JPH11315427A - サクションロ―タを備えている練条機を有する精紡機 - Google Patents

サクションロ―タを備えている練条機を有する精紡機

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JPH11315427A
JPH11315427A JP11086856A JP8685699A JPH11315427A JP H11315427 A JPH11315427 A JP H11315427A JP 11086856 A JP11086856 A JP 11086856A JP 8685699 A JP8685699 A JP 8685699A JP H11315427 A JPH11315427 A JP H11315427A
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JP
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suction rotor
suction
machine according
spinning machine
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JP11086856A
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Friedrich Dinkelmann
フリードリツヒ・デインケルマン
Andreas Dr Olbrich
アンドレアス・オルブリツヒ
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Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
Zinser Textilmaschinen GmbH
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/02Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously ring type
    • D01H1/025Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously ring type with a condensing device between drafting system and spinning unit
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/08Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously cup, pot or disc type, in which annular masses of yarn are formed by centrifugal action
    • DTEXTILES; PAPER
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    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/70Constructional features of drafting elements
    • D01H5/72Fibre-condensing guides
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    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/36Cored or coated yarns or threads
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 練条機、スピンドルおよびこの練条機とスピ
ンドルの間の糸走行路に設けられていて、かつ周面にパ
ーフォレーションを備えており、内部が吸気の作用の下
にある回転駆動されるサクションロータとを備えてお
り、このサクションロータによりその周面の一部分に限
られている集束帯域においてスライバが吸着され、集束
される様式の、精紡機を提供すること 【解決手段】 サクションロータの回転軸が、そのパー
フォレーション14の面が練条機のフロントローラ対4
の両ローラがそれらのニップ点内で接触する面と少なく
ともほぼ合致するように設けられており吸気ロータに軸
平行な押圧ローラ24が所属しており、この押圧ローラ
が集束帯域23の端部において、サクションロータのパ
ーフォレーションを備えている周面領域に当接している

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、練条機(Streckwer
k)、スピンドルおよびこの練条機とこのスピンドルの間
の糸走行路に設けられていて、かつ周面にパーフォレー
ションを備えていおり、内部が吸気の作用の下にある回
転駆動されるサクションロータとを備えており、このサ
クションロータによりその周面の一部分に限られている
集束帯域内においてスライバが吸着され、集束される様
式の、精紡機に関する。
【0002】
【従来の技術】このような精紡機はヨーロッパ特許公開
第0 162 787号明細書から公知である。この精
紡機の練条機の後方にはそれぞれ一つの円板状のサクシ
ョンロータが設けられており、このサクションロータを
経て練条機から供給されるスライバが走り、その上でこ
れらのスライバは集束される。この集束はスライバを形
成する繊維がサクションロータのジャケットを貫通して
形成されているパーフォレーションの狭い列、特にサク
ションロータの周面を巡って形成されてい吸気開口の線
に吸着されることにより行なわれる。このヨーロッパ特
許公開の図10,図11および図12による実施の形態
にあっては、サクションロータの回転軸は水平であり、
そのパーフォレーションの面は練条機のドラフトローラ
に対して平行に設けられている。このサクションロータ
上で、二つの互いに並列して設けられている練条機から
供給されるそれぞれ二本のスライバは合糸されて心/カ
バーヤーンに形成され、次いでこれに仮撚りスピンドル
により仮撚り糸が与えられ、最後にボビン上に巻取られ
る。
【0003】サクションロータの位置により、スライバ
の少なくとも一本が強制的に、撚りによって固定されて
いない状態で或る区間走行させられる。この領域内で、
スライバは損傷される危険にさらされる。このようにし
て、スライバ或いは少なくともその繊維は、例えば移動
形送風機の空気流により渦流の作用を受ける。これによ
り、少なくとも製造された糸の毛羽が不都合に増大した
り、或いはその均一性が不利な影響をこおむる。更に、
リング精紡装置はサクションロータ上に存在しているス
ライバに引張力を及ぼし、この引張力はスライバの最適
な集束を阻害する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、スライバが案内されることなくこのようなサクシ
ョンロータに走る距離を低減し、後続して設けられてい
る撚り兼巻取り装置の糸張力が集束帯域内に及ぼさない
ようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】サクションロータの回転
軸が、そのパーフォレーションの面が、練条機のフロン
トローラ対の両ローラがそれらのニップ点内で接触する
面と少なくともほぼ合致するように、設けられているこ
と、および吸気ロータに軸平行な押圧ローラが所属して
おり、この押圧ローラが集束帯域の端部において、サク
ションロータのパーフォレーションを備えている周面領
域に当接していることによって解決される。
【0006】スライバはフロントローラ対から小さな束
として走出し、その幅はその厚みの数倍にもなる。サク
ションロータ上のパーフォレーションはスライバの幅広
がり方向で運動し、このスライバはその周面に吸着され
ることにより、有利に集束作用−この集束作用に集束帯
域において吸気の作用が更に加わる−生じる。サクショ
ンローラにそれらのニップ点内において接触する面内に
おけるパーフォレーションの面の位置により有利に、ス
ライバが通常のようにトラバース運動することが可能と
なる。
【0007】本発明による第一の実施の形態にあってサ
クションロータが極めて細身に形成されている場合、こ
のサクションロータの周面領域がフロントローラ対のボ
トムローラとトップローラ間の狭い小空域内で移動さ
れ、これによりサクションロータはフロントローラ対の
ニップ点の近傍に存在する。これにより、フロントロー
ラ対のニップ点−このニツプ点に沿ってスライバが練条
機による案内領域を去る−とスライバが再び案内される
ようになるサクションロータの周面との間の間隔が著し
く狭くなる。
【0008】与えられた撚り伝播により形成される糸の
サクションロータの周面からの、或いはこれに所属して
いる押圧ローラの周面からの引出しが、サクションロー
タの回転軸に対して側方で位置ずれする傾斜した方向で
行なわれる様式の本発明による第二の実施の形態におい
て、糸がサクションロータの周面或いは押圧ローラの周
面を経て移動していく。これにより糸に、仮撚りではあ
るが、しかし与えられた撚り方向と仮撚りの撚り方向と
が装置の出側において一致した際、与えられた真正の撚
り伝播により有利に支援される撚りが与えられる。与え
られた仮撚りの撚り方向は、糸が走出するサクションロ
ーラ或いは押圧ローラの回転方向とこれらに対する糸の
巻回とを選択することにより、与えられる真正な撚りの
方向と一致させることが可能である。与えられる真正な
撚りの糸内への伝播によるこの支援により糸切れが低減
され、毛羽立った繊維の固着が改善される。ここれによ
り、得られた糸の毛羽を低減される。
【0009】この目的のため、糸が走出するサクション
ローラ或いは押圧ローラをできる限り細身に形成せず
に、少なくとも糸の引出し方向で円筒状に延長されるよ
うに形成するのが有利である。延長されるのがサクショ
ンロータである場合、もちろん、フロントローラ対の両
ローラ間の小さな空域内へサクションロータが移動する
と言う利点は断念しなければならない。しかし、押圧ロ
ーラを軸線方向で延長することは容易に可能であり、従
ってこの場合サクションロータの練条機のフロントロー
ラ対のニップ点への密な当接の利点も、また仮撚りによ
る撚り賦与の支援の利点も得られる。
【0010】サクションロータ或いはその押圧ローラ上
での糸の特別有効な引出しを達するため、サクションロ
ータおよび当該押圧ローラは如何なる場合にあっても、
糸の引出しが行われる領域内において、高い摩擦係数を
有する上張り、或いはゴム或いはゴム様の材料で覆われ
ている。
【0011】本発明による方法は、単糸を造る以外に、
コアヤーンを製造する際にも有利に使用することが可能
である。このことに相応して、精紡機は本発明による集
束装置に加えてコアヤーンを製造するための装置をも備
えている。
【0012】コアヤーン内において、心糸は糸の外観像
を決定するカバーヤーン内に可能な限り完全に埋設され
ていなければならない。通常のコアヤーン精紡にあって
は、心糸は最後にスライバ、一般にメインドラフトゾー
ンにおいて互いに展開されて幅広の状態で走るスライバ
に供給されることにより行われ、他方カバーヤーンの心
糸に対する巻回はフロントローラ対と撚りを与える機
構、一般にリングスピンドル間でのスライバの回転によ
り行われる。この埋設は、糸に沿った多くの位置におい
てしばしば不完全に行われ、製造されるコアヤーンの品
質を阻害することとなる。
【0013】本発明による集束により、心糸のカバーヤ
ーン内への埋設は、付加的に撚り込みによって支援さ
れ、こうして有効な、隙間の僅かな、糸全長にわたって
均一なカバーヤーンによる心糸の被覆が行われる。
【0014】以下に添付した図面に図示した発明の実施
の形態につき本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明による精紡機は、フイードローラ対
2、中間ローラ対3およびフロントローラ対4を備えて
いる、通常の構造様式の練条機1を有している。これら
のローラ対のボトムローラ2′、3′および4′は鋼製
ローラとして形成されており、この鋼製ローラは精紡機
の練条機領域の全長にわたって延在しており、作業位置
の領域内に溝を有している。トップローラ2″、3″お
よび4″は双子ローラとして形成されており、これらの
双子ローラは弾性的な上張り5を備えており、図示され
ていない連接ロッドを介して、図6に示した担持兼加重
アーム6に支承されており、弾性的に負荷されている。
【0016】中間ローラ対2のボトムローラ2′、2″
はエプロン7を備えている。このエプロンはそれぞれ図
示していない、同様に担持兼加重アーム6に、もしくは
練条機1の打抜き加工部材に支承されているエプロンケ
ージ内を案内されている。この練条機1は最終繊度にド
ラフトされた、固定されていないスライバ8を供給す
る。もちろん、本発明は他の構造様式の練条機との組合
せでも行うことが可能である。
【0017】ボトムローラ2′、3′および4′は通常
の様式の、従ってここには図示していない伝動機構或い
は単独駆動機構を介して互いに駆動可能に結合れてい
る。これは図3において作用線9で示した。
【0018】この練条機1の後方には集束装置10が設
けられている。この集束装置10は、図1から図4によ
る発明の実施の態様にあっては、駆動回転される円板状
の、僅かな構造高さHを有しているに過ぎないサクショ
ンロータ11として形成されている。このサクションロ
ーラ11の細身の円筒形の周面12には、両側で面取り
されている部分13が連なっている。このようにして、
サクションロータ11は、これがフロントローラ対4の
ローラ4′,4″間の出側の小さな空域内に突出してお
り、フロントローラ対から走出する、未だ固定されてい
ないスライバ8が案内なしに経なければならない距離が
可能な限り短くなるように設けられる。
【0019】このサクションローラ11の周面12内
に、小さな吸気開口15の列の様式のパーフオレーショ
ン14が設けられている。図2には、吸気開口15が認
められるように、サクションロータ11はパーフオレー
ション14の面において断面で示されている。サクショ
ンロータ11内において、図2から認められる吸気室1
7がシールド16が設けられることにより形成されてい
る。この吸気室17は、モータ19によって駆動される
サクションポンプ20の様式の、図1に示した吸気源1
8と、サクションロータ11の支承ハウジング21を経
て導かれている管導管22と結合されている。吸気室1
7は、そのシールド16により、パーフオレーション1
4の吸気開口15を、サクションロータ11の周面の僅
かな部分にわたって延在している集束帯域23(図6参
照)を除いて、吸気に対して遮蔽している。従って吸気
はこの集束帯域23においてのみに、サクションロータ
11の外側に作用する。
【0020】不動の吸気室17によって制限されている
この集束帯域23は、これがフロントローラ対4に最も
近い位置に存在しているサクションロータの周面の位置
から始まるように設けられている。フロン集束帯域23
の端部には、押圧ローラ24が設けられており、この押
圧ローラは保持アーム25を介してサクションロータ1
1の支承ハウジング21に支承されている。押圧ローラ
は、支承ハウジング21と保持アーム25に取付いてい
る引張りばね26を介して、サクションロータ11の周
面に押圧されており、このサクションロータにより駆動
される。この押圧ローラ24は弾性的な上張りを有して
いる。内部に吸気室17を備えいるサクションローラ1
1と押圧ローラ24は集束装置10を形成している。
【0021】図4から認められるように、サクションロ
ーラ11の軸27は中空に形成されている。この軸27
はボールベアリング18により支承ハウジング21内で
回転可能であり、その下端部においてサクションローラ
11を駆動する接線ベルト29が軸27に当接してい
る。押圧ローラ14は接線ベルト29が軸27に確実に
当接するように働く。中空の軸27を経て、サクション
ローラ11内で吸気室17方向に拡大されている、静止
している管導管22が延在している。サクションローラ
11は例えば50mmの直径を有しており、取外し可能
なカバー31で閉じられている。サクションロータ11
の周速度は練条機のフロントローラ対4の供給速度に相
当するか、或いはこの供給速度よりも僅かに早い。従っ
てサクションロータ11の回転数は小さい。
【0022】集束装置10の後方には、図1から図3に
よる発明の実施の態様においては、供給される糸32に
撚りを与え、かつ巻取るために、通常の、従って詳細に
は述べなかったリング精紡装置33が設けられている。
このリング精紡装置は、その駆動機構と支承部とを有し
ているスピンドルレール35内に挿着されているスピン
ドル34とリングレール36−その中に精紡リング37
が設けられており、この精紡リングの上でリングトラベ
ラが回転する−を備えている。糸32はスレッドガイド
39を経てリング精紡装置33に供給される。
【0023】作業中、練条機1はフロントローラ対4か
らスライバ8を供給し、このスライバは供給される粗糸
の直径とドラフト作業とにより或る幅を有している。こ
のスライバ8は、集束帯域23においてサクションロー
タ11内で作用する吸気によりサクションロータ11の
周面にけるパーフオレーション14に吸着され、このパ
ーフオレーションの吸気開口15の細い線上でまとめら
れて集束される。この集束された状態にあって、スライ
バはサクションロータ11と押圧ローラ24間のニップ
点に供給される。そこで、サクション領域と集束帯域2
3が終わっている。サクションロータ11と押圧ローラ
24間のニップ点を去った後、スライバ8はリング精紡
装置33から及ぼされる糸張力により、下方へと引出さ
れ、撚りを与えられることにより固定され、巻取られ
る。
【0024】図5と図6とによる発明の実施の態様にあ
っては、サクションロータ11′は円筒形に、かつ図1
から図3による発明の実施の態様のサクションロータよ
りも著しく構造高さで形成されており、従ってこのサク
ションロータはフロントローラ対4の小さな空域に関係
しない。このサクションロータには同様に押圧ローラ2
4が所属している。図示した発明の実施の態様にあって
は、このサクションロータの後方にはポット精紡装置4
0が設けられており、このポット精紡装置はポットレー
ル41内に支承されている精紡ポット42を備えてお
り、この精紡ポット内でアーム43に固定されていてか
つ上下動するスレッドガイド管体44によりケーキ45
が形成される。
【0025】サクションロータ11′と押圧ローラ24
は、後続されているリング精紡装置33、のスレッドガ
イド39或いはポット精紡装置40のスレッドガイド管
体44の走入開口に関して、糸32がサクションロータ
し押圧ローラ間のニップ点からの引出しの際に、サクシ
ョンロータの周面を経て引出されるように設けられてい
る。図6から認められるように、この糸32はこの引出
しの際サクションロータ11′のジャケット面を経て引
出され、その際−特にその下縁部を経て引出される際−
撚られる。この撚りは仮撚りである。しかし、この仮撚
りの撚り方向はサクションロータ11′の回転方向を選
択することにより、仮撚りがリング精紡装置33により
或いはポット精紡装置40により与えられる真正な撚り
の糸32内への伝播を助ける。仮撚りの付与を支援する
ために、サクションロータ11′の周面は少なくともそ
の下方の、糸32が引出される領域内で高い摩擦係数を
有する上張り46が設けられている。
【0026】製造される糸にS撚りを与えなければなら
ないと仮定した際、この目的のため、精紡ポット42は
図6において矢印Aで示した回転方向で駆動される。サ
クションロータ11′上で引出される糸に同様にS撚り
が与えられるようにするために、サクションロータ1
1′は矢印Bで示した反対方向の回転方向で回転されな
ければならない。Z撚りを有する糸を造るためには作業
ユニットの回転方向が反転されるのみならず、サクショ
ンロータ11′内の集束帯域23と押圧ローラ24とが
左側に移動されていなければならない。吸気室17のシ
ールド16はこの目的のため旋回される。押圧ローラ2
4のために、サクションロータ11′の支承ハウジング
21の相対している側に、他の支承部が設けられてお
り、従ってこの支承部は容易に置換えることが可能であ
る。
【0027】仮撚りが与えることによる糸の撚り支援の
有利なこの効果は図1から図3による実施の形態のサク
ションロータ11との組合せによっても行うことが可能
である。この場合、このサクションロータ11の周面1
2が、仮撚り賦与を伴う有効な引出し効果を保証するに
は低く過ぎるので、糸32が押圧ローラ24上で引出さ
れるように構成される。押圧ローラ24は、この目的の
ため−図3に示されているように−サクションロータ1
1の狭い周面12へのその当接領域面越えて下方へと延
長されている。押圧ローラ24は、無条件に巻戻しを支
援する鋼材よりも高い摩擦係数を有する弾性的な上張り
を備えている。サクションロータ11と押圧ローラ24
は、リング精紡装置33の後方に設けられているスレッ
ドガイド39に関して、走出する糸32が引出しローラ
−その上で引出しが行なわれかつその際仮撚りが与えら
れる−を介して引出されるように設けられている。この
場合、押圧ローラ24の回転方向(矢印C)は、スピン
ドル34の回転方向(矢印A)と反対方向でなければな
らず、従ってサクションロータ11はスピンドル34と
同じ回転方向(矢印B)で回転する。認められるよう
に、図2において押圧ローラ24は図1におけると同様
に反対側に示されている。
【0028】図3には、スピンドル34が糸バルーンが
発生しない状態で或いは糸バルーン抑制の下に精紡を行
うために、精紡フインガ47を備えていることも示され
ている。この精紡フインガ47は供給される糸56をス
レッドガイド39の直ぐ下方で捉え、この糸をチューブ
48に巻回し、この糸を糸バルーンが発生しない状態で
リングロータ38に供給する。
【0029】本発明による装置はコアヤーンを造るため
のコアヤーン製造装置49と結合されていてもよい。
【0030】コアヤーンとは、特に無端の合成糸から成
る心糸を、一般に有限な長さの、木綿および/または羊
毛のカバー繊維で被覆した糸を意味する。
【0031】同様に図3から認められるように、この目
的のため、練条機1には二つの巻戻しローラ50が設け
られている。これらのの巻戻しローラ上に心糸51を有
している心糸ボビン52が載っている。心糸51は巻戻
しローラ50の一つにより、練条機のフロントローラ対
4のトップローラ4″の入側に案内される。巻戻しロー
ラ50はフロントローラ対4の周速度に相当する周速度
で駆動される。
【0032】心糸51がローラ対3と4間のメインドラ
フトゾーンからの引出し速度に相当する速度でスライバ
8に供給される。心糸51が練条機1の粗糸トランペッ
トに調節されていて、かつ−太い一点鎖線で示した作用
線54で示した−一緒に粗糸トランペットとトラバース
運動するスレッドガイド55により案内される。これに
より、心糸51がスライバ8に常に中央で供給されるこ
とが保証される。従って、心糸はこの位置においてまだ
幅広い状態で走るスライバ8に走入し、次いで接続され
ている集束装置23内で、吸気の作用の下に密にまとめ
られるスライバのカバーヤーンにより密にかつ覆われる
ように巻回されてコアヤーンに形成される。
【0033】もちろん、本発明による精紡機の機素の上
記しかつ図示した変形、例えば練条機1、集束装置1
0、撚り掛け兼巻取装置23のような絶対的に必要とす
る機素、および精紡フインガ47およびコアヤーン製造
装置49によるバルーン抑制の下での任意の構成も上記
しかつ図示したと異なった組合せで実施することが可能
である。
【0034】
【発明の効果】本発明により、スライバが案内されるこ
となくサクションロータに走る距離が低減され、後続し
て設けられている撚り掛け兼巻取り装置の糸張力が集束
帯域内に及ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の練条機とスピンド
ルの断面図である。
【図2】図1における実施の形態の、一部断面で示した
平面図である。
【図3】コアヤーンを造るための、および精紡フインガ
での精紡を行うための図1におけると実施の形態の図で
ある。
【図4】図1から図3によるサクションロータによる縦
断面図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態の図1におけると同
じ図である。
【図6】図5による実施の形態の図2に示したと同じ一
部断面図で示した平面だである。
【符号の説明】
1 練条機 2 フイードローラ対 3 中間ローラ対 2′,3′,4′ ボトムローラ 2″,3″,4″ トップローラ 5 弾性的な上張り 6 担持兼荷重アーム 7 エプロン 8,8′ スライバ 9 作用線 10 集束装置 11,11′ サクションロータ 12 サクションロータの周面 13 輪郭 14 パーフォレーション 15 吸気開口 16 シールド 17 吸気室 18 吸気源 19 モータ 20 吸気ポンプ 21 サクションロータの支承ハウジング 22 導管 23 集束帯域 24 押圧ローラ 25 保持アーム 26 引張ばね 27 サクションロータの軸 29 接線ベルト 30 押圧ローラ 31 サクションロータのカバー 32 糸 33 リング精紡装置 34 スピンドル 35 スピンドルレール 36 リングレール 37 精紡リング 38 接線エプロン 39 リングロータ 40 ポット精紡装置 41 ポットレール 42 ポット 43 アーム 44 スレッドガイド管体 45 ケーキ 46 高い摩擦係数を有する上張り 47 精紡フインガ 48 チューブ 49 コアヤーン製造装置 50 巻戻しローラ 51 心糸 52 心糸ボビン 53 粗糸トランペット 54 作用線 55 心糸スレッドガイド 56 コアヤーン A,B,C 回転方向 H サクションロータの構造高さ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 練条機、スピンドルおよびこの練条機
    とスピンドルの間の糸走行路に設けられていて、かつ周
    面にパーフォレーションを備えており、内部が吸気の作
    用の下にある回転駆動されるサクションロータとを備え
    ており、このサクションロータによりその周面の一部分
    に限られている集束帯域内においてスライバが吸着さ
    れ、集束される様式の、精紡機において、サクションロ
    ータ(11,11′)の回転軸が、そのパーフォレーシ
    ョン(14)の面が、練条機のフロントローラ対(4)
    の両ローラがそれらのニップ点内で接触する面と少なく
    ともほぼ合致するように、設けられていること、および
    吸気ロータに軸平行な押圧ローラ(24)が所属してお
    り、この押圧ローラが集束帯域(23)の端部におい
    て、サクションロータのパーフォレーションを備えてい
    る周面領域に当接していることを特徴とする精紡機。
  2. 【請求項02】 サクションロータ(11)の高さ
    (H)が可能な限り僅かな寸法に維持されていることを
    特徴とする請求項1に記載の精紡機。
  3. 【請求項03】 サクションロータ(11)の円筒形の
    周面(12)が両側面が取りされている部分(13)を
    備えていることを特徴とする請求項2に記載の精紡機。
  4. 【請求項04】 サクションロータ(11)の周面(1
    2)がフロントローラ対(4)の両フロントローラ
    (4,4′)間の小空域内に突出していることを特徴と
    する請求項2或いは3に記載の精紡機。
  5. 【請求項05】 製造された糸(32)或いは製造され
    たコアヤーン(56)がサクションロータ(11,1
    1′)或いはそれらに所属している押圧ローラ(24)
    の周面により引出さる方向が、このサクションロータ或
    いは押圧ローラの回転軸に対して側方で傾斜して位置ず
    れしており、サクションロータ或いは押圧ローラの回転
    方向とそれらに対する引出された糸もしくはコアヤーン
    による巻回が、製造される糸(32)もしくはコアヤー
    ン(56)のこのサクションロータ或いは押圧ローラの
    ジャケットからからの引出しにより糸(32)もしくは
    コアヤーン(56)内に形成される仮撚りの方向が、糸
    もしくはコアヤーンに純粋の撚りを与える装置(33,
    40)により与えられる真正の撚りの方向と一致するよ
    うに、選択されていることを特徴とする請求項1に記載
    の精紡機。
  6. 【請求項06】 糸(32)もしくはコアヤーン(5
    6)が引出されるサクションロータ(11′)或いは押
    圧ローラ(24)が糸もしくはコアヤーンの引出し方向
    で延長されていることを特徴請求項5に記載の精紡機。
  7. 【請求項07】 糸(32)もしくはコアヤーン(5
    6)が引出されるサクションロータ(11′)或いは押
    圧ローラ(24)が少なくとも糸もしくはコアヤーンの
    引出しが行なわれる領域内で高い摩擦係数を有する上張
    り(46)を備えていることを特徴とする請求項6に記
    載の精紡機。
  8. 【請求項08】 サクションロータ(11,11′)か
    ら走出する糸(32)もしくはコアヤーン(56)がリ
    ング精紡装置(33)に供給されることを特徴とする請
    求項1に記載の精紡機。
  9. 【請求項09】 リング精紡装置(33)のスピンドル
    (34)が糸バルーンが発生しない状態で或いは糸バル
    ーン抑制の下に精紡を行うように調整されていることを
    特徴とする請求項8に記載の精紡機。
  10. 【請求項10】 リング精紡装置(33)のスピンドル
    (34)が精紡フインガ(47)を有していることを特
    徴とする請求項9に記載の精紡機。
  11. 【請求項11】 サクションロータ(11,11′)か
    ら走出する糸(32)もしくはコアヤーン(56)がポ
    ット精紡装置(40)に供給されることを特徴とする請
    求項8に記載の精紡機。
  12. 【請求項12】 練条機(1)にコアヤーン(56)を
    造るための装置(49)が所属していることを特徴とす
    る請求項1に記載の精紡機。
JP11086856A 1998-04-03 1999-03-29 サクションロ―タを備えている練条機を有する精紡機 Withdrawn JPH11315427A (ja)

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