JPH1149286A - キャッピングヘッドセットのキャップ保持部 - Google Patents
キャッピングヘッドセットのキャップ保持部Info
- Publication number
- JPH1149286A JPH1149286A JP21360697A JP21360697A JPH1149286A JP H1149286 A JPH1149286 A JP H1149286A JP 21360697 A JP21360697 A JP 21360697A JP 21360697 A JP21360697 A JP 21360697A JP H1149286 A JPH1149286 A JP H1149286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- fitted
- capping
- pressing body
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sealing Of Jars (AREA)
Abstract
の発生を防止することのできるキャップ保持部の提供。 【解決手段】 容器口部にプレスクリューキャップの装
着を行うキャッピングマシンに設けられたヘッドセット
のキャップ保持部において、保持部本体10Aに、キャ
ップが嵌まり込む中空部11が設けられ、該中空部を囲
む周壁部12の外面に、周方向に沿って溝13が設けら
れ、該溝の少なくとも1箇所に、該中空部に達する貫通
部14が形成され、該貫通部に先端が窄まった押圧体1
5がその先端を径方向内方に向けて後退可能に挿入さ
れ、該押圧体の外側にゴムリング16が嵌着されてなる
ことを特徴としている。
Description
クリューキャップの装着を行うキャッピングマシンに設
けられたヘッドセットのキャップ保持部に関する。
は、実開平2−52793号公報に記載されたものが知
られている。図5は、同公報記載のキャップ保持部を示
すものであり、このキャップ保持部1は、キャップが嵌
まり込む中空部2を囲む周壁部3に、例えば金属のボー
ルのように、先端の丸く形成された複数個の押圧部材4
が、周壁部3の内外方向に進退自在にかつその先端の一
部が前記中空部2に突出するように設けられると共に、
これら押圧部材4が、例えばゴムリングのような付勢部
材5によって内方に付勢されている。周壁部3の内壁面
には、キャップの外周面に形成されたナールに沿う、縦
方向の凹凸からなる係合面6が形成されている。このキ
ャップ保持部1を用いて容器口部に装着されるキャップ
としては、合成樹脂製のプレスクリューキャップ、すな
わち筒部内壁に、容器口部外面に形成された雄ネジに螺
合するネジ部が形成され、かつ筒部外面に垂直方向に延
びる多数の溝を有する滑り止め用のナールが形成された
ものが用いられる。この従来のキャップ保持部1は、中
空部2にキャップを挿入すると、キャップ外周面のナー
ルが嵌合され、それによってキャップの周方向の回転運
動を阻止するようになっている。さらに周壁部3の内外
方向に進退自在にかつその先端の一部が前記中空部2に
突出するように設けられた押圧部材4が、キャップの筒
部外周を押圧することによって、中空部2内に挿入され
たキャップを保持するようになっている。
キャップ保持部1では、押圧部材4として金属のボール
を使用していたため、キャップ保持部1でキャップを掴
んだ後、ボールが回転してキャップ保持力が弱くなり、
キャッピング前あるいはキャッピング直後にキャップが
落下する不具合が生じていた。キャッピング前にキャッ
プの落下が起こると、容器口部にキャップが無い、無キ
ャップ品を生じ、またキャッピング直後にキャップ落下
が生じると、キャップの斜め被りを生じることになる。
で、キャップの落下に起因するキャッピング不良の発生
を防止することのできるキャップ保持部の提供を課題と
している。
ッドセットのキャップ保持部は、容器口部にプレスクリ
ューキャップの装着を行うキャッピングマシンに設けら
れたヘッドセットのキャップ保持部において、保持部本
体に、キャップが嵌まり込む中空部が設けられ、該中空
部を囲む周壁部の外面に、周方向に沿って溝が設けら
れ、該溝の少なくとも1箇所に、該中空部に達する貫通
部が形成され、該貫通部に先端が窄まった押圧体がその
先端を径方向内方に向けて後退可能に挿入され、該押圧
体の外側にゴムリングが嵌着されてなることを特徴とし
ている。
ャッピングヘッドセットのキャップ保持部の一形態を示
すものであり、このキャップ保持部10の保持部本体1
0Aは、円筒状をなしており、その中空部11の下側か
ら、合成樹脂製のプレスクリューキャップ(以下、キャ
ップという)を挿入し、保持できるようになっている。
この保持部本体10Aは金属からなっている。
まり込む中空部11を囲む周壁部12の外面に、周方向
に沿って溝13が設けられ、該溝13の6ヶ所に、該中
空部11に達する貫通部14が形成され、該貫通部14
に、先端が窄まった押圧体15が、その先端を径方向内
方に向けて後退可能に挿入され、押圧体15の外側にゴ
ムリング16が嵌着された構成になっている。また、こ
の周壁部12の内壁面には、キャップの外周面に形成さ
れたナールに沿う縦方向の凹凸からなる係合面18が形
成されている。
ており、内部の空間を進退移動する押圧体15の前進を
その縮径部で停止するようになっている。前記押圧体1
5は、先端がやや尖った円柱状ないし砲弾状をなしてい
る。この押圧体15は、後端をゴムリング16によって
径方向内方に向けて付勢されている。押圧体15は、中
空部11内にキャップが装着された状態において、その
先端がキャップ外周面のナール溝に嵌入されることによ
って、挿入されたキャップの周方向の回転を防止すると
共に、キャップに締め付け力を作用させて、中空部11
からのキャップの脱落を防止するようになっている。
来のキャップ保持部1において使用されていたゴムリン
グと同様に、天然ゴムや合成ゴムからなっている。この
ゴムリング16は、貫通部14に挿入された6個の押圧
体15全てを、径方向内方に付勢できるようになってい
る。
たヘッドセットを例示するものである。このヘッドセッ
ト20は、スピンドルシャフト21と、その先端にバネ
24を介して取付けられたヘッド本体22と、該ヘッド
本体22にベアリング25を介して取付けられた巻締め
部23と、ヘッド本体22と巻締め部23に対向配置さ
れた永久磁石26とを備えている。そして、巻締め部2
3の先端に、前記キャップ保持部10を取付けた構成に
なっている。
セット20は、回転式キャッピングマシンなどの適宜な
キャッピングマシンに設置され、キャッピングマシンの
移動に従ってスピンドルシャフトが回転し、一定の上下
動を行う。そして、所定位置でキャップを保持し、次い
で、図4に示すように、保持したキャップAを容器Bの
口部に螺着嵌合する。このキャップAとしては、合成樹
脂製のプレスクリューキャップ、すなわち筒部内壁に、
容器口部外面に形成された雄ネジに螺合するネジ部が形
成され、かつ筒部外面に垂直方向に延びる多数の溝を有
する滑り止め用のナールが形成されたものが用いられ
る。また、容器Bとしては、図4に示したように、首部
にフランジが形成された合成樹脂容器、またはガラス瓶
が使用される。
保持状態において、キャップAの筒部が中空部11内に
嵌入されている。キャップA外周のナールは、周壁部1
2内壁面に形成された垂直方向の溝が周方向に沿って多
数形成された係合面18に嵌合されている。また、6ヶ
所の貫通部14では、それぞれ押圧体15がゴムリング
16の弾性力により径方向内方に向けて押出され、先端
がキャップAの外周面に当接し、キャップ外周面のナー
ル溝に嵌入されることによって、挿入されたキャップの
周方向の回転を防止すると共に、キャップに締め付け力
を作用させて、中空部11からのキャップの脱落を防止
する。
嵌まり込む中空部11を囲む周壁部12の外面に、周方
向に沿って溝13が設けられ、該溝13に、中空部11
に達する貫通部14が形成され、貫通部14に先端が窄
まった押圧体15がその先端を径方向内方に向けて後退
可能に挿入され、押圧体15の外側にゴムリング16が
嵌着されてなる構成としたことによって、この中空部1
1にキャップAを嵌入する際に、押圧体15の先端がキ
ャップ外周面のナール溝に嵌入されることによって、挿
入されたキャップの周方向の回転を防止すると共に、キ
ャップAに締め付け力を作用させ、中空部11からのキ
ャップの脱落が防がれるので、キャッピング時のキャッ
プ脱落による無キャップ製品やキャップ斜め被りの発生
を防止することができる。
されることなく、先端がキャップ外周面のナール溝に嵌
入されるような形状であれば良く、先端をくさび形状と
したり、複数本の針を植設したものでも良い。
た。このキャップ保持部は、最大外径47.2mm、内
径28.13〜30.72mm、垂直長さ38mm、係
合面18の垂直長さ15.5mm、溝13の深さ5.7m
m、貫通部14(6箇所)の孔径5.1mm、押圧部15の
長さ5mm、押圧部15の先端角度70度、ニトリルゴム
製のゴムリング16の外径40.7mm、ゴムリング内径
33.7mmである。このキャップ保持部を、アルコア
社製キャッピングマシンのヘッドセットに取付けた。キ
ャップとして、口径28mm、筒部上部の外径29.9
mmのポリプロピレン製プレスクリューキャップを用い
た。前記キャッピングマシンにキャップとPETボトル
を連続的に供給し、約20万本のボトルに連続的にキャ
ップを螺着嵌合し、キャップ脱落による無キャップ品
と、キャップ斜め被り品発生の有無を調べた。その結
果、無キャップ品、キャップ斜め被り品とも、1つも無
く、キャップ装着不良品の発生率は0%であった。一
方、比較のために、図5に示す従来のキャップ保持部を
使ってキャッピングを行った結果、20万本中、無キャ
ップ品が2本、斜め被り品が5個発生した。
持部は、保持部本体に、キャップが嵌まり込む中空部が
設けられ、該中空部を囲む周壁部の外面に、周方向に沿
って溝が設けられ、該保持部本体の少なくとも1箇所
に、該中空部に達する貫通部が形成され、該貫通部に先
端が窄まった押圧体がその先端を径方向内方に向けて後
退可能に挿入され、該押圧体の外側にゴムリングが嵌着
されてなる構成としたことによって、この中空部にキャ
ップを嵌入する際に、押圧部の先端がキャップ外周面の
ナール溝に嵌入されることによって、挿入されたキャッ
プの周方向の回転を防止すると共に、キャップに締め付
け力を作用させ、中空部からのキャップの脱落が防がれ
るので、キャッピング時のキャップ脱落による無キャッ
プ製品やキャップ斜め被りの発生を防止することができ
る。
図。
ットを示す断面図。
正面図。
した正面図。
……中空部、12……周壁部、13……溝、14……貫
通部、15……押圧体、16……ゴムリング
Claims (1)
- 【請求項1】 容器口部にプレスクリューキャップの装
着を行うキャッピングマシンに設けられたヘッドセット
のキャップ保持部において、 保持部本体に、キャップが嵌まり込む中空部が設けら
れ、該中空部を囲む周壁部の外面に、周方向に沿って溝
が設けられ、該溝の少なくとも1箇所に、該中空部に達
する貫通部が形成され、該貫通部に先端が窄まった押圧
体がその先端を径方向内方に向けて後退可能に挿入さ
れ、該押圧体の外側にゴムリングが嵌着されてなること
を特徴とするキャッピングヘッドセットのキャップ保持
部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21360697A JPH1149286A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | キャッピングヘッドセットのキャップ保持部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21360697A JPH1149286A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | キャッピングヘッドセットのキャップ保持部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1149286A true JPH1149286A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16641973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21360697A Pending JPH1149286A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | キャッピングヘッドセットのキャップ保持部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1149286A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007099353A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Kao Corp | 物品保持回転装置 |
JP2009166875A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器蓋巻締ヘッド |
JP2014133566A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | Nippon Closures Co Ltd | 合成樹脂製容器蓋閉栓用チャック |
JP2016088530A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 日本クロージャー株式会社 | 容器蓋装着装置に適用されるチャック |
JP2017024784A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 澁谷工業株式会社 | キャッピングヘッド |
JP2017100737A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 日本クロージャー株式会社 | チャック |
CN109987560A (zh) * | 2019-04-26 | 2019-07-09 | 上海炫未智能科技有限公司 | 一种自动落盖压盖装置及其实施方法 |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP21360697A patent/JPH1149286A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040611 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060824 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060829 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061030 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070109 |