JPH11318724A - 調理用スライサー - Google Patents

調理用スライサー

Info

Publication number
JPH11318724A
JPH11318724A JP15678898A JP15678898A JPH11318724A JP H11318724 A JPH11318724 A JP H11318724A JP 15678898 A JP15678898 A JP 15678898A JP 15678898 A JP15678898 A JP 15678898A JP H11318724 A JPH11318724 A JP H11318724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support plate
blade
rotation
cooking
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15678898A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Kaneshiro
輝幸 金城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANROOLA KK
Original Assignee
SANROOLA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANROOLA KK filed Critical SANROOLA KK
Priority to JP15678898A priority Critical patent/JPH11318724A/ja
Publication of JPH11318724A publication Critical patent/JPH11318724A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スライスの厚みを自由に且つ確実に変化させる
ことのできる調理用スライサーの提供を図る。 【解決手段】操作部材7を、扇状を呈する回動部材20
0と、回動部材200と第2支持板2とを連結した連結
部材210とを備えている。回動部材200は、前端側
に操作部201を有し、円弧面をなす後面に、回動軸2
04の軸方向に対してねじれ角を有する歯部202が備
えられ、操作部201と歯部202との間が支持部材2
03に回動自在に支持されている。連結部材210は、
ネジ状を呈する歯部213と円弧面からなる受け部21
4とを有する連結ギア211と、歯部213の中心O2
を貫いたギア軸212とを備え、このギア軸212が、
左右のフレームに回動自在に取り付けられるとともに、
連結ギア211が第2支持板2の下方側に配位されて連
結ギア211の歯部213と回動部材200の歯部20
2とが歯合し、回動部材200の歯部202の左右方向
への回動に際して連結ギア211の歯部213と共に受
け部214が上下方向に回動し、これにより、第2支持
板2の後端を上下に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、調理用スライサ
ーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】調理用スライサーは、野菜や果物等の料
理材料を薄くスライスする器具であり、一般に、第1支
持板と、この第1支持板の前方に配位された刃と、この
刃の前方に配位された第2支持板とを備える。第2支持
板は、刃より僅かに下方に配位されており、第2支持板
上から第1支持板上にかけて野菜や果物等の料理材料を
摺動させることにより、料理材料が、第2支持板と刃と
の間の上下間隔の厚みに薄切りされるものである。
【0003】この調理用スライサーは、料理材料を動か
すだけで、簡単に均一な厚みにスライスすることがで
き、極めて便利な器具ではあるが、スライスの厚みが第
2支持板と刃との間の上下間隔によって決定されてしま
い、好みの厚みにスライスすることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明は、
スライスの厚みを自由に且つ確実に変化させることので
きる調理用スライサーの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1支持板1と、この第
1支持板の前方に配位された刃3と、この刃の前方に配
位された第2支持板2とを備え、第2支持板2が刃3よ
り僅かに下方に配位されており、第2支持板2上から第
1支持板1上にかけて野菜や果物等の料理材料を摺動さ
せることにより、料理材料が第2支持板2と刃3との間
の上下間隔の厚みに薄切りされる調理用スライサーにお
いて本願発明は、次の構成を有するものを提供する。本
願の第1の発明に係る調理用スライサーは、第1支持板
1が、前方に向けて延設されたフレーム4を有し、この
フレーム4に第2支持板2の前部側が回動可能に支持さ
れることにより、第2支持板2の後部側が上下に移動
し、この第2支持板2の上下移動により、第2支持板2
と刃3との間の上下間隔が調整可能とされる。第2支持
板2は、この第2支持板2を回動操作するための操作部
材7を備える。この操作部材7は、回動自在な回動部材
を備える。そして、この回動部材が、回動操作されるこ
とにより、第2支持板2の後部側が上下に移動させられ
るものである。
【0006】本願の第2の発明に係る調理用スライサー
は、本願の第1の発明に係る回動部材に、第2支持板2
の後部下面を下方側から受ける受け部を備える。この受
け部は、回動部材の回動に伴って、上端位置を上下に変
位し得るように形成される。又、この受け部は、第2支
持板2の後部下面に当接し得るように配位されたもので
ある。
【0007】本願の第3の発明に係る調理用スライサー
は、本願の第1又は第2の発明に係る操作部材7が、回
動部材と第2支持板2とを接続した移動可能な接続部材
とを備え、この接続部材の一端側に、第2支持板2の後
部下面を下方側から受ける受け部が備えられる。又、接
続部材の他端側は、回動部材に接続されることにより、
回動部材の回動に伴って、接続部材の受け部の上端位置
が上下に変位し得るようになされたものである。
【0008】本願の第4の発明に係る調理用スライサー
は、第1支持板1が、前方に向けて延設されたフレーム
4を有し、このフレーム4に第2支持板2が回動可能に
支持されることにより、第2支持板2の後部側が上下に
移動し、この第2支持板2の上下移動により、第2支持
板2と刃3との間の上下間隔が調整可能とされる。第2
支持板2は、この第2支持板2を回動操作するための操
作部材7を備え、この操作部材7が、第1支持板1に回
動自在に取り付けられた回動部材200及び連結部材2
10とを備える。回動部材200の一端側に、この回動
部材200を操作する操作部201が、回動部材200
の他端側に、回動部材200の回動軸の軸方向にねじれ
角を持って形成された歯部202が夫々備えられる。連
結部材210は、回動部材200の歯部202と歯合し
得る歯部213と、第2支持板2の後部下面に当接して
下方側から受ける受け部214とを備える。又、この受
け部214は、連結部材210の回動に伴って上端位置
を上下に変位し得るように形成される。そして、この連
結部材210の歯部213と回動部材200の歯部20
2とが歯合されることにより、連結部材210が回動部
材200に連結して回動部材200の回動に伴って回動
するとともに、その回動によって、第2支持板2に当接
した受け部214の上端が上下移動して第2支持板2の
後部側を上下に移動させるものである。
【0009】本願の第1又は第3の発明においては、回
動部材を、回動操作すれば良く、簡単な操作で第2支持
板2の後部側を上下に移動でき、第2支持板2と刃3と
の間の上下間隔を調整できる。又、その際、回動部材の
回動量によって、第2支持板2の後部側の上下の移動量
を調整でき、第2支持板2の移動の微調整を容易に行う
ことができる。
【0010】本願の第2の発明においては、回動部材1
20の外周面に、回動部材の回動軸からの距離を周方向
に漸次長くした受け部123を備えることにより、回動
部材の回動に伴って、受け部123の高さ位置を上下に
変位し得るものとし、この受け部123を、第2支持板
2の後部下面に当接し得るように配位したものとする。
こうすることにより、一つの回動部材で、第2支持板2
の後部側を上下に移動でき、構成を簡素化できる。
【0011】本願の第4の発明においては、回動部材2
00の歯部202が回動部材200の回動軸204の軸
方向に対してねじれ角Qを有するため、回動部材200
を、回動部材200の歯部202の1ピッチt1分だけ
回動させても、連結部材210の歯部213の1ピッチ
t2分の回動をせず、回動部材200の歯部202の数
ピッチ分だけ回動させて初めて連結部材210が連結部
材210の歯部213の1ピッチt2分の回動をする。
これにより、連結部材210の回動量を少量ずつ行うこ
とができ、支持板2と刃3との間隔を微調整しながら行
うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の一
実施形態を説明する。図1は、本願発明の調理用スライ
サーの第1の実施形態を斜め上方から見た斜視図、図2
(A) は同調理用スライサーの底面図、図2(B) は図2
(A) のII−II線拡大断面図である。
【0013】本願発明の第1の実施形態の調理用スライ
サーは、第1支持板1と、この第1支持板の前方に配位
された刃3と、この刃の前方に配位された第2支持板2
と、第2支持板2を操作するための操作部材7とを備え
る。尚、この図1及び図2(A)(B)においては右側が前方
である。以下に示す図においても右側が前方である。野
菜や果物等の料理材料(図示せず)は、第2支持板2上
から第1支持板1上にかけて、(図1では矢印にて示す
ように右から左に)摺動させられ、刃3によって薄切り
にされる。即ち、第2支持板2が刃3より僅かに下方に
配位されており、料理材料は、第2支持板と刃との間の
上下間隔の厚みに薄切りされる。スライサー薄切りにさ
れたものは、刃3と第2支持板2の間から下方に落下す
る。尚、刃3は、野菜や果物等の料理材料の摺動方向に
対して斜めに交わるように配位されているが、直交する
ように配位してもよい。
【0014】第1支持板の両側からは、前方に向けて左
右一対の棒状のフレーム4,4が延設されている。さら
にこの一対のフレーム4,4は、前方において、接続さ
れ、把手部5を形成している。この把手部5は、フレー
ム4,4間に渡された板状部分であり、その中央に指挿
入穴51を有し、この指挿入穴51に指を入れて把手部
5をつかむようになっている。
【0015】この把手部5と、左右のフレーム4,4
と、刃3とによって形成された空間内に、第2支持部2
が配位されている。尚、本実施形態では、第2支持部2
の後端(図では左端)は、刃3の下方に入り込むように
しているが、刃3の先端近傍までにしても良い。そし
て、この実施形態では、調理用スライサーの上面におい
ては、左右のフレーム4,4に連続するように、第1支
持板1の両側にも突条11が形成されており、全体の強
度とデザイン性とを向上させている。
【0016】第2支持板2は、フレーム4,4に上下に
回動可能に取り付けられている。この実施形態では、第
2支持板2の前端(図では右端)寄りの位置に、ピンを
介して支点6が形成されている。この支点6の位置は、
前端(図では右端)寄りに限らず、第2支持板2の中程
であってもよいが、後端(図では左端)にすると、刃3
に接近し過ぎてしまい、刃3との前後間隔の調整が困難
となる。又、支点6の位置は、本実施形態のように料理
材料の摺動方向に対して直行する方向に設けたものに限
らず、例えば刃3に対して平行な方向に設け、摺動方向
に対して斜め方向になるようにしても良い。一方、支点
6の形成方法は自由であり、フレーム4から第2支持板
2にかけて本実施形態のようにピンを通してもよく、或
いは蝶番を第2支持板2と把手部5との間に取り付け
る、更には、第2支持板2の前端から後部の間における
裏面に幅方向に溝を形成することにより薄肉部を形成し
てこれを支点6とするとともに、第2支持板2の前端側
をフレーム4,4に固定し、第2支持板2の後部側が第
2支持板2の前端側に対して薄肉部から折り曲がること
により回動させるようにし、これにより、フレーム4,
4に上下に回動し得るようにしても良い。ただし、この
実施形態のように、左右のフレーム4,4によって、第
2支持板2の両側を回動可能に支持する方が、回動の安
定性を得る点で有利である。
【0017】操作部材7は、雄ネジ部101c、101
cを有するボルト部材101、101と、板状のボルト
支持部材102とから構成されている。ボルト支持部材
102は、板状体からなり、第2支持板2から所定距離
だけ隔てた下方位置に左右方向に伸ばされ、左右のフレ
ーム4,4に固定されている。又、ボルト支持部材10
2の左部と右部各々には、ボルト部材101の雄ネジ部
101cと螺合し得る螺合用雌ネジ102aが備えられ
ている。ボルト部材101、101各々は、上先端部に
第2支持板2の後部下面に当接して下方側から受ける受
け部101a、101aを備え、下端側のボルト頭部1
01b、101bがボルト部材101、101を回動操
作するための回動操作部をなしている。そして、ボルト
部材101、101各々の雄ネジ部101c、101c
が、ボルト支持部材102の下面側から螺合ネジ102
a、102a各々に螺合されることによりボルト支持部
材102に回動自在に支持されている。このようにして
構成された操作部材7によって、第2支持板2を操作す
るには、ボルト部材101、101の回動操作部101
b、101bを回動操作する。これにより、ボルト部材
101、101の雄ネジ部101c、101cが螺合用
雌ネジ102aに案内されて回動し、この回動に伴っ
て、ボルト部材101、101の受け部101a、10
1aが上又は下に移動して高さ位置が変位し、その結
果、この受け部101a、101aに受けられた第2支
持板2の後部位置を上又は下に移動させることができ
る。
【0018】尚、このボルト支持部材102の数や形状
は、この形態のものに限らず、例えば第2支持板2の後
部下方の中央に一つだけ設ける、或いは、第2支持板2
の左右両側及び中央に三つ設ける等、適宜変更し得る。
【0019】次に、本願発明の第2実施形態〜第10実
施形態に係る調理用スライサーについて説明する。これ
らの第2実施形態〜第10実施形態に係る調理用スライ
サーは、先の第1実施形態のものと同様に、第1支持板
1と、この第1支持板の前方に配位された刃3と、この
刃の前方に配位された第2支持板2と、第2支持板2を
操作するための操作部材7とを備えている。又、第1支
持板1、刃3、及び第2支持板2は、第1実施形態のも
のと同構成を採っている。従って、以下の第2実施形態
〜第10実施形態の説明において、第1支持板1、刃
3、及び第2支持板2の説明を省略し、操作部材7の説
明のみ行う。
【0020】本願発明の第2実施形態の調理用スライサ
ーにおける操作部材7は、図3(A)(B)に示すように軸1
10と、軸110と第2支持板2の後部とを接続した接
続部材111とを備えている。軸110は、右部の外周
に右ネジからなる右ネジ部110aを備え、左部の外周
に左ネジからなる右ネジ部110aの同じネジピッチの
左ネジ部110bを備えている。そして、この軸110
は、第2支持板2から所定距離だけ隔てた下方位置に左
右方向に伸ばされ、左右のフレーム4,4に回動自在に
取り付けられている。又、左端側には、ハンドル110
cが取り付けられており、このハンドル110cが回動
操作されることにより、この軸110が回動操作され
る。接続部材111は、二つのナット状部材111a、
111bと、二本の棒状体112a、112bとを備え
ている。ナット状部材111a、111b各々は、軸1
10の右ネジ部110aと左ネジ部110bとの各々に
螺合されている。棒状体112a、112b各々の下端
側は、各ナット状部材111a、111bに軸支されて
いる。又、棒状体112a、112b各々の上端側は、
第2支持板2の後部下面に軸支され、第2支持板2を下
方側から受けている。このように構成された操作部材7
によって、第2支持板2を操作するには、ハンドル11
0cを回動操作する。例えばハンドル110cを右回転
させると、軸110の右ネジ部110aに螺合したナッ
ト状部材111aが右ネジ部110aに案内されて右方
側に移動し、又、これと同時に、軸110の左ネジ部1
10bに螺合したナット状部材111bが左ネジ部11
0bに案内されて左方側に移動する。この移動により、
二本の棒状体112a、112b各々が軸110とのな
す角度p、pを徐々に小さくし、各々の上端位置が下が
る。これにより、第2支持板2の後部位置を下に移動さ
せることができる。一方、ハンドル110cを左回転さ
せると、二つのナット状部材111a、111b各々が
軸110とのなす角度p、pを徐々に大きくし、各々の
上端位置が上がり、第2支持板2の後部位置を上に移動
させることができる。
【0021】尚、二本の棒状体112a、112bの上
端を、第2支持板2の一箇所に軸支しなくても、二本の
棒状体112a、112bを左右対称になるようにして
第2支持板2の異なる二箇所に別途に軸支するようにし
ても良い。
【0022】本願発明の第3実施形態の調理用スライサ
ーにおける操作部材7は、図4(A)(B)に示すように一本
の偏心カム120から構成されている。この偏心カム1
20は、左右両端部に回動軸部121、121が備えら
れ、これらの回動軸部121、121が左右のフレーム
4,4に渡されて回動自在に取り付けられることによ
り、この偏心カム120が第2支持板2の下方側に回動
自在に配位されている。又、左方側の回動軸部121に
は、ハンドル121aが設けられており、このハンドル
121aが回動操作されることにより、偏心カム120
が回動操作されるようになされている。偏心カム120
の中央部には、断面円形状の偏心軸部122が備えられ
ている。この偏心軸部122の外周部は、受け部123
をなし、第2支持板2の後部下面に当接して第2支持板
2を下方側から受ける。この偏心軸部122は、回動軸
部121、121の軸芯O2から所定距離L1だけ隔て
た位置に軸芯O1を有している。従って、回動軸部12
1、121の軸芯O2から偏心軸部122の受け部12
3までの距離は、受け部123の位置によって異なり、
この図4(A) に示す状態において、回動軸部121、1
21の軸芯O2の下方位置の下端が最小距離L2とな
り、その下端から周方向に沿って漸次長くなって上端位
置で最大距離L3となる。よって、この偏心軸部122
の上端位置は、回動軸部121、121の回動による偏
心カム120の回動に伴って変位し、回動軸部121、
121の軸芯O2からの距離が最小となる部分が上端に
きたときが最小高さとなり、上記距離が最大となる部分
が上端にきたときが最大高さとなり、その範囲内で変位
する。そして、この偏心軸部122の高さ位置を変位さ
せることにより、第2支持板2の後部位置を上下に移動
させることができる。
【0023】尚、この偏心軸部122は、円柱状の形状
のものに限らず、断面楕円形状のもの等、回動軸部12
1、121の軸芯O2から外周までの距離が周方向に漸
次長くなる形態のものであれば良い。又、受け部123
は、全周に設けなくても、例えば図5(A) に示すように
円柱状の一部から構成しても良い。又、偏心軸部122
は、円柱状のものから形成する形態のものに限らず、例
えば図5(B) に示すように棒状からなる回動軸部121
に、金属製の板状体を一端側から順次渦巻き状をなすよ
うに巻回成形することにより、回動軸部121、121
の軸芯O2から外周までの距離が周方向に漸次長くした
形態のものであっても良い。又、偏心軸部122は、第
2支持板2の左右の幅全体に設けなくても、所定幅に形
成し、中央1箇所に設け、或いは左右両端の2箇所に、
更には、中央及び左右両端の3箇所に設けるようにして
も良く、適宜変更し得る。
【0024】本願発明の第4実施形態の調理用スライサ
ーにおける操作部材7は、図6(A)(B)に示すように、軸
部131と、突起132とを備えている。軸部131
は、第2支持板2から所定距離だけ隔てた下方位置に左
右方向に伸ばされ、左右のフレーム4,4に回動自在に
取り付けられている。又、左端側には、ハンドル131
aが取り付けられており、このハンドル131aが回動
操作されることにより、この軸部131が回動操作され
る。突起132は、軸部131の外周から径外方向に突
設されている。又、その突設された先端部は、受け部1
32aをなし、第2支持板2の後部下面に当接して第2
支持板2を下方側から受ける。このように構成された操
作部材7は、ハンドル131aの回動操作する。これに
より、軸部131の回動に伴って突起132の受け部1
32aも回動し、その高さ位置が変位する。従って、こ
の受け部132aの高さ位置を、ハンドル131aの回
動操作によって変位させることにより、第2支持板2の
後部位置を上又は下に移動させることができる。
【0025】尚、本実施形態では、図6(A) に示すよう
に突起132を、第2支持板2の左右幅と同程度とし、
第2支持板2の後部全体を受け得るようにしているが、
この形態のものに限らず、所定幅に形成して第2支持板
2の中央1箇所に設け、或いは左右両端の2箇所に、更
には、中央及び左右両端の3箇所に設けるようにしても
良く、適宜変更し得る。
【0026】本願発明の第5実施形態の調理用スライサ
ーにおける操作部材7は、図7(A)(B)に示すように、軸
部141と、棒状の接続片142とを備えている。軸部
141は、第2支持板2から所定距離だけ隔てた下方位
置に左右方向に伸ばされ、左右のフレーム4,4に回動
自在に取り付けられている。軸部141の左端側には、
ハンドル141aが取り付けられており、このハンドル
141aが回動操作されることにより、この軸部141
が回動操作される。又、軸部141の中央部には、円板
状の回転板141bが軸部141と共に回動し得るよう
に取り付けられている。接続片142の下端は、回転板
141bの側面に軸支され、接続片142の上端は、第
2支持板2の後部下面の中央部に軸支されている。この
ように構成された操作部材7のハンドル141aを回動
操作する。これにより、回転板141bが回動し、それ
に伴って接続片142の上端が上又は下移動し、これに
より、第2支持板2の後部を上下に移動させることがで
きる。
【0027】本願発明の第6実施形態の調理用スライサ
ーにおける操作部材7は、図8(A)(B)に示すように、回
転軸151aに取り付けられたピニオン151と、ラッ
ク支持部材152aに上下移動可能に支持されたラック
152とを備えている。ピニオン151の回転軸151
aは、第2支持板2から所定距離だけ隔てた下方位置に
左右方向に伸ばされ、左右のフレーム4,4に回動自在
に取り付けられている。又、回転軸151aの左端側に
は、ハンドル151dが取り付けられており、このハン
ドル151dが回動操作されることにより回転軸151
aが回動操作される。そして、ピニオン151は、この
回転軸151aの中央部に取り付けられており、この回
転軸151aの回動に伴って回転軸151aと共に回転
するようになされている。
【0028】ラック152は、前面側に歯152b…1
52bを備え、ラック152の上端が受け部152dを
なし、この受け部152dが、第2支持板2の後部下面
に当接して第2支持板2を下方側から受ける。このラッ
ク152は、ラック支持部材152aに上下移動可能に
支持されている。詳しくは、ラック支持部材152a
は、左右のフレーム4,4に渡されるようにして取り付
けられることにより、回転軸151aの前方側に配位さ
れている。又、ラック支持部材152aにおける中央部
には、前面及び上面の開口されたラック収納部152c
が備えられている。そして、ラック152は、ラック収
納部152c内に上下移動可能に収納されるとともに、
ラック152の歯152b…152bとピニオン151
の外周に設けられた歯151b…151bとが歯合され
ている。以上のように構成した操作部材7における回転
軸151aのハンドル151dを回動操作する。これに
より、ピニオン151の回転し、それに伴ってピニオン
151に歯合したラック152が上下に移動し、これに
より、第2支持板2の後部を上下に移動させることがで
きる。
【0029】本願発明の第7実施形態の調理用スライサ
ーにおける操作部材7は、図9(A)(B)に示すように、第
2支持板を操作する第2支持板操作用ギヤ161と、第
2支持板操作用ギヤ161を可動操作する可動操作用ギ
ヤ162とを備えている。第2支持板操作用ギヤ161
は、扇形状を呈しており、円弧をなす外周面に歯161
a…161aが設けられている。又、外周の上端側は受
け部161bをなし、第2支持板2の後部下面に当接し
て第2支持板2を下方側から受ける。一方、円弧の曲率
中心部は回転軸161cに回動自在に取り付けられてい
る。この回転軸161cは、第2支持板2から所定距離
だけ隔てた下方位置に左右方向に伸ばされ、左右のフレ
ーム4,4に取り付けられている。
【0030】可動操作用ギヤ162は、外周面に、第2
支持板操作用ギヤ161の歯161a…161aに歯合
し得る歯162a…162aを有し、回転軸162cに
取り付けられている。この回転軸162cは、第2支持
板操作用ギヤ161の回転軸161cの前方斜め下方側
に、回転軸161cと平行に配位され、左右のフレーム
4,4に回動自在に取り付けられている。又、この可動
操作用ギヤ162の回転軸162cには、ハンドル16
2dが取り付けられている。そして、このハンドル16
2dが回動操作されることにより、可動操作用ギヤ16
2が回動し、これに歯合した第2支持板操作用ギヤ16
1が回動する。この第2支持板操作用ギヤ161の回動
により、第2支持板操作用ギヤ161の受け部161b
が上下移動し、これにより、第2支持板2の後部を上又
は下に移動し得る。
【0031】本願発明の第8実施形態の調理用スライサ
ーにおける操作部材7は、図10(A)(B)に示すように、
円板状の回動部材171と、回動部材171を下方側か
ら回動自在に支持した支持部材172とを備えている。
支持部材172は、板状体からなり、第2支持板2から
所定距離だけ隔てた下方位置に左右方向に伸ばされ、左
右のフレーム4,4に固定されている。又、支持部材1
72の中央部には、回動部材171を受容する受容孔1
72aが下面から上面に貫通するようにして穿設されて
いる。回動部材171の下面側には、下面から下方側に
伸ばされた回動軸171aが回動不能に取付けられてお
り、この回動軸171aが支持部材172の受容孔17
2aに回動自在に通されることにより、回動部材171
が支持部材172の中央部に回動自在に支持されてい
る。従って、この第8実施形態における回動軸171a
の軸方向は、上下方向を向いている。又、この受容孔1
72aに通された回動軸171aの下端には、円板状の
ハンドル171bが回動不能に取付けられており、この
ハンドル171bが回動操作されることにより、回動軸
171aを介して回動部材171が回動し得るようにな
されている。回動部材171の上面側には、突起171
cが備えられている。この突起171cは、回動部材1
71の上面から上方に突設され、上部先端が受け部17
1dをなし、第2支持板2の後部下面に当接して第2支
持板2を下方側から受ける。以上のように構成された操
作部材7は、ハンドル171bが回動操作されることに
より、回動部材171が回動し、この回動に伴って回動
部材171の突起171cも第2支持板2の後部下面を
摺動しながら回動する。そして、この突起171cの回
動の際に、突起171cが前後に移動することにより、
第2支持板2の後部を上又は下に移動し得る。
【0032】尚、この実施形態では、回動部材171の
回動軸171aの軸方向を、上下方向に伸ばしている
が、傾斜させても良く、適宜変更できる。
【0033】本願発明の第9実施形態の調理用スライサ
ーにおける操作部材7は、図11(A)(B)に示すように、
大ギヤ181と、小ギヤ182と、これらを下方側から
下方側から回動自在に支持した支持部材183とを備え
ている。支持部材183は、板状体からなり、第2支持
板2から所定距離だけ隔てた下方位置に左右方向に伸ば
され、左右のフレーム4,4に固定されている。又、支
持部材172の中央部における前部と後部との2箇所に
受容孔183a、183aが下面から上面に貫通するよ
うにして穿設されている。大ギヤ181の外周には、歯
181b…181bが備えられている。大ギヤ181の
下面側には、下面から下方側に伸ばされた回動軸181
aが回動不能に取付けられており、この回動軸181a
が支持部材183における前部側の受容孔183aに回
動自在に通されることにより、大ギヤ181が支持部材
183に回動自在に支持されている。又、大ギヤ181
の上面側には、突起181cが備えられている。この突
起181cは、大ギヤ181の上面から上方に突設さ
れ、上部先端が受け部181dをなし、第2支持板2の
後部下面に当接して第2支持板2を下方側から受ける。
小ギヤ182は、大ギヤ181を回動操作するためのも
ので、小ギヤ182の外周には、大ギヤ181の歯18
1b…181bに歯合し得る歯182b…182bが備
えられている。小ギヤ182の下面側には、下面から下
方側に伸ばされた回動軸182aが回動不能に取付けら
れており、この回動軸182aが支持部材183におけ
る後部側の受容孔183aに回動自在に通されることに
より、小ギヤ182が支持部材183に回動自在に支持
されているとともに、歯182b…182bが大ギヤ1
81の歯181b…181bに歯合している。又、この
受容孔183aに通された小ギヤ182の回動軸182
aの下端には、円板状のハンドル182cが回動不能に
取り付けられている。このように構成された操作部材7
は、ハンドル182cが回動操作されることにより、小
ギヤ182が回動し、この小ギヤ182が回動によっ
て、小ギヤ182に歯合した大ギヤ181が回動する。
そして、この大ギヤ181の回動に伴って、突起181
cも第2支持板2の後部下面を摺動しながら回動し、こ
の突起181cの回動の際に、突起181cが前後に移
動することにより、第2支持板2の後部を上又は下に移
動させることができる。
【0034】尚、この実施形態では、大ギヤ181と小
ギヤ182との二つから構成しているが、ギヤの数は、
三つ以上でも良く、例えば大ギヤ181と小ギヤ182
との間に、中ギヤを設けるようにしても良い。又、大ギ
ヤ181と小ギヤ182との二つから構成する場合、小
ギヤ182に突起171cを設けたものとし、大ギヤ1
81にハンドル182cを設けたものとしても良く、適
宜変更し得る。
【0035】本願発明の第10実施形態の調理用スライ
サーにおける操作部材7は、図12(A)(B)に示すよう
に、ウォーム191と、ウォーム191と歯合したウォ
ームギヤ192とを備えたものである。ウォーム191
の軸191aは、第2支持板2から所定距離だけ隔てた
下方位置に左右方向に伸ばされ、左右のフレーム4,4
に回動自在に取り付けられている。軸部191aの左端
側には、ハンドル191bが取り付けられており、この
ハンドル191bが回動操作されることにより、ウォー
ム191が回動し得る。ウォームギヤ192の上面側に
は、突起192cが備えられている。この突起192c
は、ウォームギヤ192の上面から上方に突設され、上
部先端が受け部192dをなし、第2支持板2の後部下
面に当接して第2支持板2を下方側から受ける。ウォー
ムギヤ192の下面側は、左右のフレーム4,4に渡さ
れた板状の支持部材193に回動自在に支持されてい
る。そして、このように構成したハンドル191bを回
動操作する。これにより、ウォーム191が回動し、そ
れに歯合したウォームギヤ192が回動する。そして、
このウォームギヤ192の回動に伴って、突起192c
も第2支持板2の後部下面を摺動しながら回動し、この
突起192cの回動の際に、突起192cが前後に移動
することにより、第2支持板2の後部を上又は下に移動
させることができる。
【0036】本願発明の第11実施形態の調理用スライ
サーにおける操作部材7は、図13、図14に示すよう
に、回動自在な回動部材200と、回動部材200と第
2支持板2とを連結した連結部材210とを備えてい
る。回動部材200は、図13に示すように、円形ギヤ
の一部を切り取ったような扇状を呈しており、前端側に
操作部201を有し、円弧面をなす後面に、歯部202
が備えられ、更に、操作部201と歯部202との間に
回動軸204が備えられている。この歯部202の各歯
の歯すじは、回動軸204の軸方向に対してねじれ角Q
を有しており、はすば歯車の歯と同様な形状を呈するも
のとされている。回動軸204は、後面の円弧中心部に
形成されている。そして、この回動部材200は、支持
部材203によって、第2支持板2の下方側に回動自在
に支持されている。詳しくは、支持部材203は、左右
のフレーム4,4に渡されて固定されることにより、第
2支持板2の下方側に配位されている。そして、回動部
材200の回動軸204が支持部材203に軸支される
ことにより、操作部201の右又は左への回動操作に伴
って、歯部202が左又は右に回動するようになされて
いる。
【0037】連結部材210は、連結ギア211と、連
結ギア211を支持したギア軸212とを備えている。
連結ギア211の半径R2は、回動部材200における
歯部202の半径R1より小さく、連結ギア211の外
周面には、下部側の歯部213と、上部側の受け部21
4とが略半周ずつ、備えられている。歯部213は、図
15に示すようにネジ状を呈する歯からなり、この連結
ギア211の軸方向と回動部材200の回動軸204の
軸方向とが略直角をなした状態で、連結ギア211の歯
部213と回動部材200の歯部202に歯合し得るよ
うになされている。従って、この実施形態における連結
ギア211の歯部213と回動部材200の歯部202
とは、一般的な一対のネジギアにおける一方のギアのピ
ッチ円筒の直径を大きくして歯合させた場合と同様な形
態をなしている。受け部214は、円弧面からなり、そ
の円弧中心O1が歯部213の中心O2と距離Lだけず
れた位置に配位されている。ギア軸212は、歯部21
3の中心O2を貫くようにして連結ギア211を回転不
能に支持しており、ギア軸212の中心O2と受け部2
14の円弧中心O1心O2とは、距離Lだけ偏心してい
る。そして、このギア軸212が、左右のフレーム4,
4に回動自在に取り付けられることにより、連結ギア2
11が第2支持板2の下方側に配位されて連結ギア21
1の歯部213と回動部材200の歯部202とが歯合
し、回動部材200の歯部202の左右方向への回動に
際して連結ギア211の歯部213が上下方向に回動す
る。又、この両歯部202、213の歯合した状態で
は、受け部214が第2支持板2の下面に当接して下方
側から受けており、連結ギア211の回動に伴って共に
上下方向に回動するようになされている。
【0038】この第11実施形態の調理用スライサーに
おける支持板2と刃3との間隔を調整するには、回動部
材200の操作部201を右又は左に回動操作すれば良
く、これにより、回動部材200の歯部202が左又は
右に回動し、それに歯合した連結ギア211が上下方向
に回動する。又、この連結ギア211の回動により、受
け部214が回動する。その際、受け部214がギア軸
212と偏心しているため、この受け部214の上端位
置214aが上下移動し、これにより、第2支持板2を
上下移動させ、支持板2と刃3との間隔を調整できる。
しかも、回動部材200の歯部202が回動部材200
の回動軸204の軸方向に対してねじれ角Qを有するた
め、回動部材200を、回動部材200の歯部202の
1ピッチt1分だけ回動させても、連結ギア211が連
結ギア211の歯部213の1ピッチt2分の回動をせ
ず、回動部材200の歯部202の数ピッチ分だけ回動
させて初めて連結ギア211が連結ギア211の歯部2
13の1ピッチt2分の回動をする。これにより、連結
ギア211の回動量を少量ずつ行うことができ、支持板
2と刃3との間隔を微調整しながら行うことができる。
尚、この実施形態では、連結ギア211の外周面に、歯
部213と、受け部214とを備えたものとしている
が、この形態のものに限らず、受け部214を、連結ギ
ア211と別体のものから構成しても良く、例えば連結
ギア211を、外周全体に歯部213を形成したものと
し、連結ギア211と別体の円板状の偏心カムを、ギア
軸212における連結ギア211の側方側に偏心させて
取付け、その偏心カムの外周を受け部214とし、この
受け部214を、第2支持板2の下面に当接させるよう
にしても良く、適宜変更し得る。
【0039】
【発明の効果】本願の第1、第3の発明は、回動部材
を、回動操作すれば良く、簡単な操作で第2支持板2の
後部側を上下に移動でき、第2支持板2と刃3との間の
上下間隔を調整できる。又、その際、回動部材の回動量
によって、第2支持板2の後部側の上下の移動量を調整
でき、第2支持板2の移動の微調整をも容易に行うこと
ができる。
【0040】本願の第2の発明は、本願の第1発明の効
果に加え、一つの回動部材で、第2支持板2の後部側を
上下に移動でき、構成を簡素化できる。従って、低コス
トで製作し得る経済的なものにできる。
【0041】本願の第4の発明は、連結部材211の回
動量を少量ずつ行うことができ、支持板2と刃3との間
隔を微調整しながら行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の調理用スライサーを斜め上方か
ら見た斜視図である。
【図2】(A) は、同調理用スライサーの底面図、(B)
は、図2(A) のII−II線拡大断面図である。
【図3】(A) は、第2実施形態の調理用スライサーの底
面図、(B) は、図3(A) のIII−III 線拡大断面図であ
る。
【図4】(A) は、第3実施形態の調理用スライサーの底
面図、(B) は、図4(A) のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】(A) は、第3実施形態における偏心カムの他の
実施形態の要部拡大断面図、(B) は、偏心カムの更に他
の実施形態の要部拡大断面図である。
【図6】(A) は、第4実施形態の調理用スライサーの底
面図、(B) は、図6(A) のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】(A) は、第5実施形態の調理用スライサーの底
面図、(B) は、図7(A) のVII−VII 線拡大断面図であ
る。
【図8】(A) は、第6実施形態の調理用スライサーの底
面図、(B) は、図8(A) のVIII−VIII線拡大断面図であ
る。
【図9】(A) は、第7実施形態の調理用スライサーの底
面図、(B) は、図9(A) のIX−IX線拡大断面図である。
【図10】(A) は、第8実施形態の調理用スライサーの
底面図、(B) は、図10(A) のX−X 線拡大断面図であ
る。
【図11】(A) は、第9実施形態の調理用スライサーの
底面図、(B) は、図11(A) のI−I 線拡大断面図であ
る。
【図12】(A) は、第10実施形態の調理用スライサー
の底面図、(B) は、図12(A) のV −V 線拡大断面図で
ある。
【図13】第11実施形態の調理用スライサーの底面図
である。
【図14】図13のA−A線拡大断面図である。
【図15】第11実施形態における回動部材と連結部材
との分解斜視図である。
【符号の説明】
1 第1支持板 2 第2支持板 3 刃 4 フレーム 7 操作部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1支持板(1) と、この第1支持板の前方
    に配位された刃(3)と、この刃の前方に配位された第2
    支持板(2) とを備え、第2支持板(2) が刃(3) より僅か
    に下方に配位されており、第2支持板(2) 上から第1支
    持板(1) 上にかけて野菜や果物等の料理材料を摺動させ
    ることにより、料理材料が第2支持板(2) と刃(3) との
    間の上下間隔の厚みに薄切りされる調理用スライサーに
    おいて、 第1支持板(1) が、前方に向けて延設されたフレーム
    (4) を有し、このフレーム(4) に第2支持板(2) が回動
    可能に支持されることにより、第2支持板(2) の後部側
    が上下に移動し、この第2支持板(2) の上下移動によ
    り、第2支持板(2)と刃(3) との間の上下間隔が調整可
    能とされ、 第2支持板(2) が、この第2支持板(2) を回動操作する
    ための操作部材(7) を備え、この操作部材(7) が、回動
    自在な回動部材を備え、この回動部材が、回動操作され
    ることにより、第2支持板(2) の後部側が上下に移動さ
    せられるものであることを特徴とする調理用スライサ
    ー。
  2. 【請求項2】回動部材(120) に、第2支持板(2) の後部
    下面を下方側から受ける受け部(123) を備え、この受け
    部(123) が、回動部材(120) の回動に伴って、上端位置
    を上下に変位し得るように形成され、この受け部(123)
    が、第2支持板(2) の後部下面に当接し得るように配位
    されたものであることを特徴とする請求項1記載の調理
    用スライサー。
  3. 【請求項3】操作部材(7) が、回動部材と第2支持板
    (2) とを接続した移動可能な接続部材とを備え、この接
    続部材の一端側に、第2支持板(2) の後部下面を下方側
    から受ける受け部が備えられ、接続部材の他端側が、回
    動部材に接続されることにより、回動部材の回動に伴っ
    て、接続部材の受け部の上端位置が上下に変位し得るよ
    うになされたものであることを特徴とする請求項1記載
    の調理用スライサー。
  4. 【請求項4】第1支持板(1) と、この第1支持板の前方
    に配位された刃(3)と、この刃の前方に配位された第2
    支持板(2) とを備え、第2支持板(2) が刃(3) より僅か
    に下方に配位されており、第2支持板(2) 上から第1支
    持板(1) 上にかけて野菜や果物等の料理材料を摺動させ
    ることにより、料理材料が第2支持板(2) と刃(3) との
    間の上下間隔の厚みに薄切りされる調理用スライサーに
    おいて、 第1支持板(1) が、前方に向けて延設されたフレーム
    (4) を有し、このフレーム(4) に第2支持板(2) が回動
    可能に支持されることにより、第2支持板(2) の後部側
    が上下に移動し、この第2支持板(2) の上下移動によ
    り、第2支持板(2)と刃(3) との間の上下間隔が調整可
    能とされ、 第2支持板(2) が、この第2支持板(2) を回動操作する
    ための操作部材(7) を備え、この操作部材(7) が、第1
    支持板(1) に回動自在に取り付けられた回動部材(200)
    及び連結部材(210) とを備え、 回動部材(200) の一端側に、この回動部材(200) を操作
    する操作部(201) が、回動部材(200) の他端側に、回動
    部材(200) の回動軸の軸方向にねじれ角を持って形成さ
    れた歯部(202) が夫々備えられ、 連結部材(210) が、回動部材(200) の歯部(202) と歯合
    し得る歯部(213) と、第2支持板(2) の後部下面に当接
    して下方側から受ける受け部(214) とを備え、この受け
    部(214) が、連結部材(210) の回動に伴って上端位置を
    上下に変位し得るように形成され、この連結部材(210)
    の歯部(213) と回動部材(200) の歯部(202) とが歯合さ
    れることにより、連結部材(210) と回動部材(200) とが
    連結して回動部材(200) の回動に伴って連結部材(210)
    が回動するとともに、その回動によって、第2支持板
    (2) に当接した受け部(214) の上端が上下移動して第2
    支持板(2) の後部側を上下に移動させるものであること
    を特徴とする調理用スライサー。
JP15678898A 1998-05-20 1998-05-20 調理用スライサー Pending JPH11318724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15678898A JPH11318724A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 調理用スライサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15678898A JPH11318724A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 調理用スライサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11318724A true JPH11318724A (ja) 1999-11-24

Family

ID=15635329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15678898A Pending JPH11318724A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 調理用スライサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11318724A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7066071B2 (en) 2003-05-01 2006-06-27 Helen Of Troy Limited Food slicer
US7146737B2 (en) 2000-11-02 2006-12-12 Boerner Kunststoff- Und Metallwarenfabrik Gmbh Kitchen appliance for slicing various products
JP2007094249A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Roland Corp 楽器用のペダル装置
JP2009261452A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Chiba Kogyosho:Kk スライサ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7146737B2 (en) 2000-11-02 2006-12-12 Boerner Kunststoff- Und Metallwarenfabrik Gmbh Kitchen appliance for slicing various products
US7966737B2 (en) 2000-11-02 2011-06-28 Boerner Kunststoff- Und Metallwarenfabrik Gmbh Food cutting appliance
US7066071B2 (en) 2003-05-01 2006-06-27 Helen Of Troy Limited Food slicer
US7143677B2 (en) 2003-05-01 2006-12-05 Helen Of Troy Limited Food slicer
JP2007094249A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Roland Corp 楽器用のペダル装置
JP2009261452A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Chiba Kogyosho:Kk スライサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4637322A (en) Adjustable computer work table
DE10307253C5 (de) Vorrichtung zur Vertikalverstellung für einen Sitz
JPH0737006B2 (ja) 動力式往復動鋸
US20110067545A1 (en) Mandolin
JPH11318724A (ja) 調理用スライサー
JP2009261452A (ja) スライサ
RU2357854C2 (ru) Режущий инструмент
US4498513A (en) Plane
DE60309580T2 (de) Gerät zum mahlen von material wie gewürz oder getreide
DE3408847A1 (de) Stichsaege
CN213796846U (zh) 一种切片缝隙可调的切片机
CN101733769B (zh) 切割装置
US4038915A (en) Apparatus for peeling a flesh of vegetables to form a tape-like flesh
GB2423468A (en) Rotatably adjustable support device for a notebook computer
JP3159681B2 (ja) 移動テーブル付き切断装置
JPS627161Y2 (ja)
DE2642656C3 (de) Tafelschere
CN219230849U (zh) 刀具插架及消毒柜
JPS6142061Y2 (ja)
KR200154619Y1 (ko) 냉장육 및 냉동육 겸용 육절기의 절단육 두께 조절 장치
CN216138966U (zh) 切菜机
JP3246726U (ja) まな板セット
JPH0451621Y2 (ja)
JP6931961B1 (ja) ねぎ切断装置
KR910009587Y1 (ko) 모니터의 수평 회전각도 및 경사각도 조절장치