JPS6019894Y2 - 遠隔操作用伝動ワイヤの手動操作装置 - Google Patents

遠隔操作用伝動ワイヤの手動操作装置

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Publication number
JPS6019894Y2
JPS6019894Y2 JP1980052783U JP5278380U JPS6019894Y2 JP S6019894 Y2 JPS6019894 Y2 JP S6019894Y2 JP 1980052783 U JP1980052783 U JP 1980052783U JP 5278380 U JP5278380 U JP 5278380U JP S6019894 Y2 JPS6019894 Y2 JP S6019894Y2
Authority
JP
Japan
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operating lever
window
wire
slider
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980052783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56155081U (ja
Inventor
洋治 加藤
彰 明石
正三 高橋
Original Assignee
日産自動車株式会社
國産金属工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社, 國産金属工業株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
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Publication of JPS56155081U publication Critical patent/JPS56155081U/ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は窓の遠隔開閉装置等に使用される遠隔操作用
伝動ワイヤの手動操作装置の改良に関する。
手動で操作できる遠隔操作用伝動ワイヤを用いて窓や扉
の開閉装置を構成する場合、窓や扉が外部から不正に開
放されるのを防止するための不正動作防止装置を設ける
のが望ましい。
ところが、従来の手動操作装置では、不正動作防止装置
の構造が複雑なため、製造コストが高くまた重量も大き
くなり取扱いが不便であった。
そこで、ワイヤ取付部を有するスライダに不正な引張力
が作用したとき、手動操作レバーとスライダとを連結す
るピンの移動を阻止する位置規制装置を設けることによ
り構造が簡単でかつ作動が確実な遠隔操作用伝動ワイヤ
の手動操作装置を既に本出願人は特願昭54−1682
03号(特公昭57−1388夢公報参照)で提案して
いる。
一方、遠隔操作用伝動ワイヤを用いて例えば自動車の回
動式のりャサイドウインド等の開閉を行なうような場合
、ウィンドガラスの縁にウェザ−ストリップが装着され
ていて、窓を完全に閉じるとウェザ−ストリップが弾性
変形されるため、必然的に窓の開放力に比べて閉塞力の
方が大きくなってしまうことがある。
そこでこの考案は前記手動操作装置を改良し、操作レバ
ーに閉鎖方向の補助力を与える弾性部材を取り付けるこ
とによって、容易にレバー操作即ち窓等の開閉を行なえ
るようにすることを目的とする。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
図において、1はベース2に固定された手動操作装置の
フレームで、このフレーム1の上部には傾斜した案内溝
3が形成され、この案内溝3は長方形断面を有し、これ
に同一断面形状のスライダ4が摺動可能に嵌合されてい
る。
上記フレーム1の後端にはワイヤ把持部5が形成されて
おり、この把持部5にワイヤ6の外皮端部7が固着され
、ワイヤ6の端部は上記案内溝3内に延長して上記スラ
イダ4の下部の挿入孔8内に挿入され、ボルト9により
固定されている。
また、上記スライダ4の前部には、摺動面と直交する方
向に長孔10が形成されている。
11は上記フレーム1に軸12により回動自在に装着さ
れた操作レバーで、この操作レバー11は2叉に分かれ
て上記フレーム1の両側に股がって取り付けられている
そしてこの操作レバー11の脚部の側縁には上記軸12
に嵌装したねじりコイルバネ13の一端が係止され、か
つこのねじりコイルバネ13の他端が上記フレームの軸
受部14に係止されて、操作レバーは常時反時計回り方
向即ちワイヤ引張り方向へ付勢されている。
また、上記操作レバー11の中央には逆三角形状の孔1
5が形成され、上記フレーム1の案内溝3を構成する両
側壁1aには円弧状の通路16が形成されている。
この操作レバー11の孔15とフレーム側壁1aの通路
16と上記スライダ4の長孔10とを貫通するようにピ
ン17が挿通され、このピン17は軸12との間に介装
された引張りバネ18により常時軸12に向かつて付勢
されている。
また、上記通路16の下縁には上記ピン17が保合可能
な凹部19a、19b、19c、19dが形成されてい
る。
次に上記構成の作用について説明する。
ただし上記構成の手動操作装置を自動車用ウィンド等の
開閉装置として使用する場合には、操作レバー11を前
方(第1図の左方)へ回動させた状態ではワイヤ6が引
張られてウィンドが閉鎖され、また操作レバー11が後
方へ回動されたときにはワイヤ6が押し出されてウィン
ドが開放されるものとする。
従って、操作レバー11が前方に位置して、ピン17が
凹部19aに係合している状態から操作レバーを後方へ
回動させると、ピン17が孔15の前縁15aによって
斜め上方へ押圧されるため、ピン17は容易に凹部19
aから外れて操作レバー11が回動してウィンドが開か
れる。
なお、ピン17を凹部19b、19cに係合させること
によりウィンドを段階的に開くことができる。
ところが、ピン17が凹部19b、19cに係合してい
る状態でウィンドが不正に開かれようとすると、ワイヤ
6の張力でスライダ4は後方へ引張られるが、ピン17
は凹部19b、19c内でスライダの長孔10によって
ワイヤ6と平行な方向に押圧されるため、ピン17が凹
部19bの後縁に阻止されて移動することができず、ウ
ィンドの不正な開放が防止される。
一方、操作レバー11が後方に位置してウィンドが開い
ている状態(第1図仮想線イ)、あるいはピン17が凹
部19c、19bに係合している状態から、操作レバー
を前方へ回動させると、ピン17が操作レバーの孔15
の後縁15bによって斜め左上方へ押圧されるため、ピ
ン17が凹部19d、19c、19bから容易に抜は出
して操作レバーは回動する。
そしてこのとき、上記ねじりコイルばね13の弾性復元
力が補助力となって、ウィンド閉鎖方向への操作レバー
11の操作力が軽減され、容易に操作レバーを前方へ回
動することができるようになる。
次に、第3図は本考案の他の実施例を示すもので、上記
ねじりコイルばね13の代わりに、スライダ4の後端部
とワイヤの外皮端部7との間に圧縮コイルバネ20を介
装して、操作レバー11にウィンド閉鎖方向の補助力を
付勢したものである。
上記のように構成された遠隔操作用伝動ワイヤの手動操
作装置を自動車の回動式リヤサイドウィンドの開閉装置
として使用した場合には、ウィンドを外部からこじ開け
ようとしてもこれを阻止することができるとともに、車
内で操作レバーを回動するときには簡単にウィンドを開
けることができる。
また、操作レバーのウィンド閉鎖方向への補助力を付加
しであるので、ウィンドガラス周縁のウェザ−ストリッ
プの弾性反発力があっても、大きな力を必要とせずに容
易にウィンドを閉鎖することが可能となる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る遠隔操作用伝動ワイヤの手動操作
装置の一例を示す側面図、第2図はその断面側面図、第
3図は本考案の他の実施例を示す断面側面図である。 1・・・・・・フレーム、3・・・・・・案内溝、4−
−−−−−スライダ、6・・・・・・ワイヤ、10・・
・・・・長孔、11・・・・・・操作レバー、13・・
・・・・ねじりコイルばね、15・・・・・・Li2・
・・・・・ピン、20・・・・・・圧縮コイルバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真直な案内溝が形成されたフレームと、このフレームに
    回動可能に装着された操作レバーと、上記フレームの案
    内溝に摺動可能に嵌合され、かつ伝動ワイヤの一端が係
    止されるスライダと、上記操作レバーに形成された孔お
    よび上記スライダに形成された孔を貫通するピンと、上
    記スライダに上記ワイヤを介して外力が作用したときに
    上記ピンの移動を阻止する位置規制装置と、上記操作レ
    バーに常時一方向の補助力を加える弾性部材とからなる
    遠隔操作用伝動ワイヤの手動操作装置。
JP1980052783U 1980-04-18 1980-04-18 遠隔操作用伝動ワイヤの手動操作装置 Expired JPS6019894Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980052783U JPS6019894Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 遠隔操作用伝動ワイヤの手動操作装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980052783U JPS6019894Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 遠隔操作用伝動ワイヤの手動操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56155081U JPS56155081U (ja) 1981-11-19
JPS6019894Y2 true JPS6019894Y2 (ja) 1985-06-14

Family

ID=29647620

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JP1980052783U Expired JPS6019894Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 遠隔操作用伝動ワイヤの手動操作装置

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