JPH11353965A - スライド式電子部品 - Google Patents

スライド式電子部品

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JPH11353965A
JPH11353965A JP16088598A JP16088598A JPH11353965A JP H11353965 A JPH11353965 A JP H11353965A JP 16088598 A JP16088598 A JP 16088598A JP 16088598 A JP16088598 A JP 16088598A JP H11353965 A JPH11353965 A JP H11353965A
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slide
claw
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Kazuo Koganehira
和雄 小金平
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化・薄型化が図れ、構造が簡単で組み立
ても容易に行なえるスライド式電子部品を提供する。 【解決手段】 摺動型物50の裏面に摺動子70を取り
付け、取付台10上にフレキシブル基板40を載置す
る。取付台10には2本のレール13,15を平行に設
けると共にその所定位置にレール13,15を切り欠い
てなる爪挿入部17,19を設ける。摺動型物50には
爪挿入部17,19に挿入してスライドさせることでレ
ール13,15の下側にスライド自在に係止される係止
爪57を設ける。摺動型物50と取付台10には摺動型
物50を取付台10上に載置して係止爪57を爪挿入部
17,19に挿入した状態から摺動型物50をスライド
して係止爪57をレール13,15の下側に係止する際
に該スライド方向には摺動型物50が移動するが一旦こ
れを超えると逆方向には戻れなくなる爪59,61と爪
21,23からなる抜け防止機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスライド式電子部品
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ケース内に摺動型物をスライド自
在に収納し、且つ該摺動型物をその中立位置から弾発手
段の弾発力に抗して一方の方向にスライド移動させると
一方のスイッチがオンし、手を離すと前記弾発手段によ
って元の中立位置に自動復帰し、一方該摺動型物を手動
によって中立位置から他方向に向けてスライド移動させ
るとクリック感覚を生じて他のスイッチがオンして手を
離してもその位置に保持され、また該保持された位置か
ら摺動型物を手動によって中立位置に戻す際もクリック
感覚を生じる構造のスライド式電子部品がある。そして
このスライド式電子部品は携帯機器などに用いられるこ
となどから、さらなる小型化・薄型化が求められてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記機能
を有する従来の構造のスライド式電子部品には小型化・
薄型化に限界があり、またさらなる小型化・薄型化を図
ろうとするとその組み立てが煩雑になってしまうという
ような問題点があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、小型化・薄型化が図れるばかりか、構
造が簡単で組み立ても容易に行なえるスライド式電子部
品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、取付台の上にスライド自在に摺動型物を取
り付け、該取付台と摺動型物の間に摺動型物がスライド
することでその電気的出力が変化する電気的機能部を設
けて構成されるスライド式電子部品において、前記取付
台にはスライド方向に平行になるレールを設けると共に
その所定位置に該レールを切り欠いてなる爪挿入部を設
け、一方前記摺動型物には前記爪挿入部に挿入してスラ
イドすることで前記レールの下側にスライド自在に係止
される係止爪を設け、さらに前記摺動型物と取付台に
は、摺動型物を取付台上に載置して前記係止爪を前記爪
挿入部に挿入した状態から摺動型物をスライドして係止
爪をレールの下側に一旦位置せしめると逆方向にスライ
ドさせても係止片が爪挿入部の位置まで移動しなくなる
抜け防止機構を設けてスライド式電子部品を構成した。
また本発明は、前記抜け防止機構を、摺動型物と取付台
にそれぞれ爪を設け、前記摺動型物の係止爪を前記取付
台の爪挿入部に挿入した状態において摺動型物の爪と取
付台の爪の対向する部分の少なくとも何れか一方の部分
をテーパ面に形成して構成し、これによって摺動型物の
係止爪を取付台の爪挿入部に挿入した状態から摺動型物
をスライドさせた際に一方の爪が他方の爪のテーパ面上
を摺接して乗り越えることで摺動型物を取付台に取り付
けるように構成した。また本発明は、取付台の上にスラ
イド自在に摺動型物を取り付け、該取付台と摺動型物の
間に摺動型物がスライドすることでその電気的出力が変
化する電気的機能部を設けて構成されるスライド式電子
部品において、前記取付台には前記摺動型物をそのスラ
イド方向に押圧する弾発部材を収納する弾発部材収納部
を設け、該弾発部材収納部の両外側面には凹凸状の係止
部を設け、一方前記摺動型物に弾発部材収納部の両外側
面を挟むようにアームを設け、摺動型物がスライドした
際にその所定位置でアームが係止部の凹凸を乗り越える
ようにスライド式電子部品を構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかるスライド式電子部品の分解斜視図である。同図に
示すようにこのスライド式電子部品は、取付台10と、
フレキシブル基板40と、摺動型物50と、摺動子70
と、コイルバネ80と、バネ押えカバー85とを具備し
て構成されている。以下各構成部品について説明する。
【0007】ここで図2は取付台10を反対方向から見
た斜視図である。図1,図2に示すように取付台10は
合成樹脂の一体成形品であり、略長方形状の板体の周囲
に縁部11を設け、該縁部11の両内側側辺に長手方向
に延びる2本のレール13,15を設けて構成されてい
る。
【0008】そして各レール13,15の対向する2か
所ずつには、切欠き状の爪挿入部17,17,19,1
9が設けられている。
【0009】またレール13上面の2つの爪挿入部1
7,17の間の部分と、レール15上面の2つの爪挿入
部19,19の間の部分のそれぞれ対向する位置には、
1つずつの爪21,23が設けられている。これら爪2
1,23は、何れもその一方の側にテーパ面21a,2
3aを設けた略三角形状に形成されている。
【0010】また各レール13,15の下側にはそれぞ
れ開口25,27が設けられている。
【0011】次に取付台10の中央には、その長手方向
が下記する摺動型物50のスライド方向に向かうよう
に、略U字状に屈曲する突起からなる弾発部材収納部2
9が設けられている。そしてこの弾発部材収納部29の
開口31近傍の内部には段部形状のバネ受け部33が設
けられている。また弾発部材収納部29の両外側辺のそ
れぞれ対向する位置には、凹凸状の係止部35,35が
設けられている。
【0012】また取付台10の弾発部材収納部29の両
側には、それぞれ小突起37,37が突設されている。
【0013】次にフレキシブル基板40は図1に示すよ
うに、合成樹脂フイルムの上面に所望のスイッチ用のパ
ターン41,43,45を印刷形成し、また前記弾発部
材収納部29に対向する位置に長孔47を設けて構成さ
れている。なお各パターン41,43,45からは回路
パターンが導出されているが、図面では省略している。
【0014】次に図3は摺動型物50の平面図である。
図1,図3に示すように摺動型物50は、略長方形状に
成形した合成樹脂の一体成形品であり、その上面中央に
つまみ51を突設し、その一端辺52から2本のアーム
53,53を突出して設け、両アーム53,53の先端
に内側方向に向けて弾接部54,54を設け、また該一
端辺52の両アーム53,53の中央位置から小突起を
突設してなるバネ受け部55を設けて構成されている。
【0015】またこの摺動型物50の両側辺の前後2か
所ずつには、下方向に向かって突出してその先端が外向
きとなるようにL字状に折り曲げられてなる係止爪57
を設けている。また摺動型物50の両側辺のそれぞれ前
後の係止爪57間の位置には、小さな爪59,61が外
方向に向けて突出するように設けられている。
【0016】これら爪59,61は何れも三角形状であ
って一方の側にテーパ面59a,61aを設けている。
【0017】またこの摺動型物50の下面には、弾性金
属板製の摺動子70が取り付けられる。この摺動子70
は平板状の基部71の一端部から突出する2本のアーム
部73,73を下方向に折り曲げ、その先端を摺接部と
して構成されている。基部71には固定用の小孔77が
設けられている。そして摺動子70はその小孔77に摺
動型物50下面に設けた図示しない小突起を挿入し、小
突起先端を熱カシメすることによって固定される。
【0018】バネ押えカバー85は金属板製であって、
その両側に切欠き87,87を設け、またその一辺89
を上方向にテーパ状に折り曲げて構成されている。
【0019】次にこのスライド式電子部品の組み立て方
法を説明する。まず取付台10の上にフレキシブル基板
40を載置する。そのとき弾発部材収納部29を長孔4
7に貫通する。
【0020】次にフレキシブル基板40の上に摺動子7
0を取り付けた摺動型物50を載置する。そのとき摺動
型物50の4つの係止爪57を、それぞれ取付台10の
4つの爪挿入部17,17,19,19に挿入する。そ
のときの状態を図4に示す(但し図面の都合上、フレキ
シブル基板40の記載は省略する。図5乃至図7におい
ても同様)。同図に示すようにこのとき、摺動型物50
に設けた2つの爪59,61は、取付台10に設けた2
つの爪21,23の隣に位置し、両テーパ面59a,2
1aと、両テーパ面61a,23aとがそれぞれ対面し
ている。
【0021】そしてこの状態から摺動型物50を矢印A
方向にスライド移動させれば、2つの爪59,61が2
つの爪21,23を押し広げながらこれを乗り越える。
その際、爪59,21と爪61,23はテーパ面同士の
当接なので、該乗り越えは可能である。これによって各
係止爪57はレール13,15の下側にスライド自在に
係止される。
【0022】そしてさらに摺動型物50を矢印A方向に
スライドさせて図5に示すように摺動型物50の一端辺
65を取付台10の縁部11に当接させると、ちょうど
そのときアーム53,53の両弾接部54,54が凹凸
状の係止部35,35を乗り越えてその凹部に係合す
る。
【0023】そしてこの状態で弾発部材収納部29内に
コイルバネ80を収納し、その上にバネ押えカバー85
を被せて、その切欠き87,87に小突起37,37を
挿入しその先端を熱カシメすることで固定する。これに
よってこのスライド式電子部品が完成する。
【0024】図5に示す状態は摺動子70がパターン4
1,43間をオンしている状態である。そして図5に示
す状態から摺動型物50を矢印B方向にスライド移動さ
せると、両弾接部54,54が係止部35,35の凸部
をクリック感覚を生じながら乗り越え、図6に示す位置
になる。
【0025】この位置においては摺動子70の一方のア
ーム部73はパターン41に当接しているが、他方のア
ーム部73はパターン43とパターン45の間に位置し
てどのパターンにも当接していない状態である。なおこ
のときちょうど摺動型物50のバネ受け部55にコイル
バネ80の端部が当接する。
【0026】次に摺動型物50をさらに矢印B方向にス
ライドさせると、摺動型物50がコイルバネ80を圧縮
しながら爪59,61と爪21,23がそれぞれ当接す
る位置まで、即ち図7の位置まで移動する。爪59,6
1と爪21,23の当接は、テーパ面同士の当接ではな
く、平面同士の当接なので、爪59,61が爪21,2
3を乗り越えることはできず、従って摺動型物50はこ
の位置で確実に停止し、摺動型物50が抜けて外れる恐
れはない。なお図7に示す位置においては図1に示す摺
動子70の一方のアーム部73はパターン41に当接
し、他方のアーム部73はパターン45に当接して両パ
ターン間をオンしている。
【0027】そして該摺動型物50から手を離せば、コ
イルバネ80の弾発力によって摺動型物50は図6に示
す位置まで自動復帰するが、そのとき両弾発部54,5
4が係止部35,35の凸となっている部分に当接し、
同時にコイルバネ80は摺動型物50を弾発しなくなる
ので、その位置で必ず停止し、図5に示す位置まで移動
することはない。
【0028】つまりこのスライド式電子部品は、摺動型
物50をその中立位置(図6の状態)からコイルバネ8
0の弾発力に抗して一方の方向(矢印B方向)にスライ
ド移動させて図7に示す状態にすると一方のスイッチが
オンし、手を離すと前記コイルバネ80によって元の中
立位置に自動復帰し、一方該摺動型物50を手動によっ
て図6に示す中立位置から他方向(矢印A方向)に向け
てスライド移動させて図5に示す状態にするとクリック
感覚を生じて他のスイッチがオンして手を離してもその
位置に保持され、また該保持された位置から摺動型物5
0を手動によって中立位置に戻す際もクリック感覚を生
じる構造となっている。
【0029】以上のようにこのスライド式電子部品によ
れば、上記複雑な動作を行なう機能を有するにもかかわ
らず、構造が簡単で部品点数も少なく、その小型化・薄
型化が図れ、組み立ても容易に行なえ、摺動型物50が
外れる恐れもない。
【0030】以上本発明の実施形態を詳細に説明したが
本発明はこの実施形態に限定されず、例えば以下のよう
な種々の変形が可能である。 上記実施形態では弾発部材収納部29にコイルバネ8
0を収納したが、伸縮性の大きいゴム材やスポンジ材な
ど、他の種々の弾発部材を収納しても良い。
【0031】上記実施形態では摺動型物50に摺動子
70を取り付け、取付台10側に設けたパターン41,
43,45上を摺動させることで電気的機能部を構成し
ているが、摺動型物側にパターンを設け取付台側に摺動
子を取り付けて電気的機能部を構成しても良く、またさ
らに他の構造の電気的機能部を構成してもよい。また上
記実施形態では電気的機能部をスライド式スイッチとし
て構成したが、スライド式可変抵抗器等で構成しても良
いなど、種々の変形が可能である。要は取付台と摺動型
物の間に摺動型物をスライドさせることでその電気的出
力を変化する電気的機能部を設けるものであればどのよ
うな構造のものでも良い。
【0032】上記実施形態では摺動型物50の抜け防
止機構として、摺動型物50と取付台10にそれぞれ爪
59,61と爪21,23を設けることとしたが、他の
機構によってその抜けを防止するようにしても良い。要
は摺動型物を取付台上に載置して係止爪を爪挿入部に挿
入した状態から摺動型物をスライドして係止爪をレール
の下側に一旦係止すると逆方向には移動しなくなる機構
の抜け防止機構であればどのような機構であっても良
い。
【0033】また上記実施形態では爪59,61と爪
21,23の全てにテーパ面59a,61a,21a,
23aを設けたが、爪59,61だけ、又は爪21,2
3だけにテーパ面を設けても良い。要は摺動型物50の
係止爪57を取付台10の爪挿入部17,17,19,
19に挿入した状態において摺動型物50の爪59,6
1と取付台10の爪21,23の対向する部分の少なく
とも何れか一方の部分をテーパ面に形成して構成するも
のであれば良い。
【0034】また上記実施形態では摺動型物が3か所
で停止し、且つ中立位置から一方にスライドしたときは
クリック感覚が生じ、他方にスライドしたときはスライ
ドした位置から手を離すと摺動型物が自動復帰するよう
に構成したが、本発明はこのような動作をする以外の各
種動作をするスライド式電子部品にも適用できる。要は
取付台の上にスライド自在に摺動型物を取り付け、該取
付台と摺動型物の間に摺動型物がスライドすることでそ
の電気的出力が変化する電気的機能部を設けて構成され
るスライド式電子部品であればどのような構造のもので
も良い。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明にかか
るスライド式電子部品によれば、構造が簡単で部品点数
も少なく、その小型化・薄型化が図れ、組み立ても容易
に行なえ、摺動型物が外れる恐れもなくなるという優れ
た効果を有する。
【0036】また本発明によれば、摺動型物を弾発する
弾発部材を収納する弾発部材収納部の側面に係止部を設
け、摺動型物に設けたアームによって係止部を乗り越え
るように構成したので、この点からもクリック機構や摺
動型物の位置決めのために別途部品を追加する必要がな
く、構造が簡単で部品点数も少なく、その小型化・薄型
化が図れ、組み立ても容易に行なえるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるスライド式電子部
品の分解斜視図である。
【図2】取付台10を反対方向から見た斜視図である。
【図3】摺動型物50の平面図である。
【図4】スライド式電子部品の組み立て方法を示す平面
図である。
【図5】スライド式電子部品の動作説明図である。
【図6】スライド式電子部品の動作説明図である。
【図7】スライド式電子部品の動作説明図である。
【符号の説明】
10 取付台 13,15 レール 17,17,19,19 爪挿入部 21,23 爪(抜け防止機構) 21a,23a テーパ面(抜け防止機構) 29 弾発部材収納部 35 係止部 40 フレキシブル基板(電気的機能部) 50 摺動型物 53 アーム 57 係止爪 59,61 爪(抜け防止機構) 59a,61a テーパ面(抜け防止機構) 70 摺動子(電気的機能部) 80 コイルバネ(弾発部材) 85 バネ押えカバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付台の上にスライド自在に摺動型物を
    取り付け、該取付台と摺動型物の間に摺動型物がスライ
    ドすることでその電気的出力が変化する電気的機能部を
    設けて構成されるスライド式電子部品において、 前記取付台にはスライド方向に平行になるレールを設け
    ると共にその所定位置に該レールを切り欠いてなる爪挿
    入部を設け、 一方前記摺動型物には前記爪挿入部に挿入してスライド
    することで前記レールの下側にスライド自在に係止され
    る係止爪を設け、 さらに前記摺動型物と取付台には、摺動型物を取付台上
    に載置して前記係止爪を前記爪挿入部に挿入した状態か
    ら摺動型物をスライドして係止爪をレールの下側に一旦
    位置せしめると逆方向にスライドさせても係止片が爪挿
    入部の位置まで移動しなくなる抜け防止機構を設けたこ
    とを特徴とするスライド式電子部品。
  2. 【請求項2】 前記抜け防止機構は、摺動型物と取付台
    にそれぞれ爪を設け、前記摺動型物の係止爪を前記取付
    台の爪挿入部に挿入した状態において摺動型物の爪と取
    付台の爪の対向する部分の少なくとも何れか一方の部分
    をテーパ面に形成して構成し、これによって摺動型物の
    係止爪を取付台の爪挿入部に挿入した状態から摺動型物
    をスライドさせた際に一方の爪が他方の爪のテーパ面上
    を摺接して乗り越えることで摺動型物を取付台に取り付
    けることを特徴とする請求項1記載のスライド式電子部
    品。
  3. 【請求項3】 取付台の上にスライド自在に摺動型物を
    取り付け、該取付台と摺動型物の間に摺動型物がスライ
    ドすることでその電気的出力が変化する電気的機能部を
    設けて構成されるスライド式電子部品において、 前記取付台には前記摺動型物をそのスライド方向に押圧
    する弾発部材を収納する弾発部材収納部を設け、該弾発
    部材収納部の側面には係止部を設け、 一方前記摺動型物にアームを設け、 摺動型物がスライドした際にその所定位置でアームが係
    止部を乗り越えるように構成したことを特徴とするスラ
    イド式電子部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059929A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd スライドスイッチ装置、およびそれを備えたリモートコントロール装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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