JPH0736546Y2 - カーテンの開閉装置 - Google Patents
カーテンの開閉装置Info
- Publication number
- JPH0736546Y2 JPH0736546Y2 JP1988117151U JP11715188U JPH0736546Y2 JP H0736546 Y2 JPH0736546 Y2 JP H0736546Y2 JP 1988117151 U JP1988117151 U JP 1988117151U JP 11715188 U JP11715188 U JP 11715188U JP H0736546 Y2 JPH0736546 Y2 JP H0736546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- runner
- curtain
- roller
- guide rail
- Prior art date
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、走行性能を向上させたカーテンの開閉装置に
関する。
関する。
[従来の技術] 従来から、自動車の窓にカーテンを配設することによ
り、遮光性を高め、また、車室内が覗かれることを防止
することが知られている。
り、遮光性を高め、また、車室内が覗かれることを防止
することが知られている。
特に、最近では、ワンボックスタイプの車両において、
その後部または側面の窓に、電動式に開閉するカーテン
装置を設けることも行われている。例えば、実開昭60−
98489号公報に示された装置は、その開閉動作を上部レ
ールとそのランナーに組み込んだリニアモータによって
行うものである。すなわち、このカーテンの開閉装置に
おいては、リニアモータによってカーテンレール内を自
動的に移動できるように構成されている。一方、カーテ
ンの下部には、カーテンを車窓の傾斜に合わせてガラス
面に一定の間隔をもって配設できるように、複数のフッ
クが取り付けられ、そのフックを車窓の下部に配設され
た棒状のレールに引掛け、上部ランナーの開閉動作に伴
って、フックがレールを滑走するように構成されてい
る。
その後部または側面の窓に、電動式に開閉するカーテン
装置を設けることも行われている。例えば、実開昭60−
98489号公報に示された装置は、その開閉動作を上部レ
ールとそのランナーに組み込んだリニアモータによって
行うものである。すなわち、このカーテンの開閉装置に
おいては、リニアモータによってカーテンレール内を自
動的に移動できるように構成されている。一方、カーテ
ンの下部には、カーテンを車窓の傾斜に合わせてガラス
面に一定の間隔をもって配設できるように、複数のフッ
クが取り付けられ、そのフックを車窓の下部に配設され
た棒状のレールに引掛け、上部ランナーの開閉動作に伴
って、フックがレールを滑走するように構成されてい
る。
しかし、このように多数のフックをレールに取り付け、
カーテンの下端部の開閉動作をガイドする方法では、フ
ックとレールの間の摩擦抵抗が大きいため、カーテンの
開閉動作がスムーズに行えないといった欠点があった。
カーテンの下端部の開閉動作をガイドする方法では、フ
ックとレールの間の摩擦抵抗が大きいため、カーテンの
開閉動作がスムーズに行えないといった欠点があった。
そこで、カーテンの下部に、回転自在のローラを取り付
けたランナーを配設し、このランナーをガイドレール内
に装着して、開閉動作を行うものが知られている。
けたランナーを配設し、このランナーをガイドレール内
に装着して、開閉動作を行うものが知られている。
このような下部ランナーの一例を第4図(A)に示し
た。すなわち、ガイドレール4は、長さ方向に沿った開
口部と、この開口部を介して対向する上部端縁部4aと下
部端縁部4bとを有している。一方、ランナー1は、断面
形状が略H字形であって、前記開口部に介装されたロー
ラ2が回転自在に支持されており、このローラ2には、
前記上下端縁部4a,4bの外側に位置する外側円盤部2b
と、上下端縁部4a,4bの内側に位置する内側円盤部2aと
が設けられるとともに、これら両円盤部2b,2a間に前記
上下端縁部4a,4bを受容する溝部3が設けられている。
そして、リニアモータによって、上部ランナーが駆動さ
れると、その動作に伴って、ランナー1も上部ランナー
の移動方向と同一方向に移動し、カーテンを開閉するよ
うに構成されている。
た。すなわち、ガイドレール4は、長さ方向に沿った開
口部と、この開口部を介して対向する上部端縁部4aと下
部端縁部4bとを有している。一方、ランナー1は、断面
形状が略H字形であって、前記開口部に介装されたロー
ラ2が回転自在に支持されており、このローラ2には、
前記上下端縁部4a,4bの外側に位置する外側円盤部2b
と、上下端縁部4a,4bの内側に位置する内側円盤部2aと
が設けられるとともに、これら両円盤部2b,2a間に前記
上下端縁部4a,4bを受容する溝部3が設けられている。
そして、リニアモータによって、上部ランナーが駆動さ
れると、その動作に伴って、ランナー1も上部ランナー
の移動方向と同一方向に移動し、カーテンを開閉するよ
うに構成されている。
しかしながら、第4図(A)に示したような構造におい
ては、ガイドレール4とランナー1との間に傾斜がある
と、カーテンの開閉時に、ローラ2の上部においては、
内側円盤部2aの内側がガイドレール4の上部端縁部4aと
当接し、一方、ローラ2の下部においては、外側円盤部
2bの内側がガイドレール4の下部端縁部4bと当接するこ
とになる。そのため、図4(B)に示したように、ロー
ラ2の上部においては、内側円盤部2aには時計方向の回
転力が働き、一方、外側円盤部2bには反時計方向の回転
力が働くこととなる。このため、ブレーキ現象が発生し
て、ガイドレール4に沿ってローラ2が円滑に移動する
ことができず、リニアモータなどの駆動力に大きな負担
が加わり、さらに開閉時のカーテンが途中で止まってし
まうという欠点があった。
ては、ガイドレール4とランナー1との間に傾斜がある
と、カーテンの開閉時に、ローラ2の上部においては、
内側円盤部2aの内側がガイドレール4の上部端縁部4aと
当接し、一方、ローラ2の下部においては、外側円盤部
2bの内側がガイドレール4の下部端縁部4bと当接するこ
とになる。そのため、図4(B)に示したように、ロー
ラ2の上部においては、内側円盤部2aには時計方向の回
転力が働き、一方、外側円盤部2bには反時計方向の回転
力が働くこととなる。このため、ブレーキ現象が発生し
て、ガイドレール4に沿ってローラ2が円滑に移動する
ことができず、リニアモータなどの駆動力に大きな負担
が加わり、さらに開閉時のカーテンが途中で止まってし
まうという欠点があった。
このような欠点を解消するために、第5図に示したよう
なランナーが提案されている。これは、第5図(A)に
示したように、ランナー11に3つのローラ12a,12b,12c
を設け、その中央の1つのローラ12bをランナー11の上
部に、他の2つのローラ12a,12cをランナー11の下部に
配設し、上部に配設したローラ12bをガイドレール14の
上部端部14aと係合させ、下部に配設したローラ12a,12c
をガイドレール14の下部端部14bと係合させるように、
ガイドレール14に装着したものである。
なランナーが提案されている。これは、第5図(A)に
示したように、ランナー11に3つのローラ12a,12b,12c
を設け、その中央の1つのローラ12bをランナー11の上
部に、他の2つのローラ12a,12cをランナー11の下部に
配設し、上部に配設したローラ12bをガイドレール14の
上部端部14aと係合させ、下部に配設したローラ12a,12c
をガイドレール14の下部端部14bと係合させるように、
ガイドレール14に装着したものである。
かかる構造においては、第5図(B)に示したように、
カーテンの開閉動作に伴って、ランナー11の上部に配設
されたローラ12bは時計方向に回転し、一方、ランナー1
1の下部に配設されたローラ12a,12cは、反時計方向に回
転する。そのため、ガイドレール14内をランナー11がス
ムーズに移動できるようになるので、自動開閉式のカー
テンにおいても、その開閉動作は非常に円滑に行われ
る。
カーテンの開閉動作に伴って、ランナー11の上部に配設
されたローラ12bは時計方向に回転し、一方、ランナー1
1の下部に配設されたローラ12a,12cは、反時計方向に回
転する。そのため、ガイドレール14内をランナー11がス
ムーズに移動できるようになるので、自動開閉式のカー
テンにおいても、その開閉動作は非常に円滑に行われ
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上述したような構成を有する従来のカー
テンの開閉装置においては、1つのランナー11に3個の
ローラ12a,12b,12cを配設するため、ランナー11の長さ
Lが大きくなり、カーテンを全開にした場合に、複数の
長いランナーがガイドレールの端部で当接することとな
り、ランナーを窓の端部に寄せることができないので、
カーテンを窓いっぱいに開くことができず、採光性が悪
く、また、充分な解放感を得ることができない。
テンの開閉装置においては、1つのランナー11に3個の
ローラ12a,12b,12cを配設するため、ランナー11の長さ
Lが大きくなり、カーテンを全開にした場合に、複数の
長いランナーがガイドレールの端部で当接することとな
り、ランナーを窓の端部に寄せることができないので、
カーテンを窓いっぱいに開くことができず、採光性が悪
く、また、充分な解放感を得ることができない。
また、第5図(C)に示したように、ランナー11の上部
及び下部に2列にローラ12a,12b,12cを配設するため、
ランナー11及びガイドレール14の高さHが大きくなり、
見栄えが悪かった。
及び下部に2列にローラ12a,12b,12cを配設するため、
ランナー11及びガイドレール14の高さHが大きくなり、
見栄えが悪かった。
さらに、各ランナー11の3個ずつローラを配設するた
め、部品点数が増大し、製造工程も繁雑なものとなり、
製造コストも増大するという欠点があった。
め、部品点数が増大し、製造工程も繁雑なものとなり、
製造コストも増大するという欠点があった。
本考案は、以上のような従来技術の欠点を除去するため
に提案されたもので、その目的は、カーテンの開閉時に
生ずるブレーキ現象を防止し、走行性を大幅に向上させ
ると同時に、ランナーの小型化を図り、カーテンを大き
く開くことができ、また、構造の簡略化及び部品点数の
削減を可能にしたカーテン開閉装置を提供することにあ
る。
に提案されたもので、その目的は、カーテンの開閉時に
生ずるブレーキ現象を防止し、走行性を大幅に向上させ
ると同時に、ランナーの小型化を図り、カーテンを大き
く開くことができ、また、構造の簡略化及び部品点数の
削減を可能にしたカーテン開閉装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 前記問題点を解決するために本考案にあっては、長さ方
向に沿った開口部とこの開口部を介して対向する上下端
縁部とを有する断面略C字型のガイドレールと、このガ
イドレールに沿って走行するランナーと、このランナー
に回転自在に支持されて前記開口部に介装されたローラ
とを有し、このローラには、前記上下端縁部の外側に位
置する外側円盤部と、前記上下端縁部の内側に位置する
内側円盤部とが設けられるとともに、これら両円盤部間
に前記上下端縁部を受容する溝部が設けられたカーテン
の開閉装置において、前記ローラの外側円盤部と内側円
盤部とを、相互に回転自在な別体としてある。
向に沿った開口部とこの開口部を介して対向する上下端
縁部とを有する断面略C字型のガイドレールと、このガ
イドレールに沿って走行するランナーと、このランナー
に回転自在に支持されて前記開口部に介装されたローラ
とを有し、このローラには、前記上下端縁部の外側に位
置する外側円盤部と、前記上下端縁部の内側に位置する
内側円盤部とが設けられるとともに、これら両円盤部間
に前記上下端縁部を受容する溝部が設けられたカーテン
の開閉装置において、前記ローラの外側円盤部と内側円
盤部とを、相互に回転自在な別体としてある。
[作用] 前記構成において、ランナーが傾斜して移動すると、ロ
ーラの内側円盤部がガイドレールの一方の端縁部を当接
するとともに、外側円盤部がガイドレールの他方の端縁
部に当接し、これにより各円盤部には相互に逆回転方向
の力が作用する。しかし、各円盤部は別体であって、相
互に回転自在であることから、各円盤部が自在に回転す
ることにより、前記逆方向に作用する力同士の干渉によ
るブレーキ現象の発生は回避される。
ーラの内側円盤部がガイドレールの一方の端縁部を当接
するとともに、外側円盤部がガイドレールの他方の端縁
部に当接し、これにより各円盤部には相互に逆回転方向
の力が作用する。しかし、各円盤部は別体であって、相
互に回転自在であることから、各円盤部が自在に回転す
ることにより、前記逆方向に作用する力同士の干渉によ
るブレーキ現象の発生は回避される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第1図(A)に示したように、本実施例においては、図
外のカーテンに取り付けられるフック部21aを設けたラ
ンナー21の本体部に、ローラ22がシャフト24によって、
回転自在に支持されている。このローラ22は、外側円盤
部22aと、この外側円盤部22aとほぼ同径であってこれに
対向する内側円盤部23、及びこの両円盤部22a,23間に介
在する円筒状の小径部22bとを有する断面形状が略H字
形であり、各部材の中心部にシャフト24が遊挿されてい
る。また、ローラ22において、外側円盤部22aと小径部2
2bとは一体に形成され、内側円盤部23はこれとは別体に
形成されている。
外のカーテンに取り付けられるフック部21aを設けたラ
ンナー21の本体部に、ローラ22がシャフト24によって、
回転自在に支持されている。このローラ22は、外側円盤
部22aと、この外側円盤部22aとほぼ同径であってこれに
対向する内側円盤部23、及びこの両円盤部22a,23間に介
在する円筒状の小径部22bとを有する断面形状が略H字
形であり、各部材の中心部にシャフト24が遊挿されてい
る。また、ローラ22において、外側円盤部22aと小径部2
2bとは一体に形成され、内側円盤部23はこれとは別体に
形成されている。
一方、第1図(B)に示したように、ガイドレール25は
断面略C字型であって、長さ方向に沿った開口部と、こ
の開口部を介して対向する上部端縁部25aと下部端縁部2
5bとを有している。そして、ローラ22は、外側円盤部22
aを上下端縁部25a,25bの外側に位置させ、かつ、内側円
盤部23を両端縁部25a,25bの内側に位置させるととも
に、両円盤部22a,23間の溝部26内に、上下端縁部25a,25
bを受容させることにより、ガイドレール25と係合され
る。
断面略C字型であって、長さ方向に沿った開口部と、こ
の開口部を介して対向する上部端縁部25aと下部端縁部2
5bとを有している。そして、ローラ22は、外側円盤部22
aを上下端縁部25a,25bの外側に位置させ、かつ、内側円
盤部23を両端縁部25a,25bの内側に位置させるととも
に、両円盤部22a,23間の溝部26内に、上下端縁部25a,25
bを受容させることにより、ガイドレール25と係合され
る。
なお、本実施例においては、ローラ22として、ナイロン
樹脂のような滑りやすい材質のものが用いられている。
樹脂のような滑りやすい材質のものが用いられている。
このような構成を有する本実施例のカーテンの開閉装置
においては、ランナー21をガイドレール25に装着した状
態においては、第1図(B)に示したように、ガイドレ
ール25の上下端縁部25a,25bが溝部26内に遊嵌してい
る。しかし、カーテンの移動時において、ランナー21が
傾斜して移動する場合には、第2図(A)に示したよう
に、ローラ22の外側円盤部22aの下部が、ガイドレール2
5の下部端縁部25bと当接し、一方、内側円盤部23の上部
が、ガイドレール25の上部端縁部25aと当接する。する
と、第2図(B)に示したように、ランナー21の走行に
伴って、内側円盤部22aと外側円盤部23とは、それぞれ
独立して相互に反対方向に回転する。したがって、各円
盤部22a,23が自在に回転することにより、逆回転方向に
作用する力同士の干渉によるブレーキ現象の発生を回避
することができ、ランナー21の走行性を向上させること
ができる。
においては、ランナー21をガイドレール25に装着した状
態においては、第1図(B)に示したように、ガイドレ
ール25の上下端縁部25a,25bが溝部26内に遊嵌してい
る。しかし、カーテンの移動時において、ランナー21が
傾斜して移動する場合には、第2図(A)に示したよう
に、ローラ22の外側円盤部22aの下部が、ガイドレール2
5の下部端縁部25bと当接し、一方、内側円盤部23の上部
が、ガイドレール25の上部端縁部25aと当接する。する
と、第2図(B)に示したように、ランナー21の走行に
伴って、内側円盤部22aと外側円盤部23とは、それぞれ
独立して相互に反対方向に回転する。したがって、各円
盤部22a,23が自在に回転することにより、逆回転方向に
作用する力同士の干渉によるブレーキ現象の発生を回避
することができ、ランナー21の走行性を向上させること
ができる。
また、ランナー21に配設されるローラが1個で良いの
で、ランナー21の長さlを小さくすることができ、カー
テンを開けた場合に、その開口面積を大きくすることが
できるとともに、ランナー21及びガイドレール25の高さ
hも小さくなり、見栄え良くなる。さらに、各ランナー
にローラ22を取り付けるシャフト24の数が減少するの
で、シャフト24のカシメ作業等が省略され、部品点数の
削減及び製造工程の簡略化も可能となる。
で、ランナー21の長さlを小さくすることができ、カー
テンを開けた場合に、その開口面積を大きくすることが
できるとともに、ランナー21及びガイドレール25の高さ
hも小さくなり、見栄え良くなる。さらに、各ランナー
にローラ22を取り付けるシャフト24の数が減少するの
で、シャフト24のカシメ作業等が省略され、部品点数の
削減及び製造工程の簡略化も可能となる。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるものではな
く、外側円盤部と内側円盤部とが独立して回転できるよ
うにシャフトによって支持し、ローラ全体としての形状
が断面略H字形になるように構成したものであれば、第
3図(A)に示したように、各々別体で形成された外側
円盤部と小径部及び内側円盤部とで構成しても良いし、
第3図(B)に示したように、外側円盤部側に小径部を
形成しても良い。また、第3図(C)に示したように、
内側円盤部と外側円盤部の双方に小径部を形成して、両
小径部が当接するように配設しても良い。
く、外側円盤部と内側円盤部とが独立して回転できるよ
うにシャフトによって支持し、ローラ全体としての形状
が断面略H字形になるように構成したものであれば、第
3図(A)に示したように、各々別体で形成された外側
円盤部と小径部及び内側円盤部とで構成しても良いし、
第3図(B)に示したように、外側円盤部側に小径部を
形成しても良い。また、第3図(C)に示したように、
内側円盤部と外側円盤部の双方に小径部を形成して、両
小径部が当接するように配設しても良い。
また、上述したカーテンの開閉装置は、手動式のカーテ
ン開閉装置としても適用でき、その場合、カーテンの上
下に上述した実施例と同様のランナーを配設すれば良
い。さらに、車両用ばかりでなく、家庭用のカーテン開
閉装置としても適用することができる。
ン開閉装置としても適用でき、その場合、カーテンの上
下に上述した実施例と同様のランナーを配設すれば良
い。さらに、車両用ばかりでなく、家庭用のカーテン開
閉装置としても適用することができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、ランナーに回転自
在に支持されたローラの外側円盤部と内側円盤部とを、
相互に回転自在な別体とすることによって、カーテンの
開閉時に生ずるブレーキ現象を防止し、走行性を向上さ
せると同時に、ランナーの小型化を図り、カーテンを大
きく開くことができ、また、構造の簡略化及び部品点数
の削減が可能となる。また、複数の部材で構成されては
いるもの、用いるローラは単一であることから、このロ
ーラが介装されるガイドレールの大型化を伴わずに、ラ
ンナーの走行性を向上させることができる。
在に支持されたローラの外側円盤部と内側円盤部とを、
相互に回転自在な別体とすることによって、カーテンの
開閉時に生ずるブレーキ現象を防止し、走行性を向上さ
せると同時に、ランナーの小型化を図り、カーテンを大
きく開くことができ、また、構造の簡略化及び部品点数
の削減が可能となる。また、複数の部材で構成されては
いるもの、用いるローラは単一であることから、このロ
ーラが介装されるガイドレールの大型化を伴わずに、ラ
ンナーの走行性を向上させることができる。
第1図(A)は本考案のカーテンの開閉装置の一実施例
を示す要部分解斜視図、(B)は同実施例にかかるカー
テンの開閉装置の側面図、第2図(A)は同実施例にか
かるカーテンの開閉装置の開閉動作時における側面図、
(B)は同実施例にかかるカーテンの開閉装置のローラ
部分における回転動作を示す正面図、第3図(A)
(B)(C)は、本考案の他の実施例にかかるローラの
側面図、第4図(A)は従来のカーテンの開閉装置の一
例を示す側面図、(B)は同カーテンの開閉装置の回転
動作を示す正面図、第5図は、従来のカーテンの開閉装
置の改良例を示すもので、(A)は斜視図、(B)はロ
ーラの回転動作を示す正面図、(C)は側面図である。 1……ランナー、2……ローラ、2a……内側円盤部、2b
……外側円盤部、3……溝、4……ガイドレール、4a…
…上部端縁部、4b……下部端縁部、11……ランナー、12
a,12b,12c……ローラ、14……ガイドレール、14a……上
部端縁部、14b……下部端縁部、21……ランナー、22…
…ローラ、22a……外側円盤部、22b……小径部、23……
内側円盤部、24……シャフト、25……ガイドレール、25
a……上部端縁部、25b……下部端縁部、26……溝部。
を示す要部分解斜視図、(B)は同実施例にかかるカー
テンの開閉装置の側面図、第2図(A)は同実施例にか
かるカーテンの開閉装置の開閉動作時における側面図、
(B)は同実施例にかかるカーテンの開閉装置のローラ
部分における回転動作を示す正面図、第3図(A)
(B)(C)は、本考案の他の実施例にかかるローラの
側面図、第4図(A)は従来のカーテンの開閉装置の一
例を示す側面図、(B)は同カーテンの開閉装置の回転
動作を示す正面図、第5図は、従来のカーテンの開閉装
置の改良例を示すもので、(A)は斜視図、(B)はロ
ーラの回転動作を示す正面図、(C)は側面図である。 1……ランナー、2……ローラ、2a……内側円盤部、2b
……外側円盤部、3……溝、4……ガイドレール、4a…
…上部端縁部、4b……下部端縁部、11……ランナー、12
a,12b,12c……ローラ、14……ガイドレール、14a……上
部端縁部、14b……下部端縁部、21……ランナー、22…
…ローラ、22a……外側円盤部、22b……小径部、23……
内側円盤部、24……シャフト、25……ガイドレール、25
a……上部端縁部、25b……下部端縁部、26……溝部。
Claims (1)
- 【請求項1】長さ方向に沿った開口部とこの開口部を介
して対向する上下端縁部とを有する断面略C字型のガイ
ドレールと、このガイドレールに沿って走行するランナ
ーと、このランナーに回転自在に支持されて前記開口部
に介装されたローラとを有し、このローラには、前記上
下端縁部の外側に位置する外側円盤部と、前記上下端縁
部の内側に位置する内側円盤部とが設けられるととも
に、これら両円盤部間に前記上下端縁部を受容する溝部
が設けられたカーテンの開閉装置において、前記ローラ
の外側円盤部と内側円盤部とを、相互に回転自在な別体
としたことを特徴とするカーテンの開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988117151U JPH0736546Y2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 | カーテンの開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988117151U JPH0736546Y2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 | カーテンの開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0238988U JPH0238988U (ja) | 1990-03-15 |
JPH0736546Y2 true JPH0736546Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31360342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988117151U Expired - Lifetime JPH0736546Y2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 | カーテンの開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736546Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS438501Y1 (ja) * | 1966-10-18 | 1968-04-15 |
-
1988
- 1988-09-06 JP JP1988117151U patent/JPH0736546Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0238988U (ja) | 1990-03-15 |
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