JP2001046786A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2001046786A
JP2001046786A JP11225201A JP22520199A JP2001046786A JP 2001046786 A JP2001046786 A JP 2001046786A JP 11225201 A JP11225201 A JP 11225201A JP 22520199 A JP22520199 A JP 22520199A JP 2001046786 A JP2001046786 A JP 2001046786A
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power supply
board
cord
motor
power
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JP11225201A
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Takahiro Nishimura
隆宏 西村
Hiroshi Ikeda
博志 池田
Kimihiko Nakamura
公彦 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯モータの回転状態がモータコードからの
ノイズの影響で悪化することを防止すること。 【解決手段】 トップカバー11には凹状の基板収納部
14が形成されており、基板収納部14内には電源基板
が収納されている。この電源基板には電源回路およびイ
ンバータ回路が搭載されており、電源回路には電源コー
ド27を通して商用交流電源が与えられ、洗濯モータに
はインバータ回路からモータコード40を通して駆動電
源が与えられる。この場合、電源コード27およびモー
タコード40が基板収納部14の右側板および左側板を
通して基板収納部14の外部に突出しているので、電源
コード27およびモータコード40間の離間距離が長く
なる。このため、モータコード40から電源コード27
にノイズが伝播し難くなるので、洗濯モータの回転状態
がモータコード40からのノイズの影響で悪化すること
が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯モータをイン
バータ制御する構成の洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記洗濯機には上部カバー内に電源基板
を収納し、商用交流電源から直流電源を生成する電源回
路および直流電源から洗濯モータの駆動電源を生成する
インバータ回路を電源基板に搭載した構成のものがあ
る。この構成の場合、電源基板に電源コードおよびモー
タコードを搭載し、電源コードから電源回路に商用交流
電源を与え、インバータ回路からモータコードを通して
洗濯モータに駆動電源を与えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記洗濯機の場合、電
源コードおよびモータコードが類似の配線経路で上部カ
バーの外部に引出されている。このため、インバータ回
路をスイッチング制御するときの周波数ノイズ等がモー
タコードから電源コードに伝播し、洗濯モータの回転状
態に悪影響を及ぼす虞れがある。本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、その目的は、洗濯モータの回
転状態がモータコードからのノイズの影響で悪化するこ
とを防止できる洗濯機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の洗濯機
は、上面が開口する外箱と、前記外箱内に収納された洗
濯槽と、前記洗濯槽を回転駆動する洗濯モータと、前記
外箱の上端部に設けられ前記洗濯槽内に洗濯物を投入す
るための投入口を有する上部カバーと、前記上部カバー
に設けられ電源基板が収納された基板収納部と、前記電
源基板に搭載され商用交流電源から直流電源を生成する
電源回路および前記洗濯モータの駆動電源を生成するイ
ンバータ回路と、前記電源基板に搭載され前記電源回路
に商用交流電源を供給する電源コードおよび前記インバ
ータ回路から前記洗濯モータに駆動電源を供給するモー
タコードとを備え、前記電源コードが前記基板収納部の
一端側を通して前記基板収納部の外部に突出し、前記モ
ータコードが前記基板収納部の他端側を通して前記基板
収納部の外部に突出しているところに特徴を有してい
る。上記手段によれば、電源コードおよびモータコード
が基板収納部の一端側および他端側を通して基板収納部
の外部に突出しているので、電源コードおよびモータコ
ード間の離間距離が長くなる。このため、モータコード
から電源コードに周波数ノイズ等が伝播し難くなるの
で、洗濯モータの回転状態がモータコードからのノイズ
の影響で悪化することが防止される。
【0005】請求項2記載の洗濯機は、電源基板にノイ
ズフィルタ回路が搭載され、前記ノイズフィルタ回路が
電源回路の入力側に電気的に接続されているところに特
徴を有している。上記手段によれば、仮にモータコード
から電源コードにノイズが伝播したり、電源コードに別
の経路でノイズが伝播したときにはノイズフィルタ回路
によって除去されるので、洗濯モータの回転状態がノイ
ズの影響で悪化することが確実に防止される。
【0006】請求項3記載の洗濯機は、電源コードおよ
び電源回路間に電気的に介在された中継コードと前記中
継コードが貫通する零相変流器とが電源基板に搭載され
ているところに特徴を有している。上記手段によれば、
零相変流器の内部に電流検出専用のリード線を挿入する
必要がなくなるので、部品点数が少なくなる。
【0007】請求項4記載の洗濯機は、電源基板が上部
カバーの投入口へ向って上昇するように傾斜し、インバ
ータ回路が前記電源基板の下面のうち前記投入口側に搭
載されているところに特徴を有している。上記手段によ
れば、例えば基板収納部を塞ぐ操作パネルを投入口へ向
って上昇するように傾斜配置することができる。このた
め、操作パネルのうち投入口内に洗濯物を投入するとき
に体が当る部分が低くなるので、洗濯物の投入動作を行
い易くなる。
【0008】請求項5記載の洗濯機は、電源基板に帯状
ケーブルを介して制御基板が電気的に接続され、前記帯
状ケーブルが前記電源基板に搭載されたリード線を押さ
えているところに特徴を有している。上記手段によれ
ば、リード線のずれ動きが帯状ケーブルによって抑えら
れるので、リード線が周囲部品に引掛かることが専用の
ずれ止め部材を設けることなく防止される。
【0009】請求項6記載の洗濯機は、インバータ回路
に機械的に接続された放熱部材を備え、電源基板に搭載
されたリード線を押える押え部を有するカバーが前記放
熱部材に装着されているところに特徴を有している。上
記手段によれば、リード線のずれ動きが押え部によって
抑えられるので、リード線が周囲部品に引掛かることが
防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図5に基づいて説明する。まず、図2において、
外箱1は下面が閉塞された角筒状をなすものであり、外
箱1の内部には水受槽2が配設され、水受槽2の下面に
は洗濯モータ3が固定されている。この洗濯モータ3は
アウタロータ形の三相DCブラシレスモータからなるも
のであり、洗濯モータ3の回転軸4は水受槽2の内部に
突出している。
【0011】洗濯モータ3の回転軸4には水受槽2の内
部に位置して洗濯槽5が連結され、洗濯槽5の内部に位
置して撹拌体6が連結されている。この撹拌体6は回転
軸4に直結されたものであり、洗濯モータ3の作動に基
づいて回転軸4と一体的に回転する。
【0012】洗濯槽5はクラッチ機構(図示せず)を介
して回転軸4に連結されたものである。このクラッチ機
構は両者を機械的に連結する脱水モードおよび両者を機
械的に遮断する洗いモードに切換わるものであり、クラ
ッチ機構が脱水モードになっているときには洗濯モータ
3の作動に基づいて洗濯槽5および撹拌体6が回転軸4
と一体的に回転し、クラッチ機構が洗いモードになって
いるときには洗濯モータ3の作動に基づいて撹拌体6が
単独で回転する。
【0013】水受槽2の底部には排水路7が形成されて
おり、排水路7の出口には排水弁8が装着されている。
この排水路7は洗濯槽5内に通じるものであり、排水弁
8の閉鎖状態で洗濯槽5内に水が注入されると、排水路
7および洗濯槽5内に水が貯溜される。この排水路7に
は排水ホース9が連結されており、排水弁8が開放され
ると、洗濯槽5内の水が排水路7から排水ホース9を通
して機外へ排出される。また、水受槽2の底部には補助
排水口10が形成されている。この補助排水口10は排
水路7内に通じるものであり、脱水時には洗濯槽5内の
水が遠心力で洗濯槽5の上面から水受槽2内に放出さ
れ、補助排水口10を通って排水路7内に流入する。
【0014】外箱1の上端部には上部カバーに相当する
矩形枠状のトップカバー11が装着されている。このト
ップカバー11は合成樹脂を材料に形成されたものであ
り、トップカバー11の中央部には、図1に示すよう
に、円孔状の投入口12が形成されている。この投入口
12は洗濯槽5内に洗濯物を投入したり、洗濯槽5内か
ら洗濯物を取出すためのものであり、洗濯槽5の上面開
口部に対向している。尚、図2の符号13は投入口12
を開閉する蓋を示している。
【0015】トップカバー11の前辺部には、図3に示
すように、基板収納部14が形成されている。この基板
収納部14は上面が開口する凹状をなすものであり、基
板収納部14内には基板ユニット15が配設されてい
る。以下、基板ユニット15について詳述する。
【0016】下ケース16は合成樹脂を材料に形成され
たものであり、天井板17および天井板17の外周部を
囲う周壁18を有している。この下ケース16には係合
板部19および係合孔部20が形成されており、係合板
部19および係合孔部20には上ケース21の係合爪部
22および係合爪部23が係合している。この上ケース
21は合成樹脂を材料に形成されたものであり、係合爪
部22および23は上ケース21に一体形成されてい
る。
【0017】上ケース21は底板24および底板24の
外周部を囲う周壁25を有するものであり、上ケース2
1の底板24は係合板部19および係合爪部22間の係
合力,係合孔部20および係合爪部23間の係合力で下
ケース16の天井板17に密着している。尚、下ケース
16および上ケース21は天井板17および底板24が
前方から後方へ向って(投入口12へ向って)上昇する
ように傾斜配置されている。
【0018】下ケース16内には天井板17に対して平
行に電源基板26が配設されている。この電源基板26
の下面には、図4に示すように、右側部に位置して2本
の電源コード27の一端部が搭載され、2本の電源コー
ド27の他端部は、図1に示すように、基板収納部14
の右側板を貫通して基板収納部14の外部に突出してい
る。これら2本の電源コード27は100Vの商用交流
電源(図示せず)に電気的に接続されるものであり、電
源基板26には2本の電源コード27を通して100V
の商用交流電源(メイン電源)が与えられる。
【0019】電源基板26の下面には、図4に示すよう
に、電源コード27側の右側部に位置してノイズフィル
タ回路28が搭載されている。このノイズフィルタ回路
28は、図5に示すように、コモンモードチョークコイ
ル29および2個のコンデンサ30を主体に構成された
ものであり、ノイズフィルタ回路28の両入力端子は両
電源コード27に電気的に接続されている。
【0020】電源基板26の右側部には、図4に示すよ
うに、2本の中継コード31を介して電源スイッチ32
が接続されており、一方の中継コード31は、図5に示
すように、電源基板26の配線パターンを介してノイズ
フィルタ回路28の一方の出力端子に電気的に接続され
ている。この電源スイッチ32は接点33およびコイル
34を有するオートパワーオフ形のものであり、接点3
3が手動操作されることに基づいて機械的にオン状態に
保持され、コイル34が励磁されることに基づいて自動
的にオフされる。尚、電源スイッチ32は、図1に示す
ように、下ケース16および上ケース21の右側に配設
されたものである。
【0021】電源スイッチ32の他方の中継コード31
には、図5に示すように、電源基板26の配線パターン
を介して電源回路35の一方の入力端子が電気的に接続
されている。この電源回路35は電源基板26の下面の
うち後端部(投入口12側)に搭載されたものであり、
電源回路35の他方の入力端子は電源基板26の配線パ
ターンを介してノイズフィルタ回路28の他方の出力端
子に電気的に接続されている。この電源回路35は電源
スイッチ32のオンに基づいてノイズフィルタ回路28
を経由したメイン電源が供給されるものであり、メイン
電源を整流・平滑することに基づいて駆動用直流電源お
よび制御用直流電源を生成する。尚、電源回路35は4
個のダイオードをブリッジ接続してなる整流部および平
滑コンデンサ等から構成されたものである。
【0022】電源回路35には電源基板26の配線パタ
ーンを介してインバータ回路36が電気的に接続されて
おり、インバータ回路36には電源回路35から駆動用
直流電源が与えられる。このインバータ回路36は6個
のIGBTを三相ブリッジ接続してなる主回路部および
ゲートドライブ部(いずれも図示せず)をパッケージ化
してなるものであり、図3に示すように、電源基板26
の下面に搭載されている。
【0023】インバータ回路36の下面には放熱部材に
相当する放熱板37が機械的に接続されている。この放
熱板37は電源基板26およびインバータ回路36を通
してねじ38が締込まれることに基づいて固定されたも
のであり、図4に示すように、電源基板26のうち放熱
性が高い左右方向中央部に配置されている。
【0024】電源基板26の下面には3個のコネクタ3
9を介して3本のモータコード40の一端部が搭載され
ている。これら各コネクタ39は放熱板37の前方に配
置されたものであり、各モータコード40の一端部は、
図5に示すように、コネクタ39および電源基板26の
配線パターンを介してインバータ回路36の主回路部に
電気的に接続されている。また、各モータコード40の
他端部は、図1に示すように、基板収納部14の左側板
を貫通して基板収納部14の外部に突出し、図5に示す
ように、洗濯モータ3のステータコイルに電気的に接続
されている。
【0025】電源基板26の下面には、図4に示すよう
に、コネクタ41を介してセンサコード42の一端部が
搭載されている。このセンサコード42の他端部は、モ
ータコード40と同様、基板収納部14の左側板を通し
て基板収納部14の外部に突出しており、センサコード
42の他端部には回転センサ43(図5参照)が電気的
に接続されている。この回転センサ43はホール素子等
からなるものであり、洗濯モータ3のロータの回転位置
に応じた回転信号を出力する。尚、センサコード42は
複数のリード線が束ねられたものである。
【0026】上ケース25内には、図3に示すように、
底板24に対して平行に制御基板44が配設されてお
り、制御基板44と電源基板26との間は帯状ケーブル
に相当する2枚のリボン線45(図4参照)を介して電
気的に接続されている。この制御基板44はプリント配
線基板からなるものであり、制御基板44には、図5に
示すように、マイクロコンピュータを主体に構成された
制御装置46が搭載されている。この制御装置46は一
方のリボン線45を介して電源回路35に電気的に接続
されており、電源スイッチ32がオンされると、電源回
路35から一方のリボン線45を通して制御装置46に
制御用直流電源が与えられ、制御装置46が起動する。
【0027】制御装置46は他方のリボン線45を介し
てインバータ回路36のゲートドライブ部および回転セ
ンサ43のコネクタ41に電気的に接続されており、他
方のリボン線45を通して回転センサ43からの回転信
号を検出し、回転信号に基づいてゲートドライブ信号を
生成する。そして、他方のリボン線45を通してインバ
ータ回路36のゲートドライブ部にゲートドライブ信号
を与えることに基づいて主回路部の各IGBTをスイッ
チング制御し、主回路部から3本のモータコード40を
通して洗濯モータ3に駆動電源を与える。
【0028】下ケース16内には、図3に示すように、
樹脂部47が形成されている。この樹脂部47は下ケー
ス16内に注入されたウレタン樹脂等のポッティング材
が硬化してなるものであり、電源基板26は上下両面が
樹脂部47により覆われている。また、2本の電源コー
ド27,ノイズフィルタ回路28,電源回路35,イン
バータ回路36,3本のモータコード40,センサコー
ド42,2枚のリボン線45は電源基板26に対する接
続部分が樹脂部47により覆われている。
【0029】制御基板44の上面には、図1に示すよう
に、スタート用の操作スイッチ48および複数のコース
設定用の操作スイッチ48が搭載されている。これら各
操作スイッチ48は、図5に示すように、制御基板44
の配線パターンを介して制御装置46に電気的に接続さ
れたものであり、制御装置46はコース設定用のどの操
作スイッチ48からオン信号が出力されるかに基づいて
標準コース,念入りコース,ドライコース等の洗濯コー
スを設定し、スタート用の操作スイッチ48からオン信
号が出力されることに基づいて洗濯運転を開始する。
【0030】制御基板44の上面には表示部49が搭載
されている。この表示部49は制御基板44の配線パタ
ーンを介して制御装置46に電気的に接続されたもので
あり、制御装置46は残り洗濯時間,洗濯コースの設定
内容等の洗濯情報を表示部49に表示する。尚、表示部
49は液晶表示パネルからなるものである。
【0031】上ケース25内には、図3に示すように、
樹脂部50が形成されている。この樹脂部50は上ケー
ス25内に注入されたウレタン樹脂等のポッティング材
が硬化してなるものであり、制御基板44は上下両面が
樹脂部50により覆われている。また、制御装置46,
各操作スイッチ48,表示部49は制御基板44に対す
る接続部分が樹脂部50により覆われている。基板ユニ
ット15は以上のように構成されている。
【0032】トップカバー11の前辺部には、図3に示
すように、合成樹脂製の操作パネル51が装着されてお
り、操作パネル51の上面には合成樹脂製の化粧フィル
ム52が貼付されている。この操作パネル51は基板収
納部14の上面を塞ぐものであり、電源スイッチ32の
プランジャ53(図1参照)は操作パネル51の右側部
を貫通して操作パネル51の上方に突出している。尚、
図1はトップカバー11を操作パネル51の除去状態で
示すものである。
【0033】操作パネル51には、図3に示すように、
各操作スイッチ48のプランジャ54の上方に位置して
操作キー55が一体形成されている。これら各操作キー
55は押圧操作されることに基づいて下方へ弾性変形す
るものであり、各操作スイッチ48のプランジャ54は
上方の操作キー55が下方へ弾性変形することに基づい
て操作される。
【0034】次に上記構成の作用について説明する。使
用者が電源スイッチ32のプランジャ53を押圧操作す
ると、電源スイッチ32の接点33が開放状態から閉成
状態に切換わることに基づいて電源回路35から制御装
置46に制御用直流電源が与えられ、制御装置46が起
動する。
【0035】使用者が電源スイッチ32のオン状態で化
粧フィルム52の上からコース設定用の所望の操作キー
55を押圧操作すると、当該操作キー55が弾性変形す
ることに基づいて下方の操作スイッチ48のプランジャ
54を押圧する。すると、当該操作スイッチ48がオン
され、制御装置46が当該操作スイッチ48のオンに基
づいて洗濯コースを設定する。
【0036】使用者が洗濯コースの設定状態で化粧フィ
ルム52の上からスタート用の操作キー55を押圧操作
すると、当該操作キー55が弾性変形することに基づい
て下方の操作スイッチ48のプランジャ54を押圧す
る。すると、当該操作スイッチ48がオンされ、制御装
置46が当該操作スイッチ48のオンに基づいて洗濯運
転を開始する。
【0037】制御装置46は洗濯運転を開始すると、回
転センサ43からの回転信号に基づいてゲートドライブ
信号を生成する。そして、ゲートドライブ信号をインバ
ータ回路36のゲートドライブ部に与えることに基づい
て主回路部の各IGBTをスイッチング制御し、洗濯モ
ータ3の回転速度および回転方向等を洗濯コースの設定
結果に応じて制御する。
【0038】尚、電源スイッチ32のコイル34は制御
装置46に電気的に接続されており、制御装置46は洗
濯運転の終了から設定時間が経過したことを検出する
と、コイル34に電源を与えることに基づいて電源スイ
ッチ32を自動的にオフし、メイン電源を遮断する。
【0039】上記第1実施例によれば、電源コード27
を基板収納部14の右側板を通して基板収納部14の外
部に突出させ、モータコード40を基板収納部14の左
側板を通して基板収納部14の外部に突出させたので、
電源コード27およびモータコード40間の離間距離が
長くなる。このため、インバータ回路36をスイッチン
グ制御するときの周波数ノイズ等がモータコード40か
ら電源コード27に伝播し難くなるので、洗濯モータ3
の回転状態がモータコード40からのノイズの影響で悪
化することが防止される。しかも、電源コード27およ
びモータコード40を基板収納部14の底板を通して基
板収納部14の外部に引出す場合とは異なり、基板収納
部14の底板と下ケース16との間に配線用の隙間を形
成しなくて済むので、基板収納部14の高さ寸法が小さ
くなる。
【0040】また、電源回路35の入力側にノイズフィ
ルタ回路28を電気的に接続した。このため、仮にモー
タコード40から電源コード27にノイズが伝播した
り、電源コード27に別の経路でノイズが伝播したとき
にはノイズフィルタ回路28によって除去されるので、
洗濯モータ3の回転状態がノイズの影響で悪化すること
が確実に防止される。
【0041】また、電源基板26を有する下ケース16
および制御基板44を有する上ケース21を背中合わせ
にして基板収納部14内に収納した。このため、下ケー
ス16および上ケース21をトップカバー11の前端部
と側部とに分散配置する場合に比べ、トップカバー11
の投入口12の開口面積を大きくすることができるの
で、洗濯物の出入を行い易くなる。
【0042】また、電源基板26を投入口12側へ向っ
て上昇するように傾斜配置し、高さ寸法が大きなインバ
ータ回路36(放熱板37を含む)および電源回路35
等の電気部品を電源基板26の下面のうち投入口12側
に搭載したので、操作パネル51を電源基板26に沿っ
て投入口12側へ上昇傾斜させることができる。このた
め、操作パネル51のうち投入口12内に洗濯物を投入
したり投入口12内から洗濯物を取出すときに体が当る
前端部が低くなるので、洗濯物の出入れを行い易くな
る。
【0043】次に本発明の第2実施例を図6に基づいて
説明する。電源基板26の下面にはリークセンサ56が
搭載されている。このリークセンサ56は円筒コアに検
出コイルが巻装された丸窓貫通形の零相変流器(ZC
T)からなるものであり、リークセンサ56の円筒コア
内にはリード線に相当する2本の中継コード57が挿入
されている。これら2本の中継コード57はノイズフィ
ルタ回路28の出力側と電源回路35の入力側との間に
電気的に介在されたものであり、2本の中継コード57
は両リボン線45の内部に挿入され、両リボン線45に
より押えられている。
【0044】リークセンサ56の検出コイルは一方のリ
ボン線45を介して制御装置46に電気的に接続されて
おり、制御装置46は洗濯運転の実行中に検出コイルか
らの出力信号を監視する。例えば一方の中継コード57
を流れる電流の大きさと他方の中継コード57を流れる
逆向きの電流の大きさとが等しいときには検出コイルか
らリーク信号が出力されない。この場合には制御装置4
6が電流漏れ無しと判断する。また、両電流の大きさが
異なるときには検出コイルからリーク信号が出力され
る。この場合には制御装置46が電流漏れ有りと判断
し、表示部49に表示を行うことに基づいて電流漏れを
報知する。
【0045】上記第2実施例によれば、両中継コード5
7をリークセンサ56の内部に挿入した。このため、リ
ークセンサ56を貫通する電流検出専用のジャンパー線
が不要になるので、部品点数が削減されると共にスペー
ス的に有利になる。また、中継コード57をリボン線4
5内に挿入した。このため、中継コード57のずれ動き
がリボン線45によって抑えられるので、中継コード5
7が放熱板37やコネクタ39等の周囲部品に引掛かる
ことが専用のずれ止め部材を設けることなく防止され
る。
【0046】次に本発明の第3実施例を図7に基づいて
説明する。放熱板37には、図7の(a)に示すよう
に、合成樹脂製の放熱板カバー58が装着されている。
この放熱板カバー58は放熱板37の角部を覆うもので
あり、放熱板カバー58には複数の押え部59が一体形
成されている。これら各押え部59は、図7の(b)に
示すように、アーム状をなすものであり、2本の中継コ
ード57は複数の押え部59により押えられている。
【0047】上記第3実施例によれば、中継コード57
を放熱板37の押え部59により押えた。このため、中
継コード57のずれ動きが抑えられるので、中継コード
57がコネクタ39等の周囲部品に引掛かることが防止
される。
【0048】尚、上記第3実施例においては、放熱板カ
バー58にアーム状の複数の押え部59を一体形成した
が、これに限定されるものではなく、例えば本発明の第
4実施例を示す図8のように、爪状の複数の押え部60
を一体形成し、2本の中継コード57を複数の押え部6
0に引掛けて押えても良い。また、上記第3および第4
実施例においては、放熱板カバー58に押え部59およ
び60を一体形成したが、これに限定されるものではな
く、例えば放熱板カバー58に押え部59および60を
溶着しても良い。
【0049】また、上記第1ないし第4実施例において
は、トップカバー11の基板収納部14内に基板ユニッ
ト15を後方へ向って上昇する傾斜状に配設したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば水平に配設しても
良い。また、上記第1ないし第4実施例においては、電
源コード27およびモータコード40を基板収納部14
の右側板および左側板を通して基板収納部14の外部に
突出させたが、これに限定されるものではなく、例えば
基板収納部14の底板の右側部および左側部を通して基
板収納部14の外部に突出させても良い。
【0050】また、上記第1ないし第4実施例において
は、下ケース16および上ケース21を背中合わせに組
付けて基板収納部14内に配設したが、これに限定され
るものではなく、例えば左右方向または前後方向に並べ
て配設しても良い。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の洗濯機は次の効果を奏する。請求項1記載の手段によ
れば、電源コードおよびモータコードを基板収納部の両
端側に分けて基板収納部の外部に引出した。このため、
モータコードから電源コードにノイズが伝播し難くなる
ので、洗濯モータの回転状態がモータコードからのノイ
ズの影響で悪化することが防止される。請求項2記載の
手段によれば、電源回路の入力側にノイズフィルタ回路
を電気的に接続したので、洗濯モータの回転状態がノイ
ズの影響で悪化することが確実に防止される。
【0052】請求項3記載の手段によれば、中継コード
を零相変流器の内部に挿入した。このため、零相変流器
を貫通する専用のジャンパー線が不要になるので、部品
点数が少なくなる。請求項4記載の手段によれば、電源
基板を上部カバーの投入口へ向って上昇するように傾斜
配置し、インバータ回路を電源基板の下面のうち投入口
側に搭載したので、洗濯物の出入れを行い易くなる。
【0053】請求項5記載の手段によれば、リード線を
帯状ケーブルにより押えたので、リード線が周囲部品に
引掛かることが専用のずれ止め部材を設けることなく防
止される。請求項6記載の手段によれば、リード線を放
熱部材の押え部により押えたので、リード線が周囲部品
に引掛かることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(電源コードおよ
びモータコードの配線状態を示す上面図)
【図2】全体構成を外箱の破断状態で示す側面図
【図3】基板ユニットがトップカバーに収納された状態
を示す縦断側面図
【図4】電源基板が下ケースに収納された状態を示す図
【図5】電気的構成を示す図
【図6】本発明の第2実施例を示す図4相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図(aは図4相当
図、bはX線に沿う断面図)
【図8】本発明の第4実施例を示す図(aは図4相当
図、bはX線に沿う断面図)
【符号の説明】
1は外箱、3は洗濯モータ、5は洗濯槽、11はトップ
カバー(上部カバー)、12は投入口、14は基板収納
部、26は電源基板、27は電源コード、28はノイズ
フィルタ回路、35は電源回路、36はインバータ回
路、37は放熱板(放熱部材)、40はモータコード、
44は制御基板、45はリボン線(帯状ケーブル)、5
6はリークセンサ(零相変流器)、57は中継コード
(リード線)、58は放熱板カバー(カバー)、59は
押え部、60は押え部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 公彦 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 Fターム(参考) 3B155 AA01 BA11 CA05 CA16 CB06 DA02 HC01 HC02 HC06 HC07 JA01 JA03 MA01 MA02 MA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口する外箱と、 前記外箱内に収納された洗濯槽と、 前記洗濯槽を回転駆動する洗濯モータと、 前記外箱の上端部に設けられ、前記洗濯槽内に洗濯物を
    投入するための投入口を有する上部カバーと、 前記上部カバーに設けられ、電源基板が収納された基板
    収納部と、 前記電源基板に搭載され、商用交流電源から直流電源を
    生成する電源回路および前記洗濯モータの駆動電源を生
    成するインバータ回路と、 前記電源基板に搭載され、前記電源回路に商用交流電源
    を供給する電源コードおよび前記インバータ回路から前
    記洗濯モータに駆動電源を供給するモータコードとを備
    え、 前記電源コードは、前記基板収納部の一端側を通して前
    記基板収納部の外部に突出し、 前記モータコードは、前記基板収納部の他端側を通して
    前記基板収納部の外部に突出していることを特徴とする
    洗濯機。
  2. 【請求項2】 電源基板にはノイズフィルタ回路が搭載
    され、 前記ノイズフィルタ回路は、電源回路の入力側に電気的
    に接続されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯
    機。
  3. 【請求項3】 電源基板には、 電源コードおよび電源回路間に電気的に介在された中継
    コードと、 前記中継コードが貫通する零相変流器とが搭載されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 電源基板は、上部カバーの投入口へ向っ
    て上昇するように傾斜し、 インバータ回路は、前記電源基板の下面のうち前記投入
    口側に搭載されていることを特徴とする請求項1記載の
    洗濯機。
  5. 【請求項5】 電源基板には、帯状ケーブルを介して制
    御基板が電気的に接続され、 前記帯状ケーブルは、前記電源基板に搭載されたリード
    線を押えていることを特徴とする請求項1記載の洗濯
    機。
  6. 【請求項6】 インバータ回路に機械的に接続された放
    熱部材を備え、 前記放熱部材には、電源基板に搭載されたリード線を押
    える押え部を有するカバーが装着されていることを特徴
    とする請求項1記載の洗濯機。
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