JPS6318334Y2 - - Google Patents

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JPS6318334Y2
JPS6318334Y2 JP16817682U JP16817682U JPS6318334Y2 JP S6318334 Y2 JPS6318334 Y2 JP S6318334Y2 JP 16817682 U JP16817682 U JP 16817682U JP 16817682 U JP16817682 U JP 16817682U JP S6318334 Y2 JPS6318334 Y2 JP S6318334Y2
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JP16817682U
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JPS5972922U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は玩具用ハンドバツグ、詳しくはバツグ
本体の上部に鍵体を用いて開閉可能な1対の口部
材を具える玩具用ハンドバツグに関する。
一般に、玩具用ハンドバツグは、軟質の合成樹
脂製、布製などの袋状部材の口部に金属製の口部
材をかしめ等により装着して成るものが多い。こ
のように、玩具用ハンドバツグにおいて、口部材
が格別の強度を要求されるものでなく、また成型
や着色が容易でなく、さらにコストもそれほど安
価でないにも拘らず、その口部材が金属から構成
されている理由は、軟質材から成る袋状体に体す
る取付けの容易性に優れるからである。これに対
して、最近、多様な着色、模様付けが簡単で、成
型、加工も楽な合成樹脂製の口部材を具えた玩具
用ハンドバツグが提案実施され、これによつて従
来見られなかつた口部構成が可能になつた。
本考案は上記背景の下で成立したものであつ
て、特に鍵体を用いて開閉できる口部材を備える
玩具用ハンドバツグを提案することを目的とす
る。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
図において符号Aは玩具用ハンドバツグを示
す。このハンドバツグAは袋状部材1の上部開口
部に口部材2,3を開口自在に取付けてバツグ本
体4を構成するとともに、上記バツグ本体4の底
部に底部材5を配置して成るもので、底部材5上
には人形6が保持されている。上記袋状部材1は
軟質合成樹脂製の透明シート材から下部が閉じら
れ、上部が開口した袋状に形成され、その開口部
の相対向する両側部は2個の取付け片7a,7b
に切り分けられている。そしてこれら取付け片7
a,7bの周端部には一定の間隔をおいて孔1
1,11,11……が設けられている。
口部材2,3はそれぞれ硬質合成樹脂から成
り、互いに基部において枢着され、またそれぞれ
の基辺部の内側に沿つて間隔をおいて凸部10,
10,10……が形成されている。これに対して
上記基辺部に対応する大きさの押え枠8,9の内
側に上記口部材の凸部10,10,10……に嵌
まり合う孔部12,12,12……及び凹部1
3,13,13……が形成されている。上記基辺
部の凸部10,10……、押え枠8,9の孔部1
2,12……凹部13,13……及び上記袋状部
材の取付け片7a,7bの孔11,11……は、
それぞれ対応する位置に形成され、上記基辺部の
凸部10,10……上に取付け片7a,7bの孔
11,11,11……を嵌合し、さらにその上か
ら押え枠8,9の孔12,12……部及び凹部1
3,13……を嵌合することによつて、基辺部と
押え枠8,9との間に袋状部材1の取付け片7
a,7bを挟持し、さらに押え枠8,9の凹部1
3,13……の外側に現われた凸部13a,13
a……をベンダー等で加熱し、上記凹部13,1
3……基辺部の凸部10,10……とを一体的に
溶着している。これによつて、軟質の袋状部材1
と硬質合成樹脂から成る口部材2,3とが一体的
に結合される。
一方の口部材2の中央には縦方向に細長の鍵体
挿入口13が開口形成されている。この口部材2
の鍵体挿入口13の裏面には鍵体通し孔14を備
える係止部材15が摺動自在に装着されている。
該係止部材15はバツグ本体4の閉止時に、その
鍵体通し孔14が上記挿入口13に対して上方に
少しずれて非整合となる位置に配置され、この状
態で他方の口部材3に設けられた係止受部16に
係止され、これによつて口部材2,3は閉じられ
る。これに対して上記ハンドバツグAの口を開く
ときは、上記鍵体挿入口13の長さと略同じ直径
を有するコイン状の鍵体20を鍵体挿入口13か
ら押込む。上記挿入口13から挿入されたコイン
状鍵体20は鍵体通し孔14の下端部に当つて上
記通し孔14を鍵体挿入口13と整合状態にしよ
うとし、この力の作用により係止部材15は下方
に移動する。係止部材15の移動により係止部材
15と他方の口部材3の係止受部16との係止が
外れ、口部材2,3が開いてハンドバツグは開口
する。
このことを次に詳しく説明する。
係止部材15は長片15aと短片15bとをL
字形に形成して成り、長片15aには、その長手
方向に沿つて鍵体通し孔14が形成されるととも
に、先端部にはバネ止め用突部21が形成されて
いる。この鍵体通し孔14の長さは上記口部材2
に形成された鍵体挿入口13と等しい。短片15
bの先端にはフツク部22が形成されている。
次に、上記口部材2の鍵体挿入口13の裏面に
は押え部材17が固定され、上記係止部材15は
この押え部材17と口部材2との間に上下に摺動
可能に装着されている。すなわち、押え部材17
は係止部材15の長片15a用摺動溝23を設け
るとともに、該溝23に沿つて口部材2の鍵体挿
入口13と略同じ長さの鍵体通し部24及び凹所
25を設けたもので、上記凹所25にはバネ止め
用突部26が形成されている。そして押え部材1
7は、口部材2に対し、その鍵体通し部24が口
部材2の鍵体挿入口13と整合する位置にネジ止
め固定される。このとき、押え部材17と口部材
2の裏面との間には、係止部材15の長片15a
が摺動溝23に沿つて摺動可能に収納され、上記
凹所25に設けたバネ止め用突部26と長片15
aのバネ止め用突部21にバネ27の両端が取付
けられる。係止部材15は上記摺動溝23に沿つ
て摺動可能となつているが、バネ27の弾性によ
つて上方に引寄せられ、短片15bが押え部材1
7の下端に当つて止つている。このとき係止部材
15の鍵体通し孔14は鍵体挿入口13よりもや
や上方位置にあり、非整合状態となつている。ま
た、係止部材15の長片15aは押え部材17の
摺動溝23内を下方に摺動する場合、そのバネ止
め用突部21が押え部材17の凹所25の下端に
当り、係止部材15はそれ以上下方に摺動するこ
とがないので、使用中にバネ27が外れても係止
部材15が脱落することがない。
これに対し、他方の口部材3内側に設けられた
押え枠9には、上記一方の口部材2の係止部材1
5のフツク部22に対応する位置に係止受部16
が上記フツク部22と係止可能に突設されてい
る。したがつて、ハンドバツグ本体の開口部を閉
じるときは、1対の口部材2,3が枢着部を中心
に回動して閉じ、一方の口部材2の係止部材15
のフツク部22と他方の口部材3の係止受部16
とを係止させる。このようにフツク部22と係止
受部16とが係止している状態においては、係止
部材15の鍵体通し孔14は挿入口13と非整合
状態にあり、したがつて鍵体挿入口13と通し孔
14とによつて形成される鍵体通路は上記挿入口
13よりも小さくなつている。
次に、上記ハンドバツグを開口するときは、上
記一方の口部材2の鍵体挿入口13の外側から、
コイン状鍵体20を挿入して押し込む。コイン状
鍵体20の直径は、上記挿入口13の長さと略同
じであるのに対し、鍵体通路はそれよりも小さい
ので、押し込まれたコイン状鍵体20は、バネ2
7圧に抗して上記通路を押し広げる。このとき、
係止部材15は下方に押し下げられて摺動するか
ら、フツク部22と他方の口部材3の係止受部1
6との係止は解放され、バツグ本体の開口部は開
く。押し込まれた鍵体20は他方の口部材3のス
トツパ28に当り、バツグ本体4内にははいらな
い。
なお、鍵体20は上記のように、口部材2,3
の挿入口13と係止部材15の通し孔14とによ
つて形成された鍵体通路を押し広げることができ
ればよい。したがつて、このような鍵体は実際の
コインの他、コインと同径の円形部材、さらには
先端にコインと同形寸法の半円形を設けた部材そ
の他の部材であつてもよい。
次に、上記構成のバツグ本体4の底部には底部
材5が設けられ、この底部材5上には人形6が配
置収納されている、この底部材5は硬質合成樹脂
から箱形に形成され、その底部中央部には筒状部
30及び止め具受け孔31が形成されているとと
もに、その後方にはホルダー受け孔32が形成さ
れている。上記底部材5は袋状部材1の底部に配
置された後、袋状部材1の外方から上記中央部受
け孔31に差込まれた止め具33によつて固定さ
れている。また、後方の受け孔32には人形支持
部材34の下部ボス35が差込まれる。底部材5
上に立設された上記人形支持部材34の上部の差
込み孔34aには、人形ホルダー36の差込み突
部36aが差込まれ、この差込み突部36aの裏
側にクリツプ37が装着されている。この人形ホ
ルダー36により人形6の胴体部6aはホールド
され且つその足部6bは筒状部30内に配置され
るので、人形6はハンドバツグA内に倒れること
なく保持される。なお、通常の場合、上記ハンド
バツグAは、厚紙製等の保持部材38により、直
立状に保持される。このような保持部材38は、
底部片38aと縦部片38bとを略L字形に形成
するとともに、縦部片38bの上部両側端部にバ
ツグ本体4の紐取付け部40,40を支える支え
片38cを突出形成して成るもので、上記底部片
38aは、外方から止め具33を圧入し、袋状部
材1とともに、底部材5に止着されている。な
お、保持部材38は、使用に際しては除去すれば
よい。
上記のように、バツグ本体4の底部に底部材5
を設け、該底部材5上に人形6を直立状態で保持
することができる。通常の場合ハンドバツグ内に
人形を立たせた状態で陳列することは難しいが、
上記構成の場合はバツグの中央に人形を保持して
おくことができるので、それが可能となり、した
がつて陳列効果が大きく、単にハンドバツグを折
りたたんだり、人形を箱詰め状態にして売るより
も人形をハンドバツグに収納した状態で売ること
ができ、しかもそのフアツシヨン性はハンドバツ
グによつて失なわれない。むしろハンドバツグは
上述のように従来よりもデザイン上フアツシヨナ
ブルに成型加工することができるから、その相乗
効果により注意力及び購買意欲を換起させる効果
が大きい。加えて、人形が見える状態で運ぶこと
ができるので、持運びが楽しい。
以上詳しく説明したように、本考案によれば、
ハンドバツグ玩具の口部材が施錠可能となるの
で、たとえ落しても口が開かないという効果があ
るだけでなく、所有感を一層満足させることがで
き、また口部材の開閉構造は簡単で、コイン状の
鍵体で楽に開錠できるので、操作が容易であり、
鍵体を紛失しても容易に他の適当な部材で代替す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る玩具用ハンドバツグの正
面図、第2図は上記玩具用ハンドバツグの口部の
斜視図、第3図は上記玩具用ハンドバツグの分解
斜視図であり、第4図a及びbは上記玩具用ハン
ドバツグの口部の開口の様子を示す一部断面図で
あり、第5図は口部材の鍵部の分解図である。 符号A……玩具用ハンドバツグ、1……袋状部
材、2,3……口部材、4……バツグ本体、13
……鍵体挿入口、14……鍵体通し孔、15……
係止部材、16……係止受け部、22……フツク
部、27……弾性部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バツグ本体の上部に、一対の開閉口部材を備え
    て成る下記要件から成ることを特徴とする玩具用
    ハンドバツグ。 (イ) 一方の口部材に、鍵体挿入口を開設するとと
    もに、該挿入口に面して他方の口部材の内側に
    形成した係止受部と係合自在に構成した係止部
    材を装着すること。 (ロ) 上記係止部材は鍵体の通し孔を有するととも
    に、下方に上記他方の口部材側に形成した係止
    受部と係合可能な係止フツク部を備えて成り、
    上記係止部材は弾性部材を介して、常時上方へ
    引寄せられた状態で装着されていること。 (ハ) 上記係止部材の鍵体通し孔は、一方の口部材
    の鍵体挿入口に対し、上方へ位置ずれして鍵体
    挿入口の下端部を一部遮蔽した状態で装着され
    ており、鍵体等を、鍵体挿入口から挿入して、
    鍵体通し孔を通過させる際に、鍵体で係止部材
    を、上記位置ずれした分だけ逆に下方へ押し下
    げて、上記係止フツク部と他方の口部材に設け
    た係止受部との係合を解除し、上記両口部材の
    開放を可能に構成したこと。
JP16817682U 1982-11-06 1982-11-06 玩具用ハンドバツグ Granted JPS5972922U (ja)

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JP16817682U JPS5972922U (ja) 1982-11-06 1982-11-06 玩具用ハンドバツグ

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Publication Number Publication Date
JPS5972922U JPS5972922U (ja) 1984-05-17
JPS6318334Y2 true JPS6318334Y2 (ja) 1988-05-24

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