JPH024089Y2 - - Google Patents

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JPH024089Y2
JPH024089Y2 JP1984124288U JP12428884U JPH024089Y2 JP H024089 Y2 JPH024089 Y2 JP H024089Y2 JP 1984124288 U JP1984124288 U JP 1984124288U JP 12428884 U JP12428884 U JP 12428884U JP H024089 Y2 JPH024089 Y2 JP H024089Y2
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JP
Japan
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clip
plate
clip case
cap body
helmet
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JP1984124288U
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JPS6139124U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、オートバイ・車両等の運転時に使用
するヘルメツトに係るものである。
(従来技術) 従来公知の実公昭46−29454号公報には、ヘル
メツトの帽体の内側下方位置に挿着部を形成し、
該挿着部に顎ベルトの端部に取付た挿入子を着脱
不能構造に取付た構造について記載されている。
又、従来公知の実開昭47−36815号公報には、
ヘルメツトの帽体の顎ベルトの先端部には、幅狭
穴と幅広穴からなる係合穴を有するクリツプを係
止し、ヘルメツトの帽体の内面には、前記幅広穴
から幅狭穴に移動して係合する突起を形成した構
造について記載されている。
(考案が解決すべき課題) 前記実公昭46−29454号公報に記載されている、
ヘルメツトの顎ベルト止め具の挿着部は、ヘルメ
ツトの内側に形成されており、かつ着脱不能構造
であるから、頻繁に着脱するオートバイ・一般車
両用としては適していない。また、実開昭46−
36815号公報に記載されている、ヘルメツトの止
め具も、前者と同様、その止着構成は、ヘルメツ
トの内側に設けられているので簡単に着脱操作は
できない課題と、その構造は、係合してから引下
げて完了する方法によるので、顎ベルトは緩み、
特にオートバイ用としては適していない。
(考案の目的) 本願考案は、ワンタツチでヘルメツトを着脱で
き、顎ベルトの緩みもなく、操作簡単・製造容
易・コスト低廉・外観優雅のヘルメツトを得るこ
とができるようにしたものである。
(解決すべき手段) よつて本考案は、ヘルメツトの帽体1の外側部
下方位置に、外側板3と、外側板3の前側に設け
られる前側板4aと、外側板3の後側に設けられ
る後側板4bとの一体物のクリツプケース2を一
体成形し、該クリツプケース2の下部には、クリ
ツプ10の挿入口7を、該クリツプケース2の内
部中央の帽体1外面には縦突条8を、該クリツプ
ケース2の前側板4aには縦溝状の係合開口部5
aを、該クリツプケース2の後側板4bには縦溝
状の係合開口部5bを夫々形成し、顎ベルト16
の端部には、合成樹脂により形成され、先端は細
く基部に至るに従い拡大し、前記挿入口7より挿
入すると前記係合開口部5a,5bより外側に突
出るように弾力的に拡大係合し該外側突出部分を
指先で押すとその係合が外れる爪部12a,12
bと、該爪部12a,12bを一体結合する結合
部材13とからなるクリツプ10を取付てなるヘ
ルメツトとしたものである。
(実施例) 本考案の一実施例を図により説明すると、1は
ヘルメツトの帽体であり、帽体1の外側部の下方
の前側寄りの位置に、クリツプケース2を前記帽
体1と一体成形して設ける。クリツプケース2が
前記帽体1と一体成形される点は、本考案の要旨
の一部である。
クリツプケース2は略四角形状の箱形に形成さ
れ、外側板3は上方に至るに従い円弧状に帽体1
近ずき、前側板4aには縦長四角形状の係合開口
部5aを開口し、後側板4bには縦長四角形状の
係合開口部5bを開口する。
クリツプケース2の下部には、下方からクリツ
プ10を挿入する挿入口7を開口し、クリツプケ
ース2内の外側面6の中央部には縦突条8を形成
する。縦突条8は低いもので外側板3迄には達し
ない。
前後の前側板4a、後側板4bの下端部の夫々
には内側に傾斜た案内壁9a,9bを形成する。
クリツプケース2は帽体1の左右何れか一側又は
両側に設ける。
前記クリツプ10は、合成樹脂により形成さ
れ、上部は左右一対の挿入脚11a,11bを形
成する。挿入脚11a,11bは、下方に至るに
従い幅が広くなる爪部12a,12bを形成し、
平面形状を三角形状に形成する。
挿入脚11a,11bは、前記挿入口7より挿
入すると前記係合開口部5a,5bより外側に突
出るように弾力的に拡大して係合し、該外側突出
部分を指先で押すとその係合が外れる。
挿入脚11a,11bの下方には結合部材13
を一体的に対称状に形成し、結合部材13の略中
央に左右方向の挿入溝14を形成し、挿入溝14
の中間位置にはベルト係合杆15を形成する。ベ
ルト係合杆15は顎ベルト16の先端部を折り返
して係止させるものである。結合部材13の上部
とベルト係合杆15の中央には隙間17を形成し
て、結合部材13の下部18に弾性を持たせる。
(作用) 次に作用を述べる。
本考案は上述の構成であるから、顎ベルト16
の左右両側にクリツプ10を取付けたものにあつ
ては、一方のクリツプ10をクリツプケース2の
挿入口7に当てがつた後、下方から突き上げると
挿入脚11a,11bは前側板4a、後側板4b
の下端の案内壁9a,9bに当接して弾力的に縮
小し、爪部12a,12bが係合開口部5a,5
bより外側に突出して係合し止着される。
この状態で帽体1を被り、片手でクリツプ10
を持ち他方のクツリツプケース2の挿入口7に同
様に挿入すれば、クリツプケース2は帽体1に一
体形成されていて不動のため頗る簡単に係合させ
ることができる。
クリツプ10をクリツプケース2から外す場合
は、外側に突出ている爪部12a,12bを、指
先で両側から摘むと、両爪部12a,12bは、
中央の縦突条8に突当つて係合開口部5a,5b
より外れ、簡単に脱帽できる。なお、前記縦突条
8がないときは、両爪部12a,12bのうち、
何れか一方が引掛かつて、円滑に外れない。
(効果) 本考案は、ヘルメツトの帽体1の外側部下方位
置に、外側板3と、外側板3の前側に設けられる
前側板4aと、外側板3の後側に設けられる後側
板4bとの一体物のクリツプケース2を一体成形
し、該クリツプケース2の下部には、クリツプ1
0の挿入口7を、該クリツプケース2の内部中央
の帽体1外面には縦突条8を、該クリツプケース
2の前側板4aには縦溝状の係合開口部5aを、
該クリツプケース2の後側板4bには縦溝状の係
合開口部5bを夫々形成し、顎ベルト16の端部
には、合成樹脂により形成され、先端は細く基部
に至るに従い拡大し、前記挿入口7より挿入する
と前記係合開口部5a,5bより外側に突出るよ
うに弾力的に拡大係合し該外側突出部分を指先で
押すとその係合が外れる爪部12a,12bと、
該爪部12a,12bを一体結合する結合部材1
3とからなるクリツプ10を取付てなるヘルメツ
トとしたから、 ヘルメツトの帽体1の外側部下方位置に、外
側板3と、外側板3の前側に設けられる前側板
4aと、外側板3の後側に設けられる後側板4
bとの一体物のクリツプケース2を一体成形し
たので、クリツプケース2は帽体1の外側部下
方位置であるから、クリツプ10の係合脱抜操
作が容易であるうえ、クリツプケース2を帽体
1と同様に形成できるから、クリツプケース2
の形成が容易である。
該クリツプケース2の下部には、クリツプ1
0の挿入口7を形成したので、クリツプ10は
上下させるのみで挿入抜出しでき、操作容易で
ある。
該クリツプケース2の内部中央の帽体1外面
には縦突条8を設けたので、左右の爪部12
a,12bは中央の縦突条8で停止するので、
特に抜出し時、爪部12a,12bの外れが円
滑である。
該クリツプケース2の前側板4aには縦溝条
の係合開口部5aを、該クリツプケース2の後
側板4bには縦溝条の係合開口部5bを夫々形
成したので、クリツプ10を挿入するとその爪
部12a,12bを係合できる。
顎ベルト16の端部には、合成樹脂により形
成され、先端は細く基部に至るに従い拡大し、
前記挿入口7より挿入すると前記係合開口部5
a,5bより外側に突出るように弾力的に拡大
係合し該外側突出部分を指先で押すとその係合
が外れる爪部12a,12bを形成したので、
係合は完全であるし、抜出しも容易である。
該爪部12a,12bを一体結合する結合部
材13を有するので、爪部12a,12bに弾
力を持たせられる。
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体の斜視図、第2図は要部
の縦断側面図、第3図はクリツプの平面図、第4
図は要部の断面図、第5図、第6図は作用状態図
である。 符号の説明、1…ヘルメツト、2…クリツプケ
ース、3…外側板、4a…前側板、4b…後側
板、5a,5b…係合開口部、6…側面、7…挿
入口、8…縦突条、9a,9b…案内壁、10…
クリツプ、11a,11b…挿入脚、12a,1
2b…爪部、13…結合部材、14…ベルト挿入
溝、15…ベルト係合杆、16…ベルト、17…
隙間、18…下部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘルメツトの帽体1の外側部下方位置に、外側
    板3と、外側板3の前側に設けられる前側板4a
    と、外側板3の後側に設けられる後側板4bとの
    一体物のクリツプケース2を一体成形し、該クリ
    ツプケース2の下部には、クリツプ10の挿入口
    7を、該クリツプケース2の内部中央の帽体1外
    面には縦突条8を、該クリツプケース2の前側板
    4aには縦溝状の係合開口部5aを、該クリツプ
    ケース2の後側板4bには縦溝状の係合開口部5
    bを夫々形成し、顎ベルト16の端部には、合成
    樹脂により形成され、先端は細く基部に至るに従
    い拡大し、前記挿入口7より挿入すると前記係合
    開口部5a,5bより外側に突出るように弾力的
    に拡大係合し該外側突出部分を指先で押すとその
    係合が外れる爪部12a,12bと、該爪部12
    a,12bを一体結合する結合部材13とからな
    るクリツプ10を取付てなるヘルメツト。
JP12428884U 1984-08-14 1984-08-14 ヘルメツト Granted JPS6139124U (ja)

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JP12428884U JPS6139124U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 ヘルメツト

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JP12428884U JPS6139124U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 ヘルメツト

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JPS6139124U JPS6139124U (ja) 1986-03-12
JPH024089Y2 true JPH024089Y2 (ja) 1990-01-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736815U (ja) * 1971-05-13 1972-12-23

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JPS6139124U (ja) 1986-03-12

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