JPH11329622A - コネクタ構造 - Google Patents

コネクタ構造

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JPH11329622A
JPH11329622A JP10138671A JP13867198A JPH11329622A JP H11329622 A JPH11329622 A JP H11329622A JP 10138671 A JP10138671 A JP 10138671A JP 13867198 A JP13867198 A JP 13867198A JP H11329622 A JPH11329622 A JP H11329622A
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JP
Japan
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connector
plug
socket
side contact
reinforcing member
Prior art date
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Application number
JP10138671A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Henmi
幸伸 逸見
Satoshi Takamori
智 高盛
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度性、操作性及び省スペースを向上させる
ことができるコネクタ構造を提供する。 【解決手段】 プラグ挿入部3を有するコネクタソケッ
ト1と、このプラグ挿入部3に挿入されてプラグ側接点
部15A、15Bとソケット側接点部8B、9Bとの導
通を行うコネクタプラグ21とを備え、このコネクタプ
ラグ21を、補強部材11の先端部を、FPC10の折
曲げ部14に当てた状態で、FPC10を折り曲げて接
着剤で補強部材11に接着して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親基板にFPC
(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)等を接続
するコネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、親基板にFPCを接続する場合に
は、図15に示すようにFPC30の端末に、このFP
C30の導電パターンに接続された端子部31を親基板
32の実装面に半田付けするヒートシール方式や、ま
た、図16に示すように親基板32の実装面に予めFP
C用コネクタ33を実装し、このFPC用コネクタ33
にFPC30の端末部に設けた接触部34を挿入して導
通させるFPC用コネクタ使用方式や、また、図17に
示すように親基板32の実装面に予めコネクタソケット
35を実装し、FPC30の端末部にコネクタヘッダ
(コネクタプラグ)36を取り付けて、このコネクタヘ
ッダ36をコネクタソケット35に接続する狭ピッチコ
ネクタ使用方式があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の、FPC30の導電パターンに接続された端子部3
1を親基板32の実装面に半田付けするヒートシール方
式にあっては、FPC30が半田付けであるために、強
度に不安があるという問題点があった。
【0004】また、FPC用コネクタ33にFPC30
の接触部34を挿入して導通させるFPC用コネクタ使
用方式にあっては、多極数ではコネクタの製品特性を確
保しにくく、また、FPC30の接触部34をFPC用
コネクタ33に挿入するために操作性が独特なものにな
って作業性が悪いという問題点があった。
【0005】また、コネクタヘッダ36をコネクタソケ
ット35に接続する狭ピッチコネクタ使用方式にあって
は、コネクタヘッダ36とコネクタソケット35との2
個のコネクタ部品が必要になって、強度面の不安からス
タッキング高さを低くすることができず、省スペース化
が図れないし、また、コスト高になるという問題点があ
った。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、強度性、操
作性及び省スペースを向上させることができるコネクタ
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係るコネクタ構造は、プラグ挿
入部を有するコネクタソケットと、このプラグ挿入部に
挿入されてプラグ側接点部とソケット側接点部との導通
を行うコネクタプラグとを備え、前記コネクタプラグ
を、少なくとも一方の導電パターンと、この導電パター
ンに前記プラグ側接点部を形成した可撓性基板を有し、
この可撓性基板の裏側に補強部材を当てて構成したこと
を特徴とする。
【0008】かかる構成により、コネクタプラグを、可
撓性基板の裏側に補強部材を当てて構成したために、そ
の加工性が容易になるばかりか、高挿抜に対抗できる強
度のあるものになる。また、可撓性基板をそのまま用い
て、この可撓性基板が有する導電パターンをプラグ側接
点部として使用するために、多極に対応することがで
き、構成の簡単な狭ピッチコネクタが提供できる。
【0009】また、可撓性基板構成のコネクタプラグを
コネクタソケットのプラグ挿入部に挿入して導通を図る
ようにしたことにより、スタッキング高さを低くするこ
とができて、省スペース化を図ることができるし、可撓
性基板構成のコネクタプラグとコネクタソケットとの接
続が1方向、1操作になって、操作性が楽になる。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係るコネクタ構造は、プラグ挿入部を有す
るコネクタソケットと、このプラグ挿入部に挿入されて
プラグ側接点部とソケット側接点部との導通を行うコネ
クタプラグとを備え、前記コネクタプラグを、可撓性基
板に折曲げ部を設けて、この折曲げ部を挟んだ両側の少
なくとも一方に導電パターンを形成して、この導電パタ
ーンに前記プラグ側接点部を形成し、この可撓性基板を
折曲げ部を中心に折り曲げて、この可撓性基板の裏側に
補強部材を当てて補強を行なって構成したことを特徴と
する。
【0011】かかる構成により、コネクタプラグを、可
撓性基板を折り曲げて、この可撓性基板の裏側に補強部
材を当てて構成したために、その加工性が容易になるば
かりか、高挿抜に対抗できる強度のあるものになる。ま
た、可撓性基板をそのまま用いて、この可撓性基板が有
する導電パターンをプラグ側接点部として使用するため
に、多極に対応することができ、構成の簡単な狭ピッチ
コネクタが提供できる。
【0012】また、可撓性基板構成のコネクタプラグを
コネクタソケットのプラグ挿入部に挿入して導通を図る
ようにしたことにより、スタッキング高さを低くするこ
とができて、省スペース化を図ることができるし、可撓
性基板構成のコネクタプラグとコネクタソケットとの接
続が1方向、1操作になって、操作性が楽になる。
【0013】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係るコネクタ構造は、請求項2に記載のコ
ネクタ構造において、前記可撓性基板に、前記折曲げ部
を挟んだ両側に導電パターンを設け、これらの導電パタ
ーンに前記プラグ側接点部を形成した。
【0014】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、可
撓性基板に、折曲げ部を挟んだ両側に導電パターンを設
け、これらの導電パターンにプラグ側接点部を形成した
ことにより、2列接続コネクタを実現することができ
る。
【0015】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係るコネクタ構造は、請求項1又は請求項
2又は請求項3に記載のコネクタ構造において、前記補
強部材の先端部を、前記可撓性基板の折曲げ部に当てた
状態で、前記可撓性基板を折り曲げて接着剤で前記補強
部材に接着して前記コネクタプラグを構成した。
【0016】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、コ
ネクタプラグを可撓性基板を折り曲げて接着剤で補強部
材に接着して構成することができて、その加工性が容易
になるばかりか、高挿抜に対抗できる強度のあるものに
なる。
【0017】また、上記の目的を達成するために、請求
項5の発明に係るコネクタ構造は、請求項1又は請求項
2又は請求項3に記載のコネクタ構造において、インサ
ートモールドにより前記補強部材の成形と前記可撓性基
板の前記補強部材への一体化とを行うようにした。
【0018】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、コ
ネクタプラグを、インサートモールドにより補強部材の
成形と可撓性基板の補強部材への一体化とを行なって構
成することができて、その加工性が容易になるばかり
か、高挿抜に対抗できる強度のあるものになる。
【0019】また、上記の目的を達成するために、請求
項6の発明に係るコネクタ構造は、請求項1又は請求項
2又は請求項3に記載のコネクタ構造において、固着手
段により前記可撓性基板の前記補強部材への固着を行う
ようにした。
【0020】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、コ
ネクタプラグを、固着手段により可撓性基板を補強部材
に固着して構成することができて、その加工性が容易に
なるばかりか、高挿抜に対抗できる強度のあるものにな
る。
【0021】また、上記の目的を達成するために、請求
項7の発明に係るコネクタ構造は、プラグ挿入部を有す
るコネクタソケットと、このプラグ挿入部に挿入されて
プラグ側接点部とソケット側接点部との導通を行うコネ
クタプラグとを備え、前記コネクタプラグを、可撓性基
板に設けた多数の導電パターンを、接続先の異なる一方
の接続用導電パターンと他方の接続用導電パターンとに
区分し、前記可撓性基板を、この可撓性基板の端末部で
折り曲げて、この可撓性基板の裏側に補強部材を当て、
この補強部材を挟んだ前記可撓性基板の一方の面部側に
前記一方の接続用導電パターンを、他方の面部側に前記
他方の接続用導電パターンをそれぞれ配置して、これら
の一方及び他方の接続用導電パターンに前記プラグ側接
点部を形成して構成したことを特徴とする。
【0022】かかる構成により、コネクタプラグを、可
撓性基板の裏側に補強部材を当てて構成したために、そ
の加工性が容易になるばかりか、高挿抜に対抗できる強
度のあるものになる。また、可撓性基板をそのまま用い
て、この可撓性基板が有する導電パターンをプラグ側接
点部として使用するために、多極に対応することがで
き、構成の簡単な狭ピッチコネクタが提供できる。
【0023】また、可撓性基板構成のコネクタプラグを
コネクタソケットのプラグ挿入部に挿入して導通を図る
ようにしたことにより、スタッキング高さを低くするこ
とができて、省スペース化を図ることができるし、可撓
性基板構成のコネクタプラグとコネクタソケットとの接
続が1方向、1操作になって、操作性が楽になる。
【0024】特に、接続先の異なる一方の接続用導電パ
ターンと他方の接続用導電パターンとを形成した可撓性
基板が一枚になるために、可撓性基板の引き回し対して
強度有るものになる。
【0025】また、上記の目的を達成するために、請求
項8の発明に係るコネクタ構造は、プラグ挿入部を有す
るコネクタソケットと、このプラグ挿入部に挿入されて
プラグ側接点部とソケット側接点部との導通を行うコネ
クタプラグとを備え、前記コネクタプラグを、可撓性基
板に設けた多数の導電パターンを、接続先の異なる一方
の接続用導電パターンと他方の接続用導電パターンとに
区分し、補強部材の一方の面部に一方のソケット側接点
部を、前記補強部材の他方の面部に他方のソケット側接
点部をそれぞれ設け、前記補強部材を前記可撓性基板に
固着して、前記一方のソケット側接点部を前記一方の接
続用導電パターンに、前記他方のソケット側接点部を前
記他方の接続用導電パターンにそれぞれ導通させたこと
を特徴とする。
【0026】かかる構成により、コネクタプラグの加工
性が容易になるばかりか、高挿抜に対抗できる強度のあ
るものになる。また、可撓性基板をそのまま用いたため
に、多極に対応することができ、構成の簡単な狭ピッチ
コネクタが提供できる。
【0027】また、可撓性基板構成のコネクタプラグを
コネクタソケットのプラグ挿入部に挿入して導通を図る
ようにしたことにより、スタッキング高さを低くするこ
とができて、省スペース化を図ることができるし、可撓
性基板構成のコネクタプラグとコネクタソケットとの接
続が1方向、1操作になって、操作性が楽になる。
【0028】また、上記の目的を達成するために、請求
項9の発明に係るコネクタ構造は、請求項1乃至請求項
8に記載のコネクタ構造において、前記可撓性基板が、
FPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)も
しくはフラットケーブルである。
【0029】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、コ
ネクタプラグを、FPCに代えてフラットケーブルを用
いても構成することができる。
【0030】また、上記の目的を達成するために、請求
項10の発明に係るコネクタ構造は、請求項1乃至請求
項9に記載のコネクタ構造において、前記コネクタプラ
グの前記コネクタソケットの前記プラグ挿入部への挿入
長さを挿入長決定手段により決定するようにした。
【0031】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、挿
入長決定手段によりコネクタプラグのコネクタソケット
のプラグ挿入部への挿入長さを決定することができて、
プラグ側接点部とソケット側接点部との導通を確実なも
のにすることができる。
【0032】また、上記の目的を達成するために、請求
項11の発明に係るコネクタ構造は、請求項1乃至請求
項10に記載のコネクタ構造において、前記コネクタソ
ケットを、前記プラグ挿入部の互いに対向する部位に一
方及び他方の端子挿入溝を多数形成し、前記一方の端子
挿入溝に一方の接触端子を、前記他方の端子挿入溝に他
方の接触端子をそれぞれ挿入固定し、前記一方及び他方
の接触端子のソケット側接点部を前記プラグ挿入部内に
突出させて構成した。
【0033】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、ソ
ケットのプラグ挿入部への挿入時のプラグ側接点部とソ
ケット側接点部との導通を容易に行うことが可能になっ
て、コネクタプラグと共に、コネクタ構造の背低化を促
進することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0035】(実施の形態例1)本発明に係るコネクタ
構造の実施の形態例1を図1乃至図7に示す。図1は本
発明に係るコネクタ構造の実施の形態例1の斜視図、図
2は同コネクタ構造の実施の形態例1の断面図である。
【0036】本発明に係るコネクタ構造の実施の形態例
1は、コネクタソケット1とコネクタプラグ21とから
構成してある。このコネクタソケット1は、図1乃至図
3に示すように前、後面部2a、2b、左、右側面部2
c、2d及び上、下面部2e、2fを有するソケット本
体2を備えており、このソケット本体2の上面部2eに
は前後方向に長い長方形状のプラグ挿入部3が形成して
あり、このプラグ挿入部3は、ソケット本体2の上面部
2eから下面部2f側に貫通している。
【0037】また、ソケット本体2には、プラグ挿入部
3の左、右方に位置させて、前後方向に所定の間隔をお
いて多数の端子挿入溝4、5が形成してあり、左側の端
子挿入溝4は、ソケット本体2の上面部2eから下面部
2f側に貫通し、また、プラグ挿入部3の左側壁面部3
Aに抜けているし、また、右側の端子挿入溝5は、ソケ
ット本体2の上面部2eから下面部2f側に貫通し、ま
た、プラグ挿入部3の右側壁面部3Bに抜けている。そ
して、プラグ挿入部3の左、右側縁部には斜めに面取り
が成されている。
【0038】また、ソケット本体2の左、右側面部2
c、2dの下縁部2c−1、2d−1は、前、後面部2
a、2bの下縁部2a−1、2b−1より一段高く形成
してあって、下縁部2c−1、2d−1と下縁部2a−
1、2b−1との高さ方向の差が成す空間が端子導出部
6、7になっている。
【0039】そして、ソケット本体2の左側の多数の端
子挿入溝4には左側の接触端子8が、右側の多数の端子
挿入溝5には右側の接触端子9がそれぞれ装着してあ
る。すなわち、左側の接触端子8は、細幅の金属板を側
面略S字形状に屈曲して成るばね付与部8Aを有してお
り、このばね付与部8Aの先側には、この先側部位8A
−1を湾曲させて成るソケット側接点部8Bが、ばね付
与部8Aの後側には、この後側部位8A−2に対して直
角に折り曲げられた端子脚部8Cがそれぞれ形成してあ
る。
【0040】また、右側の接触端子9は左側の接触端子
8と線対称であって、ばね付与部9Aを有しており、こ
のばね付与部9Aの先側には、この先側部位9A−1を
湾曲させて成るソケット側接点部9Bが、ばね付与部9
Aの後側には、この後側部位9A−2に対して直角に折
り曲げられた端子脚部9Cがそれぞれ形成してある。
【0041】そして、左側の接触端子8は左側の端子挿
入溝4に、その下側から挿入してあって、ばね付与部8
Aの後側部位8A−2が端子挿入溝4の端面部4aに当
接しており、また、後側部位8A−2に対して直角を成
す端子脚部8Cが端子導出部6から外に向かって突出
し、また、ソケット側接点部8Bは、プラグ挿入部3の
左側壁面部3Aよりプラグ挿入部3の内部に突出してい
る。
【0042】また、右側の接触端子9は右側の端子挿入
溝5に、その下側から挿入してあって、ばね付与部9A
の後側部位9A−2が端子挿入溝5の端面部5aに当接
しており、また、後側部位9A−2に対して直角を成す
端子脚部9Cが端子導出部7から外に向かって突出し、
また、ソケット側接点部9Bは、プラグ挿入部3の右側
壁面部3Bよりプラグ挿入部3の内部に突出している。
【0043】前記コネクタプラグ21は、可撓性基板で
あるFPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキッ
ト)10と絶縁材から成る補強部材11とを主な構成要
素にしており、このFPC10は帯状の絶縁ベース12
の表面12a側に多数の導電パターン13を略平行に形
成して構成してあり、FPC10には、図4に示す展開
状態のように、その中間部に折曲げ部14を有してお
り、この折曲げ部14では導電パターン13は形成され
ておらず、したがって、導電パターン13は折曲げ部1
4を挟んで、この折曲げ部14より左側の導電パターン
13Aと右側の導電パターン13Bとに別れている。
【0044】そして、左側の導電パターン13Aには、
これの末端13aから所定の長さに金鍍金もしくは半田
盛り等で左側のプラク側接点部15Aが形成してあり、
また、右側の導電パターン13Bには、これの末端13
bから所定の長さに金鍍金もしくは半田盛り等で右側の
プラク側接点部15Bが形成してある。
【0045】前記補強部材11は、FPC10の絶縁ベ
ース12の幅寸法より多少広い幅寸法の板状の部材本体
11Aを備えており、この部材本体11Aの先端側の角
部はアール(R)取りが成されており、また、部材本体
11Aの後端の左側角部は面取りがされていて、傾斜面
16が形成してある。
【0046】そして、補強部材11の先端部11aの中
心を、FPC10の折曲げ部14の中心に一致させた状
態で、FPC10を、その折曲げ部14で折り曲げて接
着剤で補強部材11に接着してコネクタプラグ21が構
成してある。この場合、FPC10の、折曲げ部14よ
り左側の部位10−1は補強部材11の左側に位置して
いて、この部分に左側のプラク側接点部15Aが位置
し、FPC10の、折曲げ部14より右側の部位10−
2は補強部材11の右側に位置していて、この部分にに
は右側のプラク側接点部15Bが位置している。
【0047】次に、上記のように構成されたコネクタ構
造の作動を説明する。コネクタソケット1は、その左、
右側の接触端子8、9のそれぞれの端子脚部8C、9C
を基板17の実装面に半田で固着して、この基板17に
実装してある。また、コネクタプラグ21は、その左側
の導電パターン13Aと右側の導電パターン13Bと
を、例えば制御機器(図示せず)に接続する。
【0048】そして、制御機器を基板17に接続する場
合には、コネクタプラグ21を、その補強部材11の両
端部を指で挟んで手で持ち、プラグ挿入部3に挿入し
て、FPC10の左側のプラク側接点部15Aを左側の
接触端子8のソケット側接点部8Bに、右側のプラク側
接点部15Bを右側の接触端子9のソケット側接点部9
Bにそれぞれ接触させる。そして、コネクタプラグ21
の先端が基板17に当たることにより、コネクタプラグ
21の挿入長が決定される。
【0049】この場合、左側の接触端子8において、ば
ね付与部8Aが圧縮状態になって、圧縮反力でソケット
側接点部8Bをプラク側接点部15Aに圧接させ、ま
た、ばね付与部9Aが圧縮状態になって、圧縮反力でソ
ケット側接点部8Bをプラク側接点部15Bに圧接させ
る。
【0050】また、制御機器の基板17への接続を解除
する場合には、コネクタプラグ21の補強部材11の両
端部を指で摘んで、このコネクタプラグ21をコネクタ
ソケット1のプラグ挿入部3から引き抜く。
【0051】上記したように本発明の実施の形態例1に
よれば、補強部材11の先端部を、FPC10の折曲げ
部14に当てた状態で、FPC10を折り曲げて接着剤
で補強部材11に接着してコネクタプラグ21を構成し
たために、その加工性が容易になるばかりか、高挿抜に
対抗できる強度のあるものになる。また、FPC10を
そのまま用いて、このFPC10が有する導電パターン
13をプラク側接点部15A、15Bとして使用するた
めに、多極に対応することができ、構成の簡単な狭ピッ
チコネクタが提供できる。
【0052】また、FPC10構成のコネクタプラグ2
1をコネクタソケット1のプラグ挿入部3に挿入して導
通を図るようにしたことにより、スタッキング高さを低
くすることができるし、FPC10構成のコネクタプラ
グ21とコネクタソケット1との接続が1方向、1操作
になって、操作性が楽になる。
【0053】上記した本発明の実施の形態例1では、コ
ネクタプラグ21を、可撓性基板であるFPC10と絶
縁材から成る補強部材11とで構成したが、可撓性基板
としてはFPC10に限らず、フラットケーブルを用い
てもよい。
【0054】また、本発明の実施の形態例1では、FP
C10を、その折曲げ部14で折り曲げて接着剤で補強
部材11に接着してコネクタプラグ21を構成したが、
FPC10を、その折曲げ部14で折り曲げてモールド
型(図示せず)のキャビティ(図示せず)に挿入して、
このキャビティに補強部材11の原料である溶融樹脂を
充填した後に冷却し、補強部材11の成形とFPC10
の補強部材11への固着とを行うインサートモールドに
より構成してもよい。また、FPC10を、その折曲げ
部14で折り曲げて補強部材11に沿わせ、固着手段で
あるクリップ等で係止するようにしてもよい。
【0055】また、本発明の実施の形態例1では、補強
部材11の先端部を、FPC10の折曲げ部14に当て
た状態で、FPC10を折り曲げて接着剤で補強部材1
1に接着してコネクタプラグ21を構成し、FPC10
の、折曲げ部14より左側の部位10−1は補強部材1
1の左側に位置していて、この部分に左側のプラク側接
点部15Aを位置させ、FPC10の、折曲げ部14よ
り右側の部位10−2は補強部材11の右側に位置して
いて、この部分に右側のプラク側接点部15Bを位置さ
せたが、左右どちらか一方のプラク側接点部15A(1
5B)のみとしてもよい。
【0056】また、本発明の実施の形態例1では、制御
機器を基板17に接続する場合には、コネクタプラグ2
1を、その補強部材11の両端部を指で挟んで手で持
ち、プラグ挿入部3に挿入して、コネクタプラグ21の
先端が基板17に当たることにより、コネクタプラグ2
1の挿入長を決定するようにしたが、このネクタプラグ
21の挿入長決定手段を、図6に示すようにコネクタプ
ラグ21の補強部材11の前、後端部にストッパー20
を突設して構成し、このコネクタプラグ21をプラグ挿
入部3に挿入した際に、ストッパー20をコネクタソケ
ットの上面部2eに当接させて、その挿入長を決定する
ようにしてもよい。
【0057】また、挿入長決定手段を、図7の(1)、
(2)に示すようにコネクタプラグ21の補強部材11
の前、後端部に係合突起部22を、プラグ挿入部3の
前、後壁部3C、3Dに係合凹部23をそれぞれ設けて
構成し、コネクタプラグ21をプラグ挿入部3に挿入し
た際に、係合突起部22を係合凹部23に係脱可能に係
合させて、その挿入長を決定するようにしてもよい。
【0058】(実施の形態例2)本発明に係るコネクタ
構造の実施の形態例2を図8乃至図10に示す。
【0059】本発明に係るコネクタ構造の実施の形態例
2にあっては、コネクタプラグ2を、FPC(フレキシ
ブル・プリンテッド・サーキット)10−1に設けた多
数の導電パターン13−1を、接続先の異なる一方の接
続用導電パターン13A−1と他方の接続用導電パター
ン13B−1とに区分すると共に、FPC10−1の端
末部に折曲げ部14−1を設け、FPC10−1を折曲
げ部14−1で折り曲げて、このFPC10−1の裏側
に補強部材11−1を当て、この補強部材11−1を挟
んだFPC10−1の一方の面部側に一方の接続用導電
パターン13A−1を、他方の面部側に他方の接続用導
電パターン13B−1をそれぞれ配置して、これらの一
方及び他方の接続用導電パターン13A−1、13B−
1にプラグ側接点部15A−1、15B−1を形成して
構成し、コネクタソケット1は上記した本発明に係るコ
ネクタ構造の実施の形態例1におけるコネクタソケット
1と同構成にしたものである。
【0060】すなわち、前記コネクタプラグ21は、可
撓性基板であるFPC(フレキシブル・プリンテッド・
サーキット)10−1と絶縁材から成る補強部材11−
1とを主な構成要素にしている。そして、このFPC1
0−1は、図10に示す展開状態のように、帯状の絶縁
ベース12−1の表面12a−1側に多数の導電パター
ン13−1を略平行に形成して構成してあり、これら多
数の導電パターン13−1にあっては、例えば、奇数目
の接続用導電パターン13A−1と、偶数目の接続用導
電パターン13B−1とでは別々の配線群を構成してい
る。
【0061】そして、FPC10−1には、その端末部
に折曲げ部14−1を有しており、接続用導電パターン
13A−1の端末13a−1は、折曲げ部14−1の左
方に位置しており、また、接続用導電パターン13B−
1の端末13b−1は、折曲げ部14−1を経て、この
折曲げ部14−1の右方に位置しており、FPC10−
1の端末部に寄っている。
【0062】そして、一方の接続用導電パターン13A
−1には、これの末端13a−1から所定の長さに金鍍
金もしくは半田盛り等で左側のプラク側接点部15A−
1が形成してあり、また、他方の接続用導電パターン1
3B−1には、これの末端13b−1から所定の長さに
金鍍金もしくは半田盛り等で右側のプラク側接点部15
B−1が形成してある。
【0063】前記補強部材11−1は、上記した本発明
に係るコネクタ構造の実施の形態例1における補強部材
11と同構成であるために、同じ符号を付して説明を省
略する。
【0064】そして、補強部材11−1の先端部11a
−1の中心を、FPC10−1の折曲げ部14−1の中
心に一致させた状態で、FPC10−1を、その折曲げ
部14−1で折り曲げて接着剤で補強部材11−1に接
着してコネクタプラグ21が構成してある。この場合、
FPC10−1の、折曲げ部14−1より左側の部位は
補強部材11−1の左側に位置していて、この部分に一
方のプラク側接点部15A−1が位置し、FPC10−
1の、折曲げ部14−1より右側の部位は補強部材11
−1の右側に位置していて、この部分にには他方のプラ
ク側接点部15B−1が位置している。
【0065】次に、上記のように構成されたコネクタ構
造の作動を説明する。コネクタソケット1は、その左、
右側の接触端子8、9のそれぞれの端子脚部8C、9C
を基板17の実装面に半田で固着して、この基板17に
実装してある。また、コネクタプラグ21は、その一方
の接続用導電パターン13A−1と他方の接続用導電パ
ターン13B−1とを、例えば制御機器(図示せず)に
接続する。
【0066】そして、制御機器を基板17に接続する場
合には、コネクタプラグ21を、その補強部材11−1
の両端部を指で挟んで手で持ち、プラグ挿入部3に挿入
して、FPC10−1の一方(左側)のプラク側接点部
15A−1を左側の接触端子8のソケット側接点部8B
に、他方(右側)のプラク側接点部15B−1を右側の
接触端子9のソケット側接点部9Bにそれぞれ接触させ
る。そして、コネクタプラグ21の先端が基板17に当
たることにより、コネクタプラグ21の挿入長が決定さ
れる。
【0067】また、制御機器の基板17への接続を解除
する場合には、コネクタプラグ21の補強部材11−1
の両端部を指で摘んで、このコネクタプラグ21をコネ
クタソケット1のプラグ挿入部3から引き抜く。
【0068】上記したように本発明の実施の形態例2に
よれば、補強部材11−1の先端部を、FPC10−1
の折曲げ部14−1に当てた状態で、FPC10−1を
折り曲げて接着剤で補強部材11−1に接着してコネク
タプラグ21を構成したために、その加工性が容易にな
るばかりか、高挿抜に対抗できる強度のあるものにな
る。また、FPC10−1をそのまま用いて、このFP
C10−1が有する接続用導電パターン13−1をプラ
ク側接点部15A−1、15B−1として使用するため
に、多極に対応することができ、構成の簡単な狭ピッチ
コネクタが提供できる。
【0069】特に、FPC10−1において、例えば、
奇数目の接続用導電パターン13A−1と、偶数目の接
続用導電パターン13B−1とでは別々の配線群を構成
していて、接続用導電パターン13A−1の端末13a
−1は、折曲げ部14−1の左方に位置しており、ま
た、接続用導電パターン13B−1の端末13b−1
は、折曲げ部14−1を経て、この折曲げ部14−1の
右方に位置しているように、FPC10−1の折曲げ部
14−1を挟んだ一方の部位を配線に使用し、他方の部
位を切断しているために、コネクタプラグ21の引き回
しに対して強度あるものとなる。
【0070】また、FPC10−1構成のコネクタプラ
グ21をコネクタソケット1のプラグ挿入部3に挿入し
て導通を図るようにしたことにより、スタッキング高さ
を低くすることができるし、FPC10−1構成のコネ
クタプラグ21とコネクタソケット1との接続が1方
向、1操作になって、操作性が楽になる。
【0071】上記した本発明の実施の形態例2では、本
発明の実施の形態例1の場合と同様に、可撓性基板とし
てはFPC10−1に限らず、フラットケーブルを用い
てもよいし、補強部材11−1の成形とFPC10−1
の補強部材11−1への固着とを行うインサートモール
ドにより構成してもよい。また、FPC10−1を、そ
の折曲げ部14−1で折り曲げて補強部材11−1に沿
わせ、固着手段であるクリップ等で係止するようにして
もよい。
【0072】また、本発明の実施の形態例2では、ネク
タプラグ21の挿入長決定手段を、図6に示すようにコ
ネクタプラグ21の補強部材11−1の前、後端部にス
トッパー20を突設して構成し、このコネクタプラグ2
1をプラグ挿入部3に挿入した際に、ストッパー20を
コネクタソケットの上面部2eに当接させて、その挿入
長を決定するようにしてもよいし、また、挿入長決定手
段を、図7の(1)、(2)に示すようにコネクタプラ
グ21の補強部材11−1の前、後端部に係合突起部2
2を、プラグ挿入部3の前、後壁部3C、3Dに係合凹
部23をそれぞれ設けて構成し、コネクタプラグ21を
プラグ挿入部3に挿入した際に、係合突起部22を係合
凹部23に係脱可能に係合させて、その挿入長を決定す
るようにしてもよい。
【0073】(実施の形態例3)本発明に係るコネクタ
構造の実施の形態例3を図11乃至図14に示す。
【0074】本発明に係るコネクタ構造の実施の形態例
3にあっては、コネクタプラグ21を、FPC10−2
に設けた多数の導電パターン13−2を、接続先の異な
る一方の接続用導電パターン13A−1と他方の接続用
導電パターン13B−1とに区分し、補強部材11−2
の一方の面部に一方のソケット側接点部15A−2を、
補強部材11−2の他方の面部に他方のソケット側接点
部15B−2をそれぞれ設け、補強部材11−2をFP
C10−2に固着して、一方のソケット側接点部15A
−2を一方の接続用導電パターン13A−1に、他方の
ソケット側接点部15B−2を他方の接続用導電パター
ン13bA−1にそれぞれ導通させて構成し、コネクタ
ソケット1を、上記した本発明に係るコネクタ構造の実
施の形態例1におけるコネクタソケット1と同構成にし
たものである。
【0075】すなわち、補強部材11−2は上記した本
発明に係るコネクタ構造の実施の形態例1における補強
部材11と同構成であり、この補強部材11−2には、
図13及び図14に示すようにその左面部11aから上
面部11cに跨がって一方の接点部15A−2が、ま
た、その右面部11bから上面部11cに跨がって他方
の接点部15B−2がそれぞれに前後方向に所定の間隔
をおいて複数形成してある。
【0076】また、FPC10−2は、図12に示すよ
うに、帯状の絶縁ベース12−2の表面12a−2側に
多数の導電パターン13−2を略平行に形成して構成し
てあり、これら多数の導電パターン13−2にあって
は、例えば、奇数目の接続用導電パターン13A−2
と、偶数目の接続用導電パターン13B−2とでは別々
の配線群を構成している。
【0077】そして、接続用導電パターン13A−2の
端末13a−2に対して接続用導電パターン13B−2
の端末13b−2はFPC10−2の端末部に寄せてあ
る。
【0078】そして、補強部材11−2は、その上面部
11cをFPC10−2に接着等で固着してあり、一方
の接点部15A−2がFPC10−2の一方の接続用導
電パターン13A−2に、他方の接点部15B−2がF
PC10−2の他方の接続用導電パターン13B−2に
それぞれ導通している。
【0079】次に、上記のように構成されたコネクタ構
造の作動を説明する。コネクタソケット1は、その左、
右側の接触端子8、9のそれぞれの端子脚部8C、9C
を基板17の実装面に半田で固着して、この基板17に
実装してある。また、コネクタプラグ21は、その一方
の接続用導電パターン13A−2と他方の接続用右側の
導電パターン13B−2とを、例えば制御機器(図示せ
ず)に接続する。
【0080】そして、制御機器を基板17に接続する場
合には、コネクタプラグ21を、その補強部材11−2
の両端部を指で挟んで手で持ち、プラグ挿入部3に挿入
して、FPC10−2の一方(左側)のプラク側接点部
15A−2を左側の接触端子8のソケット側接点部8B
に、他方(右側)のプラク側接点部15B−2を右側の
接触端子9のソケット側接点部9Bにそれぞれ接触させ
る。そして、コネクタプラグ21の先端が基板17に当
たることにより、コネクタプラグ21の挿入長が決定さ
れる。
【0081】また、制御機器の基板17への接続を解除
する場合には、コネクタプラグ21の補強部材11−2
の両端部を指で摘んで、このコネクタプラグ21をコネ
クタソケット1のプラグ挿入部3から引き抜く。
【0082】上記したように本発明の実施の形態例3に
よれば、コネクタプラグ21を、補強部材11−2の
左、右側面部にそれぞれ接点部15A−2、15B−2
を形成して、この補強部材11−2をFPC10−2に
接着等で固着して、一方の接点部15A−2をFPC1
0−2の一方の接続用導電パターン13A−2に、他方
の接点部15B−2をFPC10−2の他方の接続用導
電パターン13B−2にそれぞれ導通させて構成したた
めに、その加工性が容易になるばかりか、高挿抜に対抗
できる強度のあるものになる。また、FPC10−2を
そのまま用いているために、多極に対応することがで
き、構成の簡単な狭ピッチコネクタが提供できる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコネ
クタ構造によれば、コネクタプラグを、可撓性基板の裏
側に補強部材を当てて構成したために、その加工性が容
易になるばかりか、高挿抜に対抗できる強度のあるもの
になる。また、可撓性基板をそのまま用いて、この可撓
性基板が有する導電パターンを接点部として使用するた
めに、多極に対応することができ、構成の簡単な狭ピッ
チコネクタが提供できる。
【0084】また、可撓性基板構成のコネクタプラグを
コネクタソケットのプラグ挿入部に挿入して導通を図る
ようにしたことにより、スタッキング高さを低くするこ
とができるし、可撓性基板構成のコネクタプラグとコネ
クタソケットとの接続が1方向、1操作になって、操作
性が楽になる。
【0085】しかも、ソケットのプラグ挿入部への挿入
時のプラグ側接点部とソケット側接点部との導通を容易
に行うことが可能になって、コネクタプラグと共に、コ
ネクタ構造の背低化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ構造の実施の形態例1の
斜視図である。
【図2】同コネクタ構造の実施の形態例1の断面図であ
る。
【図3】同コネクタ構造におけるコネクタソケットの斜
視図である。
【図4】同コネクタ構造のコネクタプラグにおけるFP
Cの展開状態の斜視図である。
【図5】同コネクタ構造のコネクタプラグの斜視図であ
る。
【図6】挿入長決定手段としてのストッパーを備えたコ
ネクタプラグを使用したコネクタ構造の斜視図である。
【図7】(1)は挿入長決定手段としての係合突起部を
備えたコネクタプラグの斜視図である。(2)は挿入長
決定手段としての係合凹部を備えたコネクタソケットの
斜視図である。
【図8】本発明に係るコネクタ構造の実施の形態例2の
左側方から見た斜視図である。
【図9】同コネクタ構造の右側方から見た斜視図であ
る。
【図10】同コネクタ構造のコネクタプラグにおけるF
PCの展開状態の斜視図である。
【図11】本発明に係るコネクタ構造の実施の形態例3
の斜視図である。
【図12】同コネクタ構造の分解状態の斜視図である。
【図13】同コネクタ構造のコネクタプラグにおける補
強部材の斜め下方から見た斜視図である。
【図14】同コネクタ構造のコネクタプラグにおける補
強部材の斜め上方から見た斜視図である。
【図15】従来のコネクタ構造の斜視図である。
【図16】従来の他のコネクタ構造の斜視図である。
【図17】従来の他のコネクタ構造の斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタソケット 3 プラグ挿入部 4 端子挿入溝 5 端子挿入溝 8B ソケット側接点部 9B ソケット側接点部 10 FPC(可撓性基板) 11 補強部材 13 導電パターン 14 折曲げ部 15A プラグ側接点部 15B プラグ側接点部 21 コネクタプラグ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグ挿入部を有するコネクタソケット
    と、このプラグ挿入部に挿入されてプラグ側接点部とソ
    ケット側接点部との導通を行うコネクタプラグとを備
    え、 前記コネクタプラグを、少なくとも一方の導電パターン
    と、この導電パターンに前記プラグ側接点部を形成した
    可撓性基板を有し、この可撓性基板の裏側に補強部材を
    当てて構成したことを特徴とするコネクタ構造。
  2. 【請求項2】 プラグ挿入部を有するコネクタソケット
    と、このプラグ挿入部に挿入されてプラグ側接点部とソ
    ケット側接点部との導通を行うコネクタプラグとを備
    え、 前記コネクタプラグを、可撓性基板に折曲げ部を設け
    て、この折曲げ部を挟んだ両側の少なくとも一方に導電
    パターンを形成して、この導電パターンに前記プラグ側
    接点部を形成し、この可撓性基板を折曲げ部を中心に折
    り曲げて、この可撓性基板の裏側に補強部材を当てて構
    成したことを特徴とするコネクタ構造。
  3. 【請求項3】 前記可撓性基板に、前記折曲げ部を挟ん
    だ両側に導電パターンを設け、これらの導電パターンに
    前記プラグ側接点部を形成した請求項2に記載のコネク
    タ構造。
  4. 【請求項4】 前記補強部材の先端部を、前記可撓性基
    板の折曲げ部に当てた状態で、前記可撓性基板を折り曲
    げて接着剤で前記補強部材に接着して前記コネクタプラ
    グを構成した請求項1又は請求項2又は請求項3に記載
    のコネクタ構造。
  5. 【請求項5】 インサートモールドにより前記補強部材
    の成形と前記可撓性基板の前記補強部材への一体化とを
    行うようにした請求項1又は請求項2又は請求項3に記
    載のコネクタ構造。
  6. 【請求項6】 固着手段により前記可撓性基板の前記補
    強部材への固着を行うようにした請求項1又は請求項2
    又は請求項3に記載のコネクタ構造。
  7. 【請求項7】 プラグ挿入部を有するコネクタソケット
    と、このプラグ挿入部に挿入されてプラグ側接点部とソ
    ケット側接点部との導通を行うコネクタプラグとを備
    え、 前記コネクタプラグを、可撓性基板に設けた多数の導電
    パターンを、接続先の異なる一方の接続用導電パターン
    と他方の接続用導電パターンとに区分し、前記可撓性基
    板を、この可撓性基板の端末部で折り曲げて、この可撓
    性基板の裏側に補強部材を当て、この補強部材を挟んだ
    前記可撓性基板の一方の面部側に前記一方の接続用導電
    パターンを、他方の面部側に前記他方の接続用導電パタ
    ーンをそれぞれ配置して、これらの一方及び他方の接続
    用導電パターンに前記プラグ側接点部を形成して構成し
    たことを特徴とするコネクタ構造。
  8. 【請求項8】 プラグ挿入部を有するコネクタソケット
    と、このプラグ挿入部に挿入されてプラグ側接点部とソ
    ケット側接点部との導通を行うコネクタプラグとを備
    え、 前記コネクタプラグを、可撓性基板に設けた多数の導電
    パターンを、接続先の異なる一方の接続用導電パターン
    と他方の接続用導電パターンとに区分し、 補強部材の一方の面部に一方のソケット側接点部を、前
    記補強部材の他方の面部に他方のソケット側接点部をそ
    れぞれ設け、前記補強部材を前記可撓性基板に固着し
    て、前記一方のソケット側接点部を前記一方の接続用導
    電パターンに、前記他方のソケット側接点部を前記他方
    の接続用導電パターンにそれぞれ導通させたことを特徴
    とするコネクタ構造。
  9. 【請求項9】 前記可撓性基板が、FPC(フレキシブ
    ル・プリンテッド・サーキット)もしくはフラットケー
    ブルである請求項1乃至請求項8に記載のコネクタ構
    造。
  10. 【請求項10】 前記コネクタプラグの前記コネクタソ
    ケットの前記プラグ挿入部への挿入長さを挿入長決定手
    段により決定するようにした請求項1乃至請求項9に記
    載のコネクタ構造。
  11. 【請求項11】 前記コネクタソケットを、前記プラグ
    挿入部の互いに対向する部位に一方及び他方の端子挿入
    溝を多数形成し、前記一方の端子挿入溝に一方の接触端
    子を、前記他方の端子挿入溝に他方の接触端子をそれぞ
    れ挿入固定し、前記一方及び他方の接触端子のソケット
    側接点部を前記プラグ挿入部内に突出させて構成した請
    求項1乃至請求項10に記載のコネクタ構造。
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