JPH1148922A - 自動車のペダル装置 - Google Patents

自動車のペダル装置

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JPH1148922A
JPH1148922A JP9225660A JP22566097A JPH1148922A JP H1148922 A JPH1148922 A JP H1148922A JP 9225660 A JP9225660 A JP 9225660A JP 22566097 A JP22566097 A JP 22566097A JP H1148922 A JPH1148922 A JP H1148922A
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brake
pedal
accelerator pedal
brake arm
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクセル操作とブレーキ操作との誤作動がな
く暴走事故や追突事故等を確実に防止でき、ブレーキ機
構とアクセル機構とが同時に作動することがなく、ブレ
ーキシューの焼き付き、損傷を防止でき、ペダル機構が
簡略化されて運転席の足回りの空間が広くなり、空調器
具類やその他の用具類の設置がし易く、製造コストも廉
価である自動車のペダル装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 踏圧方向に回動し得るように枢着され、ブレ
ーキ機構12に連係されたブレーキアーム14と、この
ブレーキアームに取りつけられ、アクセル機構16に連
係されたアクセルペダル18とを備え、ブレーキアーム
を踏圧してブレーキ操作を行なうときには、アクセルペ
ダルを踏圧してもアクセル機構を作動させないブレーキ
・アクセル連係手段20を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のペダル装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の運転席においては運転
者の足部と対向した前方側にアクセルペダルとブレーキ
ぺダルとが左右並列に配置されている。更に、オートマ
チック車ではクラッチペダルは廃止されているが、マニ
ュアル車においては、ブレーキぺダルの左側位置にクラ
ッチペダルが配置されている。運転者は右足でアクセル
ペダルとブレーキぺダルとを交互に踏み替えながら、走
行中におけるアクセル操作とブレーキ操作とを行ってい
る。しかし、車体の前方へ幼児や単車等が飛び出して急
制動を加えるときに、ブレーキぺダルをアクセルペダル
と間違って踏み込み、車体が暴走して人身事故や追突事
故等を発生する場合も少なくない。このブレーキぺダル
とアクセルペダルとの誤操作を防止するために、例え
ば、図7に示すように、ブレーキアーム200の端部に
上下回動(図面に向かう方向に進退する方向)自在にブ
レーキペダル250が枢着され、このブレーキペダル2
50の上面の右側部にアクセルレバー300を配置して
回動アーム350に連結させ、このア−ム350にアク
セルワイヤー400の一端が接続され、ブレーキペダル
250に足部を軽く載せながら足部の側面でアクセルレ
バー300を横方向へ押圧して加速操作させ、また、ブ
レーキペダル250を踏み込んで制動操作をおこなうペ
ダル装置が特開平8−142817号公報に提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ペ
ダル装置においては、走行中に幼児や単車等の飛び出し
等でブレーキペダル250を踏み込んで急制動をおこな
ったときに、アクセルレバー300を足の側面で押圧し
た状態でブレーキペダル250を踏み込むため、各車輪
には加速力と制動力との両方が加わり、停止するまでの
制動距離が長くなって幼児や単車等の飛び出し事故を防
止できない欠点がある。また、加速力と制動力とが同時
に加わった車輪のブレーキドラムにブレーキシューが焼
き付き、ブレーキシューが損傷し、早期に交換しなけれ
ばならず、維持費が割高になり易い等の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その一つの目的は、アクセル操作とブ
レーキ操作との誤操作がなく暴走事故や追突事故等を確
実に防止できる自動車のペダル装置を提供することであ
る。また、他の目的は、ブレーキアームを踏圧してブレ
ーキ操作を行なうときには、アクセルペダルを踏圧して
もアクセル機構が作動することがなく、短い制動距離で
確実に停止して追突事故等を防止でき、ブレーキシュー
の焼き付き、損傷を防止できる。また、他の目的は、ペ
ダル機構が簡略化されて運転席の足回りの空間が広くな
り、空調器具類やその他の用具類の設置がし易く、製造
コストも廉価である自動車のペダル装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、踏圧方向に進
退しうるように取付けられ、ブレーキ機構12に連係さ
れたブレーキアーム14と、このブレーキアーム14に
取りつけられ、アクセル機構16に連係されたアクセル
ペダル18とを備え、前記ブレーキアーム14を踏圧し
てブレーキ操作を行なうときには、前記アクセルペダル
18を踏圧しても前記アクセル機構16を作動させない
ブレーキ・アクセル連係手段20を備えてなる自動車の
ペダル装置10から構成される。
【0006】また、前記ブレーキ・アクセル連係手段2
0は、前記ブレーキアーム14の非制動位置でのみ前記
アクセルペダル18の踏圧操作によりアクセル機構16
を作動させるとともに、前記ブレーキアーム14が制動
位置に変位したときには前記アクセルペダル18と前記
アクセル機構16との連係を遮断させるクラッチ手段6
0が設けられてなることとしてもよい。
【0007】また、前記ブレーキ・アクセル連係手段2
0は、前記ブレーキアーム14を常時非制動方向に付勢
する付勢手段68を備えてなることとしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る自動車のペダル装置
は、踏圧方向に進退しうるように取付けられ、ブレーキ
機構に連係されたブレーキアームと、このブレーキアー
ムに取りつけられ、アクセル機構に連係されたアクセル
ペダルとを備え、前記ブレーキアームを踏圧してブレー
キ操作を行なうときには、前記アクセルペダルを踏圧し
ても前記アクセル機構を作動させないブレーキ・アクセ
ル連係手段を備えている。
【0009】ブレーキアームは、金属、硬質合成樹脂等
を素材として1本の長板に形成され、運転席の前部壁の
上方寄り位置に取付部を設けて運転者の膝関節の屈伸方
向へ進退しうるように取付けられて前部壁側に設けたブ
レーキ機構に連係されている。アクセルペダルは、ブレ
ーキアームと同様に金属、硬質合成樹脂等を素材とし、
ブレーキアームの進退方向を長手とした平面視長矩形状
に形成され、ブレーキアームの下端部の側面に設けた支
持軸に足部関節の回動で上下方向へ回動できるように枢
着されている。アクセルペダルの形状は、平面視長矩形
に限ることなく、楕円形、長多角形、その他の任意の形
状であってもよい。また、ブレーキアームは、1本の長
板に限ることなく、例えば、2本の長板を間隔をおいて
取付けた下端側を支持軸で連結させ、この支持軸にアク
セルペダルを回動自在に枢着させてもよい。
【0010】ブレーキ機構の上方側で前部壁には、ブレ
ーキ・アクセル連係手段が設置されている。アクセルペ
ダルは、操作ワイヤ、連設ロッド等を介してブレーキ・
アクセル連係手段の1端側に連係され、該ブレーキ・ア
クセル連係手段の他端側にアクセル機構が連係されてい
る。アクセルペダルに載せた足部でアクセルペダルを上
下方向へ回動しつつブレーキ・アクセル連係手段を経由
してアクセル機構を起動してアクセル操作をおこなう。
ブレーキ操作においては、そのままアクセルペダルを踏
み込んでブレーキアームを膝関節の屈伸方向へ進退させ
ると、アクセルペダルとアクセル機構との連係が遮断さ
れた状態でブレーキ機構が作動して停止する。
【0011】前記ブレーキ・アクセル連係手段は、前記
ブレーキアームの非制動位置でのみ前記アクセルペダル
の踏圧操作によりアクセル機構を作動させるとともに、
前記ブレーキアームが制動位置に変位したときには前記
アクセルペダルと前記アクセル機構との連係を遮断させ
るクラッチ手段が設けられている。好適には、クラッチ
手段は、筒体内に摺動自在に嵌挿され相互に係着するフ
ックを有した1対の摺動体を備え、この1対の摺動体が
アクセルペダル側とアクセル機構とに連係された構成が
よい。また、クラッチ手段は、上記した構成に限ること
なく、例えば、小歯車の上下面に固定ラック歯と可動ラ
ック歯とが噛合され、小歯車と可動ラック歯とがアクセ
ルペダル側とアクセル機構とに連係された構成としても
よい。アクセルペダルの作動で小歯車が牽引されるとき
に可動ラックが連動してアクセル機構が起動される。ブ
レーキアームが制動位置に変位して小歯車が押送される
と可動ラックも連動して押送されてアクセル機構との連
動が遮断される。
【0012】また、前記ブレーキ・アクセル連係手段
は、前記ブレーキアームを常時非制動方向に付勢する付
勢手段を備えてなることとしてもよい。好適には、付勢
手段として、コイルばね、板ばね、棒ばね等を備えても
よい。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実
施例を説明する。図1には、本発明の実施例に係る自動
車のペダル装置の正面図が示され、図2には、アクセル
操作をおこなった状態の自動車のペダル装置の右側面図
が示され、図3には、ブレーキ操作をおこなった状態の
自動車のペダル装置の右側面図が示されている。本発明
に係る自動車のペダル装置10は、踏圧方向に進退しう
るように取付けられ、ブレーキ機構12に連係されたブ
レーキアーム14と、このブレーキアーム14に取りつ
けられ、アクセル機構16に連係されたアクセルペダル
18とを備え、前記ブレーキアーム14を踏圧してブレ
ーキ操作を行なうときには、前記アクセルペダル16を
踏圧しても前記アクセル機構14を作動させないブレー
キ・アクセル連係手段20を備えている。
【0014】図1、図2、図3に示すように、運転席の
前部壁22であって、図示しない計器類の下部側に中空
取付枠24が固定されている。この中空取付枠24内に
は、その略中央下方位置に左右側へ向けて枢軸26が設
けられ、この枢軸26にブレーキアーム14の上端に固
定した軸受27が枢着されている。ブレーキアーム14
は、金属、硬質合成樹脂等を素材とし、肉厚のある端面
略矩形状の1本の長板で形成されている。この長板は肉
厚幅面が進退方向に面するように配置され、その下端部
が運転席の底板28の上方近傍へと垂下されている。図
4に示すように、このブレーキアーム14は、運転席側
へ傾斜付勢された非制動位置から枢軸26を中心として
ブレーキ機構16側へ向け進退しうるように設けられて
いる。
【0015】図2、図3に示すように、ブレーキ機構1
2は、各車輪のホイルシリンダーにブレーキパイプやブ
レーキホース等を介して連通され、中空取付枠24の下
方位置で前部壁22に設置されたマスタシリンダー30
を有している。このマスタシリンダー30のピストンロ
ッド32の端部がブレーキアーム14に枢着34されて
いる。図4のブレーキアームの作用説明図に示すよう
に、ブレーキ操作においては、ブレーキアーム14の下
端部の側面に回動自在に取付けているアクセルペダル1
8に載せている足部Fを、足首関節Aまたは膝関節を伸
長させながら足部Fでアクセルペダル18を踏み込む。
この踏込みで足部FはF1位置からF2位置へと移動
し、同時にブレーキアーム14に連結されたピストンロ
ッド32がマスタシリンダー30内のピストンを押圧し
てブレーキオイルが加圧され、各車輪のホイルシリンダ
ーが作動して各車輪は制動される。足部Fによるアクセ
ルペダル18の踏込みを解除すると、ブレーキアーム1
4はピストンロッド32と共に元の非制動位置へ復帰
し、マスタシリンダー30内のブレーキオイルは減圧さ
れて各車輪の制動は解放される。また、ブレーキアーム
14の進退移動の範囲を規制するため、中空取付枠24
内の枢軸32の下方前後位置に前後ストッパ36、36
が設けられている。
【0016】図1、図2、図3に示すように、ブレーキ
アーム14の下端側において、同ブレーキアーム14の
一方側面と交差方向へ向け支持軸38が突設され、この
支持軸38にアクセルペダル18が枢着されている。ア
クセルペダル18は、ブレーキアーム14と同様に金
属、硬質合成樹脂等を素材とし、ブレーキアーム14の
回動方向を長手とした平面視長矩形状に形成されてい
る。このアクセルペダル18には、その中央部から踵寄
り位置において両側面に連通した貫通孔40が開孔さ
れ、この貫通孔40に支持軸38が貫挿されて爪先側を
上下に回動し得るように枢着されている。このアクセル
ペダル18の爪先側の上面には、足部Fの滑止め溝42
が刻設されている。この滑止め溝42は爪先側だけでな
くアクセルペダル18の上面全体に刻設してもよい。ま
た、アクセルペダル18の形状は、平面視長矩形に限る
ことなく、楕円形、長多角形、その他の任意の形状であ
ってもよい。
【0017】このように、アクセルペダル18は、ブレ
ーキアーム14の下端部に同一の踏込方向に回動しうる
ように枢着されている。ブレーキアーム14が制動方向
へ踏み込まれて移動するときにアクセルペダル18のブ
レーキアーム14に対する枢着位置も追従して移動す
る。これにより、アクセルペダル18でアクセル作動さ
せるときには、必ずブレーキアーム14の非制動位置で
ないとアクセル作動ができない。従って、必然的にアク
セルペダル18を踏み込みアクセル作動させるときには
ブレーキアーム14が移動しないように踏み込む必要が
ある。このように作動させるためには足の動きが限定さ
れる。つまり、アクセルペダル18は通常は足部関節A
だけでしか動かせない。ブレーキアーム14は足部関節
Aを用いて踏み込み制動をおこなえると共に膝関節の伸
長でも制動が可能となっている。このメカニズムで運転
者の足部Fの操作に規制を与えてアクセル操作やブレー
キ操作をおこなうようにしている。
【0018】アクセルペダル18をアクセル機構16に
連係させてアクセル操作をおこなうために、アクセルペ
ダル18の上方位置においてブレーキアーム14の側面
にはプーリ44が遊転自在に軸支されている。中空取付
枠24の下方側において、同じくブレーキアーム14の
側面にV形状に配置されたベルクランク46の折曲部が
枢着されている。アクセルペダル18の爪先側の上面側
部に設けた係止ピン48に一端が係止された操作ワイヤ
50がプーリ44に掛け廻されてベルクランク46の一
端46aに連結されている。この操作ワイヤ50が連結
されたアクセルペダル18の爪先側を上方へ付勢するた
め、ベルクランク46の上方位置においてブレーキアー
ム14の側面に設けたピン52とベルクランク46の一
端46aとに付勢ばね54が張設されている。この付勢
ばね54の付勢弾力でアクセルペダル18は支持軸38
を枢軸として爪先側が上方へ傾動した状態に支持され
る。また、ブレーキアーム14の下端側からアクセルペ
ダル18の下面側へストッパ55が突設されている。こ
のストッパ55でアクセルペダル18が過度に上方へ傾
動するのを制止する。
【0019】前部壁22に設置したマスタシリンダー3
0の上方位置にはブレーキ・アクセル連係手段20が設
置されている。本実施例において、ブレーキ・アクセル
連係手段20は、ブレーキ機構12に対してマスタシリ
ンダー30内の圧力を増減させてブレーキ操作とブレー
キ操作を解放させるピストンロッド32と、アクセル機
構16に対してアクセルワイヤ56と連係したアクセル
操作と連係を遮断してアクセル操作を解除させる連設ロ
ッド58と、これらのピストンロッド32と連設ロッド
58に連係され、その踏圧方向への踏込み時にブレーキ
機構12を作動させると共にアクセル機構16のアクセ
ル操作を解除させるブレーキアーム14とを含む。
【0020】自動車エンジンのスロットルバルブ等に連
係されたアクセル機構16のアクセルワイヤ56とベル
クランク46の他端46bに連結された連設ロッド58
とがブレーキ・アクセル連係手段20によって相互に連
係されている。後述するように、ブレーキ・アクセル連
係手段20においては、付勢ばね54の付勢弾力でアク
セルペダル18の爪先側が上方へ牽引されて斜め上方へ
傾斜した状態では、ベルクランク46はブレーキ・アク
セル連係手段20側へ向け傾動し、ブレーキ・アクセル
連係手段20内において連設ロッド58とアクセルワイ
ヤ56とは緊張連結が解除された状態に配置される。
【0021】図2に示すように、アクセルペダル18に
足部Fを載せ、足部関節Aを回動させて爪先側でアクセ
ルペダル18を回動させるアクセル操作をおこなうと、
付勢ばね50の付勢弾力に抗して操作ワイヤ50が牽引
される。このときに、ベルクランク46がブレーキ・ア
クセル連係手段20と反対側へ回動しながらブレーキ・
アクセル連係手段20内で連設ロッド58とアクセルワ
イヤ56とが緊張連結されてアクセル機構16が起動さ
れる。また、図3に示すように、アクセルペダル18に
足部Fを載せた状態で、ブレーキアーム14を足首関節
Aまたは膝関節を伸長方向へ踏み込むブレーキ操作をお
こなうとマスタシリンダー30内のブレーキオイルが加
圧され、各車輪のホイルシリンダーが作動して各車輪は
制動される。このとき、アクセルペダル18の爪先側が
略上方へ傾動した状態となり、付勢ばね54の付勢弾力
でベルクランク46がブレーキ・アクセル連係手段20
側へと回動し、ブレーキ・アクセル連係手段20内で連
設ロッド58とアクセルワイヤ56との連結が解除され
てアクセルワイヤ56が弛緩され、アクセル機構16の
駆動が停止される。
【0022】従って、アクセルペダル18に足部Fを載
せ足首関節Aの回動によるアクセル操作で走行中にその
ままアクセルペダル18を強く踏み込めばブレーキ操作
に移行することとなる。よって、アクセルペダル18の
動きは必然的にブレーキ操作になる結果、アクセル操作
中に間違ってアクセルペダル18を強く踏み込んでも、
ブレーキアーム14が作動して制動され、暴走すること
がない。従って、アクセル操作とブレーキ操作との誤操
作が発生する割合が少なくて暴走事故や追突事故等を確
実に防止できる。
【0023】また、ブレーキアーム14を踏圧してブレ
ーキ操作を行なうときには、前記アクセルペダル18を
踏圧しても前記アクセル機構16を作動させないと共
に、アクセル機構16を復帰させるときにはブレーキ機
構12が作動しない状態となる。しかも、1本のアーム
という同じシャフトで構成されているから、思わずアク
セルペダルを踏み込んだ場合にも必ずブレーキ機構12
が作動し、よって、アクセル操作が自ら慎重に留意して
おこなわれることとなる。更に、走行中に急ブレーキ操
作するとアクセル機構16の作動が自動的に遮断され、
ブレーキ機構12とアクセル機構16とが同時に作動す
ることがなく、短い制動距離で確実に停止して追突事故
等を防止でき、ブレーキシューの焼き付き、損傷等もほ
とんどない。また、ペダル機構が簡略化されて運転席の
足回りの空間が広くなり、空調器具類やその他の用具類
の設置がし易く、製造コストも廉価である。
【0024】図2、図3に示すように、ブレーキ・アク
セル連係手段20は、前記ブレーキアーム14の非制動
位置でのみ前記アクセルペダル18の踏圧操作によりア
クセル機構16を作動させるとともに、前記ブレーキア
ーム14が制動位置に変位したときには前記アクセルペ
ダル18と前記アクセル機構16との連係を遮断させる
クラッチ手段60が設けられてなることとしてもよい。
クラッチ手段60は、前部壁22にブレーキアーム14
へ向け略水平に固定された筒体62と、この筒体62の
両端側から摺動自在に嵌挿され、内端側に相互に係着す
るフック64、64を有した摺動カム66、66とを備
えている。このクラッチ手段60内の摺動カム66、6
6の端部に連結ロッド58とアクセルワイヤ56とがそ
れぞれ連結されている。
【0025】図2に示すように、ブレーキアーム14が
運転席側へ傾動されてブレーキ機構12の作動が解除さ
れた非制動位置において、アクセルペダル18を足首関
節Aを回動させて足部Fの爪先側で押圧すると、連結ロ
ッド58に連結された摺動カム66がブレーキアーム1
4側へ牽引され、フック64、64の係着で他方の摺動
カム66も同一方向へ牽引されてアクセル機構16が駆
動される。また、図3に示すように、非制動位置のブレ
ーキアーム14をブレーキ操作のために足首関節Aまた
は膝関節を伸長させて踏み込むと、ブレーキアーム14
は運転席側の位置から前部壁22側へ向けて移動する。
ピストンロッド32でブレーキ機構12のマスタシリン
ダー30内のブレーキオイルが加圧されて各車輪が制動
される。同時に、連結ロッド58側の摺動カム66がア
クセルワイヤ56側へ摺動し、アクセルワイヤ56に連
結された摺動カム66のフック64から連結ロッド58
側の摺動カム66のフック64が離脱されて連結ロッド
58とアクセルワイヤ56との連係が遮断されてアクセ
ル機構16の駆動が解除される。従って、アクセル操作
で走行中に制動機構が作動することがなく、また、ブレ
ーキ操作したときにはアクセル機構が作動することがな
く確実に停止できる。また、ブレーキ機構とアクセル機
構とが同時に作動することがなく、車輪ドラムに対して
ブレーキシューの焼き付き、損傷が発生することもな
い。
【0026】前記ブレーキ・アクセル連係手段20は、
ブレーキアーム14を常時非制動方向に付勢する付勢手
段68を備えてなることとしてもよい。即ち、付勢手段
68は、ブレーキアーム14の右側面の略中央位置に設
けられたピン70と、中空取付枠24内の前面寄り位置
に設けたピン72とに張設された付勢ばね74で構成さ
れ、この付勢ばね74でブレーキアーム14は非制動方
向に弾力的に保持されている。
【0027】これにより、非制動方向へ付勢されたブレ
ーキアーム14は、アクセルペダル18に足部を載せて
足首関節を回動させつつアクセル操作をおこなうときに
揺動することがなく、アクセル操作を確実におこなえ
る。また、ブレーキアーム14が付勢ばね74で非制動
方向に付勢されているとき、アクセルペダル18はアク
セル機構16に連係され、アクセルペダル18を操作さ
せてアクセル機構16を起動しつつアクセル操作を確実
に実効できる。また、ブレーキアーム14を非制動方向
へ付勢した付勢ばね74は、アクセルペダル18を付勢
する付勢ばね54の付勢弾力よりも大きな付勢弾力を有
したものとすることによって、アクセルペダル18を操
作させてアクセル機構16を起動しつつアクセル操作を
確実に実効できる。更に、ブレーキ操作とアクセル操作
における踏圧力が異なるように配置することによって、
ブレーキ操作とアクセル操作とを運転者は容易に体得で
きて誤操作防止の実効を確保できる。実施例において、
付勢ばね74は1個のばねを示しているが、これに限る
ことなく、2ないし3個のばねを張設してもよい。
【0028】次に、本発明の実施例に係る自動車のペダ
ル装置の作用を説明する。自動車のペダル装置10にお
いては、運転席の前部側に設けた点火スイッチにキイを
挿入して閉路し、図2に示すように、ブレーキアーム1
4の下端側に枢着したアクセルペダル18に足部Fを載
せて足首関節Aを上下に回動させながら爪先側でアクセ
ルペダル18を踏圧する。このアクセルペダル18を踏
圧するとブレーキアーム14に沿って上方へ延長した操
作ワイヤ50が下方へ牽引される。これにより、ベルク
ランク46が回動してブレーキ・アクセル連係手段20
のクラッチ手段60内の摺動カム66、66が相互に係
着され、アクセルワイヤ56が牽引されてアクセル機構
16によりエンジンが駆動され、クラッチペダルや変速
レバーを操作しながら走行するものである。
【0029】走行中にブレーキ操作するときには、図3
に示すように、足首関節Aまたは膝関節を伸長しながら
アクセルペダル18上の足部Fを付勢ばね74の付勢弾
力に抗しながら踏み込み、ブレーキアーム14を非制動
位置から制動位置へと回動させる。これにより、ブレー
キ機構12のマスタシリンダー30のピストンがピスト
ンロッド32で加圧されて内部のブレーキオイルが加圧
され、各車輪のホイルシリンダーが作動して各車輪は制
動される。
【0030】ブレーキアーム14を踏み込んだ状態で
は、ベルクランク46がアクセル・ブレーキ連係手段2
0側へと回動して連設ロッド58側の摺動カム66がア
クセル機構16側へ摺動する。これにより、アクセルワ
イヤ56に連結された摺動カム66のフック64から連
結ロッド58側の摺動カム66のフック64が離脱され
てアクセル機構16の牽引が解放されて作動することが
ない。従って、アクセルペダルに足部Fを載せ足首関節
Aの回動によるアクセル操作で走行中に、そのままアク
セルペダル18を踏み込めばブレーキ操作に移行するこ
ととなる。よって、アクセルペダルの動きは必然的にブ
レーキ操作になる結果、間違ってブレーキ操作のつもり
でアクセルペダルを強く踏み込んでも、ブレーキアーム
が作動して結局加速されることなく制動されることとな
る。従って、アクセル操作とブレーキ操作との誤操作が
発生することがなく暴走事故や追突事故等を確実に防止
できる。
【0031】図5には、ブレーキ・アクセル機構20の
他の実施例が示されている。本実施例においては、前部
壁22の内面側に設けた軸受76に、アクセルワイヤ5
6を巻き込んだプーリ78が軸支されている。このプー
リ78の側部に爪車80が軸支されてプーリ78の側面
に設けた爪82と係合されている。更に、爪車80から
下方へ突設された腕杆84にアクセルペダル18に連係
された連設ロッド58が枢着されている。この実施例に
おいても、アクセルペダル18の爪先側を踏み込むアク
セル操作で連設ロッド58がブレーキアーム14側へ移
動し、爪車80と爪82を介して係合されたプーリ78
がアクセルワイヤ56を巻き込むように回転してアクセ
ル機構16が駆動される。また、ブレーキ操作でブレー
キアーム14を踏み込み回動させると、連設ロッド58
がアクセル機構16側へ移動し、爪車80が逆回転して
アクセルワイヤ56は弛緩されてアクセル機構16が作
動することがなく、ブレーキ機構12とアクセル機構1
6とが同時に作動するのを防止できる。
【0032】図6には、アクセルペダル18の他の実施
例が示めされている。本実施例においては、アクセルペ
ダル18は爪先側ペダル18aと踵側ペダル18bとに
分割されている。ブレーキアーム14の下端側の一方側
面から突設された支持軸38に爪先側ペダル18aが回
動自在に枢着され、踵側ペダル18bは支持軸38に斜
め下方へ向けて固定されている。この爪先側ペダル18
aの爪先側の上面側部に設けた係止ピン48にアクセル
機構に連係された操作ワイヤ50が係止されている。本
実施例においては、アクセルペダル18に足部を載せた
ときに、踵側ペダル18bが支持軸38に固定されてい
るため、爪先側ペダル18aを安定して踏圧回動させつ
つアクセル操作ができる。また、ブレーキ操作のとき
も、踵側ペダル18bを強圧に踏み込んでブレーキアー
ム14を回動させて安定したブレーキ操作が可能とな
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車のペダル装置によれば、踏圧方向に進退しうるように
取付けられ、ブレーキ機構に連係されたブレーキアーム
と、このブレーキアームに取りつけられ、アクセル機構
に連係されたアクセルペダルと、を備え、前記ブレーキ
アームを踏圧してブレーキ操作を行なうときには、前記
アクセルペダルを踏圧しても前記アクセル機構を作動さ
せないブレーキ・アクセル連係手段を備えてなることに
より、アクセル操作とブレーキ操作との誤操作がなく暴
走事故や追突事故等を確実に防止できる。また、走行中
に急ブレーキ操作するとアクセル機構の作動が自動的に
遮断され、ブレーキ機構とアクセル機構とが同時に作動
することがなく、短い制動距離で確実に停止して飛び出
し事故等を防止でき、ブレーキシューの焼き付き、損傷
等もほとんどない。また、ペダル機構が簡略化されて運
転席の足回りの空間が広くなり、空調器具類やその他の
用具類の設置がし易く、製造コストも廉価である。
【0034】また、前記ブレーキ・アクセル連係手段
は、前記ブレーキアームの非制動位置でのみ前記アクセ
ルペダルの踏圧操作によりアクセル機構を作動させると
ともに、前記ブレーキアームが制動位置に変位したとき
には前記アクセルペダルと前記アクセル機構との連係を
遮断させるクラッチ手段が設けられてなることにより、
アクセル操作で走行中に制動機構が作動することがな
く、また、ブレーキ操作したときにはアクセル機構が作
動することなく確実に停止できる。また、ブレーキ機構
とアクセル機構とが同時に作動することがなく、車輪ド
ラムに対してブレーキシューの焼き付き、損傷が発生す
ることもない。
【0035】また、前記ブレーキ・アクセル連係手段
は、前記ブレーキアームを常時非制動方向に付勢する付
勢手段を備えてなることにより、ブレーキ操作とアクセ
ル操作における踏圧力が異なるように配置して誤操作防
止の実効を確保できる。また、非制動方向へ付勢された
ブレーキアームが、アクセル操作をおこなうときに揺動
することがなく、アクセル操作を確実におこなえる。更
に、ブレーキアームが付勢手段で非制動方向に付勢され
ているとき、アクセルペダルはアクセル機構に連係さ
れ、アクセルペダルを操作させてアクセル機構を起動し
つつアクセル操作を確実に実効できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動車のペダル装置の正
面説明図である。
【図2】アクセル操作の状態を示した自動車のペダル装
置の右側面説明図である。
【図3】ブレーキ操作の状態を示した自動車のペダル装
置の右側面説明図である。
【図4】アクセル操作の状態からブレーキ操作をおこな
った状態を示した作用説明図である。
【図5】他の実施例に係るブレーキ・アクセル連係手段
を示した右側面説明図である。
【図6】他の実施例に係るアクセルペダルを示した右側
面説明図である。
【図7】従来のペダル装置を示した平面説明図である。
【符号の説明】
10 自動車のペダル装置 12 ブレーキ機構 14 ブレーキアーム 16 アクセル機構 18 アクセルペダル 20 ブレーキ・アクセル連係手段 60 クラッチ手段 68 付勢手段 F 足部 A 足首関節

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏圧方向に進退しうるように取付けら
    れ、ブレーキ機構に連係されたブレーキアームと、 このブレーキアームに取りつけられ、アクセル機構に連
    係されたアクセルペダルと、を備え、 前記ブレーキアームを踏圧してブレーキ操作を行なうと
    きには、前記アクセルペダルを踏圧しても前記アクセル
    機構を作動させないブレーキ・アクセル連係手段を備え
    てなる自動車のペダル装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ・アクセル連係手段は、前
    記ブレーキアームの非制動位置でのみ前記アクセルペダ
    ルの踏圧操作によりアクセル機構を作動させるととも
    に、前記ブレーキアームが制動位置に変位したときには
    前記アクセルペダルと前記アクセル機構との連係を遮断
    させるクラッチ手段が設けられてなる請求項1記載の自
    動車のペダル装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ・アクセル連係手段は、前
    記ブレーキアームを常時非制動方向に付勢する付勢手段
    を備えてなる請求項1または2記載の自動車のペダル装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109383283A (zh) * 2018-11-05 2019-02-26 山东帝盟重工机械有限公司 一种挖掘机联动控制装置

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