JPH0428817Y2 - - Google Patents

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JPH0428817Y2
JPH0428817Y2 JP9073287U JP9073287U JPH0428817Y2 JP H0428817 Y2 JPH0428817 Y2 JP H0428817Y2 JP 9073287 U JP9073287 U JP 9073287U JP 9073287 U JP9073287 U JP 9073287U JP H0428817 Y2 JPH0428817 Y2 JP H0428817Y2
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opening
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drive
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はサンルーフ装置、特に車体ルーフの上
側にリツドを移動し開口するようにしたアウタス
ライデイングサンルーフ装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種のアウタスライデイングサンルー
フ装置としては、例えば特開昭60−222323号公報
に記載されたようなものが知られている。
このものは、車体ルーフに開口を形成し、この
開口の開閉を自在とした開閉体(以後リツドと称
す)を設け、該リツドの先端部をフロントスライ
ドステーを介して開口の両側に設けたメインガイ
ドレールに摺動可能に係合させている。また、リ
ツドの後方側にはルーフ側サブガイドレールを設
け、開口部両側の略中間部から後部に亘つて設け
たフレーム側サブガイドレールとの間にリヤスラ
イドステーを滑動自在に嵌装させている。
そして、フレーム側サブガイドレールの後端に
はチルトアツプ機構の駆動レバーが連結されてお
り、この駆動レバーの回動によりフレーム側サブ
ガイドレールと共にリツドがチルトアツプされ
る。
また、駆動ケーブルの前後移動によりリツドは
フロントスライドステーおよびリヤスライドステ
ーを介して車体ルーフ上への移動およびルーフ開
口部への復帰動を自在としている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、かかる従来のサンルーフ装置に
あつては、リツド前端部がフロントスライドステ
ーを介して車体ルーフ下側に設けられたメインガ
イドレールに案内されているので、開口部を全開
状態にするためにリツドを最大限後方に移動させ
たとしても、フロントスライドステーが邪魔とな
りリツドを途中迄しか移動できないという不都合
があつた。
従つて、開口部を大きく設定しても、実質その
2/3程度しか開かせることができず充分な開放感
が得られないという問題があつた。
本考案の目的は、かかる従来技術の問題を解消
し、100%の開放率を得られるようにしたアウタ
スライデイングサンルーフ装置を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は開口部が
形成された車体ルーフと、開口部を開閉するリツ
ドと、開口部の両側に設けた第1案内レールと、
第1案内レールに案内されチルトおよび移動可能
なスライドリンクと、スライドリンクに沿つて設
けられリツドを移動可能に支持する第2案内レー
ルと、第1案内レールに沿つて駆動されスライド
リンクをチルトさせると共に移動させる駆動シユ
ーと、駆動シユーによりスライドリンクを所定距
離移動させた後リツドを第2案内レールに沿つて
移動させる切換え駆動手段とを備えたことを特徴
とする。
[作用] 本考案によれば、第1案内レールに沿つて駆動
シユーを駆動すると、スライドリンクがチルトア
ツプされ、同時にこのスライドリンクに沿つて設
けた第2案内レールに移動可能に支持されたリツ
ドもチルトアツプされる。スライドリンクはリツ
ドを支持したまま駆動シユーの駆動を継続すると
後方に移動し、開口部を開いていき、所定距離移
動した後停止する。
これから更に、リツドは切換え駆動手段によつ
て単独で第2案内レールに沿つて移動され開口部
の全開状態が得られる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添附図面を参照しつつ
説明する。
第1図ないし第9図に本考案の一実施例を示
す。
図において、10は開口部11が形成された車
体ルーフパネル、20はこの開口部11を開閉す
るリツド、30はルーフパネル10の下側に設け
られたフレームである。フレーム30には、開口
部11の両側に車両の前後方向に延びる一対の第
1案内レール40が設けられている。
50は略々中央部にチルトアツプ用の傾斜長孔
51を有し、第1案内レール40に沿つて移動可
能なスライドリンク、60はスライドリンク50
の上部で該リンクに沿つて設けた第2案内レール
である。
70は第1案内レール40に沿つて駆動され、
スライドリンク50の傾斜長孔51に係合する駆
動ピン71と、後で詳細に説明するリツド20の
駆動機構等を備えた駆動シユーである。
80は開口部11の前縁中央部に設けたモータ
等を含む駆動部であり、この駆動部80と一対の
第1案内レール40とはガイドパイプ81にて連
結され、このガイドパイプ81の内部にギヤード
ケーブル82が挿通されている。
第1案内レール40は開口部11の前後幅より
若干長めに設定され、本実施例においてはフレー
ム30と一体に形成してある。そして、第8およ
び第9図に明示するように駆動シユー70をガイ
ドする第1ガイド溝41、スライドリンク50を
ガイドする第2ガイド溝42および駆動部80に
て車両の前後方向に駆動されるギヤードケーブル
82をガイドする断面丸型の第3ガイド溝43を
有す。また、第2ガイド溝42の前端部には、第
7図に明示するようにストツパ44と上方に開放
する逃げ部45とが設けられている。さらに、第
1ガイド溝41の後端付近には後述する駆動シユ
ー70に設けた係合片74Bが係合可能な係合溝
46が設けられる(第1ないし第4図参照)。
尚、47はシエード90をガイドするためのフ
ランジである(第8および第9図参照)。
スライドリンク50には、その前端部両側に2
個の第1および第2係合ピン52および53が突
設され、リツド20の閉鎖状態において第1係合
ピン52が前述の逃げ部45に係合し、リツド2
0のチルトアツプ状態において両係合ピン52,
53が第2ガイド溝42に係合する位置関係とな
つている。また、スライドリンク50は略々半分
が幅広に形成され、その幅広部の後端に開口部1
1の後縁に設けた係止縁12と係合する係止溝5
4が設けられている。
第2案内レール60は、前述したスライドリン
ク50の上部に沿つてそれと一体的にあるいは別
体に設けられ側面に開口を有する断面コ字状の第
3ガイド溝61および内部にギヤードケーブル6
2を摺動自在にガイドする断面丸型の第4ガイド
溝63が設けられている(第8および第9図参
照)。
しかして、第3ガイド溝61にはリツド20の
下面に取付けたブラケツト21の摺動脚22が係
合され、そして摺動脚22の一つにギヤードケー
ブル62の一端が止着されている。
駆動シユー70は略々直方体状をなし、その下
方側に第1案内レール40の第1ガイド溝41に
ガイドされる4個の摺動脚70A,70A…を有
し、上表面に突設した耳部72で前述したスライ
ドリンク50の傾斜長孔51に係合する駆動ピン
71を支持している(第6図参照)。
そして、この駆動ピン71と逆側に、ピン73
回りに回動自在のフツクレバ74を備えている。
フツクレバ74はばね75で図示反時計回りに付
勢され、一端に係止片74Aと他端に係合片74
Bとを有し、これら係止片74Aと係合片74B
との間にギヤードケーブル82の一端が止着され
たプレート83が配設されている。係合片74B
は前述の如く第1ガイド溝41に設けた係合溝4
6と係合可能である。
また、駆動シユー70の上表面央部には、軸7
6に回転自在に枢支され大小2個のギヤ77A,
77Bを同心に配置した第1駆動ギヤ77および
小ギヤ77Bと噛合し軸78に回転自在に枢支さ
れた第2駆動ギヤ79が設けられている。第1駆
動ギヤ77の下方側の大ギヤ77Aはギヤードケ
ーブル82と噛合し、また第2駆動ギヤ79はギ
ヤードケーブル62と噛合している。第2駆動ギ
ヤ79は軸78に対し、スライドリンク50のチ
ルトアツプ移動に伴うギヤードケーブル62の移
動に追従できるように、軸方向に移動可能に枢支
されている。
上記のスライドリンク50を所定距離移動させ
た後停止させるようにした係止溝54と係止縁1
2との構成、その停止に伴いフツクレバー74が
駆動シユー70とギヤードケーブル82の一端が
止着されたプレート83との係止状態を解除する
構成、およびその解除後、ギヤードケーブル82
の駆動力を駆動シユー70に設けられた第1およ
び第2の駆動ギヤ77および79を介してリツド
20に止着されたギヤードケーブル62に伝達
し、リツド20をスライドリンク50に設けられ
た第2案内レールに沿つて移動させる構成でもつ
て切換え駆動手段が構成される。
上記の構成になる本実施例の動作を以下説明す
る。
まず、第1図に示すリツド20の閉鎖状態から
モータを含む駆動部80によりギヤードケーブル
82が車両の後方向に駆動されると、このギヤー
ドケーブル82の一端が止着されたプレート83
はフツクレバー74を係止状態にあるため駆動シ
ユー70が後方向に移動する(第6図参照)。
駆動シユー70の後方向移動により駆動ピン7
1と傾斜長孔51との相互作用によりスライドリ
ンク50が第2図に示す如くチルトアツプする。
この状態ではスライドリンク50前端の第1係合
ピン52も第2ガイド溝42に係合し、スライド
リンク50の後方向への移動が可能となることか
ら、駆動シユー70の継続的な後方向への移動に
よつて、スライドリンク50はリツド20を支持
したまま、第3図に示す如く係止溝54が開口部
11の係止縁12と係合するまで後方向へ移動し
ていく。なお、この移動中は駆動シユー70とギ
ヤードケーブル82との相対的移動はないから、
第1および第2駆動ギヤ77および79は回転し
ない。
この係合と同時に、駆動シユー70において
は、フツクレバー74の係合片74Bがばね75
により常時反時計回りに付勢されていることか
ら、第1ガイド溝41に設けた係合溝46と係合
し、駆動シユー70はその位置に係止されると共
に、フツクレバー74は反時計回りに回動するこ
とにより係止片74Aとプレート83との係止状
態が解除される。従つて、ギヤードケーブル82
の後方向への移動による駆動力は駆動シユー70
へは伝達されず、その駆動力は切換えられ、ギヤ
ードケーブル82は第1駆動ギヤ77を反時計回
りに回転駆動することとなる。
そこで、さらにギヤードケーブル82を後方向
に移動させると、第1駆動ギヤ77およびこれと
噛合する第2駆動ギヤ79を介してリツド20の
ブラケツト21の摺動脚22に止着されたギヤー
ドケーブル62が車両の後方向に駆動され、リツ
ド20はスライドリンク50の第2案内レール6
0に案内されつつ開口部11の後縁とリツド20
の前縁とが略々一致する状態まで移動する。
このようにして、第4図に示す如く開口部11
が全て開放されたフルオープンの状態が得られる
のである。
また、リツド20の閉鎖状態を得るには上述し
たのと逆の駆動、すなわちギヤードケーブル82
を車両前方向に駆動すればよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、開口部の全開口面積が開放される状態を得る
ことができ、効率的なアウタスライデイングサン
ルーフ装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のリツド閉鎖状態を
示す縦断面線図、第2図は同じくリツドチルトア
ツプ状態を示す縦断面線図、第3図は同じくスラ
イドリンクの係止状態を示す縦断面線図、第4図
は同じくリツドの全開状態を示す縦断面線図、第
5図は本考案の一実施例の平面図、第6図は本考
案の一実施例の駆動シユーと他部材との関係を示
す平面図、第7図は同じくスライドリンクと第1
案内レールとの関係を示す側面図、第8図は第6
図のA−A線断面矢視図、第9図は同じくB−B
線断面矢視図である。 10……車体ルーフ、11……開口部、20…
…リツド、40……第1案内レール、50……ス
ライドリンク、51……傾斜孔、60……第2案
内レール、62……ギヤードケーブル、70……
駆動シユー、71……駆動ピン、74……フツク
レバー、77……第1駆動ギヤ、79……第2駆
動ギヤ、80……駆動部、82……ギヤードケー
ブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開口部が形成された車体ルーフと、 該開口部を開閉するリツドと、 該開口部の両側に設けた第1案内レールと、 該第1案内レールに案内されチルトおよび移動
    可能なスライドリンクと、 該スライドリンクに沿つて設けられ前記リツド
    を移動可能に支持する第2案内レールと、 前記第1案内レールに沿つて駆動され前記スラ
    イドリンクをチルトさせると共に移動させる駆動
    シユーと、 該駆動シユーにより前記スライドリンクを所定
    距離移動させた後前記リツドを前記第2案内レー
    ルに沿つて移動させる切換え駆動手段と を備えたことを特徴とするアウタスライデイング
    サンルーフ装置。
JP9073287U 1987-06-15 1987-06-15 Expired JPH0428817Y2 (ja)

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JP9073287U JPH0428817Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JP9073287U JPH0428817Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JPS63199823U JPS63199823U (ja) 1988-12-22
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