JPH11502458A - 向かい合った平坦な表面に沿って二つの部品を組み立てる装置 - Google Patents

向かい合った平坦な表面に沿って二つの部品を組み立てる装置

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JPH11502458A JP9526599A JP52659997A JPH11502458A JP H11502458 A JPH11502458 A JP H11502458A JP 9526599 A JP9526599 A JP 9526599A JP 52659997 A JP52659997 A JP 52659997A JP H11502458 A JPH11502458 A JP H11502458A
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Abstract

(57)【要約】 向かい合った平坦な形状の接触表面に沿って少なくとも二つの部品を組み立てるための装置であって、第一の部品が溝(10)を備えた少なくとも二つの垂直な突起(5)を有し、それぞれの突起(5)が第二の部品の孔(3aから3b、4aから4d)の中に挿入自在であり、第二の部品に、第一の部品に相対する表面の反対側から、それに対して平行に可動性の部材(2)が組み合わされ、前記部材(2)が二つの部品を互いに固定する閉止位置と、それらを切り離すことを可能にする開放位置の間で移動自在である装置において、垂直な突起(5)が接触表面の全長に渡って配分され、可動部材(2)前記突起(5)を結ぶ線によって規定された軸に従って、第二の部品に沿って摺動することによってそれらに同時に作用することを特徴とする装置。

Description

【発明の詳細な説明】 向かい合った平坦な表面に沿って二つの部品を組み立てる装置 本発明は向かい合った平坦な形状の表面に沿って少なくとも二つの部品を組み 立てるための装置に関するものであり、特に本発明は、作業面を形成する二つの 水平な天板を単一の支持脚に結びつけるために、家具の分野に適用されるための ものである。 脚は、もちろん、同等の条件において、単一の作業面に固定されることもでき る。 このような機能を部分的に保証することができる装置はすでに知られている。 例えば、欧州特許EP 0 458 042 はテーブルの天板の下に配置され、支持脚の上 部に位置する柄(ホゾ)と協同する回転式固定装置に関するものである。それぞれ の脚は全体を単一の天板の下に位置づけるか、連続する二つの天板に分配するこ とが可能であり、このときは向かい合った傍(ソバ)が互いに接触する。 脚の固定板は前記柄と協同する柄穴を備え、垂直軸の周囲を回転するので、必 然的に一つの制限された表面しか占めないことになる。事実、円形の形状で、テ ーブルの天板の縁に当接する役割を有する周縁の固定手段を備えた接触板は、明 白な経済的および技術的理由から、はみ出さないために、妥当な直径である必要 がある。したがって、この装置は断面が小さい従来の脚と協同して、角の領域に しか適用できない。 かかる装置ではさらに第一の脚、ついで第二の脚を順次組み立てる必要がある が、この場合、脚のそれぞれの固定制御は接近が困難になる、なぜならそれぞれ の天板の下面の下に位置づけられるからである。組立の観点からは、脚が単一の 天板の下に設置されるか、横断方向の傍によって接着された二枚の水平な天板の 下に設置されるかは均等である。 非回転装置は米国特許US-A-2 609 264 によって開示されている。この装置は 、隙間と協同するためのオス要素を有し、後者は脚に位置づけられ、前者は天板 の 下に配置されている。しかしながら、脚を前記天板に固定するために備えられた 固定横木は局部的に作動する、すなわちオス要素と隙間のそれぞれの対について 個別に当接する。 事務机の作業面を形成する天板がそれを支える脚の上に位置づけられたとき、 連結の順次固定に着手するために全ての角度区域を点検する必要がある。 もっと大まかな装置を開示している特許US-A-2 987 262 に開示された装置に ついても同じことがいえる:脚を天板と一体化する要素の数は二つであり、一方 は垂直方向に当接し、他方は水平に働く。それらの相互作用によって天板を脚に 固定できる。組立を担当する作業員はやはりそれぞれの連結を順次固定しなけれ ばならないが、さらに、作業は前記天板の下で実施しなければならないので不便 な方法である。 本発明の目的は、反対に、一枚の天板の側面または接着された二枚の天板の二 つの側面を支える脚の取付を一回のみの作業で実現することを可能にすることで ある。 さらに、天板への脚の同時固定はきわめて容易に実施され、前記天板によって 覆われた空間の外で、作業員の一回のみの操作で実現可能である。 同様に、一つまたは二つの傍(前述の二つの仮定において)にそって取付点全 体を同時に解除することも、前述と反対の手順を実施することで簡単に実現でき る。 したがって、本発明の主たる目的は、一枚または二枚の水平な天板に対する脚 の組立と分解をできる限り単純化することにある。 このため、きわめて一般的に、本発明は向かい合った平坦な形状の接触表面に 沿って少なくとも二つの部品を組み立てるための装置であって、第一の部品が溝 を備えた少なくとも二つの垂直な突起を有し、それぞれの突起が第二の部品の孔 の中に挿入自在であり、第二の部品に、第一の部品に相対する表面の反対側から 、それに対して平行に可動性の部材が組み合わされ、前記部材が二つの部品を互 いに固定する閉止位置と、それらを切り離すことを可能にする開放位置の間で移 動自在である装置において、垂直な突起が接触表面の全長に渡って配分され、可 動性の部材が前記突起を結ぶ線によって規定された軸に従って、第二の部品に沿 っ て摺動することによってそれらに同時に作用することを特徴とする装置から成る 。 上述の二つの部品は、もちろん、一方の作業面を形成する水平な天板と、他方 の前記天板を支えるための脚である。 本発明によって得られる大きな利点は、作業面の下側表面を越え、好適にはそ の角の区域内に位置する突起と、摺動によって作用し、傍にそって前記すべての 突起と同時に協同する固定手段を組み合わせて使用することにある。 したがって、摺動固定部材の形状は、一方のその中で摺動する部品と、他方の 水平な天板の突起との二重の協同の故に、特に徹底して研究された。 この可動部材は伸長した形状の枠を備え、その形状は閉止位置で第二の部品の 孔と部分的に塞いで突起の溝と協同するために備えられ、前記形状は開放位置を 得るための摺動の際に前記孔の表面全体を解放することができる。 好適には、可動部材は閉止位置にある第二の部品の孔の表面の周縁部分を閉塞 する曲折を描く金属線で実現した弾性枠を有する。 さらに、水平な天板によって覆われた空間のほぼ外で操作できるように、その 一端に、第二の部品の表面を越え、閉止位置と開放位置の間の摺動による操作を 可能にする把持要素を備えている。 この把持要素は、作業面を形成する水平な天板の傍の近傍に位置する区域内で 、無理な力を入れずに、使用者の指で単に引くか押すかして操作できるように設 計されている。 この部材は第二の部品と、すなわち脚と緊密に協同する。現実には、力学的相 互作用が起きるのは、水平な天板を支えるための、脚の上台板と呼ばれる、脚の 上の部分の中である。 この台板は、事実、第一の部品の突起を挿入するための孔、ならびに特に可動 部材の滑り溝を形成する切り抜き、折り曲げおよび型打ちが実施される表面を特 に備えている形鋼である。 脚の頂上に位置する、前記表面は平坦で、事務机の作業面を形成する天板を支 えるように水平方向に形成されている。したがって、この表面において、実施が 容易で、製造コストを大幅に下げるような、周知の製造技術によって、滑り溝を 形成する切り抜き、折り曲げ、および型打ちが実施される。 好適には、第二の部品と可動部材は、摺動軸に平行で、向かい合った表面に垂 直で、その両側に、二つの同様な第一の部品の突起をその中の挿入するための二 系列の孔が特に施された、中心面に対して対称である。 脚が一枚の天板にしか組み合わされていないとき、後者の突起は一組だけの孔 、前記天板の側面傍に一番近いものと協同するので、脚は天板によって覆われた 空間内に包含される。このとき、脚の台板は前記天板の側面傍の近傍にある。 接着された二枚の天板と共に使用するときは、分離面または接触面は対称面と 一緒になる。 一枚または二枚の天板との、組立はきわめて簡単である、なぜなら天板の下に 位置する凸部または突起を脚の対応する孔に挿入するだけでよいからである。こ のことは、突起が上の部品と一体であるので心出しが容易になり、したがって、 その重量を組立の際に利用するので、当然重力を用いて行われる。 先に述べたごとく、本発明の実施および製造手段は安価であり、事務机の要素 の組立はきわめて迅速なので、本発明は経済面できわめて魅力的になる。 以下に、特に付属の図面を参照して、この装置を詳細に説明する: 図1は本発明による台板が載置された脚の斜視図である。 図2は組立途中の脚と水平な天板を示す側面図である。 図3は組み立てられた同じ全体を示す。 図4は組み立てられた事務机の斜視図である。 図5は可動性の固定部材の斜視図である。 図6は台板を上から見た図である。 異なる図は、事務所の調度全体に適用された、またもっと具体的には、脚と作 業面を形成する水平な一枚または複数枚の天板との組立に適用された、本発明の 推奨構成を示している。 かかる仮定において、本発明に直接関わる図1に示した脚pの部分は、以下に 説明するごとく、水平な天板を固定することを可能にする可動性の固定部材2と 協同する、台板1である。天板は組立の過程で記載する。 台板1の上側表面は役割の異なる孔、折り曲げ、および型打ちを備えているの で、これも後で説明する。 主として、孔3aから3dと4aから4dは水平な天板6の下側表面に位置づけられた 凸部または突起5との連結を保証するためのものである(図2参照)。推奨構成に よれば、それぞれの天板は傍の近くに、同じ記号を付けた孔(3a、4a;3b、4b; ・・・)と協同するように間隔を置いた二つの突起しか備えていない。この場合 、したがって、二つの異なる位置の間での位置調節を行うことができる。 もちろん、前記突起は異なる仕方で配置してもかまわない、特に天板が特別に 広かったり重い場合がそうであり、また補足の突起を追加することさえできる。 可動部材2はその上に水平な天板6が置かれた上面の下で、台板内を摺動し、与 えられた役目を果たすことができるように曲げられた金属棒によって線状に実現 されている。その役目は、水平な天板6が台板1の上に載置されたとき、そして前 記突起5が、その結果、上述の孔の中に挿入されたときに、突起5を固定すること にある。 可動部材は固定位置と解除位置の間で移動させることができる。固定位置は部 材2が台板1の底に当接したときに得られる、なぜなら曲折7aから7dと8aから8d (図5参照)はこのとき孔3aから3dと4aから4dの位置にあって、それらを部分的 に閉塞し、突起5が挿入されたときに、このようにして突起5の溝10と協同するか らである。 解除は、把持または操作要素の役割を果たす曲がった先端9によって可動部材2 を引っ張ることによって得られる。固定位置と解除位置の間の行程はおよそ15mm である。前記可動部材2は図5の形状にするために折り曲げられ変形された金属棒 によって簡単に、安価に実現できる。 図2と3は組立中の、ついで組立が終わったときのこの装置の様々な要素の相対 的位置を示している。可動性の固定部材は図2では出口位置に、図3では台板1の 内部の当接位置にあり、そこで水平な天板6は脚pに固定されている。 図4は固定された位置にある事務机の要素の斜視図を示して図3を補足している 。二本の脚pが水平な天板6を支え、天板は、この特定の構成では4個である、突 起5が台板1に当接した可動部材2と協同するので、脚から切り離されない。前記 摺動部材2の操作要素9は、使用者には接近容易であるが、閉止位置の前記天板6 によって覆われた、天板6の長手方向傍の近くに位置づけられる。 可動部材2の摺動を可能にする滑り溝は台板1の上面の各種の形状の単純な切り 抜き、折り曲げ、および型打ちで実現される。それらは特に図6に示されている 。 3aから3dと4aから4dで示された、上部天板6の突起5を挿入するための孔のほか に、台板は、台板の中央部分の中の、台板を横断する二本の線の切り取り、つい で台板の上面の下の高さまで下がり、その間に可動部材2のための案内空間を配 置した、二本の線の間に位置づけられた区域の型打ちによって得られた隙間11a から11dを備えている。この案内は好適には、摺動要素2を支えるための案内であ る。 中心の案内は上面内に切り抜かれたU字形の12aから12cの隙間によって確保さ れ、これらの隙間によって限定された部品が、つぎに90度に折り曲げられる。こ のようにして作られた曲げられた金属部品は、曲げられた棒の二本の枝の間に挿 入されて、摺動部材9を形成する。 追加の案内は、同じく三方の面が切り取られ、ついで90度に曲げられ、また前 述の隙間、すなわち中心の案内の役割を果たすものと同様に心出しされた隙間も 備えた窓13aと13bによって得られる。 台板1内に形成された孔のあるものはさらに、Uリンク(図示されていない) の先端を挿入する役割も果たすことができ、その他方の端は、それらを互いに結 合するために、同一の台板1の同様な孔の中に挿入される。 最後に、台板1の上面は、長手方向軸に対して対称に配置された支点区域を形 成する、やや逸脱し、上面が平坦な凸部14a、14bおよび14cを備えている。 以上のように本発明を推奨実例によって説明したが、それは一切制限するもの ではない。逆に、変形や変更が可能であるが、それをもって付属の請求の範囲に よって限定される本発明を逸脱することはできない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.向かい合った平坦な形状の接触表面に沿って少なくとも二つの部品を組み 立てるための装置であって、第一の部品が溝10を備えた少なくとも二つの垂直な 突起5を有し、それぞれの突起5が第二の部品の孔3aから3d、4aから4dの中に挿入 自在であり、第二の部品に、第一の部品に相対する表面の反対側から、それに対 して平行に可動性の部材2が組み合わされ、前記部材2が二つの部品を互いに固定 する閉止位置と、それらを切り離すことを可能にする開放位置の間で移動自在で ある装置において、 垂直な突起5が接触表面の全長に渡って配分され、前記突起5を結ぶ線によって 規定された軸に従って、可動部材2が第二の部品に沿って摺動することによって それらに同時に作用することを特徴とする装置。 2.請求項1に記載の少なくとも二つの部品を組み立てるための装置において 、 可動部材2が伸長した形状の枠を備え、その形状は閉止位置で第二の部品の孔3 aから3dと4aから4dを部分的に塞いで突起5の溝と協同するために備えられ、前記 形状は開放位置を得るための摺動の際に前記孔3aから3dと4aから4dの表面の全体 を解放することができることを特徴とする装置。 3.請求項2に記載の少なくとも二つの部品を組み立てるための装置において 、 可動部材2が閉止位置にある第二の部品の孔3aから3dと4aから4dの表面の周縁 部分を閉塞する曲折7aから7d、8aから8dを描く金属線で実現した弾性枠を有する ことを特徴とする装置。 4.請求項2と3のいずれか一つに記載の少なくとも二つの部品を組み立てるた めの装置において、 可動部材2がその一端に、第二の部品の表面を越え、閉止位置と開放位置の間 の摺動による操作を可能にする把持要素9を備えていることを特徴とする装置。 5.前記請求項のいずれか一つに記載の少なくとも二つの部品を組み立てるた めの装置において、 第二の部品が、第一の部品6の突起5を挿入するための孔3aから3dと4aから4d、 ならびに可動部材2の滑り溝を形成する切り抜き、折り曲げおよび型打ちが実施 される平坦な表面を備えている形材1であることを特徴とする装置。 6.前記請求項のいずれか一つに記載の少なくとも二つの部品を組み立てるた めの装置において、 第二の部品1と可動部材2が、摺動軸に平行で、向かい合った表面に垂直で、そ の両側に、少なくとも一つの第一の部品の突起5をその中の挿入するための二系 列の孔3aから3dと4aから4dが施された、中心面に対して対称であることを特徴と する装置。 7.前記請求項のいずれか一つに記載の少なくとも二つの部品を組み立てるた めの装置において、 第一の部品がテーブルの天板6であり、第二の部品が家具の脚pの上部台板1で あることを特徴とする装置。 8.請求項7に記載の少なくとも二つの部品を組み立てるための装置において 、 一枚の天板だけで使用するときに、脚pの台板1が前記天板6の側面傍の近くに あることを特徴とする装置。 9.請求項7に記載の少なくとも二つの部品を組み立てるための装置において 、 二枚の天板6と共に使用するときは、前記台板1が均等に分割され、分離面、す なわち側面傍の間の垂直接触面が対称面と一緒になることを特徴とする装置。
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