JPH0339180Y2 - - Google Patents

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JPH0339180Y2
JPH0339180Y2 JP1986026069U JP2606986U JPH0339180Y2 JP H0339180 Y2 JPH0339180 Y2 JP H0339180Y2 JP 1986026069 U JP1986026069 U JP 1986026069U JP 2606986 U JP2606986 U JP 2606986U JP H0339180 Y2 JPH0339180 Y2 JP H0339180Y2
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JP
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slider
handle
gripping member
guide member
guide
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は柄内にスライダを前後方向へ移動可
能に嵌め込み、このスライダに支持した刃体をそ
の移動に伴い柄の前端開口から出没可能にしたカ
ツターナイフにおいて、前記柄の構造に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、この種のカツターナイフの柄において
は、例えば、前記スライダの操作部が露出するガ
イド孔を形成した案内部材が金属により形成さ
れ、この案内部材がプラスチツク製の把持部材内
にインサート成形されていた。成形後、スライダ
は柄の後端開口から嵌入され、この後端開口が尾
栓により閉塞されていた。
(考案が解決しようとする問題点) このように案内部材と把持部材とを分離するの
は主に成形を容易に行うためであるが、構造上尾
栓を必要とするため、部品点数が増える欠点があ
つた。
そこで、把持部材と案内部材とをそれぞれ分離
して共にプラスチツクにより形成し、これらを互
いに係着して柄を構成することで、成形を容易に
行うことができるとともに、尾栓をなくして部品
点数を少なくすることができるようにしたものが
本考案である。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は後記する実施例の図面に示
すように、柄1内にスライダ17を前後方向へ移
動可能に嵌め込み、このスライダ17に支持した
刃体20をその移動に伴い柄1の前端開口11か
ら出没可能にしたカツターナイフにおいて、前記
柄1は、上部に嵌合凹所4を形成したプラスチツ
ク製の把持部材2と、前記スライダ17の操作部
18が露出するガイド孔12を形成し、且つ前記
把持部材2の嵌合凹所4に対し嵌合可能に形成し
たプラスチツク製の案内部材3とに分離され、こ
の把持部材2及び案内部材3には案内部材3を把
持部材2に嵌め込んだとき互いに係着される係合
凹凸部8,14を設けたものである。
(作用) そして、スライダ17の操作部18をガイド孔
12に沿つて前後方向へ移動させると、刃体20
が前後方向へ移動して柄1の前端開口11から出
没する。
一方、柄1の組立てに際しては、把持部材2と
案内部材3との間にスライダ17及び刃体20を
嵌め込んだ後それらを係合凹凸部8,14をもつ
て互いに結合する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図に示す柄1は第5〜7図に示すようなプ
ラスチツク製の把持部材2と同じくプラスチツク
製の案内部材3とからなり、それぞれ分離して成
形されている。
前記把持部材2については、その上面全体に嵌
合凹所4が設けられ、この嵌合凹所4内の左右方
向中央部にはスライダ嵌合溝5が前端から後端に
わたり形成されるとともに、この嵌合凹所4内に
おいてスライダ嵌合溝5の左右両側には側壁部6
を介して案内部材嵌合溝7が前端から後端にわた
り形成されている。この両案内部材嵌合溝7の前
端、後端及びそれらの中間にはそれぞれ係合凹部
8が設けられ、この係合凹部8内の前後方向中央
部には掛止部9が形成されるとともに、この係合
凹部8内において掛止部9の前後両側に挿入孔1
0が透設されている。この掛止部9の上面の前後
両側には傾斜面9aが形成されている。把持部材
2の前端には嵌合凹所4に連通する刃体出没用開
口11が形成されている。
前記案内部材3については、その前端から後端
にわたりガイド孔12が透設され、このガイド孔
12の一側縁下面には複数のストツパ凹部13が
前後方向へ並列して形成されている。案内部材3
の下面左右両側部の前端、後端及びそれらの中間
にはそれぞれ前後一対の掛止脚部15からなる係
合凸部14が設けられ、この両掛止脚部15の下
端には係止鉤部15aが相対向して形成されてい
る。この各係合凸部14間において案内部材3の
下面左右両側部には嵌合突部16が形成されてい
る。
前記案内部材3は第1〜3図に示すように前記
把持部材2の嵌合凹所4内に嵌め込まれ、案内部
材3の係合凸部14が把持部材2の係合凹部8に
第4図に示すように係着されるとともに、案内部
材3の嵌合突部16が把持部材2の嵌合溝7に嵌
合されている。すなわち、係合凸部14の両掛止
脚部15は係合凹部8の掛止部9の両傾斜面9a
に当てがわれながら互いに押し広げられ、その後
この傾斜面9aから離れて弾性復帰し、両掛止脚
部15の係止鉤部15aが掛止部9に係止される
ようになつている。これにより、案内部材3は把
持部材2から離脱不能になる。
第1〜3図に示すようにプラスチツク製のスラ
イダ17は前記把持部材2と案内部材3との間に
おいて把持部材2の嵌合溝5に対し前後方向へ移
動可能に嵌め込まれている。このスライダ17の
後部には上下方向の弾性を持つ操作部18が形成
され、前記案内部材3のガイド孔12から露出し
ている。この操作部18の一側にはストツパ凸部
18aが形成され、前記案内部材3のストツパ凹
部13のいずれかに係入されるようになつてい
る。スライダ17の前部には支持板部19が形成
され、その上面には支持突起19aが突設されて
いる。この支持板部19上には把持部材2と案内
部材3との間に嵌入された刃体20の基端部が載
せられ、これに透設された支持孔20aが前記支
持突起19aに嵌合されている。
そして、スライダ17の操作部18を下方へ押
してそのストツパ凸部18aをストツパ凹部13
から外し、そのままスライダ17をガイド孔12
に沿つて前後方向へ移動させると、刃体20が前
後方向へ移動して柄1の前端開口11から出没す
る。その後、適宜位置で操作部18を離すと、操
作部18が上方へ復帰してそのストツパ凸部18
aが別のストツパ凹部13に係入され、スライダ
17及び刃体20が移動不能になる。
特に本実施例では、前記案内部材3が把持部材
2から分離しているので、それらのプラスチツク
成形が容易になるばかりではなく、それらの間に
スライダ17及び刃体20を嵌め込んだ後それら
を係合凹凸部8,14をもつて互いに結合するこ
とができ、把持部材2に尾栓を設ける必要がなく
なつて部品点数を少なくすることができる。
考案の効果 要するに、本考案によれば、把持部材2と案内
部材3とをそれぞれ分離して共にプラスチツクに
より形成し、係合凹凸部8,14をもつてこれら
を互いに係着して柄1を構成したので、柄1の成
形を容易に行うことができるとともに、柄1から
尾栓をなくしてその部品点数を少なくすることが
でき、しかも、尾栓がないので刃体が抜け落ちる
ことがなくなり安全であるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るカツターナイフを示す
正面図、第2図は第1図のX−X線断面図、第3
図は第2図のY−Y線断面図、第4図は柄におけ
る把持部材と案内部材との係合凹凸部を示す部分
拡大断面図、第5図は柄における把持部材と案内
部材とを互いに分離した状態を示す断面図、第6
図は把持部材の正面図、第7図は案内部材の背面
図である。 柄……1、把持部材……2、案内部材……3、
係合凹部……8、掛止部……9、挿入部……1
0、ガイド孔……12、係合凸部……14、掛止
脚部……15、スライダ……17、刃体……2
0。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 柄1内にスライダ17を前後方向へ移動可能に
    嵌め込み、このスライダ17に支持した刃体20
    をその移動に伴い柄1の前端開口11から出没可
    能にしたカツターナイフにおいて、 前記柄1は、上部に嵌合凹所4を形成したプラ
    スチツク製の把持部材2と、前記スライダ17の
    操作部18が露出するガイド孔12を形成し、且
    つ前記把持部材2の嵌合凹所4に対し嵌合可能に
    形成したプラスチツク製の案内部材3とに分離さ
    れ、この把持部材2及び案内部材3には案内部材
    3を把持部材2に嵌め込んだとき互いに係着され
    る係合凹凸部8,14を設けたことを特徴とする
    カツターナイフにおける柄の構造。
JP1986026069U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH0339180Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986026069U JPH0339180Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP1986026069U JPH0339180Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62136972U JPS62136972U (ja) 1987-08-28
JPH0339180Y2 true JPH0339180Y2 (ja) 1991-08-19

Family

ID=30826803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986026069U Expired JPH0339180Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP (1) JPH0339180Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55158081A (en) * 1979-05-25 1980-12-09 Szabo Stephan L Knife

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55158081A (en) * 1979-05-25 1980-12-09 Szabo Stephan L Knife

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62136972U (ja) 1987-08-28

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