JPH11340062A - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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Publication number
JPH11340062A
JPH11340062A JP10141401A JP14140198A JPH11340062A JP H11340062 A JPH11340062 A JP H11340062A JP 10141401 A JP10141401 A JP 10141401A JP 14140198 A JP14140198 A JP 14140198A JP H11340062 A JPH11340062 A JP H11340062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
terminal
holding piece
terminal fitting
terminal portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP10141401A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaya Hayashi
享也 林
Akinobu Matsuo
晃伸 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10141401A priority Critical patent/JPH11340062A/ja
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具とコイルの端末部との接続が確実に
行えるようにした電磁装置を提供する。 【解決手段】 コイルを巻回するボビン1と、コイルの
端末部3を挟持するための挟持片21が形成された端子
金具2とを有してなり、コイルの端末部3を端子金具2
の上面部と挟持片21とで挟持した状態で溶着すること
によりコイルの端末部3と端子金具2とを接続するよう
にした電磁装置において、端子金具2の上面部か挟持片
21の内、少なくともいずれか一方に、コイルの端末部
3の位置決めのための固定部22を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯用安定器等
に使用される電磁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁装置、例えば、放電
灯用の安定器は、図6に示すように、コイル(図示せ
ず)を巻回するボビン1のフランジ部11に端子金具2
が挿入固定されており、端子金具2にコイルの端末部を
接続するようになっている。
【0003】端子金具2には、コイルの端末部を挟持す
るための挟持片21が形成されており、挟持片21は例
えば端子金具2を部分的に切り起こすことにより形成す
ることができる。
【0004】挟持片21へのコイルの端末部3の接続
は、図7(a)に示すように、端子金具2の上面と挟持
片21とでコイルの端末部3を挟持し、図7(b)に示
すように、溶接電極4a、4bを各々挟持片21の上面
と端子金具2の下面に当接させて挟持した上で、溶接電
極4a、4b間に電流を流し、コイルの端末部3を挟持
片21と端子金具2に溶着させることにより行う。つま
り、図8に示すように、溶接電極4a、4b間に挟持片
21及び端子金具2を経由して電流5を流し、この時に
発生するジュール熱によりコイルの端末部3の絶縁皮膜
を熱溶解することにより、電気的に接続させるのであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような端子金具2とコイルの端末部3との接続では、端
子金具2の下面と挟持片21との間に挟まれるコイルの
端末部3の位置にばらつきが生じた場合に、コイルの端
末部3の位置によっては、うまく溶着されなかったり、
通電路の一部に放電が生じコイルの端末部3を飛散させ
る(爆飛)ということが起こる。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、端子金具とコイルの端
末部との接続が確実に行えるようにした電磁装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
コイルを巻回するボビンと、前記コイルの端末部を挟持
するための挟持片が形成された端子金具とを有してな
り、前記コイルの端末部を前記端子金具の上面部と前記
挟持片とで挟持した状態で溶着することにより前記コイ
ルの端末部と端子金具とを接続するようにした電磁装置
において、前記端子金具の上面部か挟持片の内、少なく
ともいずれか一方に、前記コイルの端末部の位置決めの
ための固定部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記固定部を前記コイルの端末部の一部が
嵌まる溝で構成したことを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記固定部を突起状部材で構成したことを
特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1は本発明の第1の実施形
態に係る安定器の一部を示す斜視図である。本実施形態
の安定器は図6で示した従来の安定器において、コイル
の端末部3の位置決めのための固定部として、端子金具
2の上面の所定位置に、コイルの端末部3の位置決め用
の溝22を形成したものである。溝22はコイルの端末
部3の一部が嵌まる形状に形成されている。また、その
形成位置は、端子金具2の上面で、挟持片21の対向面
と対応する位置としている。
【0011】本実施形態において、端子金具2とコイル
の端末部3との接続は、図2(a)に示すような状態か
ら図2(b)に示すように、コイルの端末部3を端子金
具2の上面に形成した位置決め用の溝22に嵌め、この
状態で、図2(c)に示すように、溶接電極4a、4b
を各々挟持片21の上面と端子金具2の下面に当接させ
押圧することにより、コイルの端末部3を挟持片21と
端子金具2とで挟持する。この状態で溶接電極4a、4
b間に電流を流し、ジュール熱によりコイルの端末部3
の絶縁皮膜を熱溶解させることにより、コイルの端末部
3を挟持片21と端子金具2に溶着させ、接続させる。
【0012】ここで、本実施形態では、端子金具2の上
面に位置決め用の溝22が形成されているので、この溝
22にコイルの端末部3を嵌め込むようにすれば、端子
金具2の下面と挟持片21との間に挟まれるコイルの端
末部3の位置にばらつきが生じることがなく、同じ位置
にてコイルの端末部3を挟持片21と端子金具2に溶着
させることができる。
【0013】なお、位置決め用の溝22は、図3に示す
ように、挟持片21の下面側に溝23として設けるよう
にしても良いし、両方とも設けるようにしても良い。
【0014】図4は本発明の第2の実施形態に係る安定
器の一部を示す模式図である。本実施形態では、コイル
の端末部3の位置決めのための固定部として、端子金具
2の上面の所定位置に、コイルの端末部3の位置決め用
の突起24を形成したものである。突起24はコイルの
端末部3の径と略同じ間隔で形成される。また、その形
成位置は、端子金具2の上面で、挟持片21の対向面と
対応する位置としている。
【0015】本実施形態においても、上述の実施形態と
同様に、位置決め用の突起24により、端子金具2の下
面と挟持片21との間に挟まれるコイルの端末部3の位
置にばらつきが生じることがなく、同じ位置にてコイル
の端末部3を挟持片21と端子金具2に溶着させること
ができる。
【0016】なお、位置決め用の突起24は、図5に示
すように、挟持片21の下面側に突起25として設ける
ようにしても良いし、両方とも設けるようにしても良
い。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項3記
載の発明によれば、コイルを巻回するボビンと、前記コ
イルの端末部を挟持するための挟持片が形成された端子
金具とを有してなり、前記コイルの端末部を前記端子金
具の上面部と前記挟持片とで挟持した状態で溶着するこ
とにより前記コイルの端末部と端子金具とを接続するよ
うにした電磁装置において、前記端子金具の上面部か挟
持片の内、少なくともいずれか一方に、前記コイルの端
末部の位置決めのための固定部として、溝や突起状部材
を設けるようにしたので、端子金具の下面と挟持片との
間に挟まれるコイルの端末部の位置にばらつきが生じる
ことがなく、同じ位置にてコイルの端末部を挟持片と端
子金具に溶着させることができるようになり、端子金具
とコイルの端末部との接続が確実に行えるようにした電
磁装置が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る安定器の一部を
示す斜視図である。
【図2】同上に係る安定器における端子金具とコイルの
端末部との接続状態を示す模式図である。
【図3】図1の安定器に係る位置決め用の溝の他の構成
例を示す模式図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る安定器の一部を
示す模式図である。
【図5】同上の安定器に係る位置決め用の突起の他の構
成例を示す模式図である。
【図6】従来例に係る安定器の一部を示す斜視図であ
る。
【図7】同上に係る安定器における端子金具とコイルの
端末部との接続状態を示す模式図である。
【図8】同上に係る安定器におけるコイルの端末部の端
子金具への接続方法を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ボビン 2 端子金具 3 コイルの端末部 4a、4b 溶接電極 5 電流 11 フランジ部 21 挟持片 22 溝 23 溝 24 突起 25 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻回するボビンと、前記コイル
    の端末部を挟持するための挟持片が形成された端子金具
    とを有してなり、前記コイルの端末部を前記端子金具の
    上面部と前記挟持片とで挟持した状態で溶着することに
    より前記コイルの端末部と端子金具とを接続するように
    した電磁装置において、前記端子金具の上面部か挟持片
    の内、少なくともいずれか一方に、前記コイルの端末部
    の位置決めのための固定部を設けたことを特徴とする電
    磁装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部を前記コイルの端末部の一部
    が嵌まる溝で構成したことを特徴とする請求項1記載の
    電磁装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部を突起状部材で構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の電磁装置。
JP10141401A 1998-05-22 1998-05-22 電磁装置 Pending JPH11340062A (ja)

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JP10141401A JPH11340062A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 電磁装置

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JP10141401A JPH11340062A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 電磁装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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