JPS6211452Y2 - - Google Patents

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JPS6211452Y2
JPS6211452Y2 JP12496681U JP12496681U JPS6211452Y2 JP S6211452 Y2 JPS6211452 Y2 JP S6211452Y2 JP 12496681 U JP12496681 U JP 12496681U JP 12496681 U JP12496681 U JP 12496681U JP S6211452 Y2 JPS6211452 Y2 JP S6211452Y2
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JP
Japan
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dovetail
locking member
groove
receiving
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JP12496681U
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JPS5829323U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、蟻差機構を利用した止め具に関する
ものであつて、以下添付図面に例示する態様につ
いて詳細に説明する。
図示のように、基端にバンド等の掛け通しに適
応する取付杆1がある本体2を合成樹脂により二
つ割型に形成してこれをねじ3,3により一体的
に結合するようにするほか、この本体2には互い
に平行な一対の受孔4,4を前後方向軸線のもと
に形成すると共に、この両受孔4,4の中間部に
は受孔4の内側にそれぞれ斜めの溝5を両溝5,
5がV字状となるように設けて、この両溝5,5
と前後方向の溝6とによるY字状受溝をその各溝
5の先端が受孔4の中程に連通するように形成し
てY字状受溝の先端付近部分に受孔4と溝5とに
よる一対の蟻溝7,7を形成し、かつ溝6から本
体2の両側中央外部に通じる透孔8,8を形成
し、これに対し先端寄り二又部にそれぞれ前方斜
め外向き案内面9,9と後方斜め外向き受面1
0,10と前方斜め内向き接触面11,11とが
あるほか、基端寄り部に操作部12がある合成樹
脂製のY字状係止部材13を前記本体2のY字状
受溝内に前後方向に適度に摺動することができる
ように遊嵌したまま操作部12の両側を透孔8,
8から外方へ突出するようにし、かつ別に前方斜
め内向き係合面14がある台形状切欠15を基端
部および先端部に互いに対向する状態のもとに形
成したほぼJ字状の掛け具部材16を合成樹脂に
より製作して、これをそのループ部が外部に突出
するように本体2の両受孔4,4に基端から順次
挿入してその両切欠15,15を前記Y字状係止
部材13の両先端頭部と係合させ、以つて第1図
ないし第3図のような係止体制においては、掛け
具部材16における係合面14と係止部材13に
おける受面10とが圧接したまま両部材16,1
3が相俟つて蟻を構成した状態のもとに本体2に
おける蟻溝7に係合させて掛け具部材16の前方
への引張り動作に伴ない楔作用により確実に結合
関係に保つようにし、これに反し掛け具部材16
に他のものを連結するため開放するには、係止部
材13をその操作部12に対する手指による基端
方への摺動により第4図のようにその二又先端頭
部を自体の弾性に抗し狭縮させつつ受孔4から内
方へ撤退させて掛け具部材16を前方へ引き出す
ことができるようにし、従つて本体2の前端面と
掛け具部材16の先端部とを適度に離間させるこ
とができるようにしてなり、なお掛け具部材16
を係止体制に復元するに当つては、掛け具部材1
6を押し込むと共に係止部材13を前方へ摺動さ
せればよい。
前記掛け具部材16における基端部の内側には
切欠15よりも基端寄りに同様な台形切欠17を
形成して掛け具部材16を第4図のような突出位
置において係止部材13の前方移動により安定さ
せることができるようにするのがよく、また掛け
具部材16を引き出した位置において旋回しない
ようにするため、掛け具部材16における基端部
を受け入れるための一側の受孔4には前端部を除
く大部分にわたり軸線方向の溝18を刻設すると
共に、これに対し掛け具部材16の基端部には溝
18に係合する突条19を設けるのがよい。
前記受孔4と溝5とによる蟻溝7に対し、掛け
具部材16の先端部と係止部材13の先端頭部と
による蟻を構成して、これら両者による一個所の
蟻差結合により掛け止め機能を充分に保有させる
ことができるのであるが、結合を更に強固にする
ためには、図示実施態様のように蟻差結合機構を
掛け具部材16における基端部にも適用して二個
所において結合するようにすればよいのである。
以上説明したように本考案によれば、本体に蟻
溝を形成すると共に、これに対し掛け具部材と係
止部材とを係合した場合に蟻を構成するに反し、
離脱した場合に掛け具部材を引き出すことができ
るように係脱自在に設けたから、これにより簡単
な構成に対する簡易な操作のもとに確実に掛け止
め作用を発揮させることができ、止め具自体を小
型に形成するに拘わらず堅牢に構成できるのであ
つて、合成樹脂製にすると成型により容易に製作
することができるばかりでなく、繋留物あるいは
他に接触する物を損傷するおそれがなく、従つて
カメラ、音響機器等の貴重品の繋留に至便であ
る。
なお蟻差結合機構を掛け具部材の先端部と基端
部との二個所に設けるようにすると、僅少な占有
容積において効率よくかつ堅固に構成することが
できる利点があり、また掛け具部材と係止部材と
を斜面による蟻差作用に係合するようにすると、
係合部分の隅角部欠落等の損傷を確実に防止する
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は一実施態様における本考案の止め具を示
すものであつて、第1図は斜面図、第2図は片側
の本体半部を取り除いて示す係止体制の平面図、
第3図は縦断側面図、また第4図は片側の本体半
部を取り除いて示す開放体制の平面図である。 1……取付杆、2……本体、4……受孔、5…
…溝、6……溝、7……蟻溝、10……受面、1
1……接触面、12……操作部、13……係止部
材、14……係合面、15……切欠、16……掛
け具部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 取付杆1がある本体2に一対の受孔4,4を
    平行に設けるほか、一方の受孔4の内側には斜
    めの溝5を設けて蟻溝7を形成すると共に、こ
    れに対し先端寄り部に受面10と斜めの接触面
    11とがあるほか操作部12がある係止部材1
    3を本体2内に前後に適度に摺動することがで
    きるように遊嵌したまま操作部12を本体2の
    外部に突出させ、かつ別に前記受面10に対す
    る係合面14がある切欠15を先端部に内向き
    に形成したほぼJ字状の掛け具部材16をその
    ループ部が外部に突出するように本体2の受孔
    4,4に挿入して切欠15を係止部材13の先
    端頭部と係合させることができるようにし、こ
    の係合関係において掛け具部材16の先端部と
    係止部材13の先端頭部とにより前記本体2に
    おける蟻溝7に対する蟻を構成するようにして
    なる止め具。 2 構成部材を合成樹脂により製作してなる実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の止め具。 3 係止のための蟻差機構を掛け具部材16の基
    端部にも設けてなる実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項に記載の止め具。 4 本体2に斜めの一対の溝5,5と前後方向の
    溝6とによるY字状受溝を形成すると共にY字
    状係止部材13を採択してなる実用新案登録請
    求の範囲第3項に記載の止め具。 5 掛け具部材16における係合面14と係止部
    材13における受面10とを斜めに形成して蟻
    差作用のもとに係合させるようにしてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項または第2項に記載
    の止め具。 6 掛け具部材16における係合面14と係止部
    材13における受面10とを斜めに形成して蟻
    差作用のもとに係合させるようにしてなる実用
    新案登録請求の範囲第3項または第4項に記載
    の止め具。
JP12496681U 1981-08-24 1981-08-24 止め具 Granted JPS5829323U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12496681U JPS5829323U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 止め具

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JP12496681U JPS5829323U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 止め具

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Publication Number Publication Date
JPS5829323U JPS5829323U (ja) 1983-02-25
JPS6211452Y2 true JPS6211452Y2 (ja) 1987-03-18

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ID=29918810

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JP12496681U Granted JPS5829323U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 止め具

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