JPH11334890A - シート材給送装置および画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents
シート材給送装置および画像読取装置および画像形成装置Info
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- JPH11334890A JPH11334890A JP10156721A JP15672198A JPH11334890A JP H11334890 A JPH11334890 A JP H11334890A JP 10156721 A JP10156721 A JP 10156721A JP 15672198 A JP15672198 A JP 15672198A JP H11334890 A JPH11334890 A JP H11334890A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート材の載置位置の精度を向上させて適正
にシートを給送する品質性に優れたシート材給送装置お
よび画像読取装置および画像形成装置を提供する。 【解決手段】 第２サイド規制板１７とストッパー２８
とをラックアンドピニオンの機構により、連動して同一
方向に移動させるようにし、ストッパー２８のシート材
突き当て部２８ｃを第２サイド規制板１７の移動に連動
させることで、常に第１サイド規制板１６と第２サイド
規制板１７との中央に位置するようにして、ストッパー
２８の幅方向の中心線が第１サイド規制板１６と第２サ
イド規制板１７の中心に略一致しながら移動させるよう
にする。
にシートを給送する品質性に優れたシート材給送装置お
よび画像読取装置および画像形成装置を提供する。 【解決手段】 第２サイド規制板１７とストッパー２８
とをラックアンドピニオンの機構により、連動して同一
方向に移動させるようにし、ストッパー２８のシート材
突き当て部２８ｃを第２サイド規制板１７の移動に連動
させることで、常に第１サイド規制板１６と第２サイド
規制板１７との中央に位置するようにして、ストッパー
２８の幅方向の中心線が第１サイド規制板１６と第２サ
イド規制板１７の中心に略一致しながら移動させるよう
にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はシート材を給送する
シート材給送装置に関するものであり、例えば、ファク
シミリ等の画像読取装置（画像形成装置）に適用される
ものである。
シート材給送装置に関するものであり、例えば、ファク
シミリ等の画像読取装置（画像形成装置）に適用される
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、例えばファクシミリ装置等の
画像読取装置（画像形成装置）においては、シート材給
送装置を備えており、原稿台上にセットされた原稿等の
シート材を、予備搬送手段によって分離手段へと搬送
し、分離手段によって一枚ずつ分離して、分離後に搬送
手段によって読み取り部へと搬送し、該読み取り部にお
いて画像情報を読み取り、さらに読み取ったシート材を
機外に排出させている。
画像読取装置（画像形成装置）においては、シート材給
送装置を備えており、原稿台上にセットされた原稿等の
シート材を、予備搬送手段によって分離手段へと搬送
し、分離手段によって一枚ずつ分離して、分離後に搬送
手段によって読み取り部へと搬送し、該読み取り部にお
いて画像情報を読み取り、さらに読み取ったシート材を
機外に排出させている。
【０００３】このようなシート材給送装置においては、
ユーザーがシート材給送装置にシート材をセットする際
に、ユーザーがシート材を分離手段まで押し込んでしま
うと、ジャムや重送を生じるおそれがあった。
ユーザーがシート材給送装置にシート材をセットする際
に、ユーザーがシート材を分離手段まで押し込んでしま
うと、ジャムや重送を生じるおそれがあった。
【０００４】そこで、これを防止するために、従来技術
においては予備搬送手段と分離手段との間にシート材搬
送路をふさぐストッパーを設け、ユーザーがシート材の
先端をストッパーに突き当ててセットすることで、シー
ト材のセット位置を規制するように構成したものが知ら
れている。
においては予備搬送手段と分離手段との間にシート材搬
送路をふさぐストッパーを設け、ユーザーがシート材の
先端をストッパーに突き当ててセットすることで、シー
ト材のセット位置を規制するように構成したものが知ら
れている。
【０００５】上記のようなシート材給送装置において
は、シート材がセットされると、ストッパーが退避位置
に移動すると共に、予備搬送手段が退避位置から搬送位
置へと移動し、上述のストッパーがない場合の構成と同
様にシート材を搬送して画像情報を読み取る。
は、シート材がセットされると、ストッパーが退避位置
に移動すると共に、予備搬送手段が退避位置から搬送位
置へと移動し、上述のストッパーがない場合の構成と同
様にシート材を搬送して画像情報を読み取る。
【０００６】そして、画像情報の読み取りが終了する
と、ストッパーが規制位置に戻ると共に、予備搬送手段
が退避位置へと移動するものである。
と、ストッパーが規制位置に戻ると共に、予備搬送手段
が退避位置へと移動するものである。
【０００７】なお、原稿台上にシート材のシートサイズ
（幅）に合わせて移動可能なサイド規制部材が設けてあ
り、シート材の搬送方向に対して幅方向を規制するよう
に構成している。
（幅）に合わせて移動可能なサイド規制部材が設けてあ
り、シート材の搬送方向に対して幅方向を規制するよう
に構成している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の構成において、サイド規制部材の一方
が基準側として固定され、他方か移動可能な、いわゆる
片側基準のシート材給送装置の場合には、セットするシ
ート材のサイズ（幅サイズ）によってはストッパーがシ
ート材幅方向の中央に当接しない。
ような従来技術の構成において、サイド規制部材の一方
が基準側として固定され、他方か移動可能な、いわゆる
片側基準のシート材給送装置の場合には、セットするシ
ート材のサイズ（幅サイズ）によってはストッパーがシ
ート材幅方向の中央に当接しない。
【０００９】このためシート材が斜めにセットされてし
まう場合があり、甚だしい場合はシート材が傷んだり、
ジャムしたり、画像情報が欠落するなどの不具合を生じ
るおそれがあった。
まう場合があり、甚だしい場合はシート材が傷んだり、
ジャムしたり、画像情報が欠落するなどの不具合を生じ
るおそれがあった。
【００１０】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、シー
ト材の載置位置の精度を向上させて適正にシートを給送
する品質性に優れたシート材給送装置および画像読取装
置および画像形成装置を提供することにある。
ためになされたもので、その目的とするところは、シー
ト材の載置位置の精度を向上させて適正にシートを給送
する品質性に優れたシート材給送装置および画像読取装
置および画像形成装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、載置台に載置されるシート材の幅
方向の一端側を規制する固定された第１サイド規制部材
と、該第１サイド規制部材に一端側が規制されたシート
のサイズに合わせて他端側を規制する可動に設けられた
第２サイド規制部材と、前記載置台に載置されたシート
材を搬送する予備搬送手段と、該予備搬送手段よりも下
流側の所定位置へのシート材の侵入を規制および規制解
除自在に設けられたシート材規制部と、を備えたシート
材給送装置において、前記シート材規制部を、載置する
シートのサイズに応じてシートの幅方向に移動可能に設
けたことを特徴とする。
に本発明にあっては、載置台に載置されるシート材の幅
方向の一端側を規制する固定された第１サイド規制部材
と、該第１サイド規制部材に一端側が規制されたシート
のサイズに合わせて他端側を規制する可動に設けられた
第２サイド規制部材と、前記載置台に載置されたシート
材を搬送する予備搬送手段と、該予備搬送手段よりも下
流側の所定位置へのシート材の侵入を規制および規制解
除自在に設けられたシート材規制部と、を備えたシート
材給送装置において、前記シート材規制部を、載置する
シートのサイズに応じてシートの幅方向に移動可能に設
けたことを特徴とする。
【００１２】したがって、シート材規制部は、載置する
シートのサイズに応じてシートの幅方向に移動される。
シートのサイズに応じてシートの幅方向に移動される。
【００１３】前記シート材規制部は、前記予備搬送手段
が搬送待機状態の際にはシート材搬送路を妨げる位置に
あり、予備搬送手段が搬送を行う際にはシート材搬送路
を妨げない位置まで退避するとよい。
が搬送待機状態の際にはシート材搬送路を妨げる位置に
あり、予備搬送手段が搬送を行う際にはシート材搬送路
を妨げない位置まで退避するとよい。
【００１４】前記シート材規制部は、第２サイド規制部
材に連動してシート幅方向へ移動するとよい。
材に連動してシート幅方向へ移動するとよい。
【００１５】前記シート材規制部のシート幅方向への移
動量は、第２サイド規制部材のシート幅方向への移動量
の略２分の１であるとよい。
動量は、第２サイド規制部材のシート幅方向への移動量
の略２分の１であるとよい。
【００１６】前記シート材規制部の幅方向の中心線は、
前記第１サイド規制部材と第２サイド規制部材との中心
に略一致しながら移動するとよい。
前記第１サイド規制部材と第２サイド規制部材との中心
に略一致しながら移動するとよい。
【００１７】また、上記目的を達成するために本発明の
画像読取装置にあっては、上記のシート材給送装置に給
送されるシート上の画像を読み取る読取手段を備えたこ
とを特徴とする。
画像読取装置にあっては、上記のシート材給送装置に給
送されるシート上の画像を読み取る読取手段を備えたこ
とを特徴とする。
【００１８】さらに、上記目的を達成するために本発明
の画像形成装置にあっては、上記の画像読取装置により
読み取った画像情報を基に記録媒体上に画像を形成する
画像形成手段を備えたことを特徴とする。
の画像形成装置にあっては、上記の画像読取装置により
読み取った画像情報を基に記録媒体上に画像を形成する
画像形成手段を備えたことを特徴とする。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【００２０】図１〜図５を参照して、本発明の実施の形
態に係るシート材給送装置および画像読取装置について
説明する。
態に係るシート材給送装置および画像読取装置について
説明する。
【００２１】以下、説明の順序として、ファクシミリ
装置の全体構成、情報を読み取るための画像読取装置
の構成、画像読取装置の読み取り動作、の順に説明す
る。
装置の全体構成、情報を読み取るための画像読取装置
の構成、画像読取装置の読み取り動作、の順に説明す
る。
【００２２】｛ファクシミリ装置の全体構成｝図１は本
発明の実施の形態に係るシート材給送装置を適用した、
画像読取装置（画像形成装置）としてのファクシミリ装
置の構成説明図であり、図２はその外観斜視図である。
発明の実施の形態に係るシート材給送装置を適用した、
画像読取装置（画像形成装置）としてのファクシミリ装
置の構成説明図であり、図２はその外観斜視図である。
【００２３】このファクシミリ装置Ａは、図１に示すよ
うに、上方にシート材給送装置を備えた画像読取装置と
して機能する原稿読取装置１２を有し、その下方に画像
形成装置Ｂを配置している。
うに、上方にシート材給送装置を備えた画像読取装置と
して機能する原稿読取装置１２を有し、その下方に画像
形成装置Ｂを配置している。
【００２４】そして、原稿読取装置１２で読み取った情
報を、ファクシミリモードの場合は他機のファクシミリ
装置へ送信し、コピーモードの場合には自己の画像形成
装置Ｂで記録する。
報を、ファクシミリモードの場合は他機のファクシミリ
装置へ送信し、コピーモードの場合には自己の画像形成
装置Ｂで記録する。
【００２５】画像形成装置Ｂにおいては、図１に示すよ
うに、光学手段１から画像情報に基づいた光像を照射し
て像担持体である感光体ドラム７にトナー像を形成す
る。
うに、光学手段１から画像情報に基づいた光像を照射し
て像担持体である感光体ドラム７にトナー像を形成す
る。
【００２６】一方、前記トナー像の形成と同期して記録
紙２を搬送手段３によって搬送し、且つプロセスカート
リッジＣとしてカートリッジ化された画像形成部におい
て、上述の感光体ドラム７に形成したトナー像を転写手
段４によって記録紙２に転写する。
紙２を搬送手段３によって搬送し、且つプロセスカート
リッジＣとしてカートリッジ化された画像形成部におい
て、上述の感光体ドラム７に形成したトナー像を転写手
段４によって記録紙２に転写する。
【００２７】そして、その記録紙２を定着手段５に搬送
し、転写トナー像を定着させて排出トレイ６へ排出す
る。
し、転写トナー像を定着させて排出トレイ６へ排出す
る。
【００２８】ここで、上述した画像形成部を構成するプ
ロセスカートリッジＣは、図１に示すように、感光体ド
ラム７を回転させると共にその表面を帯電手段８によっ
て一様に帯電し、光学手段１からの光像を露光部９を介
して感光体ドラム７に露光して潜像を形成し、現像手段
１０によって前記潜像に応じたトナー像を形成すること
により可視像化する。
ロセスカートリッジＣは、図１に示すように、感光体ド
ラム７を回転させると共にその表面を帯電手段８によっ
て一様に帯電し、光学手段１からの光像を露光部９を介
して感光体ドラム７に露光して潜像を形成し、現像手段
１０によって前記潜像に応じたトナー像を形成すること
により可視像化する。
【００２９】そして、転写手段４でトナー像を記録紙２
に転写した後は、クリーニング手段１１によって感光体
ドラム７に残留したトナーを除去する。
に転写した後は、クリーニング手段１１によって感光体
ドラム７に残留したトナーを除去する。
【００３０】｛画像読取装置｝シート材給送装置を備え
た画像読取装置の構成について、特に、図２から図５を
参照して説明する。
た画像読取装置の構成について、特に、図２から図５を
参照して説明する。
【００３１】原稿読取装置１２は原稿であるシート材Ｓ
を搬送しながらシート材Ｓ上の原稿記載情報を読み取る
ものである。
を搬送しながらシート材Ｓ上の原稿記載情報を読み取る
ものである。
【００３２】その概略構成は、図３に示すように、上部
本体１２ａと下部本体１２ｂとからなっており、上部本
体１２ａを構成する上ガイド１３と、原稿載置台１４と
連続するように設けた下ガイド１５により、シート搬送
路１２ｃを形成している。
本体１２ａと下部本体１２ｂとからなっており、上部本
体１２ａを構成する上ガイド１３と、原稿載置台１４と
連続するように設けた下ガイド１５により、シート搬送
路１２ｃを形成している。
【００３３】原稿載置台１４上には、図２に示すよう
に、シート材Ｓの幅方向を規制する第１サイド規制板
（第１サイド規制部材）１６および第２サイド規制板
（第２サイド規制部材）１７が設けてあり、装置本体Ａ
の図中奥側に位置する第１サイド規制板１６は、読み取
りの幅方向の基準として、原稿載置台１４上に固定して
設けてある。
に、シート材Ｓの幅方向を規制する第１サイド規制板
（第１サイド規制部材）１６および第２サイド規制板
（第２サイド規制部材）１７が設けてあり、装置本体Ａ
の図中奥側に位置する第１サイド規制板１６は、読み取
りの幅方向の基準として、原稿載置台１４上に固定して
設けてある。
【００３４】装置本体Ａの図中手前側に位置する第２サ
イド規制板１７は、第１サイド規制板１６と対向して設
けてあり、シート材Ｓの搬送方向に対して直角方向（シ
ート材の幅方向）に移動可能に構成されている。
イド規制板１７は、第１サイド規制板１６と対向して設
けてあり、シート材Ｓの搬送方向に対して直角方向（シ
ート材の幅方向）に移動可能に構成されている。
【００３５】シート搬送路１２ｃの入り口にはシート材
Ｓの有無を検知するシート材有無検知センサ１８が設け
てある。
Ｓの有無を検知するシート材有無検知センサ１８が設け
てある。
【００３６】シート材有無検知センサ１８の上流側に
は、シート材Ｓを後述するように送り出して搬送する予
備搬送手段としての予備搬送ローラ１９が配置され、シ
ート材有無検知センサ１８の下流側には、送り出された
シート材Ｓが複数枚の場合は、これを分離する分離ロー
ラ対２０が、配置されている。
は、シート材Ｓを後述するように送り出して搬送する予
備搬送手段としての予備搬送ローラ１９が配置され、シ
ート材有無検知センサ１８の下流側には、送り出された
シート材Ｓが複数枚の場合は、これを分離する分離ロー
ラ対２０が、配置されている。
【００３７】予備搬送ローラ１９の上方には、原稿押え
２１が配置され、後述するように予備搬送ローラ１９の
上昇時に、原稿押え２１はシート材Ｓを予備搬送ローラ
１９に圧接する。
２１が配置され、後述するように予備搬送ローラ１９の
上昇時に、原稿押え２１はシート材Ｓを予備搬送ローラ
１９に圧接する。
【００３８】さらに、分離ローラ対２０の下流側には、
分離されたシート材Ｓを搬送する搬送ローラ対２２と、
この搬送ローラ対２２によって搬送されたシート材Ｓの
画像情報の読み取りを行う読取手段２３と、読み取られ
たシート材Ｓを機外に排出する排出ローラ対２４が配置
されている。
分離されたシート材Ｓを搬送する搬送ローラ対２２と、
この搬送ローラ対２２によって搬送されたシート材Ｓの
画像情報の読み取りを行う読取手段２３と、読み取られ
たシート材Ｓを機外に排出する排出ローラ対２４が配置
されている。
【００３９】搬送ローラ対２２と読取手段２３との間に
は、シート材Ｓの先端および後端を検知する頭出しセン
サ２５が配置されている。
は、シート材Ｓの先端および後端を検知する頭出しセン
サ２５が配置されている。
【００４０】なお、搬送ローラ対２２によるシート材Ｓ
の搬送速度は、分離ローラ２０ａによる搬送速度よりも
速くなるように設定されている。
の搬送速度は、分離ローラ２０ａによる搬送速度よりも
速くなるように設定されている。
【００４１】また、原稿載置台１４の下方には、ストッ
パー軸２６および第１ガイドレール１５ｂが、シート材
Ｓの搬送方向に対して直角方向（幅方向）に延びるよう
に、互いに平行に設けてある。
パー軸２６および第１ガイドレール１５ｂが、シート材
Ｓの搬送方向に対して直角方向（幅方向）に延びるよう
に、互いに平行に設けてある。
【００４２】ストッパー軸２６には、ストッパー２８が
ストッパー軸２６を支点として回動自在かつ、ストッパ
ー軸２６に沿って移動可能に取り付けられている。
ストッパー軸２６を支点として回動自在かつ、ストッパ
ー軸２６に沿って移動可能に取り付けられている。
【００４３】一方、第１ガイドレール１５ｂには、ラッ
ク３１が第１ガイドレール１５ｂに沿って移動可能に取
り付けてあり、ラック３１の凸部３１ａとストッパー２
８の凹部２８ａとが係合している（図５参照）。
ク３１が第１ガイドレール１５ｂに沿って移動可能に取
り付けてあり、ラック３１の凸部３１ａとストッパー２
８の凹部２８ａとが係合している（図５参照）。
【００４４】このような構成により、ラック３１とスト
ッパー２８とが連動して、シート材Ｓの搬送方向に対し
て直角方向（シート材の幅方向）に移動可能に構成され
ている。
ッパー２８とが連動して、シート材Ｓの搬送方向に対し
て直角方向（シート材の幅方向）に移動可能に構成され
ている。
【００４５】ここで、２８ｂはストッパー２８に一体に
設けたアーム部であり、ストッパー２８の先端部にはシ
ート材規制部としてのシート材突き当て部２８ｃを一体
に設けている。
設けたアーム部であり、ストッパー２８の先端部にはシ
ート材規制部としてのシート材突き当て部２８ｃを一体
に設けている。
【００４６】アーム部２８ｂの下方には、ストッパー２
８を上下させるためのストッパーカム２９およびソレノ
イド３０を設けている。
８を上下させるためのストッパーカム２９およびソレノ
イド３０を設けている。
【００４７】すなわち、予備搬送ローラ１９による搬送
待機状態の際には、ソレノイド３０の作用によりストッ
パーカム２９を図３中Ｘ方向に回転させて、ストッパー
カム２９がアーム部２８ｂを押し上げることにより、ス
トッパー２８が図３中Ｖ方向に回転させて、シート材突
き当て部２８ｃを下ガイド１５に設けた開口部１５ａよ
り突出させて、シート搬送路１２ｃをふさぐ状態とする
（図３参照）。
待機状態の際には、ソレノイド３０の作用によりストッ
パーカム２９を図３中Ｘ方向に回転させて、ストッパー
カム２９がアーム部２８ｂを押し上げることにより、ス
トッパー２８が図３中Ｖ方向に回転させて、シート材突
き当て部２８ｃを下ガイド１５に設けた開口部１５ａよ
り突出させて、シート搬送路１２ｃをふさぐ状態とする
（図３参照）。
【００４８】また、予備搬送ローラ１９による搬送を行
う場合には、ストッパーカム２９を図４中Ｙ方向に回転
させることで、ストッパー２８は自重により図中Ｗ方向
に回転し、シート材突き当て部２８ｃは下ガイド１５よ
り下方に退避してシート搬送路１２ｃを開く状態とする
（図４参照）。
う場合には、ストッパーカム２９を図４中Ｙ方向に回転
させることで、ストッパー２８は自重により図中Ｗ方向
に回転し、シート材突き当て部２８ｃは下ガイド１５よ
り下方に退避してシート搬送路１２ｃを開く状態とする
（図４参照）。
【００４９】なお、下ガイド１５より突出した状態での
シート材突き当て部２８ｃの位置は、予備搬送ローラ１
９と分離ローラ対２０との間に位置している。
シート材突き当て部２８ｃの位置は、予備搬送ローラ１
９と分離ローラ対２０との間に位置している。
【００５０】原稿載置台１４の下方には、第１ガイドレ
ール１５ｂと平行に第２ガイドレール１５ｃが設けてあ
り、第２ガイドレール１５ｃには第２サイド規制板１７
が第２ガイドレール１５ｃに沿って移動可能に取り付け
てある。
ール１５ｂと平行に第２ガイドレール１５ｃが設けてあ
り、第２ガイドレール１５ｃには第２サイド規制板１７
が第２ガイドレール１５ｃに沿って移動可能に取り付け
てある。
【００５１】第２サイド規制板１７にはラック１７ａが
一体に設けてある。
一体に設けてある。
【００５２】また、原稿載置台１４の下方には、第１ギ
ア３２ａおよび第２ギア３２ｂが一体に形成された段ギ
ア３２が設けてあり、ラック１７ａと第１ギア３２ａと
が噛み合っており、ラック３１と第２ギア３２ｂとが噛
み合っている。第１ギア３２ａと第２ギア３２ｂとのギ
ア比は２：１に構成されている。
ア３２ａおよび第２ギア３２ｂが一体に形成された段ギ
ア３２が設けてあり、ラック１７ａと第１ギア３２ａと
が噛み合っており、ラック３１と第２ギア３２ｂとが噛
み合っている。第１ギア３２ａと第２ギア３２ｂとのギ
ア比は２：１に構成されている。
【００５３】このような構成により、第２サイド規制板
１７とストッパー２８とは、いわゆるラックアンドピニ
オンの機構により、連動して同一方向に移動し、ストッ
パー２８の移動量は、第２サイド規制板１７の移動量の
半分となり、第１サイド規制板１６と第２サイド規制板
１７との距離と、第１サイド規制板１６とシート材突き
当て部２８ｃとの距離の比率を常に一定に保つことがで
きる。
１７とストッパー２８とは、いわゆるラックアンドピニ
オンの機構により、連動して同一方向に移動し、ストッ
パー２８の移動量は、第２サイド規制板１７の移動量の
半分となり、第１サイド規制板１６と第２サイド規制板
１７との距離と、第１サイド規制板１６とシート材突き
当て部２８ｃとの距離の比率を常に一定に保つことがで
きる。
【００５４】本実施の形態においては、第２サイド規制
板１７とストッパー２８との、シート材Ｓの搬送方向に
対して直角方向（シート材の幅方向）の位置関係は、ス
トッパー２８のシート材突き当て部２８ｃが第１サイド
規制板１６と第２サイド規制板１７との中央に位置する
ように構成されている（図５において、Ｌ１＝Ｌ２）。
板１７とストッパー２８との、シート材Ｓの搬送方向に
対して直角方向（シート材の幅方向）の位置関係は、ス
トッパー２８のシート材突き当て部２８ｃが第１サイド
規制板１６と第２サイド規制板１７との中央に位置する
ように構成されている（図５において、Ｌ１＝Ｌ２）。
【００５５】これにより、ストッパー２８のシート材突
き当て部２８ｃは第２サイド規制板１７の移動に連動し
て移動し、常に第１サイド規制板１６と第２サイド規制
板１７との中央に位置することになり、ストッパー２８
の幅方向の中心線が第１サイド規制板１６と第２サイド
規制板１７の中心に略一致しながら移動することにな
る。
き当て部２８ｃは第２サイド規制板１７の移動に連動し
て移動し、常に第１サイド規制板１６と第２サイド規制
板１７との中央に位置することになり、ストッパー２８
の幅方向の中心線が第１サイド規制板１６と第２サイド
規制板１７の中心に略一致しながら移動することにな
る。
【００５６】このように、第２サイド規制板１７の位置
を調整すれば、自動的にストッパー２８も位置調整でき
ることになる。
を調整すれば、自動的にストッパー２８も位置調整でき
ることになる。
【００５７】ここで、原稿読取装置１２へのシート材Ｓ
のセットは、第２サイド規制板１７の位置をシート材Ｓ
の幅に合わせて調整した後、シート材Ｓをシート材突き
当て部２８ｃに突き当ててセットする。
のセットは、第２サイド規制板１７の位置をシート材Ｓ
の幅に合わせて調整した後、シート材Ｓをシート材突き
当て部２８ｃに突き当ててセットする。
【００５８】この際に、シート材Ｓの幅方向の中央にシ
ート材突き当て部２８ｃが必ず当接するため、シート材
Ｓが曲がってセットされる危険が少なく、シート材Ｓの
セットミスによるシート材の傷みや、シート材のジャ
ム、画像情報の欠落などの不具合を防止することができ
る。
ート材突き当て部２８ｃが必ず当接するため、シート材
Ｓが曲がってセットされる危険が少なく、シート材Ｓの
セットミスによるシート材の傷みや、シート材のジャ
ム、画像情報の欠落などの不具合を防止することができ
る。
【００５９】｛読み取り動作｝原稿読取装置１２へシー
ト材Ｓをセットすると、シート材有無検知センサ１８が
シート材を検知する。
ト材Ｓをセットすると、シート材有無検知センサ１８が
シート材を検知する。
【００６０】すると、不図示の制御手段によりソレノイ
ド３０を動作させて、シート材突き当て部２８ｃを退避
位置に移動させ、予備搬送ローラ１９を下ガイド１５よ
り突出させて回転させる（図４に示す状態）。
ド３０を動作させて、シート材突き当て部２８ｃを退避
位置に移動させ、予備搬送ローラ１９を下ガイド１５よ
り突出させて回転させる（図４に示す状態）。
【００６１】予備搬送ローラ１９が上昇すると、シート
材Ｓは原稿押え２１によって予備搬送ローラ１９に圧接
され、シート材Ｓは搬送力を受けて分離部へと搬送され
る。
材Ｓは原稿押え２１によって予備搬送ローラ１９に圧接
され、シート材Ｓは搬送力を受けて分離部へと搬送され
る。
【００６２】分離部では分離ローラ２０ａと圧接した逆
転ローラ２０ｂとでシート材Ｓを一枚ずつ分離して、読
み取り部へと搬送する。
転ローラ２０ｂとでシート材Ｓを一枚ずつ分離して、読
み取り部へと搬送する。
【００６３】読み取り部では押圧手段３３でシート材Ｓ
を読取手段２３の密着型センサに押圧して密着させつつ
シート材Ｓの情報を読み取る。
を読取手段２３の密着型センサに押圧して密着させつつ
シート材Ｓの情報を読み取る。
【００６４】ここで、読取手段２３は、光源としてのＬ
ＥＤ２３ａからシート材Ｓの情報記載面に光照射し、そ
の反射光を短焦点結像レンズ２３ｂを介して光電変換素
子２３ｃに結像して情報を読み取るものであり、その信
号は不図示の制御手段を介してファクシミリモードのと
きは他機へ送信し、コピーモードのときは自己の画像形
成装置Ｂに送信する。
ＥＤ２３ａからシート材Ｓの情報記載面に光照射し、そ
の反射光を短焦点結像レンズ２３ｂを介して光電変換素
子２３ｃに結像して情報を読み取るものであり、その信
号は不図示の制御手段を介してファクシミリモードのと
きは他機へ送信し、コピーモードのときは自己の画像形
成装置Ｂに送信する。
【００６５】読み取りが終了したシート材Ｓは、排出ロ
ーラ対２４によって原稿排出トレイ３４に排出される。
ーラ対２４によって原稿排出トレイ３４に排出される。
【００６６】すべてのシート材Ｓの読み取りが完了する
と、不図示の制御手段はソレノイド３０を動作させて、
シート材突き当て部２８ｃを下ガイド１５より突出させ
るとともに、予備搬送ローラ１９を退避位置に移動させ
て読み取り動作を終了する（図３に示す状態）。
と、不図示の制御手段はソレノイド３０を動作させて、
シート材突き当て部２８ｃを下ガイド１５より突出させ
るとともに、予備搬送ローラ１９を退避位置に移動させ
て読み取り動作を終了する（図３に示す状態）。
【００６７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート材
給送装置は、シート材規制部を、載置するシートのサイ
ズに応じてシートの幅方向に移動可能に設けたので、シ
ート材規制部によってシートサイズに応じた規制が可能
となり、シート材の載置位置の精度が向上する。
給送装置は、シート材規制部を、載置するシートのサイ
ズに応じてシートの幅方向に移動可能に設けたので、シ
ート材規制部によってシートサイズに応じた規制が可能
となり、シート材の載置位置の精度が向上する。
【００６８】したがって、適正にシートを給送すること
ができ、品質性が向上する。
ができ、品質性が向上する。
【００６９】シート材規制部を、第２サイド規制部材に
連動してシート幅方向へ移動するようにすれば、第２サ
イド規制部材の位置調整によりシート材規制部も同時に
調整できる。
連動してシート幅方向へ移動するようにすれば、第２サ
イド規制部材の位置調整によりシート材規制部も同時に
調整できる。
【００７０】シート材規制部のシート幅方向への移動量
を、第２サイド規制部材のシート幅方向への移動量の略
２分の１とすれば、第１サイド規制部材と第２サイド規
制部材との距離と、第１サイド規制部材とシート材規制
部との距離の比率を一定に保つことができ、シート材の
サイズによらず、シート材に対して同様の規制が可能と
なる。
を、第２サイド規制部材のシート幅方向への移動量の略
２分の１とすれば、第１サイド規制部材と第２サイド規
制部材との距離と、第１サイド規制部材とシート材規制
部との距離の比率を一定に保つことができ、シート材の
サイズによらず、シート材に対して同様の規制が可能と
なる。
【００７１】シート材規制部の幅方向の中心線を、第１
サイド規制部材と第２サイド規制部材との中心に略一致
しながら移動させることで、シート材のサイズによら
ず、シート材の幅方向の中心を規制できるので安定した
位置調整が可能となる。
サイド規制部材と第２サイド規制部材との中心に略一致
しながら移動させることで、シート材のサイズによら
ず、シート材の幅方向の中心を規制できるので安定した
位置調整が可能となる。
【図１】図１は本発明の実施の形態に係るシート材給送
装置が適用された画像読取装置（画像形成装置）の概略
構成断面図である。
装置が適用された画像読取装置（画像形成装置）の概略
構成断面図である。
【図２】図２はファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図３】図３は本発明の実施の形態に係るシート材給送
装置の要部動作説明図である。
装置の要部動作説明図である。
【図４】図４は本発明の実施の形態に係るシート材給送
装置の要部動作説明図である。
装置の要部動作説明図である。
【図５】図５は本発明の実施の形態に係るシート材給送
装置の要部動作説明図である。
装置の要部動作説明図である。
１４ 原稿載置台 １６ 第１サイド規制板 １７ 第２サイド規制板 １９ 予備搬送ローラ ２０ 分離ローラ対 ２３ 読取手段 ２８ ストッパー ２８ｃ シート材突き当て部 Ａ ファクシミリ装置 Ｂ 画像形成装置 Ｃ プロセスカートリッジ Ｓ シート材
Claims (7)
- 【請求項１】載置台に載置されるシート材の幅方向の一
端側を規制する固定された第１サイド規制部材と、該第
１サイド規制部材に一端側が規制されるシートの幅サイ
ズに合わせて他端側を規制する可動に設けられた第２サ
イド規制部材と、前記載置台に載置されたシート材を搬
送する予備搬送手段と、該予備搬送手段よりも下流側の
所定位置へのシート材の侵入を規制および規制解除自在
に設けられたシート材規制部と、を備えたシート材給送
装置において、 前記シート材規制部を、載置するシートのサイズに応じ
てシートの幅方向に移動可能に設けたことを特徴とする
シート材給送装置。 - 【請求項２】前記シート材規制部は、前記予備搬送手段
が搬送待機状態の際にはシート材搬送路を妨げる位置に
あり、予備搬送手段が搬送を行う際にはシート材搬送路
を妨げない位置まで退避することを特徴とする請求項１
に記載のシート材給送装置。 - 【請求項３】前記シート材規制部は、第２サイド規制部
材に連動してシート幅方向へ移動することを特徴とする
請求項１または２に記載のシート材給送装置。 - 【請求項４】前記シート材規制部のシート幅方向への移
動量は、第２サイド規制部材のシート幅方向への移動量
の略２分の１であることを特徴とする請求項３に記載の
シート材給送装置。 - 【請求項５】前記シート材規制部の幅方向の中心線は、
前記第１サイド規制部材と第２サイド規制部材との中心
に略一致しながら移動することを特徴とする請求項３ま
たは４に記載のシート材給送装置。 - 【請求項６】請求項１〜５のいずれか一つに記載のシー
ト材給送装置に給送されるシート材上の画像を読み取る
読取手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項７】請求項６に記載の画像読取装置により読み
取った画像情報を基に記録媒体上に画像を形成する画像
形成手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10156721A JPH11334890A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | シート材給送装置および画像読取装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10156721A JPH11334890A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | シート材給送装置および画像読取装置および画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11334890A true JPH11334890A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15633894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10156721A Withdrawn JPH11334890A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | シート材給送装置および画像読取装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11334890A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100472891B1 (ko) * | 2001-05-10 | 2005-03-08 | 캐논 가부시끼가이샤 | 시트 공급 장치 및 기록 장치 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP10156721A patent/JPH11334890A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100472891B1 (ko) * | 2001-05-10 | 2005-03-08 | 캐논 가부시끼가이샤 | 시트 공급 장치 및 기록 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |