JPH0352172Y2 - - Google Patents

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JPH0352172Y2
JPH0352172Y2 JP1986194696U JP19469686U JPH0352172Y2 JP H0352172 Y2 JPH0352172 Y2 JP H0352172Y2 JP 1986194696 U JP1986194696 U JP 1986194696U JP 19469686 U JP19469686 U JP 19469686U JP H0352172 Y2 JPH0352172 Y2 JP H0352172Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、開閉体の傾動あるいは摺動のいずれ
でもルーフ開口を開閉するようにした車輌のサン
ルーフ装置に関する。
「従来の技術」 開閉体を傾動あるいは摺動のいずれでもルーフ
開口を開閉するようにした車輌のサンルーフ装置
として、開閉体をルーフ開口に対して相対的に摺
動可能に支持するとともに、摺動不能に支持され
た状態で傾動可能に支持されている。摺動開閉と
傾動開閉とを同時にすると動作に干渉を起すの
で、いずれか一方の状態になるよう開閉体を拘束
するのが一般的である。
そのような従来のサンルーフ装置としては、例
えば特公昭60−12250号公報に開示されたものが
ある。
同公報には、ルーフ開口に設けられたルーフに
嵌合する摺動ベースおよびその他のベースにより
開閉体を摺動可能に支持するとともに、ベース類
の上に設けられたリンクにより開閉体を傾動可能
に支持し、前記摺動ベースに前記レールの所定の
位置に係合するフツクを枢着し、リンクのピンに
よりレールとの係合を解除し、かつ摺動中の開閉
体は別の機構で傾動を拘束する技術が開示されて
いる。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の車輌のサンル
ーフ装置では、開閉体の摺動と傾動とを拘束する
機構が別々なので、構造が複雑になり、動作のタ
イミングも合わせにくいという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、開閉体の摺動と傾動との拘束を
一箇所で行うようにして上記問題点を解決した車
輌のサンルーフ装置を提供することを目的として
いる。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 車輌に設けられたルーフ開口を傾動あるいは摺
動いずれでも開閉可能な開閉体を設けて成る車輌
のサンルーフ装置において、 開閉体の基端部を枢支する基部ベースと、開閉
体の開閉に対応して縦動駆動される駆動ベース
と、開閉体の遊端部に対応した位置に配設された
制動ベースとを前記ルーフ開口の側縁部に設けら
れたレールに摺動可能に嵌合させるとともに、前
記制動ベースと開閉体の側部とを起倒部材で連結
することにより開閉体を支持し、 前記起倒部材または開閉体と前記駆動ベースと
の一方にカムを形成し他方にカムフオロワを設
け、該駆動ベースの移動により開閉体を傾動開閉
可能となし、 前記制動ベースに、前記駆動ベースの後端部に
固設された水平方向を向く係合ピンに対峙してシ
ーソー運動を行なう連結部材を装着し、該連結部
材には、後端部に前記レールに刻設された切欠に
係脱する制動係合部を設ける一方、前端部に前記
駆動ベースの係合ピンに係脱する係合溝を設け、 前記連結部材の該係合溝は進入開口と押下傾斜
部と係止顎部とを有していて、該連結部材のシー
ソー運動時の前端部の昇降量は該進入開口と係止
顎部との偏位量とするとともに、該連結部材の高
さを該偏位量を確保できる程度に低く設定し、 前記駆動ベースが前記基部ベース側にあるとき
は、前記制動係合部がレールに係合して開閉体を
摺動不能に停止させるとともに前記駆動ベースの
移動により開閉体を傾動開閉させ、 前記駆動ベースが前記制動ベースに近接したと
きは該駆動ベースの係合ピンが連結部材の係合溝
に進入し、押下傾斜部が押され前記制動係合部が
前記レールから外れて該制動ベースを制動解除す
るとともに、前記駆動ベースと連結部材とが連結
し、該駆動ベースの移動により開閉体を摺動開閉
可能に構成したことを特徴とする車輌のサンルー
フ装置に存する。
「作用」 そして、駆動ベースが基部ベース側にあるとき
は、制動ベースに装着した連結部材の制動係合部
がレールに係合して開閉体を摺動不能に停止さ
せ、駆動ベースが移動すると開閉体が傾動開閉す
る。
駆動ベースが制動ベースに近接すると駆動ベー
スの後端部の係合ピンが連結部材の係合溝に進入
開口から進入し、押下傾斜部が押されて連結部材
がシーソー運動をし、て前端部が下がり制動係合
部が前記レールから外れて該制動ベースを制動解
除するとともに、連結部材の前端部は進入開口と
係止顎部との偏位量だけ下がるので、係合ピンが
係止顎部に引つ掛かる。
それにより駆動ベースと制動ベースとは連結部
材を介して連結し、開閉体の傾動が拘束され、駆
動ベースの移動により開閉体が摺動開閉する。
摺動開閉状態から傾動開閉状態に移るときは、
所定の位置で連結部材の制動係合部がレールに係
合し、連結部材が傾動可能になり、駆動ベースの
係合ピンが係合溝から抜け出すことができるもの
である。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
各図は本考案の一実施例を示しており、第4図
および第5図に示すように、自動車のルーフ10
にルーフ開口11が開設され、ルーフ開口11を
開閉する開閉体20が設けられており、開閉体2
0は第4図に示すように傾動して開閉可能である
とともに、第5図に示すように摺動して開閉可能
なものである。
第6図に示すように、ルーフ開口11の前端縁
には、駆動部12が設置され、駆動部12により
縦動されるギヤードケーブル13,13がルーフ
開口11の側縁部のレール14,14に延ばされ
ている。駆動部12には、駆動源として電動モー
タ12aとギヤードケーブル13を縦動させる駆
動ギヤ12bとが設けられている。
第7図〜第15図でわかるように、開閉体20
は、蓋板21に裏板22が添着され、ルーフ開口
11の内周面であるシール面15に圧接するシー
ル部材23が蓋板21と裏板22との外周を挟持
するようにして周設されている。
裏板22に受面22a,22bが形成され、受
面22a,22bにわたして支持フレーム24が
固設されている。支持フレーム24の基端部は基
部ベース30に枢軸25を介して枢支されてい
る。
開閉体20の基部に対応して基部ベース30が
ルーフ開口11のレール14に前後移動可能に嵌
合して支持されている。開閉体20の遊端部に対
応する位置に制動ベース40が同じくレール14
に前後移動可能に嵌合して支持されている。
制動ベース40と開閉体20の支持フレーム2
4の中間部の連結ボス24aとは、起倒部材41
によりその両端が枢着ピン42,43でそれぞれ
に枢着するように連結されている。起倒部材41
は中間部にピン状のカムフオロワ44が設置され
ている。
基部ベース30と制動ベース40との間には、
ギヤードケーブル13に連結される駆動ベース5
0がレール14に嵌合して前後移動可能に配設さ
れている。制動ベース40には開閉体20の開閉
状態に応じて蓋板21の前後移動を規制すべくシ
ーソー運動する連結部材45が装着されていて、
連結部材45は駆動ベース50の後端部に対峙し
ている。
第1図〜第3図、第13図でわかるように、連
結部材45は枢軸ピン45aを介してシーソー運
動をして揺動可能なよう制動ベース40に枢支さ
れている。
駆動ベース50を臨む連結部材45の前端部に
は、駆動ベース50の後端部の係合ピン51,5
1に係脱可能な係合溝46,46が仕切壁を間に
した両側に形成されている。連結部材45の後端
部にはレール14に刻設された切欠14aに係脱
可能な突起である制動係合部47が形成されてお
り、付勢ばね48により制動係合部47が切欠1
4aに嵌入する方向に付勢されている。
係合溝46は進入開口46aと奥端の押下傾斜
部46bと上方にくびれた係止顎部46cとを有
して成る。連結部材45のシーソー運動時の前端
部の昇降量は進入開口46aと係止顎部46cと
の偏位量となり、連結部材45の高さはこの偏位
量を確保したうえで係合溝46近傍の強度を保て
るできる程度に低く設定してある。
駆動ベース50は板状の起倒部材41が嵌まり
込む縦方向の溝52が縦貫して形成され、係合ピ
ン51,51は駆動ベース50の後端部で縦方向
の溝52の内側に対向するように水平方向に突出
して形成されている。
駆動ベース50の略全長にわたり、前後位置に
応じて起伏する溝状のカム53が形成されてお
り、第13図でわかるように、板状の起倒部材4
1が駆動ベース50の縦方向の溝52に挿通し、
カムフオロワ44が挿入口54から入つて溝状の
カム53に嵌合している。溝状のカム53は、全
開案内部53a、開閉案内部53b、全閉案内部
53c、没入案内部53dより成る。
さらに、駆動ベース50はルーフ開口11の内
方に突出した保持ピン55を有しており、第11
図でわかるように、開閉体20の全閉時、駆動ベ
ース50の移動により保持ピン55が前後方向か
ら進入して嵌合する嵌合溝26を有する保持部材
27が開閉体20の後部に対応する位置で支持フ
レーム24に固設されている。
第14図で明瞭にわかるように、ルーフ開口1
1に重畳する車室内側の天井開口16を遮蔽可能
であつて、形状保持性と可撓性とを有するシエー
ド60が開閉体20の下方に配設されている。
基部ベース30から後方に延ばした連結リンク
31の先にシエード支持部材65の基部が枢支さ
れ、このシエード支持部材65に、シエード60
の中間部が保持されている。シエード支持部材6
5の後部はばね66で開閉体20の遊端部に吊り
下されている。
第13図でわかるように、開閉体20が摺動し
たとき開口するルーフ開口11の前部近傍を整流
するデフレクタ70を設けてある。
デフレクタ70はルーフ開口11の前部に対応
するブレード71の両端からアーム72を延ばし
て成り、両側の支持アーム72の端部が枢着ピン
72aでそれぞれ両側のレール14に枢着されて
いる。
支持アーム72の中間部とレール14との間を
補助リンク73が連結しており、補助リンク73
はばね74で起立方向に付勢され、それにより支
持アーム72もブレード71を突出させる起立方
向に付勢されている。
開閉体20の基端部の側部にあたる支持フレー
ム24の基端部からデフレクタ70の支持アーム
72の上方に向けて、開閉体20が傾動開閉状態
にあるとき支持アーム72を上から押し下げる押
動部28が突設され、押動部28の先端に基部ベ
ース30の枢軸25と同心の円弧形の押圧面29
が形成されている。
次に作用を説明する。
第14図は開閉体20が傾動して全開した状態
で、駆動ベース50は基部ベース30に最も近接
していて、起倒部材41のカムフオロワ44は駆
動ベース50のカム53の全開案内部53aに位
置して停止している。連結部材45の制動係合部
47はルーフ開口11のレール14の切欠14a
に係合して制動ベース40の移動を規制してお
り、結合溝46の進入開口46aは駆動ベース5
0の係合ピン51と同程度の高さに位置してい
る。起倒部材41は開閉体20の開度を規制する
とともに摺動しないよう拘束している。
駆動部12の電動モータ12aを作動させ、駆
動ギヤ12bによりギヤードケーブル13を縦動
させると、ギヤードケーブル13に固結されてい
る駆動ベース50は第7図において右方向に移動
するよう駆動され、起倒部材41のカムフオロワ
44が駆動ベース50のカム53の全開案内部5
3aから開閉案内部53bに移動し、開閉案内部
53bの傾斜に従つて起倒部材41が倒れ、開閉
体20、蓋板21は基部ベース30の枢軸25を
中心にして傾動して閉扉動作をする。
第7図に示すように、起倒部材41のカムフオ
ロワ44が駆動ベース50のカム53の後端の全
閉案内部53cに至ると、シール部材23がルー
フ開口11のシール面15に密接して開閉体20
が傾動して全閉する。
開閉体20が傾動して全閉した状態から駆動ベ
ース50を第7図において左方に移動させて戻す
と、開閉体20、蓋板21を前記とは逆の動作で
傾動して全開させることができる。
開閉体20の傾動開閉に従いシエード60の後
部がばね66を介して開閉体20の遊端部に引き
あげられ、シエード支持部材65がその基部を中
心に揺動し、シエード60が屈曲して開閉体20
とともに開閉する。
開閉体20が傾動して全閉した状態から駆動ベ
ース50を右方向に移動させると、駆動ベース5
0の移動により保持ピン55が開閉体20の支持
フレーム24に固設された保持部材27の嵌合溝
26に前方向から進入して嵌合し、開閉体20の
遊端部の上下方向の変位を抑えるよう保持する。
この状態が第7図の完全閉扉状態である。
完全閉扉状態から駆動ベース50をさらに右方
に移動すると、起倒部材41のカムフオロワ44
は駆動ベース50の溝状のカム53の没入案内部
53d内を移動し、起倒部材41がさらに倒れ、
蓋板21の後端およびシール部材23は後方のル
ーフ10より内方に没入する。
起倒部材41のカムフオロワ44が溝状のカム
53の没入案内部53dの後端部に至るまで駆動
ベース50が移動すると、第1図から第3図に示
すように、係合ピン51が連結部材45の係合溝
46に進入開口46aから進入し、押下傾斜部4
6bを押し下げ、付勢ばね48の付勢力に抗して
連結部材45をシーソー運動で反転させる。
連結部材45の先端部が下がると、制動係合部
47は上昇してレール14の切欠14aから外
れ、レール14との規制状態を解除する。駆動ベ
ース50の係合ピン51は係合溝46の係止顎部
46cに係合可能な位置になり、制動ベース40
は後方に移動可能な第15図に示した状態にな
る。
駆動ベース50を後方に移動させると制動ベー
ス40が駆動ベース50に押されて後方に摺動し
て移動し、開閉体20はルーフ10の下に収納さ
れ、ルーフ開口11の前部が開く。
開閉体20が摺動して相当に移動し、ルーフ開
口11の前部に口が開くと、開閉体20の押動部
28の押圧面29が支持アーム72の上部から去
り、ばね74の付勢力により支持アーム72が立
ち上がる。ブレード71はルーフ上に突出し、ル
ーフ開口11の前部に開いた開口の近傍を整流す
る。
開いた状態から駆動ベース50を戻して開閉体
20を閉じると、制動係合部47がレール14の
表面に乗り上げているので、連結部材45は反転
することができず、駆動ベース50の係合ピン5
1が連結部材45の係合溝46の係止顎部46c
を引つ掛け、制動ベース40を前に引きだす。
このように制動ベース40の移動により開閉体
20が摺動して開閉する。開閉体20の摺動移動
に伴いシエード支持部材65が移動し、それによ
りシエード60も移動する。
そこから全閉状態になると、連結部材45の制
動係合部47がルーフ開口11のレール14に落
ち込んで係合し、開閉体20の前方への移動を規
制する状態になり、その後開閉体20が全閉す
る。このとき開閉体20の押動部28の押圧面2
9が支持アーム72の上に乗り上げ、ばね74の
付勢力に抗して支持アーム72が倒れ、ブレード
71がルーフ下に引つ込んで収納される。
制動ベース40をさらに左方に移動させると開
閉体20は傾動して開閉可能な前記の状態にな
る。
「考案の効果」 本考案に係る車輌のサンルーフ装置によれば、
サンルーフの開閉動作の際、制動ベースつまり開
閉体の前後移動を規制する連結部材に係合溝を設
け、駆動ベースに設けた係合ピンが係脱し、連結
部材にシーソー運動させて反転させ、制動ベース
および駆動ベースを拘束するようにしたから、簡
易な構造で開閉体の傾動と摺動とを規制すること
ができ、連結部材も僅かな変位で的確に規制動作
をすることができ、全体として簡単な構成で小型
化した装置とすることができる。連結部材のシー
ソー運動時の昇降時の変位量は前記のように係合
ピンが係合溝の進入開口に嵌入して係止顎部に引
つ掛かるまでの偏位量で僅かであり、連結部材の
高さを極度に低くすることができ、近傍の部材と
の干渉のおそれがなく、また、小型軽量化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示しており、第1図
は駆動ベースと連結部材とが連結する直前の状態
の連結部材近傍の側面図、第2図は同じく平面
図、第3図は駆動ベースと連結部材とが連結した
状態の連結部材近傍の側面図、第4図はサンルー
フが傾動して開いた状態を懸念的に示した自動車
の透視図、第5図は同じくサンルーフが摺動して
開いた状態の透視図、第6図はサンルーフ近傍の
平面図、第7図は開閉体が全閉した状態のサンル
ーフ装置近傍の縦断面図、第8図〜第12図はそ
れぞれ第7図の−線断面図、−線断面
図、−線断面図、I−I線断面図、
−線断面図、第13図は要部分解斜視
図、第14図は開閉体が傾動して全開した状態の
サンルーフ装置近傍の縦断面図、第15図は開閉
体が摺動して開く初期の状態のサンルーフ装置近
傍の縦断面図である。 11……ルーフ開口、13……ギヤードケーブ
ル、14……レール、20……開閉体、21……
蓋板、24……支持フレーム、25……枢軸、2
6……嵌合溝、30……基部ベース、31……連
結リンク、40……制動ベース、41……起倒部
材、47……制動係合部、44……カムフオロ
ワ、45……連結部材、46……係合溝、46a
……進入開口、46b……押下傾斜部、46c…
…係止顎部、50……駆動ベース、51……係合
ピン、53……カム、60……シエード、70…
…デフレクタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輌に設けられたルーフ開口を傾動あるいは摺
    動いずれでも開閉可能な開閉体を設けて成る車輌
    のサンルーフ装置において、 開閉体の基端部を枢支する基部ベースと、開閉
    体の開閉に対応して縦動駆動される駆動ベース
    と、開閉体の遊端部に対応した位置に配設された
    制動ベースとを前記ルーフ開口の側縁部に設けら
    れたレールに摺動可能に嵌合されるとともに、前
    記制動ベースと開閉体の側部とを起倒部材で連結
    することにより開閉体を支持し、 前記起倒部材または開閉体と前記駆動ベースと
    の一方にカムを形成し他方にカムフオロワを設
    け、該駆動ベースの移動により開閉体を傾動開閉
    可能となし、 前記制動ベースに、前記駆動ベースの後端部に
    固設された水平方向を向く係合ピンに対峙してシ
    ーソー運動を行う連結部材を装着し、該連結部材
    には、後端部に前記レールに刻設された切欠に係
    脱する制動係合部を設ける一方、前端部に前記駆
    動ベースの係合ピンに係脱する係合溝を設け、 前記連結部材の該係合溝は進入開口と押下傾斜
    部と係止顎部とを有していて、該連結部材のシー
    ソー運動時の前端部の昇降量は該進入開口と係止
    顎部との偏位量とするとともに、該連結部材の高
    さを該偏位量を確保できる程度に低く設定し、 前記駆動ベースが前記基部ベース側にあるとき
    は、前記制動係合部がレールに係合して開閉体を
    摺動不能に停止させるとともに前記駆動ベースの
    移動により開閉体を傾動開閉させ、 前記駆動ベースが前記制動ベースに近接したと
    きは該駆動ベースの係合ピンが連結部材の係合溝
    に進入し、押下傾斜部が押され前記制動係合部が
    前記レールから外れて該制動ベースを制動解除す
    るとともに、前記駆動ベースと連結部材とが連結
    し、該駆動ベースの移動により開閉体を摺動開閉
    可能に構成したことを特徴とする車輌のサンルー
    フ装置。
JP1986194696U 1986-12-18 1986-12-18 Expired JPH0352172Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61278422A (ja) * 1985-06-04 1986-12-09 Oi Seisakusho Co Ltd 車両のサンル−フ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61278422A (ja) * 1985-06-04 1986-12-09 Oi Seisakusho Co Ltd 車両のサンル−フ装置

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