JPH11315383A - 基板のめっき装置 - Google Patents

基板のめっき装置

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JPH11315383A
JPH11315383A JP9697498A JP9697498A JPH11315383A JP H11315383 A JPH11315383 A JP H11315383A JP 9697498 A JP9697498 A JP 9697498A JP 9697498 A JP9697498 A JP 9697498A JP H11315383 A JPH11315383 A JP H11315383A
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zone
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明久 本郷
Kenichi Suzuki
憲一 鈴木
Atsushi Chono
篤 丁野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一設備内で基板のめっきを連続的に行うこ
とができ、しかも前処理やめっき処理に使用される薬品
によって、後処理後の基板が汚染されてしまうことがな
いようにした基板のめっき装置を提供する。 【解決手段】 前処理、めっき処理及びめっき後の後処
理を同一設備10内で連続的に行って基板にめっきを施
す基板のめっき装置であって、設備10内にパーティシ
ョン11で仕切られて独自に給排気可能な汚染ゾーン1
2とクリーンゾーン13を設け、汚染ゾーン12内で前
処理及びめっき処理を、クリーンゾーン13内でめっき
後の後処理をそれぞれ行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板のめっき装置
に係り、特に半導体基板に形成された配線用の窪みに銅
等の金属を充填する等の用途の基板のめっき装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板上に配線回路を形成す
るためには、基板面上にスパッタリング等を用いて導体
の成膜を行った後、さらにレジスト等のパターンマスク
を用いたケミカルドライエッチングにより膜の不要部分
を除去していた。
【0003】配線回路を形成するための材料としては、
アルミニウム(Al)又はアルミニウム合金が用いられ
ていた。しかしながら、半導体の集積度が高くなるにつ
れて配線が細くなり、電流密度が増加して熱応力や温度
上昇を生じる。これはストレスマイグレーションやエレ
クトロマイグレーションによってAl等が薄膜化するに
従いさらに顕著となり、ついには断線或いは短絡等のお
それが生じる。
【0004】そこで、通電による過度の発熱を避けるた
め、より導電性の高い銅などの材料を配線形成に採用す
ることが要求されている。しかしながら、銅又はその合
金はドライエッチングが難しく、全面を成膜してからパ
ターンを形成する上記の方法の採用は困難である。そこ
で、予め所定パターンの配線用の溝を形成しておき、そ
の中に銅又はその合金を充填する工程が考えられる。こ
れによれば、膜をエッチングにより除去する工程は不要
で、表面段差を取り除くための研磨工程を行えばよい。
また、多層回路の上下を連絡するプラグと呼ばれる部分
も同時に形成することができる利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな配線溝或いはプラグの形状は、配線幅が微細化する
に伴いかなりの高アスペクト比(深さと直径又は幅の
比)となり、スパッタリング成膜では均一な金属の充填
が困難であった。また、種々の材料の成膜手段として気
相成長(CVD)法が用いられるが、銅又はその合金で
は、適当な気体原料を準備することが困難であり、ま
た、有機原料を採用する場合には、これから堆積膜中へ
炭素(C)が混入してマイグレーション性が上がるとい
う問題点があった。
【0006】そこで、基板をめっき液中に浸漬させて無
電解又は電解めっきを行なう方法が提案されている。係
るめっきによる成膜では、高アスペクト比の配線溝を均
一に金属で充填することが可能となる。しかしながら、
このようなめっきをクリーンな雰囲気に維持された同一
設備内で連続的に行うと、前処理やめっき処理の際に使
用される薬品が薬液ミストや気体となって設備内に拡散
し、これが後処理終了後の基板に付着してしまうと考え
られる。このことは、例え前記薬品を密閉された処理槽
内に収容して前処理やめっき処理を行ったとしても同様
で、基板の出入れの際に処理槽の密閉構造を解かなけれ
ばならないため、薬液ミストや気体の設備内の拡散を防
止することができない。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて為されたもの
で、同一設備内で基板のめっきを連続的に行うことがで
き、しかも前処理やめっき処理に使用される薬品によっ
て、後処理後の基板が汚染されてしまうことがないよう
にした基板のめっき装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の基板のめっき装
置は、前処理、めっき処理及びめっき後の後処理を同一
設備内で連続的に行って基板にめっきを施す基板のめっ
き装置であって、前記設備内にパーティションで仕切ら
れて独自に給排気可能な汚染ゾーンとクリーンゾーンを
設け、前記汚染ゾーン内で前記前処理及びめっき処理
を、前記クリーンゾーン内で前記めっき後の後処理をそ
れぞれ行うようにしたことを特徴とする。
【0009】これにより、前処理及びめっき処理に使用
される薬品による薬液ミストや気体が拡散する汚染ゾー
ンと、クリーンな雰囲気が要求されるクリーンゾーンと
を分離し、互いに独自のパーティクル対策を施すこと
で、前記薬液ミストや気体が後処理終了後の基板に付着
することを防止することができる。
【0010】また、前記パーティションに開閉自在なシ
ャッタを設けたことを特徴とする。これにより、前処理
を行う前、及びめっき処理を行った後の基板の汚染ゾー
ンとクリーンゾーンの受渡しをパーティションに設けた
シャッタを開いた状態で行うことができる。
【0011】また、前記汚染ゾーン内の気流は、装置内
部を自己循環する循環気流と、装置外部より給気して前
記汚染ゾーン内を経由して外部に排気する気流とからな
り、前記循環気流は装置内天井よりクリーンエアとして
ダウンフローで前記汚染ゾーンを流れた後に、スクラバ
及び/又はミストセパレータによりめっき液及び前処理
液等の薬液ミストや気体を除去して、再度装置内天井よ
りクリーンエアとして前記汚染ゾーン内に循環すること
を特徴とする。これにより、外部からの給排気量を最小
限に抑えつつ、汚染ゾーン内に十分な量のクリーンエア
を供給することができ、処理基板のパーティクル汚染を
防止することができる。
【0012】また、前記クリーンゾーンと汚染ゾーンの
内部に基板を搬送する搬送装置をそれぞれ配置し、前記
パーティションに隣接した位置に、前記汚染ゾーン内に
配置された搬送装置のハンドをめっき処理後の基板を保
持したまま粗洗浄する粗洗浄室を設けたことを特徴とす
る。これにより、汚染ゾーン内に配置される搬送装置の
ハンドをめっき処理後の基板と共に粗洗浄することで、
このハンドにめっき液の成分が付着してこれが徐々に堆
積して、ハンドに付着した汚染物質がクリーンゾーン内
の搬送装置に受渡されてしまうことを防止することがで
きる。
【0013】本発明の基板のめっき方法は、前処理、め
っき処理及びめっき後の後処理を同一設備内で連続的に
行って基板にめっきを施す基板のめっき方法であって、
前記設備内にパーティションで仕切られて独自に給排気
可能な汚染ゾーンとクリーンゾーンを設け、前記クリー
ンゾーンと汚染ゾーンの内部に基板を搬送する搬送装置
をそれぞれ配置し、前記パーティションに隣接した位置
に粗洗浄室を設け、前記汚染ゾーン内に配置された搬送
装置のハンドをめっき処理後の基板を保持したまま粗洗
浄することを特徴とする。これにより、汚染ゾーン内に
おけるめっき処理後の基板と共に搬送装置のハンドを粗
洗浄することで、このハンドに付着しためっき液を除去
することができ、薬液ミストや気体がクリーンゾーン内
に持ち込まれてしまうことを防止することができる。
【0014】また、搬送装置のハンドをめっき処理後の
基板を保持したまま粗洗浄した後に、基板のみを残して
更に粗洗浄を行い、その後、基板を前記クリーンゾーン
内に搬送することを特徴とする。これにより、より確実
に薬液ミストや気体がクリーンゾーン内に持ち込まれて
しまうことを防止することができる。
【0015】本発明の基板のめっき装置は、鉛直方向乃
至該方向から30°の範囲で上下方向にめっき液が流れ
るようにしためっき槽を複数個並列に配置したことを特
徴とする。これにより、基板の微細窪み内の気泡を抜け
易くして、めっきの均一性を高めるとともに、各めっき
槽の設備内の占有面積を少なくして、狭い設備の中によ
り多くのめっき槽を配置することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。この実施の形態のめっき装
置は、半導体基板の表面に銅めっきを施して、銅層から
なる配線が形成された半導体装置を得るのに使用される
のであるが、この工程を図1を参照して説明する。
【0017】即ち、半導体基板Wには、図1(a)に示
すように、半導体素子が形成された半導体基材1上の導
電層1aの上にSiO2からなる絶縁膜2が堆積され、
リソグラフィ・エッチング技術によりコンタクトホール
3と配線用の溝4が形成され、その上にTiN等からな
るバリア層5が形成されている。
【0018】そして、図1(b)に示すように、前記半
導体基板Wの表面に銅めっきを施すことで、半導体基材
1のコンタクトホール3及び溝4内に銅を充填させると
ともに、絶縁膜2上に銅層6を堆積させる。その後、化
学的機械的研磨(CMP)により、絶縁膜2上の銅層6
を除去して、コンタクトホール3および配線用の溝4に
充填させた銅層6の表面と絶縁膜2の表面とをほぼ同一
平面にする。これにより、図1(c)に示すように銅層
6からなる配線が形成される。
【0019】以下、半導体基板Wに電解銅めっきを施す
めっき装置を図2を参照して説明する。同図に示すよう
に、このめっき装置は、矩形状の設備10内に配置され
て、半導体基板の銅めっきを連続的に行うように構成さ
れているのであるが、この設備10は、パーティション
11によって汚染ゾーン12とクリーンゾーン13に仕
切られ、これらの各汚染ゾーン12とクリーンゾーン1
3は、独自に給排気できるようになっている。そして、
前記パーティション11には、開閉自在なシャッタ(図
示せず)が設けられている。又、クリーンゾーン13の
圧力は、汚染ゾーン12の圧力よりも高くしてあり、汚
染ゾーン12の空気がクリーンゾーン13に流出するこ
とがないようにしている。
【0020】前記クリーンゾーン13内には、基板収納
用カセットを収納するロードユニット14aとアンロー
ドユニット14b、めっき処理後の後処理を行う各2基
の水洗装置15及び乾燥装置16が配置されているとと
もに、基板の搬送を行う搬送装置(搬送ロボット)17
が備えられている。ここに、前記水洗装置15として
は、例えば前端にスポンジがついたペンシル型のものや
スポンジ付きローラ形式のものが用いられ、乾燥装置1
6としては、例えば基板を高速でスピンさせて脱水、乾
燥させる形式のものが用いられる。
【0021】一方、前記汚染ゾーン12内には、基板の
めっきの前処理を行う前処理槽18と、銅めっき処理を
行うめっき槽19が配置されているとともに、基板の搬
送を行う搬送装置(搬送ロボット)20が備えられてい
る。ここに、前記前処理槽18には、例えば硫酸等を含
む前処理液が収容され、この前処理液内に基板を浸漬さ
せることで、この前処理を行い、まためっき槽19内に
は、硫酸銅を含むめっき液が収容され、このめっき液内
に基板を浸漬させることで、この銅めっき処理を行うよ
うになっている。
【0022】前記めっき装置による電解銅めっきの工程
を図3を参照して説明する。先ずロードユニット14a
内の基板収納用カセットから処理前の基板をクリーンゾ
ーン13内の搬送装置17で取出し、これを汚染ゾーン
12内の搬送装置20に渡す。この時、パーティション
11内のシャッタを開いてこれを行い、しかる後、シャ
ッタを閉じる。
【0023】そして、基板を汚染ゾーン12内の前処理
槽18に収容された前処理液に浸漬させて前処理を行
い、しかる後、めっき槽19に収容されためっき液に浸
漬させて銅めっき処理を行う。ここに、汚染ゾーン12
内は、前処理及びめっき処理に使用される薬品による薬
液ミストや気体が拡散するので、この薬液ミストや気体
の除去に有効な給排気を行いながら、上記各処理を行
う。
【0024】次に、前記めっき処理後の基板を汚染ゾー
ン12内の搬送装置20からクリーンゾーン13内の搬
送装置17に渡す。この時、パーティション11内のシ
ャッタを開いてこれを行い、しかる後、シャッタを閉じ
る。
【0025】そして、クリーンゾーン13内でめっき処
理後の基板に対する後処理、即ち水洗装置15による水
洗、及び乾燥装置16による乾燥を行った後、この乾燥
後の基板を搬送装置17からアンロードユニット14b
内の基板収納用カセット内に戻す。尚、基板の水洗と乾
燥とは、一つの装置で行うようにしてもよい。ここに、
クリーンゾーン13内では、汚染ゾーン12内とは異な
り、薬液ミストや気体の拡散の問題がないので、清浄空
気の環境下で上記処理を行う。
【0026】このように、薬品を使用する前処理及びめ
っき処理を汚染ゾーン12内で、クリーンな雰囲気が要
求されるめっき後の後処理を前記汚染ゾーン12と分離
されたクリーンゾーン13でそれぞれ行い、しかも、互
いに独自のパーティクル対策を施すことで、薬液ミスト
や気体が後処理終了後の基板に付着することを防止する
ことができる。
【0027】図5は、めっき装置内の気流の流れを示
す。クリーンゾーン13においては、配管24より新鮮
な外部空気が取込まれ、高性能フィルタ23を通してフ
ァンにより押込まれ、天井22aよりダウンフローのク
リーンエアとして水洗・乾燥槽15,16の周囲に供給
される。供給されたクリーンエアの大部分は、床22b
より循環配管25により天井22a側に戻され、再び高
性能フィルタ23を通してファンにより押込まれて、ク
リーンゾーン13内に循環する。一部の気流は、水洗・
乾燥槽15,16内から配管26により外部に排気され
る。
【0028】前処理槽18及びめっき槽19が存在する
汚染ゾーン12は、汚染ゾーンとはいいながらも、基板
表面にパーティクルが付着することは許されない。この
ため、汚染ゾーン12内に天井30aより、ファンによ
り押込まれて高性能フィルタ33を通したダウンフロー
のクリーンエアを流すことにより、基板にパーティクル
が付着することを防止している。しかしながら、ダウン
フローを形成するクリーンエアの全流量を外部からの給
排気に依存すると、膨大な給排気量が必要となる。この
ため、室内を負圧に保つ程度の排気のみを配管39より
の外部排気とし、ダウンフローの大部分の気流を配管3
2,38を通した循環気流でまかなうようにしている。
【0029】循環気流とした場合に、前処理槽18及び
めっき槽19の周囲を通過したクリーンエアは薬液ミス
トや気体を含むため、これをスクラバ35及びミストセ
パレータ36,37を通して除去する。これにより天井
側の循環配管32に戻ったエアは、薬液ミストや気体を
含まないものとなり、再びファンにより押込まれて高性
能フィルタ33を通って汚染ゾーン12内にクリーンエ
アとして循環する。床30bよりは、汚染ゾーン12内
を通ったエアの一部が配管39を通して外部に排出さ
れ、めっき液循環槽40及びH2SO4循環槽41から
も、薬液ミストや気体を含むエアが配管39を通して外
部に排出される。天井30aの配管31からは、これら
の排気量に見合った新鮮空気が汚染ゾーン12内を負圧
に保つ程度に供給される。
【0030】なお、前記めっき装置は、電解銅めっきを
施すようにしたものに適用した例を示しているが、無電
解銅めっきを行うめっき装置にも適用することができ
る。つまり、無電解銅めっきにあっては、図4に示すよ
うに、前処理として触媒付与と水洗が行われ、しかる
後、無電解めっき処理が行われて、このめっき処理後の
基板に水洗と乾燥の後処理が行われるが、前記触媒付与
と水洗の前処理及び無電解めっき処理を汚染ゾーンで、
水洗と乾燥の後処理をクリーンゾーンでそれぞれ行うこ
とで、薬液ミストや気体が後処理終了後の基板に付着す
ることを防止することができる。
【0031】ここに、前記めっき槽19及び前処理槽1
8は、汚染ゾーン12内に複数個並列に配置されている
のであるが、このめっき槽19及び前処理槽18の構成
を図6及び図7に示す。なお、めっき槽19と前処理槽
18は同じ構成で、内部を流す流体のみが異なるので、
ここでは、めっき槽19について説明する。
【0032】同図に示すように、このめっき槽19は、
横断面コ字状のめっき容器本体50と、このめっき容器
本体50の前面開口部を開閉自在に閉塞する矩形状の蓋
体51とから主に構成され、めっき容器本体50の前面
開口部を蓋体51で閉じることで、この内部にめっき液
が鉛直方向から角度θ傾いて上下方向に流れるめっき室
52が形成されるようになっている。この角度θは、例
えば0〜30°の範囲に設定される。
【0033】前記めっき容器本体50の周縁部には、蓋
体51を密着させて閉じた時に外部との水密性を確保す
るためのパッキン53が装着されている。一方、前記蓋
体51は、その裏面側で基板Wを着脱自在に保持できる
ようになっているとともに、内部に基板Wを検出するセ
ンサ(図示せず)が設けられている。
【0034】更に、前記めっき容器本体50には凹部5
0aが設けられ、この凹部50a内に、平板状の陽極電
極(アノード)54が前記めっき室52と平行に取付け
られているとともに、この凹部50aの開口端には、内
部に基板Wのめっき面の電場を調整するための開口55
aを設けた誘電体板からなる遮蔽板55が配置されてい
る。
【0035】そして、前記めっき容器本体50の上下に
は、上部ヘッダ56と下部ヘッダ57が取付けられ、こ
の上部ヘッダ56と前記めっき室52とは多数の通孔5
6aを介して、下部ヘッダ57と前記めっき室52とは
多数の通孔57aを介してそれぞれ連通されている。前
記上部ヘッダ56及び下部ヘッダ57は、めっき液の導
入または排出の一方を交互に行うためのものである。
【0036】これにより、先ず、蓋体51を開き、この
裏面側に基板Wを保持した後、これを閉じる。この状態
で、上部ヘッダ56または下部ヘッダ57の一方からめ
っき液をめっき室52内に導入して、他方からめっき液
を排出し、一定のタイミングでこのめっき液の流れを逆
転させることを交互に繰り返すことで、基板Wにめっき
を施す。このように構成することで、基板Wの微細窪み
内の気泡を抜け易くして、めっきの均一性を高めるとと
もに、めっき槽19の設備内の占有面積を少なくして、
狭い設備の中により多くのめっき槽を配置することがで
きる。
【0037】なお、このめっき槽19にあっては、前記
めっき室52の内部に前記上部ヘッダ56及び下部ヘッ
ダ57から洗浄水の導入及び排出を行って、めっき処理
後の基板Wの水洗いを行うとともに、同じく、N2ガス
やドライ空気等の水切りのための気体の導入及び排出を
行って、水洗い後の基板Wの乾燥を行うことも可能であ
る。
【0038】図8乃至図12は、本発明の第2の実施の
形態を示すもので、この実施の形態の矩形状の設備10
は、パーティション11によって汚染ゾーン12とクリ
ーンゾーン13に仕切られ、これらの各汚染ゾーン12
とクリーンゾーン13は、独自に給排気でき、かつクリ
ーンゾーン13の圧力が汚染ゾーン12の圧力よりも高
くなるようになっている。
【0039】前記クリーンゾーン13内には、ロードユ
ニット14aとアンロードユニット14b、めっき処理
後の後処理を行う2基の水洗・乾燥装置60が配置され
ているとともに、基板の搬送を行う搬送装置(搬送ロボ
ット)61が備えられている。更に、汚染ゾーン12内
には、基板のめっきの前処理を行う前処理槽18と、銅
めっき処理を行うめっき槽19が配置されているととも
に、基板の搬送を行う搬送装置(搬送ロボット)62が
備えられている。
【0040】ここに、前記めっき槽19及び前処理槽1
8は、前述と同様に構成されているとともに、汚染ゾー
ン12内に配置される搬送装置62として、図9に示す
ように、複数のアーム63を有し、先端のアーム63の
先端に開閉自在なハンド64を備えた、例えば6軸ロボ
ットが使用されている。そして、前記ハンド64の内面
には、複数のコマ65が回転自在に支承されている。
【0041】前記パーティション11に隣接して、クリ
ーンゾーン13内には、複数(図示では4個)の支持台
66を有するロード用ステージ67が設けられている。
これにより、前記クリーンゾーン13内の搬送装置61
で保持しためっき処理前の基板Wをロード用ステージ6
7の支持台66上に載置し、しかる後、この支持台66
上に載置された基板Wを汚染ゾーン12の搬送装置62
で受け取るようになっている。
【0042】前記ロード用ステージ64と前記パーティ
ション11との間には、仕切板70が配置され(図10
参照)、この仕切板70には、前記搬送装置62のハン
ド64を挿通させる開口70aが設けられているととも
に、この開口70aをシリンダ71を介して開閉するシ
ャッタ72が備えられている。一方、前記パーティショ
ン11にも、搬送装置62のハンド64を挿通させる開
口11aが設けられている。
【0043】これにより、前記支持台66上に載置され
た基板Wを汚染ゾーン12内の搬送装置62で受け取る
際には、前記シャッタ72を開いてこれを行い、それ以
外はシャッタ72を閉じるようになっている。
【0044】前記パーティション11に隣接し、かつ前
記ロード用ステージ67に並列した位置に、前記仕切板
70に連続した後方仕切板80と、この後方仕切板80
の前方をコ字状に囲む前方仕切板81と、天井板82と
からボックス状に仕切られた粗洗浄室83が備えられて
いる。この粗洗浄室83の内部に、複数(図示では4
個)の支持台84を有する、前記ロード用ステージ67
と同じ構成のアンロード用ステージ85が設けられてい
る。
【0045】この粗洗浄室83の内部には、洗浄液を噴
出する複数の噴射ノズル86が上下に配置されている
(図12参照)。更に、前記後方仕切板80には、汚染
ゾーン12内の搬送装置62のハンド64を挿通させる
開口80aが設けられているとともに、この開口80a
をシリンダ87を介して開閉するシャッタ88が備えら
れ、前記前方仕切板81には、クリーンゾーン13内の
搬送装置61のハンドを挿通させる開口81aが設けら
れているとともに、この開口81aをシリンダ89を介
して開閉するシャッタ90が備えられている。一方、前
記パーティション11に設けられた開口11aは、この
搬送装置62のハンド64の挿通を阻害しないよう、前
記ロード用ステージ67の後方から粗洗浄室83の後方
まで延びている。
【0046】ここに、前記シャッタ88の上部には、前
記搬送装置62のアーム63のみを挿通できる大きさに
設定された切欠き88aが設けられている。
【0047】これにより、前記汚染ゾーン12内の搬送
装置62のハンド64をめっき処理後の基板Wと共に粗
洗浄室83内で粗洗浄し、しかる後、この粗洗浄後の基
板Wをアンロード用ステージ85の支持台84上に載置
し、この状態で基板Wを再び粗洗浄した後、この支持台
84上に載置された基板Wをクリーンゾーン13内の搬
送装置61で受け取るようになっている。
【0048】つまり、先ずシャッタ88を開いて、めっ
き処理後の基板Wを搬送装置62のハンド64で把持し
たまま、粗洗浄室83内に入れる。そして、シャッタ8
8を上昇させて、この切欠き88a内に前記搬送装置6
2のアーム63が位置するようにした状態で、前記噴射
ノズル86から洗浄液を基板Wに向けて噴射して、この
ハンド64と基板Wとを共に粗洗浄する。しかる後、こ
の粗洗浄後の基板Wを支持台84上に載置し、搬送装置
62のハンド64を粗洗浄室83から退避させてシャッ
タ88を閉じる。
【0049】次に、この支持台84に支持された基板W
に向けて、噴射ノズル86から洗浄液を噴射して、これ
を再び粗洗浄した後、シャッタ90を開き、ここから搬
送装置61のアームを粗洗浄室83内に入れて基板Wを
受け取り、しかる後、シャッタ90を閉じる。
【0050】このように、汚染ゾーン12内に配置され
る搬送装置62のハンド64をめっき処理後の基板Wと
共に粗洗浄することで、このハンド64にめっき液の成
分が付着してこれが徐々に堆積してしまうことを防止す
ることができ、このハンド64の汚れがクリーンゾーン
13内の搬送装置61に受渡され、影響してしまうこと
がない。
【0051】なお、この実施の形態にあっては、クリー
ンゾーン13内部にロード用ステージ67と、アンロー
ド用ステージ85を備えた粗洗浄室83を設けた例を示
しているが、これらを汚染ゾーン12内に設けるように
しても良い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前処理及びめっき処理に使用される薬品による薬液ミス
トや気体が拡散する汚染ゾーンと、クリーンな雰囲気が
要求されるクリーンゾーンとを分離し、互いに独自のパ
ーティクル対策を施すことで、前記薬液ミストや気体が
後処理終了後の基板に付着することを防止しつつ、同一
設備内で基板のめっきを連続的に行うことができる。
【0053】しかも、汚染ゾーン内に配置された搬送装
置のハンドをめっき処理後の基板を保持したまま粗洗浄
してから、基板の両搬送装置間での受渡しを行うこと
で、このハンドにめっき液の成分が付着してこれが徐々
に堆積してしまうことを防止することができ、このハン
ドの汚れがクリーンゾーン内の搬送装置に影響してしま
うことがない。
【0054】更に、鉛直方向乃至該方向から30°の範
囲で上下方向にめっき液が流れるようにしためっき室を
有するめっき槽を複数個並列に配置したことにより、基
板の微細窪み内の気泡を抜け易くして、めっきの均一性
を高めるとともに、各めっき槽の設備内の占有面積を少
なくして、狭い設備の中により多くのめっき槽を配置す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板のめっき装置によってめっきを行
なう工程の一例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態のめっき装置を示す平面配
置図である。
【図3】電解めっきの工程を示すブロック図である。
【図4】無電解めっきの工程を示すブロック図である。
【図5】図2に示すめっき装置内の気流の流れを示す説
明図である。
【図6】図2に示すめっき槽を示す縦断正面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態のめっき装置を示す平
面配置図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】ロード用ステージ及び粗洗浄室を示す平面配
置図である。
【図11】図10のC−C線断面図である。
【図12】図10のD−D線拡大断面図である。
【符号の説明】
10 設備 11 パーティション 12 汚染ゾーン 13 クリーンゾーン 15 水洗装置 16 乾燥装置 17,20 搬送装置 18 前処理槽 19 めっき槽 35 スクラバ 36,37 ミストセパレータ 50 めっき容器本体 51 蓋体 56 上部ヘッダ 57 下部ヘッダ 60 水洗・乾燥装置 61 搬送装置 62 搬送装置(6軸ロボット) 64 ハンド 67 ロード用ステージ 70,80,81 仕切板 72,88,90 シャッタ 83 粗洗浄室 85 アンロード用ステージ 86 噴射ノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】そこで、基板をめっき液中に浸漬させて無
電解又は電解めっきを行なう方法が提案されている。係
るめっきによる成膜では、高アスペクト比の配線溝を均
一に金属で充填することが可能となる。しかしながら、
このようなめっきをクリーンな雰囲気に維持された同一
設備内で連続的に行うと、前処理やめっき処理の際に使
用される薬品が薬液ミストや気体となって設備内に拡散
し、これが後処理終了後の基板に付着してしまうと考え
られる。このことは、例え前記薬品を密閉された処理槽
内に収容してめっき処理を行ったとしても同様で、基
板の出入れの際に処理槽の密閉構造を解かなければなら
ないため、薬液ミストや気体の設備内の拡散を防止する
ことができない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明は上記事情に鑑みて為されたもの
で、同一設備内で基板のめっきを連続的に行うことがで
き、しかもめっき処理に使用される薬品によって、後
処理後の基板が汚染されてしまうことがないようにした
基板のめっき装置を提供することを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の基板のめっき装
置は、めっき処理及びめっき後の後処理を同一設備内で
連続的に行って基板にめっきを施す基板のめっき装置で
あって、前記設備内にパーティションで仕切られて独自
に給排気可能な汚染ゾーンとクリーンゾーンを設け、前
記汚染ゾーン内で前記めっき処理を、前記クリーンゾー
ン内で前記めっき後の後処理をそれぞれ行うようにした
ことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】これにより、めっき処理に使用される薬
品による薬液ミストや気体が拡散する汚染ゾーンと、ク
リーンな雰囲気が要求されるクリーンゾーンとを分離
し、互いに独自のパーティクル対策を施すことで、前記
薬液ミストや気体が後処理終了後の基板に付着すること
を防止することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、前記パーティションに開閉自在なシ
ャッタを設けたことを特徴とする。これにより、めっき
処理を行う前、及びめっき処理を行った後の基板の汚染
ゾーンとクリーンゾーンの受渡しをパーティションに設
けたシャッタを開いた状態で行うことができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、前記汚染ゾーン内の気流は、装置内
部を自己循環する循環気流と、装置外部より給気して前
記汚染ゾーン内を経由して外部に排気する気流とからな
り、前記循環気流は装置内天井よりクリーンエアとして
ダウンフローで前記汚染ゾーンを流れた後に、スクラバ
及び/又はミストセパレータによりめっき液等の薬液ミ
ストや気体を除去して、再度装置内天井よりクリーンエ
アとして前記汚染ゾーン内に循環することを特徴とす
る。これにより、外部からの給排気量を最小限に抑えつ
つ、汚染ゾーン内に十分な量のクリーンエアを供給する
ことができ、処理基板のパーティクル汚染を防止するこ
とができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の基板のめっき方法は、めっき処理
及びめっき後の後処理を同一設備内で連続的に行って基
板にめっきを施す基板のめっき方法であって、前記設備
内にパーティションで仕切られて独自に給排気可能な汚
染ゾーンとクリーンゾーンを設け、前記クリーンゾーン
と汚染ゾーンの内部に基板を搬送する搬送装置をそれぞ
れ配置し、前記パーティションに隣接した位置に粗洗浄
室を設け、前記汚染ゾーン内に配置された搬送装置のハ
ンドをめっき処理後の基板を保持したまま粗洗浄するこ
とを特徴とする。これにより、汚染ゾーン内におけるめ
っき処理後の基板と共に搬送装置のハンドを粗洗浄する
ことで、このハンドに付着しためっき液を除去すること
ができ、薬液ミストや気体がクリーンゾーン内に持ち込
まれてしまうことを防止することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば
っき処理に使用される薬品による薬液ミストや気体
が拡散する汚染ゾーンと、クリーンな雰囲気が要求され
るクリーンゾーンとを分離し、互いに独自のパーティク
ル対策を施すことで、前記薬液ミストや気体が後処理終
了後の基板に付着することを防止しつつ、同一設備内で
基板のめっきを連続的に行うことができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前処理、めっき処理及びめっき後の後処
    理を同一設備内で連続的に行って基板にめっきを施す基
    板のめっき装置であって、 前記設備内にパーティションで仕切られて独自に給排気
    可能な汚染ゾーンとクリーンゾーンを設け、前記汚染ゾ
    ーン内で前記前処理及びめっき処理を、前記クリーンゾ
    ーン内で前記めっき後の後処理をそれぞれ行うようにし
    たことを特徴とする基板のめっき装置。
  2. 【請求項2】 前記パーティションに開閉自在なシャッ
    タを設けたことを特徴とする請求項1に記載の基板のめ
    っき装置。
  3. 【請求項3】 前記汚染ゾーン内の気流は、装置内部を
    自己循環する循環気流と、装置外部より給気して前記汚
    染ゾーン内を経由して外部に排気する気流とからなり、
    前記循環気流は装置内天井よりクリーンエアとしてダウ
    ンフローで前記汚染ゾーンを流れた後に、スクラバ及び
    /又はミストセパレータによりめっき液及び前処理液等
    の薬液ミストや気体を除去して、再度装置内天井よりク
    リーンエアとして前記汚染ゾーン内に循環することを特
    徴とする請求項1に記載の基板のめっき装置。
  4. 【請求項4】 前記クリーンゾーンと汚染ゾーンの内部
    に基板を搬送する搬送装置をそれぞれ配置し、前記パー
    ティションに隣接した位置に、前記汚染ゾーン内に配置
    された搬送装置のハンドをめっき処理後の基板を保持し
    たまま粗洗浄する粗洗浄室を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の基板のめっき装置。
  5. 【請求項5】 前処理、めっき処理及びめっき後の後処
    理を同一設備内で連続的に行って基板にめっきを施す基
    板のめっき方法であって、 前記設備内にパーティションで仕切られて独自に給排気
    可能な汚染ゾーンとクリーンゾーンを設け、前記クリー
    ンゾーンと汚染ゾーンの内部に基板を搬送する搬送装置
    をそれぞれ配置し、前記パーティションに隣接した位置
    に粗洗浄室を設け、前記汚染ゾーン内に配置された搬送
    装置のハンドをめっき処理後の基板を保持したまま粗洗
    浄することを特徴とする基板のめっき方法。
  6. 【請求項6】 鉛直方向乃至該方向から30°の範囲で
    上下方向にめっき液が流れるようにしためっき槽を複数
    個並列に配置したことを特徴とする基板のめっき装置。
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