JPH05114423A - 電線接続端子 - Google Patents
電線接続端子Info
- Publication number
- JPH05114423A JPH05114423A JP27542891A JP27542891A JPH05114423A JP H05114423 A JPH05114423 A JP H05114423A JP 27542891 A JP27542891 A JP 27542891A JP 27542891 A JP27542891 A JP 27542891A JP H05114423 A JPH05114423 A JP H05114423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- connection
- connection terminal
- electric wire
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線接続片部24の加熱溶接時に、接続端子部
23が熱影響を受けるのを防止する。 【構成】 電線接続片部24を、接続端子部23とは反対側
で離反した場所に、加熱溶接する。加熱溶接場所と接続
端子部23との間に、電線接続片部24の切り起こしによっ
て形成される開口部26が介在する。 【効果】 電線接続片部24の加熱溶接時、高熱が接続端
子部23に伝わりにくく、接続端子部23の表面に酸化膜が
生じるのを防止できる。接続端子部23における接続の信
頼性を向上できる。
23が熱影響を受けるのを防止する。 【構成】 電線接続片部24を、接続端子部23とは反対側
で離反した場所に、加熱溶接する。加熱溶接場所と接続
端子部23との間に、電線接続片部24の切り起こしによっ
て形成される開口部26が介在する。 【効果】 電線接続片部24の加熱溶接時、高熱が接続端
子部23に伝わりにくく、接続端子部23の表面に酸化膜が
生じるのを防止できる。接続端子部23における接続の信
頼性を向上できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電磁機器の端
子構造に用いられ、機器内部の電線を接続して機器と外
部との電気接続を図る電線接続端子に関する。
子構造に用いられ、機器内部の電線を接続して機器と外
部との電気接続を図る電線接続端子に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁機器の端子構造に用いられている電
線接続端子は、従来、図4および図5に示すように、金
属製で細長薄板状の端子本体1の一端に外部リード線等
をはんだ付け等にて接続する接続端子部2を形成し、他
端側中央に電線接続片部3を切り起こし形成し、他端に
電磁機器の端子台に固着される固定部4が形成されてい
る。
線接続端子は、従来、図4および図5に示すように、金
属製で細長薄板状の端子本体1の一端に外部リード線等
をはんだ付け等にて接続する接続端子部2を形成し、他
端側中央に電線接続片部3を切り起こし形成し、他端に
電磁機器の端子台に固着される固定部4が形成されてい
る。
【0003】電線接続片部3は接続端子部2とは反対の
他端側から切り起こされ、固定部4との間に電線接続片
部3の切り起こしによる開口部5が形成されている。
他端側から切り起こされ、固定部4との間に電線接続片
部3の切り起こしによる開口部5が形成されている。
【0004】そして、電線接続片部3には電磁機器のコ
イルの引出線である電線6がからめられ、かしめ機の上
下のかしめ具7a,7bによって電線接続片部3が接続端子
部2側の端子本体1上に圧着されるとともに、上下のか
しめ具7a,7b間に溶接電流が印加され、電線接続片部3
が接続端子部2側の端子本体1上に加熱溶接される。
イルの引出線である電線6がからめられ、かしめ機の上
下のかしめ具7a,7bによって電線接続片部3が接続端子
部2側の端子本体1上に圧着されるとともに、上下のか
しめ具7a,7b間に溶接電流が印加され、電線接続片部3
が接続端子部2側の端子本体1上に加熱溶接される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の電
線接続端子の構造では、電線接続片部3が接続端子部2
側に近接した端子本体1上に加熱溶接されるため、加熱
溶接時の熱が接続端子部2に伝わりやすく、接続端子部
2の表面に酸化膜が生じやすい。そのため、接続端子部
2に接続される外部リード線等との接続の信頼性に問題
がある。
線接続端子の構造では、電線接続片部3が接続端子部2
側に近接した端子本体1上に加熱溶接されるため、加熱
溶接時の熱が接続端子部2に伝わりやすく、接続端子部
2の表面に酸化膜が生じやすい。そのため、接続端子部
2に接続される外部リード線等との接続の信頼性に問題
がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、電線接続片部の加熱溶接時の熱影響を接続端子
部が受けるのを防止し、接続端子部における接続の信頼
性を向上させることができる電線接続端子を提供するこ
とを目的とするものである。
もので、電線接続片部の加熱溶接時の熱影響を接続端子
部が受けるのを防止し、接続端子部における接続の信頼
性を向上させることができる電線接続端子を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、端子本体の一
端に接続端子部を形成し、他端に電線接続片部を切り起
こすとともにこの電線接続片部に電線を接続した状態で
端子本体上に加熱溶接した電線接続端子において、前記
電線接続片部を前記端子本体の接続端子部とは反対の他
端側に切り起こし、この電線接続片部の切り起こしによ
って形成される開口部を接続端子部との間に介在させた
ものである。
端に接続端子部を形成し、他端に電線接続片部を切り起
こすとともにこの電線接続片部に電線を接続した状態で
端子本体上に加熱溶接した電線接続端子において、前記
電線接続片部を前記端子本体の接続端子部とは反対の他
端側に切り起こし、この電線接続片部の切り起こしによ
って形成される開口部を接続端子部との間に介在させた
ものである。
【0008】
【作用】本発明では、電線接続片部を接続端子部とは反
対側に切り起こすとともに、電線接続片部の切り起こし
によって形成される開口部を接続端子部との間に介在さ
せたため、電線接続片部を端子基板上に加熱溶接する
際、高熱が接続端子部に伝わりにくく、接続端子部の表
面に酸化膜ができるのを防止し、接続端子部における接
続の信頼性を向上させる。
対側に切り起こすとともに、電線接続片部の切り起こし
によって形成される開口部を接続端子部との間に介在さ
せたため、電線接続片部を端子基板上に加熱溶接する
際、高熱が接続端子部に伝わりにくく、接続端子部の表
面に酸化膜ができるのを防止し、接続端子部における接
続の信頼性を向上させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図1ないし
図3を参照して説明する。
図3を参照して説明する。
【0010】図3は本発明の電線接続端子を適用した放
電灯安定器等の電磁機器のコイルボビン構造を示し、一
次および二次用のコイル11,12がそれぞれ巻回される一
対のコイルボビン13が一体形成されており、各コイルボ
ビン13は図示しない鉄心を嵌挿する中空状の巻胴部14と
この巻胴部14の両端にフランジ部15が形成され、各コイ
ルボビン13の外端側のフランジ部15の外面に端子台16が
一体形成されている。各端子台16には複数の電線接続端
子21が並列に固着されており、この電線接続端子21は、
図1および図2に示すように、金属製で細長薄板状の端
子本体22を有し、この端子本体22の一端に外部リード線
等をはんだ付け等にて接続する接続端子部23を形成し、
他端側中央に電線接続片部24を切り起こし形成し、他端
に端子台16に固着される固定部25が形成されている。
電灯安定器等の電磁機器のコイルボビン構造を示し、一
次および二次用のコイル11,12がそれぞれ巻回される一
対のコイルボビン13が一体形成されており、各コイルボ
ビン13は図示しない鉄心を嵌挿する中空状の巻胴部14と
この巻胴部14の両端にフランジ部15が形成され、各コイ
ルボビン13の外端側のフランジ部15の外面に端子台16が
一体形成されている。各端子台16には複数の電線接続端
子21が並列に固着されており、この電線接続端子21は、
図1および図2に示すように、金属製で細長薄板状の端
子本体22を有し、この端子本体22の一端に外部リード線
等をはんだ付け等にて接続する接続端子部23を形成し、
他端側中央に電線接続片部24を切り起こし形成し、他端
に端子台16に固着される固定部25が形成されている。
【0011】電線接続片部24は一端の接続端子部23側か
ら切り起こされ、この電線接続片部24の切り起こしによ
って形成される開口部26が接続端子部23との間に配設さ
れる。
ら切り起こされ、この電線接続片部24の切り起こしによ
って形成される開口部26が接続端子部23との間に配設さ
れる。
【0012】そして、電線接続片部24にはコイル11,12
の引出線である電線27がからめられ、かしめ機の上下の
かしめ具28a ,28b によって電線接続片部24が固定部25
側の端子本体22上に圧着されるとともに、上下のかしめ
具28a ,28b 間に溶接電流が印加され、電線接続片部24
が固定部25側の端子本体22上に加熱溶接される。
の引出線である電線27がからめられ、かしめ機の上下の
かしめ具28a ,28b によって電線接続片部24が固定部25
側の端子本体22上に圧着されるとともに、上下のかしめ
具28a ,28b 間に溶接電流が印加され、電線接続片部24
が固定部25側の端子本体22上に加熱溶接される。
【0013】したがって、このように構成された電線接
続端子21は、電線接続片部24が接続端子部23とは反対側
で離反した端子本体22上に加熱溶接されるとともに、加
熱溶接部と接続端子部23との間に開口部26が介在するた
め、加熱溶接時の高熱が接続端子部23に伝わりにくく、
接続端子部23の表面に酸化膜ができるのを防止すること
ができる。
続端子21は、電線接続片部24が接続端子部23とは反対側
で離反した端子本体22上に加熱溶接されるとともに、加
熱溶接部と接続端子部23との間に開口部26が介在するた
め、加熱溶接時の高熱が接続端子部23に伝わりにくく、
接続端子部23の表面に酸化膜ができるのを防止すること
ができる。
【0014】そのため、接続端子部23上にはんだ付けさ
れる外部リード線等との接続の信頼性を向上させること
ができる。
れる外部リード線等との接続の信頼性を向上させること
ができる。
【0015】なお、電線接続端子21の接続端子部23は、
前記実施例のリード線を接続する平板状のものに限ら
ず、コネクタ等の構造でも接続の信頼性向上の作用効果
が得られる。
前記実施例のリード線を接続する平板状のものに限ら
ず、コネクタ等の構造でも接続の信頼性向上の作用効果
が得られる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、電線接続片部を接続端
子部とは反対側に切り起こすとともに、電線接続片部の
切り起こしによって形成される開口部を接続端子部との
間に介在させたため、電線接続片部を端子基板上に加熱
溶接する際、高熱が接続端子部に伝わりにくく、接続端
子部の表面に酸化膜ができるのを防止でき、接続端子部
における接続の信頼性を向上させることができる。
子部とは反対側に切り起こすとともに、電線接続片部の
切り起こしによって形成される開口部を接続端子部との
間に介在させたため、電線接続片部を端子基板上に加熱
溶接する際、高熱が接続端子部に伝わりにくく、接続端
子部の表面に酸化膜ができるのを防止でき、接続端子部
における接続の信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明の電線接続端子の一実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】その斜視図である。
【図3】本発明の電線接続端子を適用した電磁機器の斜
視図である。
視図である。
【図4】従来の電線接続端子の断面図である。
【図5】その斜視図である。
21 電線接続端子 22 端子本体 23 接続端子部 24 電線接続片部 26 開口部 27 電線
Claims (1)
- 【請求項1】 端子本体の一端に接続端子部を形成し、
他端に電線接続片部を切り起こすとともにこの電線接続
片部に電線を接続した状態で端子本体上に加熱溶接した
電線接続端子において、 前記電線接続片部を前記端子本体の接続端子部とは反対
の他端側に切り起こし、この電線接続片部の切り起こし
によって形成される開口部を接続端子部との間に介在さ
せたことを特徴とする電線接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27542891A JPH05114423A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 電線接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27542891A JPH05114423A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 電線接続端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05114423A true JPH05114423A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17555385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27542891A Pending JPH05114423A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 電線接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05114423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011013163A1 (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | オーナンバ株式会社 | 端子板回路 |
JP2013175398A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Fujitsu General Ltd | 端子金具およびこの端子金具を備えたモータ |
JP2013207867A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Fujitsu General Ltd | モータ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755178B2 (ja) * | 1977-09-29 | 1982-11-22 | ||
JPS5820515B2 (ja) * | 1976-08-25 | 1983-04-23 | 株式会社日立製作所 | 情報伝送装置 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP27542891A patent/JPH05114423A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820515B2 (ja) * | 1976-08-25 | 1983-04-23 | 株式会社日立製作所 | 情報伝送装置 |
JPS5755178B2 (ja) * | 1977-09-29 | 1982-11-22 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011013163A1 (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | オーナンバ株式会社 | 端子板回路 |
JP2013175398A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Fujitsu General Ltd | 端子金具およびこの端子金具を備えたモータ |
JP2013207867A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Fujitsu General Ltd | モータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI395238B (zh) | Magnetic parts | |
JP2008112753A (ja) | 横型低背コイル部品及びその巻線端末のはんだ付け方法 | |
JP2004521517A (ja) | トランス | |
JP3573603B2 (ja) | 電磁装置 | |
JPH05114423A (ja) | 電線接続端子 | |
US2802193A (en) | Electrical terminal connector | |
JP2744442B2 (ja) | トランス | |
JPH03129712A (ja) | トランスコイル | |
JP2000182848A (ja) | トランス | |
US3188592A (en) | Magnetic core and coil assembly and terminal pad arrangement therefor | |
JP3619812B2 (ja) | 低背型トランス | |
CN212342433U (zh) | 共模电感 | |
JP2000150258A (ja) | ボビンと別体の端末ホルダを用いるコイル部品 | |
US5128642A (en) | Device for demagnetizing a picture tube | |
JPH11340062A (ja) | 電磁装置 | |
JPH0749784Y2 (ja) | 電磁装置 | |
KR950000764Y1 (ko) | 전자접촉기의 여자코일장치 | |
JPS6025869Y2 (ja) | インダクタンス素子 | |
JPH09232153A (ja) | ボビン | |
JPH0353464Y2 (ja) | ||
JPH10248217A (ja) | コイルの端末処理方法 | |
JPH10144528A (ja) | インダクタ及びこれを用いたトランス | |
JPH0590035A (ja) | 組立型チヨークコイル | |
JP3001646U (ja) | コイルの端末接続部 | |
JPH07283044A (ja) | トランス |