JPH11312569A - コネクタ成型金型 - Google Patents

コネクタ成型金型

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JPH11312569A
JPH11312569A JP10118513A JP11851398A JPH11312569A JP H11312569 A JPH11312569 A JP H11312569A JP 10118513 A JP10118513 A JP 10118513A JP 11851398 A JP11851398 A JP 11851398A JP H11312569 A JPH11312569 A JP H11312569A
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mold
groove
rib
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理 笹井
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの成型作業の効率を向上させること
ができるコネクタ成型金型を提供する。 【解決手段】 可動型22には、第1雄コネクタ10用
の第1入れ子30と第2雄コネクタ15用の第2入れ子
31とを、組み替えて取り付けることが可能となってい
る。第1入れ子30の前面には、固定型21の第2識別
リブ成型溝26に嵌入可能な第1閉塞突部32が突設さ
れると共に、第1入れ子30の上面には、固定型21の
第1識別リブ成型溝25の延長線上に、第1コネクタ1
0の誤組み付け防止用リブ13を成型するための第1防
止リブ成型溝33が延ばされている。金型を閉じると、
両型21,22間に閉じられたコネクタ成型空間20A
が形成されると共に、第1閉塞突部32が第2識別リブ
成型溝26を塞ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入れ子を組み替え
ることによって、複数の種類のコネクタを成型可能なコ
ネクタ成型金型に関する。
【0002】
【従来の技術】図10(A)に示した第1雄コネクタ1
0と、図10(B)に示した第2雄コネクタ15とは、
上記した本発明の属する技術分野のコネクタ成型金型に
よって形成されるフード付きコネクタの一例である。両
コネクタ10,15は、共にハウジング本体11とフー
ド部12とを備え、基本構造が互いに共通している。し
かし、両コネクタ10,15は、各フード部12内面に
形成した誤組み付け防止用リブ13の配置と、ハウジン
グ本体11の外面に形成した両コネクタ10,15を識
別するための識別用リブ14の配置とが互いに異なって
いる。具体的には、第1雄コネクタ10は、誤組み付け
防止用リブ13と識別用リブ14とが、共にコネクタの
前面から見て上面の左寄りに配置されて嵌合方向に並ん
でおり、第2雄コネクタ15は、両リブ13,14が右
寄りに配置されて嵌合方向に並んでいる。また、両コネ
クタ10,15の相手となる雌コネクタ16,17に
は、前記誤組み付け防止用リブ13に対応する位置に、
誤組み付け防止溝18が形成されており、正規組み合わ
せ以外では雌雄のコネクタの嵌合が不能となっている。
【0003】上述した第1雄コネクタ10と第2雄コネ
クタ15を形成するための従来のコネクタ成型金型1が
図11及び図12に示されている。このコネクタ成型金
型1は、型開き可能な一対の金型本体2,3を備え、両
金型本体2,3のそれぞれにに入れ子4,5を組み替え
ることによって上記した2種類のコネクタ10,15を
成型可能としたものである。そして、第1雄コネクタ1
0を成型する場合には、図11の右側に示した一方の金
型本体3に、同図の下方寄りに誤組付け防止用リブ13
を形成するための溝6を備えた入れ子5Aを組み付ける
と共に、他方の金型本体2に同じく同図の下方寄りに識
別用リブ14を形成するための溝7を備えた入れ子4A
を組み付けて樹脂を金型内に射出する。また、第2雄コ
ネクタ15を成型する場合には、図12に示すように、
同図の上方寄りに溝6を備えた入れ子5Bと、同じく同
図の上方寄りに溝7を備えた入れ子4Bを各金型本体
2,3に組み付けて樹脂を金型内に射出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のコネクタ成型金型1は、2つの金型本体2,3にそ
れぞれ別々に入れ子4,5とを組み付ける構成となって
いるから、図13に示すように、誤って例えば入れ子4
Bと入れ子5Aとを金型本体2,3に組み付け、誤組み
付け防止用リブ13と識別用リブ14とが対応していな
い間違った形態のコネクタを成型してしまう場合が生じ
得た。又、そのような事態を防止するために、入れ子
4,5を金型本体に組み付ける際の確認に時間を要し、
コネクタの成型作業の効率が悪かった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、コネクタの成型作業の効率を向上させることができ
るコネクタ成型金型の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、フード付きコネクタを成型
するための一対の金型本体に、複数種の入れ子を組み替
え可能に備えることによって、コネクタのフード内に形
状又は配置が異なることで正規組み合わせ以外では相手
コネクタとの嵌合を不能とする誤組み付け防止部を有し
かつコネクタの外面に誤組み付け防止部に応じて配置が
異なった識別突部を有する複数種のコネクタを形成可能
としたコネクタ成形金型であって、入れ子を一方の金型
本体のみに設けると共に、他方の金型本体のうち入れ子
との対面部に、成型が予定される全種のコネクタの識別
突部を形成するための複数の凹部を形成し、入れ子に
は、その入れ子によって形成される誤組み付け防止部に
対応した識別突部を形成するための凹部以外の凹部を塞
ぐための閉塞突部が延設されているところに特徴を有す
る。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載のコ
ネクタ成型金型において、コネクタは、フード部の内面
に設けた誤組み付け防止部の延長線上でかつフード部よ
り後方のコネクタ外面に識別突部がリブ状に延びた構成
となっており、コネクタを形成するために、入れ子に
は、誤組付け防止部成型用のリブ又は溝が設けられ、他
方の金型本体には、誤組付け防止部成型用のリブ又は溝
の延長上にそれに対応した識別突部成型用の凹部が配置
されて、それ以外の凹部が入れ子に設けた閉塞突部によ
って塞がれるようになっているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、一方
の金型本体に組み付けた入れ子によりコネクタに誤組み
付け防止部が成型されると共に、その入れ子に設けた閉
塞突部によって、他方の金型本体に設けた複数の凹部の
うち不要な凹部が塞がれ、残された凹部によってコネク
タに前記誤組み付け防止部に対応した識別突部が形成さ
れる。
【0009】このように本発明によれば、一方の金型本
体にのみ入れ子を組み替える構成としたから、従来のコ
ネクタ成型金型のように、2つの金型本体の入れ子の組
み合わせを間違えてしまうようなことはない。これによ
り、入れ子の組み付け作業が簡単になり、コネクタを成
型する作業効率が向上する。
【0010】請求項2の発明によれば、誤組付け防止部
成型用のリブ又は溝の延長上に識別突部成型用の凹部を
配置したから、入れ子から閉塞突部を延長するだけで識
別突部成型用の凹部を塞ぐことができ、入れ子を横方向
にコンパクトにすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
第1実施形態を図1〜図5及び図10に基づいて説明す
る。本実施形態では、前述した第1雄コネクタ10及び
第2雄コネクタ15を形成するためのコネクタ成型金型
に本発明を適用した例を示している。
【0012】本実施形態のコネクタ成型金型20には、
本発明の一対の金型本体に相当する固定型21と可動型
22とが備えられ、図1の右側に示した可動型22がス
ライドすることによって両型21,22が接離されて、
コネクタ成型金型20が開閉される。
【0013】固定型21には、コネクタ10,15のフ
ード部12の外周面を成型するためのフード成型凹所2
3が固定型21の前面に開放するように形成されると共
に、その奥面23Aに開放するように、コネクタ10,
15のハウジング本体11の外面を成型するための本体
成型凹所24が形成されている。そして、両凹所23,
24によって、両コネクタ10,15に共通したコネク
タの外部構造が成型される。
【0014】固定型21のうち本体成型凹所24の上面
には、第1識別リブ成型溝25と第2識別リブ成型溝2
6とが金型の開閉方向に沿って並行して延びており、そ
れらの一端がフード成型凹所23の奥面23Aに開放さ
れている。第1識別リブ成型溝25は図1の固定型21
の前面から見て左側に配置され、この第1識別リブ成型
溝25によって第1雄コネクタ10の識別用リブ14が
形成される。また、第2識別リブ成型溝26は固定型2
1の前面から見て右側に配置され、この第2識別リブ成
型溝26によって第2雄コネクタ15の識別用リブ14
が形成される。
【0015】一方、可動型22の前面には、固定型21
に向けて成型突部29が突設されている。成型突部29
は、フード部12の内面を成型する主体部29Aの端面
から複数のキャビティ成型部29Bを突設させた構造と
なっており、この成型突部29が、前記したフード成型
凹所23及び本体成型凹所24の開放口からそれらの内
部に進入して、第1雄コネクタ10と第2雄コネクタ1
5とに共通したコネクタの内部構造が成型される。
【0016】さて、可動型22には、第1雄コネクタ1
0用の第1入れ子30と第2雄コネクタ15用の第2入
れ子31とを、組み替えて取り付けることが可能な入れ
子取り付け部29Cが形成されている。可動型22の前
端部は、着脱可能な着脱基部27となっており、入れ子
取り付け部29Cは、着脱基部27を貫通している。ま
た、入れ子取り付け部29Cは、成型突部29の主体部
29Aの上面に沿って延びて、その上面と前面とに開放
した凹状をなっている。そして、入れ子30,31は、
着脱基部27の裏側側から挿入組み付けされ、成型突部
29の主体部29Aの上面と先端面とに面一となってい
る(図1参照)。
【0017】第1入れ子30の前面には、図1に示すよ
うに、前記固定型21の第2識別リブ成型溝26に嵌入
可能な第1閉塞突部32が突設されている。この第1閉
塞突部32は、金型を閉じた状態で第2識別リブ成型溝
26の奥面に達する長さとなっている(図2(B)参
照)。また、第1入れ子30の上面には、固定型21の
第1識別リブ成型溝25の延長線上に、第1コネクタ1
0の誤組み付け防止用リブ13を成型するための第1防
止リブ成型溝33が延ばされている。
【0018】一方、第2入れ子31の前面には、図5に
示すように、固定型21の第1識別リブ成型溝25に嵌
入可能な第2閉塞突部34が突設されると共に、上面に
は、固定型21の第2識別リブ成型溝26の延長線上に
第2防止リブ成型溝35が延ばされている。これら第2
閉塞突部34及び第2防止リブ成型溝35は、第1入れ
子30の第1閉塞突部32及び第2防止リブ成型溝33
と同一形状をなっている。
【0019】次に、上記構成からなる本実施形態の作用
効果に付いて説明する。第1雄コネクタ10を形成する
には、図2(A)に示すように、可動型22に第1入れ
子30を組み付けてから、その可動型22を固定型21
側に移動する。すると、固定型21のフード成型凹所2
3及び本体成型凹所24内に可動型22の成型突部29
が進入すると共に、可動型22に設けた第1入れ子30
の第1閉塞突部32が、固定型21に設けた第2識別リ
ブ成型溝26に嵌入される。そして、両型21,22の
前面21A,22A同士が接合されると、図2(B)に
示すように、両型21,22間に閉じられたコネクタ成
型空間20Aが形成されると共に、第1閉塞突部32が
第2識別リブ成型溝26の奥部に達っして第2識別リブ
成型溝26を塞ぐ。
【0020】次いで、固定型21側からコネクタ成型空
間20A内に合成樹脂を射出する。すると、図3に示す
ように、固定型21に設けた第1識別リブ成型溝25と
可動型22の第1入れ子30に設けた第1防止リブ成型
溝33とに樹脂が流れ込み、コネクタの前面から見て上
面の左寄りに、識別用リブ14と誤組み付け防止用リブ
13とが成型される。また、固定型21の第2識別リブ
成型溝26は、第1閉塞突部32によって塞がれている
から、コネクタの前面から見て上面の右寄り部分は、平
坦に形成される。そして、コネクタ成形型20を型開き
して、金型内からコネクタを取り出して第1雄コネクタ
10の成型が完了する。なお、本コネクタ成型金型20
で成型したコネクタ10には、図4に示すように、フー
ド部12の後端壁に第1閉塞突部32による貫通孔10
Cが形成される。
【0021】一方、第2雄コネクタ15を形成するに
は、可動型22の着脱基部27を取外し、第1入れ子3
0に替えて第2入れ子31を組み付けてから、着脱基部
27を取り付ける(図5(A)参照)。そして、両型2
1,22を閉じると、図5(B)に示すように、固定型
21の第1識別リブ成型溝25が第2入れ子31の第2
閉塞突部34によって塞がれる。次いで、型内に合成樹
脂を射出すると、固定型21に設けた第2識別リブ成型
溝26と可動型22の第2入れ子31に設けた第2防止
リブ成型溝35とに樹脂が流れ込んで、コネクタの前面
から見て上面の右寄りに、識別用リブ14と誤組み付け
防止用リブ13とが形成され、コネクタの前面から見て
上面の左寄り部分は平坦に形成される。これを金型内か
らコネクタを取り出して第2雄コネクタ15の成型が完
了する。
【0022】このように本発明によれば、一方の金型本
体(可動型22)にのみ入れ子30,31を組み替える
構成としたから、従来のコネクタ成型金型のように、2
つの金型本体の入れ子の組み合わせを間違えてしまうよ
うなことはない。これにより、入れ子30,31の組み
付け作業が簡単になり、コネクタを成型する作業効率が
向上する。しかも、防止リブ成型溝33,35を識別リ
ブ成型溝25,26の延長上にを配置したから、入れ子
30,31から閉塞突部32,34を延長するだけで識
別リブ成型溝25,26を塞ぐことができ、入れ子3
0,31を横方向にコンパクトにすることができる。
【0023】<第2実施形態>第2実施形態のコネクタ
成型金型は、図6及び図7に示した第1雄コネクタ41
と図8に示した第2雄コネクタ42とを、入れ子を組み
替えによって形成するものである。
【0024】両コネクタ41,42は、やはりハウジン
グ本体43とフード部44の基本構造が互いに共通して
いる。各コネクタ41,42のフード部44内面のうち
上部両側には、幅寸法が異なる幅広溝45と幅狭溝46
とが嵌合方向に延びている。そして、第1雄コネクタ4
1においては、図7(B)に示すように前面から見て左
側に幅広溝45が配置されると共に右側に幅狭溝46が
配置されており、第2雄コネクタ42は、その逆の配置
となっている(図8(B)参照)。また、各コネクタの
幅狭溝46の延長線上には、両コネクタ41,42を識
別するための識別用リブ47が形成されており、両コネ
クタ41,42の識別用リブ47,47は互いに同じ形
状となっている。
【0025】本実施形態のコネクタ成型金型50は、図
9(A)に示されている。コネクタ成型金型50のう
ち、同図の左側に示した固定型51には、その両側部に
一対の成型溝52,52が金型の開閉方向に沿って並行
して延びている。また、同図の右側に示した可動型53
には、成型溝52の延長線上に、幅広溝45を成型する
ための幅広入れ子54と幅狭溝46を成型するための幅
狭入れ子55とが、相互に入れ替え可能に組み付けられ
るようになっている。また、幅広入れ子54の前面に
は、成型溝52に嵌入可能な閉塞突部56が延設されて
いる。なお、その他の構成に関しては、第1実施形態と
同じであり、重複した説明は省略する。
【0026】第1雄コネクタ41を成型するには、図9
(A)に示すように、可動型53のうち同図の下側に幅
広入れ子54を組み付けると共に、同図の上側に幅狭入
れ子55を組み付け、コネクタ成型金型50を閉じる。
すると、図9(B)に示すように、幅広入れ子54の閉
塞突部56が、固定型51に設けた一方の成型溝52に
嵌入される。そして、合成樹脂が射出されると、他方の
成型溝52に樹脂が流れ込んで、図7(A)に示すよう
にコネクタの前面から見て上面の右寄りに識別用リブ4
7が成型される。また、図7(B)に示すようにフード
部44内面には、両入れ子54,55によって、コネク
タの前面から見て左側に幅広溝45が成型されると共に
右側に幅狭溝46が成型される。一方、第2雄コネクタ
42を成型するには、上記した第1雄コネクタ41を成
型するための状態から両入れ子54,55とを相互に入
れ替えて組み付ければよい。本実施形態のコネクタ成型
金型50のような構成であっても、第1実施形態と同様
の作用効果を得られる。
【0027】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記実施形態のコネクタは、雄コネクタであった
が、フード部付きコネクタであれば、雌雄の別を問わな
い。 (2)前記第1実施形態では、入れ子を2種類設けて、
2種類のコネクタを成型していたが、入れ子の種類と凹
所(識別リブ成型溝)の数を増やして、2種類以上のコ
ネクタを成型可能とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタ成型金型
の斜視図
【図2】(A)コネクタ成型金型が開いた状態の平断面
図 (B)コネクタ成型金型が閉じた状態の平断面図
【図3】コネクタ成型金型内に樹脂を射出した状態の平
断面図
【図4】第1雄コネクタの斜視図
【図5】入れ子を組み替えたコネクタ成型金型の平断面
【図6】第2実施形態に係る雄コネクタの斜視図
【図7】(A)第1雄コネクタの平面図 (B)第1雄コネクタの正面図
【図8】(A)第2雄コネクタの平面図 (B)第2雄コネクタの正面図
【図9】(A)コネクタ成型金型が開いた状態の平断面
図 (B)コネクタ成型金型が閉じた状態の平断面図
【図10】(A)第1雄コネクタの斜視図 (B)第2雄コネクタの斜視図
【図11】(A)従来のコネクタ成型金型が開いた状態
の平断面図 (B)そのコネクタ成型金型が閉じた状態の平断面図 (C)そのコネクタ成型金型内に樹脂を射出した状態の
平断面図
【図12】そのコネクタ成型金型に入れ子を組み替えた
状態を示す平断面図
【図13】その入れ子を組み間違えた状態を示すコネク
タ成型金型の平断面図
【符号の説明】
10,15,41,42…雄コネクタ(フード付きコネ
クタ) 12,44…フード部 13…誤組み付け防止用リブ(誤組み付け防止部) 14,47…識別リブ用(識別突部) 16,17…雌コネクタ(相手コネクタ) 20,50…コネクタ成型金型 21,51…固定型(金型本体) 22,53…可動型(金型本体) 25…第1識別リブ成型溝(凹所) 26…第2識別リブ成型溝(凹所) 30…第1入れ子 31…第2入れ子 32…第1閉塞突部 34…第2閉塞突部 45…幅広溝(誤組み付け防止部) 46…幅狭溝(誤組み付け防止部) 52…成型溝(凹所) 54…幅広入れ子 55…幅狭入れ子 56…閉塞突部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード付きコネクタを成型するための一
    対の金型本体に、複数種の入れ子を組み替え可能に備え
    ることによって、前記コネクタのフード内に形状又は配
    置が異なることで正規組み合わせ以外では相手コネクタ
    との嵌合を不能とする誤組み付け防止部を有しかつ前記
    コネクタの外面に前記誤組み付け防止部に応じて配置が
    異なった識別突部を有する複数種のコネクタを形成可能
    としたコネクタ成形金型であって、 前記入れ子を一方の金型本体のみに設けると共に、他方
    の金型本体のうち前記入れ子との対面部に、成型が予定
    される全種のコネクタの識別突部を形成するための複数
    の凹部を形成し、前記入れ子には、その入れ子によって
    形成される誤組み付け防止部に対応した識別突部を形成
    するための凹部以外の凹部を塞ぐための閉塞突部が延設
    されていることを特徴とするコネクタ成型金型。
  2. 【請求項2】 前記コネクタは、前記フード部の内面に
    設けた前記誤組み付け防止部の延長線上でかつ前記フー
    ド部より後方のコネクタ外面に前記識別突部がリブ状に
    延びた構成となっており、 前記コネクタを形成するために、前記入れ子には、誤組
    付け防止部成型用のリブ又は溝が設けられ、前記他方の
    金型本体には、前記誤組付け防止部成型用のリブ又は溝
    の延長上にそれに対応した識別突部成型用の凹部が配置
    されて、それ以外の凹部が前記入れ子に設けた前記閉塞
    突部によって塞がれるようになっていることを特徴とす
    る請求項1記載のコネクタ成型金型。
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