JP2001287045A - 点溶接機 - Google Patents

点溶接機

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JP2001287045A
JP2001287045A JP2001076708A JP2001076708A JP2001287045A JP 2001287045 A JP2001287045 A JP 2001287045A JP 2001076708 A JP2001076708 A JP 2001076708A JP 2001076708 A JP2001076708 A JP 2001076708A JP 2001287045 A JP2001287045 A JP 2001287045A
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JP
Japan
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electrodes
spot welding
welding
electrode
spot
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Pending
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JP2001076708A
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English (en)
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Shigeru Kobayashi
茂 小林
Nobuo Ishibashi
信夫 石橋
Kazuo Otsuka
和男 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 2種類の部材を上下電極で挟んで抵抗溶接を
行う場合において母材に対して電極が十分に加圧接触す
る方法を提供する。 【解決手段】 点溶接において母材を挟む電極の一端を
半円弧状に形成した電極18,19を減速機構24,2
5,を介してモータ22,23で回動させ点溶接させる
ことで点溶接材料を堅固に溶接することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁継電器などの
板ばねと前記端子の防振部とを点溶接する点溶接機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の点溶接機は、下側の固定電極の上
に点溶接材料を載せ、上側の上下方向に可動する電極
で、点溶接材料を加圧することで電気抵抗溶接してい
る。前記両電極は、先端が平らで、かつ溶接ポイントが
電極の中心線上にある略円錐状をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の点溶接機は、電極が上下方向のみに可動するも
ので、かつ電極の先端が、溶接ポイントが電極の中心線
上にある略円錐状をしているので、溶接不良を起こし、
溶接した溶接材料が分離するという問題点があった。ま
た、本発明は、点溶接機の電極の一端を略半円弧状にす
ると共に、該電極を回動させて点溶接することで、点溶
接材料を堅固に溶接することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく発明した
ものであり、点溶接機において、点溶接材料に圧接する
電極をモータ等で回動させて点溶接したことでなる。
【0005】また、請求項2の発明は、電極が、モータ
の回転を、減速機構を介して減速回転させたことでな
る。
【0006】また、請求項3の発明は、減速機構が、モ
ータと、電極に設置した歯車との間に介在した減速歯車
機構でなる。
【0007】また、請求項4の発明は、電極が、点溶接
材料が圧接する一端を略半円弧状に形成したことでな
る。
【0008】また、請求項5の発明は、前記電極を、溶
接ポイントの中心線を、電極の中心線からずらしたこと
でなる。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、図1、乃至図4に基づき本
発明の1実施形態を詳述する。ボビン1は、コイル5を
巻回し、鉄心2を挿通している。該ボビン1は、一端部
の鍔部1aの両側下端に突棒1bを形成し、他端側の鍔
部1cの両側下端にコイル端子6を圧入している。該ボ
ビン1は、突棒1bをベース4の第1嵌入溝4aに圧入
し、コイル端子6の二股部6bを端子8,9の上端に圧
入することで、ベース4に固定される。
【0010】ボビン1の中心に挿装する鉄心2は、一端
に小径部2a、他端に頭部2bを形成している。該鉄心
2は、前記小径部2aを継鉄3に形成した切欠溝3aに
圧入することで、前記鉄心2及びボビン1を継鉄3に固
定している。鉄心2は、小径部2aを形成したことで、
端部に皿部2cを形成している。該皿部2cは、前記ボ
ビン1をベース4に挿着することで、該ベース4のU字
状切欠溝4cに嵌入される。
【0011】継鉄3は、略L字状の導電性板部材でな
り、一端部に舌片3eに形成し、他端部に導電性薄板材
でなる板ばね12をビスで加締め固定している。前記切
欠溝3aは、図1、及び図3に示すように、U字状に切
欠形成すると共に、かつその外側の対向面端部3bに傾
斜面3cを形成する。該切欠溝3aは、U字状の該切欠
溝3aの奥端3dを半円状に形成する。前記傾斜面3c
は、図1、及び図3に示すように、奥端3d側を円弧状
に形成している。
【0012】前記継鉄3は、前記切欠溝3aを切欠形成
したことで、2つの舌片3cを形成している。該継鉄3
は、切欠溝3aの上の外側側面に、U字状切欠溝4cの
上部開口端に嵌入する封止突起3fを形成している。前
記舌片3eは、外側下端部を鋸刃状に形成し、かつ該舌
片3eをベース4の第2嵌入溝4bに圧入している。継
鉄3は、舌片3eを第2嵌入溝4bに圧入すると、前記
封止突起3fが前記U字状切欠溝4cに嵌入される。
【0013】ベース4は、端子7,8,9,10,11
をインサート成形している。該ベース4は、盤面4eか
ら突出した端子7の防振部7aが湾曲又は振動すること
を防止するリブ4fを一体成形している。リブ4fは、
盤面4eから突出した略コ字型の壁状の突起でなり、前
記第1嵌入溝4a、第2嵌入溝4b、及びU字状切欠溝
4cを内壁面に形成している。
【0014】前記ボビン1に巻回したコイル5の端部5
aは、コイル端子6の突出片6aに巻き付けて電気接続
している。
【0015】前記コイル端子6は、一端をボビン1の端
部1cに固着すると共に、他端の二股部6bを前記端子
8,9の上端部に圧入し、略中央部に突出片6aを突出
している。該突出片6aは、前記コイル5の端部5aを
巻着し、かつ折曲している。
【0016】端子7,8,9,10,11は、上端をベ
ース4の盤面4eから突出し、他端をコネクタ4d内に
突出している。端子7は、ベース4から突出した防振部
7aを一体成形している。
【0017】防振部7aは、一端が継鉄3に固着した板
ばね12と前記ベース4に固着した端子7との間を電気
接続する通電路と、継鉄3を保持する部材とを兼用して
いる。該端子7は、上端を継鉄3に固着した板ばね12
の接続片12aに点溶接している。
【0018】端子8,9は、舌片8c,9cを形成する
ための割溝8a,9aと、電子素子13のリード線が圧
入される割溝8b,9bと、折り曲げることで前記リー
ド線を保持する前記舌片8c,9cとを有する。端子1
0と、端子11は、盤面4e上から突出し、かつ互いに
対向して並設される。該端子10と端子11との間に
は、板ばね12の作動片12bに固着した可動接点1
4,15が介在される。板バネ12は、導電性薄板材で
なり、継鉄3にビス止めして固定すると共に、アマチュ
ア16をビス止めしている。
【0019】電子素子13は、左右両側にリード線を有
する抵抗等である。可動接点14,15は、太鼓状の接
点材料でなり、板ばね12に溶着又は加締め固定され
る。アマチュア16は、板ばね12にビス止めされる鉄
製板材でなる。28は、ベース4に嵌合し、かつ超音波
溶着等で密閉されるケースである。
【0020】次に図4に基づき防振部7aと接続片12
aの点溶接手段を詳述する。17は、変圧器であり、1
次コイル17aを溶着電源(図示せず)に接続し、2次
コイル17bを電極18,19に接続している。電極1
8,19は、図4に示すように、防振部7aと接続片1
2aとが圧接する側の一端を略半円弧状に形成し、他端
にローラ26,27を軸支し、中央部分に歯車24a,
25aを軸止している。該電極18,19の溶接ポイン
トの中心線Y−Yは、電極18,19の中心線X−Xか
らずれている。該電極18,19は、圧力カム20,2
1の回転で、矢印A、及びB方向に上下降すると共に、
歯車24a,25a等でなる減速機構24,25を介し
てモータ22,23により減速回転する。
【0021】圧力カム20,21は、例えば図4に示す
減速機構24,25及びモータ22,23と同様な減速
歯車(図示せず)を介してモータ(図示せず)で回転
し、電極18,19を上下動させる。また、圧力カム2
0,21を回転する手段は、モータ22,23等の電気
的手段以外に手足による人的手段でもよい。前記モータ
22,23は、電極18,19を回転させるもので、減
速機構24,25を介さずに直接低速回転させてもよ
い。
【0022】減速機構24,25は、モータ22,23
の回転を減速させて電極18,19に伝達する減速手段
で、例えば図4に示すような複数の歯車24a,25a
等でなる減速歯車機構等である。尚、減速機構24,2
5は、歯車24a,25aに限定するものではなく、例
えばベルト車等よる減速手段でもよい。
【0023】ローラ26,27は、前記圧力カム20,
21のカム面に圧接し、該圧力カム20,21が回転す
ると、電極18,19を上下降させる。
【0024】本発明は、以上のような構成であり、その
作用を組付け手順と共に詳述する。端子7,8,9,1
0,11をベース4にインサート成形する。端子7は、
防振部7aを一体成形しているので、部品点数や組付工
数を削減できる。電子素子13の両端のリード線を、端
子8,9の割溝8b,9bに圧入する。コイル5をボビ
ン1に巻回する。該ボビン1にコイル端子6を圧入す
る。前記コイル5の端部5aを突出片6aに巻き付け、
かつ突出片6aを折曲する。該ボビン1の突棒1bをベ
ース4の第1嵌入溝4aに圧入すると共に、コイル端子
6を端子8,9の上端に圧入し、該ボビン1をベース4
に固着する。
【0025】板ばね12に可動接点14,15を溶着
し、かつ継鉄3、及びアマチュア16をビス止めする。
前記ボビン1の貫通孔に鉄心2を挿入する。前記継鉄3
の舌片3eを第2嵌入溝4bに圧入すると共に、切欠溝
3aの奥端3dに、小径部2aを圧入する。
【0026】接続片12aと防振部7aとを点溶接す
る。点溶接する場合、図4に示すように、まず溶接電源
をONし、電極18,19の間に防振部7aと接続片1
2aを介在させる。モータ22,23は、減速機構2
4,25を介して電極18,19を減速回転させる。圧
力カム20,21は、回転して電極18,19を矢印A
方向に移動させ、前記電極18,19で防振部7a、及
び接続片12aを加圧する。
【0027】防振部7aと、接続片12aの溶接部分
は、電極18,19を回転させ、かつ圧力カム20,2
1で加熱したことで、溶融し易くなり、強固に溶着され
る。電極18,19は、点溶接材料が圧接する一端を略
半円弧状に形成したことで、前記点溶接材料の点溶接部
分を良好にすることができる。
【0028】前記板ばね12は、ビスで継鉄3に固定す
ると共に、接続片12aと防振部7aとを点溶接したこ
とで、端子7と可動接点14,15とを電気接続すると
共に、板ばね12、及び継鉄3堅固にできる。前記端子
7の防振部7aは、盤面4eから突出した略コ字状のリ
ブ4fで保持しているので、耐衝撃性、及び耐振動性に
優れ、湾曲及び振動することがない。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。 (1)請求項1の発明は、点溶接機において、点溶接材
料に圧接する電極をモータ等で回動させて点溶接したこ
とで、溶接部材を容易に溶融して堅固に点溶接できる。 (2)請求項2の発明の電極は、モータの回転を、減速
機構を介して減速回転させたことで、該電極を適度な回
転速度で回転させ、溶接部材を堅固に点溶接できる。 (3)請求項3の発明の減速機構は、モータと、電極に
設置した歯車との間に介在した減速歯車機構でなること
で、電極を低速回転できる。 (4)請求項4の発明の電極は、点溶接材料が圧接する
一端を略半円弧状に形成したことで、前記点溶接材料の
点溶接部分を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示す拡大縦断面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す拡大縦断面図である。
【図4】本発明の点溶接機の説明図である。
【符号の説明】
3 継鉄 4 ベース 4e 盤面 4f リブ 7 端子 7a 防振部 12 板ばね 18,19 電極 22,23 モータ 24,25 減速機構 24a,25a 歯車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点溶接機において、点溶接材料に圧接す
    る電極(18),(19)をモータ(22),(23)
    で回動させて点溶接することを特徴とする点溶接機。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の発明において、 前記電極(18),(19)は、前記モータ(22),
    (23)の回転を、減速機構(24),(25)を介し
    て減速回転させることを特徴とする点溶接機。
  3. 【請求項3】 前記請求項2の発明において、 前記減速機構(24),(25)は、前記モータ(2
    2),(23)と、前記電極(18),(19)に設置
    した歯車(24a),(25a)との間に介在した減速
    歯車機構でなることを特徴とする点溶接機。
  4. 【請求項4】 前記請求項1、2又は3の発明におい
    て、 前記電極(18),(19)は、点溶接材料が圧接する
    一端を略半円弧状に形成したことを特徴とする点溶接
    機。
  5. 【請求項5】 前記請求項1、2、3、又は4の発明に
    おいて、 前記電極(18),(19)は、溶接ポイントの中心線
    (Y−Y)を、電極(18),(19)の中心線(X−
    X)からずらしたことを特徴とする点溶接機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083805A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 摩擦攪拌接合装置、及び摩擦攪拌接合方法
CN109759686A (zh) * 2019-03-22 2019-05-17 哈尔滨工业大学(威海) 一种可控旋转磁场作用下的电阻点焊方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040617