JPH063990Y2 - シャッタ−の施錠装置 - Google Patents
シャッタ−の施錠装置Info
- Publication number
- JPH063990Y2 JPH063990Y2 JP11111387U JP11111387U JPH063990Y2 JP H063990 Y2 JPH063990 Y2 JP H063990Y2 JP 11111387 U JP11111387 U JP 11111387U JP 11111387 U JP11111387 U JP 11111387U JP H063990 Y2 JPH063990 Y2 JP H063990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slat
- link
- latch bar
- shaft
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は建物の開口部に設置されるシャッターの施錠
装置に関するものである。
装置に関するものである。
シャッターを閉鎖したとき、スラットを下から持ち上げ
ても開くことがないように施錠する必要があり、種々の
考案が提案されている。その内の一つにスラットの端部
にラッチバーを設け、スラットを下から持ち上げようと
するとガイドレールの壁にラッチバーが嵌合されて施錠
する構造が実開昭60-33299号公報に開示されている。
ても開くことがないように施錠する必要があり、種々の
考案が提案されている。その内の一つにスラットの端部
にラッチバーを設け、スラットを下から持ち上げようと
するとガイドレールの壁にラッチバーが嵌合されて施錠
する構造が実開昭60-33299号公報に開示されている。
この考案はそれを改良し、施錠の作動の確実性、強度確
保の容易性をもたらすことを目的として案出したもので
ある。
保の容易性をもたらすことを目的として案出したもので
ある。
この考案はシャッターの施錠装置に係り、シャッターの
ガイドレール内に係止具を取付けるよう前後内壁面に係
止片が添設してあり、ラッチバーは一対のく字状リンク
部とく字状リンク部の枢着部に枢着した摺動リンクから
なり、く字状リンクの下部はスラットの軸に回動可能に
取付けられ、駆動リンクの上部は圧縮スプリングを内蔵
した上部スラットの軸に上下動可能に取付けてあり、下
部スラットを押し上げたとき、ラッチバーのく字状リン
クが広がって係止片に係合してそれ以上スラットが上が
らず、スラットを上方より引上げる場合はラッチバーが
閉じていて係止片に係合しないで巻上げることができる
構造である。
ガイドレール内に係止具を取付けるよう前後内壁面に係
止片が添設してあり、ラッチバーは一対のく字状リンク
部とく字状リンク部の枢着部に枢着した摺動リンクから
なり、く字状リンクの下部はスラットの軸に回動可能に
取付けられ、駆動リンクの上部は圧縮スプリングを内蔵
した上部スラットの軸に上下動可能に取付けてあり、下
部スラットを押し上げたとき、ラッチバーのく字状リン
クが広がって係止片に係合してそれ以上スラットが上が
らず、スラットを上方より引上げる場合はラッチバーが
閉じていて係止片に係合しないで巻上げることができる
構造である。
以下その詳細を図示した実施例によって説明する。
溝形断面をなすシャッターのガイドレール1内にはガイ
ドレール1内に治まる溝形断面の係止具2をビス等を利
用してあり、係止具2と一体の係止片3をガイドレール
1内の前後内壁面に添設してある。ラッチバー4は一対
の反対向きをなし、中間が枢着されたく字状リンク部
5,5とく字状リンク部5の枢着部に枢着した摺動リン
ク6からなっている。く字状リンク部5は、下部スラッ
ト7−1の端部内にビス8によって固定したブロック9
にスラットの長さ方向に挿通した軸10が枢着してあ
り、また摺動リンク6は上部スラット7−2の端部内に
ビス8によって固定したブロック9にスラットの長さ方
向に挿通した軸10に上下動可能に取付けてある。すな
わち、摺動リンク6には長さ方向のスリット11が形成
してあり、上部スラット7−2のブロック9には下向き
に開口するるガイド凹孔12が形成してあり、ガイド凹
孔12の奥部には圧縮スプリング13が内装してあり、
軸10はスリット11内を摺動するようになっている。
したがって摺動リンク6はこのガイド凹孔12内を上下
動可能である。そこで下部スラット7−1を押し上げる
と圧縮スプリング13によって摺動リンク6は下向きに
付勢されているのでく字状リンク部5,5は前後方向に
広がり、その状態で少し上方に上がると係止片3に突当
たって係合し、スラットの上昇が阻止される。(第1図
参照)一方スラットの収納部の軸を回転して上部スラッ
ト7−2を引上げるときにはく字状リンク部5,5は閉
じた状態のままであるので係止片3に係合しないので巻
上げることができる。(第2図参照) 〔考案の効果〕 この考案は以上の構成からなり、スラットを押し上げた
ときにはガイドレール内の前後内壁面に添設した前後の
係止片に一対のラッチバーのく字状リンク部が係合する
ので確実に施錠することができる。
ドレール1内に治まる溝形断面の係止具2をビス等を利
用してあり、係止具2と一体の係止片3をガイドレール
1内の前後内壁面に添設してある。ラッチバー4は一対
の反対向きをなし、中間が枢着されたく字状リンク部
5,5とく字状リンク部5の枢着部に枢着した摺動リン
ク6からなっている。く字状リンク部5は、下部スラッ
ト7−1の端部内にビス8によって固定したブロック9
にスラットの長さ方向に挿通した軸10が枢着してあ
り、また摺動リンク6は上部スラット7−2の端部内に
ビス8によって固定したブロック9にスラットの長さ方
向に挿通した軸10に上下動可能に取付けてある。すな
わち、摺動リンク6には長さ方向のスリット11が形成
してあり、上部スラット7−2のブロック9には下向き
に開口するるガイド凹孔12が形成してあり、ガイド凹
孔12の奥部には圧縮スプリング13が内装してあり、
軸10はスリット11内を摺動するようになっている。
したがって摺動リンク6はこのガイド凹孔12内を上下
動可能である。そこで下部スラット7−1を押し上げる
と圧縮スプリング13によって摺動リンク6は下向きに
付勢されているのでく字状リンク部5,5は前後方向に
広がり、その状態で少し上方に上がると係止片3に突当
たって係合し、スラットの上昇が阻止される。(第1図
参照)一方スラットの収納部の軸を回転して上部スラッ
ト7−2を引上げるときにはく字状リンク部5,5は閉
じた状態のままであるので係止片3に係合しないので巻
上げることができる。(第2図参照) 〔考案の効果〕 この考案は以上の構成からなり、スラットを押し上げた
ときにはガイドレール内の前後内壁面に添設した前後の
係止片に一対のラッチバーのく字状リンク部が係合する
ので確実に施錠することができる。
また係止片はガイドレール内に簡単に取付けることがで
き、従来例のような孔を設ける場合のような断面欠損が
なく、ガイドレールの補強ともなる。
き、従来例のような孔を設ける場合のような断面欠損が
なく、ガイドレールの補強ともなる。
さらにラッチバーには摺動リンクを設けてあり、く字状
リンクの下部は下部スラットの軸に回動可能に取付けら
れ、摺動リンクの上部は圧縮スプリングを内蔵した上部
スラットの軸に上下動可能に取付けられているのでラッ
チバーがガイドレール壁にくい込んで動かなくなる恐れ
がなく、上方よりモーター等でスラットを引上げる場合
にはラッチバーのく字状リンクが摺動リンクによって引
かれて閉じた状態に保持されるのでスラットの巻上げに
支障がなく容易に解錠できる。
リンクの下部は下部スラットの軸に回動可能に取付けら
れ、摺動リンクの上部は圧縮スプリングを内蔵した上部
スラットの軸に上下動可能に取付けられているのでラッ
チバーがガイドレール壁にくい込んで動かなくなる恐れ
がなく、上方よりモーター等でスラットを引上げる場合
にはラッチバーのく字状リンクが摺動リンクによって引
かれて閉じた状態に保持されるのでスラットの巻上げに
支障がなく容易に解錠できる。
図面はこの考案の実施例を示したもので、第1図はガイ
ドレール部分における施錠状態の縦断面図、第2図は解
錠状態の縦断面図、第3図は要部を断面で示したスラッ
トの正面図、第4図はガイドレールおよび係止具部分の
横断面図である。 1…ガイドレール、2…係止具、3…係止片、4…ラッ
チバー、5…く字状リンク部、6…摺動リンク、7−1
…下部スラット、7−2…上部スラット、8…ビス、9
…ブロック、10…軸、11…スリット、12…ガイド
凹孔、13…圧縮スプリング。
ドレール部分における施錠状態の縦断面図、第2図は解
錠状態の縦断面図、第3図は要部を断面で示したスラッ
トの正面図、第4図はガイドレールおよび係止具部分の
横断面図である。 1…ガイドレール、2…係止具、3…係止片、4…ラッ
チバー、5…く字状リンク部、6…摺動リンク、7−1
…下部スラット、7−2…上部スラット、8…ビス、9
…ブロック、10…軸、11…スリット、12…ガイド
凹孔、13…圧縮スプリング。
Claims (1)
- 【請求項1】シャッターのガイドレール1内の前後内壁
面に係止片3,3が添設してあり、ラッチバー4は一対
のく字状リンク部5,5とく字状リンク部の枢着部に枢
着した摺動リンク6からなり、く字状リンク5,5の下
部は下部スラット7−1の軸10に回動可能に取付けら
れ、摺動リンク6の上部は圧縮スプリング13を内蔵し
た上部スラット7−2の軸10に上下動可能に取付けら
れ、下部スラット7−1を押し上げたとき、ラッチバー
4のく字状リンク5,5が前記係止片3,3に係合する
ようにしてあることを特徴とするシャッターの施錠装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11111387U JPH063990Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | シャッタ−の施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11111387U JPH063990Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | シャッタ−の施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6414898U JPS6414898U (ja) | 1989-01-25 |
JPH063990Y2 true JPH063990Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31348881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11111387U Expired - Lifetime JPH063990Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | シャッタ−の施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063990Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1394469B1 (it) * | 2009-06-05 | 2012-07-05 | Fornelli | Meccanismi a biellette per chiusura a tapparella blindata |
-
1987
- 1987-07-20 JP JP11111387U patent/JPH063990Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6414898U (ja) | 1989-01-25 |
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