JP2975896B2 - 自動開閉扉 - Google Patents

自動開閉扉

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JP2975896B2
JP2975896B2 JP8249571A JP24957196A JP2975896B2 JP 2975896 B2 JP2975896 B2 JP 2975896B2 JP 8249571 A JP8249571 A JP 8249571A JP 24957196 A JP24957196 A JP 24957196A JP 2975896 B2 JP2975896 B2 JP 2975896B2
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動開閉扉に関す
る。
【0002】
【従来の技術】赤外線等により人間が扉に接近したのを
検出し、扉を手で開けなくとも自動的に扉が開き、遠ざ
かると扉が閉まる自動開閉扉がビルの出入り口などに設
置されている。
【0003】この種の自動開閉扉は、図7に示すように
両開きの扉31が、その上部に設けられたガイド30に
つり下げられており、図示しない駆動部が扉31を左右
に移動させて扉31を開閉させるようになっている。こ
の自動開閉扉が設置される床面には、図8に示すような
案内溝32が形成されており、扉から鉛直方向に延びる
軸33に回転可能に取り付けられたローラ34が、その
溝32の側面に接触するようになっている。扉31を開
閉するときには、ガイド30につり下げされた扉31が
駆動部により左右に開閉され、ローラ34が床面の溝3
2を長手方向に移動して扉31が開閉するようになって
いる。この溝32とローラ34とにより、扉31が開閉
方向と直角方向、すなわち前後方向に動かないようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造の自動開閉扉は、扉31を開いた状態では床
面の溝32が露出するので、その溝32に女性のハイヒ
ールの踵が引っかかったり、子供の靴が引っかかったり
して危険であった。また、溝32にゴミ等が溜まり、開
閉時の障害となり、その結果モータに必要以上の負荷が
かかり故障の原因となっていた。さらに、台車、車椅子
等の通過の際に台車の荷くずれ、あるいは車椅子で通過
する際に段差による不快感が生じる等の問題点があっ
た。
【0005】上記のような問題を解決するために、図9
に示すように複数に分割されたガイド35を扉の下面に
設け、扉が閉じた状態では、ガイド35が床面の溝に収
納され、扉を開くときにはそのガイド35が持ち上げら
れ、ガイド35が扉31の中に収納される構造により、
扉31を開いた状態では床面がほぼ平らになるような自
動開閉扉が実用化されている。
【0006】この自動開閉扉でも、ガイド35が溝32
に円滑に収納されるようにガイド35と溝32の間に一
定の隙間を確保する必要があり、その隙間からゴミ等が
入り、ガイド35が溝32に完全に収納されず結果、溝
32よりとび出しそれによりつまづいたりする危険性が
しばしば散見される。
【0007】本発明の課題は、床面を平らにできる自動
開閉扉を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の自動開閉扉
は、扉と、その扉を支える支持部と、扉を自動開閉させ
る駆動部と、扉の下面に回転可能に取り付けられたキャ
タピラ状の第1の磁性体とからなり、駆動部により扉が
開閉される際に、第1の磁性体と対向する床面に設けた
第2の磁性体と第1の磁性体との吸引作用により、扉が
第2の磁性体に沿って移動可能に構成する。
【0009】この発明によれば、扉を閉じた状態では、
扉の下面に設けた第1の磁性体と、床面に設けた第2の
磁性体との間に働く吸引力により扉が前後方向(開閉方
向と直角な方向)に動くのを防止できる。また、扉が駆
動部により開閉されるときには、扉に取り付けたキャタ
ピラー状の第1の磁性体と床面の第2の磁性体との吸引
作用により、扉は床面の第2の磁性体に沿って開閉する
ので、扉が前後方向に動くことがない。
【0010】従って、従来のように床面に溝を設ける必
要がないので、溝にゴミ等が詰まって必要以上の負荷が
かかり、駆動部が故障する等の問題は生じない。また、
溝がないので、靴が溝に引っかかったりすることもなく
より安全な自動開閉扉を実現できる。
【0011】第2の発明の自動扉は、扉と、扉を支える
支持部と、扉を自動開閉させる駆動部と、扉の下面に設
けられたファスナー元とからなり、ファスナー元と対向
する床面にファスナー設け、扉が開閉する際にファスナ
ー元により、床面のファスナーが開閉されるように構成
する。
【0012】この第2の発明によれば、扉を開いた状態
では、床面の溝に設けたファスナーが閉じられるので、
ゴミ等が溝に入って開閉できなくなる等の問題は生じな
い。また、溝がファスナーで覆われるので段差が生じ
ず、靴が溝に引っかかったりすることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。先ず、扉の下部に棒状の磁石を取り付
けた本発明の第1実施例を図1を参照して説明する。
【0014】この自動開閉扉は、ガラス1と、そのガラ
ス1を保持する扉枠2とから構成され扉は図4の従来例
と同様に上部のガイド30(支持部)につり下げられ、
上部に設けたモータ(駆動部)により開閉されるように
なっている。この扉は片開きの扉でもよい。
【0015】扉枠2の下部には、被覆材3で覆われた磁
石4が取り付けられている。磁石4と床面とは、両者が
接触しないようにわずかな間隔を空けて扉がガイド30
につり下げらている。
【0016】床面には、扉が開閉する左右方向に1個の
棒状の磁石5、または複数の磁石5が組み合わされて配
置されており、その磁石5は被覆材6に覆われている。
扉に取り付けられた磁石4と床面に埋め込まれた磁石5
とは、互いに吸引するように異なった極性に着磁されて
いる。
【0017】扉を閉めた状態では、扉の下部の磁石4
と、床面の磁石5との間に吸引力が働き扉が前後方向
(扉の開閉される方向と直角な方向)に動かないように
なっている。扉を開くときには、上部のモータが駆動さ
れ、そのモータとベルト、あるいはギヤで連結されてい
る扉が左右に開く。このときも、扉の下部の磁石4と床
面の磁石5との間には吸引力が働いているので扉は、磁
石5に沿って移動し、前後方向には動かない。
【0018】扉を閉じるときにも、同様に上部のモータ
が駆動されて扉が閉じる。このときも、扉の下部の磁石
4と床面の磁石5との間には吸引力が働くので、扉は磁
石5に沿って移動し、前後方向には動かない。
【0019】上述した第1実施例によれば、扉と床面に
設けた2個の磁石4、5により扉が前後方向に動かない
ようにできるので、案内溝が不要となり床面を平らに構
成することができる。これにより、従来のように床面に
溝を設けることによる生じる種々の問題を解決できる。
また、ゴミ等が入ることが一切ないので、モータに必要
以上の負荷がかかって故障するとう問題も生じない。
【0020】次に、扉の下部にキャタピラを取り付けた
本発明の第2実施例を図2を参照して説明する。扉枠2
の下部にはキャタピラ11が収納されており、キャタピ
ラ11の可動部は磁石12で構成されているいる。
【0021】床面には、第1実施例と同様に扉が移動す
る方向に一列に磁石5が埋め込まれている。床面に埋め
込まれた磁石5と、扉の下部に設けられたキャタピラ1
1の磁石12は、互いに吸引するように異なる極性に着
磁されている。
【0022】扉を閉めた状態では、キャタピラ11の下
部の磁石12と床面の磁石5との間に吸引力が働くの
で、扉は磁石5に沿って移動し前後方向に動かないよう
になっている。
【0023】扉を開くときには、キャタピラ11の磁石
12と床面の磁石5との間には吸引力が働いているの
で、扉は磁石5に沿って移動し前後方向に動くことはな
い。扉を閉じるときにも同様に、キャタピラ11の磁石
3と床面の磁石5との間には吸引力が働いているので、
扉は磁石5に沿って移動し前後方向に動くことはない。
【0024】この第2実施例は、キャタピラ11が床面
に接触しているので、キャタピラ11と床面の磁石5と
の吸引力が大きくなり、扉が前後方向に動くのを阻止す
る力も大きくなる。
【0025】次に、キャタピラの代わりに磁性体のロー
ラを用いた第3実施例を図3を参照して説明する。この
第3実施例では、扉の下面に磁性体からなるローラ21
が、扉の左右に2個、回転可能に取り付けられている。
そのローラ21と接触する床面には、第1実施例と同様
に磁石5が埋め込まれており、ローラ21は床面の磁石
5とは逆極性に着磁されている。
【0026】扉を開くときには、ローラ21が床面の磁
石5の上を回転しながら移動し、ローラ21と床面の磁
石5との間には吸引力が働くので、扉は磁石5に沿って
移動し前後方向に動くことはない。同様に扉を閉じると
きにも、ローラ21は床面の磁石5の上を回転しながら
移動するので、ローラ21と床面の磁石5との間には吸
引力が働き、扉は磁石5に沿って移動し前後方向に動く
ことはない。
【0027】この第3実施例は、扉の下面の磁性体をロ
ーラ21で構成し、ローラ21が床面の磁石5と接触す
るようにしたので大きな吸引力を得ることができる。ま
た、ローラ21を用いることで、構造が簡素で滑らかに
開閉する自動開閉扉を実現できる。
【0028】次に、既存の案内溝32にファスナーを取
り付けることで、床面を平らにした本発明の第4実施例
を、図4から図6を参照して説明する。図4及び図5に
示すように、案内溝32にぴったり入るような金属性の
ガイド23にファスナー24が接着等により固定されて
いる。ガイド23にはビス穴25が設けられており、そ
のビス穴25を利用してガイド23を案内溝32に固定
するようになっている。また、扉の下部には、ファスナ
ーを開閉するためのファスナー元26が取り付けられて
いる。ガイド23は、プラスチック等で構成してもよ
い。
【0029】なお、図示していないが、従来例で説明し
たのと同様に扉の下部には案内溝32に沿って移動する
ローラ34が設けられており、このローラ34により扉
が前後方向に動かないようになっている。
【0030】扉を閉めた状態では、扉の下側にあるファ
スナー24は開いた状態になっている。扉が開くときに
は、扉の下側にあるファスナー24がファスナー元26
によって順に閉じられる。これにより、扉を開いたとき
に露出する部分のファスナー24は閉じられ床面は平ら
になる。
【0031】扉が閉じるときには、開くときと反対に扉
の下部のファスナー元26によってファスナー24が順
に開かれ、扉の下側のファスナー24は開いた状態にな
る。このときも閉じる途中の案内溝32の露出している
部分のファスナー24は、まだ閉じられた状態となって
いるので床面は平らな状態となる。
【0032】この第4実施例によれば、扉を開いた状態
ではファスナー24により案内溝32が覆われるので、
床面が平らとなり案内溝32にゴミ等が入ることがなく
なる。また、案内溝32による段差がなくなるので、靴
が引っかかったりすることが無くなる。また、既存の案
内溝32にも適用できるので、現在使用されている扉の
案内溝32による段差を無くすことができる。
【0033】上述した実施例は、扉をモータで開閉する
場合を例に取って説明したが、油圧、空圧等の機器で開
閉するようにしてもよい。また、磁石として電磁石を使
用してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、扉を開閉する床面を平
らに構成することができるので、靴等が溝に引っかかる
等の問題が生じない。また、ゴミ等が溝に詰まって過負
荷となりモータが故障する等の問題も生じない。さら
に、台車通過時に依る荷くづれ、車椅子通過時の不快感
等も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部断面図である。
【図2】第2実施例の要部断面図である。
【図3】第3実施例の要部断面図である。
【図4】第4実施例の要部断面図である。
【図5】ガイド23及びファスナー24の断面図であ
る。
【図6】扉を開いた状態を示す図である。
【図7】自動開閉扉の外観図である。
【図8】従来の自動開閉扉の要部断面図である。
【図9】他の従来例の外観図である。
【符号の説明】
2 扉枠 4、5、12、21 磁石 11 キャタピラ 21 ローラ 24 ファスナー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉と、 前記扉を支える支持部と、 前記扉を自動開閉させる駆動部と、 前記扉の下面に回転可能に取り付けられたキャタピラ状
    第1の磁性体とからなり、 前記駆動部により前記扉が開閉される際に、前記第1の
    磁性体と対向する床面に設けた第2の磁性体と前記第1
    の磁性体との吸引作用により、前記扉が前記第2の磁性
    体に沿って移動可能としたことを特徴とする自動開閉
    扉。
  2. 【請求項2】扉と、 前記扉を支える支持部と、 前記扉を自動開閉させる駆動部と、 前記扉の下面に設けられたファスナー元とからなり、 前記ファスナー元と対向する床面にファスナー設け、
    前記扉が開閉する際に、前記ファスナー元により床面の
    ファスナーが開閉されるように構成したことを特徴とす
    る自動開閉扉。
  3. 【請求項3】前記ファスナーは、既設または新たに設け
    られた床面の案内溝に収納されるガイドと前記ガイドに
    固定されたファスナーからなることを特徴とする請求項
    記載の自動開閉扉。
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