JPS6016321Y2 - 化粧用コンパクト - Google Patents
化粧用コンパクトInfo
- Publication number
- JPS6016321Y2 JPS6016321Y2 JP13082980U JP13082980U JPS6016321Y2 JP S6016321 Y2 JPS6016321 Y2 JP S6016321Y2 JP 13082980 U JP13082980 U JP 13082980U JP 13082980 U JP13082980 U JP 13082980U JP S6016321 Y2 JPS6016321 Y2 JP S6016321Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- opening
- elastic
- intermediate portion
- engagement member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、化粧用コンパクトに係る。
従来、合成樹脂製の扁平な身と蓋とを、後部で開閉回動
自在に枢着し、前部で双方を離脱可能に係合させるよう
にした化粧用コンパクトがよく知られている。
自在に枢着し、前部で双方を離脱可能に係合させるよう
にした化粧用コンパクトがよく知られている。
而して、その保合は、通常、身と蓋とに対応して設けた
相互の保合部を、身と蓋との全体的な弾性変形を以て互
いに係合させることにより、得ている。
相互の保合部を、身と蓋との全体的な弾性変形を以て互
いに係合させることにより、得ている。
しかし、斯様な保合手段では、身と蓋に厳格な寸法精度
が要求され、従って、成形時に冷却収縮等による変形を
伴う合皮樹脂成形品では歩留が悪く、コスト高となると
共に、その係合が、時に固く、時に緩くなる等の欠点が
ある。
が要求され、従って、成形時に冷却収縮等による変形を
伴う合皮樹脂成形品では歩留が悪く、コスト高となると
共に、その係合が、時に固く、時に緩くなる等の欠点が
ある。
本案は、斯る従来の欠点を除去しようとするものである
。
。
以下、図示の実施例について説明する。
図示のものは、合成樹脂製の扁平な身１と蓋２とを後部
で開閉回動自在に枢着３し、前部で双方を離脱可能に係
合させるようにした化粧用コンパクトにおいて、上記係
合部分の構造について、身１の周壁１１前部に開口部１
２を設け、該開口部内に押釦付き弾性係合部材４を位置
させて身１に弾性変形可能に支持させ、また、蓋２の前
縁部からその押釦付き弾性係合部材４に係合する係合突
片２１を垂直して、蓋２を閉じたとき該係合突片２１が
押釦付き弾性係合部材４に係合し、該押釦付き弾性係合
部材４をこれの弾性に抗して押圧したときその係合が解
除されるよう構成している。
で開閉回動自在に枢着３し、前部で双方を離脱可能に係
合させるようにした化粧用コンパクトにおいて、上記係
合部分の構造について、身１の周壁１１前部に開口部１
２を設け、該開口部内に押釦付き弾性係合部材４を位置
させて身１に弾性変形可能に支持させ、また、蓋２の前
縁部からその押釦付き弾性係合部材４に係合する係合突
片２１を垂直して、蓋２を閉じたとき該係合突片２１が
押釦付き弾性係合部材４に係合し、該押釦付き弾性係合
部材４をこれの弾性に抗して押圧したときその係合が解
除されるよう構成している。
身１は、上述のように開口部１２を備えているが、該開
口部１２の両側で前後方向に案内壁１３．１３を有し、
該案内壁１３．１３より更に左右に深い身１内の適所で
、周壁１１及び底壁１４に連ねて一対の鉤状の支持片１
５．１５を設けている。
口部１２の両側で前後方向に案内壁１３．１３を有し、
該案内壁１３．１３より更に左右に深い身１内の適所で
、周壁１１及び底壁１４に連ねて一対の鉤状の支持片１
５．１５を設けている。
押釦付き弾性係合部材４は、曲げの弾性ある適宜合成樹
脂での一体形成から戊り、横長の板状をなす弾性板４１
を有し、該弾性板４１は、中間部４１ａを少々前方へ膨
出して、該中間部を上記開口部１２内に後退可動に配し
、両端を上記支持片１５．１５に係止しており、その中
間部４１ａ前面中央に係合突子４２を突設し、中間部４
１ａの前方に、身周壁１１外面と面一となる外面を有す
る押釦４３を上記開口部１２内に後退可動に配し、該押
釦４３の内面左右から後方へ一対の連結片４３ａ、４３
ａを突設してその中間部４１ａ前面の左右に結合してお
り、押釦４３の押込みで弾性板両端部４１ｂ、４１ｂの
弾性変形を得て弾性板中間部４１ａ従って係合突子４２
の後退を得るようにしている。
脂での一体形成から戊り、横長の板状をなす弾性板４１
を有し、該弾性板４１は、中間部４１ａを少々前方へ膨
出して、該中間部を上記開口部１２内に後退可動に配し
、両端を上記支持片１５．１５に係止しており、その中
間部４１ａ前面中央に係合突子４２を突設し、中間部４
１ａの前方に、身周壁１１外面と面一となる外面を有す
る押釦４３を上記開口部１２内に後退可動に配し、該押
釦４３の内面左右から後方へ一対の連結片４３ａ、４３
ａを突設してその中間部４１ａ前面の左右に結合してお
り、押釦４３の押込みで弾性板両端部４１ｂ、４１ｂの
弾性変形を得て弾性板中間部４１ａ従って係合突子４２
の後退を得るようにしている。
ところで、身１の内周には、適宜合成樹脂製の断面逆り
字状の装飾環５を接着固定しており、該装飾環５で押釦
付き弾性係合部材４を可動にカバーしている。
字状の装飾環５を接着固定しており、該装飾環５で押釦
付き弾性係合部材４を可動にカバーしている。
但し、装飾環５には、前縁部において、上記押釦付き弾
性係合部材４の弾性板中間部４１ａの前面より以前が平
面視で露出する状態に切欠５１を設け、後縁部に枢着部
３を逃げるカット部５２を設けている。
性係合部材４の弾性板中間部４１ａの前面より以前が平
面視で露出する状態に切欠５１を設け、後縁部に枢着部
３を逃げるカット部５２を設けている。
蓋２の前縁部から垂設した係合突片２１は、横幅と厚み
と長さとを、上記押釦付き弾性係合部材４の弾性板中間
部４１ａと押釦４３との間の空間４ａに入り得る大きさ
に形威し、下端部内面に押釦付き弾性係合部材４の係合
突子４２と係合する係合突子２２を突設している。
と長さとを、上記押釦付き弾性係合部材４の弾性板中間
部４１ａと押釦４３との間の空間４ａに入り得る大きさ
に形威し、下端部内面に押釦付き弾性係合部材４の係合
突子４２と係合する係合突子２２を突設している。
図中、６は、鏡である。
如上の構成であるから、蓋２を閉じたとき、係合部分に
おいて、身１側の押釦付き弾性係合部材４にある係合突
子４２と、蓋２側の係合突片２１にある係合突子２２と
が係合し、閉じた蓋２が係止される。
おいて、身１側の押釦付き弾性係合部材４にある係合突
子４２と、蓋２側の係合突片２１にある係合突子２２と
が係合し、閉じた蓋２が係止される。
次に、蓋２を開くときは、押釦付き弾性係合部材４の押
釦４３を、弾性板４１に抗して押し込み、これの係合突
子４２を後退させて、係合突片２１の係合突子２２から
外し、蓋２を開けばよい。
釦４３を、弾性板４１に抗して押し込み、これの係合突
子４２を後退させて、係合突片２１の係合突子２２から
外し、蓋２を開けばよい。
本案によれば、蓋２を閉じたときの係合を、押釦付き弾
性係合部材４の弾性変形により最良に具合よくでき、ま
た、この押釦付き弾性係合部材４があるから、身と蓋の
寸法公差を大幅にすることができて、□合皮樹脂成形の
際の冷却収縮等による変形を大幅に許容でき、歩留を向
上でき、コストダウンできる。
性係合部材４の弾性変形により最良に具合よくでき、ま
た、この押釦付き弾性係合部材４があるから、身と蓋の
寸法公差を大幅にすることができて、□合皮樹脂成形の
際の冷却収縮等による変形を大幅に許容でき、歩留を向
上でき、コストダウンできる。
そして、押釦付き弾性係合部材４があるので、これの押
釦４３を押すことで上記係合を解除でき、従って、操作
を容易にできると共に、保合を十分にできて、自然解除
を確実に阻止できる。
釦４３を押すことで上記係合を解除でき、従って、操作
を容易にできると共に、保合を十分にできて、自然解除
を確実に阻止できる。
更に、押釦付き弾性係合部材４は、曲げの弾性ある適宜
合成樹脂で一体戊形されるから、製作が容易であり、且
つ、横長の弾性板４１を両端で身１の鉤状支持片１５．
１５に係止し、その弾性板４１の中間部４１ａを前方へ
膨出させると共に、該中間部に連結片４３ａ、４３ａを
介して押釦４３を連ね、これらを身１の開口部１２へ案
内壁１３．１３に沿い可動に位置させているので、係合
突片２１との係合の解除に当っては、押釦４３を単に押
込むだけでよく、その押込みで押釦４３は案内壁１３．
１３に沿って全体的に押込まれて常に一定の安定な動作
が円滑に得られ、動作は確実であり、特別な面倒な操作
を要しない。
合成樹脂で一体戊形されるから、製作が容易であり、且
つ、横長の弾性板４１を両端で身１の鉤状支持片１５．
１５に係止し、その弾性板４１の中間部４１ａを前方へ
膨出させると共に、該中間部に連結片４３ａ、４３ａを
介して押釦４３を連ね、これらを身１の開口部１２へ案
内壁１３．１３に沿い可動に位置させているので、係合
突片２１との係合の解除に当っては、押釦４３を単に押
込むだけでよく、その押込みで押釦４３は案内壁１３．
１３に沿って全体的に押込まれて常に一定の安定な動作
が円滑に得られ、動作は確実であり、特別な面倒な操作
を要しない。
そして、その確実な動作により係合突片２１との係合も
また確実であり、蓋２の自然間を生じない。
また確実であり、蓋２の自然間を生じない。
図面は本案実施例で、第１図、第２図は截断平面図、第
３図は正面図、第４図は縦断側面図、第５図は要部部材
の斜視図である。 １・・・・・・身、２・・・・・・蓋、４・・・・・・
押釦付き弾性係合部材、５・・・・・・装飾環。
３図は正面図、第４図は縦断側面図、第５図は要部部材
の斜視図である。 １・・・・・・身、２・・・・・・蓋、４・・・・・・
押釦付き弾性係合部材、５・・・・・・装飾環。
Claims (1)
- 合成樹脂製に身１と蓋２とを後部で開閉回動自在に枢着
し、前部で双方を難脱可能に係合させるよう構成した化
粧用コンパクトにおいて、その保合部分の構成として、
身１の周壁１１前部に開口部１２を設け、該開口部内に
押釦付き弾性係合部材４を位置させて身１に弾性変形可
能に支持させ、また、蓋２の前縁部からその押釦付き弾
性係合部材４に係合する係合突片２１を垂設し、而して
、身１には、上記開口部１２の両側で前後方向に案内壁
１３．１３を設け、該案内壁１３．１３より更に左右に
深い身１内の適所で、周壁１１及び底壁１４に連ねて一
対の鉤状の支持片１５，１５を設け、上記押釦付き弾性
係合部材４は、曲げの弾性ある適宜合成樹脂で一体成形
し、横長の板状をなす弾性板４１を設け、該弾性板４１
には、中間部４１ａを少々前方へ膨出させて、該中間部
を上記開口部１２内に後退可動に配し、且つ、両端を上
記支持片１５．１５に係止し、その中間部４１ａ前面中
央に係合突設腰その中間部４１ａの前方に、身周壁１１
外面と面一となる外面を有する押釦４３を上記開口部１
２内に後退可動に配し、該押釦４３の内面左右から後方
へ一対の連結片４３ａ、４３ａを突設しその中間部４１
ａ前面の左右に結合し、身１の内周には、適宜合成樹脂
製の断面逆り字状の装飾環５を接着固定して該装飾環５
で上記押釦付き弾性係合部材４を可動にカバーしたこと
を特徴とする化粧用コンパクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13082980U JPS6016321Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 化粧用コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13082980U JPS6016321Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 化粧用コンパクト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5754309U JPS5754309U (ja) | 1982-03-30 |
| JPS6016321Y2 true JPS6016321Y2 (ja) | 1985-05-21 |
Family
ID=29491129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13082980U Expired JPS6016321Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 化粧用コンパクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016321Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5939926Y2 (ja) * | 1981-03-30 | 1984-11-10 | 釜屋化学工業株式会社 | コンパクト |
| JPH0231042Y2 (ja) * | 1985-02-13 | 1990-08-22 |
-
1980
- 1980-09-13 JP JP13082980U patent/JPS6016321Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5754309U (ja) | 1982-03-30 |
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