JP2521781Y2 - ファイル用綴じ具 - Google Patents
ファイル用綴じ具Info
- Publication number
- JP2521781Y2 JP2521781Y2 JP7543092U JP7543092U JP2521781Y2 JP 2521781 Y2 JP2521781 Y2 JP 2521781Y2 JP 7543092 U JP7543092 U JP 7543092U JP 7543092 U JP7543092 U JP 7543092U JP 2521781 Y2 JP2521781 Y2 JP 2521781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- concave
- bottom portion
- raised
- concave rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ファイル用綴じ具に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の物品としては、実公昭59
−24554号、実開平1−131574号、実開平1
−169381号、実開平1−138786号、実開平
1−138787号、実開平3−101681号などの
考案が見られるが、合成樹脂製の抑止具上に取付ける合
成樹脂製のスライダーは、金属製のスライダーと違っ
て、綴じ紐上に掛合して固定する際に押圧力が不足する
ため、弾発力のある止め紐によって使用中に弛緩したり
解放させられたりする現象がしばしば起っていた。
−24554号、実開平1−131574号、実開平1
−169381号、実開平1−138786号、実開平
1−138787号、実開平3−101681号などの
考案が見られるが、合成樹脂製の抑止具上に取付ける合
成樹脂製のスライダーは、金属製のスライダーと違っ
て、綴じ紐上に掛合して固定する際に押圧力が不足する
ため、弾発力のある止め紐によって使用中に弛緩したり
解放させられたりする現象がしばしば起っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、抑止具上に
おける合成樹脂製のスライダーに対して起こる前記のよ
うな欠点を除去し、スライダーの摺動と固定を常に確実
なものにするファイル用綴じ具を提供することを目的と
するものである。
おける合成樹脂製のスライダーに対して起こる前記のよ
うな欠点を除去し、スライダーの摺動と固定を常に確実
なものにするファイル用綴じ具を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、抑止具の表面
に形成した中央隆起部と左右長溝部との各一部分に沿っ
て左右両側面に凹軌条を設け、この凹軌条の前記中央隆
起部寄りの内端底面部分を高底部とし、その他の底面部
分を低底部とし、前記隆起部に近接した長溝部の内端部
に設けた綴じ紐の通孔に臨設して隆起部上に突起を設
け、前記左右の凹軌条間にスライダーの脚部を懸架係合
して摺動し得るようにし、スライダーの尾端部を前記凹
軌条の高底部又は突起上において尻上りの状態にするも
のである。
に形成した中央隆起部と左右長溝部との各一部分に沿っ
て左右両側面に凹軌条を設け、この凹軌条の前記中央隆
起部寄りの内端底面部分を高底部とし、その他の底面部
分を低底部とし、前記隆起部に近接した長溝部の内端部
に設けた綴じ紐の通孔に臨設して隆起部上に突起を設
け、前記左右の凹軌条間にスライダーの脚部を懸架係合
して摺動し得るようにし、スライダーの尾端部を前記凹
軌条の高底部又は突起上において尻上りの状態にするも
のである。
【0005】
【作用】いま綴じ紐に掛けていたスライダーを後方に引
いて綴じ紐を解放すると、スライダーの脚部は左右両側
面の凹軌条の最奥の内端部に移動するが、このとき脚部
の後端部は凹軌条の高底部に位置するから、スライダー
全体は尻上りの状態となり、脚部の前端部が前のめりの
状態となって固定するようになる。
いて綴じ紐を解放すると、スライダーの脚部は左右両側
面の凹軌条の最奥の内端部に移動するが、このとき脚部
の後端部は凹軌条の高底部に位置するから、スライダー
全体は尻上りの状態となり、脚部の前端部が前のめりの
状態となって固定するようになる。
【0006】したがって、スライダー全体はこのような
状態に置かれることによって、定位置に固定するように
なる。
状態に置かれることによって、定位置に固定するように
なる。
【0007】また、綴じ紐を使用して紙類を綴じた時
は、スライダーの尾端部が突起に載って尻上りになるか
ら、その前端部が弾発性のある綴じ紐上を押圧するよう
になり、スライダー全体は緊張状態を保持して固定す
る。
は、スライダーの尾端部が突起に載って尻上りになるか
ら、その前端部が弾発性のある綴じ紐上を押圧するよう
になり、スライダー全体は緊張状態を保持して固定す
る。
【0008】
【実施例】1は全体を合成樹脂材にて構成した抑止具
で、この抑止具の表面部はほぼ三部分から成る。即ち、
中央部をはさんで左右両側部に長溝部2,2を形成し、
中央部にゆるい円弧面に成る隆起部3を形成する。
で、この抑止具の表面部はほぼ三部分から成る。即ち、
中央部をはさんで左右両側部に長溝部2,2を形成し、
中央部にゆるい円弧面に成る隆起部3を形成する。
【0009】4,4,4,4は前記抑止具1の左右両側
面部において、前記中央隆起部3と長溝部2,2との各
一部分に沿って形成した凹軌条で、この凹軌条の内端部
の前記中央隆起部3寄りの内端底面を高底部5,5,
5,5に構成し、その他の底面を低底部5',5',5',
5' に構成する。
面部において、前記中央隆起部3と長溝部2,2との各
一部分に沿って形成した凹軌条で、この凹軌条の内端部
の前記中央隆起部3寄りの内端底面を高底部5,5,
5,5に構成し、その他の底面を低底部5',5',5',
5' に構成する。
【0010】6,6は前記左右の凹軌条4,4,4,4
間に懸架した合成樹脂製のスライダーで、このスライダ
ーの左右脚部7,7,7,7の先端は内側に曲折して前
記凹軌条4,4,4,4に係合している。したがって、
スライダー6の左右脚部7,7の一部が左右の凹軌条
4,4の内端底面の高底部5,5に載っているときは、
スライダー6はやや尻上りの状態となっている。
間に懸架した合成樹脂製のスライダーで、このスライダ
ーの左右脚部7,7,7,7の先端は内側に曲折して前
記凹軌条4,4,4,4に係合している。したがって、
スライダー6の左右脚部7,7の一部が左右の凹軌条
4,4の内端底面の高底部5,5に載っているときは、
スライダー6はやや尻上りの状態となっている。
【0011】8は前記スライダー6の上面に形成した指
掛け部で、スライダーの外形状は小判形に成る。
掛け部で、スライダーの外形状は小判形に成る。
【0012】9,9は前記抑止具1の隆起部3に近接し
た前記長溝部2,2の内端部に穿設した通孔で、この各
通孔には合成樹脂製の綴じ紐10,10 が挿入して前記スラ
イダー6の押し掛けによって長溝部2,2方向に曲折す
るようになる。
た前記長溝部2,2の内端部に穿設した通孔で、この各
通孔には合成樹脂製の綴じ紐10,10 が挿入して前記スラ
イダー6の押し掛けによって長溝部2,2方向に曲折す
るようになる。
【0013】11,11 は前記通孔9,9に臨設する前記隆
起部3上に設けた小さい突起で、前記スライダー6を綴
じ紐10,10 上に押し掛けたとき、スライダー6の尾端部
が突起11,11 上においてやや尻上りになるから、スライ
ダー6の前端部が弾発力をもって曲折している綴じ紐1
0,10 上に緊張状態を保持して加圧するようになる。
起部3上に設けた小さい突起で、前記スライダー6を綴
じ紐10,10 上に押し掛けたとき、スライダー6の尾端部
が突起11,11 上においてやや尻上りになるから、スライ
ダー6の前端部が弾発力をもって曲折している綴じ紐1
0,10 上に緊張状態を保持して加圧するようになる。
【0014】
【考案の効果】綴じ紐の不使用時においては、スライダ
ーを止め具上の定位置に確実に固定しておくことができ
る。
ーを止め具上の定位置に確実に固定しておくことができ
る。
【0015】綴じ紐の使用時においては、スライダーを
確実に綴じ紐上に固定しておくことができる。
確実に綴じ紐上に固定しておくことができる。
【図1】全体の斜視図
【図2】要部の不使用状態時の側面図
【図3】要部の使用状態時の側面図
【図4】図2A−A線の断面図
1 掛止具 4 凹軌条 5 高底部 5’ 低底部 6 スライダー 7 脚部 11 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 抑止具の表面に形成した中央隆起部と左
右長溝部との各一部分に沿って左右両側面に凹軌条を設
け、この凹軌条の前記中央隆起部寄りの内端底面部分を
高底部とし、その他の底面部分を低底部とし、前記隆起
部に近接した長溝部の内端部に設けた綴じ紐の通孔に臨
設して隆起部上に突起を設け、前記左右の凹軌条間にス
ライダーの脚部を懸架係合して摺動し得るようにし、ス
ライダーの尾端部を前記凹軌条の高底部又は突起上にお
いて尻上りの状態にすることを特徴とするファイル用綴
じ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7543092U JP2521781Y2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | ファイル用綴じ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7543092U JP2521781Y2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | ファイル用綴じ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632077U JPH0632077U (ja) | 1994-04-26 |
JP2521781Y2 true JP2521781Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=13576002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7543092U Expired - Lifetime JP2521781Y2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | ファイル用綴じ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521781Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP7543092U patent/JP2521781Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0632077U (ja) | 1994-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |