JPH11330483A - 半導体装置の製造方法、半導体装置及び電気光学装置並びに電子機器 - Google Patents

半導体装置の製造方法、半導体装置及び電気光学装置並びに電子機器

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JPH11330483A
JPH11330483A JP13890598A JP13890598A JPH11330483A JP H11330483 A JPH11330483 A JP H11330483A JP 13890598 A JP13890598 A JP 13890598A JP 13890598 A JP13890598 A JP 13890598A JP H11330483 A JPH11330483 A JP H11330483A
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region
electrode
impurity
drain
insulating film
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JP13890598A
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Yojiro Matsueda
洋二郎 松枝
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の配線層内にあって異なるイオン注入が
された各半導体層を電気的に良好に導通させると共に、
電気光学装置としての開口率も向上させることが可能な
半導体装置の製造方法及び当該製造方法により製造され
た半導体装置及び当該半導体装置を含む電気光学装置並
びに電子機器を提供する。 【解決手段】 複数の配線層を有する液晶装置内のTF
T21を製造するとき、同じ配線層内にある二つの半導
体層であるドレイン領域12と接続部16を電気的に接
続させる場合に、ドレイン領域12及び接続部16を夫
々形成するイオン注入工程において、ドレイン領域12
と接続部16の境界領域に双方のイオンを重ねて注入
し、当該境界領域と夫々のドレイン領域12及び接続部
16を含む領域に一のコンタクトホールC2を形成して
ドレイン領域12及び接続部16を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体層を含む多
層構造を有する半導体装置及びその製造方法の技術分野
に属し、より詳細には一の半導体層に異なる二つのイオ
ン注入領域が形成されている半導体装置、あるいは電気
光学装置及びその製造方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶装置等の電気光学装置にお
いて、当該電気光学装置内の各画素部に形成されている
薄膜トランジスタ(以下、TFT(Thin Film Transi
stor)と称する。)を駆動して表示を行う場合には、当
該TFTのドレイン領域と、当該TFTとは別の配線層
に形成されている画素電極とをいわゆるコンタクトホー
ルを用いて接続すると共に当該ドレイン領域と蓄積容量
の電極とを接続することにより各画素部毎の電気光学素
子に対して電圧又は電流を印加してこれを駆動する構成
が一般的である。
【0003】一方、従来、ポリシリコン層を用いてTF
Tを形成する場合、ソース領域及び上記ドレイン領域に
相当する領域を形成するときには、予め形成されている
当該ポリシリコン層に対してイオン打ち込み等によりイ
オン注入を行って当該各電極を形成するのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該イ
オン注入により各電極を形成した場合には、当該イオン
注入により元のポリシリコン層の結晶性が損傷を受ける
こととなり、この場合に、上述したドレイン領域と蓄積
容量の電極とを同じ配線層内で単に突き合わせて接続す
るように形成しただけでは、当該ドレイン領域と蓄積容
量の電極とで十分な(すなわち、オーミックな)導通が
取れずにその接触間で抵抗が増大してしまう場合がある
という問題点があった。
【0005】更に、この問題点を解決するために、従
来、ドレイン領域に一のコンタクトホールを形成すると
共に蓄積容量の電極にも同様の他のコンタクトホールを
形成し、これらを別の配線層内の金属層で接続するとい
うことも考えられるが、この場合には、一の電気的接続
のために二つのコンタクトホールが必要となり、これに
より当該二つのコンタクトホールが画素部領域内の一部
を占有することとなるので、各画素部の開口率が低下す
るという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記の各問題点を考慮
して為されたもので、その課題は、同一の配線層内にあ
って異なるイオン注入がされた各半導体層を電気的に良
好に導通させると共に、電気光学装置としての開口率も
向上させることが可能な半導体装置の製造方法及び当該
製造方法により製造された半導体装置及び当該半導体装
置を含む電気光学装置並びに電子機器を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体層の第
1領域及び前記第1領域に隣接する第2領域に第1不純
物を注入する工程と、前記半導体層の第2領域と前記第
2領域に隣接する第3領域に第2不純物を注入する工程
と、前記第1領域、第2領域及び第3領域上に絶縁膜を
形成する工程と、コンタクトホールを介して前記第1領
域の一部と前記第2領域と前記第3領域の一部に接する
ように電極を形成する工程と、を備えることを特徴とす
る。
【0008】本発明はかかる構成によれば、境界領域に
は第1不純物と第2不純物の両方が注入されており且つ
そのような境界領域にコンタクトホールを介して電極が
形成されているため、第1不純物の注入領域又は第2不
純物の注入領域に欠陥が多い状態でも、二つの領域を確
実に電気的に接続することができる。
【0009】本発明は、さらに前記第1不純物及び前記
第2不純物は同一導電型からなり、且つ前記第2不純物
濃度は前記第1不純物濃度よりも高いことを特徴とす
る。
【0010】本発明はかかる構成によれば、第1領域と
第3領域のそれぞれに適した不純物濃度で導入すること
が可能であるとともに、第2領域は第1及び第2不純物
を重複して注入されるため、電気的な接続を確実に行う
ことができる。
【0011】本発明は、さらに前記第1不純物を注入す
る工程及び前記第2不純物を注入する工程の前に、前記
半導体層の表面にゲート絶縁膜を形成することを特徴と
する。
【0012】本発明はかかる構成によれば、ゲート絶縁
膜を形成後に第1不純物及び第2不純物を注入するの
で、半導体層が不純物注入により破損することを防ぐこ
とができ、更に高いエネルギーで不純物注入を行うこと
ができるので、短時間で半導体装置を製造することがで
きる。
【0013】本発明は、さらに前記半導体層はポリシリ
コンであることを特徴とする。
【0014】本発明のかかる構成によれば、ポリシリコ
ン層内に不純物注入による欠陥が残留している場合で
も、半導体装置の第1領域と第3領域とを電気的に確実
に接続することが可能である。
【0015】本発明は、さらに前記電極はアルミニウム
であることを特徴とする。
【0016】本発明のかかる構成によれば、電極がアル
ミニウムであるので、低抵抗に第1及び第3領域を接続
することが可能である。
【0017】本発明は、基板上に複数の走査線と、複数
のデータ線と、前記各走査線と前記各データ線に接続さ
れた薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタに接続
された画素電極と、蓄積容量とを有する電気光学装置の
製造方法において、前記基板上に薄膜トランジスタのソ
ース・ドレインとなる領域と、前記蓄積容量の第1電極
となる領域と、前記ソース・ドレインとなる領域と前記
第1電極となる領域の間の境界領域とを構成する半導体
層を形成する工程と、前記第1電極となる領域と前記境
界領域に第1不純物を注入する工程と、前記薄膜トラン
ジスタのゲート絶縁膜と前記蓄積容量の誘電体膜とを形
成する工程と、前記薄膜トランジスタのゲート電極と前
記蓄積容量の第2電極とを形成する工程と前記ソース・
ドレインとなる領域と前記境界領域に第2不純物を注入
する工程と、前記ソース・ドレインとなる領域と前記ゲ
ート電極と前記第2電極上に第1層間絶縁膜を形成する
工程と、前記ドレイン領域の一部と、前記境界領域と、
前記第1層間絶縁膜に形成したコンタクトホールを介し
て前記第2電極の一部に接するようにドレイン電極を形
成する工程とを有することを特徴とする。
【0018】本発明のかかる構成によれば、電気光学装
置の薄膜トランジスタと蓄積容量とを同一材料で同時に
形成することが可能であり、しかもドレイン電極と蓄積
容量との境界領域は第1及び第2不純物の両方を含むよ
うに注入されており、さらにドレイン電極と境界領域と
蓄積容量の一部に接するように電極が形成されているた
め、ドレイン電極と半導体層とを確実に接続することが
できる。
【0019】本発明は、さらに前記第1不純物及び前記
第2不純物は同一導電型からなり、且つ前記第2不純物
濃度は前記第1不純物濃度よりも高いことを特徴とす
る。
【0020】本発明のかかる構成によれば、第1領域と
第3領域のそれぞれに適した不純物濃度で導入すること
が可能であるとともに、第2領域は第1及び第2不純物
を重複して注入されるため、電気的な接続を確実に行う
ことができる。
【0021】本発明は、さらに前記第1不純物を注入す
る工程及び前記第2不純物を注入する工程の前に、前記
半導体層の表面に前記ゲート絶縁膜及び前記誘電体膜を
形成することを特徴とする。
【0022】本発明のかかる構成によれば、ゲート絶縁
膜を形成後に第1不純物及び第2不純物を注入するの
で、半導体層が不純物注入により破損することを防ぐこ
とができ、更に高いエネルギーで不純物注入を行うこと
ができるので、短時間で半導体装置を製造することがで
きる。
【0023】本発明は、さらに前記ドレイン電極は、前
記半導体装置のソース領域に接続されるソース電極と同
時に同一材料で形成されてなることを特徴とする。
【0024】本発明のかかる構成によれば、ソース電極
とドレイン電極とを同時に形成することができるため、
ドレイン電極形成のための工程を必要とせず、従って工
程の簡略が可能である。
【0025】本発明は、さらに前記半導体層が、ポリシ
リコンであることを特徴とする。
【0026】本発明のかかる構成によれば、ポリシリコ
ン層内に不純物注入による欠陥が残留している場合で
も、半導体装置の第1領域と第3領域とを電気的に確実
に接続することが可能である。
【0027】本発明は、さらに前記ドレイン電極上に第
2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜に形成した
コンタクトホールを介して前記ドレイン電極に接続され
るように前記画素電極を形成する工程とを有することを
特徴とする。
【0028】前記画素電極とドレイン領域との接続は、
ドレイン電極を介して接続されるため、画素電極とドレ
イン領域との接続を確実に行うことが可能である。
【0029】本発明は、基板上に複数の走査線と、複数
のデータ線と、前記各走査線と前記各データ線に接続さ
れた薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタに接続
された画素電極と、蓄積容量とを有する電気光学装置に
おいて、前記基板上に半導体層からなる前記薄膜トラン
ジスタのソース・ドレイン及び前記蓄積容量の第1電極
及び前記ソース・ドレインと第1電極との間に形成され
た境界領域と、前記第1電極及び境界領域上に形成され
た第1層間絶縁膜と、前記第1層間絶縁膜に形成された
コンタクトホールを介して前記ドレイン領域の一部及び
前記境界領域及び前記第2電極の一部に接するドレイン
電極とを有し、前記ソース・ドレイン及び前記境界領域
には第1不純物が注入されてなり、前記境界領域及び前
記第1電極には第2不純物が注入されてなることを特徴
とする。
【0030】本発明によれば、ドレイン領域と第1電極
との間の境界領域には、第1及び第2不純物が注入され
ているため、ドレイン領域と第1電極との接続を確実に
行うことができる。
【0031】本発明は、前記第1不純物及び前記第2不
純物は同一導電型からなり、且つ前記第2不純物濃度は
前記第1不純物濃度よりも高いことを特徴とする。
【0032】本発明のかかる構成によれば、ポリシリコ
ン層内に不純物注入による欠陥が残留している場合で
も、半導体装置の第1領域と第3領域とを電気的に確実
に接続することが可能である。
【0033】本発明は、さらに前記ドレイン電極上には
第2層間絶縁膜が形成されてなり、前記第2層間絶縁膜
に形成されたコンタクトホールを介して、前記ドレイン
電極に画素電極が接続されてなることを特徴とする。
【0034】本発明のかかる構成によれば、前記画素電
極とドレイン領域との接続は、ドレイン電極を介して接
続されるため、画素電極とドレイン領域との接続を確実
に行うことが可能である。
【0035】本発明は、さらに前記半導体層が、ポリシ
リコンからなることを特徴とする。
【0036】本発明のかかる構成によれば、ポリシリコ
ン層内に不純物注入による欠陥が残留している場合で
も、半導体装置の第1領域と第3領域とを電気的に確実
に接続することが可能である。
【0037】本発明は、上記の電気光学装置を含む電子
機器であることを特徴とする。
【0038】本発明のかかる構成によれば、電子機器は
上記の電気光学装置を含むので、鮮明な表示を行うこと
ができる。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0040】(I)第1実施形態 始めに、電気光学装置の一例としての液晶装置の各画素
部内に形成されているTFT及び蓄積容量の形成工程に
対して本発明を適用した場合の第1の実施形態につい
て、図1及び図2を用いて説明する。
【0041】始めに、液晶装置内の一の画素部の構成に
ついて、図1を用いて説明する。なお、図1(a)は、
液晶装置内の表示領域の一部であって、当該一の画素部
及びそれに隣接する画素部を含む表示領域の平面図であ
り、図1(b)は、図1(a)に示すII−II断面の模式
図である。
【0042】図1(a)に示すように、液晶装置内の画
素部が含まれている表示領域1では、一方向に伸びてい
るデータ線4a、4b、4c、…と一方向に交差する方
向に伸びているゲート線6a、6b、6c、…とが格子
状に配設され、両者の間に、例えば50μm×55μm
の寸法で各画素部2aa、2ab、2ba、…が形成されてい
る。
【0043】次に、画素部2aaの内部構造を説明する。
画素部2aaはTFT14とTFT14に接続された画素
電極20と、蓄積容量22とが形成されている。薄膜ト
ランジスタ14のゲート電極8は、ゲート線6aに接続
され、ソース領域10はデータ線4aに接続され、ドレ
イン領域12は画素電極20に接続されている。ドレイ
ン領域12は蓄積容量22の接続部16を介して下部電
極(第1電極)18に接続されている。ソース領域10
及びドレイン領域12と、ドレイン領域12と接続部1
6との間の境界領域17には第1不純物(第1イオン)
が注入されている。また、下部電極18及び接続部16
には第2不純物(第2イオン)が注入されている。従っ
て、ドレイン領域12と下部電極18との間の境界領域
17には、第1及び第2不純物が注入されていることに
なる。本実施例では、蓄積容量の上側電極6bは、当該
TFTに接続されたゲート電極に接続されたゲート線の
隣りの(上側の)ゲート線により構成されている。ま
た、蓄積容量は、本実施例のように、隣接するゲート線
で形成しても良いし、蓄積容量のための専用の容量線を
ゲート線と同時に形成しても良い。このように、隣りの
ゲート線からなる上部電極6bと、下部電極とそれらの
層間に、ゲート絶縁膜と同時に形成された誘電体膜とに
より画素部に対する蓄積容量が形成されている。
【0044】ドレイン領域12及び接続部16及び下部
電極18及び境界領域17は同一導電型の不純物により
高濃度にドーピングされた半導体により形成されてい
る。
【0045】また、これらの画素部2aaの上方(図中手
前側)には画素部2aaのほぼ全面に渡ってITO(Indi
um Tin Oxide)からなる画素電極20が形成されてお
り、この画素電極20もコンタクトホールC1を介して
TFT22のドレイン領域12に接続されている。
【0046】そして、ゲート線6aを介してゲート電極
8に印加される走査信号によりTFT21がオン状態と
なっている時にデータ線4aを介してソース領域10に
印加されるデータ信号(表示すべき画像に対応するデー
タ信号)がゲート電極8直下に形成されいてるチャネル
領域14を介してドレイン領域12へ伝送され、このデ
ータ信号がドレイン領域12からコンタクトホールC1
を介して画素電極20に印加される。
【0047】一方、ドレイン領域12に伝送されたデー
タ信号は接続部16を介して下部電極18を含む蓄積容
量22内に伝送され、これにより当該蓄積容量22内に
電荷が蓄積される。そして、データ信号の印加が終了し
た後も、この蓄積された電荷がコンタクトホールC1を
介して画素電極20に印加されることにより画素部2aa
に対応する液晶の駆動が継続される。
【0048】次に、画素部2aaの断面構造について、図
1(b)の模式図を用いて説明する。
【0049】図1(b)に示すように、TFT21及び
蓄積容量22は、基板としてのガラス基板31上にバッ
ファ層としてのシリコン酸化膜(SiO)等よりなる
絶縁層32を介して形成されている。
【0050】そして、TFT21に相当する領域では、
当該絶縁層32上にチャネル領域14、ドレイン領域1
2及びソース領域10を含むポリシリコン等よりなる半
導体層Sが形成されている。当該チャネル領域14上に
は、シリコン酸化膜(SiO)等よりなるゲート絶縁
膜30を間に挟んでゲート電極8が形成されている。
【0051】更に、ソース領域10上には、ゲート絶縁
膜30及びSiO等よりなる第1層間絶縁層33を貫
通するようにアルミニウム等よりなるコンタクトホール
C3が形成されており、当該コンタクトホールC3を介
してソース領域10とデータ線4aとが電気的に接続さ
れている。
【0052】一方、ドレイン領域12上には、同じくゲ
ート絶縁膜30及び第1層間絶縁層33を貫通するよう
にアルミニウム等よりなるコンタクトホールC2が形成
されており、当該コンタクトホールC2を介してアルミ
電極35とドレイン領域12とが電気的に接続されてお
り、更にシリコン酸化膜(SiO)等よりなる第2層
間絶縁層34を介して形成されている画素電極20と当
該アルミ電極35とは、第2層間絶縁層34を貫通して
アルミニウム等よりなるコンタクトホールC1により電
気的に接続されている。
【0053】次に、蓄積容量22に相当する領域では、
上記ガラス基板31、絶縁層32上に上記下部電極18
が形成されており、この上にゲート絶縁膜30と同一膜
からなる誘電体膜を介してゲート電極8と同一膜からな
る上部電極6bが形成されている。ここで、下部電極1
8は上記半導体層Sと同一の材料からなるが、下部電極
18は、後述するように高濃度にイオンドーピングされ
ている。このように、蓄積容量22は、ゲート絶縁膜3
0を誘電体膜として下部電極18と上部電極6bにより
形成されている。蓄積容量22の上には、上記第1層間
絶縁層33及び第2層間絶縁層34を介して画素電極2
0が形成されている。また、上記蓄積容量22の下部電
極18とドレイン領域12とは、上述したように接続部
16を介して接続されている。
【0054】この接続部16は、後述するように下部電
極18と同一の工程により形成されるものであるが、こ
の接続部16とドレイン領域12との境界にある帯状の
境界領域17には、当該ドレイン領域12を形成する際
のイオンドーピングと当該接続部16及び下部電極18
を形成する際のイオンドーピングとの両方においてイオ
ンが注入されている。
【0055】すなわち、当該境界領域17には、二回の
イオンが注入されている。
【0056】また、このドレイン領域12と接続部16
との間の電気的な導通を確実にするために、第1実施形
態では、当該ドレイン領域12と接続部16との間の境
界領域17に二回に渡ってイオンがドーピングされ、ド
レイン領域12の一部と、前記接続部16の一部と、前
記境界領域17を含む範囲上に上記コンタクトホールC
2が形成されている。
【0057】このため、当該コンタクトホールC2の水
平方向の断面形状は、例えば、図1(b)左右方向の長
さが3μm、図1(b)奥行き方向の長さが2μmの矩
形とされており、この図1(b)左右方向について、接
続部16に1μm、ドレイン領域12に1μm(この場
合には、二回に渡ってイオンがドーピングされた境界領
域17の幅は1μmとなる。)が夫々掛かるように当該
コンタクトホールC2が形成されている。
【0058】次に、図1に示す形状を有する画素部2aa
を含む液晶装置の製作工程について、図2を用いて説明
する。なお、図2は、当該液晶装置の製作工程を順に示
す断面形状の模式図であり、いわゆる600℃以下の低
温でガラス基板等にTFTを形成する、ポリシリコンT
FTの製造工程を示すものである。
【0059】また、図2においては、図1に示す表示領
域1内のTFT21(NチャネルTFT)及び蓄積容量
22の製造工程だけでなく、当該製造工程と同時並行的
に形成される周辺領域(すなわち、表示領域1内の上記
TFT21に対して上記走査信号又はゲート信号を印加
してこれを駆動するために表示領域周辺にTFT等が形
成されている周辺回路)内にあるTFT(相補型のTF
T60(Nチャネル)及びTFT61(Pチャネル))
の製造工程も併せて説明するものである。
【0060】図2に示すように、第1実施形態の液晶装
置を製作する際には、図2(1)に示されるように、第
1工程として、ガラス基板31上に絶縁層32を形成
し、その上に、アモルファスのシリコン層を積層する。
その後、シリコン層に対して例えばレーザアニール処理
等の加熱処理を施すことにより、アモルファスのシリコ
ン層を再結晶させ、結晶性のポリシリコン層40(厚さ
は、例えば500オングストローム)を形成する。この
第1工程は、表示領域1及び周辺領域において同様であ
る。
【0061】次に、図2(2)に示されるように、第2
工程として、形成されたポリシリコン層40を上述した
半導体層Sを形成するようにパターニングし、その上に
上記ゲート絶縁層30を積層する。このゲート絶縁層3
0の厚さは、例えば1000オングストローム程度であ
る。この第2工程は、表示領域1及び周辺領域において
同様である。
【0062】次に、図2(3)に示されるように、第3
工程において、表示領域1のうち、上記接続部16及び
下部電極18となるべき領域以外の領域をポリイミド等
のレジスト41でマスク処理する。 一方、周辺領域に
おいては、その全面をレジスト41でマスク処理する。
そして、双方の領域におけるマスク処理の後、例えば、
ドナーとしてのPH/Hイオンをゲート絶縁層30
を介してポリシリコン層40にドーピングする。このと
きのドーピング条件は、例えば、31Pのドーズ量が3
14〜5e14/cm程度であり、エネルギーとし
ては、80keV程度が必要とされる。この第3工程に
より、上記接続部16及び下部電極18が形成される。
【0063】次に、図2(4)に示されるように、第4
工程として、上記PH/Hイオンをドーピング後、
レジスト41を剥離し、その後、夫々のTFTにおける
ゲート電極8、46及び47並びにゲート線6bを形成
する。このゲート電極等の形成は、例えば、レジスト上
に当該ゲート電極等のパターンを形成した後、タンタル
等の金属をスパッタ又は真空蒸着した後当該レジストを
剥離することにより行う。
【0064】そして、当該ゲート電極8、46及び47
並びにゲート線6bの形成後、周辺領域内のTFT61
となる領域並びに表示領域1内の下部電極18に相当す
る領域に夫々レジスト42を塗布してマスク処理した
後、再度、PH/Hイオンをドーピングする。この
ときのドーピング条件は、例えば、31Pのドーズ量が
5e1014〜7×1014/cm程度であり、エネ
ルギーとしては、80eV程度必要とされる。上側電極
へのドーピングは下部電極への注入量に比べて少ない。
以上の第4工程により、TFT21としてのソース領域
10とチャネル領域14とドレイン領域12とが形成さ
れると共に、TFT60としてのソース領域43とチャ
ネル領域44とドレイン領域45とが形成される。
【0065】ここで、上述した第3工程及び第4工程に
おいては、境界領域17(図2中符号「L」で示す領
域)には、第3工程におけるPH/Hイオンドーピ
ングと第4工程におけるPH/Hイオンドーピング
の夫々で二回に渡ってPH/Hイオンがドーピング
される。すなわち、当該境界領域17では、二回に渡っ
てイオンが注入されることにより、最もイオン濃度が高
くなり、その抵抗値もドレイン領域12や接続部16よ
りも低くなっている。
【0066】次に、図2(5)に示されるように、第5
工程として、上記PH/Hイオンをドーピング後、
レジスト42を夫々剥離し、その後、周辺領域内のTF
T60が形成されている領域並びに表示領域1の全ての
領域にレジスト48を夫々塗布してマスク処理した後、
アクセプタとしてのB/Hイオンをドーピング
する。このときのドーピング条件は、例えば、11Bの
ドーズ量が5e14/cm以上必要であり、エネルギ
ーとしては、25keV〜30keV程度必要とされ
る。
【0067】以上の第5工程により、TFT61として
のソース領域50とチャネル領域51とドレイン領域5
2とが形成される。
【0068】最後に図2(6)に示されるように、第6
工程として、レジスト48を剥離した後、第1層間絶縁
層33を積層し、その後、コンタクトホールC2及びC
3並びにTFT60及び61の夫々の電極に対応するコ
ンタクトホールとなる位置を開口し、各電極のパターン
をレジストでパターニングし、その後アルミニウム等の
金属を蒸着等することにより、アルミ電極35、53、
54及び55並びにデータ線4aを形成する。
【0069】その後、第2層間絶縁層34を積層してコ
ンタクトホールC1となる位置を開口し、その上の所定
の領域に画素電極20を蒸着等により形成して図1に示
す画素部2aa及び周辺領域のTFT60及び61が完成
する。その後は、対向基板(図示せず)に対向電極を形
成し、当該画素電極20と対向電極の間に液晶を充填す
る等の処理を経て液晶装置が完成する。
【0070】以上説明した第1実施形態の製造方法によ
れば、ドレイン領域12に相当する領域の一部と蓄積容
量の第1電極の接続部16に相当する領域の一部とが重
複するように、即ち境界領域17には二度に渡ってPH
/Hイオンが注入されている。しかも、この境界領
域17を含むようにコンタクトホールC2が形成される
ので、各イオン注入によりドレイン領域12に相当する
領域及び接続部16に相当する領域に欠陥が多い状態で
も、二つの領域を確実に電気的に接続することができ
る。
【0071】また、第3工程において、ゲート絶縁膜3
0形成後にPH/Hイオンを注入するので、ポリシ
リコン層40がイオン注入により破損することが少な
く、更に高いエネルギーでイオン注入を行うので短時間
で接続部16及び下部電極18を製造することができ
る。
【0072】更にコンタクトホールC1及びC2により
画素電極20との導通を図るのでドレイン領域12と接
続部16と画素電極20とを電気的に確実に接続するこ
とができる。
【0073】(II)第2実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態に
ついて、図3を用いて説明する。なお、図3は、液晶装
置の製作工程を順に示す断面形状の模式図であり、第1
実施形態と同様にポリシリコン用の製造工程を示すもの
である。
【0074】また、図3においては、第1実施形態と同
様に、表示領域1内のTFT21及び蓄積容量22の製
造工程だけでなく、周辺領域内にあるTFT60(Nチ
ャネル)及びTFT61(Pチャネル)の製造工程も併
せて説明する。
【0075】更に、図3に示す第2実施形態の製造方法
により形成される液晶装置の構造上の構成は第1実施形
態と同様であるので、細部の説明は省略する。
【0076】更にまた、以下の説明においては、第1実
施形態と同様の工程については、細部の説明を省略す
る。
【0077】上述の第1実施形態においては、ゲート絶
縁膜30を透過させてPH/Hイオンを注入する工
程としたが、第2実施形態では、ゲート絶縁膜30の形
成前にポリシリコン層40に直接PH/Hイオンを
注入する。
【0078】図3(1)に示すように、第2実施形態の
液晶装置を製作する際には、先ず、第1実施形態の第1
工程と同様の工程により、絶縁層32上にポリシリコン
層40(厚さは、例えば500オングストローム)を形
成する。この工程は、表示領域1及び周辺領域において
同様である。
【0079】次に、図3(2)に示されるように、第2
工程として、形成されたポリシリコン層40を上述した
半導体層Sを形成するようにパターンニングし、その
後、表示領域1のうち、上記接続部16及び下部電極1
8となるべき領域以外の領域をポリイミド等のレジスト
41でマスク処理する。一方、周辺領域においては、そ
の全面をレジスト41でマスク処理する。そして、双方
の領域におけるマスク処理の後、例えば、ドナーとして
のPH/Hイオンをポリシリコン層40にドーピン
グする。このときのドーピング条件は、例えば、31
のドーズ量が3e14〜5e14/cm程度であり、
エネルギーとしては、15keV程度でよい。
【0080】この第2工程により、上記接続部16及び
下部電極18が形成される。
【0081】次に、図3(3)に示されるように、第3
工程として、上記PH/Hイオンをドーピング後、
レジスト41を剥離し、その後、形成された接続部16
及び下部電極18を含む表示領域1及び周辺領域の全面
に上記ゲート絶縁層30を積層する。このゲート絶縁層
30の厚さは、例えば1000オングストローム程度で
ある。
【0082】次に、図3(4)に示されるように、第4
工程として、上記ゲート絶縁膜30を形成後、第1実施
形態と同様の方法により夫々のTFTにおけるゲート電
極8、46及び47並びにゲート線6bを形成する。
【0083】そして、当該ゲート電極8、46及び47
並びにゲート線6bの形成後、周辺領域内のTFT61
となる領域並びに表示領域1内の接続部16及び下部電
極18に相当する領域に夫々レジスト42を塗布してマ
スク処理した後、再度、PH/Hイオンをドーピン
グする。このときのドーピング条件は、例えば、31
のドーズ量が5e14〜7e1014/cm程度であ
り、エネルギーとしては、80eV程度必要とされる。
以上の第4工程により、TFT21としてのソース領域
10とチャネル領域14とドレイン領域12とが形成さ
れると共に、TFT60としてのソース領域43とチャ
ネル領域44とドレイン領域45とが形成される。
【0084】ここで、上述した第2工程及び第4工程に
おいては、接続部16とドレイン領域12との境界領域
17(図3中符号「L」で示す領域)については、第2
工程におけるPH/Hイオンドーピングと第4工程
におけるPH/Hイオンドーピングの夫々で二回に
渡ってPH/Hイオンが同じ境界領域17内にドー
ピングされる。すなわち、当該境界領域では、第1実施
形態と同様に二回に渡ってイオンが注入されることによ
り、最もイオン濃度が高くなり、その抵抗値もドレイン
領域12や接続部16よりも低くなっている。
【0085】この第4工程以後は第1実施形態と同様に
図3(5)及び図3(6)に示されるように、第5工程
及び第6工程が実行され、図1に示す画素部2aa及び周
辺領域のTFT60及び61が完成する。
【0086】その後は、当該画素電極20上に対向電極
を形成し、当該画素電極20と対向電極の間に液晶を充
填する等の処理を経て液晶装置が完成する。
【0087】以上説明した第2実施形態の製造方法によ
れば、ドレイン領域12に相当する領域の一部と接続部
16に相当する領域の一部とが重複するようにPH
イオンが注入されており、且つその境界領域を含む
ようにコンタクトホールC2が形成されるので、各イオ
ン注入によりドレイン領域12に相当する領域及び接続
部16に相当する領域に欠陥が多い状態でも、二つの領
域を確実に電気的に接続することができる。
【0088】また、第2工程において、ゲート絶縁膜3
0形成前に直接PH/Hイオンを注入するので、ゲ
ート絶縁膜30がイオン注入により破損することが少な
く、更に低いエネルギーでイオン注入を行うので汎用の
レジストを用いて素子を形成することができる。
【0089】更にコンタクトホールC1及びC2により
画素電極20と導通を図るのでドレイン領域12と接続
部16と画素電極20とを電気的に確実に接続すること
ができる。
【0090】(III)第3実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第3実施形態に
ついて、図4を用いて説明する。
【0091】上述の各実施形態は、表示領域1内のTF
T21と蓄積容量22との接続に対して本発明を適用し
た場合について説明したが、第3実施形態は、周辺領域
内に形成されるD/Aコンバータ(ディジタル的に外部
から入力される画像信号をアナログ信号に変換し、上記
データ信号を生成するためのD/Aコンバータ)であっ
て、いわゆるスイッチ−容量型のD/Aコンバータにお
けるキャパシタ部及びアナログスイッチに対して本発明
を適用した場合の実施形態であり、図4(a)は当該D
/Aコンバータのうち、一のアナログスイッチとキャパ
シタ部の一部を示す平面図であり、図4(b)は図4
(a)におけるA−A’断面を示す模式図であり、図4
(c)は図4(a)におけるB−B’断面を示す模式図
である。
【0092】なお、図4に示すアナログスイッチは電流
のオフリークを防止すべく、ゲート電極を二つ備えたい
わゆるデュアルゲート構造となっている。
【0093】更に、図4に示すD/AコンバータDを製
造する際には、上述した第1実施形態又は第2実施形態
のいずれか一方の方法が用いられる。
【0094】始めに、第3実施形態のD/Aコンバータ
Dの平面構成について、図4(a)を用いて説明する。
【0095】図4(a)に示すように、D/Aコンバー
タDは、キャパシタ部を構成する上部電極71と、キャ
パシタ部に蓄積された電荷のデータ線への印加を活殺す
るアナログスイッチ70と、ゲート線75a及び75b
と、データ線81と、ドレイン線80と、データ線81
と上部電極71とを接続するアルミ電極74と、により
構成されている。
【0096】また、アナログスイッチ70は、ドレイン
線80に接続された二つのドレイン領域73a及び73
bと、一対のゲート電極71a及び71bと、一対のゲ
ート電極72a及び72bと、データ線81に接続され
たソース領域72と、により構成されている。
【0097】この構成において、表示すべき画像信号の
ディジタル値に対応してキャパシタに蓄積された電荷
は、データ線72を介してアナログスイッチ70のソー
ス領域72に印加される。
【0098】そして、各ゲート電極にゲート線75a及
び75bを介してゲート信号が入力されると、当該蓄積
された電荷に対応する電圧を有するアナログ信号がドレ
イン領域73a及び73bを介してドレイン線80から
表示領域1内のTFTのソース領域に印加されて液晶が
駆動される。
【0099】次に、D/AコンバータDの断面構成につ
いて、図4(b)及び4(c)を用いて説明する。
【0100】始めに、アナログスイッチ70の断面構造
について、図4(b)を用いて説明する。 図4(b)
に示すように、アナログスイッチ70は、基板としての
ガラス基板90上にバッファ層としてのSiO等より
なる絶縁層91を介して形成されている。 そして、ア
ナログスイッチ70に相当する領域では、当該絶縁層9
1上に各ゲート電極に対応するチャネル領域82、8
3、86及び87、ドレイン領域73a及び73b並び
にソース領域72を含むポリシリコン等よりなる半導体
層Sが形成されている。
【0101】このとき、当該チャネル領域82及び83
上には、SiO等よりなるゲート絶縁膜92を間に挟
んで夫々ゲート電極71a及び71bが形成されてい
る。
【0102】また、チャネル領域86及び87上には、
同じくゲート絶縁膜92を間に挟んで夫々ゲート電極7
2a及び72bが形成されている。
【0103】更に、ドレイン領域73a及び73b上に
は、ゲート絶縁膜92及びSiO等よりなる第1層間
絶縁層88を貫通するようにアルミニウム等よりなるコ
ンタクトホールC4及びC6が形成されており、当該コ
ンタクトホールC4及びC6を介してドレイン線80と
ドレイン領域73a及び73bとが夫々電気的に接続さ
れている。
【0104】一方、ソース領域72は、二つのソース領
域84及び85により構成されており、当該ソース領域
72上には、ゲート絶縁膜92及び第1層間絶縁層88
を貫通するようにアルミニウム等よりなるコンタクトホ
ールC5が形成されており、当該コンタクトホールC5
を介してソース領域72とデータ線81とが電気的に接
続されている。ソース領域84と85の接続部を形成す
る際に、第1実施形態の第3工程及び第4工程、又は第
2実施形態における第2工程及び第4工程に示す如く、
イオンの二重打ち込みが実行され、当該イオンが二重打
ち込みされた領域並びにソース領域84及び85の一部
を含む領域上にコンタクトホールC5が形成される。上
述した各構成を保護するように、第2層間絶縁層89が
形成されている。
【0105】次に、図4(c)を用いて、キャパシタ部
の断面構造について説明する。
【0106】図4(c)に示すように、キャパシタ部
は、ガラス基板90及び絶縁層91上に下部電極93が
形成されており、その上に誘電体膜としてのゲート絶縁
膜92及び上部電極71が形成されており、これらを第
1層間絶縁層88及び第2層間絶縁層89により保護す
る形になっている。
【0107】一方、データ線81に接続されるアルミ電
極74と下部電極93とを接続するコンタクトホールC
7の下部には、当該下部電極93と別途形成された接続
部94とが接続され、これにより、下部電極93がデー
タ線81に接続されている。
【0108】このとき、下部電極93と接続部94の接
続部を形成する際に、上記イオンの二重打ち込みが実行
され、当該イオンが二重打ち込みされた領域及び下部電
極93並びに接続部94の一部を含む領域上にコンタク
トホールC7が形成される。
【0109】以上説明した第3実施形態にD/Aコンバ
ータDの構成によれば、上記第1実施形態又は第2実施
形態と同様に、イオン注入によりソース領域84又は8
5若しくは下部電極93又は接続部94に相当する領域
に欠陥が多い状態でも、夫々の領域を確実に電気的に接
続することができる。
【0110】なお、上述の各実施形態では、液晶装置に
ついて本発明を適用した場合について説明したが、これ
以外に、例えば、電流駆動型の自発光素子を画素内に有
する表示装置に対して本発明を適用することも可能であ
る。
【0111】(IV)電子機器の実施形態 次に、以上詳細に説明した液晶装置を備えた電子機器の
実施の形態について図5から図9を参照して説明する。
【0112】先ず図5に、このように液晶装置を備えた
電子機器の概略構成を示す。
【0113】図5において、電子機器は、表示情報出力
源1000、表示情報処理回路1002、シフトレジス
タ及びD/AコンバータDを含むデータドライバ等を含
む表示駆動回路1004、表示領域1を含む液晶装置と
しての液晶装置1006、クロック発生回路1008並
びに電源回路1010を備えて構成されている。
【0114】ここで、表示情報出力源1000は、RO
M(Read Only Memory)、RAM(Random Access
Memory)、光ディスク装置などのメモリ、テレビ信号を
同調して出力する同調回路等を含んで構成され、クロッ
ク発生回路1008からのクロック信号に基づいて、所
定フォーマットの画像信号などの表示情報を表示情報処
理回路1002に出力する。
【0115】そして、表示情報処理回路1002は、増
幅・極性反転回路、相展開回路、ローテーション回路、
ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種処理回路
を含んで構成されており、クロック発生回路1008か
らのクロック信号に基づいて入力された表示情報からデ
ジタル信号を順次生成し、クロック信号CLKと共に表示
駆動回路1004に出力する。
【0116】その後、表示駆動回路1004は、シフト
レジスタ及びD/AコンバータDを含むデータドライバ
等によって前述の駆動方法により液晶装置1006を駆
動する。
【0117】このとき、電源回路1010は、上述の各
回路に所定電源を供給する。
【0118】尚、上記実施形態のように、液晶装置10
06を構成するTFTアレイ基板の上に、表示駆動回路
1004を搭載してもよく、これに加えて表示情報処理
回路1002を搭載してもよい。
【0119】このような構成の電子機器として、図7に
示す液晶プロジェクタ、図8に示すマルチメディア対応
のパーソナルコンピユータ(PC)及びエンジニアリン
グ・ワークステーション(EWS)、或いは携帯電話、
ワードプロセッサ、テレビ、ビューファインダ型又はモ
ニタ直視型のビデオテーブレコーダ、電子手帳、電子卓
上計算機、カーナビゲーション装置、POS端末、タッ
チパネルを備えた装置などを挙げることができる。
【0120】次に図6から図8に、このように構成され
た電子機器の具体例を夫々示す。
【0121】図7において、電子機器の一例たる液晶プ
ロジェクタは、投射型の液晶プロジェクタであり、光源
1100と、ダイクロイックミラー1106、1108
と、反射ミラー1110、1112、1114と、入射
レンズ1116、リレーレンズ1118、出射レンズ1
120と、液晶ライトバルブ1124、1126、11
28と、クロスダイクロイックプリズム1130と、投
射レンズ1132とを備えて構成されている。
【0122】このとき、液晶ライトバルブ1124、1
126、1128は、上述した表示駆動回路1004が
TFTアレイ基板上に搭載された液晶装置1006を含
む液晶モジュールを3個用意し、夫々液晶ライトバルブ
として用いたものである。
【0123】また、光源1100はメタルハライド等の
ランプ1102とランプ1102の光を反射するリフレ
クタ1104とからなる。
【0124】以上のように構成される液晶プロジェクタ
においては、青色光・緑色光反射のダイクロイックミラ
ー1106は、光源1100からの白色光束のうちの赤
色光を透過させるとともに、青色光と緑色光とを反射す
る。透過した赤色光は反射ミラー1114で反射され
て、赤色光用液晶ライトバルブ1124に入射される。
【0125】一方、ダイクロイックミラー1106で反
射された色光のうち緑色光は緑色光反射のダイクロイッ
クミラー1108によって反射され、緑色光用液晶ライ
トバルブ1126に入射される。
【0126】また、青色光はダイクロイックミラー11
08も透過する。青色光に対しては、長い光路による光
損失を防ぐため、入射レンズ1116、リレーレンズ1
118、出射レンズ1120を含むリレーレンズ系から
なる導光手段1122が設けられ、これを介して青色光
が青色光用液晶ライトバルブ1128に入射される。
【0127】そして、各ライトバルブにより変調された
3つの色光はクロスダイクロイックプリズム1130に
入射する。このクロスダイクロイックプリズム1130
は4つの直角プリズムが貼り合わされ、その内面に赤光
を反射する誘電体多層膜と青光を反射する誘電体多層膜
とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜に
よって3つの色光が合成されて、カラー画像を表す光が
形成される。
【0128】その後、合成された光は、投射光学系であ
る投射レンズ1132によってスクリーン1134上に
投射され、画像が拡大されて表示される。
【0129】図7において、電子機器の他の例たるラッ
プトップ型のパーソナルコンピュータ1200は、上述
した液晶装置1006がトップカバーケース内に備えら
れた液晶ディスプレイ1206と、CPU、メモリ、モ
デム等を収容すると共にキーボード1202が組み込ま
れた本体部1204とを有する。
【0130】また、図8に示すように、液晶を2枚の透
明基板1304a,1304bの間に封入し、上述した
表示駆動回路1004をTFTアレイ基板上に搭載した
液晶装置用基板1304を備え、当該液晶装置用基板1
304を構成する2枚の透明基板1304a,1304
bの一方に、金属の導電膜が形成されたポリイミドテー
ブ1322にICチップ1324を実装したTCP(Ta
pe Carrier Package)1320(図10参照)を接続し
て、電子機器用の一部品である液晶装置として生産、販
売、使用することもできる。
【0131】以上、図6から図9を参照して説明した電
子機器の他にも、液晶テレビ、ビューファインダー型ま
たはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲ
ーション装置、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワ
ークステーション、携帯電話、テレビ電話、POS端
末、タッチパネルを備えた装置等が図6に示した電子機
器の例として挙げられる。
【0132】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。例えば、本発明は上述の各種の液晶装置の
駆動に適用されるものに限らず、エレクトロルミネッセ
ンス、プラズマディスプレ一装置にも適用可能である。
【0133】本実施の形態によれば、安定した画像表示
の可能な液晶装置を備えた各種の電子機器を実現でき
る。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1イオン注入領域と第2イオン注入領域との接続不良
を防止して半導体装置を形成することができる。
【0135】従って、動作不良となる半導体装置が形成
されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の液晶装置の構成を示す図であ
り、(a)は平面図であり、(b)は断面を示す模式図
である。
【図2】第1実施形態の液晶装置の製造工程を示す図で
ある。
【図3】第2実施形態の液晶装置の製造工程を示す図で
ある。
【図4】第3実施形態に係るD/Aコンバータの構成を
示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)
におけるA−A’断面を示す模式図であり、(c)は
(a)におけるB−B’断面を示す模式図である。
【図5】電子機器の概要構成を示すブロック図である。
【図6】電子機器の一例としての液晶プロジェクタの構
成を示す断面図である。
【図7】電子機器の一例としてのパーソナルコンピュー
タの外観を示す正面図である。
【図8】電子機器の一例としてのページャの構成を示す
分解斜視図である。
【図9】電子機器の一例としてのTCPを用いた液晶装
置の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…表示領域 2aa、2ab、2ba…画素部 4a、4b、4c…データ線 6a、6b、6c、75a、75b…ゲート線 8、46、47、71a、71b、72a、72b…ゲ
ート電極 10、43、50、72、84、85…ソース領域 12、45、52、73a、73b…ドレイン領域 14、44、51、82、83、86、87…チャネル
領域 16、94…接続部 17・・・境界領域 18、93…下部電極 20…画素電極 21…TFT 22…蓄積容量 30、92…ゲート絶縁膜 31、90…ガラス基板 32、91…絶縁層 33、88…第1層間絶縁層 34、89…第2層間絶縁層 35、53、54、55、74…アルミ電極 40…ポリシリコン層 41、42、48…レジスト 70…アナログスイッチ 71…上部電極 80…ドレイン線 81…データ線 S…半導体層 D…D/Aコンバータ C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7…コンタク
トホール

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の製造方法において、 半導体層の第1領域及び前記第1領域に隣接する第2領
    域に第1不純物を注入する工程と、 前記半導体層の第2領域と前記第2領域に隣接する第3
    領域に第2不純物を注入する工程と、 前記第1領域、第2領域及び第3領域上に絶縁膜を形成
    する工程と、 前記絶縁膜に形成したコンタクトホールを介して前記第
    1領域の一部と前記第2領域と前記第3領域の一部に接
    するように電極を形成する工程と、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1不純物及び前記第2不純物は同
    一導電型からなり、且つ前記第2不純物濃度は前記第1
    不純物濃度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1不純物を注入する工程及び前記
    第2不純物を注入する工程の前に、前記半導体層の表面
    にゲート絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の半導体装置の製造方法において、前記半導体層は
    ポリシリコンであることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の半導体装置の製造方法において、前記電極はアル
    ミニウムであることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 基板上に複数の走査線と、複数のデータ
    線と、前記各走査線と前記各データ線に接続された薄膜
    トランジスタと、前記薄膜トランジスタに接続された画
    素電極と、蓄積容量とを有する電気光学装置の製造方法
    において、 前記基板上に薄膜トランジスタのソース・ドレインとな
    る領域と、前記蓄積容量の第1電極となる領域と、前記
    ソース・ドレインとなる領域と前記第1電極となる領域
    の間の境界領域とを構成する半導体層を形成する工程
    と、 前記第1電極となる領域と前記境界領域に第1不純物を
    注入する工程と、 前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜と前記蓄積容量の
    誘電体膜とを形成する工程と、 前記薄膜トランジスタのゲート電極と前記蓄積容量の第
    2電極とを形成する工程と、 前記ソース・ドレインとなる領域と前記境界領域に第2
    不純物を注入する工程と、 前記ソース・ドレインとなる領域と前記ゲート電極と前
    記第2電極上に第1層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1層間絶縁膜に形成したコンタクトホールを介し
    て前記ドレイン領域の一部と、前記境界領域と、前記第
    2電極の一部に接するようにドレイン電極を形成する工
    程とを有することを特徴とする電気光学装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第1不純物及び前記第2不純物は同
    一導電型からなり、且つ前記第2不純物濃度は前記第1
    不純物濃度よりも高いことを特徴とする請求項6に記載
    の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1不純物を注入する工程及び前記
    第2不純物を注入する工程の前に、前記半導体層の表面
    に前記ゲート絶縁膜及び前記誘電体膜を形成することを
    特徴とする請求項6又は請求項7に記載の半導体装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ドレイン電極は、前記薄膜トランジ
    スタのソース領域に接続されるソース電極と同時に同一
    材料で形成されてなることを特徴とする請求項6乃至請
    求項8のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記半導体層は、ポリシリコンである
    ことを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか一項
    に記載の電気光学装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ドレイン電極上に第2絶縁膜を形
    成する工程と、前記第2絶縁膜に形成したコンタクトホ
    ールを介して前記ドレイン電極に接続されるように前記
    画素電極を形成する工程とを有することを特徴とする請
    求項7乃至請求項10のいずれか一項に記載の電気光学
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 基板上に複数の走査線と、複数のデー
    タ線と、前記各走査線と前記各データ線に接続された薄
    膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタに接続された
    画素電極と、蓄積容量とを有する電気光学装置におい
    て、 前記基板上に半導体層からなる前記薄膜トランジスタの
    ソース・ドレイン及び前記蓄積容量の第1電極及び前記
    ソース・ドレインと第1電極との間に形成された境界領
    域と、前記第1電極及び境界領域上に形成された第1層
    間絶縁膜と、前記第1層間絶縁膜に形成されたコンタク
    トホールを介して前記ドレイン領域の一部及び前記接続
    部及び前記第2電極の一部に接するドレイン電極とを有
    し、 前記ソース・ドレイン及び前記境界領域には第1不純物
    が注入されてなり、前記境界旅行き及び前記第1電極に
    は第2不純物が注入されてなることを特徴とする電気光
    学装置。
  13. 【請求項13】 前記第1不純物及び前記第2不純物は
    同一導電型からなり、且つ前記第2不純物濃度は前記第
    1不純物濃度よりも高いことを特徴とする請求項12に
    記載の電気光学装置。
  14. 【請求項14】 前記ドレイン電極上には第2層間絶縁
    膜が形成されてなり、前記第2層間絶縁膜に形成された
    コンタクトホールを介して、前記ドレイン電極に画素電
    極が接続されてなることを特徴とする請求項12又は請
    求項13に記載の電気光学装置。
  15. 【請求項15】 前記半導体層は、ポリシリコンからな
    ることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれ
    か一項に記載の電気光学装置。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載の電気光学装置を含
    むことを特徴とする電子機器。
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