JPH0635727Y2 - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JPH0635727Y2
JPH0635727Y2 JP13119788U JP13119788U JPH0635727Y2 JP H0635727 Y2 JPH0635727 Y2 JP H0635727Y2 JP 13119788 U JP13119788 U JP 13119788U JP 13119788 U JP13119788 U JP 13119788U JP H0635727 Y2 JPH0635727 Y2 JP H0635727Y2
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JP
Japan
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panel
slider
sunshade
string
backward
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JP13119788U
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JPH0251923U (ja
Inventor
幸治 住田
茂 植木
Original Assignee
ダイキョー・ベバスト株式会社
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌等の乗物に採用されるサンルーフ装置に
関する。
(従来の技術) 例えば、上記のサンルーフ装置として、実公昭60−1100
07号公報記載のものがある。
これは車輌屋根の開口部を開閉するパネルの下方にサン
シェードを前後移動自在に設け、前記開口部の左右両側
に配置したガイドレールにスライダが前後移動自在に備
えられている。スライダは駆動ケーブルの一端側に連結
され、駆動ケーブルはモータにより軸心方向に押引され
てスライダを前後に移動し、駆動ケーブルの他端側は遊
端部とされている。また、スライダとパネルとの間には
スライダの前方移動によりパネル後部をチルトアップさ
せる昇降機構が設けられている。そして、そのチルトア
ップ動作に連動してサンシェードを開動作させるべく、
駆動ケーブルによりスライダを前方移動させた際に駆動
ケーブルの遊端部でサンシェードを後方に押動するよう
に構成されたものが開示されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のものにあっては、サンシェードを駆動ケーブ
ルの他端側の遊端部で押動するので、駆動ケーブルの他
端側が湾曲したり、振れ動いたりしてサンシェードを確
実に後方移動させることが困難であった。
そこで本考案は、パネルのチルトアップ動作に連動して
サンシェードを確実に後方移動させ得るサンルーフ装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために講じた技術的手段
は、乗物屋根の開口部を開閉するパネルの下方にサンシ
ェードを前後移動自在に設け、前記開口部の左右両側に
配置したガイドレールに、駆動手段により前後移動され
るスライダを備え、スライダとパネルとの間にスライダ
の前方移動でパネル後部をチルトアップさせる昇降機構
を設けたサンルーフ装置において、 前記スライダのチルトアップ時の前方移動の際スライダ
に係合して前方移動するスライド部材を備え、このスラ
イド部材に一端側が連結された紐状体を設け、この紐状
体の中途部は一端側が前方移動した際に他端側が後方移
動すべく折返し状とされており、紐状体の他端側には紐
状体により後方に引張られてサンシェードを後方に引き
動かす引動部材を連結した点にある。
(作用) パネル3後部をチルトアップさせるべくスライダ15を前
方移動させると、スライド部材39がスライダ15に係合し
て前方移動し、このスライド部材39に連結された紐状体
38の一端側が前方移動する。そして、紐状体38の他端側
が折返し部分を介して後方移動し、これにより引動部材
44が後方に引張られてサンシェード6が後方に引動され
て、パネルのチルトアップ動作に連動してサンシェード
6が開動作され、換気が図れる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図乃至第14図は本考案の第1実施例を示し、第10図
乃至第14図において、車輌屋根1の前部には矩形状の開
口部2が形成され、この開口部2は採光可能なパネル3
により開閉自在に施蓋されている。また、屋根1の下方
側には前記開口部2に略対応する実質開口部4を有する
フレーム5が装着され、実質開口部4はサンシェード6
により開閉自在に施蓋されている。
前記フレーム5の実質開口部4の左右両側には左右一対
のガイドレール7が前後方向に配設されている。各ガイ
ドレール7の左右方向外方側に主レール溝8が、内方側
に副レール溝9が、副レール溝9より外側にケーブル挿
通孔10が夫々前後方向に亘っって形成されている。ケー
ブル挿通孔10は前後方向に形成された連通溝11により上
方開口状とされている。また、各ケーブル挿通孔10内に
は駆動ケーブル16が挿通され、駆動ケーブル16はモータ
17により駆動される。この駆動ケーブル16及びモータ17
等により駆動手段を構成している。また、副レール溝9
にはサンシェード6の左右両側に設けた複数のスライド
シュー12が摺動自在に嵌合され、これによりサンシェー
ド6は前後移動自在とされている。また、13は把持部で
ある。
また、各ガイドレール7には前後一対のスライダ14,15
が前後移動自在に設けられている。各スライダ14,15は
断面コ字形に形成されて、主レール溝8とケーブル挿通
孔10とに跨って配置され、そのコ字形の外側脚部18には
主レール溝8に嵌合する摺動部材20,21が設けられ、内
側脚部19は駆動ケーブル16に連結されていて、各スライ
ダ14,15は駆動ケーブル16を介してモータ17により前後
に駆動される。
前後スライダ14,15とパネル30との間には昇降機構22が
設けられている。昇降機構22はパネル3の左右両側に固
設された前後一対のリフタ23,24を有し、各リフタ23,24
には夫々カム溝25,26が形成されている。前リフタ23の
カム溝25には前スライダ14のピン27が摺動自在に挿入さ
れている。後リフタ24のカム溝26には回動プレート28の
一端側のピン29が摺動自在に挿入され、回動プレート28
の他端側は後スライダ15にピン30により枢支されてい
る。そして、第11図に示すように、パネル3が開口部2
の閉塞位置に在る時には、ピン27,29がカム溝25,26の前
後中途部に位置され、この状態から前後スライダ14,15
を前方移動させると、ピン27,29がカム溝25,26内を前方
移動すると共に、回動プレート28がピン30廻りに上方回
動して、第12図に示すように、パネル3の後部がチルト
アップされる。また、パネル3の閉鎖位置から前後スラ
イダ14,15を後方移動させると、ピン27,29がカム溝25,2
6内を後方移動して、第13図に示すように、パネル3の
後部がチルトダウンされ、この状態からさらに前後スラ
イダ14,15を後方移動させると、パネル3が屋根1後部
下方に移動して、開口部2が開口される。
第1図乃至第7図において、ガイドレール7の前部に
は、パネル3のチルトアップ動作に連動してサンシェー
ド6を後方移動させて、実質開口部4を若干開放させる
連動機構31が設けられている。
連動機構31はケース32を有し、ケース32はガイドレール
7上に載置され、ガイドレール7と共にフレーム5にネ
ジ33で固定されている。前記ケース32の内端面には前後
一対の摺動溝34,35が形成され、下面にはワイヤ挿通溝3
6が形成されている。ワイヤ挿通溝36は後摺動溝35の後
端から後方に湾曲する円弧部37を介して前摺動溝34の後
端に連通するように形成されている。そして、ワイヤ挿
通溝36にはワイヤ(紐状体)38が挿通されていて、ワイ
ヤ38はワイヤ挿通溝36の円弧部37により折返し状とされ
ている。また、後スライダ15の内側脚部19の前方にはス
ライド部材39が配置されている。このスライド部材39は
第3図及び第5図に示すように、プレート部40とこのプ
レート部40の前上部の外側に形成された摺動部41とが一
体形成されて成り、プレート部40の下部はガイドレール
7の連通溝11に前後移動自在に挿入されて左右方向の位
置規制をする規制部40aとされている。摺動部41は後摺
動溝35に前後摺動自在に嵌合されると共に、前後方向に
貫通する挿通孔42が形成され、この挿通孔42にワイヤ38
の後部側の端部が後方から挿通されて端具43で抜止めさ
れている。また、サンシェード6の最前のスライドシュ
ー12の前方には引動部材44が配置されている。この引動
部材44は前摺動溝34に前後摺動自在に嵌合する摺動部45
と、摺動部45から副レール溝9上方を経て副レール溝9
内に至る引動部46と、連通溝11内に前後移動自在に挿入
されて左右方向の位置規制をする規制部47とが一体形成
されて成る。前記、摺動部45には前後方向に貫通する挿
通孔48が形成され、この挿通孔48の前端部は径小とされ
ている。また、挿通孔48内にはワイヤ38の前部側の端部
が後方から挿通されて端具49で抜止めされている。ま
た、ワイヤ38の前部側には圧縮コイルバネ50が套嵌さ
れ、このコイルバネ50の一端は挿通孔48の前端部に当接
し、他端は前摺動溝34の後端面に当接して、引動部材44
を前方に付勢している。
前記構成において、パネル3が閉鎖位置に在るときは、
スライド部材39は後摺動溝35の後端部に位置し、引動部
材44は前摺動溝34の前端部に位置しており、スライド部
材39及び引動部材44は夫々後スライダ15及びスライドシ
ュー12に当接若しくは若干の間隙を有している。
前記状態から前後スライダ14,15を前方移動させてパネ
ル3の後部をチルトアップさせると、第3図仮想線で示
すように、スライド部材39は後スライダ15の内側脚部19
で押動されて前方移動する。すると、ワイヤ38はその後
部側端部が前方に引張られると共に、ワイヤ挿通溝36の
円弧部37により方向変換されて前部側端部が後方に引張
られる。これにより、第2図仮想線で示すように、引動
部材44がバネ50の付勢力に抗して後方移動して、サンシ
ェード6の最前のスライドシュー12を引動し、実質開口
部4の前端部を開放する。したがって、パネル3のチル
トアップ動作に連動して実質開口部4の前端部が自動的
に開放されて車室内の換気が図れる。また、パネル3を
チルトアップ位置から閉鎖位置に戻すと引動部材44はバ
ネ50の付勢力で前方移動されると共に、ワイヤ38を介し
てスライド部材39が後方移動して元の位置に戻されるよ
うになっている。
第15図及び第16図は第2実施例を示し、連動機構31のス
ライド部材39はケース32に前後移動自在に設けられ、ス
ライド部材39の当接部51が後スライダ15の係合部52に当
接して、その後スライダ15の前方移動によりスライド部
材39は前方移動する。ワイヤ38の前部側端部がスライド
部材39に連結され、後部側端部が折返されて引動部材44
の中途部に連結されている。引動部材44は一端側がケー
ス32の軸部53に枢支連結されている。そして、後スライ
ダ15の前方移動によりスライド部材39が前方移動する
と、引動部材44はワイヤ38に引張られて軸部53を中心と
して第15図中時計方向に回動して、サンシェード6の最
後のスライドシュー12を後方に引動し、実質開口部4の
前端部を開放する。また、軸部53にはねじりコイルバネ
54が套嵌され、そのバネ54の一端はケース32側に掛止さ
れ、他端は引動部材44に掛止されて、引動部材44を第15
図中反時計方向に付勢しており、パネルをチルトアップ
位置から閉鎖位置に戻すと、バネ54の付勢力により引動
部材44が元の位置に戻される。
なお、本考案は前記各実施例に限定されるものではな
く、紐状体は合成樹脂等で形成されても良く、プッシュ
プルケーブルであっても良い。ワイヤ挿通溝36の円弧部
37の代わりに、第1図仮想線で示すように、プーリ55を
設けてワイヤを折返し状としても良く、紐状体がプッシ
ュプルケーブルであれば、前記円弧部37及びプーリ55等
はなくても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、スライダのチルトアップ時の前方移動
の際スライダに係合して前方移動するスライド部材を備
え、このスライド部材に一端側が連結された紐状体を設
け、この紐状体の中途部は一端側が前方移動した際に他
端側が後方移動すべく折返し状とされており、紐状体の
他端側には紐状体により後方に引張られてサンシェード
を後方に引き動かす引動部材を連結したので、パネル3
後部のチルトアップ動作に連動してサンシェード6を確
実に後方移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第14図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は要部の平面図、第2図及び第3図は要部の拡大平断面
図、第4図は第1図IV−IV線矢視断面図、第5図は第1
図V−V線矢視断面図、第6図は分解斜視図、第7図は
ケースの斜視図、第8図は第10図VIII−VIII線矢視断面
図、第9図はサンシェードの分解斜視図、第10図は全体
の平面図、第11図は第10図XI−XI線矢視断面図、第12図
はチルトアップ時の作動状態図、第13図はチルトダウン
時の作動状態図、第14図は第11図XIIII−XIIII線矢視断
面図、第15図及び第16図は第2実施例を示し、第15図は
要部の平断面図、第16図は第15図XVI−XVI線矢視断面図
である。 1…屋根、2…開口部、3…パネル、6…サンシェー
ド、7…ガイドレール、14…前スライダ、15…後スライ
ダ、22…昇降機構、31…連動機構、32…ケース、38…ワ
イヤ(紐状体)、39…スライド部材、44…引動部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗物屋根の開口部を開閉するパネルの下方
    にサンシェードを前後移動自在に設け、前記開口部の左
    右両側に配置したガイドレールに、駆動手段により前後
    移動されるスライダを備え、スライダとパネルとの間に
    スライダの前方移動でパネル後部をチルトアップさせる
    昇降機構を設けたサンルーフ装置において、 前記スライダのチルトアップ時の前方移動の際スライダ
    に係合して前方移動するスライド部材を備え、このスラ
    イド部材に一端側が連結された紐状体を設け、この紐状
    体の中途部は一端側が前方移動した際に他端側が後方移
    動すべく折返し状とされており、紐状体の他端側には紐
    状体により後方に引張られてサンシェードを後方に引き
    動かす引動部材を連結したことを特徴とするサンルーフ
    装置。
JP13119788U 1988-10-05 1988-10-05 サンルーフ装置 Expired - Lifetime JPH0635727Y2 (ja)

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JPH0251923U JPH0251923U (ja) 1990-04-13
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