JPH1142954A - マニュアルシフト機能付き自動変速機の制御回路 - Google Patents
マニュアルシフト機能付き自動変速機の制御回路Info
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- JPH1142954A JPH1142954A JP9203297A JP20329797A JPH1142954A JP H1142954 A JPH1142954 A JP H1142954A JP 9203297 A JP9203297 A JP 9203297A JP 20329797 A JP20329797 A JP 20329797A JP H1142954 A JPH1142954 A JP H1142954A
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- Y10T74/20067—Control convertible between automatic and manual operation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】マニュアルシフト機能付き自動変速機の制御回
路内に組み込んだ複数のスイッチの異常を個別に判断
し、信頼性の高い制御回路を提供する。 【解決手段】マニュアルモードスイッチ２０の第１及び
第２接点２０ｂ、２０ｃ、アップシフトスイッチ２２の
第１及び第２接点２２ｂ、２２ｃ、ダウンシフトスイッ
チ２４の第１及び第２接点２４ｂ、２４ｃが、コントロ
ールユニット２６の第１から第６入力端子２６ａ〜２６
ｆにそれぞれ接続している。また、コントロールユニッ
トは、第１及び第２入力端子２６ａ、２６ｂへの信号入
力が共に所定時間の間ＯＦＦ状態となっているとマニュ
アルモードスイッチが断線していると判断する。また、
第１及び第２入力端子２６ａ、２６ｂに共にＯＮ信号が
入力しているとマニュアルモードスイッチの第１接点が
アースにショートしていると判断する。同様に、コント
ロールユニットは、第３から第６入力端子の信号入力状
態により、アップシフトスイッチ、ダウンシフトスイッ
チの異常を判断する。
路内に組み込んだ複数のスイッチの異常を個別に判断
し、信頼性の高い制御回路を提供する。 【解決手段】マニュアルモードスイッチ２０の第１及び
第２接点２０ｂ、２０ｃ、アップシフトスイッチ２２の
第１及び第２接点２２ｂ、２２ｃ、ダウンシフトスイッ
チ２４の第１及び第２接点２４ｂ、２４ｃが、コントロ
ールユニット２６の第１から第６入力端子２６ａ〜２６
ｆにそれぞれ接続している。また、コントロールユニッ
トは、第１及び第２入力端子２６ａ、２６ｂへの信号入
力が共に所定時間の間ＯＦＦ状態となっているとマニュ
アルモードスイッチが断線していると判断する。また、
第１及び第２入力端子２６ａ、２６ｂに共にＯＮ信号が
入力しているとマニュアルモードスイッチの第１接点が
アースにショートしていると判断する。同様に、コント
ロールユニットは、第３から第６入力端子の信号入力状
態により、アップシフトスイッチ、ダウンシフトスイッ
チの異常を判断する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マニュアルシフト
機能付き自動変速機の制御回路に関する。
機能付き自動変速機の制御回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５に示すものは、マニュアル機能付き
自動変速機のシフト装置を示すものである。このシフト
装置は、パーキングレンジ“Ｐ”、リバースレンジ
“Ｒ”、ニュートラルレンジ“Ｎ”、ドライブレンジ
“Ｄ”、セカンドレンジ“２”及びファーストレンジ
“１”をその順で車両前後方向に１列に配置してセレク
トレバー２を案内するオート変速路４と、前記ドライブ
レンジ“Ｄ”に対応する位置を中心としてオート変速路
４と平行に配置されて車両前後方向にアップシフトレン
ジ“＋”及びダウンシフトレンジ“−”を有するマニュ
アル変速路６と、前記ドライブレンジ“Ｄ”に対応する
位置でオート変速路４及びマニュアル変速路６を連通す
る連通路８とを備えている。
自動変速機のシフト装置を示すものである。このシフト
装置は、パーキングレンジ“Ｐ”、リバースレンジ
“Ｒ”、ニュートラルレンジ“Ｎ”、ドライブレンジ
“Ｄ”、セカンドレンジ“２”及びファーストレンジ
“１”をその順で車両前後方向に１列に配置してセレク
トレバー２を案内するオート変速路４と、前記ドライブ
レンジ“Ｄ”に対応する位置を中心としてオート変速路
４と平行に配置されて車両前後方向にアップシフトレン
ジ“＋”及びダウンシフトレンジ“−”を有するマニュ
アル変速路６と、前記ドライブレンジ“Ｄ”に対応する
位置でオート変速路４及びマニュアル変速路６を連通す
る連通路８とを備えている。
【０００３】そして、このシフト装置は、セレクトレバ
ー２がオート変速路４のドライブレンジ“Ｄを選択して
オートモードで走行している状態からマニュアル変速路
６のアップシフトレンジ“＋”を選択すると自動変速機
の変速段を１速分だけ高速側にシフトアップする。ま
た、オートモードで走行している状態からセレクトレバ
ー２が手動変速路６のダウンシフトレンジ“−”を選択
すると、自動変速機の変速段を１速分だけ低速側にシフ
トダウンすることができ、運転者の好みに応じた変速段
を選択することができる。
ー２がオート変速路４のドライブレンジ“Ｄを選択して
オートモードで走行している状態からマニュアル変速路
６のアップシフトレンジ“＋”を選択すると自動変速機
の変速段を１速分だけ高速側にシフトアップする。ま
た、オートモードで走行している状態からセレクトレバ
ー２が手動変速路６のダウンシフトレンジ“−”を選択
すると、自動変速機の変速段を１速分だけ低速側にシフ
トダウンすることができ、運転者の好みに応じた変速段
を選択することができる。
【０００４】ところで、このシフト装置には、セレクト
レバー２がマニュアル変速路６側に移動したか否かを検
出するマニュアルモードスイッチ１０と、セレクトレバ
ー２がアップシフトレンジ“＋”を選択したか否かを検
出するアップシフトスイッチ１２と、セレクトレバー２
がダウンシフトレンジ“−”を選択したか否かを検出す
るダウンシフトスイッチ１４とが配設されているととも
に、図示しないが、オート変速路４において“Ｐ”、
“Ｒ”、“Ｎ”、“Ｄ”、“２”、“１”のいずれのレ
ンジをセレクトレバー２が選択したかを検出するインヒ
ビタースイッチが配設されている。
レバー２がマニュアル変速路６側に移動したか否かを検
出するマニュアルモードスイッチ１０と、セレクトレバ
ー２がアップシフトレンジ“＋”を選択したか否かを検
出するアップシフトスイッチ１２と、セレクトレバー２
がダウンシフトレンジ“−”を選択したか否かを検出す
るダウンシフトスイッチ１４とが配設されているととも
に、図示しないが、オート変速路４において“Ｐ”、
“Ｒ”、“Ｎ”、“Ｄ”、“２”、“１”のいずれのレ
ンジをセレクトレバー２が選択したかを検出するインヒ
ビタースイッチが配設されている。
【０００５】そして、前記マニュアルモードスイッチ１
０、アップシフトスイッチ１２及びダウンシフトスイッ
チ１４は、例えば図６に示す制御回路を構成してコント
ロールユニット１６に信号を入力している。すなわち、
マニュアルモードスイッチ１０、アップシフトスイッチ
１２及びダウンシフトスイッチ１４は、メーク接点（常
開接点）１０ａ、１２ａ、１４ａを備えたスイッチであ
り、それぞれの第１端子１０ｂ、１２ｂ、１４ｂがコン
トロールユニット１６に設けた入力端子１６ａ、１６
ｂ、１６ｃに接続し、それぞれの第２端子１０ｃ、１２
ｃ、１４ｃがアースＥ1 から３系統に分岐した信号線に
接続している。
０、アップシフトスイッチ１２及びダウンシフトスイッ
チ１４は、例えば図６に示す制御回路を構成してコント
ロールユニット１６に信号を入力している。すなわち、
マニュアルモードスイッチ１０、アップシフトスイッチ
１２及びダウンシフトスイッチ１４は、メーク接点（常
開接点）１０ａ、１２ａ、１４ａを備えたスイッチであ
り、それぞれの第１端子１０ｂ、１２ｂ、１４ｂがコン
トロールユニット１６に設けた入力端子１６ａ、１６
ｂ、１６ｃに接続し、それぞれの第２端子１０ｃ、１２
ｃ、１４ｃがアースＥ1 から３系統に分岐した信号線に
接続している。
【０００６】そして、これらスイッチ１０、１２、１４
は、セレクトレバー２の移動に応じて図７に示すＯＮ、
ＯＦＦ状態に切換わる。
は、セレクトレバー２の移動に応じて図７に示すＯＮ、
ＯＦＦ状態に切換わる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した制御
回路によると、セレクトレバー２がマニュアル変速路６
に移動したときに（図７の符号の位置）、若し、アッ
プシフトスイッチ１２がショートした異常状態となった
場合でも、セレクトレバー２がアップシフトレンジ
“＋”を選択した場合（図７の符号の位置）と同様の
パターンとなり、アップシフトスイッチ１２の異常を判
断することができない。
回路によると、セレクトレバー２がマニュアル変速路６
に移動したときに（図７の符号の位置）、若し、アッ
プシフトスイッチ１２がショートした異常状態となった
場合でも、セレクトレバー２がアップシフトレンジ
“＋”を選択した場合（図７の符号の位置）と同様の
パターンとなり、アップシフトスイッチ１２の異常を判
断することができない。
【０００８】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり、制御回路内に組み込んだ複数のスイッチ
の異常を個別に判断することが可能であり、信頼性の高
いマニュアルシフト機能付き自動変速機の制御回路を提
供することを目的とする。
たものであり、制御回路内に組み込んだ複数のスイッチ
の異常を個別に判断することが可能であり、信頼性の高
いマニュアルシフト機能付き自動変速機の制御回路を提
供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に係る発明は、オート走行モード或いはマ
ニュアル走行モードを選択するセレクト手段と、前記セ
レクト手段が前記マニュアル走行モードを選択したか否
かを検知するマニュアルモードスイッチと、前記セレク
ト手段がアップシフトを選択したか否かを検知するアッ
プシフトスイッチと、前記セレクト手段がダウンシフト
を選択したか否かを検知するダウンシフトスイッチと、
前記マニュアルモードスイッチ、アップシフトスイッチ
及びダウンシフトスイッチからの入力信号に基づいて自
動変速機に所定の変速段の設定制御を行うコントロール
ユニットとを備えたマニュアルシフト機能付き自動変速
機において、前記コントロールユニットに第１入力端子
から第６入力端子までの６箇所の入力端子を設け、前記
マニュアルモードスイッチは、前記セレクト手段が前記
マニュアル走行モードを選択していないときに可動接点
及び第１接点が導通し、前記セレクト手段が前記マニュ
アル走行モードを選択したときに可動接点及び第２接点
が導通するスイッチ構成とし、前記アップシフトスイッ
チは、前記セレクト手段がアップシフトを選択していな
いときに可動接点及び第１接点が導通し、前記セレクト
手段がアップシフトを選択したときに可動接点及び第２
接点が導通するスイッチ構成とし、前記ダウンシフトス
イッチは、前記セレクト手段がダウンシフトを選択して
いないときに可動接点及び第１接点が導通し、前記セレ
クト手段がダウンシフトを選択したときに前記可動接点
及び第２接点が導通するスイッチ構成としている。そし
て、これらマニュアルモードスイッチ、アップシフトス
イッチ及びダウンシフトスイッチの可動接点を接地して
おくとともに、これらマニュアルモードスイッチ、アッ
プシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチの前記第１
接点及び第２接点を、前記コントロールユニットの第１
入力端子から第６入力端子にそれぞれ接続した回路構成
としている。
に、請求項１に係る発明は、オート走行モード或いはマ
ニュアル走行モードを選択するセレクト手段と、前記セ
レクト手段が前記マニュアル走行モードを選択したか否
かを検知するマニュアルモードスイッチと、前記セレク
ト手段がアップシフトを選択したか否かを検知するアッ
プシフトスイッチと、前記セレクト手段がダウンシフト
を選択したか否かを検知するダウンシフトスイッチと、
前記マニュアルモードスイッチ、アップシフトスイッチ
及びダウンシフトスイッチからの入力信号に基づいて自
動変速機に所定の変速段の設定制御を行うコントロール
ユニットとを備えたマニュアルシフト機能付き自動変速
機において、前記コントロールユニットに第１入力端子
から第６入力端子までの６箇所の入力端子を設け、前記
マニュアルモードスイッチは、前記セレクト手段が前記
マニュアル走行モードを選択していないときに可動接点
及び第１接点が導通し、前記セレクト手段が前記マニュ
アル走行モードを選択したときに可動接点及び第２接点
が導通するスイッチ構成とし、前記アップシフトスイッ
チは、前記セレクト手段がアップシフトを選択していな
いときに可動接点及び第１接点が導通し、前記セレクト
手段がアップシフトを選択したときに可動接点及び第２
接点が導通するスイッチ構成とし、前記ダウンシフトス
イッチは、前記セレクト手段がダウンシフトを選択して
いないときに可動接点及び第１接点が導通し、前記セレ
クト手段がダウンシフトを選択したときに前記可動接点
及び第２接点が導通するスイッチ構成としている。そし
て、これらマニュアルモードスイッチ、アップシフトス
イッチ及びダウンシフトスイッチの可動接点を接地して
おくとともに、これらマニュアルモードスイッチ、アッ
プシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチの前記第１
接点及び第２接点を、前記コントロールユニットの第１
入力端子から第６入力端子にそれぞれ接続した回路構成
としている。
【００１０】この請求項１の発明において、マニュアル
モードスイッチの第１及び第２接点が、コントロールユ
ニットの第１及び第２入力端子にそれぞれ接続し、アッ
プシフトスイッチの第１及び第２接点が、コントロール
ユニットの第３及び第４入力端子にそれぞれ接続し、ダ
ウンシフトスイッチの第１及び第２接点が、コントロー
ルユニットの第５及び第６入力端子にそれぞれ接続して
いるものとすると、マニュアルモードスイッチの切換え
動作に異常が発生した場合、第１及び第２入力端子に入
力する信号の入力状態をコントロールユニットが診断す
ることにより、マニュアルモードスイッチの異常を判断
することができる。同様に、アップシフトスイッチの切
換え動作に異常が発生した場合には、第３及び第４入力
端子に入力する信号の入力状態をコントロールユニット
が診断することにより、アップシフトスイッチの異常を
判断することができ、ダウンシフトスイッチの切換え動
作に異常が発生した場合には、第５及び第６入力端子に
入力する信号の入力状態をコントロールユニットが診断
することにより、ダウンシフトスイッチの異常を判断す
ることができる。
モードスイッチの第１及び第２接点が、コントロールユ
ニットの第１及び第２入力端子にそれぞれ接続し、アッ
プシフトスイッチの第１及び第２接点が、コントロール
ユニットの第３及び第４入力端子にそれぞれ接続し、ダ
ウンシフトスイッチの第１及び第２接点が、コントロー
ルユニットの第５及び第６入力端子にそれぞれ接続して
いるものとすると、マニュアルモードスイッチの切換え
動作に異常が発生した場合、第１及び第２入力端子に入
力する信号の入力状態をコントロールユニットが診断す
ることにより、マニュアルモードスイッチの異常を判断
することができる。同様に、アップシフトスイッチの切
換え動作に異常が発生した場合には、第３及び第４入力
端子に入力する信号の入力状態をコントロールユニット
が診断することにより、アップシフトスイッチの異常を
判断することができ、ダウンシフトスイッチの切換え動
作に異常が発生した場合には、第５及び第６入力端子に
入力する信号の入力状態をコントロールユニットが診断
することにより、ダウンシフトスイッチの異常を判断す
ることができる。
【００１１】また、請求項２記載のマニュアルシフト機
能付き自動変速機の制御回路は、コントロールユニット
に第１入力端子から第４入力端子までの４箇所の入力端
子を設けている。そして、マニュアルモードスイッチ
は、前記セレクト手段が前記マニュアル走行モードを選
択していないときに可動接点及び第１接点が導通し、前
記セレクト手段が前記マニュアル走行モードを選択した
ときに可動接点及び第２接点が導通するスイッチ構成と
し、当該マニュアルモードスイッチの可動接点を接地
し、当該マニュアルモードスイッチの前記第１接点と前
記コントロールユニットの前記第１入力端子とを接続
し、前記アップシフトスイッチは、前記セレクト手段が
アップシフトを選択していないときに可動接点及び第１
接点が導通し、前記セレクト手段がアップシフトを選択
したときに前記可動接点及び第２接点が導通するスイッ
チ構成とし、前記ダウンシフトスイッチは、前記セレク
ト手段がダウンシフトを選択していないときに可動接点
及び第１接点が導通し、前記セレクト手段がダウンシフ
トを選択したときに前記可動接点及び第２接点が導通す
るスイッチ構成としている。そして、これらアップシフ
トスイッチ及びダウンシフトスイッチのうち一方のスイ
ッチの可動接点を前記アップシフトスイッチの第２接点
に接続し、当該一方のスイッチの第１接点を他方のスイ
ッチの可動接点に接続し、さらに当該一方のスイッチの
第２接点を前記コントロールユニットの前記第２入力端
子に接続するとともに、他方のスイッチの第１接点及び
第２接点を、前記コントロールユニットの第３及び第４
入力端子にそれぞれ接続した回路構成としている。
能付き自動変速機の制御回路は、コントロールユニット
に第１入力端子から第４入力端子までの４箇所の入力端
子を設けている。そして、マニュアルモードスイッチ
は、前記セレクト手段が前記マニュアル走行モードを選
択していないときに可動接点及び第１接点が導通し、前
記セレクト手段が前記マニュアル走行モードを選択した
ときに可動接点及び第２接点が導通するスイッチ構成と
し、当該マニュアルモードスイッチの可動接点を接地
し、当該マニュアルモードスイッチの前記第１接点と前
記コントロールユニットの前記第１入力端子とを接続
し、前記アップシフトスイッチは、前記セレクト手段が
アップシフトを選択していないときに可動接点及び第１
接点が導通し、前記セレクト手段がアップシフトを選択
したときに前記可動接点及び第２接点が導通するスイッ
チ構成とし、前記ダウンシフトスイッチは、前記セレク
ト手段がダウンシフトを選択していないときに可動接点
及び第１接点が導通し、前記セレクト手段がダウンシフ
トを選択したときに前記可動接点及び第２接点が導通す
るスイッチ構成としている。そして、これらアップシフ
トスイッチ及びダウンシフトスイッチのうち一方のスイ
ッチの可動接点を前記アップシフトスイッチの第２接点
に接続し、当該一方のスイッチの第１接点を他方のスイ
ッチの可動接点に接続し、さらに当該一方のスイッチの
第２接点を前記コントロールユニットの前記第２入力端
子に接続するとともに、他方のスイッチの第１接点及び
第２接点を、前記コントロールユニットの第３及び第４
入力端子にそれぞれ接続した回路構成としている。
【００１２】この請求項２の発明においては、正常時に
セレクト手段がマニュアル走行モードを選択していない
ときには、コントロールユニットの第１入力端子にのみ
信号が入力する。また、セレクト手段がマニュアル走行
モードを選択しているときには、コントロールユニット
の第４入力端子にのみ信号が入力する。また、セレクト
手段がアップシフトを選択しているときには、コントロ
ールユニットの第２入力端子にのみ信号が入力する。さ
らに、セレクト手段がダウンシフトを選択しているとき
には、コントロールユニットの第３入力端子にのみ信号
が入力する。ここで、マニュアルモードスイッチの切換
え動作に異常が発生した場合には、第１及び第４入力端
子に入力する信号の入力状態をコントロールユニットが
診断することにより、マニュアルモードスイッチの異常
を判断することができる。同様に、アップシフトスイッ
チの切換え動作に異常が発生した場合には、第２及び第
４入力端子に入力する信号の入力状態をコントロールユ
ニットが診断することにより、アップシフトスイッチの
異常を判断することができ、ダウンシフトスイッチの切
換え動作に異常が発生した場合には、第３及び第４入力
端子に入力する信号の入力状態をコントロールユニット
が診断することにより、ダウンシフトスイッチの異常を
判断することができる。
セレクト手段がマニュアル走行モードを選択していない
ときには、コントロールユニットの第１入力端子にのみ
信号が入力する。また、セレクト手段がマニュアル走行
モードを選択しているときには、コントロールユニット
の第４入力端子にのみ信号が入力する。また、セレクト
手段がアップシフトを選択しているときには、コントロ
ールユニットの第２入力端子にのみ信号が入力する。さ
らに、セレクト手段がダウンシフトを選択しているとき
には、コントロールユニットの第３入力端子にのみ信号
が入力する。ここで、マニュアルモードスイッチの切換
え動作に異常が発生した場合には、第１及び第４入力端
子に入力する信号の入力状態をコントロールユニットが
診断することにより、マニュアルモードスイッチの異常
を判断することができる。同様に、アップシフトスイッ
チの切換え動作に異常が発生した場合には、第２及び第
４入力端子に入力する信号の入力状態をコントロールユ
ニットが診断することにより、アップシフトスイッチの
異常を判断することができ、ダウンシフトスイッチの切
換え動作に異常が発生した場合には、第３及び第４入力
端子に入力する信号の入力状態をコントロールユニット
が診断することにより、ダウンシフトスイッチの異常を
判断することができる。
【００１３】
【発明の効果】請求項１に係るマニュアルシフト機能付
き自動変速機の制御回路によると、第１入力端子から第
６入力端子への信号の入力状態に基づいたコントロール
ユニットの診断により、マニュアルモードスイッチ、ア
ップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチの切換え
動作の異常を個別に判断することができるので、信頼性
の高い制御回路を提供することができる。
き自動変速機の制御回路によると、第１入力端子から第
６入力端子への信号の入力状態に基づいたコントロール
ユニットの診断により、マニュアルモードスイッチ、ア
ップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチの切換え
動作の異常を個別に判断することができるので、信頼性
の高い制御回路を提供することができる。
【００１４】また、請求項２に係わるマニュアルシフト
機能付き自動変速機の制御回路によると、第１入力端子
から第４入力端子への信号の入力状態に基づいたコント
ロールユニットの診断により、マニュアルモードスイッ
チ、アップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチの
切換え動作の異常を個別に判断することができるので、
信頼性の高い制御回路を提供することができる。また、
この発明では、マニュアルモードスイッチの可動接点及
び第１接点間が導通状態のままとなり、可動接点及び第
２接点間が非導通状態である異常が発生したときには、
第２入力端子から第４入力端子には信号が入力しない回
路構成となっているので、変速制御の誤動作を防止する
ことができる。
機能付き自動変速機の制御回路によると、第１入力端子
から第４入力端子への信号の入力状態に基づいたコント
ロールユニットの診断により、マニュアルモードスイッ
チ、アップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチの
切換え動作の異常を個別に判断することができるので、
信頼性の高い制御回路を提供することができる。また、
この発明では、マニュアルモードスイッチの可動接点及
び第１接点間が導通状態のままとなり、可動接点及び第
２接点間が非導通状態である異常が発生したときには、
第２入力端子から第４入力端子には信号が入力しない回
路構成となっているので、変速制御の誤動作を防止する
ことができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマニュアルシフト
機能付き自動変速機の制御回路について図面を参照して
説明する。なお、図５に示した構成と同一構成部分に
は、同一符号を付してその説明を省略する。
機能付き自動変速機の制御回路について図面を参照して
説明する。なお、図５に示した構成と同一構成部分に
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【００１６】図１は、本発明の第１実施形態を示すもの
である。本実施形態は、互いに並列に配置したメークブ
レーク接点方式のマニュアルモードスイッチ２０、アッ
プシフトスイッチ２２及びダウンシフトスイッチ２４
と、これら３つのスイッチの第１接点２０ｂ、２２ｂ、
２４ｂ及び第２接点２０ｃ、２２ｃ、２４ｃと接続する
第１〜第６入力端子２６ａ〜２６ｆを有するコントロー
ルユニット２６とを備えた制御回路である。
である。本実施形態は、互いに並列に配置したメークブ
レーク接点方式のマニュアルモードスイッチ２０、アッ
プシフトスイッチ２２及びダウンシフトスイッチ２４
と、これら３つのスイッチの第１接点２０ｂ、２２ｂ、
２４ｂ及び第２接点２０ｃ、２２ｃ、２４ｃと接続する
第１〜第６入力端子２６ａ〜２６ｆを有するコントロー
ルユニット２６とを備えた制御回路である。
【００１７】前記マニュアルモードスイッチ２０は、可
動接点２０ａ、第１接点２０ｂ及び第２接点２０ｃを備
えたスイッチであり、アースＥ2 から３系統に分岐した
信号線（第１〜第３信号線Ｌ1 、Ｌ2 、Ｌ3 ）のうち第
１信号線Ｌ1 に可動接点２０ａが接続し、コントロール
ユニット２６の第１入力端子２６ａに第１接点２０ｂが
接続し、第２入力端子２６ｂに第２接点２０ｃが接続し
ている。
動接点２０ａ、第１接点２０ｂ及び第２接点２０ｃを備
えたスイッチであり、アースＥ2 から３系統に分岐した
信号線（第１〜第３信号線Ｌ1 、Ｌ2 、Ｌ3 ）のうち第
１信号線Ｌ1 に可動接点２０ａが接続し、コントロール
ユニット２６の第１入力端子２６ａに第１接点２０ｂが
接続し、第２入力端子２６ｂに第２接点２０ｃが接続し
ている。
【００１８】また、アップシフトスイッチ２２は、可動
接点２２ａ、第１接点２２ｂ及び第２接点２２ｃを備え
たスイッチであり、第２信号線Ｌ2 に可動接点２２ａが
接続し、コントロールユニット２６の第３入力端子２６
ｃに第１接点２２ｂが接続し、第４入力端子２６ｄに第
２接点２２ｃが接続している。
接点２２ａ、第１接点２２ｂ及び第２接点２２ｃを備え
たスイッチであり、第２信号線Ｌ2 に可動接点２２ａが
接続し、コントロールユニット２６の第３入力端子２６
ｃに第１接点２２ｂが接続し、第４入力端子２６ｄに第
２接点２２ｃが接続している。
【００１９】さらに、ダウンシフトスイッチ２４は、可
動接点２４ａ、第１接点２４ｂ及び第２接点２４ｃを備
えたスイッチであり、第３信号線Ｌ3 に可動接点２４ａ
が接続し、第５入力端子２６ｅに第１接点２４ｂが接続
し、第６入力端子２６ｆに第２接点２４ｃが接続してい
る。
動接点２４ａ、第１接点２４ｂ及び第２接点２４ｃを備
えたスイッチであり、第３信号線Ｌ3 に可動接点２４ａ
が接続し、第５入力端子２６ｅに第１接点２４ｂが接続
し、第６入力端子２６ｆに第２接点２４ｃが接続してい
る。
【００２０】そして、上記構成の制御回路は、図２に示
すように、セレクトレバー２の移動に応じてマニュアル
モードスイッチ２０、アップシフトスイッチ２２及びダ
ウンシフトスイッチ２４が所定の切換え動作を行うこと
によりコントロールユニット２６の所定の入力端子にＯ
Ｎ信号が入力する。
すように、セレクトレバー２の移動に応じてマニュアル
モードスイッチ２０、アップシフトスイッチ２２及びダ
ウンシフトスイッチ２４が所定の切換え動作を行うこと
によりコントロールユニット２６の所定の入力端子にＯ
Ｎ信号が入力する。
【００２１】すなわち、セレクトレバー２がオート変速
路４に位置している場合には（符号の位置）、コント
ロールユニット２６の第１入力端子２６ａ、第３入力端
子２６ｃ及び第５入力端子２６ｅにＯＮ信号が入力す
る。
路４に位置している場合には（符号の位置）、コント
ロールユニット２６の第１入力端子２６ａ、第３入力端
子２６ｃ及び第５入力端子２６ｅにＯＮ信号が入力す
る。
【００２２】また、セレクトレバー２がオート変速路４
から連通路８を介してマニュアル変速路６に移動し、ア
ップシフトレンジ“＋”及びダウンシフトレンジ“−”
のいずれも選択していないときには（符号の位置）、
コントロールユニット２６の第２入力端子２６ｂ、第３
入力端子２６ｃ及び第５入力端子２６ｅにＯＮ信号が入
力する。
から連通路８を介してマニュアル変速路６に移動し、ア
ップシフトレンジ“＋”及びダウンシフトレンジ“−”
のいずれも選択していないときには（符号の位置）、
コントロールユニット２６の第２入力端子２６ｂ、第３
入力端子２６ｃ及び第５入力端子２６ｅにＯＮ信号が入
力する。
【００２３】また、セレクトレバー２がアップシフトレ
ンジ“＋”を選択すると（符号の位置）、コントロー
ルユニット２６の第２入力端子２６ｂ、第４入力端子２
６ｄ及び第５入力端子２６ｅにＯＮ信号が入力する。
ンジ“＋”を選択すると（符号の位置）、コントロー
ルユニット２６の第２入力端子２６ｂ、第４入力端子２
６ｄ及び第５入力端子２６ｅにＯＮ信号が入力する。
【００２４】さらに、セレクトレバー２がダウンシフト
レンジ“−”を選択すると（符号の位置）、コントロ
ールユニット２６の第２入力端子２６ｂ、第３入力端子
２６ｃ及び第６入力端子２６ｆにＯＮ信号が入力する。
レンジ“−”を選択すると（符号の位置）、コントロ
ールユニット２６の第２入力端子２６ｂ、第３入力端子
２６ｃ及び第６入力端子２６ｆにＯＮ信号が入力する。
【００２５】また、コントロールユニット２６は、これ
に含まれるマイクロコンピュータで、第１〜第６入力端
子２６ａ〜２６ｆの信号入力状態をもとにスイッチ診断
処理を行い、マニュアルモードスイッチ２０、アップシ
フトスイッチ２２及びダウンシフトスイッチ２４の異常
を確実に判断することができる。
に含まれるマイクロコンピュータで、第１〜第６入力端
子２６ａ〜２６ｆの信号入力状態をもとにスイッチ診断
処理を行い、マニュアルモードスイッチ２０、アップシ
フトスイッチ２２及びダウンシフトスイッチ２４の異常
を確実に判断することができる。
【００２６】すなわち、第１入力端子２６ａ、第２入力
端子２６ｂへの信号入力が共にＯＦＦ状態が所定時間続
いた場合、マニュアルモードスイッチ２０が断線である
ものとして、マニュアルモードスイッチ２０の異常を判
断することができる。また、第１入力端子２６ａ、第２
入力端子２６ｂに共にＯＮ信号が入力していれば、マニ
ュアルモードスイッチ２０の第１接点２０ｂがアースに
ショートしているものとして、マニュアルモードスイッ
チ２０の異常を確実に判断することができる。このよう
に、コントロールユニット２６が第１及び第２入力端子
２６ａ、２６ｂの信号入力状態を診断することにより、
マニュアルモードスイッチ２０の異常を確実に診断する
ことができる。
端子２６ｂへの信号入力が共にＯＦＦ状態が所定時間続
いた場合、マニュアルモードスイッチ２０が断線である
ものとして、マニュアルモードスイッチ２０の異常を判
断することができる。また、第１入力端子２６ａ、第２
入力端子２６ｂに共にＯＮ信号が入力していれば、マニ
ュアルモードスイッチ２０の第１接点２０ｂがアースに
ショートしているものとして、マニュアルモードスイッ
チ２０の異常を確実に判断することができる。このよう
に、コントロールユニット２６が第１及び第２入力端子
２６ａ、２６ｂの信号入力状態を診断することにより、
マニュアルモードスイッチ２０の異常を確実に診断する
ことができる。
【００２７】同様に、第３及び第４入力端子２６ｃ、２
６ｄの信号入力状態を診断することにより、コントロー
ルユニット２６によりアップシフトスイッチ２２の異常
を確実に判断することができる。さらに、第５及び第６
入力端子２６ｅ、２６ｆの信号入力状態を診断すること
により、コントロールユニット２６によりダウンシフト
スイッチ２４の異常を確実に判断することができる。
６ｄの信号入力状態を診断することにより、コントロー
ルユニット２６によりアップシフトスイッチ２２の異常
を確実に判断することができる。さらに、第５及び第６
入力端子２６ｅ、２６ｆの信号入力状態を診断すること
により、コントロールユニット２６によりダウンシフト
スイッチ２４の異常を確実に判断することができる。
【００２８】したがって、本実施形態では、第１〜第６
入力端子２６ａ〜２６ｆの信号入力状態に基づいたコン
トロールユニット２６の判定によりマニュアルモードス
イッチ２０、アップシフトスイッチ２２及びダウンシフ
トスイッチ２４のそれぞれの異常を個別に判断すること
ができるので、信頼性の高い制御回路を提供することが
できる。
入力端子２６ａ〜２６ｆの信号入力状態に基づいたコン
トロールユニット２６の判定によりマニュアルモードス
イッチ２０、アップシフトスイッチ２２及びダウンシフ
トスイッチ２４のそれぞれの異常を個別に判断すること
ができるので、信頼性の高い制御回路を提供することが
できる。
【００２９】次に、図３は本発明の第２実施形態を示す
ものである。本実施形態の制御回路は、互いに直列に接
続したメークブレーク接点方式のマニュアルモードスイ
ッチ３０、アップシフトスイッチ３２及びダウンシフト
スイッチ３４と、前記マニュアルモードスイッチ３０の
第１接点３０ｂ、アップシフトスイッチ３２の第１接点
３２ｂ及びダウンシフトスイッチ３４の第１、第２接点
３４ｂ、３４ｃと接続する第１〜第４入力端子３６ａ〜
３６ｄを有するコントロールユニット３６とを備えた回
路である。
ものである。本実施形態の制御回路は、互いに直列に接
続したメークブレーク接点方式のマニュアルモードスイ
ッチ３０、アップシフトスイッチ３２及びダウンシフト
スイッチ３４と、前記マニュアルモードスイッチ３０の
第１接点３０ｂ、アップシフトスイッチ３２の第１接点
３２ｂ及びダウンシフトスイッチ３４の第１、第２接点
３４ｂ、３４ｃと接続する第１〜第４入力端子３６ａ〜
３６ｄを有するコントロールユニット３６とを備えた回
路である。
【００３０】マニュアルモードスイッチ３０は、可動接
点３０ａがアースＥ3 に接地し、第１接点３０ｂがコン
トロールユニット３６の第１入力端子３６ａに接続し、
第２接点３０ｃがアップシフトスイッチ３２の可動接点
３２ａに接続している。
点３０ａがアースＥ3 に接地し、第１接点３０ｂがコン
トロールユニット３６の第１入力端子３６ａに接続し、
第２接点３０ｃがアップシフトスイッチ３２の可動接点
３２ａに接続している。
【００３１】また、前記アップシフトスイッチ３２は、
第２接点３２ｃがコントロールユニット３６の第２入力
端子３６ｂに接続し、第１接点３２ｂがダウンシフトス
イッチ３４の可動接点３４ａに接続している。
第２接点３２ｃがコントロールユニット３６の第２入力
端子３６ｂに接続し、第１接点３２ｂがダウンシフトス
イッチ３４の可動接点３４ａに接続している。
【００３２】さらに、前記ダウンシフトスイッチ３４
は、第２接点３４ｃがコントロールユニット３６の第３
入力端子３６ｃに接続し、第１接点３４ｂがコントロー
ルユニット３６の第４入力端子３６ｄに接続している。
は、第２接点３４ｃがコントロールユニット３６の第３
入力端子３６ｃに接続し、第１接点３４ｂがコントロー
ルユニット３６の第４入力端子３６ｄに接続している。
【００３３】そして、上記構成の制御回路は、図４に示
すように、セレクトレバー２の移動に応じてマニュアル
モードスイッチ２０、アップシフトスイッチ２２及びダ
ウンシフトスイッチ２４の所定の切換え動作が行われる
ことによりコントロールユニット３６の所定の入力端子
にＯＮ信号を入力する。
すように、セレクトレバー２の移動に応じてマニュアル
モードスイッチ２０、アップシフトスイッチ２２及びダ
ウンシフトスイッチ２４の所定の切換え動作が行われる
ことによりコントロールユニット３６の所定の入力端子
にＯＮ信号を入力する。
【００３４】すなわち、セレクトレバー２がオート変速
路４に位置している場合には、コントロールユニット３
６の第１入力端子３６ａにＯＮ信号が入力する。また、
セレクトレバー２がオート変速路４から連通路８を介し
てマニュアル変速路６に移動し、アップシフトレンジ
“＋”及びダウンシフトレンジ“−”のいずれも選択し
ていないときには（符号の位置）、コントロールユニ
ット３６の第４入力端子３６ｄにＯＮ信号が入力する。
路４に位置している場合には、コントロールユニット３
６の第１入力端子３６ａにＯＮ信号が入力する。また、
セレクトレバー２がオート変速路４から連通路８を介し
てマニュアル変速路６に移動し、アップシフトレンジ
“＋”及びダウンシフトレンジ“−”のいずれも選択し
ていないときには（符号の位置）、コントロールユニ
ット３６の第４入力端子３６ｄにＯＮ信号が入力する。
【００３５】また、セレクトレバー２がアップシフトレ
ンジ“＋”を選択すると（符号の位置）、コントロー
ルユニット３６の第２入力端子３６ｂにＯＮ信号が入力
する。さらに、セレクトレバー２がダウンシフトレンジ
“−”を選択すると（符号の位置）、コントロールユ
ニット３６の第３入力端子３６ｃにＯＮ信号が入力す
る。
ンジ“＋”を選択すると（符号の位置）、コントロー
ルユニット３６の第２入力端子３６ｂにＯＮ信号が入力
する。さらに、セレクトレバー２がダウンシフトレンジ
“−”を選択すると（符号の位置）、コントロールユ
ニット３６の第３入力端子３６ｃにＯＮ信号が入力す
る。
【００３６】また、コントロールユニット３６は、これ
に含まれるマイクロコンピュータで、第１〜第４入力端
子３６ａ〜３６ｄの信号入力状態をもとにスイッチ診断
処理を行い、マニュアルモードスイッチ３０、アップシ
フトスイッチ３２及びダウンシフトスイッチ３４の異常
を確実に判断することができる。
に含まれるマイクロコンピュータで、第１〜第４入力端
子３６ａ〜３６ｄの信号入力状態をもとにスイッチ診断
処理を行い、マニュアルモードスイッチ３０、アップシ
フトスイッチ３２及びダウンシフトスイッチ３４の異常
を確実に判断することができる。
【００３７】すなわち、第１入力端子３６ａ、第４入力
端子３６ｄへの信号入力が共にＯＦＦ状態が所定時間続
いた場合、マニュアルモードスイッチ３０が断線状態に
なっているものとして、マニュアルモードスイッチ３０
の異常を判断することができる。
端子３６ｄへの信号入力が共にＯＦＦ状態が所定時間続
いた場合、マニュアルモードスイッチ３０が断線状態に
なっているものとして、マニュアルモードスイッチ３０
の異常を判断することができる。
【００３８】また、第１入力端子３６ａ、第２入力端子
３６ｂへの信号入力が共にＯＮ状態となっていれば、ア
ップシフトスイッチ３２の第２接点３２ｃがアースにシ
ョートした状態になっているものとして、アップシフト
スイッチ３２の異常を判断することができる。また、同
様にしてダウンシフトスイッチ３４の異常を判断するこ
とができる。
３６ｂへの信号入力が共にＯＮ状態となっていれば、ア
ップシフトスイッチ３２の第２接点３２ｃがアースにシ
ョートした状態になっているものとして、アップシフト
スイッチ３２の異常を判断することができる。また、同
様にしてダウンシフトスイッチ３４の異常を判断するこ
とができる。
【００３９】したがって、本実施形態は、第１〜第４入
力端子３６ａ〜２６ｄの信号入力状態に基づいたコント
ロールユニット３６の判定により、マニュアルモードス
イッチ３０、アップシフトスイッチ３２及びダウンシフ
トスイッチ３４のそれぞれの異常を個別に判断すること
ができるので、信頼性の高い制御回路を提供することが
できる。
力端子３６ａ〜２６ｄの信号入力状態に基づいたコント
ロールユニット３６の判定により、マニュアルモードス
イッチ３０、アップシフトスイッチ３２及びダウンシフ
トスイッチ３４のそれぞれの異常を個別に判断すること
ができるので、信頼性の高い制御回路を提供することが
できる。
【００４０】また、本実施形態では、セレクトレバー２
がマニュアルモードを選択していないときに、マニュア
ルモードスイッチ３０の可動接点３０ａ及び第２接点３
０ｃ間が非導通状態となると第２〜第４入力端子３６ｂ
〜３６ｄにはＯＮ信号が入力しない回路構成となってい
るので、シフト制御装置の誤操作も防止することができ
る。
がマニュアルモードを選択していないときに、マニュア
ルモードスイッチ３０の可動接点３０ａ及び第２接点３
０ｃ間が非導通状態となると第２〜第４入力端子３６ｂ
〜３６ｄにはＯＮ信号が入力しない回路構成となってい
るので、シフト制御装置の誤操作も防止することができ
る。
【００４１】なお、図３の第２実施形態においてアップ
シフトスイッチ３２をマニュアルモードスイッチ３２側
に配置し、ダウンシフトスイッチ３４をコントロールユ
ニット４６側に配置した回路構成としたが、アップシフ
トスイッチ３２及びダウンシフトスイッチ３４を互いに
逆に配置しても、同様の作用効果を得ることができる。
シフトスイッチ３２をマニュアルモードスイッチ３２側
に配置し、ダウンシフトスイッチ３４をコントロールユ
ニット４６側に配置した回路構成としたが、アップシフ
トスイッチ３２及びダウンシフトスイッチ３４を互いに
逆に配置しても、同様の作用効果を得ることができる。
【図１】本発明の第１実施形態の制御回路を示す図であ
る。
る。
【図２】第１実施形態においてセレクト手段の選択に応
じたコントロールユニットの各入力端子への信号入力状
況を示す図である。
じたコントロールユニットの各入力端子への信号入力状
況を示す図である。
【図３】本発明の第２実施形態の制御回路を示す図であ
る。
る。
【図４】第２実施形態においてセレクト手段の選択に応
じたコントロールユニットの各入力端子への信号入力状
況を示す図である。
じたコントロールユニットの各入力端子への信号入力状
況を示す図である。
【図５】マニュアルシフト機能付きシフト装置を示す概
略図である。
略図である。
【図６】従来のマニュアルシフト機能付き自動変速機の
制御回路を示す図である。
制御回路を示す図である。
【図７】従来の制御回路に配置した各スイッチのＯＮ、
ＯＦＦ状態を示す図である。
ＯＦＦ状態を示す図である。
２ セレクトレバー（セレクト手段） ２０、３０ マニュアルモードスイッチ ２２、３２ アップシフトスイッチ ２４、３４ ダウンシフトスイッチ ２０ａ、２２ａ、２４ａ、３０ａ、３２ａ、３４ａ 可
動接点 ２０ｂ、２２ｂ、２４ｂ、３０ｂ、３２ｂ、３４ｂ 第
１接点 ２０ｃ、２２ｃ、２４ｃ、３０ｃ、３２ｃ、３４ｃ 第
２接点 ２６、３６ コントロールユニット ２６ａ、３６ａ 第１入力端子 ２６ｂ、３６ｂ 第２入力端子 ２６ｃ、３６ｃ 第３入力端子 ２６ｄ、３６ｄ 第４入力端子 ２６ｅ 第５入力端子 ２６ｆ 第６入力端子
動接点 ２０ｂ、２２ｂ、２４ｂ、３０ｂ、３２ｂ、３４ｂ 第
１接点 ２０ｃ、２２ｃ、２４ｃ、３０ｃ、３２ｃ、３４ｃ 第
２接点 ２６、３６ コントロールユニット ２６ａ、３６ａ 第１入力端子 ２６ｂ、３６ｂ 第２入力端子 ２６ｃ、３６ｃ 第３入力端子 ２６ｄ、３６ｄ 第４入力端子 ２６ｅ 第５入力端子 ２６ｆ 第６入力端子
Claims (2)
- 【請求項１】 オート走行モード或いはマニュアル走行
モードを選択するセレクト手段と、前記セレクト手段が
前記マニュアル走行モードを選択したか否かを検知する
マニュアルモードスイッチと、前記セレクト手段がアッ
プシフトを選択したか否かを検知するアップシフトスイ
ッチと、前記セレクト手段がダウンシフトを選択したか
否かを検知するダウンシフトスイッチと、前記マニュア
ルモードスイッチ、アップシフトスイッチ及びダウンシ
フトスイッチからの入力信号に基づいて自動変速機に所
定の変速段の設定制御を行うコントロールユニットとを
備えたマニュアルシフト機能付き自動変速機において、 前記コントロールユニットに第１入力端子から第６入力
端子までの６箇所の入力端子を設け、前記マニュアルモ
ードスイッチは、前記セレクト手段が前記マニュアル走
行モードを選択していないときに可動接点及び第１接点
が導通し、前記セレクト手段が前記マニュアル走行モー
ドを選択したときに可動接点及び第２接点が導通するス
イッチ構成とし、前記アップシフトスイッチは、前記セ
レクト手段がアップシフトを選択していないときに可動
接点及び第１接点が導通し、前記セレクト手段がアップ
シフトを選択したときに可動接点及び第２接点が導通す
るスイッチ構成とし、前記ダウンシフトスイッチは、前
記セレクト手段がダウンシフトを選択していないときに
可動接点及び第１接点が導通し、前記セレクト手段がダ
ウンシフトを選択したときに前記可動接点及び第２接点
が導通するスイッチ構成とする一方、 これらマニュアルモードスイッチ、アップシフトスイッ
チ及びダウンシフトスイッチの可動接点を接地しておく
とともに、これらマニュアルモードスイッチ、アップシ
フトスイッチ及びダウンシフトスイッチの前記第１接点
及び第２接点を、前記コントロールユニットの第１入力
端子から第６入力端子にそれぞれ接続したことを特徴と
するマニュアルシフト機能付き自動変速機の制御回路。 - 【請求項２】 オート走行モード或いはマニュアル走行
モードを選択するセレクト手段と、前記セレクト手段が
前記マニュアル走行モードを選択したか否かを検知する
マニュアルモードスイッチと、前記セレクト手段がアッ
プシフトを選択したか否かを検知するアップシフトスイ
ッチと、前記セレクト手段がダウンシフトを選択したか
否かを検知するダウンシフトスイッチと、前記マニュア
ルモードスイッチ、アップシフトスイッチ及びダウンシ
フトスイッチからの入力信号に基づいて自動変速機に所
定の変速段の設定制御を行うコントロールユニットとを
備えたマニュアルシフト機能付き自動変速機において、 前記コントロールユニットに第１入力端子から第４入力
端子までの４箇所の入力端子を設け、前記マニュアルモ
ードスイッチは、前記セレクト手段が前記マニュアル走
行モードを選択していないときに可動接点及び第１接点
が導通し、前記セレクト手段が前記マニュアル走行モー
ドを選択したときに可動接点及び第２接点が導通するス
イッチ構成とし、当該マニュアルモードスイッチの可動
接点を接地し、当該マニュアルモードスイッチの前記第
１接点と前記コントロールユニットの前記第１入力端子
とを接続し、 前記アップシフトスイッチは、前記セレクト手段がアッ
プシフトを選択していないときに可動接点及び第１接点
が導通し、前記セレクト手段がアップシフトを選択した
ときに前記可動接点及び第２接点が導通するスイッチ構
成とし、前記ダウンシフトスイッチは、前記セレクト手
段がダウンシフトを選択していないときに可動接点及び
第１接点が導通し、前記セレクト手段がダウンシフトを
選択したときに前記可動接点及び第２接点が導通するス
イッチ構成とする一方、 これらアップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチ
のうち一方のスイッチの可動接点を前記マニュアルモー
ドスイッチの第２接点に接続し、当該一方のスイッチの
第１接点を他方のスイッチの可動接点に接続し、さらに
当該一方のスイッチの第２接点を前記コントロールユニ
ットの前記第２入力端子に接続するとともに、他方のス
イッチの第１接点及び第２接点を、前記コントロールユ
ニットの第３及び第４入力端子にそれぞれ接続したこと
を特徴とするマニュアルシフト機能付き自動変速機の制
御回路。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20329797A JP3185720B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | マニュアルシフト機能付き自動変速機の制御回路 |
| US09/122,890 US6012352A (en) | 1997-07-29 | 1998-07-28 | Shifting device for an automatic transmission |
| EP98114109A EP0899479B1 (en) | 1997-07-29 | 1998-07-28 | Shifting device for an automatic transmission |
| DE69809160T DE69809160T2 (de) | 1997-07-29 | 1998-07-28 | Schalteinrichtung für ein automatisches Getriebe |
| US09/396,368 US6089118A (en) | 1997-07-29 | 1999-09-15 | Shifting device for an automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20329797A JP3185720B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | マニュアルシフト機能付き自動変速機の制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142954A true JPH1142954A (ja) | 1999-02-16 |
| JP3185720B2 JP3185720B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=16471707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20329797A Expired - Fee Related JP3185720B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | マニュアルシフト機能付き自動変速機の制御回路 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6012352A (ja) |
| EP (1) | EP0899479B1 (ja) |
| JP (1) | JP3185720B2 (ja) |
| DE (1) | DE69809160T2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003524120A (ja) * | 1999-12-10 | 2003-08-12 | フオルクスワーゲン・アクチエンゲゼルシヤフト | 自動車の自動且つ手動変速可能な変速機の制御装置 |
| JP2006292022A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Fujitsu Ten Ltd | 自動変速機の変速モード制御装置 |
| CN100351812C (zh) * | 2002-08-13 | 2007-11-28 | 索尼株式会社 | 记录设备、记录方法、记录介质以及程序 |
| JP2008309220A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Nissan Motor Co Ltd | レンジ位置検出装置 |
| US20120137810A1 (en) * | 2010-12-01 | 2012-06-07 | Hyundai Motor Company | Shifting Range Sensing Device and Shifting Operation Device with the Same |
| CN103133682A (zh) * | 2011-11-29 | 2013-06-05 | 本田技研工业株式会社 | 位置传感器 |
| CN112128360A (zh) * | 2019-06-24 | 2020-12-25 | Sl株式会社 | 用于车辆变速的开关监视装置 |
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