JPH08142818A - 自走車両用ペダル機構 - Google Patents
自走車両用ペダル機構Info
- Publication number
- JPH08142818A JPH08142818A JP31246194A JP31246194A JPH08142818A JP H08142818 A JPH08142818 A JP H08142818A JP 31246194 A JP31246194 A JP 31246194A JP 31246194 A JP31246194 A JP 31246194A JP H08142818 A JPH08142818 A JP H08142818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedal
- accelerator pedal
- brake
- pivotally supported
- piston rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】運転者が従来のように、足を左右に移動させて
ペダルを踏まなくても、車両の加速、制動が可能である
ように構成して、急制動時の制動距離が短く、また制動
時にアクセルペダルを誤って踏むような危険を防止す
る。 【構成】上端部で枢支され、下端部にはブレーキペダル
20が設けられたブレーキアーム10の下端部近傍でア
クセルペダル12の下端部を枢支させ、このアクセルペ
ダル12の上端側は上記ブレーキペダル20の上端を越
える位置まで延設し、上記ブレーキアーム10に連結さ
れたブレーキマスタシリンダ装置24のピストンロッド
26にはブレーキペダルの誤操作防止及び復帰手段16
を取り付けると共に、上記アクセルペダル12の下端部
近傍にはアクセルペダル誤操作防止手段18を取り付け
る。
ペダルを踏まなくても、車両の加速、制動が可能である
ように構成して、急制動時の制動距離が短く、また制動
時にアクセルペダルを誤って踏むような危険を防止す
る。 【構成】上端部で枢支され、下端部にはブレーキペダル
20が設けられたブレーキアーム10の下端部近傍でア
クセルペダル12の下端部を枢支させ、このアクセルペ
ダル12の上端側は上記ブレーキペダル20の上端を越
える位置まで延設し、上記ブレーキアーム10に連結さ
れたブレーキマスタシリンダ装置24のピストンロッド
26にはブレーキペダルの誤操作防止及び復帰手段16
を取り付けると共に、上記アクセルペダル12の下端部
近傍にはアクセルペダル誤操作防止手段18を取り付け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自走車両用ペダル機構
の改良に関し、自動車の加速、制動用ペダルに適用して
最適である。
の改良に関し、自動車の加速、制動用ペダルに適用して
最適である。
【0002】
【従来の技術】例へば従来の自動車では、アクセルペダ
ルとブレーキペダルとは各別に設けられているため、走
行中にブレーキを掛ける場合は先ず足をアクセルペダル
から離し、次いでブレーキペダルをその足で踏まなけれ
ばならなかった。したがって急制動時に迅速な対応が困
難であった。
ルとブレーキペダルとは各別に設けられているため、走
行中にブレーキを掛ける場合は先ず足をアクセルペダル
から離し、次いでブレーキペダルをその足で踏まなけれ
ばならなかった。したがって急制動時に迅速な対応が困
難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例へば上述のごとく足
をアクセルペダルからブレーキペダルに移す間に(移動
時間約0.35秒)、自動車は減速されることなく走行
を行う。したがって制動距離が長くなり、追突事故や人
命事故を起こす危険があった。
をアクセルペダルからブレーキペダルに移す間に(移動
時間約0.35秒)、自動車は減速されることなく走行
を行う。したがって制動距離が長くなり、追突事故や人
命事故を起こす危険があった。
【0004】また場合によっては運転者が慌てる余り、
誤ってアクセルペダルをブレーキペダルの代わりに踏む
ことがあって、大事故に繋がる恐れもあった。
誤ってアクセルペダルをブレーキペダルの代わりに踏む
ことがあって、大事故に繋がる恐れもあった。
【0005】本発明は上述の点に鑑み、危急時の対応が
迅速に行い得るほか、アクセルペダルとブレーキペダル
との踏み誤りが決して起こり得ない自走車両用ペダル機
構を提供するものである。
迅速に行い得るほか、アクセルペダルとブレーキペダル
との踏み誤りが決して起こり得ない自走車両用ペダル機
構を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はその上端部近傍
で枢支され、その下端部にブレーキペダルが配設された
ブレーキアームの下端部近傍でアクセルペダルの下端部
を枢支させ、このアクセルペダルの上端側は上記ブレー
キペダルの上端を越える位置まで延設し、ブレーキマス
タシリンダ装置のピストンロッドの一端部を上記ブレー
キアームに枢支させてこのピストンロッドには上記ブレ
ーキペダルの誤操作防止及び復帰手段を取り付けると共
に、上記アクセルペダルの下端部近傍にはアクセルペダ
ル誤操作防止手段を取り付けるようにして自走車両用ペ
ダル機構を構成した。
で枢支され、その下端部にブレーキペダルが配設された
ブレーキアームの下端部近傍でアクセルペダルの下端部
を枢支させ、このアクセルペダルの上端側は上記ブレー
キペダルの上端を越える位置まで延設し、ブレーキマス
タシリンダ装置のピストンロッドの一端部を上記ブレー
キアームに枢支させてこのピストンロッドには上記ブレ
ーキペダルの誤操作防止及び復帰手段を取り付けると共
に、上記アクセルペダルの下端部近傍にはアクセルペダ
ル誤操作防止手段を取り付けるようにして自走車両用ペ
ダル機構を構成した。
【0007】上記ブレーキペダルの誤操作防止及び復帰
手段は、上記ピストンロッドにその一端をピン結合され
かつフランジを備えるロッドと、このロッドが篏入され
る孔を有しかつ車体に突設させたブラケットに枢支され
るL字形ばね受と、上記ロッドに篏挿されかつ上記フラ
ンジとばね受との間に介在するコイルばねとから成るの
がよい。
手段は、上記ピストンロッドにその一端をピン結合され
かつフランジを備えるロッドと、このロッドが篏入され
る孔を有しかつ車体に突設させたブラケットに枢支され
るL字形ばね受と、上記ロッドに篏挿されかつ上記フラ
ンジとばね受との間に介在するコイルばねとから成るの
がよい。
【0008】また上記アクセルペダル誤操作防止手段
は、上記アクセルペダルの下端部近傍にその一端をピン
結合されかつその長さがaである第1リンクと、車体に
その一端が固定されかつその長さがcである固定リンク
と、上記2つのリンクの他端を枢着連結すると共にその
長さがbである第2リンクとから成り、上記3つのリン
クの長さ間には、 b<c<a の関係が存在するのがよい。
は、上記アクセルペダルの下端部近傍にその一端をピン
結合されかつその長さがaである第1リンクと、車体に
その一端が固定されかつその長さがcである固定リンク
と、上記2つのリンクの他端を枢着連結すると共にその
長さがbである第2リンクとから成り、上記3つのリン
クの長さ間には、 b<c<a の関係が存在するのがよい。
【0009】
【実施例】以下本発明を自動車のアクセルペダル及びブ
レーキペダルに適用した1実施例につき、図1〜3を参
照しながら説明する。図1に示すごとくアクセルペダル
12の下端部は、ピボット14を介してブレーキアーム
10の下端部近傍に揺動自在に結合されている。
レーキペダルに適用した1実施例につき、図1〜3を参
照しながら説明する。図1に示すごとくアクセルペダル
12の下端部は、ピボット14を介してブレーキアーム
10の下端部近傍に揺動自在に結合されている。
【0010】次に上記ブレーキアーム10は従来のそれ
と類似した形状を有し、その下端部にはブレーキペダル
20が設けられ、またその上端部はピボット22を介
し、自動車の車体42に枢支されている。なお上記アク
セルペダル12の上端側は、上記ブレーキペダル20の
上端を越えて延設されているため、足を図示のごとくブ
レーキペダル20に載せると、その爪先側はアクセルペ
ダル12に当接させることができる。
と類似した形状を有し、その下端部にはブレーキペダル
20が設けられ、またその上端部はピボット22を介
し、自動車の車体42に枢支されている。なお上記アク
セルペダル12の上端側は、上記ブレーキペダル20の
上端を越えて延設されているため、足を図示のごとくブ
レーキペダル20に載せると、その爪先側はアクセルペ
ダル12に当接させることができる。
【0011】ところで上記ブレーキアーム10には、ブ
レーキマスタシリンダ装置24のピストンロッド26の
一端部がピン結合され、このピストンロッド26にブレ
ーキペダルの誤操作防止及び復帰手段16が取り付けら
れている。また上記アクセルペダル12には、従来のも
のと類似したスロットルバルブの操作レバー48がピン
49を介して結合されると共に、このアクセルペダル1
2の下端部近傍には、アクセルペダル誤操作防止手段1
8が取り付けられている。
レーキマスタシリンダ装置24のピストンロッド26の
一端部がピン結合され、このピストンロッド26にブレ
ーキペダルの誤操作防止及び復帰手段16が取り付けら
れている。また上記アクセルペダル12には、従来のも
のと類似したスロットルバルブの操作レバー48がピン
49を介して結合されると共に、このアクセルペダル1
2の下端部近傍には、アクセルペダル誤操作防止手段1
8が取り付けられている。
【0012】上記ブレーキペダルの誤操作防止及び復帰
手段16は、ピストンロッド26にピン38を介してそ
の一端部を結合され、しかもフランジ36を有するロッ
ド30と、このロッド30が篏入される孔40を有しか
つ車体に突設させたブラケット44にピン46を介して
結合されるL字形のばね受け34と、上記ロッド30に
篏挿されると共に、上記フランジ36とばね受け34と
の間に介在するコイルばね32とから成る。
手段16は、ピストンロッド26にピン38を介してそ
の一端部を結合され、しかもフランジ36を有するロッ
ド30と、このロッド30が篏入される孔40を有しか
つ車体に突設させたブラケット44にピン46を介して
結合されるL字形のばね受け34と、上記ロッド30に
篏挿されると共に、上記フランジ36とばね受け34と
の間に介在するコイルばね32とから成る。
【0013】また上記アクセルペダル誤操作防止手段1
8は、上記アクセルペダル12の下端部近傍にピン52
を介してその一端部を結合されかつその長さがaである
第1リンク54と、車体42にその一端部が固定されか
つその長さがcである固定リンク50と、上記2つのリ
ンクの他端部をピン56、58を介して枢着連結すると
共にその長さがbである第2リンク60とから成り、上
記3つのリンクの長さ間には、b<c<aの関係が存在
する。
8は、上記アクセルペダル12の下端部近傍にピン52
を介してその一端部を結合されかつその長さがaである
第1リンク54と、車体42にその一端部が固定されか
つその長さがcである固定リンク50と、上記2つのリ
ンクの他端部をピン56、58を介して枢着連結すると
共にその長さがbである第2リンク60とから成り、上
記3つのリンクの長さ間には、b<c<aの関係が存在
する。
【0014】次に上記ペダル機構の作用を説明すると、
先ずアクセルペダル12が踏まれ、このアクセルペダル
12が図2に示すように踏圧力F1を受けた場合は、ア
クセルペダル12はピボット14を中心に前方へ揺動
し、その結果スロットルバルブの操作レバー48が前進
して、自動車が加速される。
先ずアクセルペダル12が踏まれ、このアクセルペダル
12が図2に示すように踏圧力F1を受けた場合は、ア
クセルペダル12はピボット14を中心に前方へ揺動
し、その結果スロットルバルブの操作レバー48が前進
して、自動車が加速される。
【0015】この場合、アクセルペダル誤操作防止手段
18のピン52もアクセルペダル12と共に前進するか
ら、このピン52を介してその一端部をアクセルペダル
12に連結されている第1リンク54は、その他端部が
図の矢印方向に回転する。しかしながら上記ピン52
は、アクセルペダル12の揺動中心14の近傍に設けら
れているから、その前進量は極めて僅かである。したが
って第2リンク60が回転不能となって上記ピン52の
前進が妨げられ、その結果上記操作レバー48の操作が
阻害されて、前記自動車が加速不能となるような事態は
発生しない。
18のピン52もアクセルペダル12と共に前進するか
ら、このピン52を介してその一端部をアクセルペダル
12に連結されている第1リンク54は、その他端部が
図の矢印方向に回転する。しかしながら上記ピン52
は、アクセルペダル12の揺動中心14の近傍に設けら
れているから、その前進量は極めて僅かである。したが
って第2リンク60が回転不能となって上記ピン52の
前進が妨げられ、その結果上記操作レバー48の操作が
阻害されて、前記自動車が加速不能となるような事態は
発生しない。
【0016】ところで図示のようにアクセルペダル12
が踏まれた場合は、運転者の足がブレーキペダル20上
にあるため(図1)、ブレーキアーム10もピボット2
2を中心に揺動しょうとする。しかしながら前記ピスト
ンロッド26には、ブレーキペダルの誤操作防止及び復
帰手段16が取り付けられているから、このピストンロ
ッド26の前進は阻害される。何故ならこのピストンロ
ッド26に伴われて前進しようとするロッド30は、コ
イルばね32の弾性でその前進を妨げられるからであ
る。
が踏まれた場合は、運転者の足がブレーキペダル20上
にあるため(図1)、ブレーキアーム10もピボット2
2を中心に揺動しょうとする。しかしながら前記ピスト
ンロッド26には、ブレーキペダルの誤操作防止及び復
帰手段16が取り付けられているから、このピストンロ
ッド26の前進は阻害される。何故ならこのピストンロ
ッド26に伴われて前進しようとするロッド30は、コ
イルばね32の弾性でその前進を妨げられるからであ
る。
【0017】なおアクセルペダル12が上述のように踏
まれた場合、運転者の足で上記ブレーキペダル20に負
荷される押圧力は、後述の踏圧力F2(図3)に較べる
と遙に小さい。したがって上記コイルばね32のばね常
数を適切に選定して、踏圧力F1(図2)が掛かるとき
は殆ど撓むことがなく、踏圧力F2(図3)が掛かると
きは撓み得るようにして置けばよい。
まれた場合、運転者の足で上記ブレーキペダル20に負
荷される押圧力は、後述の踏圧力F2(図3)に較べる
と遙に小さい。したがって上記コイルばね32のばね常
数を適切に選定して、踏圧力F1(図2)が掛かるとき
は殆ど撓むことがなく、踏圧力F2(図3)が掛かると
きは撓み得るようにして置けばよい。
【0018】次にブレーキペダル20が踏まれ、このブ
レーキペダル20が図3に示すように踏圧力F2を受け
た場合は、ブレーキアーム10はピボット22を中心に
前方に揺動し、その結果ピストンロッド26が前進して
ブレーキマスタシリンダ装置24が作動し、自動車は制
動作用をうける。なおこの場合、コイルばね32のばね
常数が前述のごとく適切に選定してあれば、ブレーキペ
ダルの誤操作防止及び復帰手段16が、上記ピストンロ
ッド26の前進を妨げる恐れは全くない。
レーキペダル20が図3に示すように踏圧力F2を受け
た場合は、ブレーキアーム10はピボット22を中心に
前方に揺動し、その結果ピストンロッド26が前進して
ブレーキマスタシリンダ装置24が作動し、自動車は制
動作用をうける。なおこの場合、コイルばね32のばね
常数が前述のごとく適切に選定してあれば、ブレーキペ
ダルの誤操作防止及び復帰手段16が、上記ピストンロ
ッド26の前進を妨げる恐れは全くない。
【0019】またこの場合に前記ピン52は、上記ブレ
ーキアーム10の下端部近傍にあるから、このピン52
は、ブレーキアーム10の揺動中心22から十分に離れ
た位置にある。したがってブレーキアーム10が僅かに
揺動しても、ピン52の変位は極めて大きい。
ーキアーム10の下端部近傍にあるから、このピン52
は、ブレーキアーム10の揺動中心22から十分に離れ
た位置にある。したがってブレーキアーム10が僅かに
揺動しても、ピン52の変位は極めて大きい。
【0020】かくしてピボット22を中心とするブレー
キアーム10の揺動に随伴するアクセルペダル誤操作防
止手段18の第1リンク54の前記移動は、リンク5
0、54及び60の長さを適切に選定すれば、その初期
の僅かな移動で第2リンク60の回転を不能に陥れる。
またその結果、ピボット14を中心とするアクセルペダ
ル12の揺動が妨げられるから、制動時に加速される恐
れはない。なお本発明では、リンク54、56、60の
長さをそれぞれa、b、cとした場合、b<cの関係が
上記3つのリンクの間に存在する。
キアーム10の揺動に随伴するアクセルペダル誤操作防
止手段18の第1リンク54の前記移動は、リンク5
0、54及び60の長さを適切に選定すれば、その初期
の僅かな移動で第2リンク60の回転を不能に陥れる。
またその結果、ピボット14を中心とするアクセルペダ
ル12の揺動が妨げられるから、制動時に加速される恐
れはない。なお本発明では、リンク54、56、60の
長さをそれぞれa、b、cとした場合、b<cの関係が
上記3つのリンクの間に存在する。
【0021】ところでブレーキペダルの誤操作防止及び
復帰手段16のロッド30は、図2に示すようにピスト
ンロッド26に対して傾けてあるから、ブレーキペダル
20が踏まれてピストンロッド26が前進すると、ばね
受34が図3でピン46を中心に反時計方向(図の矢印
方向)に回転する作用もあって、ロッド30の傾角は次
第に増加し、その結果上記ロッド30は、図3に示すご
とくピストンロッド26に対してほヾ直角になる。
復帰手段16のロッド30は、図2に示すようにピスト
ンロッド26に対して傾けてあるから、ブレーキペダル
20が踏まれてピストンロッド26が前進すると、ばね
受34が図3でピン46を中心に反時計方向(図の矢印
方向)に回転する作用もあって、ロッド30の傾角は次
第に増加し、その結果上記ロッド30は、図3に示すご
とくピストンロッド26に対してほヾ直角になる。
【0022】かくしてコイルばね32を押圧すべき外力
の分力が消滅するから、このコイルばね32のばね常数
が可なり大きくても、ブレーキペダルの誤操作防止及び
復帰手段16がブレーキペダル20を踏む際に妨げにな
るようなことはない。
の分力が消滅するから、このコイルばね32のばね常数
が可なり大きくても、ブレーキペダルの誤操作防止及び
復帰手段16がブレーキペダル20を踏む際に妨げにな
るようなことはない。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のような構成であるから、
運転者が従来のように足を横に移動させなくても、車両
の加速、制動を行うことができる。したがって車両走行
中における危急な状況に対応し、直ちに急制動または急
加速を行うことができる。
運転者が従来のように足を横に移動させなくても、車両
の加速、制動を行うことができる。したがって車両走行
中における危急な状況に対応し、直ちに急制動または急
加速を行うことができる。
【図1】自走車両用ペダル機構の一部切断側面図であ
る。
る。
【図2】加速操作時の説明図である。
【図3】制動操作時の説明図である。
10 ブレーキアーム 12 アクセルペダル 16 誤操作防止及び復帰手段 18 アクセルペダル誤操作防止手段 20 ブレーキペダル 24 ブレーキマスタシリンダ装置 26 ピストンロッド 30 ロッド 32 コイルばね 34 ばね受 36 フランジ 40 孔 42 車体 44 ブラケット 50 固定リンク 54 第1リンク 60 第2リンク a 第1リンク54の長さ b 第2リンク60の長さ c 固定リンク50の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キム・キ−ドング 大韓民国・150−053ソウル・ヨングドゥン グポ−グ・シンギル3−ドング・355−184 (72)発明者 チャエ・ス−チュル 大韓民国・122−080ソウル・ウンピョング −グ・シンサ−ドング・13−18
Claims (3)
- 【請求項1】その上端部で枢支され、その下端部にブレ
ーキペダル20が配設されたブレーキアーム10の下端
部近傍でアクセルペダル12の下端部を枢支させ、この
アクセルペダル12の上端側は上記ブレーキペダル20
の上端を越える位置まで延設し、 ブレーキマスタシリンダ装置24のピストンロッド26
の一端部を上記ブレーキアーム10に枢支させてこのピ
ストンロッド26には上記ブレーキペダル20の誤操作
防止及び復帰手段16を取り付けると共に、 上記アクセルペダル12の下端部近傍にはアクセルペダ
ル誤操作防止手段18を取り付けたことを特徴とする自
走車両用ペダル機構。 - 【請求項2】上記ブレーキペダル20の誤操作防止及び
復帰手段16は、上記ピストンロッド26にその一端部
をピン結合されかつフランジ36を備えるロッド30
と、このロッド30が篏入される孔40を有しかつ車体
42に突設させたブラケット44に枢支されるL字形ば
ね受け34と、上記ロッド30に篏挿されかつ上記フラ
ンジ36とばね受け34との間に介在するコイルばね3
2とから成る請求項1記載のペダル機構。 - 【請求項3】上記アクセルペダル誤操作防止手段18
は、上記アクセルペダル12の下端部近傍にその一端部
をピン結合されかつその長さがaである第1リンク54
と、車体42にその一端部が固定されかつその長さがc
である固定リンク50と、上記2つのリンクの他端を枢
着連結すると共にその長さがbである第2リンク60と
から成り、上記3つのリンクの長さ間には、 b<c<a の関係が存在する請求項1記載のペダル機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31246194A JPH08142818A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 自走車両用ペダル機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31246194A JPH08142818A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 自走車両用ペダル機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142818A true JPH08142818A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=18029483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31246194A Pending JPH08142818A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 自走車両用ペダル機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08142818A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012198611A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Mazda Motor Corp | 運転席の下部構造およびペダル傾斜角度の決定方法 |
CN102848917A (zh) * | 2012-08-28 | 2013-01-02 | 朱明龙 | 汽车刹车和油门的同一控制装置 |
KR101272946B1 (ko) * | 2011-11-10 | 2013-06-11 | 에스엘 주식회사 | 차량용 가속페달 장치 |
CN104369668A (zh) * | 2014-10-16 | 2015-02-25 | 朱明龙 | 更新型汽车刹车和油门同一控制装置 |
CN107310539A (zh) * | 2017-08-20 | 2017-11-03 | 重庆工业职业技术学院 | 一种吸附式固定的防油门误踩安全装置及其使用方法 |
CN107512173A (zh) * | 2017-07-04 | 2017-12-26 | 中国第汽车股份有限公司 | 一种刹车和油门踏板总成 |
WO2018155012A1 (ja) * | 2017-02-27 | 2018-08-30 | 株式会社ネイブヒート | 自動車用アクセル誤操作防止装置 |
CN109703537A (zh) * | 2017-10-26 | 2019-05-03 | 郑州宇通客车股份有限公司 | 一种车辆及其辅助制动方法、装置与系统 |
CN111301163A (zh) * | 2020-02-18 | 2020-06-19 | 江苏大学 | 一种防误踏双油门踏板系统及其控制方法 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP31246194A patent/JPH08142818A/ja active Pending
Cited By (13)
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