて、上記内外に偏位するようにした走行戸車18,19
と、中央線上の垂直ローラー21,22とによる戸袋部36へ
の折畳み収納と引出しをスムーズ化するようにしてあ
る。
図中5はサンルーム1の周辺に配置した手摺、6はサン
ルーム1内の床張り、37は折畳み扉閉成時の出入口用に
設けられた戸袋37室外側の中折れ固定パネルを示す。
図示した例は以上としたが、スライドパネルはこれを単
体幅広のものとして、例えば屋外に設置するスライディ
ング門扉にも用いることができ、また、単体又は複数連
結して屋内における間仕切として本発明を適用すること
ができ、このときパネルの構成は夫々の用途に合わせ
て、ブランクのものや桟組みしたもの等適宜に構成し得
る。
歯車状駆動ローラーは、もとより合成樹脂により一体に
構成することができるが、このとき周側の上下方向凹凸
部はなるべく微小のピッチで低歯状に形成するものと
し、一般にピッチは1〜3mm程度、凹凸深さは0.5〜2mm
程度の範囲内において定めるのがよい。
また凹凸部は上下に連続してこれを設ける他、例えば、
膨出状の突部を複数上下に離隔して設けたりしてもよ
く、ラック状プレート部との歯合を妨げない範囲で各具
体的に設定すればよい。
凹凸部をなす合成樹脂は上記ウレタン樹脂によることが
殊に耐摩耗性を確保する上で好ましいが、スライドパネ
ルの大きさ、荷重等の条件を考慮して、もとよりナイロ
ン、塩化ビニール等他の材料とすることも勿論可能であ
る。
また回転ローラーは円形状とすれば充分であるが、必要
あるときは駆動ローラーと同様に歯車状にしてスライド
パネルの室外側にも送りプレート部を設けることも可能
である。殊にスライドパネルの荷重が重いとき等には有
効であることがある。
駆動ローラー、回転ローラーは所定高さに吊上げて設置
したり、立設されたポール等に固定したりもでき、また
駆動位置を上部ガイドレール近傍に限る必要はない。
上記例にあって、駆動ローラーの空転を得られるように
直接この駆動ローラーを首振り変位し得るようにスライ
ドパネル側に付勢せしめたが、これとともに又はこれに
代えて回転ローラーをスライドパネル側、即ち室内側に
付勢してもよい。
この場合、付勢手段は、回転ローラーの支軸における上
下一方又は双方をリンク装置とし、これをスプリングに
よりガイドレール側に引張り状とすることもできる。
一方、ラック状の送りプレート部凹凸部の構成は駆動ロ
ーラーにおける凹凸部と同様に、これと歯合するように
行えばよいが、このプレート部にあっては、スライドパ
ネル又はその上框、中框、下框等は駆動ローラーの対接
面が合成樹脂であるとき、これらを直接に加工すること
によってスライドパネルと一体に形成してもよい。
また、ラック状の送りプレート部を別体のものとすると
き、そのスライドパネルへの固定に際しては上記嵌挿の
他、接着、嵌着、螺着等各種公知の固定手段を採用する
ことができる。
本発明は以上から判明するように、駆動ローラー、回転
ローラー、送りプレート部及びスライドパネル、ローラ
ー付勢手段の各具体的材質、形状、構造、大きさ、位置
等を上記発明の要旨に反しない限り様々に変更したりす
ることができる。
[発明の効果] 本発明は以上のとおりに構成したので次の効果を有す
る。
即ち、請求第1項及び請求第2項とも前記作用欄に示し
たように駆動ローラーがスライドパネルの送りプレート
部と歯合することによってスライドパネルの送りを行う
ので、スライドパネルの内側に結露が発生したり、また
雨水が掛って水分が付着したりしても駆動ローラーの空
転を確実に防止し、設置条件の如何を問わず安定したス
ムーズな開閉を行うことを可能とする。
また同様に前記したように、合成樹脂の駆動ローラーの
微小ピッチ、低歯状凹凸部の形成、少くとも一方のロー
ラーにおける付勢によって、スライドパネルの進行が妨
げられた場合に限って駆動ローラーが容易に空転を生じ
るから本発明は同時に安全装置となり、この種スライド
パネルの電動開閉に伴う開閉の安定化と安全の確保の双
方を同時的に満足させることができる。
更に本発明にあっては駆動ローラーと送りプレート部の
歯合に際して、山部同士が衝接しても、上記安全装置に
おけると同様に駆動ローラーが僅かに空転してその歯合
を騒音等を発生することなく行うことができるので、構
造上の制約によってスライドパネルの幅方向端部におい
て送りプレート部を設置し得ない場合等にあってもその
歯合を確実に行ってスライドパネルの送りをスムーズに
行うことが可能となる。
また、本発明は、その構造を簡易とし得るから、長期に
亘って故障のないスライドパネルのスムーズな開閉を確
実に行うことができ、実用化上の問題を解消したもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図はフルオープンタイ
プとしたサンルームの一部切欠き斜視図、第2図はスラ
イドパネルの連結状態を示す斜視図、第3図はスライド
パネルと駆動ローラーとの関係を示す切欠斜視図、第4
図は送りプレート部の凹凸部を示す一部拡大平面図、第
5図は駆動ローラーの正面図、第6図はその凹凸部を示
す一部拡大断面図、第7図は同じく駆動ローラーの中央
部横断面図である。 7…折畳み扉、29…上部ガイドレール 8…スライドパネル、36…戸袋部 9…上框、37…駆動ローラー 23…ラック状プレート部、42…凹凸部 47…円形回転ローラー 26…凹凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライドパネルの内側に位置し周側全面に
    同一微小ピッチにして低歯状多数の合成樹脂製凹凸部を
    備えモーターにより正逆方向回転自在とした歯車状の駆
    動ローラーと,該駆動ローラーと対をなしてスライドパ
    ネルの外側に位置した回転ローラーと,上記駆動ローラ
    ーが対接するスライドパネルの内壁面幅方向に連続して
    設けて該駆動ローラーと歯合する合成樹脂製にしてラッ
    ク状の送りプレート部と,上記駆動ローラーと回転ロー
    ラーの少くとも一方に設けたスライドパネル側への付勢
    手段とを備えてなることを特徴とするスライドパネル安
    定開閉装置。
  2. 【請求項2】請求項1のスライドパネルが折畳み扉を構
    成し,駆動ローラー及び回転ローラーを該折畳み扉の戸
    袋近傍における上部ガイドレールに固定してなることを
    特徴とするスライドパネルの安定開閉装置。
JP1225052A 1989-08-31 1989-08-31 スライドパネルの安定開閉装置 Expired - Fee Related JPH0759859B2 (ja)

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