JP4764297B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明はバックアップ電源を有する洗濯機に関する。
上記洗濯機には商用交流電源の投入状態で商用交流電源から電源回路を通して制御回路に駆動電源を供給し、商用交流電源の遮断状態でボタン電池等のバックアップ電源から制御回路に駆動電源を供給する構成のものがある。この制御回路はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、商用交流電源の投入状態および遮断状態のそれぞれで時間を計測する計時処理を行うことに基づいて現在時刻を計測する時計機能を有している。
特開平2−54759号公報 特開2005−6804号公報
上記洗濯機の場合、ボタン電池の寿命を洗濯機の製品寿命と同等または洗濯機の製品寿命に比べて長く設定しようとしたときには大容量のボタン電池を使用する必要があるが、大容量のボタン電池を使用することは現実的にコストの点で困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大容量の電池を使用することなく制御回路に時計機能を持たせることが可能な洗濯機を提供することにある。
請求項1記載の洗濯機は、商用交流電源を直流電源に変換する電源回路と、前記電源回路に商用交流電源を供給する給電路に介在されたものであって当該給電路を開放するオフ状態および当該給電路を閉成するオン状態に相互に切換えられるスイッチと、直流電源を出力することが可能な電池と、前記スイッチのオン状態で前記電源回路が変換する直流電源を充電する電気二重層キャパシタと、使用者が操作することが可能な予約スイッチと、前記スイッチのオン状態で前記電源回路から駆動電源が与えられるものであって前記スイッチのオン状態では前記予約スイッチが操作された場合に前記予約スイッチの操作内容に応じて予約時刻を設定するメイン制御回路と、前記スイッチのオン状態では前記電気二重層キャパシタから直流電源が与えられることに基づいて時間を計測する計時処理を行前記スイッチのオフ状態では前記電気二重層キャパシタおよび前記電池のいずれかから前記電気二重層キャパシタが優先するように直流電源が与えられることに基づいて計時処理を行うものであって前記スイッチのオン状態では前記メイン制御回路から予約時刻の設定結果に応じた表示コマンドが送信されることで使用者に当該予約時刻の設定結果を報知する映像を表示器に表示するサブ制御回路を備え、前記メイン制御回路が予約時刻を設定した場合には運転を開始する運転時刻に到達したか否かが前記計時処理の計測結果に応じて判断されるところに特徴を有している。
請求項2記載の洗濯機は、商用交流電源を直流電源に変換する電源回路と、前記電源回路に商用交流電源を供給する給電路に介在されたものであって当該給電路を開放するオフ状態および当該給電路を閉成するオン状態に相互に切換えられるスイッチと、直流電源を出力することが可能な電池と、前記スイッチのオン状態で前記電源回路が変換する直流電源を充電する電気二重層キャパシタと、前記スイッチのオン状態では前記電気二重層キャパシタから直流電源が与えられることに基づいて時間を計測する計時処理を行うものであって前記スイッチのオフ状態では前記電気二重層キャパシタおよび前記電池のいずれかから前記電気二重層キャパシタが優先するように直流電源が与えられることに基づいて計時処理を行う制御回路と、前記電気二重層キャパシタが接続された基板と、前記基板に隙間を介して対向配置されたものであって表示器を保持する保持部材を備え、前記電気二重層キャパシタは前記基板および前記保持部材相互間の隙間に収納されているところに特徴を有している。
請求項1〜2のそれぞれに記載の洗濯機によれば、スイッチがオンされた商用交流電源の投入状態では商用交流電源から電源回路を通して電気二重層キャパシタに直流電源が与えられ、電気二重層キャパシタからサブ制御回路または制御回路に計時処理を行うための駆動電源が与えられる。このスイッチがオフされた商用交流電源の遮断状態で電気二重層キャパシタがサブ制御回路または制御回路を駆動することが可能な程度に充電されているときには電気二重層キャパシタからサブ制御回路または制御回路に計時処理を行うための駆動電源が与えられ、電気二重層キャパシタがサブ制御回路または制御回路を駆動することが不能な程度に放電した非常時には電池からサブ制御回路または制御回路に計時処理を行うための駆動電源が与えられる。このため、非常時にサブ制御回路または制御回路を駆動することができる程度に小容量の電池でサブ制御回路または制御回路に時計機能を持たせることができる。
[実施例1]
外箱1は、図1に示すように、底板2と左側板3と右側板4と前板5と天板6と後板7を相互に接合することから構成されたものであり、前板5には貫通孔状の出入口8が形成されている。この前板5にはドア9が装着されており、ドア9は出入口8を閉鎖する閉鎖状態および出入口8を開放する開放状態相互間で操作可能にされている。
外箱1の内部には水受槽が収納されている。この水受槽は後面が閉鎖された有底な円筒状をなすものであり、水受槽の後板には洗濯モータ10(図2参照)が固定されている。この洗濯モータ10は3相DCブラシレスモータからなるものであり、洗濯モータ10の回転軸は水受槽の内部に突出している。この洗濯モータ10の回転軸には水受槽の内部に位置してドラムが連結されている。このドラムは後面が閉鎖された有底な円筒状をなすものであり、洗濯モータ10が駆動することに基づいて洗濯モータ10の回転軸と一体的に回転する。このドラムの前面は出入口8の後方に配置されており、衣類はドア9の開放状態で外部から出入口8を通してドラム内に投入され、ドア9の開放状態でドラム内から出入口8を通して外部に取出される。
外箱1には、図1に示すように、ドア9の上方に位置して横長な操作パネル11が接合されており、操作パネル11には電源スイッチ12と予約スイッチ13とコーススイッチ14とスタートスイッチ15と停止スイッチ16のそれぞれが装着されている。電源スイッチ12は操作力が加わることに基づいて電気的なオン状態になるものであり、操作力が除去されることに基づいて電気的なオフ状態に自己復帰する。外箱1の内部にはマイクロコンピュータを主体に構成されたメイン制御回路17(図2参照)が収納されており、予約スイッチ13〜停止スイッチ16のそれぞれは、図2に示すように、メイン制御回路17に接続されている。このメイン制御回路17はCPUとROMとRAMを有するものであり、予約スイッチ13が操作されたことを判断したときには予約スイッチ13の操作内容に応じて予約時刻を設定し、コーススイッチ14が操作されたことを判断したときにはコーススイッチ14の操作内容に応じて運転コースを設定し、スタートスイッチ15が運転コースの設定状態で操作されたことを判断したときには運転コースの設定結果を実行し、停止スイッチ16が運転コースの実行状態で操作されたことを判断したときには実行中の運転コースを停止する。
外箱1の内部には、図3に示すように、操作パネル11の後方に位置してタイマケース18が収納されている。このタイマケース18は基板容器に相当するものであり、タイマケース18の輪郭形状は操作パネル11の輪郭形状に沿う横長な形状に設定され、タイマケース18の断面形状は、図4に示すように、前面が開口する容器状に設定されている。このタイマケース18の内部にはプリント配線基板19が収納されている。このプリント配線基板19はタイマケース18の底板に複数のスペーサを介して支持されたものであり、プリント配線基板19およびタイマケース18の底板相互間には隙間が形成されている。このプリント配線基板19は基板に相当するものである。
プリント配線基板19には、図4に示すように、複数の係合孔20が形成されており、各係合孔20内には前方からLCDホルダ21の脚22が挿入されている。これら各脚22の先端部には爪部23が形成されており、各脚22は爪部23が係合孔20の縁部に係合することに基づいて係合孔20から前方へ外れることが防止されている。このLCDホルダ21は合成樹脂を材料に形成されたものであり、LCDホルダ21の断面形状は前面が開口する容器状に設定され、LCDホルダ21の輪郭形状は、図3に示すように、横長な長方形状に設定されている。このLCDホルダ21は保持部材に相当するものである。
タイマケース18の内部には、図4に示すように、封止部24が形成されている。この封止部24はタイマケース18の内部にウレタン樹脂等のポッティング樹脂を注入することから形成されたものであり、プリント配線基板19の前面および後面のそれぞれは封止部24によって封止され、LCDホルダ21は各脚22の後半部が封止部24内に埋設されることに基づいてプリント配線基板19に固定されている。このプリント配線基板19の前面にはLCDホルダ21およびプリント配線基板19相互間の隙間に位置してコンデンサホルダ25が接合されている。このコンデンサホルダ25は前面が開口する容器状をなすものであり、コンデンサホルダ25の内部空間には封止部24が形成されていない。このコンデンサホルダ25はキャパシタ容器に相当するものである。
LCDホルダ21の内部には、図4に示すように、液晶表示器26が収納されている。この液晶表示器26は表示器に相当するものであり、反射シート27と導光板28とプリズムシート29とLCDセル30とバックライト31を有している。このバックライト31は、図3に示すように、反射シート27〜LCDセル30の側方に配置されたものであり、側方の反射シート27に向って光を投射する。この反射シート27はバックライト31から投射された光を前方へ反射するものであり、導光板28は反射シート27から反射された光を面状化してプリズムシート29に投射し、プリズムシート29は導光板28から投射された光を直線偏光してLCDセル30に投射する。このLCDセル30は2枚のガラス板相互間に液晶層を挟み込んだものであり、LCDセル30には液晶層の配列を画素毎に制御することで映像が表示される。このLCDセル30は、図1に示すように、操作パネル11の貫通孔を通して前方に露出しており、LCDセル30の表示内容は前方の使用者から視覚的に認識可能にされている。
商用交流電源には、図2に示すように、電源回路に相当するメイン電源回路32が接続されている。このメイン電源回路32は整流回路33と2個の平滑コンデンサ34とDC/DCコンバータ35と平滑コンデンサ36〜39を有するものであり、整流回路33と2個の平滑コンデンサ34とDC/DCコンバータ35と平滑コンデンサ36〜39のそれぞれはタイマケース18内のプリント配線基板19に電気的に接続され、タイマケース18内の封止部24によって樹脂封止されている。
整流回路33は商用交流電源を直流電源に変換するものであり、2個の平滑コンデンサ34は整流回路33から出力される直流電源を平滑することに基づいて倍電圧の直流電源を生成する。これら2個の平滑コンデンサ34のそれぞれは電解コンデンサから構成されたものであり、DC/DCコンバータ35は2個の平滑コンデンサ34から出力される倍電圧の直流電源を降圧することに基づいてレベルが相互に異なる直流電源を生成する。平滑コンデンサ36〜39のそれぞれは電解コンデンサから構成されたものであり、平滑コンデンサ36はDC/DCコンバータ35から出力される直流電源を平滑することに基づいて駆動電源V1(15V)を生成し、平滑コンデンサ37はDC/DCコンバータ35から出力される直流電源を平滑することに基づいて駆動電源V2(5.7V)を生成し、平滑コンデンサ38はDC/DCコンバータ35から出力される直流電源を平滑することに基づいて駆動電源V3(5V)を生成し、平滑コンデンサ39はDC/DCコンバータ35から出力される直流電源を平滑することに基づいてメイン制御回路17用の駆動電源V4(5V)を生成する。
商用交流電源および整流回路33相互間には、図2に示すように、電源スイッチ12が介在されており、使用者が電源スイッチ12を操作したときには電源スイッチ12がオフ状態からオン状態に切換わることに基づいて整流回路33に商用交流電源が与えられ、駆動電源V1〜V4のそれぞれの生成が開始される。この電源スイッチ12の操作状態ではメイン電源回路32からメイン制御回路17に駆動電源V4が与えられ、メイン制御回路17が起動する。このメイン制御回路17には抵抗付きトランジスタ40のベース端子が接続されており、メイン制御回路17は起動直後にトランジスタ40のベース端子に駆動信号を出力することに基づいてトランジスタ40をオンする。
トランジスタ40には抵抗付きトランジスタ41のベース端子が接続されており、トランジスタ40がオンされたときにはメイン電源回路32からトランジスタ41のベース端子に駆動電源V3が与えられることに基づいてトランジスタ41がオンされる。このトランジスタ41には電源リレー42のコイル43が接続されており、トランジスタ41がオンされたときにはメイン電源回路32からコイル43に駆動電源V1が与えられることに基づいてコイル43がオンされる。この電源リレー42の接点44は給電路45に介在されており、コイル43がオンされたときには接点44がオフ状態からオン状態に切換わることに基づいて給電路45が開放状態から閉成状態に切換わる。この給電路45はメイン電源回路32の整流回路33に商用交流電源を供給するものであり、電源リレー42の接点44は商用交流電源および整流回路33相互間に電源スイッチ12に対して並列に介在されている。即ち、電源リレー42は給電路45を開放するオフ状態および給電路45を閉成するオン状態相互間で切換えられるスイッチに相当するものであり、使用者が電源スイッチ12から手を離した状態では商用交流電源が電源リレー42の接点44を通してメイン電源回路32に与えられるので、駆動電源V1〜V4のそれぞれが電源スイッチ12の操作状態から継続して生成される。
メイン電源回路32には、図2に示すように、インバータ回路46が接続されており、インバータ回路46には洗濯モータ10が接続されている。このインバータ回路46はメイン電源回路32が生成する倍電圧の直流電源を3相の交流電源に変換するものであり、洗濯モータ10はインバータ回路46から3相の交流電源が与えられることに基づいて駆動する。このインバータ回路46にはメイン制御回路17が接続されており、メイン制御回路17はインバータ回路46を駆動制御することに基づいて洗濯モータ10を速度制御しながら回転操作する。即ち、メイン制御回路17は洗濯モータ10を駆動することに基づいてドラムを回転操作し、ドラム内の洗濯物を洗剤の投入状態で洗う洗い工程とドラム内の洗濯物を洗剤の非投入状態で洗うすすぎ工程とドラム内の洗濯物から水分を遠心力で除去する脱水工程を含む洗濯運転を運転コースの設定結果に応じた内容で実行するものであり、運転制御回路に相当する。
外箱1の内部には制御回路および表示制御回路のそれぞれに相当するサブ制御回路47が収納されており、サブ制御回路47には液晶表示器26が接続されている。このサブ制御回路47はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、CPUとROMとRAMを有している。このサブ制御回路47は液晶表示器26の表示内容を制御するものであり、メイン制御回路17に接続されている。このメイン制御回路17はサブ制御回路47に表示コマンドを送信するものであり、サブ制御回路47は液晶表示器26に表示コマンドの受信結果に応じた映像を表示する。このメイン制御回路17はサブ制御回路47にモード切換えコマンドを送信するものであり、サブ制御回路47は低電力消費モード(例えばスリープモード)の設定状態でモード切換えコマンドを受信したときには低電力消費モードから通常電力消費モードに切換わり、通常電力消費モードの設定状態でモード切換えコマンドを受信したときには通常電力消費モードから低電力消費モードに切換わる。この低電力消費モードは通常電力消費モードに比べて少ない消費電力量で動作するモードであり、低電力消費モードではサブ制御回路47の機能が通常電力消費モードに比べて制限される。
サブ制御回路47には、図2に示すように、サブ電源回路48が接続されている。このサブ電源回路48はサブ制御回路47に商用交流電源の投入状態および商用交流電源の遮断状態のそれぞれで駆動電源を供給するものであり、サブ制御回路47は商用交流電源の投入状態および商用交流電源の遮断状態のそれぞれで動作する。このサブ電源回路48は平滑コンデンサ49と2個の電気二重層キャパシタ50とダイオード51〜53と抵抗54とボタン電池55を有するものであり、平滑コンデンサ49と2個の電気二重層キャパシタ50とダイオード51〜53と抵抗54のそれぞれはタイマケース18内のプリント配線基板19に電気的に接続され、2個の電気二重層キャパシタ50を除く残りの平滑コンデンサ49とダイオード51〜53と抵抗54のそれぞれはタイマケース18内の封止部24によって樹脂封止されている。
平滑コンデンサ49は電解コンデンサから構成されたものであり、商用交流電源の投入状態でDC/DCコンバータ35から出力される直流電源を平滑することに基づいて駆動電源V2(5.7V)を生成する。両電気二重層キャパシタ50のそれぞれは平滑コンデンサ49から出力される駆動電源V2を充電するものである。これら両電気二重層キャパシタ50は両電気二重層キャパシタ50の電圧(定格5V)がボタン電池55の電圧(定格3V)に比べて高いときにサブ制御回路47に駆動電源を与えるものであり、ダイオード51は両電気二重層キャパシタ50から平滑コンデンサ49にサブ制御回路47の駆動電源が逆流することを防止し、ダイオード53は両電気二重層キャパシタ50からボタン電池55にサブ制御回路47の駆動電源が流れることを防止する。
両電気二重層キャパシタ50のそれぞれは、図4に示すように、コンデンサホルダ25内に横向きの倒立状態で収納され、両電気二重層キャパシタ50のそれぞれの端子56は、図3に示すように、コンデンサホルダ25の壁を乗り越えてプリント配線基板19に接続されており、両電気二重層キャパシタ50のそれぞれはタイマケース18内の封止部24によって樹脂封止されていない。ボタン電池55は、図2に示すように、両電気二重層キャパシタ50の電圧がボタン電池55の電圧に比べて低下したときにサブ制御回路47に駆動電源を与えるものであり、ダイオード52は両電気二重層キャパシタ50がボタン電池55から充電を行うことを防止する。このボタン電池55は電池および一次電池のそれぞれに相当するものである。
次に上記構成の作用について説明する。
使用者が電源スイッチ12を一度も操作していない製品の購入直後にはサブ電源回路48の両電気二重層キャパシタ50のそれぞれが全く充電されていない。この初期状態ではサブ電源回路48のボタン電池55からサブ制御回路47に駆動電源が与えられ、サブ制御回路47がボタン電池55からの駆動電源に基づいて低電力消費モードで動作している。この初期状態ではサブ制御回路47は計時処理を行っている。この計時処理はクロック回路から一定の時間間隔で出力されるクロック信号に基づいてカウンタを更新する処理であり、カウンタは現在時刻を示す時計として機能する。このクロック回路はサブ制御回路47に内蔵されたものであり、低消費電力モードではサブ制御回路47が現在時刻を計測する時計機能が有効化され、通常電力消費モードではサブ制御回路47が液晶表示器26に映像を表示する表示機能および時計機能の双方が有効化される。
使用者が電源スイッチ12を操作したときにはメイン電源回路32に商用交流電源が与えられ、メイン電源回路32からメイン制御回路17に駆動電源V4が与えられる。このメイン制御回路17はメイン電源回路32から駆動電源V4が与えられることに基づいて起動し、起動直後の電源投入処理でトランジスタ40に駆動信号を出力することに基づいて電源リレー42をオンすると共にサブ制御回路47にモード切換えコマンドを出力することに基づいてサブ制御回路47を低電力消費モードから通常電力消費モードに切換える。この電源リレー42がオンされた電源投入状態ではメイン電源回路32からサブ電源回路48に駆動電源V2が与えられ、サブ電源回路48の両電気二重層キャパシタ50からサブ制御回路47に駆動電源が与えられることに基づいてサブ制御回路47が計時処理を継続する。
メイン制御回路17は電源投入状態で予約スイッチ13が操作されたことを判断すると、予約スイッチ13の操作内容に応じて予約時刻を設定する。そして、予約時刻の設定結果に応じた表示コマンドを設定し、表示コマンドの設定結果をサブ制御回路47に送信する。この予約時刻は洗濯運転の終了時刻を称するものであり、サブ制御回路47はメイン制御回路17からの表示コマンドを受信したときには表示コマンドの受信結果に応じた映像を液晶表示器26に表示し、使用者に予約時刻の設定結果を報知する。
メイン制御回路17は電源投入状態でコーススイッチ14が操作されたことを判断すると、コーススイッチ14の操作内容に応じて運転コースを設定する。この運転コースは予約時刻が設定されているか否かに拘らず電源投入状態でコーススイッチ14が操作されることに基づいて設定されるものであり、メイン制御回路17は運転コースを設定したときには運転コースの設定結果に応じた表示コマンドを設定し、表示コマンドの設定結果をサブ制御回路47に送信する。すると、サブ制御回路47は表示コマンドの受信結果に応じた映像を液晶表示器26に表示し、使用者に運転コースの設定結果を報知する。
メイン制御回路17は予約時刻の非設定状態でスタートスイッチ15が操作されたことを判断すると、運転コースの設定結果に応じた駆動信号をインバータ回路46に出力することに基づいてドラムを運転コースの設定結果に応じて回転操作し、運転コースの設定結果を即座に実行する。この運転コースの設定結果を終了した場合および運転コースの実行中に停止スイッチ16が操作されたことを判断した場合のそれぞれにはサブ制御回路47にモード切換えコマンドを送信することに基づいてサブ制御回路47を通常電力消費モードから低電力消費モードに切換え、電源リレー42をオフすることに基づいて商用交流電源を遮断する(オートパワーオフ)。この電源遮断状態ではサブ電源回路48の両電気二重層キャパシタ50からサブ制御回路47に駆動電源が与えられ、サブ制御回路47が計時処理を継続する。この電源遮断状態で両電気二重層キャパシタ50の電圧がボタン電池55の電圧に比べて低下したときにはボタン電池55からサブ制御回路47に駆動電源が与えられ、サブ制御回路47が計時処理を継続する。
メイン制御回路17は予約時刻の設定状態でスタートスイッチ15が操作されたことを判断すると、予約モードをオフ状態からオン状態に切換える。この予約モードのオン状態ではメイン制御回路17は停止スイッチ16を無効化しており、停止スイッチ16が操作されたことを判断したときであっても電源リレー42をオフせずに電源投入状態を継続する。
メイン制御回路17は予約モードをオン状態に切換えると、予約時刻の設定結果に基づいて運転時刻を演算する。この運転時刻は運転コースの設定結果を実行するために必要な所要時間を予約時刻の設定結果から減算することで得られるものであり、メイン制御回路17は運転時刻を演算したときにはサブ制御回路47に運転時刻の演算結果を送信する。すると、サブ制御回路47は運転時刻の受信結果をRAMに記録し、カウンタの更新結果を運転時刻の記録結果と比較する。この状態ではサブ電源回路48の両電気二重層キャパシタ50からサブ制御回路47に駆動電源が与えられており、サブ制御回路47はカウンタの更新結果が運転時刻の記録結果に到達したことを判断したときにはメイン制御回路17にスタートコマンドを送信する。
メイン制御回路17はサブ制御回路47からのスタートコマンドを受信すると、運転コースの設定結果に応じた駆動信号をインバータ回路46に出力することに基づいて運転コースの設定結果を実行する。この運転コースの設定結果が終了した場合または運転コースの実行中に停止スイッチ16が操作されたことを判断した場合のそれぞれにはサブ制御回路47にモード切換えコマンドを送信することに基づいてサブ制御回路47を低電力消費モードに切換え、電源リレー42をオフすることに基づいて商用交流電源を遮断する。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
電源リレー42がオンされた電源投入状態では商用交流電源からメイン電源回路32を通して電気二重層キャパシタ50に直流電源を与え、電気二重層キャパシタ50からサブ制御回路47に計時処理を行うための駆動電源を与えた。この電源リレー42がオフされた電源遮断状態で電気二重層キャパシタ50がサブ制御回路47を駆動することが可能な程度に充電されているときには電気二重層キャパシタ50からサブ制御回路47に計時処理を行うための駆動電源を与え、電気二重層キャパシタ50がサブ制御回路47を駆動することが不能な程度に放電した非常時にはボタン電池55からサブ制御回路47に計時処理を行うための駆動電源を与えた。このため、非常時にサブ制御回路47を駆動することができる程度に小容量のボタン電池55でサブ制御回路47に時計機能を持たせることができるので、使用者が好みの予約時刻で運転コースを終える予約運転を行うことが可能になる。
電気二重層キャパシタ50をプリント配線基板19およびタイマケース18相互間の隙間に収納したので、タイマケース18を操作パネル11の後方に配置するときに電気二重層キャパシタ50が邪魔になることがなくなる。このため、タイマケース18のレイアウトの自由度が向上するので、液晶表示器26のレイアウトの自由度も高まる。しかも、電気二重層キャパシタ50を倒立状態で配置したので、電気二重層キャパシタ50をプリント配線基板19およびタイマケース18相互間の隙間内に収納し易くなる。
電気二重層キャパシタ50をコンデンサホルダ25内に収納し、電気二重層キャパシタ50がタイマケース18内の封止部24によって樹脂封止されることを回避したので、電気二重層キャパシタ50の防爆弁が封止部24によって機能不能に塞がれることが防止される。このため、電気二重層キャパシタ50の内圧が異常上昇したときには防爆弁を通して電気二重層キャパシタ50の内圧を確実に逃がすことができるので、安全性が損なわれることを防止できる。
平滑コンデンサ49からダイオード51を通して両電気二重層キャパシタ50のそれぞれを充電する構成としたので、両電気二重層キャパシタ50からメイン電源回路32側へ電流が逆流することを防止できる。両電気二重層キャパシタ50およびボタン電池55相互間にダイオード52を介在した。このため、両電気二重層キャパシタ50の電圧がボタン電池55の電圧に比べて低下したときに両電気二重層キャパシタ50のそれぞれがボタン電池55から充電を行うことがなくなるので、ボタン電池55の電力が無駄に消費されることを防止できる。
上記実施例1においては、一次電池55に換えて二次電池を用いても良い。
上記実施例1においては、2個の電気二重層キャパシタ50に換えて1個の電気二重層キャパシタ50を用いても良い。
上記実施例1においては、ドラム内の洗濯物を乾燥する乾燥機構を設けても良い。
洗濯機の外観を示す斜視図 電気的構成を示す図 タイマケースの外観を示す斜視図 図3のX線に沿う断面図
符号の説明
18はタイマケース(基板容器)、19はプリント配線基板(基板)、21はLCDホルダ(保持部材)、24は封止部、25はコンデンサホルダ(キャパシタ容器)、26は液晶表示器(表示器)、32はメイン電源回路(電源回路)、42は電源リレー(スイッチ)、45は給電路、47はサブ制御回路(制御回路)、50は電気二重層キャパシタ、55はボタン電池(電池)を示している。

Claims (3)

  1. 商用交流電源を直流電源に変換する電源回路と、
    前記電源回路に商用交流電源を供給する給電路に介在されたものであって、当該給電路を開放するオフ状態および当該給電路を閉成するオン状態に相互に切換えられるスイッチと、
    直流電源を出力することが可能な電池と、
    前記スイッチのオン状態で前記電源回路が変換する直流電源を充電する電気二重層キャパシタと、
    使用者が操作することが可能な予約スイッチと、
    前記スイッチのオン状態で前記電源回路から駆動電源が与えられるものであって、前記スイッチのオン状態では前記予約スイッチが操作された場合に前記予約スイッチの操作内容に応じて予約時刻を設定するメイン制御回路と、
    前記スイッチのオン状態では前記電気二重層キャパシタから直流電源が与えられることに基づいて時間を計測する計時処理を行、前記スイッチのオフ状態では前記電気二重層キャパシタおよび前記電池のいずれかから前記電気二重層キャパシタが優先するように直流電源が与えられることに基づいて計時処理を行うものであって、前記スイッチのオン状態では前記メイン制御回路から予約時刻の設定結果に応じた表示コマンドが送信されることで使用者に当該予約時刻の設定結果を報知する映像を表示器に表示するサブ制御回路を備え、
    前記メイン制御回路が予約時刻を設定した場合には、運転を開始する運転時刻に到達したか否かが前記計時処理の計測結果に応じて判断されることを特徴とする洗濯機。
  2. 商用交流電源を直流電源に変換する電源回路と、
    前記電源回路に商用交流電源を供給する給電路に介在されたものであって、当該給電路を開放するオフ状態および当該給電路を閉成するオン状態に相互に切換えられるスイッチと、
    直流電源を出力することが可能な電池と、
    前記スイッチのオン状態で前記電源回路が変換する直流電源を充電する電気二重層キャパシタと、
    前記スイッチのオン状態では前記電気二重層キャパシタから直流電源が与えられることに基づいて時間を計測する計時処理を行うものであって、前記スイッチのオフ状態では前記電気二重層キャパシタおよび前記電池のいずれかから前記電気二重層キャパシタが優先するように直流電源が与えられることに基づいて計時処理を行う制御回路と、
    前記電気二重層キャパシタが接続された基板と、
    前記基板に隙間を介して対向配置されたものであって、表示器を保持する保持部材を備え、
    前記電気二重層キャパシタは、前記基板および前記保持部材相互間の隙間に収納されていることを特徴とする洗濯機。
  3. 前記サブ制御回路は、
    通常電力消費モードおよび当該通常電力消費モードに比べて機能が制限された低電力消費モードのそれぞれになることが可能なものであって、通常電力消費モードおよび低電力消費モードのいずれであっても前記計時処理を行うものであり、
    前記スイッチがオフ状態からオン状態に切換えられることで前記メイン制御回路の駆動電源が投入される場合に前記低電力消費モードから前記通常電力消費モードとなり、
    前記スイッチがオン状態からオフ状態に切換えられることで前記メイン制御回路の駆動電源が遮断される場合に前記通常電力消費モードから前記低電力消費モードとなることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
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