JPH11312939A - 積分装置 - Google Patents

積分装置

Info

Publication number
JPH11312939A
JPH11312939A JP10117286A JP11728698A JPH11312939A JP H11312939 A JPH11312939 A JP H11312939A JP 10117286 A JP10117286 A JP 10117286A JP 11728698 A JP11728698 A JP 11728698A JP H11312939 A JPH11312939 A JP H11312939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
level
signal
circuit
integration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10117286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3482123B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kowaki
宏 小脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP11728698A priority Critical patent/JP3482123B2/ja
Priority to US09/300,381 priority patent/US6990206B1/en
Publication of JPH11312939A publication Critical patent/JPH11312939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3482123B2 publication Critical patent/JP3482123B2/ja
Priority to US10/913,448 priority patent/US7499556B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/32Automatic control in amplifiers having semiconductor devices the control being dependent upon ambient noise level or sound level

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用音響装置の車両停車時に直ちに音響出
力レベルを低下すること。 【解決手段】 音響源からの音響信号は、減衰手段を経
て増幅手段で増幅されスピーカが駆動される。騒音を検
出するマイクロホンの出力は、2つの積分回路にそれぞ
れ入力される。これらの積分回路は、相互に異なる立下
り時定数を有する。積分回路の出力は、選択出力手段に
与えられ、小さい方のレベルを有する出力を選択して導
出し、制御信号として減衰手段に与える。こうして車両
の走行中における騒音レベルが高いとき、制御信号レベ
ルが大きく、減衰手段の減衰量が小さく、音響信号のレ
ベルのふらつきを生じることなく音響源の出力を聴取す
ることができる。車両が高速道路の料金所などで停車し
た際、制御信号のレベルは直ちに低下し、これによって
減衰手段の減衰量が大きくなり、音響出力の立下りの収
束速度を高くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積分装置に関し、
特にたとえば車載用音響装置に好適に実施することがで
きる積分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】積分装置は、たとえば自動車に搭載され
た音響装置において、車両の走行中の騒音レベルをマイ
クロホンを用いて検出し、その騒音レベルが大きくなる
につれて、ラジオ受信機などの音響源からの音響信号の
減衰量を低減してスピーカからの音響出力レベルを増大
する音響装置において必要となる。先行技術では、マイ
クロホンからの騒音レベルに対応した出力を積分回路に
与え、この積分回路の出力によって音響信号の減衰量を
変化させてボリウムレベルを決定している。積分回路の
時定数を短く設定すると、積分回路の出力レベルが頻繁
に変動し、その結果、スピーカからの音響出力レベルの
ふらつきを招く。したがって先行技術では、積分回路の
時定数を、比較的長く設定し、音響出力レベルのふらつ
きを生じないようにしている。
【0003】この先行技術の問題は、積分回路の時定数
を上述のように比較的長く設定することによって、マイ
クロホンからの騒音レベルの信号がなくなってから、積
分回路の出力レベルが低下するまでの時間が長くなるこ
とである。すなわち騒音レベルが低下してから、音響出
力レベルが低下するまでの時間が比較的長くなるという
不具合が生じる。たとえば高速道路の走行途中に料金所
で停車した際、音響出力レベルが低下するのに時間がか
かる。この時間は、たとえば5〜10秒である。
【0004】他の先行技術はたとえば特開昭58−38
010に開示される。この先行技術では、マイクロホン
が外部騒音を検出し、これによってスピーカの音量が上
昇した後に、スピーカ音によって外部騒音がマスキング
されてしまい、そのとき外部騒音があるにもかかわら
ず、マイクロホンによる外部騒音レベルを検出しにくく
なり、スピーカの音量が低下してしまう現象を改善する
ための構成を開示し、この先行技術において積分回路が
用いられおり、上述のように音量が上昇した後にマスキ
ングによって音量が低下してしまうことを防ぐ。この先
行技術では、マイクロホンによって検出される騒音レベ
ルがなくなってから、スピーカからの音響信号が小さく
なるまでの時間を短縮するための工夫は、なされていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、入力
信号が変動しても、積分出力が頻繁に変動することを防
いで、ふらつきを生じないようにし、しかも入力信号が
なくなると積分出力が素早く低減して積分結果の収束時
間を短縮することができるようにした積分装置を提供す
ることである。
【0006】本発明の他の目的は、騒音レベルに応じて
音響出力レベルが頻繁に変動することなく、ふらつきを
生じないようにし、しかも騒音レベルがなくなったとき
音響出力レベルを低減して収束時間を短縮することがで
きるようにした、特に車載用に好適な音響装置を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力信号が共
通にそれぞれ与えられ、立下り時定数が相互に異なる複
数の積分回路と、各積分回路の出力のうち、最も小さい
レベルを有する出力を選択して導出する選択出力手段と
を含むことを特徴とする積分装置である。また本発明
は、積分回路は、2つ設けられることを特徴とする。
【0008】本発明に従えば、2つの各積分回路の立下
り時定数は相互に異なり、これらの各積分回路に入力信
号が共通に与えられる。選択出力手段は、これらの各積
分回路の出力のうち、最も小さい出力レベルを有する出
力を選択的に導出する。したがって入力信号がなくなる
と、選択出力手段からの出力は、素早く低減され、積分
結果の収束時間を短縮することができる。またレベルが
変動する入力信号が与えられている状態において、立下
り時定数が小さい積分回路の出力が導出されるので、そ
の選択出力手段からの出力レベルが、頻繁に変動するこ
とはなく、その選択出力手段の出力のふらつきが生じる
ことを防ぐことができる。
【0009】複数の積分回路の定常状態における利得
は、立下り時定数が小さいほど、積分出力レベルが高く
定められる。すなわち共通の一定のレベルを有する入力
信号が複数の積分回路に与えられ、各立下り時定数より
も充分に長い時間経過した定常状態で、各積分回路の出
力レベルは、立下り時定数が小さい積分回路の出力レベ
ルの方が、立下り時定数が大きい積分回路の出力より
も、高い利得、または小さい減衰率を有する。
【0010】また本発明は、積分回路は、前記入力信号
を予め定めるサンプリング時間間隔毎にサンプリングし
て演算する構成を有し、前記入力信号を増幅する第1増
幅手段と、2つの入力端子を有し、各入力端子に与えら
れる信号のレベルを加算し、一方の入力端子には、第1
増幅手段の出力が与えられる加算手段と、加算手段の出
力を1または複数の前記サンプリング時間間隔経過後に
出力する遅延手段と、遅延手段の出力を増幅して加算手
段の他方の入力端子に正帰還して与える第2増幅手段と
を含み、第2増幅手段の利得は、1未満に選ばれること
を特徴とする。
【0011】本発明に従えば、積分回路は、たとえばア
ナログ入力信号を、予め定めるサンプリング時間間隔で
デジタル値にアナログ/デジタル変換し、こうしてサン
プリングして得られたデジタル入力信号を、第1増幅手
段によって増幅して加算手段に与え、この加算手段の出
力を、1または複数のサンプリング時間間隔だけ遅延し
た後に、第2増幅手段で増幅して加算手段に与えて正帰
還する。第2増幅手段の利得は、1未満になるようにし
て、発振を防ぐ。第1および第2増幅手段、加算手段お
よび遅延手段などの各構成要素は、前記サンプリング時
間間隔に同期して動作する。第2増幅手段の利得を変化
することによって、本件積分装置の立下り時定数が決定
される。
【0012】また本発明は、音響源と、音響源からの音
響信号を減衰し、その減衰量が、制御信号のレベルに対
応して可変である減衰手段と、騒音を検出するマイクロ
ホンと、一対の積分回路であって、マイクロホンの出力
が共通にそれぞれ与えられ、立下り時定数が相互に異な
る積分回路と、各積分回路の出力のうち、最も小さいレ
ベルを有する出力を選択して導出して減衰手段に制御信
号として与える選択出力手段とを含むことを特徴とする
音響装置である。
【0013】本発明に従えば、音響源としてのたとえば
ラジオ受信機またはテープなどの記録媒体の再生手段な
どからの音響信号は、減衰手段を経てたとえばスピーカ
によって音響化される。減衰手段は、それに入力される
制御信号のレベルに対応した減衰量を実現する。マイク
ロホンは、騒音レベルに対応したレベルを有する出力を
導出して、一対の各積分回路にそれぞれ与える。積分回
路の各出力のうち、小さい方のレベルを有する出力が選
択出力手段から導出され、減衰手段に制御信号として与
えられる。こうして騒音レベルが大きいとき、積分回路
の出力が大きくなり、減衰手段による減衰量が低下され
音響源からのスピーカによって音響化される音量が増大
される。騒音がなくなったとき、または小さくなったと
き、選択出力手段からの出力は素早く低減してその収束
時間が短く、これに応じて減衰手段に与えられる制御信
号のレベルが素早く小さくなって減衰量が増大し、これ
に応じて音響源からの音響信号の音響化されるレベルが
減少される。
【0014】マイクロホンはスピーカの近傍に配置され
ていてもよく、または離れた位置でスピーカからの音響
の影響を受けにくい場所に離して設けられていてもよ
い。
【0015】本発明の実施の他の形態では、減衰手段に
代えて、音響源からの音響信号を、制御信号のレベルに
対応して変化するように増幅利得を可変とする増幅手段
が用いられてもよい。減衰手段を用いる構成では、制御
信号のレベルが増大したとき、すなわち騒音レベルが増
大したとき減衰量を減少するように、減衰手段が動作す
る。減衰手段に代えて増幅手段を用いる構成では、制御
信号のレベルが増大したとき、すなわち騒音レベルが増
大したとき、増幅利得を増大するように増幅手段が動作
する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
積分装置1の電気的構成を示すブロック図である。図2
は、図1に示される積分装置1を備える車載用音響装置
2の電気的構成を示すブロック図である。車載用音響装
置2は、自動車などの車両に搭載される。音響源3は、
たとえばラジオ受信機または再生装置であり、音響信号
を導出する。再生装置は、たとえば磁気テープまたはコ
ンパクトディスクなどを再生して音響信号を出力する。
音響源3の出力は、電子ボリウムなどとして知られてい
る減衰手段4に与えられる。減衰手段4の音響出力は、
増幅回路5で増幅され、車室に設けられたスピーカ6に
よって音響化される。
【0017】車両の車体にはまた、マイクロホン7が備
えられ、騒音レベルに対応したレベルを有する出力を導
出して増幅回路8に与える。増幅回路8の出力は、ライ
ン9を介して本発明の積分装置1に与えられる。積分装
置1の積分出力は、制御信号としてライン10から減衰
量決定回路32に与えられる。減衰量決定回路32は、
減衰量を決定する制御信号を導出する。減衰量決定回路
32の出力は、ライン33を介して減衰手段4に与えら
れる。
【0018】ライン9からの騒音レベルを表す信号は、
図1に示される絶対値回路11に与えられる。絶対値回
路11は、ライン9の信号の絶対値を演算して出力す
る。絶対値回路11は、たとえば全波整流回路によって
実現することができる。絶対値回路11の出力はライン
12から、第1積分回路13と第2積分回路14とに与
えられる。これらの第1および第2積分回路13,14
は類似の構成を有し、各構成要素は同一の数字を用い、
添字a,bを付して示し、総括的には数字だけで示す。
ライン12の信号は、第1増幅手段15にそれぞれ与え
られる。加算手段16は、2つの入力端子を有する。加
算手段16は、これら2つの入力端子17,18に与え
られる信号のレベルを加算し、ライン19に導出する。
一方の入力端子17には、第1増幅手段15の出力が与
えられる。
【0019】加算手段16のライン19に導出される信
号は、遅延手段21で与えられて時間が遅延され、第2
増幅手段22に与えられる。第2増幅手段22の出力
は、加算手段16の他方の入力端子18に与えられて正
帰還される。
【0020】加算手段16からライン19に導出される
各信号は、選択出力手段23に与えられる。選択出力手
段23は、これらのライン19a,19bの各信号のレ
ベルの最も小さいレベルを有する出力を導出してライン
10に制御信号として導出する。
【0021】積分回路13,14を構成する各構成要素
15〜22は、たとえばマイクロコンピュータなどによ
って実現される処理回路で演算して実現されてもよい。
このような構成では、絶対値回路11からライン12に
導出されるアナログ信号は、アナログ/デジタル変換器
によって、予め定めるサンプリング時間間隔でデジタル
値に変換され、積分回路13,14に与えられる。遅延
回路21は、1または複数のサンプリング時間間隔だけ
遅延し、たとえばこの実施の形態では、単一のサンプリ
ング時間間隔だけライン19の信号を遅延して第2増幅
手段22に与える。
【0022】第1積分回路13における第2増幅手段2
2aの利得g22aは、1未満の値に定められ、たとえ
ばg22a=0.9999であってもよい。第1増幅手
段15aの利得g15aは、ライン12の入力信号のレ
ベルで規格化された入力端子17a,18aの各信号の
レベルの和が、1以下になるように定められ、たとえば
この実施の形態では、g15a=0.002であっても
よい。同様にしてもう1つの第2積分回路14における
第2増幅手段22bの利得g22bは、たとえばg22
b=0.9990であってもよい。さらに第1増幅手段
15bの利得g15bは、ライン12の入力信号で規格
化した入力端子17b,18bの信号のレベルの和が1
以下となるように定められ、たとえばg15b=0.0
02であってもよい。ライン12の音響信号は、たとえ
ば16ビットでデジタル化されてもよい。サンプリング
周波数Fsは、たとえば44100Hzであってもよ
い。
【0023】第1積分回路13の時定数Tは、前記サン
プリング周波数Fsの条件下で、加算手段16aと遅延
手段21aと第2増幅手段22aとによって構成される
閉ループを、n回循環して、信号がたとえば−60dB
になるまでの時間であると定義すると、 T = n/Fs …(1) である。この時定数Tは、たとえば5〜10秒の範囲の
値に定められる。このことはもう1つの積分回路14に
関しても同様である。
【0024】第1および第2積分回路13,14におい
て、 g22a>g22b …(2) であり、第2増幅手段22a,22bの利得g22a,
g22bは、 g22a>g22b …(3) である。したがって第1積分回路13の時定数が大き
く、第2積分回路14の時定数は、第1積分回路13の
時定数未満である。
【0025】図3は、本件発明者の実験結果を示す波形
図である。図3(1)の参照符25で示される波形は、
マイクロホン7から増幅回路8を経てライン9に与えら
れる騒音レベルを表す信号である。これによって第1積
分回路13はライン19aに、参照符26,27で示さ
れる波形を導出する。また第2積分回路14は、第1積
分回路13に比べて小さい時定数を有するので、騒音レ
ベルに対応して頻繁に変動する積分出力をライン19b
に、参照符28,29,30,31で示されるように導
出する。したがって選択出力手段23は、これらの信号
26〜29のうち最も小さいレベルを有する出力を導出
する。図3(2)は、この選択出力手段23がライン1
0に導出する信号波形を示す。騒音レベルが大きいと
き、時定数が大きい積分回路13の出力が、図3(2)
の参照符26で示されるように導出される。
【0026】また自動車が停止するなどして騒音レベル
がなくなると、時定数が小さい積分回路14の出力が参
照符29,30,31で示されるように導出される。前
述の図2に関連して述べた減衰手段4は、減衰量決定回
路32によって、ライン10に導出される図3(2)の
波形を有する制御信号のレベルに対応した減衰量を実現
し、その制御信号のレベルが大きいほど減衰量を小さく
する。こうして騒音レベルが大きいほど、スピーカ6の
音響出力レベルが増大される。また自動車が停止して騒
音レベルが零または零に近い値になると、前述の波形2
9に示されるように、減衰手段4の減衰量が急増し、ス
ピーカ6の音響レベルが小さくされる。
【0027】本発明の積分装置は、車載用音響装置に関
連して実施されるだけでなく、その他たとえば水などの
流体の流量を検出するためなどに広範囲に実施されるこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1,2の本発明によれば、入力信
号の変動にかかわらず、選択出力手段の出力レベルが頻
繁に変動することを防いで、その選択出力手段からの出
力のふらつきを生じないようにし、しかも立下りの収束
速度を高くすることができるようになる。
【0029】請求項3の本発明によれば、積分回路は、
たとえばマイクロコンピュータなどの演算処理によって
達成され、第2増幅手段の利得を変化することによって
立下りの時定数を単一に定めることが容易に可能であ
る。
【0030】請求項4の本発明によれば、たとえば車載
用などの音響装置において、走行中における騒音レベル
が高い状態では、音響出力レベルが大きくなり、その音
響出力のレベルが頻繁に変動することはなく、その音響
出力レベルの変動は滑らかであり、音響出力レベルのふ
らつきを防ぐことができる。しかも車両が、たとえば高
速道路の料金所などで停車した際、音響出力レベルが直
ちに低減されて快適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の積分装置1の電気的構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される積分装置1を備える車載用音響
装置2の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】本件発明者の実験結果を示す波形図である。
【符号の説明】
1 積分装置 2 車載用音響装置 3 音響源 4 減衰手段 5 増幅回路 6 スピーカ 7 マイクロホン 8 増幅回路 9,10,12,19 ライン 11 絶対値回路 13 第1積分回路 14 第2積分回路 15 第1増幅手段 16 加算手段 17,18 入力端子 21 遅延手段 22 第2増幅手段 23 選択出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03H 17/00 611 G10K 15/00 M

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が共通にそれぞれ与えられ、立
    下り時定数が相互に異なる複数の積分回路と、 各積分回路の出力のうち、最も小さいレベルを有する出
    力を選択して導出する選択出力手段とを含むことを特徴
    とする積分装置。
  2. 【請求項2】 積分回路は、2つ設けられることを特徴
    とする請求項1記載の積分装置。
  3. 【請求項3】 積分回路は、 前記入力信号を予め定めるサンプリング時間間隔毎にサ
    ンプリングして演算する構成を有し、 前記入力信号を増幅する第1増幅手段と、 2つの入力端子を有し、各入力端子に与えられる信号の
    レベルを加算し、一方の入力端子には、第1増幅手段の
    出力が与えられる加算手段と、 加算手段の出力を1または複数の前記サンプリング時間
    間隔経過後に出力する遅延手段と、 遅延手段の出力を増幅して加算手段の他方の入力端子に
    正帰還して与える第2増幅手段とを含み、 第2増幅手段の利得は、1未満に選ばれることを特徴と
    する請求項1または2記載の積分装置。
  4. 【請求項4】 音響源と、 音響源からの音響信号を減衰し、その減衰量が、制御信
    号のレベルに対応して可変である減衰手段と、 騒音を検出するマイクロホンと、 一対の積分回路であって、マイクロホンの出力が共通に
    それぞれ与えられ、立下り時定数が相互に異なる積分回
    路と、 各積分回路の出力のうち、最も小さいレベルを有する出
    力を選択して導出して減衰手段に制御信号として与える
    選択出力手段とを含むことを特徴とする音響装置。
JP11728698A 1998-04-27 1998-04-27 音響装置 Expired - Fee Related JP3482123B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11728698A JP3482123B2 (ja) 1998-04-27 1998-04-27 音響装置
US09/300,381 US6990206B1 (en) 1998-04-27 1999-04-27 Integrating apparatus
US10/913,448 US7499556B2 (en) 1998-04-27 2004-08-09 Integrating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11728698A JP3482123B2 (ja) 1998-04-27 1998-04-27 音響装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11312939A true JPH11312939A (ja) 1999-11-09
JP3482123B2 JP3482123B2 (ja) 2003-12-22

Family

ID=14707994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11728698A Expired - Fee Related JP3482123B2 (ja) 1998-04-27 1998-04-27 音響装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6990206B1 (ja)
JP (1) JP3482123B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4583781B2 (ja) * 2003-06-12 2010-11-17 アルパイン株式会社 音声補正装置
US8300844B2 (en) * 2005-12-27 2012-10-30 Caterpillar Inc. Audible feedback of machine load
JP2008124726A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Toshiba Corp ランプ波発生回路およびadコンバータ
JP5278993B2 (ja) * 2008-01-10 2013-09-04 アルパイン株式会社 音声処理装置、音声処理方法及び音声処理プログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838010A (ja) 1981-08-31 1983-03-05 Biiba Kk 自動音量調整装置のマスキング緩和方法
JPS59122268A (ja) * 1982-12-28 1984-07-14 Tamura Electric Works Ltd 留守番電話装置におけるコマンド検出回路
JPS62269428A (ja) 1986-05-19 1987-11-21 Ohkura Electric Co Ltd Agc回路
JP2522529B2 (ja) * 1988-10-31 1996-08-07 株式会社東芝 音響効果装置
US5369711A (en) * 1990-08-31 1994-11-29 Bellsouth Corporation Automatic gain control for a headset
US5298845A (en) * 1991-10-31 1994-03-29 Johnson Service Company Anti-windup proportional plus integral controller
US5434922A (en) * 1993-04-08 1995-07-18 Miller; Thomas E. Method and apparatus for dynamic sound optimization
DE4328798C2 (de) 1993-08-27 1997-01-16 Blaupunkt Werke Gmbh Verfahren und Einrichtung zum Anpassen der Lautstärke eines mobilen Wiedergabegerätes an das Umgebungsgeräusch
GB2292854B (en) * 1994-08-12 1999-08-25 Motorola Ltd Electronic audio device and method of operation
US5546132A (en) * 1994-12-07 1996-08-13 Goldstar Co., Ltd. NTSC interference detector
JPH0936683A (ja) 1995-07-18 1997-02-07 Nec Corp 自動音量調整回路
JPH09116361A (ja) 1995-10-19 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動音量制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3482123B2 (ja) 2003-12-22
US7499556B2 (en) 2009-03-03
US20050013449A1 (en) 2005-01-20
US6990206B1 (en) 2006-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3306600B2 (ja) 自動音量調整装置
US5796847A (en) Sound reproduction apparatus
US5434926A (en) Automatic sound volume control method
JPH034611A (ja) 車載用自動音量調整装置
JPH0389706A (ja) 自動音量調整装置
US6628788B2 (en) Apparatus and method for noise-dependent adaptation of an acoustic useful signal
JPH0786857A (ja) 自動車用再生装置の音量を周囲ノイズに適合調整するための方法および装置
JPH11312939A (ja) 積分装置
JPS60145714A (ja) 車両用音響装置
JPS5863207A (ja) 音響再生装置
JPH04365210A (ja) 車載音響再生装置
JPH08213861A (ja) 車載音響再生機器
JP2686390B2 (ja) 車載音響装置
JPS6148210A (ja) 車両用音響装置
JPH0936683A (ja) 自動音量調整回路
JPH03237899A (ja) ハウリング抑制装置
JPH09116362A (ja) 自動音量制御装置
JPS60178711A (ja) 車両用音響装置
JP2000190785A (ja) 車載用音響装置
JP3269832B2 (ja) 車載音響装置
JPH0746069A (ja) 音響再生装置
JPH0575366A (ja) オーデイオ装置における信号処理回路
JPH05110362A (ja) 車載音響装置
JP3374546B2 (ja) 音響再生装置
KR0139882Y1 (ko) 캠코더의 내부 노이즈 제거회로

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081010

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081010

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101010

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees