JP2012532422A - 基板対基板タイプのコネクタ - Google Patents

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Abstract

本発明による基板対基板タイプのコネクタは、複数個のメス端子が互いに対称であるように列をなして結合された結合溝が上面に形成されたメスコネクタホルダーと、前記結合溝に嵌め結合され、前記メス端子と電気的接点を形成する複数個のメス端子とが互いに対称であるように列をなして結合された結合突起が上面枠から突設されたオスコネクタホルダーと、を備え、前記メス端子は、前記結合溝に収容される‘U’字形収容部と、前記収容部の両側面の中途で結合溝の内側方向にそれぞれ突出した第1係止突起と、を備え、前記オス端子は、前記結合突起の外周面に沿って形成された‘U’字形挿入部と、前記挿入部の両側面の中途で結合突起の外側方向にそれぞれ突出した第2係止突起と、を備え、前記メス及びオス端子は、第1係止突起と第2係止突起との弾性変形により互いに着脱されることを特徴とする。
したがって、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、前記メス及びオス端子の着脱時にメス端子が両側方向に対称的に変形される構成であるため、前記着脱時に伴う応力が両側に分散されることで、長時間使用する場合にも、前記メス及びオス端子の結合状態を安定的に維持することができるという長所がある。

Description

本発明は、基板対基板タイプのコネクタに係り、より詳しくは、電気的接点を形成するメス及びオス端子の両側に対称形係止突起を形成して、前記メス及びオス端子間の結合力を向上させ、前記メス端子に作用する応力を両側に分散させることで、前記基板対基板タイプのコネクタを長時間使用する場合にも、メス及びオス端子間の電気的接触状態を安定的に維持することができる基板対基板タイプのコネクタに関する。
一般的に、電気、電子産業分野に使われる電気コネクタは、二つ以上の電気または電子部品を互いに電気的に連結するための手段であって、電気、電子産業が発展するにつれて、その使用頻度がさらに増加する勢いであり、特に、二つ以上の部品を一体に生産することが困難であるか、または別個に生産することがさらに効率的な場合にさらにそうである。
このような電気コネクタは、複数個のメス端子が備えられたメスコネクタホルダーと、複数個のオス端子が備えられたオスコネクタホルダーとから構成されており、それらの物理的な結合により、前記メス及びオス端子が安定的な電気的接触状態を維持することで、常に一定の電流を流すことができる。
前記のような構成及び機能を有する電気コネクタの具体的な構成は、特許文献1に詳細に開示されているが、特に、特許文献1は、一対の基板を電気的に連結する基板対基板タイプのコネクタに関するものである。
すなわち、前記基板対基板タイプのコネクタは、図1及び図2に示すように、複数個のメス端子22が互いに対称であるように列をなして結合されたメスコネクタホルダー20と、複数個のオス端子12が互いに対称であるように列をなして結合されたオスコネクタホルダー10とから構成される。
この時、前記メスコネクタホルダー20とオスコネクタホルダー10とは、互いに物理的に結合される構造を有し、メスコネクタホルダー20とオスコネクタホルダー10とが結合される場合、前記メス端子22とオス端子12とは電気的接点をなす。
このために、前記オス端子12には、メス端子22に挿入される‘U’字形挿入部12aが形成されており、前記メス端子22には、前記挿入部12aが嵌め結合される‘U’字形収容部22cが形成されているが、前記挿入部12aと収容部22cとの物理的結合を通じて、メス及びオス端子12,22の安定的な電気的接触状態を維持させることができる。
しかし、前記従来の技術による基板対基板タイプのコネクタの場合、メス端子22の一側部分22c2が弾性変形されて、オス端子12と電気的接点を形成する構成であるため、小さい力でも前記メス及びオス端子22,12の結合が容易であるという長所はあるが、これと逆に、小さい衝撃にも前記メス及びオス端子22,12の結合が分離されやすいという問題点がある。
また、前記メス及びオス端子22,12の着脱時に伴う変形による応力が前記メス端子22の一側部分22c2のみに集中するため、長時間使用時に前記変形される部分の弾性力が低減して、メス及びオス端子22,12間の電気的接点が安定的に維持されないという問題点がある。
また、前記従来の技術による基板対基板タイプのコネクタの場合、オス端子12に非対称的に形成された突起12d1,12d2と、メス端子の一側に形成された突起22dとにより、前記メス端子の一側部分22c2が変形されて、メス及びオス端子22,12が結合される構成であるため、結合瞬間のクリック感が低下するという短所がある。
これによって、前記メス及びオス端子22,12が正常に結合されたか否かをユーザーが明確に認識できないため、基板間の電気的接触が不良な状態で、前記基板が適用された電気製品を使用することで、前記電気製品の誤作動及び損傷をもたらすという問題点がある。
韓国公開特許第2007-0116706号(2007.12.11公開)
本発明は、前記のような従来の技術の問題点を解決するためのものであって、本発明の目的は、メス及びオス端子間の結合には、小さい力が要求されるが、前記メス及びオス端子間の分離には、相対的に大きい力が要求されるメス及びオス端子の結合構造を備えた基板対基板タイプのコネクタを提供するためのものである。
また、本発明の他の目的は、メス及びオス端子の着脱時に、前記メス端子に作用する応力を分散させることで、基板対基板タイプのコネクタを長時間使用する場合にも、前記メス及びオス端子間の電気的接触状態を安定的に維持することができる基板対基板タイプのコネクタを提供するためのものである。
また、本発明のさらに他の目的は、メス及びオス端子の結合時にクリック感を向上させて、ユーザーが、前記メス及びオス端子が正常に結合されたか否かを明確に認識可能にする基板対基板タイプのコネクタを提供するためのものである。
前記目的を達成するために、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、複数個のメス端子が互いに対称であるように列をなして結合された結合溝が上面に形成されたメスコネクタホルダーと、前記結合溝に嵌め結合され、前記メス端子と電気的接点を形成する複数個のメス端子とが互いに対称であるように列をなして結合された結合突起が上面枠から突設されたオスコネクタホルダーと、を備え、前記メス端子は、前記結合溝に収容される‘U’字形収容部と、前記収容部の両側面の中途で結合溝の内側方向に対称的に突出した第1係止突起と、を備え、前記オス端子は、前記結合突起の外周面に沿って形成された‘U’字形挿入部と、前記挿入部の両側面の中途で結合突起の外側方向に対称的に突出した第2係止突起と、を備え、前記メス及びオス端子は、互いに対称をなす前記第1係止突起と第2係止突起との弾性変形により互いに着脱されることを特徴とする。
また、前記第1係止突起は、収容部の入口から前記挿入部の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第1傾斜部と、前記第1傾斜部から延びて、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少する第2傾斜部とから構成され、前記第1及び第2傾斜部の接点間の幅は、前記挿入部の両側面間の幅より狭く、前記第1傾斜部より第2傾斜部の傾斜度がさらに大きいように構成されたことを特徴とする。
また、前記嵌め結合時に第1係止突起の変形を容易にするために、前記結合溝の内壁面と前記収容部との間には、空間部が形成されたことを特徴とする。
また、前記収容部の両側面と底面とは、前記第1係止突起の変形による衝撃を緩衝可能に傾斜面により連結されたことを特徴とする。
また、前記第2係止突起は、挿入部の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第3傾斜部、前記第3傾斜部から挿入部の両側面と平行な方向に延設された直線接点部、及び前記直線接点部と挿入部の底面とを連結し、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少する第4傾斜部から構成され、前記嵌め結合時に、収容部の両側面と第2係止突起の直線接点部との間、及び前記第1係止突起と挿入部の両側面との間に電気的接点が形成されることを特徴とする。
また、前記メス端子は、前記収容部の両端から延びて、結合溝の両側にそれぞれ形成された第1固定溝に結合されたメス端子固定部と、前記メス端子固定部と垂直であり、メスコネクタホルダーの外側に形成されたメス端子溶着部と、をさらに備え、前記メス端子溶着部は、第1溶着傾斜部により前記メス端子固定部の一側端部と連結され、前記第1溶着傾斜部の幅は、メス端子溶着部の幅及びメス端子固定部の幅より狭いことを特徴とする。
また、前記メス端子固定部それぞれの両側には、前記メスコネクタホルダーからメス端子が剥離されることを防止するための少なくとも一つの第1くさび形突起が形成され、前記メス端子をメスコネクタホルダーに結合する場合、メス端子溶着部が連結されていない前記メス端子固定部の他側端部を前記第1固定溝に案内するために、前記メス端子固定部の他側端部の断面積は、結合方向に沿って次第に減少することを特徴とする。
また、前記オス端子は、前記挿入部の両端から延びて、結合突起の両側にそれぞれ形成された第2固定溝に結合されたオス端子固定部と、前記オス端子固定部と垂直であり、オスコネクタホルダーの外側に形成されたオス端子溶着部と、をさらに備え、前記オス端子溶着部は、第2溶着傾斜部により前記オス端子固定部の一側端部と連結され、前記第2溶着傾斜部の幅は、オス端子溶着部の幅及びオス端子固定部の幅より狭いことを特徴とする。
また、前記オス端子固定部それぞれの両側には、前記オスコネクタホルダーからメス端子が剥離されることを防止するための少なくとも一つの第2くさび形突起が形成され、前記オス端子をオスコネクタホルダーに結合する場合、オス端子溶着部が連結されていない前記オス端子固定部の他側端部を前記第2固定溝に案内するために、前記オス端子固定部の他側端部の断面積は、結合方向に沿って次第に減少することを特徴とする。
また、前記結合溝と結合突起とは、それぞれ‘ロ’字状であり、前記メス端子が結合されていない結合溝の枠、または前記オス端子が結合されていない結合突起の枠のうち少なくともいずれか一つには、前記嵌め結合時に結合突起を結合溝に案内するための曲線または直線状のチャンファーが形成されたことを特徴とする。
また、前記メス端子が結合されていないメスコネクタホルダーの外側面、及び前記オス端子が結合されていないオスコネクタホルダーの外側面それぞれには、高さ方向に沿って内側方向に段差部が形成されたことを特徴とする。
また、前記オスコネクタホルダーの内部の底面には、前記嵌め結合時にメス端子の変形を収容するための逃避溝が形成されたことを特徴とする。
一方、前記第1係止突起は、前記収容部の両側の外側面から対称的に対向するように、それぞれの内側面の方向に向かってベンディングまたはエンボシングまたはスリッティング成形工程を通じて突設され、前記第2係止突起は、前記挿入部の対向する内側面から両側の外側面の方向に向かって対称的に対向するように、ベンディングまたはエンボシングまたはスリッティング成形工程を通じて突設され、前記メス及びオス端子は、前記収容部と挿入部との弾性変形により接触されるが、前記第1係止突起は、挿入部に接触され、第2係止突起は、収容部に接触されることを特徴とする。
この場合、前記第2係止突起は、挿入部の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第3傾斜部、前記第3傾斜部から挿入部の両側面と平行な方向に延設された直線接点部、及び前記直線接点部に連結され、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少するくさび状の第4傾斜部から構成され、前記第4傾斜部の傾斜度は、前記第1傾斜部の傾斜度と同一に形成され、前記嵌め結合時に、収容部の内側面と第2係止突起の直線接点部との間、及び前記第1係止突起と挿入部の両側面との間に電気的接点が形成されることを特徴とする。
また、前記メス及びオス端子の結合による前記第1係止突起と第2係止突起との結合時に、前記第1係止突起の第1傾斜部と第2係止突起の第4傾斜部とが互いに出合って対称的に結合されるように構成されたことを特徴とする。
また、前記第1及び第2係止突起には、その両側面が互いに連通するように、スリッティング成形工程により切欠き部が形成されることを特徴とする。
本発明による基板対基板タイプのコネクタは、メス端子に形成された第1係止突起において、オス端子が挿入される方向の傾斜度より、前記オス端子を分離する方向の傾斜度をさらに大きく構成して、前記メス及びオス端子の結合時より分離時に、さらに大きい力を要求することで、前記メス及びオス端子の結合状態を安定的に維持することができるという長所がある。
また、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、前記メス及びオス端子の着脱時に、メス端子が両側方向に対称的にテンション作動する構成であるため、前記着脱時に伴う応力が両側に分散されることで、長時間使用する場合にも、前記メス及びオス端子の結合状態を安定的に維持することができるという長所がある。
また、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、前記メス及びオス端子の着脱時に、メス及びオス端子の両側にそれぞれ対称的に形成された収容部及び挿入部の弾性的変形及び復元によってクリック感を向上させることで、ユーザーが、前記メス及びオス端子が正常に結合されたか否かを明確に認識することができるという長所がある。
及び 従来の技術による基板対基板タイプのコネクタを構成するオスコネクタホルダー及びメスコネクタホルダーを示す断面図である。 及び 本発明の第1実施形態による基板対基板タイプのコネクタを構成するメスコネクタホルダー及びオスコネクタホルダーを示す斜視図である。 前記メスコネクタホルダーとオスコネクタホルダーとの結合状態を示す斜視図である。 及び 本発明の第1実施形態による基板対基板タイプのコネクタのメス端子及びオス端子の構成を示す斜視図である。 前記メス端子とオス端子との結合直前の状態を示す図面である。 前記メス端子とオス端子とが結合された状態を示す断面図である。 及び 本発明の第2実施形態による基板対基板タイプのコネクタを構成するメスコネクタホルダーとオスコネクタホルダーとを示す斜視図である。 前記メスコネクタホルダーとオスコネクタホルダーとの結合状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態による基板対基板タイプのコネクタのうちメス端子の構成の一例を示す斜視図である。 図13Aの他の例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態による基板対基板タイプのコネクタのうちオス端子の構成の一例を示す斜視図である。 図14Aの他の例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態による基板対基板タイプのコネクタのメス端子とオス端子との結合直前の状態を示す図面である。 本発明の第2実施形態による基板対基板タイプのコネクタのメス端子とオス端子との結合された状態を示す断面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明による基板対基板タイプのコネクタの望ましい実施形態を詳細に説明する。
本発明は、代表的に超小型狭ピッチの基板対基板タイプのコネクタに適用される。
第1実施形態
図3及び図4は、それぞれ本発明の第1実施形態による基板対基板タイプのコネクタを構成するメスコネクタホルダー100とオスコネクタホルダー200とを示す斜視図であり、図5は、前記メスコネクタホルダー100とオスコネクタホルダー200との結合状態を示す斜視図である。
図3ないし図5に示すように、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、複数個のメス端子110が結合されたメスコネクタホルダー100と、複数個のオス端子210が結合されたオスコネクタホルダー200とを備えて構成される。
この時、前記メスコネクタホルダー100の上面には、‘ロ’字状の結合溝111が下部の垂直方向に形成され、左右方向の前記結合溝111には、それぞれ複数個のメス端子110が結合される。
また、前記オスコネクタホルダー200の上面には、前記結合溝111に嵌め結合される‘ロ’字状の結合突起211が上面枠から突設されるが、左右方向の前記結合突起211には、それぞれ前記メス端子110と電気的接点を形成する複数個のオス端子210とが結合される。
また、前記メス端子110が結合されていない結合溝111の枠、または前記オス端子210が結合されていない結合突起211の枠のうち少なくともいずれか一つには、前記嵌め結合時に結合突起211を結合溝111に容易に案内するための案内部120,220が形成されるが、前記案内部120,220は、曲線または直線状のチャンファーで望ましく具現される。
また、前記メス端子110が結合されていないメスコネクタホルダー100の外側面、及び前記オス端子210が結合されていないオスコネクタホルダー200の外側面それぞれには、高さ方向に沿って内側方向に段差部130,230が形成されている。
この時、前記段差部130,230は、メスコネクタホルダー100とオスコネクタホルダー200それぞれの組立時に位置を制御するために使われ、また、射出成形時に発生するゲートのバー(burr)が外部に突出することを防止する機能も行う。
図6及び図7は、それぞれ本発明の第1実施形態による基板対基板タイプのコネクタのメス端子110とオス端子210との構成を示す斜視図であり、図8は、前記メス端子110とオス端子210との結合直前の状態を示す図面であり、図9は、前記メス端子110とオス端子210とが結合された状態を示す断面図である。
本発明による基板対基板タイプのコネクタに備えられた前記メス端子110は、前記結合溝111に収容される‘U’字形収容部112、前記収容部112の両側面の中途で結合溝111の内側方向に対称的に突出した第1係止突起113、前記収容部112の両端から延びて、結合溝111の両側にそれぞれ形成された第1固定溝115に結合されたメス端子固定部110a、及び前記メス端子固定部110aと垂直であり、メスコネクタホルダー100の外側に形成されたメス端子溶着部110bを備えて構成される。
また、前記第1係止突起113は、収容部112の入口から後述する挿入部212の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第1傾斜部113aと、前記第1傾斜部113aから延びて、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少する第2傾斜部113bとから構成される。
この時、前記第1傾斜部113aの傾斜度より第2傾斜部113bの傾斜度がさらに大きく形成されるが、このような構成によって、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、メス及びオス端子110,210の結合時には、小さい力が要求されるが、前記メス及びオス端子110,210の分離時には、相対的に大きい力が要求されるため、前記メス及びオス端子110,210の結合状態を安定的に維持することができるという長所を有する。
一方、前記オス端子210は、前記結合突起211の外周面に沿って形成された‘U’字形挿入部212、前記挿入部212の両側面の中途で結合突起211の外側方向に対称的に突出した第2係止突起213、前記挿入部212の両端から延びて、結合突起211の両側にそれぞれ形成された第2固定溝215に結合されたオス端子固定部210a、及び前記オス端子固定部210aと垂直であり、オスコネクタホルダー200の外側に形成されたオス端子溶着部210bを備えて構成される。
また、前記第2係止突起213は、挿入部212の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第3傾斜部213a、前記第3傾斜部213aから挿入部の両側面212aと平行な方向に延設された直線接点部213b、及び前記直線接点部213bと挿入部の底面212bとを連結し、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少する第4傾斜部213cから構成される。
この時、前記第4傾斜部213cの傾斜度は、メス端子110に形成された第1傾斜部113aの傾斜度と同一または類似して構成することで、前記メス及びオス端子110,210の結合時に、小さい力でも挿入部212を収容部112の内部に挿入させることが望ましい。
前記のような構成によって、本発明による基板対基板タイプのコネクタのメス及びオス端子110,210は、前述したように対称的に形成された前記第1係止突起113と第2係止突起213との弾性変形により互いに着脱される。
すなわち、前記メス及びオス端子110,210が結合される場合、オス端子210の底面212b及び第4傾斜部213cが、メス端子110の第1傾斜部113aに沿って自然に収容部112の内部に案内されることで、メス端子110の第1係止突起113は、左右両側方向に広がり、前記第2係止突起213が前記収容部112の内部に完全に挿入されれば、弾性によって、前記第1係止突起113は本来の位置に復帰する。
この時、前記第1係止突起113は、第1及び第2傾斜部113a,113bの接点間の幅が、前記挿入部の両側面212a間の幅より狭く構成されるため、前記第2係止突起213が第1係止突起113を通過する場合、両側に広がった第1係止突起113が弾性力により瞬間的に本来の位置に復帰しつつ、前記挿入部の両側面212aと衝突する。
したがって、前記衝突音により、メス及びオス端子110,210の結合時にクリック感が向上することで、ユーザーは、前記メス及びオス端子110,210が正常に結合されたか否かを明確に認識することができるという長所がある。
また、前記メス及びオス端子110,210を分離する場合、オス端子210の第3傾斜部213aが、相対的に傾斜度の大きい第2傾斜部113bに沿って案内されるため、前述したメス及びオス端子110,210の結合時よりさらに大きい力が要求され、その結果、前述したように、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、メス及びオス端子の結合状態を安定的に維持することができる。
また、前述したように、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、メス及びオス端子110,210の着脱時に、前記メス端子110が左右両方向の対称に変形される構成であるため、前記メス及びオス端子110,210の着脱時に、メス端子110に作用する応力が両方向に分散される。
したがって、前記第1係止突起113それぞれに作用する応力が従来の技術に比べて大きく減少するため、長時間使用する場合にも、前記メス及びオス端子110,210の弾性力が維持されて、メス及びオス端子110,210間の電気的接触を安定的に維持することができるという長所がある。
また、前記直線接点部213b間の幅は、収容部の両側面112a間の幅と同一であるか、またはそれよりわずか大きく形成されるため、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、前記メス及びオス端子110,210の結合時に、収容部の両側面112aと第2係止突起213の直線接点部213bとの間、及び前記第1係止突起113と挿入部の両側面212aとの間で二重的に電気的接点が形成される。
また、前記収容部の両側面112aと底面112bとは、傾斜面112cにより連結されるが、これは、前記第1係止突起113の変形による衝撃を緩衝すると共に、前記収容部の両側面112aと第2係止突起213の直線接点部213bとの間に接点が形成される場合に、作用される張力を緩衝するためのものである。
また、前記結合溝の内壁面111aと収容部112との間には、第1係止突起113の変形時にそれを収容するための空間部140が設けられ、前記オスコネクタホルダー200の内部の底面にも、前記第1係止突起113の変形時にそれを収容するための逃避溝240が形成されている。
一方、前記メス端子溶着部110bとオス端子溶着部210bとは、それぞれ第1溶着傾斜部110cと第2溶着傾斜部210cとにより、前記メス端子固定部110a及びオス端子固定部210aの一側端部と連結されるように構成される。
したがって、前記メス端子溶着部110bとオス端子溶着部210bとをそれぞれ対応する基板にハンダ付けする場合、鉛が前記第1溶着傾斜部110cと第2溶着傾斜部210cとに沿って上昇するので、溶着力を大きく向上させることができる。
また、前記第1溶着傾斜部110cの幅は、メス端子溶着部110bの幅及びメス端子固定部110aの幅より狭く形成され、第2溶着傾斜部210cの幅は、オス端子溶着部210bの幅及びオス端子固定部210aの幅より狭く形成されるが、このような構成によって、メス及びオスコネクタホルダー100,200の組立時に、前記メス端子溶着部110bとオス端子溶着部210bとを、それぞれメス端子固定部110aとオス端子固定部210aとに垂直な方向に容易に折り曲げる。
一方、前記メス端子固定部110a及びオス端子固定部210aの両側には、それぞれ少なくとも一つの第1くさび形突起110dと第2くさび形突起210dとが形成されているが、これは、メスコネクタホルダー100及びオスコネクタホルダー200から、それぞれメス端子110とオス端子210とが剥離されることを防止するためのものである。
この時、メス端子溶着部110bが連結されていない前記メス端子固定部110aの他側端部の断面積は、結合方向に沿って次第に減少するように構成されるが、これは、前記メス端子110をメスコネクタホルダー100に結合する場合、前記メス端子固定部110aの他側端部を前記第1固定溝115に容易に案内するための構成である。
また、前記と同じ事由により、オス端子溶着部210bが連結されていない前記オス端子固定部210aの他側端部の断面積も、結合方向に沿って次第に減少するように構成される。
第2実施形態
図10及び図11は、それぞれ本発明の第2実施形態による基板対基板タイプのコネクタを構成するメスコネクタホルダー100とオスコネクタホルダー200とを示す斜視図であり、図12は、前記メスコネクタホルダー100とオスコネクタホルダー200との結合状態を示す斜視図である。
図10ないし図12に示すように、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、複数個のメス端子110が結合されたメスコネクタホルダー100と、複数個のオス端子210が結合されたオスコネクタホルダー200とを備えて構成される。
この時、前記メスコネクタホルダー100には、複数個のメス端子110が結合され、その上面には、結合溝111が形成されており、前記オスコネクタホルダー200は、前記メスコネクタホルダー100に結合され、前記メス端子110と電気的接点を形成する複数個のオス端子210とが結合される。
具体的に、オスコネクタホルダー200は、前記結合溝111に嵌め結合され、前記メス端子110と電気的接点を形成する複数個のオス端子とが互いに対称であるように列をなして結合された結合突起211が上面枠から突設される。
図13及び図14は、それぞれ本発明の相異なる実施形態による基板対基板タイプのコネクタのメス端子110とオス端子210との構成を示す斜視図であり、図15は、前記メス端子110とオス端子210との結合直前の状態を示す図面であり、図16は、前記メス端子110とオス端子210とが結合された状態を示す断面図である。
本発明による基板対基板タイプのコネクタに備えられた前記メス端子110は、前記結合溝111に収容される‘U’字形収容部112、前記収容部112の両側面の中途で結合溝111の内側方向に対称的に突出した第1係止突起113、前記収容部112の両端から延びて、結合溝111の両側にそれぞれ形成された第1固定溝115に結合されたメス端子固定部110a、及び前記メス端子固定部110aと垂直であり、メスコネクタホルダー100の外側に形成されたメス端子溶着部110bを備えて構成される。
また、前記第1係止突起113は、収容部112の入口から後述する挿入部212の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第1傾斜部113aと、前記第1傾斜部113aから延びて、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少する第2傾斜部113bとから構成される。すなわち、くさび状になる。
この時、前記第1傾斜部113aの傾斜度より第2傾斜部113bの傾斜度がさらに大きく形成されるが、このような構成によって、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、メス及びオス端子110,210の結合時には、小さい力が要求されるが、前記メス及びオス端子110,210の分離時には、相対的に大きい力が要求されるため、前記メス及びオス端子110,210の結合状態を安定的に維持することができるという長所を有する。
一方、前記オス端子210は、前記結合突起211の外周面に沿って形成された‘U’字形挿入部212、前記挿入部212の両側面の中途で結合突起211の外側方向に対称的に突出した第2係止突起213、前記挿入部212の両端から延びて、結合突起211の両側にそれぞれ形成された第2固定溝215に結合されたオス端子固定部210a、及び前記オス端子固定部210aと垂直であり、オスコネクタホルダー200の外側に形成されたオス端子溶着部210bを備えて構成される。
また、前記第2係止突起213は、挿入部212の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第3傾斜部213a、前記第3傾斜部213aから挿入部の両側面212aと平行な方向に延設された直線接点部213b、及び前記直線接点部213bに連結され、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少する第4傾斜部213cから構成される。すなわち、くさび状になる。
この時、前記第4傾斜部213cの傾斜度は、メス端子110に形成された第1傾斜部113aの傾斜度と同一または類似して構成することで、前記メス及びオス端子110,210の結合時に、小さい力でも挿入部212を収容部112の内部に挿入させることが望ましい。
本発明の実施形態において、図13及び図14に示すように、前記第1係止突起113は、前記収容部112の両側の外側面から対向するそれぞれの内側面の方向に向かって、ベンディングまたはエンボシングまたはスリッティング成形工程を通じて突設され、前記第2係止突起213は、前記挿入部212の対向する内側面から両側の外側面の方向に向かって、ベンディングまたはエンボシングまたはスリッティング成形工程を通じて突設される。
ちなみに、前記第1及び第2係止突起113,213は、折り曲げられる前の板状の収容部112及び挿入部212にバーを残在させるパンチングなどの公知のプレス工程を通じて形成され、また、別途の部品で成形された後、収容部112及び挿入部212に溶接を通じて付着される。
このような構成により、前記嵌め結合時に、前記メス及びオス端子110,210は、前記収容部112と挿入部212との弾性変形による第1係止突起113の挿入部212への接触、及び第2係止突起213の収容部112への接触により、互いに堅固に結合されることが可能になる。この時、前記弾性変形によるテンションにより堅固な結合が可能である。
ちなみに、前記第1係止突起113と第2係止突起213とは、それぞれ左右対称をなすように形成され、前記嵌め結合時に、前記メス及びオス端子110,210が完壁にロッキングされた状態を有する。
すなわち、前記メス及びオス端子110,210は、前記エンボシングまたはスリッティングにより形成された第1及び第2係止突起のノッチ構造を有することで、相互結合時にその締結力がさらに堅固になる。
ちなみに、前記第1係止突起113と第2係止突起213との結合において、前記第1係止突起の第1傾斜部と第2係止突起の第4傾斜部とが互いに出合って対称的に結合されるように構成されている。
一方、前記スリッティング成形工程を通じて形成された第1及び第2係止突起113,213についてさらに詳細に説明すれば、図6(b)及び図7(b)に示すように、前記第1及び第2係止突起113,213には、それぞれの両側面が互いに連通するように切欠き部(図示せず)が形成され、これによって、第1及び第2係止突起113,213は、折り曲げられた板状になって自体的に弾性を有する。
したがって、前記第1及び第2係止突起113,213が自体的に弾性を有することで、メス及びオス端子110,210の嵌め結合時に、弾性的に圧縮された後で復元されることで、メス及びオス端子110,210の結合力をさらに向上させる。
前記のような構成により、本発明による基板対基板タイプのコネクタのメス及びオス端子110,210は、前述したように、第1係止突起113が備えられた‘U’字形になる収容部112と、第2係止突起213が備えられた‘U’字形になる挿入部212との弾性変形により互いに着脱される。
すなわち、前記メス及びオス端子110,210が結合される場合、オス端子210の底面212b及び第4傾斜部213cが、メス端子110の第1係止突起113の第1傾斜部113aに沿って自然に収容部112の内部に案内されることで、メス端子110の収容部112は、左右両側方向に広がり、前記第2係止突起213が前記収容部112の内部に完全に挿入されれば、弾性によって、前記収容部112は、本来の位置に復帰する。
この時、前記収容部112の内側面に互いに対向して形成された第1係止突起113は、その間の幅が前記挿入部の両側面212a間の幅より狭く構成されるため、前記第2係止突起213が第1係止突起113を通過する場合、両側に広がった第1係止突起113が弾性力により瞬間的に本来の位置に復帰しつつ、前記挿入部の両側面212aと衝突しつつ衝突音を発生させる。
したがって、前記衝突音により、メス及びオス端子110,210の結合時にクリック感が向上することで、ユーザーは、前記メス及びオス端子110,210が正常に結合されたか否かを明確に認識することができるという長所がある。
また、前記メス及びオス端子110,210を分離する場合、オス端子210の第3傾斜部213aが相対的に傾斜度の大きい第2傾斜部113bに沿って案内されるため、前述したメス及びオス端子110,210の結合時よりさらに大きい力が要求され、その結果、前述したように、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、メス及びオス端子の結合状態を安定的に維持することができる。
また、前述したように、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、メス及びオス端子110,210の着脱時に、前記メス端子110が左右両方向の対称に変形される構成であるため、前記メス及びオス端子110,210の着脱時に、メス端子110に作用する応力が両方向に分散される。
したがって、前記第1係止突起113及び両側の収容部112それぞれに作用する応力が従来の技術に比べて大きく減少するため、長時間使用する場合にも、前記メス及びオス端子110,210の弾性力が維持されて、メス及びオス端子110,210間の電気的接触を安定的に維持することができるという長所がある。
本発明の実施形態において、前記直線接点部213b間の幅は、収容部の対向する内側面112a間の幅と同一であるか、またはそれよりわずか大きく形成されるため、本発明による基板対基板タイプのコネクタは、前記メス及びオス端子110,210の結合時に、収容部の内側面112aと第2係止突起213の直線接点部213bとの間、及び前記第1係止突起113と挿入部の両側面212aとの間で二重的に電気的接点が形成される。
以上、本発明の望ましい実施形態を説明したが、本発明の範囲は、このような特定の実施形態のみに限定されず、当業者ならば、本発明の特許請求の範囲内に記載された範疇内で適切に変更または修正が可能である。
一例として、前記収容部112の対向する内側面に少なくとも二つ以上の係止突起が形成され、前記挿入部212の外側面には、前記係止突起が挿入されるように、係止突起と対応する個数の係止溝が形成される。
また、これと逆に、前記収容部112の対向する内側面に少なくとも二つ以上の係止溝が形成され、前記挿入部212の外側面には、前記係止溝に挿入されるように、係止溝と対応する個数の係止突起が形成されてもよい。

Claims (17)

  1. 複数個のメス端子が互いに対称であるように列をなして結合された結合溝が上面に形成されたメスコネクタホルダーと、
    前記結合溝に嵌め結合され、前記メス端子と電気的接点を形成する複数個のメス端子とが互いに対称であるように列をなして結合された結合突起が上面枠から突設されたオスコネクタホルダーと、を備え、
    前記メス端子は、前記結合溝に収容される‘U’字形収容部と、前記収容部の両側面の中途で結合溝の内側方向に対称的に突出した第1係止突起と、を備え、
    前記オス端子は、前記結合突起の外周面に沿って形成された‘U’字形挿入部と、前記挿入部の両側面の中途で結合突起の外側方向に対称的に突出した第2係止突起と、を備え、
    前記メス及びオス端子は、前記第1係止突起と第2係止突起との弾性変形により互いに着脱されることを特徴とする基板対基板タイプのコネクタ。
  2. 前記第1係止突起は、収容部の入口から前記挿入部の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第1傾斜部と、前記第1傾斜部から延びて、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少する第2傾斜部とから構成され、
    前記第1及び第2傾斜部の接点間の幅は、前記挿入部の両側面間の幅より狭く、前記第1傾斜部より第2傾斜部の傾斜度がさらに大きいように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  3. 前記嵌め結合時に第1係止突起の変形を容易にするために、前記結合溝の内壁面と前記収容部との間には、空間部が形成されたことを特徴とする請求項2に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  4. 前記収容部の両側面と底面とは、前記第1係止突起の変形による衝撃を緩衝可能に傾斜面により連結されたことを特徴とする請求項3に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  5. 前記第2係止突起は、挿入部の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第3傾斜部、前記第3傾斜部から挿入部の両側面と平行な方向に延設された直線接点部、及び前記直線接点部と挿入部の底面とを連結し、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少する第4傾斜部から構成され、
    前記嵌め結合時に、収容部の両側面と第2係止突起の直線接点部との間、及び前記第1係止突起と挿入部の両側面との間に電気的接点が形成されることを特徴とする請求項2に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  6. 前記メス端子は、前記収容部の両端から延びて、結合溝の両側にそれぞれ形成された第1固定溝に結合されたメス端子固定部と、前記メス端子固定部と垂直であり、メスコネクタホルダーの外側に形成されたメス端子溶着部と、をさらに備え、
    前記メス端子溶着部は、第1溶着傾斜部により前記メス端子固定部の一側端部と連結され、前記第1溶着傾斜部の幅は、メス端子溶着部の幅及びメス端子固定部の幅より狭いことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか一項に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  7. 前記メス端子固定部それぞれの両側には、前記メスコネクタホルダーからメス端子が剥離されることを防止するための少なくとも一つの第1くさび形突起が形成され、
    前記メス端子をメスコネクタホルダーに結合する場合、メス端子溶着部が連結されていない前記メス端子固定部の他側端部を前記第1固定溝に案内するために、前記メス端子固定部の他側端部の断面積は、結合方向に沿って次第に減少することを特徴とする請求項6に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  8. 前記オス端子は、前記挿入部の両端から延びて、結合突起の両側にそれぞれ形成された第2固定溝に結合されたオス端子固定部と、前記オス端子固定部と垂直であり、オスコネクタホルダーの外側に形成されたオス端子溶着部と、をさらに備え、
    前記オス端子溶着部は、第2溶着傾斜部により前記オス端子固定部の一側端部と連結され、前記第2溶着傾斜部の幅は、オス端子溶着部の幅及びオス端子固定部の幅より狭いことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか一項に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  9. 前記オス端子固定部それぞれの両側には、前記オスコネクタホルダーからメス端子が剥離されることを防止するための少なくとも一つの第2くさび形突起が形成され、
    前記オス端子をオスコネクタホルダーに結合する場合、オス端子溶着部が連結されていない前記オス端子固定部の他側端部を前記第2固定溝に案内するために、前記オス端子固定部の他側端部の断面積は、結合方向に沿って次第に減少することを特徴とする請求項8に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  10. 前記結合溝と結合突起とは、それぞれ‘ロ’字状であり、
    前記メス端子が結合されていない結合溝の枠、または前記メス端子が結合されていない結合突起の枠のうち少なくともいずれか一つには、前記嵌め結合時に結合突起を結合溝に案内するための曲線または直線状のチャンファーが形成されたことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか一項に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  11. 前記メス端子が結合されていないメスコネクタホルダーの外側面、及び前記メス端子が結合されていないオスコネクタホルダーの外側面それぞれには、高さ方向に沿って内側方向に段差部が形成されたことを特徴とする請求項10に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  12. 前記オスコネクタホルダーの内部の底面には、前記嵌め結合時に、メス端子の変形を収容するための逃避溝が形成されたことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか一項に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  13. 前記第1係止突起は、前記収容部の両側の外側面から対称的に対向するように、それぞれの内側面の方向に向かってベンディングまたはエンボシングまたはスリッティング成形工程を通じて突設され、前記第2係止突起は、前記挿入部の対向する内側面から両側の外側面の方向に向かって対称的に対向するように、ベンディングまたはエンボシングまたはスリッティング成形工程を通じて突設され、
    前記メス及びオス端子は、前記収容部と挿入部との弾性変形により接触されるが、前記第1係止突起は、挿入部に接触され、第2係止突起は、収容部に接触されることを特徴とする請求項1に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  14. 前記第1係止突起は、収容部の入口から前記挿入部の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第1傾斜部と、前記第1傾斜部から延びて、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少する第2傾斜部とから構成され、
    前記収容部の内側面に互いに対向して形成された第1係止突起間の幅は、前記挿入部の両側面間の幅より狭く、前記第1傾斜部より第2傾斜部の傾斜度がさらに大きいようにくさび状に構成されたことを特徴とする請求項13に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  15. 前記第2係止突起は、挿入部の挿入方向に沿って突出した高さが次第に増加する第3傾斜部、前記第3傾斜部から挿入部の両側面と平行な方向に延設された直線接点部、及び前記直線接点部に連結され、前記挿入方向に沿って突出した高さが次第に減少するくさび状の第4傾斜部から構成され、
    前記第4傾斜部の傾斜度は、前記第1傾斜部の傾斜度と同一に形成され、前記嵌め結合時に、収容部の内側面と第2係止突起の直線接点部との間、及び前記第1係止突起と挿入部の両側面との間に電気的接点が形成されることを特徴とする請求項14に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  16. 前記メス及びオス端子の結合による前記第1係止突起と第2係止突起との結合時に、前記第1係止突起の第1傾斜部と第2係止突起の第4傾斜部とが互いに出合って対称的に結合されるように構成されたことを特徴とする請求項15に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
  17. 前記第1及び第2係止突起には、その両側面が互いに連通するように、スリッティング成形工程により切欠き部が形成されることを特徴とする請求項15に記載の基板対基板タイプのコネクタ。
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