JP2565507Y2 - パネルシャッターの収納装置 - Google Patents
パネルシャッターの収納装置Info
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- JP2565507Y2 JP2565507Y2 JP9186491U JP9186491U JP2565507Y2 JP 2565507 Y2 JP2565507 Y2 JP 2565507Y2 JP 9186491 U JP9186491 U JP 9186491U JP 9186491 U JP9186491 U JP 9186491U JP 2565507 Y2 JP2565507 Y2 JP 2565507Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パネルシャッターを構
成する複数枚のパネルを収納する際に、各パネル収納方
向の案内を行うパネルシャッターの収納装置に関するも
のである。
成する複数枚のパネルを収納する際に、各パネル収納方
向の案内を行うパネルシャッターの収納装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】パネルシャッターは、複数枚のパネルを
両端でチェーン等によって各々連結するとともに、この
チェーンによってパネルの両端上部を支持し、駆動部に
よってこれらチェーンを上下させることで、パネルの連
続によるシャッターを開閉させる構成になっており、各
パネルは建物の開口の両側に配設される一対のガイドレ
ールに沿って案内されている。そして、ガイドレールの
上方に位置されている駆動部によってチェーンを巻き上
げ、各パネルをこのガイドレールの上端に連続して配設
される収納ボックス内に前後方向に重ねて収納する構成
となっている。
両端でチェーン等によって各々連結するとともに、この
チェーンによってパネルの両端上部を支持し、駆動部に
よってこれらチェーンを上下させることで、パネルの連
続によるシャッターを開閉させる構成になっており、各
パネルは建物の開口の両側に配設される一対のガイドレ
ールに沿って案内されている。そして、ガイドレールの
上方に位置されている駆動部によってチェーンを巻き上
げ、各パネルをこのガイドレールの上端に連続して配設
される収納ボックス内に前後方向に重ねて収納する構成
となっている。
【0003】このパネルシャッターを構成する複数枚の
パネルは、シャッターの閉鎖時には建物開口のガイドレ
ール間に上下方向に連続して略一体に連結されるが、こ
の連結は各パネルの上下の枠が互いに嵌合しあうことで
独立した各パネルが略一体に連結し、このシャッターの
閉鎖時には容易にその嵌合が解けないようになってい
る。
パネルは、シャッターの閉鎖時には建物開口のガイドレ
ール間に上下方向に連続して略一体に連結されるが、こ
の連結は各パネルの上下の枠が互いに嵌合しあうことで
独立した各パネルが略一体に連結し、このシャッターの
閉鎖時には容易にその嵌合が解けないようになってい
る。
【0004】このパネル1の上下の枠2,3の形状は、
上枠2では、図7に示すように例えば断面が略H字状に
形成され、略中央の中空部を有した基部4に対し上方に
延出した長短一対の突片5,6と、これら突片5,6に
連続して下方に延出した取付縁7と、が形成された形状
となっており、また、下枠3は、この上枠2と対称に上
下および前後の方向が逆とされた断面形状に形成されて
いる。そしてこれら上枠2,下枠3の各々の取付縁7間
にパネル板8が固定されて、1枚のパネル1となってい
る。
上枠2では、図7に示すように例えば断面が略H字状に
形成され、略中央の中空部を有した基部4に対し上方に
延出した長短一対の突片5,6と、これら突片5,6に
連続して下方に延出した取付縁7と、が形成された形状
となっており、また、下枠3は、この上枠2と対称に上
下および前後の方向が逆とされた断面形状に形成されて
いる。そしてこれら上枠2,下枠3の各々の取付縁7間
にパネル板8が固定されて、1枚のパネル1となってい
る。
【0005】このパネル1が前述したように建物開口の
ガイドレール10間に上下に連続すると、各パネル1の
上下の枠2,3が図8に示すように互いに噛み合うよう
に嵌合しあい、独立した各パネル1が略一体に形成さ
れ、これにより各パネル1の前後(表裏)方向のブレを
抑えて建物開口を閉鎖するようになっている。
ガイドレール10間に上下に連続すると、各パネル1の
上下の枠2,3が図8に示すように互いに噛み合うよう
に嵌合しあい、独立した各パネル1が略一体に形成さ
れ、これにより各パネル1の前後(表裏)方向のブレを
抑えて建物開口を閉鎖するようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成のパネルシャッターは、建物開口を閉鎖した状
態、つまり各パネル1がガイドレール10間にて互いに
嵌合して略一体に形成された状態での強度を表示する
が、各パネル1が上昇している間や、下降時、中途で停
止している時などは各パネル1が互いに嵌合していない
ために、表示された強度には満たないという欠点があ
る。
た構成のパネルシャッターは、建物開口を閉鎖した状
態、つまり各パネル1がガイドレール10間にて互いに
嵌合して略一体に形成された状態での強度を表示する
が、各パネル1が上昇している間や、下降時、中途で停
止している時などは各パネル1が互いに嵌合していない
ために、表示された強度には満たないという欠点があ
る。
【0007】これはパネルシャッターが、図7に示すよ
うな建物開口の上部の収納ボックス11へ収納される際
に、パネル1が各ガイドレール10間を上昇するが、こ
の上昇時に各パネル1を連結するチェーン9は各パネル
1間同士の嵌合を解くために、各パネル1間の長さより
やや長尺に設定されており、そのため、両側のガイドレ
ール10間を上昇する際は、各パネル1はこのガイドレ
ール10の溝間を摺動する左右両端の縁部のみが案内支
持された状態で上昇移動するためである。
うな建物開口の上部の収納ボックス11へ収納される際
に、パネル1が各ガイドレール10間を上昇するが、こ
の上昇時に各パネル1を連結するチェーン9は各パネル
1間同士の嵌合を解くために、各パネル1間の長さより
やや長尺に設定されており、そのため、両側のガイドレ
ール10間を上昇する際は、各パネル1はこのガイドレ
ール10の溝間を摺動する左右両端の縁部のみが案内支
持された状態で上昇移動するためである。
【0008】そしてこのパネル1が上下に移動するとき
に、シャッターの各パネル1に風などの外力が加わる
と、独立している状態の左右に長尺なパネル1は、その
略中央部分がほぼ水平方向(前後方向)に撓んでしまう
という問題があり、特に各パネル1を上方の収納ボック
ス11内に収納する際、すなわち、パネルシャッターを
開放する際に、風などの外力が加わると左右に長尺なパ
ネル1は、図9に示すようにその略中間部分が前後いづ
れかの方向に撓み、正規の軌道を外れ、収納ボックス1
1のパネル1の出入口であるまぐさ12,13部分にパ
ネル1の上枠2が衝突し、パネル1の上昇移動ととも
に、互いに損傷するという問題がある。
に、シャッターの各パネル1に風などの外力が加わる
と、独立している状態の左右に長尺なパネル1は、その
略中央部分がほぼ水平方向(前後方向)に撓んでしまう
という問題があり、特に各パネル1を上方の収納ボック
ス11内に収納する際、すなわち、パネルシャッターを
開放する際に、風などの外力が加わると左右に長尺なパ
ネル1は、図9に示すようにその略中間部分が前後いづ
れかの方向に撓み、正規の軌道を外れ、収納ボックス1
1のパネル1の出入口であるまぐさ12,13部分にパ
ネル1の上枠2が衝突し、パネル1の上昇移動ととも
に、互いに損傷するという問題がある。
【0009】さらに、上述したシャッターの幅方向の開
口寸法を大きくとると、この間口を上下動するパネル1
の左右方向の長さが長大に形成されることとなり、この
パネル1の撓み量が非常に増大し、パネル1の収納を不
可能とする場合がある。このパネル1の撓み量を抑え、
上記した外力である風に対する強度、すなわち耐風圧強
度を上げるには、各パネル1の厚さを大きく形成して対
応することが可能だが、パネル厚を大きくすると、この
パネル1を収納する収納ボックス11を大きく形成しな
くてはならず、製品として実現性がないという欠点があ
る。
口寸法を大きくとると、この間口を上下動するパネル1
の左右方向の長さが長大に形成されることとなり、この
パネル1の撓み量が非常に増大し、パネル1の収納を不
可能とする場合がある。このパネル1の撓み量を抑え、
上記した外力である風に対する強度、すなわち耐風圧強
度を上げるには、各パネル1の厚さを大きく形成して対
応することが可能だが、パネル厚を大きくすると、この
パネル1を収納する収納ボックス11を大きく形成しな
くてはならず、製品として実現性がないという欠点があ
る。
【0010】そこで本考案は、上記問題点を解消するた
めに、パネルシャッターの各パネルを収納ボックス内に
収納する際に、このパネルが外力により撓んだ状態であ
ってもスムーズに、かつ確実に収納することができる収
納装置を提供することを目的としている。
めに、パネルシャッターの各パネルを収納ボックス内に
収納する際に、このパネルが外力により撓んだ状態であ
ってもスムーズに、かつ確実に収納することができる収
納装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図1乃至図5を参
照して説明する。この考案のパネルシャッターの収納装
置は、複数枚のパネル1を上下に連結吊持したパネルシ
ャッター20において、前記各パネル1の両端縁を案内
する一対のガイドレール10の各一端に連続して配設さ
れ前記各パネル1を収納する収納ボックス11と、前記
収納ボックス11の前記パネル1の出入口となるスリッ
ト状の開口11bの長手方向の縁部の下面に該縁部に沿
って連続して設けられパネル収納時に該パネル1の収納
方向を案内するガイド部材21と、を具備したことを特
徴ととしている。また、このパネルシャッターの収納装
置では、前記収納ボックス11の前記パネル1の出入口
となるスリット状の開口11bの長手方向の縁部の下面
における少なくとも1ヵ所に、該縁部に基端25aが枢
着されて揺動自在に取り付けられ、前記パネル1の収納
時に先端27を延出させて該パネル1の収納方向を案内
するガイド部材25を配設してもよい。さらに、前記収
納ボックス11の前記パネルの出入口となるスリット状
の開口11bの長手方向の縁部の下面における少なくと
も1ヵ所に、前記縁部に位置する基端30aに駆動手段
M2を連結し先端38を揺動自在として、前記パネル1
の収納作動時にのみ先端38側が延出し、該パネル1の
収納の案内を行うガイド部材30を配設してもよい。
するための手段を、実施例に対応する図1乃至図5を参
照して説明する。この考案のパネルシャッターの収納装
置は、複数枚のパネル1を上下に連結吊持したパネルシ
ャッター20において、前記各パネル1の両端縁を案内
する一対のガイドレール10の各一端に連続して配設さ
れ前記各パネル1を収納する収納ボックス11と、前記
収納ボックス11の前記パネル1の出入口となるスリッ
ト状の開口11bの長手方向の縁部の下面に該縁部に沿
って連続して設けられパネル収納時に該パネル1の収納
方向を案内するガイド部材21と、を具備したことを特
徴ととしている。また、このパネルシャッターの収納装
置では、前記収納ボックス11の前記パネル1の出入口
となるスリット状の開口11bの長手方向の縁部の下面
における少なくとも1ヵ所に、該縁部に基端25aが枢
着されて揺動自在に取り付けられ、前記パネル1の収納
時に先端27を延出させて該パネル1の収納方向を案内
するガイド部材25を配設してもよい。さらに、前記収
納ボックス11の前記パネルの出入口となるスリット状
の開口11bの長手方向の縁部の下面における少なくと
も1ヵ所に、前記縁部に位置する基端30aに駆動手段
M2を連結し先端38を揺動自在として、前記パネル1
の収納作動時にのみ先端38側が延出し、該パネル1の
収納の案内を行うガイド部材30を配設してもよい。
【0012】
【作用】パネルシャッター20のシャッターを開放する
際、すなわち各パネル1を上昇させて収納ボックス11
内に収納する際に、このパネル1が風などの外力により
撓み、正規の軌道を外れても、収納ボックス11のパネ
ル1の出入口となるスリット状の開口11bの長手方向
の縁部の下面における、この縁部に沿って設けたガイド
部材21がパネル1の上昇軌道を案内する。また、収納
ボックス11の開口11bの縁部の下面に配設される揺
動自在のガイド部材25では、上記のように上昇移動中
のパネル1が外力によって撓んだ際に、ガイド部材25
の先端27を延出させることで、上記同様にパネル1の
上昇軌道を案内する。さらに、収納ボックス11の開口
11b縁部の下面に設けられる揺動自在のガイド部材3
0を、パネル1の上昇移動時、すなわち収納作動時のみ
に、駆動手段M2によって先端38側が延出するように
構成することで、上記のような外力によるパネル1の撓
みが発生した際に、この上昇移動中のパネル1をガイド
部材30が案内してこのパネル1の収納方向の移動をス
ムーズに行い、上記同様パネル1の上昇軌道を案内す
る。
際、すなわち各パネル1を上昇させて収納ボックス11
内に収納する際に、このパネル1が風などの外力により
撓み、正規の軌道を外れても、収納ボックス11のパネ
ル1の出入口となるスリット状の開口11bの長手方向
の縁部の下面における、この縁部に沿って設けたガイド
部材21がパネル1の上昇軌道を案内する。また、収納
ボックス11の開口11bの縁部の下面に配設される揺
動自在のガイド部材25では、上記のように上昇移動中
のパネル1が外力によって撓んだ際に、ガイド部材25
の先端27を延出させることで、上記同様にパネル1の
上昇軌道を案内する。さらに、収納ボックス11の開口
11b縁部の下面に設けられる揺動自在のガイド部材3
0を、パネル1の上昇移動時、すなわち収納作動時のみ
に、駆動手段M2によって先端38側が延出するように
構成することで、上記のような外力によるパネル1の撓
みが発生した際に、この上昇移動中のパネル1をガイド
部材30が案内してこのパネル1の収納方向の移動をス
ムーズに行い、上記同様パネル1の上昇軌道を案内す
る。
【0013】
【実施例】まずはじめに、本考案のパネルシャッターの
収納装置の第1の実施例について説明する。なお、以下
に説明する各実施例において、上述した従来例と同一ま
たは同等部分には同一番号を付して示し、説明を省略す
る。また、各実施例においてのパネルシャッター20の
パネル1の構造は、従来でも説明したが、パネル1の上
下枠2,3に長短一対の突片5,6が形成され、これら
が嵌合することでガイドレール10間を閉鎖するように
なっており、このパネル1上昇時、つまり、シャッター
20の開放を行う際にこれらパネル1はガイドレール1
0間に上下に連続している状態から、容易に分離できる
方向、各実施例においては上方のパネル1の下枠3側の
短尺突片6が下方のパネル1の上枠2側の短尺突片6の
上方を通過する方向(図7中矢線A方向)に上部のパネ
ルから順次収納されるようになっている。
収納装置の第1の実施例について説明する。なお、以下
に説明する各実施例において、上述した従来例と同一ま
たは同等部分には同一番号を付して示し、説明を省略す
る。また、各実施例においてのパネルシャッター20の
パネル1の構造は、従来でも説明したが、パネル1の上
下枠2,3に長短一対の突片5,6が形成され、これら
が嵌合することでガイドレール10間を閉鎖するように
なっており、このパネル1上昇時、つまり、シャッター
20の開放を行う際にこれらパネル1はガイドレール1
0間に上下に連続している状態から、容易に分離できる
方向、各実施例においては上方のパネル1の下枠3側の
短尺突片6が下方のパネル1の上枠2側の短尺突片6の
上方を通過する方向(図7中矢線A方向)に上部のパネ
ルから順次収納されるようになっている。
【0014】さて、第1の実施例の収納装置は、図1に
示すように建物開口などに設置されるパネルシャッター
20の上部に配設されている収納ボックス11と、この
収納ボックス11に取り付けられるガイド部材21とで
構成される。
示すように建物開口などに設置されるパネルシャッター
20の上部に配設されている収納ボックス11と、この
収納ボックス11に取り付けられるガイド部材21とで
構成される。
【0015】収納ボックス11は、複数枚の各パネル1
の両端縁を案内する一対のガイドレール10の上端に設
けられており、建物開口の上縁に突出して形成され、前
記各パネル1を図7に示すように前後方向に重ねて収納
するようになっている。この収納ボックス11の底面1
1aには、前記各ガイドレール10間に位置してスリッ
ト状の開口11bが形成され、前記パネル1の出入口と
されている。この開口11bの長手方向の両縁部には、
まぐさ12,13が設けられ、建物開口の上縁を構成し
ている。
の両端縁を案内する一対のガイドレール10の上端に設
けられており、建物開口の上縁に突出して形成され、前
記各パネル1を図7に示すように前後方向に重ねて収納
するようになっている。この収納ボックス11の底面1
1aには、前記各ガイドレール10間に位置してスリッ
ト状の開口11bが形成され、前記パネル1の出入口と
されている。この開口11bの長手方向の両縁部には、
まぐさ12,13が設けられ、建物開口の上縁を構成し
ている。
【0016】この収納ボックス11の開口11bに設け
られた両まぐさ12,13の一方のまぐさ13、本実施
例ではガイドレール10に対して収納ボックス11が配
設される側と反対の方向(各パネルが収納される方向と
反対の方向側、図2において左側)の下面には、ガイド
部材21が設けられている。
られた両まぐさ12,13の一方のまぐさ13、本実施
例ではガイドレール10に対して収納ボックス11が配
設される側と反対の方向(各パネルが収納される方向と
反対の方向側、図2において左側)の下面には、ガイド
部材21が設けられている。
【0016】このガイド部材21は断面が直角三角形状
に形成され、まぐさ13の長手方向と略同等の長さに形
成された長尺な柱状部材で、一側面21aが前記一方の
まぐさ13の下面と対向し、この一側面21aに対して
傾斜して接続する斜面21bが、ガイドレール10側を
向いて、このまぐさ13に沿って連続して密着固設され
ている。このガイド部材21の斜面21bと取付面21
aとで形成される角部分22は、ガイドレール10の凹
溝10aより内側にならないよう設定され、このガイド
レール10によって案内されて移動するパネル1の移動
軌跡には干渉しないように設定されている。
に形成され、まぐさ13の長手方向と略同等の長さに形
成された長尺な柱状部材で、一側面21aが前記一方の
まぐさ13の下面と対向し、この一側面21aに対して
傾斜して接続する斜面21bが、ガイドレール10側を
向いて、このまぐさ13に沿って連続して密着固設され
ている。このガイド部材21の斜面21bと取付面21
aとで形成される角部分22は、ガイドレール10の凹
溝10aより内側にならないよう設定され、このガイド
レール10によって案内されて移動するパネル1の移動
軌跡には干渉しないように設定されている。
【0017】このように構成された収納装置が設けられ
たパネルシャッター20では、シャッターを開放する
際、すなわち各パネル1を上昇させて収納ボックス11
内に収納させる際に、パネル1が外力、特に風によって
煽られた場合、各パネル1はガイドレール10間にて互
いに嵌合状態ではない状態で上昇移動し、各パネル1は
左右の両端縁のみをガイドレール10に案内されている
状態であるために、各パネル1の上縁近傍で、幅方向の
略中央が最も大きく撓み、特に前述した各パネルが容易
に分離できる方向とされている収納方向側より風などの
外力(図2中矢線B)が加わると、図2の一点鎖線で示
されるようにパネル1の上縁中央付近の上枠2が正規の
軌道を外れてしまう。
たパネルシャッター20では、シャッターを開放する
際、すなわち各パネル1を上昇させて収納ボックス11
内に収納させる際に、パネル1が外力、特に風によって
煽られた場合、各パネル1はガイドレール10間にて互
いに嵌合状態ではない状態で上昇移動し、各パネル1は
左右の両端縁のみをガイドレール10に案内されている
状態であるために、各パネル1の上縁近傍で、幅方向の
略中央が最も大きく撓み、特に前述した各パネルが容易
に分離できる方向とされている収納方向側より風などの
外力(図2中矢線B)が加わると、図2の一点鎖線で示
されるようにパネル1の上縁中央付近の上枠2が正規の
軌道を外れてしまう。
【0018】すると、この軌道を外れたパネル1の上枠
が、収納ボックス11の開口縁部に設けられたガイド部
材21の斜面21bに当接するとともに、パネル1の上
昇移動に伴って、この斜面21bに案内されて軌道を修
正されて上昇移動を行う。従って、各パネル1は上昇移
動が正常に行われ、各パネル1は順次スムーズに収納さ
れる。
が、収納ボックス11の開口縁部に設けられたガイド部
材21の斜面21bに当接するとともに、パネル1の上
昇移動に伴って、この斜面21bに案内されて軌道を修
正されて上昇移動を行う。従って、各パネル1は上昇移
動が正常に行われ、各パネル1は順次スムーズに収納さ
れる。
【0019】次に第2の実施例について説明する。この
実施例での収納装置は、前述した第1の実施例同様、建
物開口などの上方に設置されている収納ボックス11
と、この収納ボックス11に設けられるガイド部材25
とで構成されている。
実施例での収納装置は、前述した第1の実施例同様、建
物開口などの上方に設置されている収納ボックス11
と、この収納ボックス11に設けられるガイド部材25
とで構成されている。
【0020】収納ボックス11は、前記第1の実施例と
同構成で、一対のガイドレール10の上端に設けられ、
パネル1を収納するようになっており、収納ボックス1
1の底面11aに形成されているスリット状の開口11
bには、その長手方向の両縁部にまぐさ12,13が設
けられている。
同構成で、一対のガイドレール10の上端に設けられ、
パネル1を収納するようになっており、収納ボックス1
1の底面11aに形成されているスリット状の開口11
bには、その長手方向の両縁部にまぐさ12,13が設
けられている。
【0021】これらまぐさ12,13の一方のまぐさ1
3、本実施例ではガイドレール10に対して収納ボック
ス11が配設される側と反対の方向(各パネルが収納さ
れる方向と反対の方向側、図3において左側)の下面に
は、ガイド部材としてのガイド板25が設けられてい
る。このガイド板25は、直角三角形状に形成された板
状部材で、本実施例ではこの開口縁部のまぐさ13に所
定距離をおいて2基設けられている。
3、本実施例ではガイドレール10に対して収納ボック
ス11が配設される側と反対の方向(各パネルが収納さ
れる方向と反対の方向側、図3において左側)の下面に
は、ガイド部材としてのガイド板25が設けられてい
る。このガイド板25は、直角三角形状に形成された板
状部材で、本実施例ではこの開口縁部のまぐさ13に所
定距離をおいて2基設けられている。
【0022】このガイド板25の基端となる水平な辺状
部分25aには、この辺状部分25aと平行に枢軸26
が設けられており、このガイド板25はその枢軸26を
介して前記まぐさ13の下面に揺動自在に設けられてい
る。なお、この水平な辺状部分25aに接続する斜辺2
5bは、ガイドレール10側に向いて取り付けられてい
る。そして、このガイド板25は、基端側の辺状部分2
5aに対向し先端となる鋭角部分27がまぐさ13と平
行となる水平状態と、このまぐさ13に対して直交する
垂直状態とのあいだを揺動するようになっている。
部分25aには、この辺状部分25aと平行に枢軸26
が設けられており、このガイド板25はその枢軸26を
介して前記まぐさ13の下面に揺動自在に設けられてい
る。なお、この水平な辺状部分25aに接続する斜辺2
5bは、ガイドレール10側に向いて取り付けられてい
る。そして、このガイド板25は、基端側の辺状部分2
5aに対向し先端となる鋭角部分27がまぐさ13と平
行となる水平状態と、このまぐさ13に対して直交する
垂直状態とのあいだを揺動するようになっている。
【0023】また、図3に示すようにこのガイド板25
の基端近傍には、前記斜辺25bに連続して形成される
固定ガイド28が設けられている。この固定ガイド28
は、まぐさ13の内側面を覆うとともに、前記ガイド板
25の枢軸26の一端を覆うように取り付けられてい
る。
の基端近傍には、前記斜辺25bに連続して形成される
固定ガイド28が設けられている。この固定ガイド28
は、まぐさ13の内側面を覆うとともに、前記ガイド板
25の枢軸26の一端を覆うように取り付けられてい
る。
【0024】この実施例の収納装置によれば、シャッタ
ーを開放する際、すなわち各パネル1がガイドレール1
0間を上昇して収納ボックス11内へ移動する際に、こ
のガイドレール10間にてパネル1が外力、特に風によ
って煽られた場合、各パネル1は前述した第1の実施例
と同様にパネル1は撓み、このパネル1の上縁中央付近
の上枠2が正規の軌道を外れてしまうが、このパネル上
昇時に、収納ボックス11の開口縁部に設けた前記各ガ
イド板25を垂直状態に、すなわち先端27を揺動移動
させ、パネル1の移動方向と平行な収納ボックス11に
対して延出した状態に移動させると、この軌道を外れた
パネル1の上枠2が、このガイド板25の斜辺25bに
当接するとともに、パネル1の上昇移動に伴って、この
斜辺25bに案内されて軌道を修正されて上昇移動を行
い、各パネル1は収納ボックス11内へ収納される。
ーを開放する際、すなわち各パネル1がガイドレール1
0間を上昇して収納ボックス11内へ移動する際に、こ
のガイドレール10間にてパネル1が外力、特に風によ
って煽られた場合、各パネル1は前述した第1の実施例
と同様にパネル1は撓み、このパネル1の上縁中央付近
の上枠2が正規の軌道を外れてしまうが、このパネル上
昇時に、収納ボックス11の開口縁部に設けた前記各ガ
イド板25を垂直状態に、すなわち先端27を揺動移動
させ、パネル1の移動方向と平行な収納ボックス11に
対して延出した状態に移動させると、この軌道を外れた
パネル1の上枠2が、このガイド板25の斜辺25bに
当接するとともに、パネル1の上昇移動に伴って、この
斜辺25bに案内されて軌道を修正されて上昇移動を行
い、各パネル1は収納ボックス11内へ収納される。
【0025】従って、この実施例でのパネルシャッター
の収納装置では、断面が直角三角形状のガイド板25を
収納ボックス11の開口11bの縁部に揺動自在に枢着
したので、シャッター開放時、すなわちパネル上昇時
に、このガイド板25の先端27を下方に向けるように
延出させれば、このパネル1が風などの外力(図3中矢
線B)によって撓んだ際に、このパネル1の上縁を案内
してパネルの収納方向の案内を行うことができ、このパ
ネル1の収納をスムーズに行うことができる。
の収納装置では、断面が直角三角形状のガイド板25を
収納ボックス11の開口11bの縁部に揺動自在に枢着
したので、シャッター開放時、すなわちパネル上昇時
に、このガイド板25の先端27を下方に向けるように
延出させれば、このパネル1が風などの外力(図3中矢
線B)によって撓んだ際に、このパネル1の上縁を案内
してパネルの収納方向の案内を行うことができ、このパ
ネル1の収納をスムーズに行うことができる。
【0026】次に第3の実施例について説明する。この
実施例でのパネルシャッターの収納装置は、前述した第
2の実施例のガイド板25に駆動手段を設けた構成であ
る。
実施例でのパネルシャッターの収納装置は、前述した第
2の実施例のガイド板25に駆動手段を設けた構成であ
る。
【0027】まず、この実施例の収納装置は、前述した
第1の実施例および第2の実施例と同様に、建物開口な
どの上方に設置される収納ボックス11と、この収納ボ
ックス11に設けられるガイド部材30とで構成されて
いる。
第1の実施例および第2の実施例と同様に、建物開口な
どの上方に設置される収納ボックス11と、この収納ボ
ックス11に設けられるガイド部材30とで構成されて
いる。
【0028】収納ボックス11は、前記同様,同構成
で、一対のガイドレール10の上端に設けられ、パネル
1が収納されるようになっており、底面11aにこのパ
ネル1の出入口となるスリット状の開口11bが形成さ
れている。そして、このスリット状の開口11bには、
その長手方向の両縁部にまぐさ12,13が設けられて
いる。
で、一対のガイドレール10の上端に設けられ、パネル
1が収納されるようになっており、底面11aにこのパ
ネル1の出入口となるスリット状の開口11bが形成さ
れている。そして、このスリット状の開口11bには、
その長手方向の両縁部にまぐさ12,13が設けられて
いる。
【0029】ガイド部材としてのガイド板30は、図4
に示すように前記両まぐさ12,13の一方のまぐさ1
3、本実施例ではガイドレール10に対して収納ボック
ス11が配設される側と反対の方向(各パネル1が収納
される方向と反対の方向側、図4において左側)の下面
に設けられている。このガイド板30は、前述した第2
の実施例と同様に、略直角三角形状に形成された板状部
材で、本実施例ではこの開口縁部のまぐさ13に図1に
示すように所定距離をおいて2基設けられている。
に示すように前記両まぐさ12,13の一方のまぐさ1
3、本実施例ではガイドレール10に対して収納ボック
ス11が配設される側と反対の方向(各パネル1が収納
される方向と反対の方向側、図4において左側)の下面
に設けられている。このガイド板30は、前述した第2
の実施例と同様に、略直角三角形状に形成された板状部
材で、本実施例ではこの開口縁部のまぐさ13に図1に
示すように所定距離をおいて2基設けられている。
【0030】図4に示すように、ガイド板30の基端と
なる水平な辺状部分30aには枢軸31がこの辺状部分
30aと平行に固設され、まぐさ13に一端が固定され
延出したブラケット32に回動自在に軸支されている。
この枢軸31を支持するブラケット32には、中途部に
垂直な支持ブラケット33が設けられ、この支持ブラケ
ット33の上端近傍に駆動手段としての駆動モータM2
が水平に設けられている。この駆動モータM2の出力軸
には駆動スプロケット34が固設されている。そして、
この駆動スプロケット34は、前記枢軸31の一端近傍
に固設された従動スプロケット35とチェーン36等を
介して連動連結され、駆動モータM2の動力を枢軸31
に伝達するようになっており、図5に示すようにガイド
板30を揺動するようになっている。
なる水平な辺状部分30aには枢軸31がこの辺状部分
30aと平行に固設され、まぐさ13に一端が固定され
延出したブラケット32に回動自在に軸支されている。
この枢軸31を支持するブラケット32には、中途部に
垂直な支持ブラケット33が設けられ、この支持ブラケ
ット33の上端近傍に駆動手段としての駆動モータM2
が水平に設けられている。この駆動モータM2の出力軸
には駆動スプロケット34が固設されている。そして、
この駆動スプロケット34は、前記枢軸31の一端近傍
に固設された従動スプロケット35とチェーン36等を
介して連動連結され、駆動モータM2の動力を枢軸31
に伝達するようになっており、図5に示すようにガイド
板30を揺動するようになっている。
【0031】また、支持ブラケット33には、枢軸31
に近接して一対のリミットスイッチLS4,LS5が設
けられている。これらリミットスイッチLS4,LS5
は前記枢軸31の回転角度を検知できるようになってい
る。さらに、図4に示すように、ガイド板30の基端近
傍には、斜辺30bに連続した傾斜面が形成された固定
ガイド37が設けられている。この固定ガイド37は、
まぐさ13の内側面を覆うとともに、前記ガイド板30
の枢軸31の一端を覆うように取り付けられてる。
に近接して一対のリミットスイッチLS4,LS5が設
けられている。これらリミットスイッチLS4,LS5
は前記枢軸31の回転角度を検知できるようになってい
る。さらに、図4に示すように、ガイド板30の基端近
傍には、斜辺30bに連続した傾斜面が形成された固定
ガイド37が設けられている。この固定ガイド37は、
まぐさ13の内側面を覆うとともに、前記ガイド板30
の枢軸31の一端を覆うように取り付けられてる。
【0032】また、このパネルシャッター20が設置さ
れる建物開口の近傍には、図1に示すようにパネル1の
開閉を操作するスイッチボックス40が設けられてい
る。このスイッチボックスには、シャッターパネルを開
放する「開」スイッチ41と、シャッターパネルを閉鎖
する「閉」スイッチ42と、パネルを所望の位置に停止
させる「停」スイッチ43とを有している。このスイッ
チボックス40の各スイッチは、図6に示すような回路
に組み込まれ、パネル1の開閉の際に駆動する開閉用モ
ータM1と電源部44との間に接続されている。
れる建物開口の近傍には、図1に示すようにパネル1の
開閉を操作するスイッチボックス40が設けられてい
る。このスイッチボックスには、シャッターパネルを開
放する「開」スイッチ41と、シャッターパネルを閉鎖
する「閉」スイッチ42と、パネルを所望の位置に停止
させる「停」スイッチ43とを有している。このスイッ
チボックス40の各スイッチは、図6に示すような回路
に組み込まれ、パネル1の開閉の際に駆動する開閉用モ
ータM1と電源部44との間に接続されている。
【0033】この図6に示される回路は、シャッターを
開閉駆動する開閉用モータM1を具備する開閉駆動回路
部51と、前記ガイド板30を作動させるガイド板駆動
回路部52と、前述したスイッチボックス40の開,閉
の各スイッチ41,42が接続される開動作回路部53
と、閉動作回路部54とで構成されている。
開閉駆動する開閉用モータM1を具備する開閉駆動回路
部51と、前記ガイド板30を作動させるガイド板駆動
回路部52と、前述したスイッチボックス40の開,閉
の各スイッチ41,42が接続される開動作回路部53
と、閉動作回路部54とで構成されている。
【0034】次に、上述した構成のパネルシャッター2
0の動作を説明するとともに、この第3の実施例のパネ
ルシャッターの収納装置の動作について図4,5および
図6の回路図を参照して説明する。
0の動作を説明するとともに、この第3の実施例のパネ
ルシャッターの収納装置の動作について図4,5および
図6の回路図を参照して説明する。
【0035】まず、スイッチボックス40の閉スイッチ
42を押しオンとすると、閉動作回路部54のリレーC
Mが働き、これによって開閉駆動回路部51の一対のス
イッチCMS1,CMS2が閉じ、開閉用モーターM1
と電源44とを接続させる。また、同時に開動作回路部
53側の常閉スイッチCMS3をオフとし、この開動作
回路部53側を成立させないようになっている。
42を押しオンとすると、閉動作回路部54のリレーC
Mが働き、これによって開閉駆動回路部51の一対のス
イッチCMS1,CMS2が閉じ、開閉用モーターM1
と電源44とを接続させる。また、同時に開動作回路部
53側の常閉スイッチCMS3をオフとし、この開動作
回路部53側を成立させないようになっている。
【0036】そして、この開閉用モーターM1を回転駆
動させることで、収納ボックス11内に収納されている
各パネル1を連続して繰り出し、各パネル1をガイドレ
ール10間に順次下降させる。
動させることで、収納ボックス11内に収納されている
各パネル1を連続して繰り出し、各パネル1をガイドレ
ール10間に順次下降させる。
【0037】各パネル1が下降して、建物開口が閉鎖さ
れると、下限リミットスイッチLS2がオフとなり、こ
の閉動作回路部54が切断される。これにより、リレー
CMが解除され開閉駆動回路部51の各スイッチCMS
1,CMS2をオフとして開閉用モーターM1への電源
の供給を停止し閉動作が終了する。つまり、ガイドレー
ル10間に各パネル1が上下方向に連続して略一体に連
結し、図1に示すように建物開口を閉鎖する。なお、閉
鎖作動中は閉動作回路部54の閉スイッチ42と並列し
て設けられたスイッチCMS4が働き自己保持を行う。
れると、下限リミットスイッチLS2がオフとなり、こ
の閉動作回路部54が切断される。これにより、リレー
CMが解除され開閉駆動回路部51の各スイッチCMS
1,CMS2をオフとして開閉用モーターM1への電源
の供給を停止し閉動作が終了する。つまり、ガイドレー
ル10間に各パネル1が上下方向に連続して略一体に連
結し、図1に示すように建物開口を閉鎖する。なお、閉
鎖作動中は閉動作回路部54の閉スイッチ42と並列し
て設けられたスイッチCMS4が働き自己保持を行う。
【0038】次に、スイッチボックス40の開スイッチ
41を押しオンとすると、開動作回路部53のリレーO
Mが働き、開閉駆動回路部51の一対のスイッチOMS
1,OMS2がオンとなり、開閉用モータM1と電源4
4とを接続する。同時に閉動作回路部54の常閉スイッ
チOMS3をオフとして、この閉動作回路部54を成立
させない。これにより、開閉用モータM1は前記閉動作
と逆方向に回転し、ガイドレール10間に連続して建物
開口を閉鎖している各パネル1を上昇させる。
41を押しオンとすると、開動作回路部53のリレーO
Mが働き、開閉駆動回路部51の一対のスイッチOMS
1,OMS2がオンとなり、開閉用モータM1と電源4
4とを接続する。同時に閉動作回路部54の常閉スイッ
チOMS3をオフとして、この閉動作回路部54を成立
させない。これにより、開閉用モータM1は前記閉動作
と逆方向に回転し、ガイドレール10間に連続して建物
開口を閉鎖している各パネル1を上昇させる。
【0039】このパネル1の上昇作動の開始と同時に、
開動作回路部53では、リレーOMと並列に設けられた
リレーRSが働き、開閉駆動回路部51に並列して接続
されたガイド板駆動回路部52のスイッチRSSを作動
させ、常閉位置である側から図中破線で示す側へ接続す
る。
開動作回路部53では、リレーOMと並列に設けられた
リレーRSが働き、開閉駆動回路部51に並列して接続
されたガイド板駆動回路部52のスイッチRSSを作動
させ、常閉位置である側から図中破線で示す側へ接続す
る。
【0040】すると、電源44と駆動モータM2とが接
続され、駆動モータM2を回転させ、ガイド板30をま
ぐさ13と平行な水平な状態から、図5に示すような先
端38が下方を向いた状態、すなわち収納ボックス11
に対して下方に延出した方向に揺動移動させる。
続され、駆動モータM2を回転させ、ガイド板30をま
ぐさ13と平行な水平な状態から、図5に示すような先
端38が下方を向いた状態、すなわち収納ボックス11
に対して下方に延出した方向に揺動移動させる。
【0041】ガイド板30が揺動移動し、垂直な状態と
なると、リミットスイッチLS4に当接してこのリミッ
トスイッチLS4をオフとし、このガイド板駆動回路部
52を切断して、駆動モータM2と電源44とを切り離
し、回転を停止させ、ガイド板30を垂直状態で停止さ
せる。なお、このときに、開動作回路部53のリレーR
Sは働いている状態であるので、スイッチRSSは復帰
せず作動状態(図中破線の状態)を保つ。
なると、リミットスイッチLS4に当接してこのリミッ
トスイッチLS4をオフとし、このガイド板駆動回路部
52を切断して、駆動モータM2と電源44とを切り離
し、回転を停止させ、ガイド板30を垂直状態で停止さ
せる。なお、このときに、開動作回路部53のリレーR
Sは働いている状態であるので、スイッチRSSは復帰
せず作動状態(図中破線の状態)を保つ。
【0042】シャッターが上昇し、パネル1が収納ボッ
クス11内に全て格納されると、上限リミットスイッチ
LS1がオフとなり、この開動作回路部53を切断す
る。この開動作回路部53が切断されるとリレーOMお
よびリレーRSが復帰して、電源44と開閉用モータM
1を接続する各スイッチOMS1,OMS2がオフとな
り、また同時に、ガイド板駆動回路部52のスイッチR
SSを常閉側に復帰させる。
クス11内に全て格納されると、上限リミットスイッチ
LS1がオフとなり、この開動作回路部53を切断す
る。この開動作回路部53が切断されるとリレーOMお
よびリレーRSが復帰して、電源44と開閉用モータM
1を接続する各スイッチOMS1,OMS2がオフとな
り、また同時に、ガイド板駆動回路部52のスイッチR
SSを常閉側に復帰させる。
【0043】このスイッチRSSが常閉側(図中実線
側)に戻るとガイド板駆動回路部52はリミットスイッ
チLS5が閉じている状態(オン状態)であるため、電
源44と駆動モータM2を接続し、この駆動モータM2
を前述した延出方向と逆に回転駆動させ、ガイド板30
を垂直な状態から水平状態へと揺動移動(図5中矢線
C)させる。
側)に戻るとガイド板駆動回路部52はリミットスイッ
チLS5が閉じている状態(オン状態)であるため、電
源44と駆動モータM2を接続し、この駆動モータM2
を前述した延出方向と逆に回転駆動させ、ガイド板30
を垂直な状態から水平状態へと揺動移動(図5中矢線
C)させる。
【0044】ガイド板30が水平な状態、すなわちまぐ
さ13と平行な状態になるとリミットスイッチLS5に
当接し、このスイッチLS5がオフとなり、ガイド板駆
動回路部52を切断して駆動モータM2を停止させる。
なお、このシャッターを、上昇途中で停止させる際に
も、前述したようにガイド板30は延出状態ではなく、
まぐさ13と平行な状態となり、さらに、この中途停止
状態から再び上昇を行う際には、ガイド板30が再び延
出するようになっている。
さ13と平行な状態になるとリミットスイッチLS5に
当接し、このスイッチLS5がオフとなり、ガイド板駆
動回路部52を切断して駆動モータM2を停止させる。
なお、このシャッターを、上昇途中で停止させる際に
も、前述したようにガイド板30は延出状態ではなく、
まぐさ13と平行な状態となり、さらに、この中途停止
状態から再び上昇を行う際には、ガイド板30が再び延
出するようになっている。
【0045】従ってこのように構成されたパネルシャッ
ターの収納装置では、パネル1を作動させる開閉スイッ
チ41,42の開動作に連動し、パネル1の上昇作動の
際、すなわち収納作動時のみにガイド板30が揺動して
延出するようになっているので、パネル1の上昇移動中
(収納作動中)に発生する風などの外力(図4中矢線
B)によるパネル1の撓みに対して、このガイド板30
がパネル1の上昇を案内し、パネル1の収納ボックス1
1内への収納をスムーズに行える。また、パネル1上昇
時以外では、このガイド板30が延出していないので、
パネル1を全閉した際や全開した際、また中途で停止し
た際にパネルシャッター全体の外観が損なわれることが
ない。
ターの収納装置では、パネル1を作動させる開閉スイッ
チ41,42の開動作に連動し、パネル1の上昇作動の
際、すなわち収納作動時のみにガイド板30が揺動して
延出するようになっているので、パネル1の上昇移動中
(収納作動中)に発生する風などの外力(図4中矢線
B)によるパネル1の撓みに対して、このガイド板30
がパネル1の上昇を案内し、パネル1の収納ボックス1
1内への収納をスムーズに行える。また、パネル1上昇
時以外では、このガイド板30が延出していないので、
パネル1を全閉した際や全開した際、また中途で停止し
た際にパネルシャッター全体の外観が損なわれることが
ない。
【0046】
【考案の効果】以上説明したように本考案によるパネル
シャッターの収納装置は,まず、収納ボックスのパネル
の出入口となるスリット状の開口の長手方向の縁部の下
面に、この縁部に沿ってガイド部材を設けたことによっ
て、このパネルシャッターのシャッターを開放する際、
すなわち各パネルを上昇させて収納ボックス内に収納す
る際に、このパネルが風などの外力により撓み、正規の
軌道を外れても、このガイド部材がパネルの上昇軌道を
案内し、このパネルの収納方向の移動をスムーズに、か
つ確実に行い、収納することができるという効果があ
る。また、収納ボックスの開口の縁部の下面に配設され
る揺動自在のガイド部材では、上記のように上昇移動中
のパネルが外力によって撓んだ際に、ガイド部材の先端
を延出させることで上記同様の効果が得られる。さら
に、収納ボックスの開口縁部の下面に設けられる揺動自
在のガイド部材を、パネルの上昇移動時、すなわち収納
作動時のみに、駆動手段によって先端側が延出するよう
に構成したので、上記のような外力によるパネルの撓み
が発生した際に、この上昇移動中のパネルをガイド部材
が案内してこのパネルの収納方向の移動をスムーズに行
うことが可能となり、上記同様の効果が得られる。この
ガイド部材の場合はパネル収納時(パネル上昇時)以外
は駆動手段により先端側が延出しないので、パネルシャ
ッターの外観が見劣りすることがない。
シャッターの収納装置は,まず、収納ボックスのパネル
の出入口となるスリット状の開口の長手方向の縁部の下
面に、この縁部に沿ってガイド部材を設けたことによっ
て、このパネルシャッターのシャッターを開放する際、
すなわち各パネルを上昇させて収納ボックス内に収納す
る際に、このパネルが風などの外力により撓み、正規の
軌道を外れても、このガイド部材がパネルの上昇軌道を
案内し、このパネルの収納方向の移動をスムーズに、か
つ確実に行い、収納することができるという効果があ
る。また、収納ボックスの開口の縁部の下面に配設され
る揺動自在のガイド部材では、上記のように上昇移動中
のパネルが外力によって撓んだ際に、ガイド部材の先端
を延出させることで上記同様の効果が得られる。さら
に、収納ボックスの開口縁部の下面に設けられる揺動自
在のガイド部材を、パネルの上昇移動時、すなわち収納
作動時のみに、駆動手段によって先端側が延出するよう
に構成したので、上記のような外力によるパネルの撓み
が発生した際に、この上昇移動中のパネルをガイド部材
が案内してこのパネルの収納方向の移動をスムーズに行
うことが可能となり、上記同様の効果が得られる。この
ガイド部材の場合はパネル収納時(パネル上昇時)以外
は駆動手段により先端側が延出しないので、パネルシャ
ッターの外観が見劣りすることがない。
【図1】本考案によるパネルシャッターの収納装置が配
設されるシャッターの正面図
設されるシャッターの正面図
【図2】本考案による第1の実施例の収納装置を示す拡
大側断面図
大側断面図
【図3】本考案による第2の実施例の収納装置を示す拡
大側断面図
大側断面図
【図4】本考案による第3の実施例の収納装置を示す拡
大側断面図
大側断面図
【図5】同第3の実施例の収納装置の正面図
【図6】同第3の実施例の収納装置に接続される電気回
路図
路図
【図7】従来の技術におけるパネルシャッターのパネル
格納時の側断面図
格納時の側断面図
【図8】同パネルの嵌合状態を表す側断面図
【図9】同パネルの撓み状態の側断面図
1…パネル 10…ガイドレ
ール 11…収納ボックス 11b…開口 20…パネルシャッター 25a,30a
…基端(辺状部分) 21,25,30…ガイド部材(ガイド板) 27,38…先端(鋭角部) M2…駆動手段
(駆動モータ)
ール 11…収納ボックス 11b…開口 20…パネルシャッター 25a,30a
…基端(辺状部分) 21,25,30…ガイド部材(ガイド板) 27,38…先端(鋭角部) M2…駆動手段
(駆動モータ)
Claims (3)
- 【請求項1】 複数枚のパネルを上下に連結吊持したパ
ネルシャッターにおいて、 前記各パネルの両端縁を案内する一対のガイドレールの
各一端に連続して配設され前記各パネルを収納する収納
ボックスと、 前記収納ボックスの前記パネルの出入口となるスリット
状の開口の長手方向の縁部の下面に該縁部に沿って連続
して設けられパネル収納時に該パネルの収納方向を案内
するガイド部材と、 を具備したことを特徴とするパネルシャッターの収納装
置。 - 【請求項2】 複数枚のパネルを上下に連結吊持したパ
ネルシャッターにおいて、 前記各パネルの両端縁を案内する一対のガイドレールの
各一端に連続して配設され前記各パネルを収納する収納
ボックスと、 前記収納ボックスの前記パネルの出入口となるスリット
状の開口の長手方向の縁部の下面における少なくとも1
ヵ所に配設されるとともに、該縁部に基端が枢着されて
揺動自在に取り付けられ、前記パネルの収納時に先端を
延出させて該パネルの収納方向を案内するガイド部材
と、 を具備したことを特徴とするパネルシャッターの収納装
置。 - 【請求項3】 複数枚のパネルを上下に連結吊持したパ
ネルシャッターにおいて、 前記各パネルの両端縁を案内する一対のガイドレールの
各一端に連続して配設され前記各パネルを収納する収納
ボックスと、 前記収納ボックスの前記パネルの出入口となるスリット
状の開口の長手方向の縁部の下面における少なくとも1
ヵ所に配設されるとともに、前記縁部に位置する基端に
駆動手段を連結し先端を揺動自在として、前記パネルの
収納作動時にのみ先端側が延出し、該パネルの収納の案
内を行うガイド部材と、 を具備したことを特徴とするパネルシャッターの収納装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9186491U JP2565507Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | パネルシャッターの収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9186491U JP2565507Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | パネルシャッターの収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535995U JPH0535995U (ja) | 1993-05-18 |
JP2565507Y2 true JP2565507Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=14038425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9186491U Expired - Fee Related JP2565507Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | パネルシャッターの収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565507Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102099651B1 (ko) * | 2019-11-27 | 2020-04-16 | 주식회사 진명엔지니어링건축사사무소 | 건축용 코너비드 구조 |
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1991
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