JP3028858U - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP3028858U
JP3028858U JP1996002500U JP250096U JP3028858U JP 3028858 U JP3028858 U JP 3028858U JP 1996002500 U JP1996002500 U JP 1996002500U JP 250096 U JP250096 U JP 250096U JP 3028858 U JP3028858 U JP 3028858U
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JP
Japan
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tongue piece
convex portion
main body
clip
paper
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996002500U
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English (en)
Inventor
正 明 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Clip Co Ltd
Original Assignee
Osaka Clip Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙等を挟み保持させるクリップで従来の洗濯
挟み型より構造簡単で、それ自身コンパクトな物を提供
すること。 【解決手段】 Ｕ字形の本体１にＵ字形の開口方向に前
後摺動可能に弾性舌片２を収容し、この舌片の先端部に
下向き凸部３を形成し、また上向きに凸部４を形成して
この舌片両面の凸部がＵ字形本体内に引き込まれたと
き、舌片下面の凸部と本体のＵ字形の下辺部とで紙Ｐが
挟圧されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は書類をまとめて保持させたり、名札を衣服に取付けるとき等に用いら れるクリップに関する。
【０００２】
【従来の技術】
上述したクリップは従来図４に示すような構造であった。この図でＡ，Ｂは対 をなす挟板で支点部でピンＣによって互いに結合され、ピンＣに巻装したばねＤ によって左端の挟み部が閉じるように付勢されている。このようなクリップは部 品点数が多く、組立てが面倒であり、外観もＴ字形になってかさ張りの大きいも のであった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述した従来例の部品点数が多く、組立てが面倒と云う点と、物品と してかさ張りが大きいと云う点を改善しようとする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
Ｕ字形の本体に、その開口方向に前後摺動可能に弾性舌片を収容し、この舌片 の先端部に下向き凸部と上向き凸部を形成し、Ｕ字形本体の上辺の口縁部内面に 上記舌片の上向き凸部と係合する凹凸を形成して、上記舌片を本体内に引き込ん だとき、舌片の上記上向き凸部が上記本体の上辺内面の凹凸と係合して舌片の上 記下向き凸部をＵ字形本体の下辺内面に押圧するようにした。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図１，図２に本考案の一実施形態を示す。図２は斜視図である。これらの図で １はＵ字形の本体で、左方が開口端である。本体は合成樹脂で成型されたもので 、図で上辺が下辺より短くしてある。２は板ばねで作られた弾性舌片で、後端部 （右端部）は外径が丁度本体の内側に適合する曲率で回曲してあり、先端部（左 端部）は下向きに凸部３を形成するように曲げてあり、その後方が上向きに凸部 ４を形成するように曲げてある。本体１の上辺の開口端部内面には下向きに凹凸 ５が形成してある。
【０００６】 図１で舌片２の実線で画かれた状態は紙を挟持していない状態である。この状 態で左方から舌片２と本体の下辺との間に紙Ｐを挿入し、右方へ紙を押し込むと 、紙の右端が舌片２の後端回曲部に当たってこれを右方へ押す。このため舌片は 本体内に引き込まれ、舌片上面の上向き凸部４が本体上辺の凹凸５に係合せしめ られる。このとき凸部４が下方に押圧されるので、舌片先端下面の凸部３と本体 １の下辺との間に紙Ｐが挟圧保持される。
【０００７】 上述したようにして挟持された紙Ｐを解放するには、紙Ｐを左方へ引っ張れば よい。そうすると舌片２は紙Ｐと共に左方へ引き出され上向き凸部４が本体の上 辺から脱出するので、紙Ｐが解放される。 図２の斜視図に示すように、本体１の上辺の上面には前端部が少し高くなる段 １１が形成してあり、舌片２の両側面から張り出して上向きに回曲された係止部 ２１が本体１の上辺の両側面に係合させてある。このため舌片２は本体１から左 方に抜けない。このクリップに挟持させた紙を解放するには、舌片の左右の係止 部２１を指で左方に移動させるようにしてもよい。 上述したクリップは組立てるときは、単にＵ字形の本体１に舌片２を押し込む だけでよい。そのとき舌片の左右の係止部２１は弾性的に開いて段１１の所を乗 り越え、乗り越えた後は、舌片は本体から抜けなくなる。
【０００８】 上述実施形態において、１２は安全ピン６とか紐を取り付けるための用意であ る。安全ピンはこのクリップを服の胸ポケット等に名札をつけるときの用意で、 クリップに名札を保持させ、安全ピンでそのクリップを服に留めるのである。図 ３の実施例はこの考案を名札専用としたものである。Ｕ字形本体１の下辺を大き く広くして、図では下面になっている面に名札の記入事項を記入し、図１，２の 紙Ｐの代わりに服のポケットの縁を挿入し、挟持させることで名札を服に取り付 けるのである。この例は名札部分と本体部分を一体化して作ったものであるが、 図１，２に示したもので本体下辺の下面に名札を接着してもよい。
【０００９】
【考案の効果】
本考案によれば、クリップは２個の部品で構成され、組立ては単に舌片２を本 体１に押し込むだけであるから、従来のクリップに比し遥かに安価に生産でき、 形が単純で開閉のためのレバー部を要しないから全体的に小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案の一実施形態の側面図。
【図２】 同上の斜視図。
【図３】 本考案の他の実施形態の斜視図。
【図４】 従来例の側面および平面図。
【符号の説明】
１ 本体 ２ 舌片 ３ 下向きの凸部 ４ 上向きの凸部 ５ 本体上辺内面の凹凸 １１ 段部 ２１ 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 Ｕ字形の本体に、その開口方向に前後摺
    動可能に弾性体の舌片を収容し、この舌片の先端部下面
    に下向き凸部を、また上面に上向き凸部を形成し、Ｕ字
    形本体の上辺の口縁部内面に上記舌片の上向き凸部と係
    合する凹凸を形成して、上記舌片を本体内に引き込んだ
    とき、舌片の上記上向き凸部が本体の上辺内面の凹凸と
    係合して舌片の上記下向き凸部が本体のＵ字形の下辺内
    面に押圧されることで、紙等を挟持させるようにしたク
    リップ。
JP1996002500U 1996-03-09 1996-03-09 クリップ Expired - Lifetime JP3028858U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217800A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Nitto Boseki Co Ltd 着脱式防煙垂壁

Cited By (1)

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