JPH1133278A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH1133278A
JPH1133278A JP9194148A JP19414897A JPH1133278A JP H1133278 A JPH1133278 A JP H1133278A JP 9194148 A JP9194148 A JP 9194148A JP 19414897 A JP19414897 A JP 19414897A JP H1133278 A JPH1133278 A JP H1133278A
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JP
Japan
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clutch
rotor
base
engaged
engagement
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JP9194148A
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English (en)
Inventor
Koji Kuno
功二 久野
Hiroshi Nishimura
博司 西村
Michiaki Ito
道明 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to CN98116341A priority patent/CN1099488C/zh
Priority to MYPI98003295A priority patent/MY120336A/en
Priority to NZ331038A priority patent/NZ331038A/xx
Priority to US09/118,994 priority patent/US6049930A/en
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    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/30Driving arrangements 
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチの切換えを正常に行うこと。 【解決手段】 クラッチ39の連結突部39bがロータ
27の係合凸部27hに係合している状態では、ロータ
27の回転力が撹拌軸30を通して撹拌体に伝達される
上、クラッチ39から槽軸19を通して回転槽21に伝
達されるので、回転槽21が撹拌体に同期して回転する
(脱水動作)。この状態で操作プレート44cがクラッ
チ39の回転軌跡内に進入すると、クラッチ39が操作
プレート44cに当接して矢印A方向へ回動する。する
と、拘束爪部39eがクラッチ係合孔17a内に係合す
るので、ロータ27およびクラッチ39間が遮断され、
撹拌体が単独で回転する(洗い動作)。この構成の場
合、下カップ17にカバー49が装着され、下カップ1
7が略平坦にされているので、クラッチ39がクラッチ
係合孔17a以外の場所に係合してしまうことが防止さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、槽軸および撹拌軸
間を連結遮断するクラッチを備えた洗濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図15は上記洗濯機の
一例を示すものである。ここで、回転槽には中空状の槽
軸1が連結されており、この槽軸1の内部には撹拌軸2
が収納されている。この撹拌軸2の上下端部には撹拌体
およびロータ3が連結されており、ロータ3が回転する
と、撹拌軸2と一体的に撹拌体が回転する。
【0003】槽軸1にはクラッチ4が連結されており、
二点鎖線で示すように、クラッチ4が反矢印A方向へ回
動した状態では、クラッチ4の連結突部4aがロータ3
に係合し、槽軸1とロータ3との間がクラッチ4を介し
て連結されている。従って、ロータ3が回転すると、ロ
ータ3の回転力がクラッチ4から槽軸1を通して回転槽
に伝達され、回転槽が撹拌体に同期して回転する(脱水
動作)。
【0004】クラッチ4の側方にはレバー5が設けられ
ており、レバー5がクラッチ4の回転軌跡内に進入する
と、クラッチ4がレバー5に当接して矢印A方向へ回動
する。すると、クラッチ4の拘束突部4bがベース6の
クラッチ係合部6a内に係合するので、ロータ3および
クラッチ4間が遮断され、撹拌体が単独で回転する(洗
い動作)。
【0005】しかしながら、上記構成の場合、クラッチ
4が脱水側から洗い側に切換わるにあたって、クラッチ
係合部6a以外の場所に係合してしまうと、クラッチ4
の切換え動作が正常に行われなくなってしまう。本発明
は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、
クラッチの切換え動作を正常に行うことができる洗濯機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の洗濯機
は、クラッチ係合部を有するベースと、このベースに回
転可能に装着され回転槽に連結された中空状の槽軸と、
この槽軸の内部に収納され撹拌体に連結された撹拌軸
と、この撹拌軸に回転力を付与して前記撹拌体を回転さ
せるモータと、前記槽軸に連結され前記モータのロータ
に係合することに伴い槽軸およびロータ間を連結し且つ
前記ベースのクラッチ係合部に係合することに伴い槽軸
およびロータ間を遮断するクラッチと、このクラッチの
回転軌跡内に対して進退可能に設けられクラッチの回転
軌跡内に進入することに伴いクラッチを前記ロータに係
合した状態および前記クラッチ係合部に係合した状態に
切換えるレバーとを備え、前記ベースのうち前記クラッ
チ係合部を除いた部分が略平坦にされているところに特
徴を有している。上記手段によれば、ベースのうちクラ
ッチ係合部を除いた部分が略平坦にされているので、ク
ラッチがベースに係合した状態に切換わる際にクラッチ
係合部以外の場所に係合することが防止される。このた
め、レバーをクラッチの回転軌跡内に進入させ、クラッ
チの切換えをやり直すことができるので、クラッチの切
換えが正常に行われるようになる。
【0007】請求項2記載の洗濯機は、クラッチ係合部
を除いた部分を覆う略平坦なカバーがベースに装着され
ているところに特徴を有している。上記手段によれば、
ベースに略平坦なカバーが装着されている。このため、
ベースを凹凸状に形成することができるので、ベースの
設計の自由度が向上する。
【0008】請求項3記載の洗濯機は、クラッチ係合部
を有するベースと、このベースに回転可能に装着され回
転槽に連結された中空状の槽軸と、この槽軸の内部に収
納され撹拌体に連結された撹拌軸と、この撹拌軸に回転
力を付与して前記撹拌体を回転させるモータと、前記槽
軸に連結され前記モータのロータに係合することに伴い
槽軸およびロータ間を連結し且つ前記ベースのクラッチ
係合部に係合することに伴い槽軸およびロータ間を遮断
するクラッチと、このクラッチの回転軌跡内に対して進
退可能に設けられクラッチの回転軌跡内に進入すること
に伴いクラッチを前記ロータに係合した状態および前記
クラッチ係合部に係合した状態に切換えるレバーと、前
記クラッチが前記クラッチ係合部に係合したことを検出
する係合検出手段とを備えたところに特徴を有してい
る。上記手段によれば、クラッチのクラッチ係合部に対
する係合が検出されないときには、クラッチの係合をや
り直す等の異常処置を行うことができるので、クラッチ
の切換えが正常に行われる。
【0009】請求項4記載の洗濯機は、クラッチがロー
タからクラッチ係合部に係合することに伴いオンされる
スイッチから係合検出手段が構成されているところに特
徴を有している。上記手段によれば、クラッチがロータ
およびベースの双方に係合した半掛かり状態でスイッチ
がオフされる。このため、クラッチの半掛かり状態でス
イッチが断線等しても、スイッチのオフに基づいてクラ
ッチがベースに係合していないと判断され、ロータが運
転停止状態に保持されるので、クラッチの半掛かり状態
でロータが起動してしまい、ロータおよびベース等に無
理な力が作用することを防止できる。
【0010】請求項5記載の洗濯機は、クラッチがクラ
ッチ係合部からロータに係合する以前にオフされるスイ
ッチから係合検出手段が構成されているところに特徴を
有している。上記手段によれば、クラッチがロータ側か
らベース側に切換わる際に半掛かり状態になっても、ス
イッチがオフ状態に保持される。このため、クラッチが
半掛かり状態にあるにも拘らずベース側に切換わったと
誤判断され、ロータが起動してロータおよびベース等に
無理な力が作用することを防止できる。
【0011】請求項6記載の洗濯機は、クラッチ係合部
を除いた部分を覆う略平坦なカバーがベースに装着さ
れ、係合検出手段が、クラッチに装着された永久磁石
と、前記ベース側に装着された永久磁石検出用のリード
スイッチとから構成されているところに特徴を有してい
る。上記手段によれば、クラッチ側がベース側へ移動
し、クラッチの永久磁石がベースのリードスイッチにす
ると、クラッチのベースに対する係合が検出される。こ
のため、可動側であるクラッチにリードスイッチを取付
け、固定側であるベースに永久磁石を取付ける場合とは
異なり、リードスイッチの配線コードの取り回しが容易
になる。
【0012】請求項7記載の洗濯機は、永久磁石がクラ
ッチに一体形成されているところに特徴を有している。
上記手段によれば、永久磁石をクラッチにねじ止めする
場合とは異なり、永久磁石を固定するねじが廃止される
上、永久磁石をねじ止めする煩わしさがなくなるので、
構成が簡素化される上、製造作業性が向上する。
【0013】請求項8記載の洗濯機は、クラッチのクラ
ッチ係合部に対する係合が検出されない場合、レバーを
クラッチの回転軌跡内に進入させたままロータを複数回
回転させるところに特徴を有している。上記手段によれ
ば、クラッチが1回の動作でクラッチ係合部に係合しな
いときには、レバー機構がクラッチの回転軌跡内に進入
したままロータが複数回回転するので、クラッチがクラ
ッチ係合部に係合するようになる。
【0014】請求項9記載の洗濯機は、クラッチのクラ
ッチ係合部に対する係合が検出されない場合、レバーを
クラッチの回転軌跡内に進入させてロータを1回転させ
る動作を複数回行うところに特徴を有している。上記手
段によれば、クラッチが1回の動作でクラッチ係合部に
係合しないときには、レバーがクラッチの回転軌跡内に
進入してロータが1回転する動作が複数回行われるの
で、クラッチがクラッチ係合部に係合するようになる。
【0015】請求項10記載の洗濯機は、ベースのうち
クラッチ係合部の近傍にクッションが設けられていると
ころに特徴を有している。上記手段によれば、クラッチ
がベースに衝突する際の衝撃力が吸収されるので、耳障
りな衝突音の発生を防止できる。しかも、クラッチがベ
ースに繰返し衝突する際の疲労が低減されるので、クラ
ッチの製品寿命が向上する。
【0016】請求項11記載の洗濯機は、カバーがクッ
ション材により形成されているところに特徴を有してい
る。上記手段によれば、ベースに略平坦なカバーが装着
されている。このため、ベースを凹凸状に形成すること
ができるので、ベースの設計の自由度が向上する。しか
も、カバーがクッション材により形成されているので、
クラッチがベースに衝突する際の衝撃力が吸収され、耳
障りな衝突音の発生を防止できる。これと共に、クラッ
チがベースに繰返し衝突する際の疲労が低減されるの
で、クラッチの製品寿命が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図11に基づいて説明する。まず、図8におい
て、外箱11内には、複数の弾性吊持機構12を介して
水受槽13が弾性吊持されており、この水受槽13の底
部には排水口13aが形成され、この排水口13aには
排水弁14が装着されている。
【0018】水受槽13の底部には、図2に示すよう
に、金属製の上カップ15がねじ止めされており、この
上カップ15の中央部にはコロガリ軸受16の外輪が固
定されている。また、上カップ15には金属製の下カッ
プ17が溶接されている。この下カップ17はベースに
相当するものであり、下カップ17の中央部にはコロガ
リ軸受18の外輪が固定されており、コロガリ軸受16
の内輪およびコロガリ軸受18の内輪には円筒状の槽軸
19が固定されている。
【0019】槽軸19の上端部には円筒状のアタッチメ
ント20が固定されており、このアタッチメント20に
は円環状のフランジ部20aが一体形成されている。こ
のフランジ部20aには回転槽21がねじ止めされてお
り、この回転槽21は、図8に示すように、水受槽13
内に収納されている。
【0020】回転槽21は、上方へ向かうに従って径大
になるテーパー状の外筒21aと、外筒21aの内部に
固定された内筒21bと、外筒21aの上端部に固定さ
れたバランスリング21cとを主体に構成されたもので
あり、外筒21aおよび内筒21bには通水孔21dお
よび21eが形成され、回転槽21内は、通水孔21e
および21d,通水路22を介して排水口13aに通じ
ている。尚、符号23は、水受槽13との間に通水路2
2を形成するカバーを示している。
【0021】外箱11の上端部には、前面側に位置して
操作パネル24が装着されており、図9に示すように、
操作パネル24には複数の操作キー24aおよび表示装
置24bが装着されている。また、操作パネル24の内
部には制御回路基板(図示せず)が組込まれており、こ
の制御回路基板には、マイクロコンピュータを主体とす
る制御装置25が搭載されている。尚、水位センサ24
cは、回転槽21内の水位を検出するものである。ま
た、外箱11には、図8に示すように、回転蓋21を覆
う蓋21fが装着されており、図9の蓋スイッチ24d
は、蓋21fの開閉を検出するものである。
【0022】下カップ17には、図2に示すように、ス
テータ26がねじ止めされている。このステータ26
は、図6に示すように、36極形のステータコア26a
と、2つの絶縁カバー26bと、36個のコイル26c
(図2参照)とを主体に構成されたものであり、各絶縁
カバー26bは、図2に示すように、ステータコア26
aに軸方向から被せられ、各コイル26cは、ステータ
コア26aのティースに両絶縁カバー26bの上から巻
装されている。
【0023】ロータ27は、円皿状をなす鉄板製のハウ
ジング27aと、ハウジング27aの外周面に沿う円環
状のヨーク27bと、ハウジング27aの内周面に沿う
24個の永久磁石27cとを主体に構成されたものであ
り、ハウジング27a,ヨーク27b,24個の永久磁
石27cは、略円環状をなす樹脂製の連結部27dを介
して一体化されている。また、ハウジング27aの中央
部には、樹脂製の円板部27eが形成されており、この
円板部27eの中央部には円筒部27fが一体形成さ
れ、この円筒部27f内には金属パイプ27gが埋設さ
れている。
【0024】尚、連結部27d,円板部27e,円筒部
27fは、ハウジング27a,ヨーク27b,24個の
永久磁石27c,金属パイプ27gを成形型のキャビテ
ィ(いずれも図示せず)内に収納した状態で溶融樹脂を
注入することに伴い形成されている。また、符号28
は、ステータ26とロータ27とから構成されたアウタ
ロータ形の3相DCブラシレスモータを示している。
【0025】槽軸19の内周面には、上下端部に位置し
てメタル軸受29が装着されている。これら両メタル軸
受29の内周面には、円筒状をなす撹拌軸30が装着さ
れており、この撹拌軸30の上端部には、図8に示すよ
うに、回転槽21内に位置して撹拌体31がねじ止めさ
れている。尚、アタッチメント20には、図2に示すよ
うに、コロガリ軸受32の外輪が固定されており、撹拌
軸30は、コロガリ軸受32の内輪に固定されている。
【0026】撹拌軸30の外周面には、下端部に位置し
てロータ27の金属パイプ27gが挿入されている。そ
して、撹拌軸30の下端部にはねじ33が締込まれてお
り、ロータ27は、ねじ33と撹拌軸30との間で金属
パイプ27gを締結することに伴い、撹拌軸30に固定
されている。
【0027】操作パネル24内には、制御回路基板の下
方に位置して駆動回路基板(図示せず)が組込まれてお
り、この駆動回路基板には、図9に示すように、直流電
源回路34が搭載されている。この直流電源回路34
は、倍電圧整流回路と平滑用コンデンサとを主体に構成
されたものであり、駆動回路基板には、直流電源回路3
4の出力側に位置してインバータ主回路35が搭載さ
れ、このインバータ主回路35は、ステータ26の各相
のコイル26cに接続されている。
【0028】制御装置25は、モータ駆動回路36を介
してインバータ主回路35に接続されており、インバー
タ主回路35をPWM制御することに伴い、各相のコイ
ル26cに駆動電源を供給する。これにより、ロータ2
7と一体的に撹拌軸30および撹拌体31を目標速度で
回転させる。尚、インバータ主回路35は、6個のスイ
ッチング素子(例えばIGBT)35aを3相ブリッジ
接続してなるものである。また、ステータコア26aに
は2個のホール素子37が固定されており、制御装置2
5は、両ホール素子37からの出力信号に基づいてロー
タ27の回転方向および回転位置を演算する。
【0029】槽軸19の外周面には、図2に示すよう
に、下カップ17とロータ27との間に位置してアルミ
ダイキャスト製のクラッチホルダ38が固定されてい
る。このクラッチホルダ38は、図3に示すように、略
矩形枠状をなすものであり、クラッチホルダ38の外周
面には、略矩形枠状をなすクラッチ39が配置されてい
る。このクラッチ39はアルミダイキャストからなるも
のであり、クラッチホルダ38およびクラッチ39には
金属製の軸40が装着され、クラッチ39は、軸40を
中心にクラッチホルダ38に対して回動可能にされてい
る。
【0030】クラッチ39の内周面には、図4に示すよ
うに、凸部39a,39aが一体形成されている。そし
て、クラッチホルダ38には2つの凹部(図示せず)が
形成されており、図3に示すように、クラッチ39の各
凸部39aの外周面にはトグルばね41の一端部が押込
まれ、各トグルばね41の他端部はクラッチホルダ38
の凹部内に押込まれている。
【0031】これら各トグルばね41は圧縮コイルばね
からなるものであり、各凸部39aが中立線αの矢印A
方向側に位置している場合、クラッチ39を矢印A方向
へ付勢し、各凸部39aが中立線αの反矢印A方向側に
位置している場合、クラッチ39を反矢印A方向へ付勢
する。尚、符号42は、クラッチホルダ38,クラッチ
39,軸40,2本のトグルばね41から構成されたト
グルクラッチ機構を示している。
【0032】ロータ27の円板部27eには、図7に示
すように、放射状に延びる複数の係合凸部27hが一体
形成されており、これら係合凸部27h相互間には係合
凹部27iが形成されている。そして、クラッチ39に
は、図3に示すように、下方(反矢印A方向)へ突出す
る連結突部39bが一体形成されており、図2に二点鎖
線で示すように、クラッチ39が反矢印A方向へ回動し
た状態では、連結突部39bがロータ27の係合凸部2
7h間(係合凹部27i内)に係合する。
【0033】この状態でロータ27が回転すると、ロー
タ27の回転力が連結突部39bからクラッチ39およ
びクラッチホルダ38を介して槽軸19に伝達され、ク
ラッチホルダ38,クラッチ39,槽軸19と一体的に
回転槽21が回転する。これと共に、ロータ27の回転
力が撹拌軸30を通して撹拌体31に伝達され、撹拌体
31が回転槽21に同期して回転する(いわゆるダイレ
クトドライブ方式)。
【0034】上カップ15にはねじ43が固定されてお
り、このねじ43には操作レバー44が回動可能に装着
されている。この操作レバー44は、図10に示すよう
に、略L字状をなすレバー本体44aと、レバー本体4
4aに固定されたピン44bと、ピン44bに回動可能
に装着された操作プレート44cと、ピン44bの外周
部に装着された捩りコイルばね44dとを主体に構成さ
れたものであり、捩りコイルばね44dの両アームは、
レバー本体44aおよび操作プレート44cに押付けら
れている。
【0035】ねじ43には、図2に示すように、中間レ
バー45が回動可能に装着されており、この中間レバー
45と操作レバー44のレバー本体44aとの間には、
引張コイルばねからなる連結ばね46が掛渡されてい
る。そして、クラッチ39の先端部には、図4に示すよ
うに、突板部39cが一体形成され、ねじ43の外周部
には捩りコイルばね(図示せず)が装着されており、こ
の捩りコイルばねは、操作レバー44の操作プレート4
4cが突板部39cの回転軌跡外に退避するように、中
間レバー45および操作レバー44を付勢している。
【0036】中間レバー45にはレバーモータ47(図
9参照)が連結されており、制御装置25は、レバーモ
ータ47を駆動制御することに伴い、中間レバー45か
ら連結ばね46を通して操作レバー44に回動力を伝達
する。すると、中間レバー45と一体的に操作レバー4
4がねじ43を中心に回動し、操作レバー44の操作プ
レート44cがクラッチ39の突板部39cの回転軌跡
内に進入する。尚、レバーモータ47は排水弁14に連
結されており、レバーモータ47が駆動制御されること
に伴い、排水弁14が開閉される。
【0037】クラッチ39の突板部39cには、図4の
(c)に示すように、下面に位置して傾斜面39dが形
成され、操作プレート44cには、図10に示すよう
に、傾斜板部44eが形成されており、図2に二点鎖線
で示すように、クラッチ39の連結突部39bがロータ
27の係合凸部27h間に係合した状態で、操作プレー
ト44cが突板部39cの回転軌跡内に進入し、ロータ
27およびクラッチ39が一体的に低速回転すると、ク
ラッチ39の傾斜面39dが操作プレート44cの傾斜
板部44eに当接する。すると、クラッチ39の傾斜面
39dが操作プレート44cの傾斜板部44eに沿って
押上げられ、クラッチ39が軸40を中心に矢印A方向
へ回動する。
【0038】クラッチ39には、図4に示すように、連
結突部39bの真上に位置して拘束爪部39eが一体形
成されている。そして、下カップ17には、図2に示す
ように、クラッチ係合部に相当するクラッチ係合孔17
aが形成されており、クラッチ39が矢印A方向へ回動
し、拘束爪部39eがクラッチ係合孔17a内に係合す
ると、クラッチ39の連結突部39bとロータ27の係
合凸部27hとの係合が解除され、槽軸19の回転がク
ラッチ39,クラッチホルダ38,下カップ17を介し
て拘束されるので、ロータ27の回転力が撹拌軸30を
通して撹拌体31のみに伝達される。
【0039】操作レバー44のレバー本体44aには、
図10に示すように、傾斜板部44fが折曲形成されて
いる。そして、クラッチ39の突板部39cには、図4
の(c)に示すように、上面に位置して傾斜面39fが
形成されており、図2に実線で示すように、クラッチ3
9の拘束爪部39eが下カップ17のクラッチ係合孔1
7aに係合している状態で、操作レバー44が回動する
と、傾斜板部44fがクラッチ39の傾斜面39fに当
接し、傾斜面39fが傾斜板部44fに沿って押下げら
れる。すると、クラッチ39が反矢印A方向へ回動し、
図2に二点鎖線で示すように、クラッチ39の連結突部
39bがロータ27の係合凸部27h間に係合し、クラ
ッチ39の拘束爪部39eと下カップ17のクラッチ係
合孔17aとの係合が解除される。
【0040】下カップ17には、図5に示すように、略
円弧状をなす凹部17bが形成されており、この凹部1
7b内には半円弧状をなすクッションホルダ48,48
がねじ止めされている。また、下カップ17の下面には
略平坦なカバー49が装着されている。このカバー49
は、クラッチ係合孔17aの近傍に位置するウレタン製
のクッション49a,49aと、両クッションホルダ4
8を下方から覆う合成樹脂製のホルダカバー49bとか
ら構成されたものであり、各クッション49aは、クッ
ションホルダ48の先端部に固定され、ホルダカバー4
9bは、下カップ17にねじ止めされている。
【0041】ホルダカバー49bには爪部49cが一体
形成されており、この爪部49cにはリードスイッチ5
0が係合されている。そして、下カップ17および一方
のクッションホルダ48にはゴム製のブッシュ51が押
込まれ、下カップ17にはグロメット52が装着されて
おり、リードスイッチ50の配線コード50aは、ブッ
シュ51およびグロメット52内を通して下カップ17
の外部に引出され、操作パネル24の制御回路基板を介
して制御装置25に接続されている。
【0042】クラッチ39には、図4に示すように、コ
字枠状をなす磁石装着部39gが一体形成されており、
磁石装着部39g内には、長方形状をなす永久磁石53
がねじ止めされている。この永久磁石53の一端部は磁
石装着部39gから突出しており、図1の(a)に示す
ように、クラッチ39の拘束爪部39eが下カップ17
のクラッチ係合孔17aに係合し、リードスイッチ50
と永久磁石53との距離Hが3mm以内になると、リー
ドスイッチ50から配線コード50aおよび制御回路基
板を介して制御装置25にオン信号が出力される。
【0043】また、図1の(b)に示すように、クラッ
チ39が反矢印A方向へ回動し、リードスイッチ50と
永久磁石53との距離Hが7mmに達すると、リードス
イッチ50がオフされる。この状態では、ロータ27の
係合凸部27hとクラッチ39の連結突部39bとの間
に1.2mmの隙間Dが形成されており、リードスイッ
チ50は、連結突部39bがロータ27の係合凸部27
i間に係合する以前にオフされる。尚、符号54は、リ
ードスイッチ50と永久磁石53とから構成される係合
検出手段を示している。
【0044】永久磁石53の長辺寸法Haは、図4に示
すように、磁石装着部39gの一辺寸法Hbより大きく
設定されており、永久磁石53が90°横向きの状態で
磁石装着部39gに誤組付けされないようになってい
る。尚、永久磁石53には凹部53aが形成されてお
り、永久磁石53を磁石装着部39gに固定するねじ5
5の頭部55aは、凹部53a内に収納され、永久磁石
53の上面に対して非突出状態にされている。
【0045】次に上記構成の作用について説明する。操
作パネル24の操作キー24aを操作して自動洗濯運転
を指定すると、制御装置25は、レバーモータ47を駆
動制御し、排水弁14を閉塞する。これと共に、給水弁
56(図9参照)を開放し、給水弁56を通して回転槽
21内に水を貯溜した後、モータ28に駆動電源を供給
する。
【0046】この初期状態では、図1の(a)に示すよ
うに、クラッチ39の拘束爪部39eが下カップ17の
クラッチ係合孔17aに係合し、ロータ27と槽軸19
との間が遮断され且つ槽軸19の回転が拘束されてい
る。従って、ロータ27の回転力が撹拌軸30のみに伝
達され、撹拌体31が撹拌軸30と一体的に回転し、洗
い動作が行われる(図11のステップS1)。
【0047】尚、給水弁56は外箱11内に配設された
ものである。また、上カップ15には、図2に示すよう
に、コロガリ軸受16の上方に位置して軸パッキン57
が装着されており、この軸パッキン57は、上カップ1
5とアタッチメント20との間をシールし、両者の間か
らの水漏れを防止している。
【0048】制御装置25は、洗い動作を所定時間行う
と、モータ28に電気的なブレーキ力を作用させること
に伴い、ロータ27を回転停止させる。そして、排水弁
14を開放し、回転槽21内の水を通水孔21e,21
dおよび通水路22から排水口13aを通して排出する
(図11のステップS2)。これと共に、レバーモータ
47を駆動制御し、操作レバー44を回動させる。する
と、操作レバー44の傾斜板部44fがクラッチ39の
傾斜面39fに当接し、クラッチ39が反矢印A方向へ
回動するので、拘束爪部39eとクラッチ係合孔17a
との係合が解除され、図2に二点鎖線で示すように、ク
ラッチ39の連結突部39bがロータ27の係合凸部2
7h間に係合する。
【0049】制御装置25は、クラッチ39をロータ2
7に係合させると、回転槽21内の水が十分に排出され
たかを判断する。そして、回転槽21内の水が十分に排
出されたと判断すると、モータ28に駆動電源を供給
し、ロータ27を回転させる。すると、ロータ27の回
転力が撹拌軸30から撹拌体31に伝達され、撹拌体3
1が回転する。これと共に、ロータ28の回転力がクラ
ッチ39から槽軸19を通して回転槽21に伝達され、
回転槽21が撹拌体31に同期して回転するので、脱水
運転が行われる(図11のステップS3)。
【0050】尚、回転槽21の上部には脱水孔(図示せ
ず)が形成されており、回転槽21内の洗濯物から絞り
出された水は、図8において、外筒21aの内周面に沿
って上昇した後、脱水孔から外筒21aの外部に排出さ
れる。また、水受槽13の底部には、排水口13aに通
じる補助排水口13bが形成されており、外筒21aの
外部に排出された水は、補助排水口13bから排水口1
3aを通して排出される。
【0051】制御装置25は、脱水動作を所定時間行う
と、図11のステップS3からS4へ移行し、モータ2
8に電気的なブレーキ力を作用させることに伴い、ロー
タ27,槽軸19,撹拌軸30を回転停止させる。そし
て、ステップS4からS5へ移行し、レバーモータ47
に電源を供給することに伴い、操作レバー44の操作プ
レート44cをクラッチ39の突板部39cの回転軌跡
内に進入させる。この後、ステップS5からS6へ移行
し、モータ28に駆動電源を供給することに伴い、ロー
タ27を低速度で1回転させる。すると、クラッチ39
の傾斜面39dが操作プレート44cの傾斜板部44e
に当接し、クラッチ39が矢印A方向へ回動する。
【0052】制御装置25は、クラッチ39を矢印A方
向へ回動させると、ステップS6からS7へ移行し、リ
ードスイッチ50がオンされているかを判断する。ここ
で、クラッチ39の拘束爪部39eが下カップ17のク
ラッチ係合孔17aに係合している場合には、永久磁石
53がリードスイッチ50に接近し、リードスイッチ5
0がオンされるので、ステップS7で「YES」と判断
する。そして、次のステップへ移行し、回転槽21内に
水を貯溜してロータ27を回転させることに伴い、撹拌
体31を回転させ、すすぎ動作を行う。
【0053】これに対して、拘束爪部39eが下カップ
17のクラッチ係合孔17aに係合しておらず、クッシ
ョン49aの下面あるいはホルダカバー49bの下面に
当接しているときには、クラッチ39の連結突部39b
がロータ27の係合凸部27h間に係合した状態になっ
ている。この場合、永久磁石53がリードスイッチ50
から離間し、リードスイッチ50がオフされているの
で、制御装置25は、ステップS7で「NO」と判断し
てステップS8へ移行し、ロータ27を3回転させたか
を判断する。ここでは、ロータ27を1回転させただけ
であるため、「NO」と判断する。
【0054】制御装置25は、ステップS8で「NO」
と判断すると、ロータ27を低速度で1回転させる動作
(ステップS6),リードスイッチ50がオンされてい
るかの判断動作(ステップS7),ロータ27を3回転
させたかの判断動作(ステップS8)を繰返す。
【0055】ここで、クラッチ39の傾斜面39dが操
作プレート44cの傾斜板部44eに当接することに伴
いクラッチ39が矢印A方向へ回動し、クラッチ39の
拘束爪部39eが下カップ17のクラッチ係合孔17a
に係合してリードスイッチ50がオンされると、制御装
置25は、ステップS7で「YES」と判断し、上述の
すすぎ動作を行う。
【0056】また、ロータ27を3回転させても、拘束
爪部39eが下カップ17のクラッチ係合孔17aに係
合せず、リードスイッチ50がオンされない場合、制御
装置25は、ステップS8からS9へ移行し、操作パネ
ル24の表示装置24bにエラーメッセージ「E81」
を表示することに伴い、クラッチ39の切換えが正常に
行われなかった旨を報知する。
【0057】上記実施例によれば、下カップ17のうち
クラッチ係合孔17aを除いた部分を略平坦にしたの
で、運転時にクラッチ39が洗い側に切換わる場合、装
置を運搬する場合等にクラッチ係合孔17a以外の場所
に係合してしまうことが防止される。このため、操作レ
バー44の操作プレート44cをクラッチ39の突板部
39cの回転軌跡内に進入させ、クラッチ39の切換え
をやり直すことができるので、クラッチ39の切換えが
正常に行われるようになる。
【0058】また、下カップ17に略平坦なカバー49
を装着することに伴い、下カップ17のうちクラッチ係
合孔17aを除いた部分を略平坦にした。このため、下
カップ17にクッションホルダ48を装着する等、下カ
ップ17の下面を凹凸状にすることができるので、設計
の自由度が向上する。
【0059】また、クラッチ39が下カップ17のクラ
ッチ係合孔17aに係合したことを検出する係合検出手
段54を設けた。このため、クラッチ39のクラッチ係
合孔39aに対する係合が検出されないときには、クラ
ッチ39の係合をやり直す等の異常処置を行うことがで
きるので、この点からも、クラッチ39の切換えが正常
に行われる。しかも、クラッチ39の下カップ17に対
する係合が検出されない場合のみに異常処置を行ってク
ラッチ39を下カップ17に係合させれば良いので、ク
ラッチ39が矢印A方向へ回動する毎に異常処置を行う
場合に比べ、クラッチ39の切換えに関わる時間が短縮
される。
【0060】また、クラッチ39が下カップ17のクラ
ッチ係合孔17aに係合することに伴いリードスイッチ
50をオンさせたので、クラッチ39が半掛かり状態に
あるときにはリードスイッチ50がオフされる。このた
め、クラッチ39の半掛かり状態でリードスイッチ50
が断線等している場合には、リードスイッチ50のオフ
に基づいてクラッチ39が下カップ17に係合していな
いと判断され、ロータ27が運転停止状態に保持され
る。従って、クラッチ37の半掛かり状態でロータ27
が起動し、装置が破損することが確実に防止される。こ
の場合、リードスイッチ50のオンを運転開始時に判断
するようにすれば、リードスイッチ50のオフに基づい
て断線等の異常を検出し、リードスイッチ50の異常を
報知して交換を促す等の異常処置を行うことができる。
【0061】また、クラッチ39が下カップ17からロ
ータ27に係合する以前にリードスイッチ50をオフさ
せたので、クラッチ39が脱水側から洗い側に切換わる
際に半掛かり状態になると、リードスイッチ50がオフ
される。このため、クラッチ39が半掛かり状態にある
にも拘らず洗い側に切換わったと判断され、ロータ27
が起動して装置が破損することを一層確実に防止でき
る。
【0062】また、クラッチ39に永久磁石53を取付
け、下カップ17側であるホルダカバー49bにリード
スイッチ50を取付けた。このため、可動側であるクラ
ッチ39にリードスイッチ50を取付け、固定側である
下カップ17に永久磁石53を取付ける場合とは異な
り、リードスイッチ50の配線コード50aの取り回し
が容易になる。しかも、ホルダカバー49bの爪部49
cによりリードスイッチ50を固定できるので、リード
スイッチ50をねじ止めする場合とは異なり、部品点数
が削減される上、リードスイッチ50をねじ止めする手
間が不要になる。
【0063】また、クラッチ39の下カップ17に対す
る係合が検出されないときには、操作レバー44の操作
プレート44cをクラッチ39の突板部39cの回転軌
跡内に進入させたままロータ27を複数回回転させた。
このため、クラッチ39が1回の動作で下カップ17に
係合しない場合でも、クラッチ39を下カップ17に係
合させることができる。
【0064】また、下カップ17のうちのクラッチ係合
孔17aの近傍にクッション49aを装着した。このた
め、クラッチ39の拘束爪部39e等が下カップ17に
衝突する際の衝撃力が吸収されるので、耳障りな衝突音
の発生を防止できる。しかも、拘束爪部39eが下カッ
プ17に繰返し衝突する際の疲労が低減されるので、ク
ラッチ39の寿命が向上する。
【0065】尚、上記第1実施例においては、クラッチ
39の下カップ17に対する係合が検出されない場合、
操作プレート44cを回動状態に保持したままロータ2
7を複数回回転させたが(クラッチ39の再係合動
作)、これに限定されるものではなく、例えば、操作プ
レート44cを回動状態に保持したままロータ27を複
数回回転させる動作をクラッチ39の洗い側への切換え
動作毎に行っても良い。この構成の場合、リードスイッ
チ50および永久磁石53等を廃止できる利点がある。
【0066】また、上記実施例においては、クラッチ3
9の下カップ17に対する係合が検出されない場合、操
作プレート44cをクラッチ39の回転軌跡内に進入さ
せたままロータ27を3回転させたが、これに限定され
るものではなく、例えば2回転させたり、4回転以上さ
せても良い。
【0067】次に本発明の第2実施例を図12に基づい
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。制御装置25は、ステップS
5でレバーモータ47に電源を供給し、操作レバー44
の操作プレート44cをクラッチ39の突板部39cの
回転軌跡内に進入させると、ステップS6へ移行し、ロ
ータ27を低速度で1回転させ、クラッチ39を矢印A
方向へ回動させる。
【0068】制御装置25は、クラッチ39を矢印A方
向へ回動させると、ステップS7へ移行し、リードスイ
ッチ50がオンされているかを判断する。ここで、クラ
ッチ39の拘束爪部39eが下カップ17のクラッチ係
合孔17aに係合し、リードスイッチ50がオンされて
いる場合にはステップS7で「YES」と判断し、すす
ぎ運転を行う。
【0069】これに対して、拘束爪部39eがクラッチ
係合孔17aに係合しておらず、リードスイッチ50が
オフされている場合、制御装置25は、ステップS7で
「NO」と判断してステップS10へ移行し、レバーモ
ータ47を断電することに伴い、操作プレート44cを
クラッチ39の突板部39cの回転軌跡外へ退避させ
る。そして、ステップS10からS8へ移行し、ロータ
27を3回転させたかを判断する。ここでは、ロータ2
7を1回転させただけであるため、「NO」と判断す
る。
【0070】制御装置25は、ステップS8で「NO」
と判断すると、操作レバー44の操作プレート44cを
クラッチ39の回転軌跡内に進入させる動作(ステップ
S5),ロータ27を低速度で1回転させる動作(ステ
ップS6),リードスイッチ50がオンされているかの
判断動作(ステップS7),操作レバー44の操作プレ
ート44cをクラッチ39の回転軌跡外へ退避させる動
作(ステップS10),ロータ27を3回転させたかの
判断動作(ステップS8)を繰返す。
【0071】ここで、クラッチ39の拘束爪部39eが
下カップ17のクラッチ係合孔17aに係合し、リード
スイッチ50がオンされると、制御装置25は、ステッ
プS7で「YES」と判断し、上述のすすぎ動作を行
う。また、ロータ27を3回転させても、拘束爪部39
eが下カップ17のクラッチ係合孔17aに係合しない
場合、ステップS8からS9へ移行し、表示装置24b
にエラーメッセージ「E81」を表示する。
【0072】上記実施例によれば、クラッチ39が1回
の動作で下カップ17のクラッチ係合孔17aに係合し
ないときには、操作レバー44の操作プレート44cを
クラッチ39の回転軌跡内に進入させてロータ27を1
回転させる動作を複数回行ったので、クラッチ39が1
回の動作で下カップ17に係合しない場合でも、クラッ
チ39を下カップ17に係合させることができる。
【0073】しかも、クラッチ39の拘束爪部39eが
クラッチ係合孔17aの内周面に圧接し、クラッチ係合
孔17aに十分に係合していない場合には、ステップS
5に復帰して操作レバー44を回動させる際に、操作レ
バー44の傾斜板部44fがクラッチ39の傾斜面39
fに当接し、クラッチ39が反矢印A方向へ回動するの
で、クラッチ39の拘束爪部39eとクラッチ係合孔1
7aとの不十分な係合が解除される。
【0074】従って、クラッチ39の拘束爪部39eが
クラッチ係合孔17aの内周面に圧接し、且つ、クラッ
チ39の連結突部39bがロータ27の係合凸部27h
間に係合したままロータ27が起動し、ロータ27の係
合凸部27hに無理な力が作用して係合凸部27hが破
損することが防止される。
【0075】尚、上記第2実施例においては、クラッチ
39の下カップ17に対する係合が検出されない場合、
操作レバー44を回動させてロータ27を1回転させる
動作(クラッチ39の再係合動作)を複数回行ったが、
これに限定されるものではなく、例えばクラッチ39の
洗い側への切換えが行われる毎に、操作レバー44を回
動させてロータ27を1回転させる動作を複数回行って
も良い。この構成の場合、リードスイッチ50,永久磁
石53等を廃止できる利点がある。
【0076】また、上記第2実施例においては、クラッ
チ39の下カップ17に対する係合が検出されない場
合、操作レバー44を回動させてロータ27を1回転さ
せる動作を3回行ったが、これに限定されるものではな
く、例えば2回行ったり、あるいは、4回以上行っても
良い。
【0077】また、上記第1および第2実施例において
は、永久磁石53をクラッチ39にねじ止めしたが、こ
れに限定されるものではなく、例えば本発明の第3実施
例を示す図13のように、クラッチ39の成形型内に永
久磁石53を収納した状態で溶融アルミニウムを注入す
ることに伴い、永久磁石53をクラッチ39に一体形成
しても良い。この構成の場合、永久磁石53をクラッチ
39に固定するねじ55が廃止される上、永久磁石53
をねじ止めする煩わしさがなくなるので、構成が簡素化
される上、製造作業性が向上する。
【0078】また、上記第1〜第3実施例においては、
ホルダカバー49bにリードスイッチ50を固定した
が、これに限定されるものではなく、例えば下カップ1
7にねじ止めしても良い。
【0079】また、上記第1〜第3実施例においては、
下カップ17に2つのクッション49aとホルダカバー
49bとを装着したが、これに限定されるものではな
く、例えば本発明の第4実施例を示す図14のように構
成しても良い。以下、本発明の第4実施例について説明
する。
【0080】カバー56は、エラストマー等の軟質樹脂
(=クッション材)から形成されたものであり、下面が
平坦な円環状をなし、リードスイッチ50はカバー56
内に埋設されている。そして、カバー56の上面には複
数の押込突部56aが一体形成されており、カバー56
は、複数の押込突部56aを下カップ17のカバー係合
孔17c内に押込むことに伴い、下カップ17の凹部1
7b内に固定されている。
【0081】この構成の場合、下カップ17の下面を平
坦化するにあたって、2つのクッション49aとホルダ
カバー49bとの合計3部品を形成する必要がなくなる
上、3部品を下カップ17に装着する手間がなくなる。
しかも、カバー56内にリードスイッチ50を埋設して
固定したので、リードスイッチ50を固定するねじ55
が廃止される上、リードスイッチ50をねじ止めする煩
わしさがなくなる。
【0082】また、上記第1〜第4実施例においては、
クラッチ39の拘束爪部39eを下カップ17のクラッ
チ係合孔17aに係合させたが、これに限定されるもの
ではなく、例えばクラッチ39に拘束孔を形成すると共
に、下カップ17にクラッチ係合突部を形成し、クラッ
チ39の拘束孔を下カップ17にクラッチ係合突部に係
合させても良い。
【0083】また、上記第1〜第4実施例においては、
クラッチ39の拘束爪部39eが下カップ17のクラッ
チ係合孔17aに係合しないときには、拘束爪部39e
をクッション49a,ホルダカバー49bに当接させ且
つ連結突部39bをロータ27に係合させたが、これに
限定されるものではなく、例えば、トグルばね41のば
ね力によりクラッチ39を矢印A方向へ回動させ、拘束
爪部39eをクッション49a,ホルダカバー49bか
ら離間させ且つ連結爪部39bをロータ27に係合させ
ても良い。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の洗濯機は次の効果を奏する。請求項1記載の手段によ
れば、ベースのうちクラッチ係合部を除いた部分を略平
坦にしたので、クラッチが脱水側から洗い側に切換わる
際にクラッチ係合部以外の場所に係合してしまうことが
防止されル。このため、レバーをクラッチの回転軌跡内
に進入させ、クラッチの切換えをやり直すことができる
ので、クラッチの切換えが正常に行われる。
【0085】請求項2記載の手段によれば、ベースに略
平坦なカバーを装着することに伴い、ベースのうちクラ
ッチ係合部を除いた部分を略平坦にした。このため、ベ
ースを凹凸化することができるので、設計の自由度が向
上する。
【0086】請求項3記載の手段によれば、クラッチが
ベースのクラッチ係合部に係合したことを検出する係合
検出手段を設けた。このため、クラッチのクラッチ係合
部に対する係合が検出されないときには、クラッチの係
合をやり直す等の異常処理を行うことができるので、ク
ラッチの切換えが正常に行われるようになる。これと共
に、クラッチのクラッチ係合部に対する係合が検出され
ない場合のみに異常処置を行ってクラッチをクラッチ係
合部に係合させれば良いので、クラッチの切換えに関わ
る時間が短縮される。
【0087】請求項4記載の手段によれば、クラッチが
ベースのクラッチ係合部に係合することに伴いスイッチ
をオンさせた。このため、クラッチの半掛かり状態でス
イッチが断線等している場合には、ロータが運転停止状
態に保持されるので、クラッチの半掛かり状態でロータ
が起動し、ロータ等が破損することが防止される。請求
項5記載の手段によれば、クラッチがベースからロータ
に係合する以前にスイッチをオフさせた。このため、ク
ラッチが脱水側から洗い側に切換わる際に半掛かり状態
になると、ロータが運転停止状態に保持されるので、ク
ラッチの半掛かり状態でロータが起動し、ロータ等が破
損することが防止される。
【0088】請求項6記載の手段によれば、クラッチに
永久磁石を取付け、ベース側にリードスイッチを取付け
たので、リードスイッチの配線コードの取り回しが容易
になる。しかも、ベースに略平坦なカバーを装着したの
で、ベースを凹凸化することが可能になる。さらに、ベ
ース側であるカバーにリードスイッチを埋設したりでき
るので、リードスイッチを固定するねじが不要になる
上、リードスイッチをねじ止めする手間が不要になる。
【0089】請求項7記載の手段によれば、永久磁石を
クラッチに一体形成した。このため、永久磁石をクラッ
チに固定するねじが廃止される上、永久磁石をねじ止め
する煩わしさがなくなるので、構成が簡素化される上、
製造作業性が向上する。
【0090】請求項8記載の手段によれば、クラッチが
1回の操作でベースに係合しないときには、レバーをク
ラッチの回転軌跡内に進入させてたままロータを複数回
回転させたので、クラッチをベースに係合させることが
できる。
【0091】請求項9記載の手段によれば、クラッチが
1回の操作でベースに係合しないときには、レバーをク
ラッチの回転軌跡内に進入させてロータを1回転させる
動作を複数回行ったので、クラッチをベースに係合させ
ることができる。しかも、クラッチがクラッチ係合部に
十分に係合していない場合には、レバーをクラッチの回
転軌跡内に再進入させる際にレバーがクラッチに当接
し、クラッチがロータに係合するので、クラッチとクラ
ッチ係合部との不十分な係合が解除される。従って、ク
ラッチがクラッチ係合部およびロータに係合したままロ
ータが起動し、ロータおよびベース等に無理な力が作用
することが防止される。
【0092】請求項10記載の手段によれば、ベースに
クッションを装着した。このため、クラッチがベースに
衝突する際の衝撃力が吸収されるので、耳障りな衝突音
の発生を防止できる。しかも、クラッチがベースに繰返
し衝突する際の疲労が低減されるので、クラッチの製品
寿命が向上する。
【0093】請求項11記載の手段によれば、ベースに
略平坦なクッション材製のカバーを装着した。このた
め、ベースを凹凸状に形成することができるので、ベー
スの設計の自由度が向上する。しかも、クラッチがベー
スに衝突する際の衝撃力が吸収されるので、耳障りな衝
突音の発生を防止できる上、クラッチの製品寿命が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(aはクラッチが
下カップに係合した状態を示す図、bはクラッチと下カ
ップとの係合が解除された状態を示す図)
【図2】クラッチ機構,レバー機構,モータ等を示す断
面図
【図3】aはクラッチ機構を示す下面図、bはX−X線
に沿う断面図
【図4】aはクラッチを一部破断して示す側面図、bは
クラッチを示す上面図、cはクラッチの先端部分を示す
斜視図
【図5】aはX−X線に沿う断面図、bは下カップを示
す下面図
【図6】ステータを示す分解斜視図
【図7】ロータを示す斜視図
【図8】全体構成を示す断面図
【図9】電気的構成を概略的に示す図
【図10】操作レバー,中間レバーを示す斜視図
【図11】制御装置の制御内容を示すフローチャート
【図12】本発明の第2実施例を示す図11相当図
【図13】本発明の第3実施例を示す図4相当図
【図14】本発明の第4実施例を示す図5相当図
【図15】クラッチがベースのクラッチ係合部以外の部
分に係合してしまうことを説明するための図
【符号の説明】 17は下カップ(ベース)、17aはクラッチ係合孔
(クラッチ係合部)、19は槽軸、21は回転槽、25
は制御装置、27はロータ、28はモータ、30は撹拌
軸、31は撹拌体、39はクラッチ、44は操作レバー
(レバー)、49はカバー、49aはクッション、49
bはホルダカバー、50はリードスイッチ(スイッ
チ)、53は永久磁石、54は係合検出手段、56はカ
バーを示す。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチ係合部を有するベースと、 このベースに回転可能に装着され、回転槽に連結された
    中空状の槽軸と、 この槽軸の内部に収納され、撹拌体に連結された撹拌軸
    と、 この撹拌軸に回転力を付与して前記撹拌体を回転させる
    モータと、 前記槽軸に連結され、前記モータのロータに係合するこ
    とに伴い槽軸およびロータ間を連結し、前記ベースのク
    ラッチ係合部に係合することに伴い槽軸およびロータ間
    を遮断するクラッチと、 このクラッチの回転軌跡内に対して進退可能に設けら
    れ、クラッチの回転軌跡内に進入することに伴いクラッ
    チを前記ロータに係合した状態および前記クラッチ係合
    部に係合した状態に切換えるレバーとを備え、 前記ベースは、前記クラッチ係合部を除いた部分が略平
    坦にされていることを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 ベースには、クラッチ係合部を除いた部
    分を覆う略平坦なカバーが装着されていることを特徴と
    する請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 クラッチ係合部を有するベースと、 このベースに回転可能に装着され、回転槽に連結された
    中空状の槽軸と、 この槽軸の内部に収納され、撹拌体に連結された撹拌軸
    と、 この撹拌軸に回転力を付与して前記撹拌体を回転させる
    モータと、 前記槽軸に連結され、前記モータのロータに係合するこ
    とに伴い槽軸およびロータ間を連結し、前記ベースのク
    ラッチ係合部に係合することに伴い槽軸およびロータ間
    を遮断するクラッチと、 このクラッチの回転軌跡内に対して進退可能に設けら
    れ、クラッチの回転軌跡内に進入することに伴いクラッ
    チを前記ロータに係合した状態および前記クラッチ係合
    部に係合した状態に切換えるレバーと、 前記クラッチが前記クラッチ係合部に係合したことを検
    出する係合検出手段とを備えたことを特徴とする洗濯
    機。
  4. 【請求項4】 係合検出手段は、クラッチがロータから
    クラッチ係合部に係合することに伴いオンされるスイッ
    チから構成されていることを特徴とする請求項3記載の
    洗濯機。
  5. 【請求項5】 係合検出手段は、クラッチがクラッチ係
    合部からロータに係合する以前にオフされるスイッチか
    ら構成されていることを特徴とする請求項3または4記
    載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 ベースには、クラッチ係合部を除いた部
    分を覆う略平坦なカバーが装着され、 係合検出手段は、クラッチに装着された永久磁石と、前
    記ベース側に装着された永久磁石検出用のリードスイッ
    チとから構成されていることを特徴とする請求項3ない
    し5のいずれかに記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 永久磁石は、クラッチに一体形成されて
    いることを特徴とする請求項6記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 クラッチのクラッチ係合部に対する係合
    が検出されないときには、レバーをクラッチの回転軌跡
    内に進入させたままロータを複数回回転させることを特
    徴とする請求項3記載の洗濯機。
  9. 【請求項9】 クラッチのクラッチ係合部に対する係合
    が検出されないときには、レバーをクラッチの回転軌跡
    内に進入させてロータを1回転させる動作を複数回行う
    ことを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  10. 【請求項10】 ベースには、 クラッチ係合部の近傍
    に位置してクッションが設けられていることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の洗濯機。
  11. 【請求項11】 カバーは、クッション材により形成さ
    れていることを特徴とする請求項2または6記載の洗濯
    機。
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