JPS6148210A - 車両用音響装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車室内外の騒音による影響を受けることなく
、常に適切な音響特性を得ることが可能な車両用音響装
置に関する。

従来の技術 一般にカーステレオやカーラジオ等を車室内で聴く場合
低速走行時に乗員にとって最適の容量に設定すると高速
走行時に音楽が聴きとりに（くな９、逆に高速走行時に
最適の音量に貧わせると低速時にうるさすぎることとな
る。そこで受聴時の周囲騒音のレベルに応じて音量を自
動的に調整する装置が種々実用化さｎている。この場会
前記音量？調整するに際しての周囲騒音をいかにして特
定するかが、この装置の性能を最も大きく左右すること
となるが１周囲騒音を正確に把握する仁とは著しく困難
であり・従禿は車室内の音の中で８０Ｈｚ以下の音と類
似的に全て騒音としているのが実情であった（　Ｎｌ５
ＳＡＮ　サービス周報第４２８号、２７０〜２７１頁）
。

しかしながら、このような装置にあっては、　８０Ｈｚ
以上の騒音（列えば、プロアモータの回転音。

走行時の風切音）ではｆ’ｌｌ：動せず、これらの騒音
に対応しての音量側ｎ＜成し得ないという潜在的な問題
ｔＶしてい友。

このような問題点を解決するため、エンジン回転数上検
出し、この検出値から騒音全特定するもの（Ｑ！ｆ公昭
５３−４０８５７号）や車室内の音ｔマイタで検出し、
この検出値からスピーカで再生された音響信号の成分全
差し引いて残り全騒音量とするもの（特開昭５５−３０
２４０号）等が提案式れている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら特公昭５３−４０８５７にあって′は、予
め定められ几騒音源のみからの音を想足して制御を行な
うことから、路面の変化によるロードノイズや、他単に
よる騒音の変化に応じた効果的な音量制御は成し得ない
という問題点を有しており、特開昭５５−３０２４０号
にあっては前述し友不利は解消し得るものの、スピーカ
は同一種のものであっても再生特性が多少異なることか
ら。

当該スピーカの特性に応じて差し引きする取分會特足し
なければならない。このため制御装置毎に、当該音響装
置のスピーカ特性に対応し几差し引き成分ｔ％足する作
業が強いられることとなり、大量生産が行なわれるこの
種装置において、実用に供し得るものではなかった。

本発明は、かかる従来の実情に鑑みるとともに、再生音
に及ぼす騒音が自車騒音と外来騒音とに大別し得ること
に着目してなされたものであり、この自車騒音と外来騒
音全個別に、しかも各騒音の特性に応じた適切な検出手
段により検出し、これに基づいて音響信号全制御するこ
とにより、に）ヲ本（前述すじｔた各装置の不利を尽く
解消した車両用音響装置を提供するものである。

問題点全解決する丸めの手段 前記問題点を解決するために本発明にあっては、適宜の
音響ソースから出力され九音響信号で増幅する増幅器と
、車室内に定置されこの増幅された音響信号全再生する
再生装置と、当該車両のエンジｌ、冷却用電動７ア／、
送風用プロア７ア／。

ワイパー等搭載装置の作動状態から自車の騒音を検出す
る自車騒音検出装置及び当該車両に外的に加わる外来騒
音を検出する外米騒音検出装置と。

この両検出装置の出力信号全会成し所定の制御信号に変
換する手段と、該制御信号に基づいて前記音響信号の再
生音量、ダイナミックレンジを可変制御する制御装置と
ｔ設けである。

作用 したがって、再生音に影響七及ぼす騒音の内。

自車の搭載機器の作動に起因するものは、自車騒音検出
装置により、又当該車両に外的に加わる外米の騒音は、
外来騒音検出装置によ夕、それぞれ一個別に検出される
。し九がって両検出装置として、検出対象に応じた最適
な機能に有するもの用いることができ、その結果正確な
騒音筺が検出される。

よってこの正確な騒音［ｔ−用いて、音響信号の音量、
ダイナミックレ／ジを制御すれば必然的に制御内容は、
より致密かつ適正なものとなる。しかも車室内での受聴
に際しての防青因子は、全て自車騒音と外来騒音のいず
れかに属するものであることから、全ての防臀因子に対
応した制御が行なわれ、騒音に対する音響信号制御全完
全なものとなる。

実施列 以下本発明の一実施例について５図面に従って説明する
。すなわち第１図に示したように、適宜の音響ソースか
ら音響信号を出力するカセットデツキ１、チューナ２の
出力側には、増幅器するプリアンプ３が設けられている
。

該プリアンプ３の出力側には、音量制御装置４−が設け
られており、該音量制御１１１装置４は、後述する制８
ｇ１号に基づいて、メインアンプ５の増幅量全可変制御
する機能？有している。該メインアンプ５の出力側には
、再生装置几るスピーカ８が設けられており、該スピー
カ８は自動車６０室７内に定置さｎている。この自動車
６には、当該車両−の搭載機器の状態１例えばエンジン
の回転数、ラジェーター冷却用電動７ア／の動作信号、
ワイパー作動信号、遂風用プロア７アンモータの回転速
度等から自車騒音全予測検出する自車騒音検出装置９が
設けられている。該自車騒音検出装置９の出力側には、
前記複数の検出信号全適宜含酸して。

単一あるいは複数の信号に調整する第１信号調整回路１
０が設けられており、該第１信号調整回路Ｉ０の出力は
、制御信号発生回路１１に入力されている。

−１第２図に示したように自動車６のルーフ　１２後端
部中央及びリア７エ／ダ１３には、第３図に示したよう
に車体外板１４に開口１５が設けられている。

該開口１５には、音通過用孔１６　ａ　′（ｆ−有する
蓋体１６と。

雨水等の浸入を防止する防水グリル１７とが装着されて
いる。又前記車体外板１４の内側には、車体内板１８と
の間に、遮音材で成形されｔケーシング１９が取り付け
られている。該ケージング１９内には各々、外米騒音検
出装置ｆｃるマイクロホｙ　２０　、２０配設されてい
る。該マイクロホン２０には、車両走行時に生ずる空気
の流れや風の入力音防止すべくウイ７ドスクリーン２１
が装着されておシ、又ケージング１９内に収容されｔ緩
衝材２２によって揺動を防止されている。Ｃのマイクロ
ホン２０　、２０の出力は。

マイクアンプ２５に入力されておｐ、該マイクアンプ２
５よって増幅された信号は、第２信号調整回路２３に入
力されている。該第２信号調整回路２３は、増幅された
両マイクロホン２０　、２０の信号全会成し、合成信号
を前記制御信号発生回路１１に出力している。該制御信
号発生回路１１は、入力でれた信号を所定の制御信号に
変換する機能を有し、該制御信号は前記音量制御装置４
に入力されている。

以上の構成に係る本実施列において、カセットデツキ１
又はチューナ２から出力され几音響信号は、プリアンプ
３．音量制御装置４．メインアンプ６を介してスピーカ
８で再生される。−１自動車６の各種搭載装置の作動状
態は、自車騒音検出装置９によって検知される。このと
き、自車の騒音については、工／ジン回転数、冷却用７
７ンの速度等、騒音発生要因が特定されれば、この要因
の状態に応じた騒音量が予測し得る。したがって、前記
自車騒音検出装置９は、前記要因の状態に応じた予測騒
音値全第１信号調整回路１０に出力し。

該第１信号調整回路１０は、前述のよりに合成した信号
を制御信号発生回路１１に入力する。

他方外部から自動車６に加わる騒音１列えば他車のエン
ジン音、路面の変化によるロードノイズトンネル内走行
時の騒音等は、前記音通過用孔１６ａからケージフグ１
９内に侵入し、マイクロホン２０゜２０ニよって検出さ
れる。このと＠、マイクロホン加、２０はエンジン音等
の自車騒音による影響の少ないルーフ１２．リヤ７エ７
ダ１３に、しかも蔽音材で成形さｆＬ、九ケーク／グ１
９内に配置されていることから、より正確に外来騒音を
検出することができる。そしてこのマイクロホ／２０，
２０から入力された外来騒音信号は、マイクアンプ２５
で増幅され、前記第２信号調整回路２３全介して、制御
信号発生回路１１に入力される。すると該制御信号発生
回路１１は、第１．第２両信号調整回路ｔｏ　、　２３
より入力された、自車騒音信号と外来騒音信号と全所定
の制御信号に変換し、音量調整装置４に出力する。

該音量調整装置ｆ４は、前記制御信号に基づいて。

メイ／アｌプ５の増幅量全制御し、スピーカ８には制御
信号に応じて増幅され九音響信号が入力されることとな
る。よってスピーカ８の再生音量は。

自車騒音と外来騒音とに影響で受けることのない適正な
音量に自動制御され、音楽情報は騒音による欠落が生ず
ることなく再生される。よつ′て乗員は、走行状態の如
何にかかわらず、騒音による影響のない状態で、再生音
を受聴することができるのである。

なおこの実施列においてに、前記マイクロホン２０．２
０から入力を全て外来騒音として、音量制御装置４の制
御信号に変換するようにし几。しかしマイク四ホ／２０
，２０Ｖｃよって検出され友騒音量から、自車騒音検出
装置９で検出ぢれｔ自車騒音上減算するように、すれば
、同えマイク〒ホ２ｙ２０，２０に自車騒音が入力され
ている場會であっても正確な外求゛騒音を検出すること
が可能となり、より適正な制御全行い得る。　　・ 第４図は１本発明の第２笑施同會示すもので。

自動車６の室７内には、自車騒音検出装置としてのマイ
クロホ／２４が取り付けられている。該マイクロホンＵ
によって検出され九自車騒音信号は。

マイクアップ２５．ローパスフイルタ２６’に介して制
御信号発生回路１１に入力されている。前記ローバスフ
イ〃り２６は、スピーカ８によってあまり再生されない
低周波数（８０Ｈｚ以下程度）の音を瀘波し得る特性を
備えている。−号外来騒音検出装置たるマイクロホン２
０によって検出式れた外来騒音信号は、マイクア／ブ２
５．バイパスフィルタ２７’に介して制御信号発生回路
１１に入力されている。

このハイ、バスフィルタ２７は、前記ローパスフィルタ
２６で瀘波する騒音信号とのオーバーラツプ？１１１１
止すべく、ローパスフィルタ２６の濾波帯域’に除く高
周波帯域を瀘波し得る特性’ｋＶしている。

かかる実施列によれば、スピーカ８の再生音帯域に含ま
れない８０Ｈｚ以下の音に関して車室内のマイクロホン
Ｍにより、又前記再生音帯域に含まれる８０Ｈｚ以上の
音に関しては車室外のマイクロホン２０により、検出さ
れる。したがってスピーカ８の再生音が騒音と誤認され
為ことなく、実際の騒音全正確に検出することができる
。しかも各マイクロホ７２０，２４からは単一な信号が
入力されることから前記実施例の如く、第１．第２信号
調整回路ｔｏ　、　２３が不要となり、低コスト比を可
能にするものである。

なお、前述の各実施列においては、各騒音に応じてスピ
ーカの再生音量全制御するよりにし友が、前記音響信号
のダイナミックレ／ジ七制御するようにすれば、再生対
象となる音楽が、広い音量域を有する構成である場会に
も、不音時の音楽情報に欠落音生じてせることなく、音
量制御全行い得ることは勿論である。

発明の詳細 な説明したように本発明は、当該車両搭載機器の作動に
起因する自車騒音と、当該車両に外的に加わる外来騒音
と全個別に検出するようにした。

よって両検出装置として、検出対象に応じた最適な機能
？有するもの？用いることができ、その結果正確な検出
直全得ることができる。そしてこの正確な検出（ｖｉ會
用いて音響信号の再生音量、ダイナミックレッジが制御
されることから、必然的に制御内容はより致密かつ適正
なものとなる。しかも車室内での受聴に際しての防臀因
子は、全て自車騒音と外来騒音のいずれかに含めること
ができることから、すべての直置因子に対応した制御を
行なうことができる。したがって従来の如く、誤制御が
生ずる余地はなく、騒音に対する音響信号制御全完全な
ものにすることができる。父本発明にあっては、スピー
カ再生音を制御に際しての入力信号として用いないこと
から、制御内容がスピーカの特性に左右されるようなこ
とはなく、車種に応じ九量産等が可能となり、低コスト
にて実用し得る。

さらに前記第４図に示し九実施列にあっては、複数の入
力信号ｔ−調整するための信号調整回路が不要であるこ
とから、一層の低コスト他が期待し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例？示すブロック回路図、第
２図は外来騒音検出装置の配置構造ケ示す車体外観図、
第３図はマイクロホ／の配置構造上水す第２図へ部断面
図、第４図は本発明の他の実施例を示すブロック回路図
である。 １・・・カセットデツキ、２・・・チューナ、３・・・
プリアンプ、４・・・音量制御装置、５・・・メイ／ア
／プ。 ７・・・車室、８・・・スピーカ、９・・・自車騒音検
出装置。 １０・・・第１信号調整回路、　１１・・・側脚信号発
生回路。 ２０・・・マイクロホ／（外来騒音検出装置）、２３・
・・第２信号調整回路、２４・・・マイクロホｙ（自車
騒音検出装置）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）適宜の音響ソースから出力された音響信号を増幅
   する増幅器と、車室内に定置されこの増幅された音響信
   号を再生する再生装置と、当該車両搭載機器の作動状態
   から自車の騒音を検出する自車騒音検出装置及び当該車
   両に外的に加わる外来騒音を検出する外来騒音検出装置
   と、この両検出装置の出力信号を所定の制御信号に変換
   する手段と、該制御信号に基づいて前記音響信号の再生
   音量、ダイナミックレンジを可変制御する制御装置とを
   備えたことを特徴とする車両用音響装置。