JPH0454295Y2 - - Google Patents

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JPH0454295Y2
JPH0454295Y2 JP1986079096U JP7909686U JPH0454295Y2 JP H0454295 Y2 JPH0454295 Y2 JP H0454295Y2 JP 1986079096 U JP1986079096 U JP 1986079096U JP 7909686 U JP7909686 U JP 7909686U JP H0454295 Y2 JPH0454295 Y2 JP H0454295Y2
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JP
Japan
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recess
hanging door
magnet
magnetic body
door
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JP1986079096U
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JPS62190070U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、部屋の開口を塞ぐ吊り戸や下駄箱
用のキヤビネツト用吊り戸に使用する吊り戸のふ
れ止め装置に関するものである。
〔背景技術〕
第3図に示すように、従来の吊り戸15は、吊
りレール16に吊持され、吊りレール16に沿つ
て移動自在に構成したものである。かかる吊り戸
15の下端面には吊り戸15の幅方向の全長にわ
たつて溝部19が設けられ、また吊り戸15の下
端面に対向する床面18にはガイドピン17が立
設され、このガイドピン17を溝部19内に挿入
係止させ、吊り戸15がふれるのを防止してい
た。
しかしながら、このガイドピン17は吊りレー
ル16のほぼ中央部に対応する床面18の中央部
に取り付けられているだけであるため、吊り戸1
5を閉じた時にガイドピン17によつて支持され
ない側がふれてしまい、吊り戸15ががたつくと
いう問題があつた。このため、ガイドピン17を
中央部以外の他の部位にも設けることが提案され
たが、ガイドピン17は床面18上に突設されて
いるため、ガイドピン17に足を引つ掛けたりし
て危険であつた。従つて、ガイドピン17を使用
せずに吊り戸15のふれを防止することが従来よ
り望まれていた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、吊り戸のふれを防止した吊
り戸のふれ止め装置を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の吊り戸のふれ止め装置は、吊り戸の
側面とこの吊り戸を閉じた状態で吊り戸の前記側
面が当たる縦枠の内面とにそれぞれ設けられ互い
に対向する第1の凹部および第2の凹部と、これ
らの第1の凹部および第2の凹部内にそれぞれ設
けられ一方が凹部から進退自在に構成されるとと
もに吊り戸を閉じた状態で互いに引き合つて一方
が両方の凹部内にまたがつて係止される磁石およ
び磁性体と、これらの磁石および磁性体のうち進
退自在に構成される一方を前記吊り戸の開状態で
凹部内に復帰させる復帰ばねとを備えたものであ
る。
このように、この考案によれば、吊り戸の側面
および縦枠の内面にそれぞれ互いに対向する第1
の凹部および第2の凹部を設け、これらの凹部内
にそれぞれ磁石および磁性体を設けるとともに、
磁石および磁性体のうち一方が凹部から進退自在
に構成され、かつこれらの磁石および磁性体のう
ち進退自在に構成される一方を復帰ばねにより吊
り戸の開状態で凹部内に復帰させるようにしたの
で、吊り戸を閉じて前記第1の凹部と第2の凹部
とが近接したとき、磁力によつて磁性体と磁石と
が互いに引き合い一方がその凹部から突出して両
方の凹部にまたがつて係止され、吊り戸のふれを
防止することができる。また、吊り戸を開けると
突出した磁石(または磁性体)が復帰ばねによつ
て凹部内に復帰させられる。すなわち、磁性体5
と磁石の相互の吸引および復帰ばねによつて係脱
が自動的になされる。また、吊り戸の開状態にお
いて、縦枠等から突出する部材はなく、外観が良
好になるとともに引つ掛ける危険性もない。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づいて説明する。すなわち、この吊り戸のふれ止
め装置は、第1図に示すように、吊り戸1の側面
に設けた第1の凹部3と、縦枠2の内面に設けた
第2の凹部4と、前記第1の凹部3内に設けられ
た磁性体5と、前記第2の凹部4内に設けられ吊
り戸1を閉じた時に第1の凹部3と第2の凹部4
との近接状態で前記磁性体5と引き合い両方の凹
部3,4内にまたがつて挿入される進退自在な磁
石6とを備えたものである。
第1図に示すように、前記第1の凹部3は吊り
戸1の側面に設けられ、この第1の凹部3の底部
には、磁石,鉄等の磁性体5が設けられる。
第1図および第2図に示すように、前記第2の
凹部4は、吊り戸1を閉じた状態で吊り戸1の前
記側面が当たる縦枠2の内面に前記第1の凹部に
対向して設けられ、この第2の凹部4内には、第
1の凹部3および第2の凹部4が近接した状態
で、前記磁性体5と引き合つて第1の凹部3内へ
突出する磁石6が設けられる。この磁石6は、第
2の凹部4内に嵌入するケーシング10の底部ば
ね7を介して接続され、ケーシング10内に収容
される。このばね7のばね力は、第2の凹部4か
ら突出した磁石6を第2の凹部4内へ復帰させる
ために、磁石6と磁性体5との互いに引き合う磁
力よりも小さくなるように設定される。
ケーシング10の上部開口の両側部にはつば部
10aが設けられ、このつば部10aを第2の凹
部4に隣接した縦枠2上に係止させ、つば部10
aに設けた挿通孔9より固定ねじ8を縦枠2にね
じ込んでケーシング10を固定する(第1図参
照)。
次に、この実施例の動作を説明する。通常状態
では、第2の凹部4の上部開口は磁石6の先端フ
ラツト部で塞がれているが、吊り戸1を閉じた磁
性体5が接近すると磁性体5と磁石6とが互いに
引き合い磁石6が磁力によつて第2の凹部4から
第1の凹部3内へ突出して先端部が第1の凹部3
内に挿入される。磁性体5が遠ざかると、磁石6
はばね7の力で第2の凹部4内へ戻される。
このように、第1の凹部3と第2の凹部4とが
近接した状態で、磁性体5と磁石6とが互いに引
き合い磁石6が両方の凹部3,4にまたがつて係
止されるので吊り戸1がふれるのを防止すること
ができる。
なお、前記第1および第2の凹部3,4はそれ
ぞれ吊り戸1の側面および縦枠2の内面のうち床
面に近い下部に設けるのが、吊り戸1のふれを防
止するうえで好ましい。
なお、この考案の吊り戸のふれ止め装置は、従
来より使用されているガイドピンと併用できるこ
とはいうまでもない。
また、この実施例では、吊り戸1に磁性体5を
設け、縦枠2に進退自在な磁石6を設けたが、こ
れとは逆に吊り戸に進退自在な磁石を設け、縦枠
に磁性体を設けるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
この考案の吊り戸のふれ止め装置によれば、吊
り戸の側面および縦枠の内面に互いに対向するそ
れぞれ第1の凹部および第2の凹部を設け、これ
らの凹部内にそれぞれ磁石および磁性体を設ける
とともに、磁石および磁性体のうち一方が凹部か
ら進退自在に構成され、かつこれらの磁石および
磁性体のうち進退自在に構成される一方を復帰ば
ねにより吊り戸の開状態で凹部内に復帰させるよ
うにしたので、吊り戸を閉じて前記第1の凹部と
第2の凹部とが近接したとき、磁力によつて磁性
体と磁力とが互いに引き合い一方がその凹部から
突出して両方の凹部にまたがつて係止され、吊り
戸のふれを防止することができる。また、吊り戸
を開けると突出した磁石(または磁性体)が復帰
ばねによつて凹部内に復帰させられる。すなわ
ち、磁性体5と磁石の相互の吸引および復帰ばね
によつて係脱が自動的になされるという効果があ
る。また、吊り戸の開状態において、縦枠等から
突出する部材はなく、外観が良好になるとともに
引つ掛ける危険性もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
AおよびBはそれぞれ磁石の保持構造を示す断面
図および斜視図、第3図は従来の吊り戸の斜視図
である。 1……吊り戸、2……縦枠、3……第1の溝、
4……第2の溝、5……磁性体、6……磁石、7
……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊り戸の側面とこの吊り戸を閉じた状態で吊り
    戸の前記側面が当たる縦枠の内面とにそれぞれ設
    けられ互いに対向する第1の凹部および第2の凹
    部と、これらの第1の凹部および第2の凹部内に
    それぞれ設けられ一方が凹部から進退自在に構成
    されるとともに吊り戸を閉じた状態で互いに引き
    合つて一方が両方の凹部内にまたがつて係止され
    る磁石および磁性体と、これらの磁石および磁性
    体のうち進退自在に構成される一方を前記吊り戸
    の開状態で凹部内に復帰させる復帰ばねとを備え
    た吊り戸のふれ止め装置。
JP1986079096U 1986-05-26 1986-05-26 Expired JPH0454295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986079096U JPH0454295Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JP1986079096U JPH0454295Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62190070U JPS62190070U (ja) 1987-12-03
JPH0454295Y2 true JPH0454295Y2 (ja) 1992-12-21

Family

ID=30928643

Family Applications (1)

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JP1986079096U Expired JPH0454295Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7515405B2 (en) * 2006-07-25 2009-04-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Anti-rotation mechanism for an electronic device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54109227A (en) * 1978-02-15 1979-08-27 Matsushita Electric Works Ltd Apparatus for halting folding door
JPS59199977A (ja) * 1983-04-26 1984-11-13 榊原 重門 ドア用係止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54109227A (en) * 1978-02-15 1979-08-27 Matsushita Electric Works Ltd Apparatus for halting folding door
JPS59199977A (ja) * 1983-04-26 1984-11-13 榊原 重門 ドア用係止装置

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JPS62190070U (ja) 1987-12-03

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