JP3046217U - ファイル綴じ具 - Google Patents

ファイル綴じ具

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JP3046217U
JP3046217U JP1997007613U JP761397U JP3046217U JP 3046217 U JP3046217 U JP 3046217U JP 1997007613 U JP1997007613 U JP 1997007613U JP 761397 U JP761397 U JP 761397U JP 3046217 U JP3046217 U JP 3046217U
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JP
Japan
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pin
file
substrate
front plate
slit
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997007613U
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English (en)
Inventor
壽勇 小野
ポール 恒雄 高木
Original Assignee
株式会社 小野包装
株式会社 デアゴスティーニ・ジャパン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冊子等を掛止するピンがピン取付部から脱落
することなく、確実にファイリングすることができると
共に、ピンの先端が露出することがなく、また、冊子等
の重量によってピン取付部に変形が生じることがないフ
ァイル綴じ具を提供する。 【解決手段】 ピン取付部2は、ファイル表紙体4の背
部5内面に固着されると共に、スリット6を設けてなる
基板7と、基板7左右両側縁に立設された支持板8と、
これら支持板8間に架設された前板9とから構成し、ピ
ン3は、略U字状を呈し、両方のピン足部11にて前板
8を挟持した状態に取付けられるもので、一方のピン足
部11には差し込まれた時に前記スリット6に掛止する
凸部12を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ファイル表紙体の背部内面の両端位置にピン取付部を設けて該ピン 取付部に冊子等のノド部を咬持するピンを取付けてなるファイル綴じ具に係り、 冊子や二つ折りの頁用紙をファイル表紙体に綴じるためのファイル綴じ具に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
ファイル表紙体の背部内面の両端位置にピン取付部を一対に設けて該ピン取付 部に冊子等のノド部を咬持するピンを取付けてなるファイル綴じ具としては、フ ァイル表紙体の背部内面に固着される基板と、基板左右両側縁に立設された支持 板と、支持板間に架設された前板とからピン取付部を構成し、一方、ピンは、略 U字状で向い合う足部の内側に凸部を設けた形状に形成し、基板と前板との間隙 空間に一方側からピンの一方の足部を差し込んで、該一方の足部の凸部を前板の 他方側の端縁に掛止して、両足部によって前板を挟持した状態に取り付けたもの が一般的である。
【0003】 かかるファイル綴じ具は、ピンの他方の足部によって冊子等のノド部を咬持す ることで、ファイル表紙体内に冊子等を綴じるもので、一方の足部の凸部は前板 の他方側の端縁に掛止することにより、ピン取付部からピンが抜け落ちないよう にしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、かかるファイル綴じ具では、ピンの他方の足部に冊子等を掛止した 際に、冊子等の重量負荷が一方の足部の先端に作用し、それによって掛止した凸 部が前板の端縁から外れてピンがピン取付部から脱落することがあり、また、一 方の足部の凸部は、掛止した冊子等の背部に当接することになるため、冊子等の 背部を傷つけることとなった。
【0005】 また、一方の足部は、凸部を前板の端縁に掛止し、先端は前板の他方側に突き 抜けて露出した状態になっているため、見栄えが悪かった。
【0006】 更に、前板は、基板の左右両側縁に立設された支持板に架設されているだけな ので、冊子等を多く掛止した場合にその重さに耐えきれずに変形してしまうこと があった。
【0007】 そこで、本考案は、上述した不都合な点等に鑑み、冊子等を掛止するピンがピ ン取付部から脱落することなく、確実にファイリングすることができると共に、 ピンの先端が露出することがなく、また、冊子等の重量によってピン取付部に変 形が生じることがないファイル綴じ具を提供することを課題として案出されたも のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、ファイル表紙体の背部内面の両端位置にピン取付部を一対 に設けて該ピン取付部に冊子等のノド部を咬持するピンを取付けてなるファイル 綴じ具において、ピン取付部は、ファイル表紙体の背部内面に固着されると共に 、幅方向に適宜長さのスリットを設けてなる基板と、前記スリットの両脇位置の 基板左右両側縁に立設された適宜高さの支持板と、これら支持板間に架設された 前板とから構成し、ピンは、略U字状を呈し、一方のピン足部をファイル表紙体 背部の端部側から基板と前板との隙間に差し込んで、両方のピン足部にて前板を 挟持した状態に取付けられるもので、一方のピン足部には差し込まれた時に前記 スリットに掛止する凸部を設けたことにより上記課題を解決する。
【0009】 また、本考案は、前記ピン取付部は、基板と支持板と前板とで形成される開口 部のうちファイル表紙体の内側向きの開口部を底板により閉塞したことにより上 記課題を解決する。
【0010】
【考案の実施の形態】 【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明すると次の通りである。 符号1は、ファイル綴じ具であり、ファイル綴じ具1は、冊子等のノド部を咬 持するピン3を取付けてなる一対のピン取付部2にて構成される。
【0011】 ピン取付部2は、ファイル表紙体4の背部5内面の両端位置に一対に設けられ るもので、夫々のピン取付部2は、ファイル表紙体4の背部5内面に固着される と共に、幅方向に適宜長さのスリット6を設けてなる基板7と、前記スリット6 の両脇位置の基板7左右両側縁に立設された適宜高さの支持板8と、これら支持 板8間に架設された前板9と、基板7と支持板8と前板9とで形成される開口部 のうち、ファイル表紙体4の内側向きの開口部を閉塞する状態に設けられた底板 10とから構成されている。
【0012】 この実施例では、図2にてわかる通り、各ピン取付部2の基板7は、一連につ ながった状態、すなわち、ファイル表紙体4の背部5内面に両端にわたって固着 される一つの基板7の両端に各ピン取付部2が形成されるように一体成形してい る。
【0013】 尚、もちろん、各ピン取付部2の基板7は一連に成形したものに限られるもの ではなく、ファイル表紙体4の背部5内面の両端位置に分離した状態に各ピン取 付部2を形成しても構わない。
【0014】 一方、かかるピン取付部2に取付けられるピン3は、プラスチックを材料とし て略U字状を呈しており、一方のピン足部11をファイル表紙体4背部5の端部 側から基板7と前板9との隙間に差し込んで、両方のピン足部11にて前板9を 挟持した状態に取付けられ、他方のピン足部11に冊子等を掛止するもので、一 方のピン足部11には差し込まれた時に基板7のスリット6に掛止する凸部12 を設けている。
【0015】 実際に、ピン3をピン取付部2に取付ける際は、基板7に対してピン3を垂直 にするのではなく、斜めに傾けた状態で両方のピン足部11にて前板9を挟むよ うにし、そのまま差し込んで凸部12がスリット6の位置に至ったところで、ピ ン3を垂直に立てて凸部12をスリット6に掛止すればよい。
【0016】 しかして、各ピン3は凸部12をスリット6に掛止することにより、ピン取付 部2からの抜け落ちを防いでおり、掛止される冊子等は、ピン取付部2内部で掛 止している掛止手段に接触することがないため、冊子等の重量負荷によって掛止 が外れたり、凸部12によって冊子等の背部を傷めることがない。
【0017】 しかも、抜け落ちを防ぐ掛止手段はピン取付部2内部に存し、一方のピン足部 11がピン取付部2から露出することがないので、外観上も体裁のよいものとな っている。
【0018】 また、ピン取付部2は、基板7と支持板8と前板9とで形成される開口部のう ち、ファイル表紙体4の内側向きの開口部を底板10によって閉塞しているので 、前板9を支える力が強く、冊子等を多く掛止した場合でも変形することなくし っかりと支持することができる。
【0019】 尚、前述した実施例では、ピン取付部2におけるファイル表紙体4の内側向き の開口部を底板10によって閉塞しているが、底板10を設けないものでも、底 板10による補強効果は失われるものの、その外の効果は前述した実施例と変り がない。
【0020】 また、ピン取付部の材質、寸法、形状、構成、ピンの材質、寸法、形状、数、 構成等は、前述した実施例に限定されないことは言うまでもない。
【0021】
【考案の効果】 従って、本考案のファイル綴じ具1によれば、ファイル表紙体4の背部5内面 の両端位置にピン取付部2を一対に設けて該ピン取付部2に冊子等のノド部を咬 持するピン3を取付けてなるファイル綴じ具1において、ピン取付部2は、ファ イル表紙体4の背部5内面に固着されると共に、幅方向に適宜長さのスリット6 を設けてなる基板7と、前記スリット6の両脇位置の基板7左右両側縁に立設さ れた適宜高さの支持板8と、これら支持板8間に架設された前板9とから構成し 、ピン3は、略U字状を呈し、一方のピン足部11をファイル表紙体4背部5の 端部側から基板7と前板9との隙間に差し込んで、両方のピン足部11にて前板 8を挟持した状態に取付けられるもので、一方のピン足部11には差し込まれた 時に前記スリット6に掛止する凸部12を設けたから、凸部6とスリット12と の掛止手段に冊子等が接触することがなく、冊子等の重量負荷はこの掛止手段に 影響を与えないので、ピン3はピン取付部2に対し脱落することなくしっかりと 取付けられるものとなり、また、掛止手段との接触より冊子等が傷つくのも防止 できる。
【0022】 そして、凸部12とスリット6との掛止手段は、ピン取付部2の内部に隠蔽さ れており、従来のファイル綴じ具のように、一方のピン足部の先端が基板と前板 との間隙空間を突き抜けて露出することがないので、外観上も見栄えの良いもの となる。
【0023】 また、前記ピン取付部2は、基板7と支持板8と前板9とで形成される開口部 のうちファイル表紙体4の内側向きの開口部を底板10により閉塞すれば、前板 9の支持力が増強されるので、多数の冊子等を掛止する場合にも、変形等も生ず ることなく十分に耐え得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部省略の斜視図であ
る。
【図2】ファイル表紙体に取付けた状態を示す斜視図で
ある。
【図3】一部省略の断面図である。
【符号の説明】
1 ファイル綴じ具 2 ピン取付部 3 ピ
ン 4 ファイル表紙体 5 背部 6 ス
リット 7 基板 8 支持板 9 前
板 10 底板 11 ピン足部 12
凸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル表紙体の背部内面の両端位置に
    ピン取付部を一対に設けて該ピン取付部に冊子等のノド
    部を咬持するピンを取付けてなるファイル綴じ具におい
    て、ピン取付部は、ファイル表紙体の背部内面に固着さ
    れると共に、幅方向に適宜長さのスリットを設けてなる
    基板と、前記スリットの両脇位置の基板左右両側縁に立
    設された適宜高さの支持板と、これら支持板間に架設さ
    れた前板とから構成し、ピンは、略U字状を呈し、一方
    のピン足部をファイル表紙体背部の端部側から基板と前
    板との隙間に差し込んで、両方のピン足部にて前板を挟
    持した状態に取付けられるもので、一方のピン足部には
    差し込まれた時に前記スリットに掛止する凸部を設けた
    ことを特徴とするファイル綴じ具。
  2. 【請求項2】 前記ピン取付部は、基板と支持板と前板
    とで形成される開口部のうちファイル表紙体の内側向き
    の開口部を底板により閉塞した請求項1記載のファイル
    綴じ具。
JP1997007613U 1997-08-12 1997-08-12 ファイル綴じ具 Expired - Lifetime JP3046217U (ja)

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JP1997007613U JP3046217U (ja) 1997-08-12 1997-08-12 ファイル綴じ具

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JP3046217U true JP3046217U (ja) 1998-03-06

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ID=43180570

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