JP3269832B2 - 車載音響装置 - Google Patents

車載音響装置

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JP3269832B2 JP28116191A JP28116191A JP3269832B2 JP 3269832 B2 JP3269832 B2 JP 3269832B2 JP 28116191 A JP28116191 A JP 28116191A JP 28116191 A JP28116191 A JP 28116191A JP 3269832 B2 JP3269832 B2 JP 3269832B2
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用音響機器の自動
音量調整装置に関し、特に車室内の騒音レベルに基づい
て自動的に音量調整を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば実開昭62−89830号
公報に示された従来の車両音響装置を示すブロック図で
あり、図において、1はオーディオ信号源、2はオーデ
ィオ信号源1の出力信号が入力される電圧制御型可変利
得アンプ(以下、VCAと称す)、3と8は入力がVC
A2に接続されたパワーアンプ、4と9はプリアンプ3
と4の出力に接続されたパワーアンプ、5と10はパワ
ーアンプの出力に接続されたスピーカ、6はマイク、7
はマイクの電圧レベル検出器である。
【0003】次に動作について説明する。オーディオ信
号1からオーディオ信号がVCA2に供給される。車両
内の騒音はマイク6によって電気信号に変換され電圧レ
ベル検出器7に供給される。電圧レベル検出器7は上記
騒音の大きさに対応したレベルの信号をVCA2の利得
制御端子に供給する。VCA2は、この電圧レベル検出
信号に対応した利得で上記オーディオ信号を増幅してバ
ッファアンプ3及び6に供給する。バッファアンプ3及
び8の出力信号はそれぞれパワーアンプ4及び9に供給
される。パワーアンプ4はスピーカ5を駆動し、パワー
アンプ9はスピーカ10を駆動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両音響装置は
以上のように構成されているので、音楽信号を再生する
とマイク6は車両内の走行騒音の他に、音楽信号の再生
音も騒音として検出してしまう。このため、音楽信号の
再生音のレベルに応じて、音量が変ってしまうので問題
である。また、音楽信号を騒音として検出し音量を自動
的に大きくすると、ますます騒音検出レベルが大きくな
りさらに音量を上げ、最終的には音量が最大になる可能
性があるなどの問題点があった。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、走行騒音の検出を比較的正確に検
出し、走行騒音による音楽信号のマスキング抑制を適切
に行う自動音量調整ができる車載音響装置を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の車載音響装置
は、オーディオ信号源からの信号を電圧制御型可変利得
増幅器を介してスピーカーに出力する車載音響装置であ
って、オーディオ信号のレベルを検出する第1の電圧レ
ベル検出器と、前記第1の電圧レベル検出器の出力信号
を入力してオーディオ信号と設定電圧との各々のレベル
を大小比較する比較器と、前記比較器の出力信号を制御
信号として入力し該制御信号に応じて入力信号を保持し
た信号を出力信号として出力するか、又は入力信号をそ
のまま出力信号として出力するかを選択するホールド回
路と、前記ホールド回路の出力信号を入力する時定数回
路とを有し、前記ホールド回路がマイクの出力信号のレ
ベルを検出する第2の電圧レベル検出器の出力信号を前
記入力信号として入力し、前記時定数回路がその出力信
号を制御信号として前記電圧制御型可変利得増幅器に出
力する構成としたことを特徴とする。請求項2の車載音
響装置は、請求項1に記載の車載音響装置において、前
記設定電圧を直流電圧源の出力電圧としたことを特徴と
する。請求項3の車載音響装置は、請求項1に記載の車
載音響装置において、前記設定電圧を前記第2の電圧レ
ベル検出器の出力信号を減衰させた電圧としたことを特
徴とする。請求項4の車載音響装置は、請求項1に記載
の車載音響装置において、前記第1の電圧レベル検出器
が、ローパスフィルタを介して前記オーディオ信号を入
力し、前記レベル電圧検出器2が、ローパスフィルタを
介して前記マイクの出力信号を入力するように構成した
ことを特徴とする。請求項5の車載音響装置は、請求項
1に記載の車載音響装置において、前記第2の電圧レベ
ル検出器の出力信号から、前記電圧制御型可変利得増幅
器の出力信号レベルを検出する第3の電圧レベル検出器
の出力信号を引算する引算器を設け、前記引算器の出力
信号を前記ホールド回路の前記入力信号としたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明におけるオーディオ再生音の大きさの検
出は、オーディオ信号より行い、検出レベルが設定値以
下のとき車室内の騒音検出レベルで音量を制御し、オー
ディオ信号のレベルが設定値以上のときは音量を維持す
る。
【0008】
【実施例】実施例1. 図1に本発明の一実施例を示す。図1において1はCD
などのオーディオ信号源、2はオーディオ信号源1の出
力信号レベルを制御する電圧制御増幅器、3は電圧制御
増幅の出力信号を入力するプリアンプ、4はプリアンプ
3の出力信号を電力増幅するパワーアンプ、5はパワー
アンプ4の出力信号で駆動されるスピーカ、6は車室内
の音を電気信号に変化するマイク、7はマイク6の電圧
レベルを検出する電圧レベル検出器、11はオーディオ
信号源1の電圧レベルを検出する電圧レベル検出器、1
2は直流電圧源、13は電圧レベル検出器11と直流電
圧源12の各出力信号を入力する電圧比較器、14は電
圧比較器13の出力信号により制御し電圧レベル検出器
7の出力信号を入力するホールド回路、15はホールド
回路14の出力信号を入力し電圧制御増幅器2を制御す
る時定数回路である。
【0009】オーディオ信号源1の電圧レベルを電圧レ
ベル検出器11で検出して電圧比較器13はオーディオ
信号レベルが設定電圧Vsより小さいときHレベル、大
きいときLレベルにする。ここで、設定電圧Vsは、オ
ーディオ信号源1の出力信号をスピーカ5で再生したと
き騒音に比べ小さくなるレベルに設定する。電圧比較器
13の出力は、ホールド回路14の制御信号になる。ま
た、マイク6は、車室内に取り付けており、車室内の騒
音を電気信号に変換する。マイク6の出力信号は電圧レ
ベル検出器7に入力され騒音レベルを検出する。前記騒
音レベルはホールド回路14に入力される。このとき電
圧比較器13の出力がHレベルのとき入力信号をそのま
ま出力し、Lレベルのとき現在の入力信号を出力せず、
Hレベルだった最後の入力レベルを維持し出力する。ホ
ールド回路14の出力は時定数回路15に入力される。
これはホールド回路1で出力信号をホールドしている
とき、騒音のレベルが変わることがあり、ホールドを解
除したとき、ホールド回路14の出力信号つまり騒音検
出レベルが不連続に変わることがあるので、これを緩和
するためである。時定数回路15の出力はVCA2の制
御電圧になっており、制御電圧に応じて電圧利得を変え
自動的に音量を変える。ここでVCA2の制御信号は車
室内の再生音が小さい時の騒音なので再生音のレベルに
ほとんど影響されていない車室内の騒音により自動的に
音量を変えることができる。VCA2の出力信号はバッ
ファアンプ3、パワーアンプ4を通り、スピーカ5で再
生される。
【0010】実施例2.図2に他の実施例のブロック図
を示す。図2はオーディオ信号源1の後にローパスフィ
ルタを設け、マイク6の後にもローパスフィルタを設け
た。これは騒音は特に低音域にあり、その反面オーディ
オ信号は低音域の成分は少ないので相対的にオーディオ
信号の方が騒音よりも小さくなり易くなる。そのためホ
ールド回路14のホールド状態が少なくなりより適切な
音量調節を行う。また、高域の周波数成分の騒音に対し
て音量が上がらないので、パトカーなどのサイレンをオ
ーディオ再生音がマスクしなくなる。
【0011】実施例3. 実施例1、実施例2では、電圧比較器の非反転入力端子
に直流電圧源1を接続していたが、電圧レベル検出7
の出力信号を1/3くらいに減衰させて用いてもよい。
【0012】実施例4.前記実施例1、実施例2、実施
例3はオーディオ信号レベルの検出をオーディオ信号源
1の出力信号に対して行ったが、VCA2の出力信号や
スピーカ5の入力端子に対して行ってもよい。
【0013】実施例5.図3に別の実施例をブロック図
を示す。車室内の音をマイク6で電気信号に変え、電圧
レベル検出器7でそのレベルを検出する。また、スピー
カ5の入力端子電圧を電圧レベル検出器11で検出しア
ンプ18に入力する。電圧検出器7の出力信号からアン
プ18の出力信号を引く。この引算した信号を騒音レベ
ル信号として用いる。ここでアンプ18の電圧利得は、
車室内に騒音がない状態にした後、スピーカ5の入力端
子に信号を加えアンプ18の出力電圧と電圧レベル検出
器7の出力レベルが同じになるように定める。この引算
を行った騒音レベル信号をホールド回路14に入力し、
時定数回路15を通して、VCA2の電圧利得をコント
ロールして騒音に対する音量の自動調整を行う。このよ
うにすることにより、マイクで電気信号に変換した車室
内の音の中から音楽再生音の影響を小さくできる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、騒音検出をオーディオ信
号が十分小さいときのみ行うように構成したので、車室
内でのオーディオ信号の再生音を騒音としてほとんど検
出しないので騒音に応じた自動音量調整が適当に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による車載音響装置を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例による車載音響装置を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例による車載音響装置を示
すブロック図である。
【図4】従来の車載音響装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 オーディオ信号源 2 電圧制御型可変利得アンプ 3、8 バッファアンプ 4、9 パワーアンプ 5、10 スピーカ 6 マイク 7 電圧レベル検出器 11 電圧レベル検出器 12 直流電圧源 13 電圧比較器 14 ホールド回路 15 時定数回路 16、17 ローパスフィルタ 18、19 アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 3/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号源からの信号を電圧制御
    型可変利得増幅器を介してスピーカーに出力する車載音
    響装置において、 オーディオ信号のレベルを検出する第1の電圧レベル検
    出器と、 前記第1の電圧レベル検出器の出力信号を入力してオー
    ディオ信号と設定電圧との各々のレベルを大小比較する
    比較器と、 前記比較器の出力信号を制御信号として入力し該制御信
    号に応じて入力信号を保持した信号を出力信号として出
    力するか、又は入力信号をそのまま出力信号として出力
    するかを選択するホールド回路と、 前記ホールド回路の出力信号を入力する時定数回路とを
    有し、 前記ホールド回路がマイクの出力信号のレベルを検出す
    る第2の電圧レベル検出器の出力信号を前記入力信号と
    して入力し、前記時定数回路がその出力信号を制御信号
    として前記電圧制御型可変利得増幅器に出力する構成と
    した ことを特徴とする車載音響装置。
  2. 【請求項2】 前記設定電圧を直流電圧源の出力電圧
    したことを特徴とする請求項1に記載の車載音響装置。
  3. 【請求項3】 前記設定電圧を前記第2の電圧レベル検
    出器の出力信号を減衰させた電圧としたことを特徴とす
    請求項1に記載の車載音響装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電圧レベル検出器は、ローパ
    スフィルタを介して前記オーディオ信号を入力し、前記
    レベル電圧検出器2は、ローパスフィルタを介して前記
    マイクの出力信号を入力するように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の車載音響装置。
  5. 【請求項5】記第2の電圧レベル検出器の出力信号
    から、前記電圧制御型可変利得増幅器の出力信号レベル
    を検出する第3の電圧レベル検出器の出力信号を引算す
    る引算器を設け前記引算器の出力信号を前記ホールド
    回路の前記入力信号としたことを特徴とする請求項1に
    記載の車載音響装置。
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