JP3057963U - ファイル用綴じ具 - Google Patents
ファイル用綴じ具Info
- Publication number
- JP3057963U JP3057963U JP1998007831U JP783198U JP3057963U JP 3057963 U JP3057963 U JP 3057963U JP 1998007831 U JP1998007831 U JP 1998007831U JP 783198 U JP783198 U JP 783198U JP 3057963 U JP3057963 U JP 3057963U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- concave
- right sides
- binding device
- concave rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、ファイル用綴じ具において、スラ
イダーが抑止具の上面部を前後に摺動する際に、スライ
ダーが綴じ紐を確実に抑止して締め付けられたことを知
らせる手段を提供することを目的とする。 【解決手段】 本考案は、抑止具1の上面において長手
方向の中央部2をはさんで左右両側部に綴じ紐を曲折収
納する凹溝部を設け、前記中央部中心部の左右両側面に
形成した中心側面部4をはさんで前記凹溝部の左右両側
面の一部付近にかけて凹軌条5を形成し、この凹軌条の
外限5’に近接する側面位置にストッパー6をそれぞれ
設け、前記凹軌条間に懸架係合したスライダー7の左右
脚部8,8の先端内側に中間低部10をおいて前後に凸
起9,9を設けて成るものである。
イダーが抑止具の上面部を前後に摺動する際に、スライ
ダーが綴じ紐を確実に抑止して締め付けられたことを知
らせる手段を提供することを目的とする。 【解決手段】 本考案は、抑止具1の上面において長手
方向の中央部2をはさんで左右両側部に綴じ紐を曲折収
納する凹溝部を設け、前記中央部中心部の左右両側面に
形成した中心側面部4をはさんで前記凹溝部の左右両側
面の一部付近にかけて凹軌条5を形成し、この凹軌条の
外限5’に近接する側面位置にストッパー6をそれぞれ
設け、前記凹軌条間に懸架係合したスライダー7の左右
脚部8,8の先端内側に中間低部10をおいて前後に凸
起9,9を設けて成るものである。
Description
【0001】
本考案は、ファイル用綴じ具に関するものである。
【0002】
本考案の出願人は、すでに実用新案登録第2521781号に係る実用新案権 を専有しているが、この考案は抑止具の上面部に位置するスライダーを前後に摺 動する際、スライダーが綴じ紐を確実に抑止して締め付けたことを知らせる手応 えがないために、使用者に不安感が残っていた。
【0003】
そこで、本考案は前記のような不安感を解消し、綴じ紐が確実に収納され締め 付けられたことを明確に知らせる手段を提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案は、抑止具の上面において長手方向の中央部をはさんで左右両側部に綴 じ紐を曲折収納する凹溝部を設け、前記中央部中心部の左右両側面に形成した中 心側面部をはさんで前記凹溝部の左右両側面の一部付近にかけて凹軌条を形成し 、この凹軌条の外限に近接する側面位置にストッパーをそれぞれ設け、前記凹軌 条間に懸架係合したスライダーの左右脚部の先端内側に中間低部をおいて前後に 凸起を設けて成るものである。
【0005】
いまスライダー上面の指掛部を介して内側位置から外側方向にスライドすると 、スライダーは綴じ紐を凹溝部に曲折しながら収納するが、やがてスライダーの 左右脚部の凸起の斜面が、抑止具の凹軌条内のストッパーの一辺部を摩擦摺動し ながらを乗り越えて外れて中間低部に至ると、カチッという音を発して停止する 。このとき、スライダー脚部の末端は凹軌条の外限に至っているから、綴じ紐の 収納締付けは終了する。
【0006】 綴じ紐を凹溝部から解放するときは、スライダーを外側位置から内側方向にス ライドすればよい。
【0007】
1は上面部が短手方向に全面にゆるい円弧面を形成した抑止具で、この抑止具 は長手方向の中央部2をはさんで左右両側部に凹溝部3,3を設ける。この凹溝 部3,3には、後記綴じ紐13,13の全体が曲折収納するようになる。
【0008】 4,4は前記抑止具1の中央部2の中心部の左右両側面に形成した中心側面部 で、この中心側面部をはさんで前記凹溝部3,3の左右両側面の一部付近にかけ て凹軌条5,5,5,5を形成する。
【0009】 6,6,6,6は前記凹軌条5,5・・の外限5’,5’・・に近接する位置 に設けたストッパーで、このストッパーの高さは凹軌条の深さより低くする。
【0010】 7,7は前記左右の凹軌条5,5・・間に懸架したスライダーで、このスライ ダーの左右脚部8,8の先端内側には、それぞれ断面三角形状に成る凸起9,9 を中間低部10をはさんで前後に設けて前記凹軌条にそれぞれ係合し、スライダ ー7の左右脚部の断面三角形状の凸起6の斜面が前記凹軌条及びストッパー上を 摩擦して左右方向に摺動するように成る。前記スライダー7,7の上面中央には 指掛部11,11を形成する。
【0011】 12,12は前記両凹溝部3,3の内限に設けた通孔で、この通孔には表紙側 に止着した綴じ紐13,13が挿入し、前記スライダー7,7の押圧によって 凹溝部3,3方向に曲折収納するようになる。
【0012】
【考案の効果】 スライダーを外側方向に摺動した最後の段階に入ると、スライダーの凸起が凹 軌条のストッパーを乗り越えて停止した時にカチッという音を発するから、使用 者はスライダーによる綴じ紐の収納締付け状態を確実に確認することができるよ うになり、常に安心してファイル綴じを行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の正斜視図
【図2】関係要部を分離した底斜視図
【図3】関係要部の作用中の底斜視図
【図4】関係要部の停止時の斜視図
1 抑止具 4,4 中心側面部 5,5,5,5 凹軌条 6,6,6,6 ストッパー 7,7 スライダー 8,8 スライダーの左右脚部 9,9 凸起 10 中間低部
Claims (2)
- 【請求項1】 抑止具の上面において長手方向の中央部
をはさんで左右両側部に綴じ紐を曲折収納する凹溝部を
設け、前記中央部中心部の左右両側面に形成した中心側
面部をはさんで前記凹溝部の左右両側面の一部付近にか
けて凹軌条を形成し、この凹軌条の外限に近接する側面
位置にストッパーをそれぞれ設け、前記凹軌条間に懸架
係合したスライダーの左右脚部の先端内側に中間低部を
おいて前後に凸起を設けて成るフアイル用綴じ具。 - 【請求項2】 スライダーの左右脚部に設けた凸起が端
縁に向って斜面を有して成る請求項1に記載したファイ
ル用綴じ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007831U JP3057963U (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | ファイル用綴じ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007831U JP3057963U (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | ファイル用綴じ具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3057963U true JP3057963U (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=43191886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998007831U Expired - Lifetime JP3057963U (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | ファイル用綴じ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057963U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5326162B1 (ja) * | 2013-04-09 | 2013-10-30 | 株式会社神島組 | ファイル |
-
1998
- 1998-09-24 JP JP1998007831U patent/JP3057963U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5326162B1 (ja) * | 2013-04-09 | 2013-10-30 | 株式会社神島組 | ファイル |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6439242B1 (en) | Hair clip | |
US7849566B2 (en) | Clasp, band with a clasp, portable device, timepiece, and accessory | |
JP2004098417A (ja) | ファイル綴具 | |
US7198422B2 (en) | Flexible strap ring binder | |
JP3057963U (ja) | ファイル用綴じ具 | |
US7669299B2 (en) | Guitar strap connector | |
JP3035478U (ja) | ファイル用綴じ具 | |
JP2521781Y2 (ja) | ファイル用綴じ具 | |
JPH0420624Y2 (ja) | ||
JP3779943B2 (ja) | ファイル | |
JPS584702Y2 (ja) | 綴込み装置 | |
JPS643381Y2 (ja) | ||
JP3055911U (ja) | 綴じ具 | |
JP3003315U (ja) | クリップ綴じ付け器 | |
JP2003320776A (ja) | 背とじクリップホルダ | |
KR200472170Y1 (ko) | 용기의 손잡이 | |
JP2506670Y2 (ja) | ファイル装置 | |
JPH056150Y2 (ja) | ||
JPH0334203Y2 (ja) | ||
JPH0544154Y2 (ja) | ||
JP3046217U (ja) | ファイル綴じ具 | |
JP3057558B2 (ja) | ファイル及びその綴じ足 | |
JPS5835506Y2 (ja) | 紙綴具 | |
JPS6121275Y2 (ja) | ||
JPS5835062Y2 (ja) | 鞄の取手装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |