JP3085903U - 扇 子 - Google Patents

扇 子

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JP3085903U
JP3085903U JP2001007306U JP2001007306U JP3085903U JP 3085903 U JP3085903 U JP 3085903U JP 2001007306 U JP2001007306 U JP 2001007306U JP 2001007306 U JP2001007306 U JP 2001007306U JP 3085903 U JP3085903 U JP 3085903U
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Japan
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fan
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JP2001007306U
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Inventor
吉郎 高島
昭榮 多田
Original Assignee
株式会社タカシマ製作所
株式会社こどもの館
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 閉じ状態からワンタッチで開き状態となる扇
子を提供する。 【構成】 扇体10の開閉中心部の周囲を保持体20に
より押さえて閉じ状態を保ち、押さえから解放すること
によりワンタッチで開き状態となる構成を有し、閉じた
扇体10を覆うカバー30を保持体20に嵌め合わせ可
能にするとともに、当該カバー30は透明材料によって
形成し、保持体20の端部に鼻隠しとなるキャップ35
を取り付け、キャップ35はキャラクター人形等の複数
種類のものを交換可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、扇体の開閉中心部の周囲を保持体により押さえて閉じ状態を保ち、 押さえから解放することによりワンタッチで開き状態となる扇子に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
扇子には工芸品に類するものから、実用品さらには玩具に類するものまで様々 な種類があるが、その割りには形状や機能はほぼ一定しており、変化に乏しく、 機構的改良は少ない。例えば特許2000−287732号は扇の支点部分で開 閉状態を維持するという発明を開示しているものの、開いたまま或いは閉じたま まの状態を維持するとはいうものの在来の扇子もそうであり新味に乏しい。また 扇子自体年配者の持ち物という通念があるため、若干層や子供が使うことは考え られていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたものであり、その課題は閉じた状態から ワンタッチで開き状態となる扇子を提供することである。また本考案の他の課題 は斬新な外観を有し、年少者にも親しみ易い扇子を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案の扇子は、扇体の開閉中心部の周囲を保持体に より押さえて閉じ状態を保ち、押さえから解放することによりワンタッチで開き 状態となる構成を有し、閉じた扇体を覆うカバーを保持体に嵌め合わせ可能にす るとともに、当該カバーは透明材料によって形成し、保持体の端部に鼻隠しとな るキャップを取り付け、キャップはキャラクター人形等の複数種類のものを交換 可能であるという手段と構成を有する。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案に係る扇子は、扇体の開閉中心部の周囲を保持体により押さえて閉じ状 態を保ち、かつまた押さえから開放することによりワンタッチで開き状態になる という構成を有する。ここで扇体は、扇状に開閉可能な扇の主要部を指し、開閉 中心部は開閉の中心となる部分を指す。従って扇体は、開閉中心部の周囲で保持 体によって押さえられており、押さえを開放するとワンタッチで開き状態となる 構成を有する。
【0006】 ワンタッチで扇体が開き状態になる構成は様々の種類があり得るが、次の構成 は望ましいものの一つである。即ち、扇体は、開閉中心部に開き方向へ付勢すべ く組み込まれた弾性部材を有し、保持体は、扇体の開閉中心部側の端部を挿脱可 能な構造を有し、閉じ状態にある扇体を保持体から脱しさせる弾性部材の作用力 に抗して、扇体を閉じ状態に保つ掛け止め部と、掛け止め部を外す解除部とを具 備する、という構成を取ることができる。
【0007】 扇体は、開閉中心部にて枢軸により組み立てられる構成を取ることができる。 この場合に、枢軸の端部を保持体に形成されている長溝に係合させ、扇体が保持 体から分離することなく開き状態となるようにする。この構成は扇体の抜け止め を枢軸が為す、ということである。
【0008】 上記の開閉構成を有する、閉じた扇体を覆うカバーを保持体に嵌め合わせ可能 にするとともに、当該カバーは透明材料によって形成する。カバーは、扇体を覆 った上で、保持体に嵌め合わせ可能とされているので、扇体を完全に閉じ状態に していなくてもカバーで覆われた状態にある限り開く状態になることはない。透 明なカバーは内部に収まっている扇体の状態を透視することを可能にする。
【0009】 保持体の端部には鼻隠しとなるキャップが取り付けられる。キャップはキャラ クターを模した人形や各種の物品等の外形を持つことができるし、特定の特徴的 な形状を持たないものであっても良い。そうした複数種類のキャップは交換可能 とするが、いつでも交換できる必要はなく、例えば製造時に選択することができ るだけでも良い。
【0010】
【実施例】
以下図示の実施例により本考案をより詳細に説明する。図1において、10は 扇体、20は保持体、30はカバー、35はキャップを示している。
【0011】 扇体10は左右の親骨11、12を有し、それらの基端部に内方へ向けて軸支 片11a、12aを設け、枢軸13によって結合するとともに、弾性部材14に よって、親骨間に張り渡した折り畳み扇紙15を開き方向へ付勢した構成を有す る。16は弾性部材14であるねじりばねの受け溝を示す。
【0012】 扇体10の開閉中心部の周囲を押さえて閉じ状態を保つ保持体20は、ケース 状構造を有し、開いた口部から扇体10の端部を挿脱可能なものである。保持体 20は扇体開閉面に対して上、下に位置する2部分21、22から成り、夫々の 内側に前記枢軸13を係合させて内外方向へ移動可能にする長溝23を有してお り、かつまた扇体10を外方へ押し出させるコイルばねから成る弾性部材24が 奥壁25と扇体10の端部との間に圧縮状態でセットされている。
【0013】 上下2部分21、22の先端部21a、22aは上下部分のみ舌状に外方へ突 出し、左右は親骨11、12の開放移動のための空所21b、22bとなってい る。扇体10を保持体内へ押し込み、閉じ状態を保つための掛け止め部として凸 部26と凹部27が扇体10と保持体20に設けられている。凹部27の外方に は、掛け止め部の解除部28として押しボタンが内外方向へ移動可能に取り付け られている。29a、29bは操作部覆いを示すが片方29bはダミーで良い。
【0014】 カバー30は上記扇体10を閉じた状態としたときに差し込んでおくもので、 いわばさやであり透明なプラスチック材料によって形成されている。カバー30 は保持体20に嵌め合わせて固定されるようになっており、その嵌め合わせ部に 突起31とその嵌合部32が形成されている(図4)。嵌め合わせ部は保持体先 端部21a、22aに設けられているので、先端部21a、22aの弾性によっ て扇体10と保持部20との嵌合、分離を容易に行える。
【0015】 キャップは複数個用意される図1の例の場合、特徴的でないキャップ35−1 と、キャラクターを持つキャップ35−2とが示されており、どちらのものも保 持体20の端部36を取り付け相手とする共通構造の取り付け部37を有する。 キャップ35−1、35−2はどちらか選択した方を永久的に保持体に固着して しまっても良く、また事後の交換を可能にするため係合可能な方法で取り付けて も良い。キャラクター38を使用する場合、キャップ35−3にチェーン等の取 り付け部材39の取り付け部40を設けても良い(図6参照)。
【0016】 本考案の扇子は、使用しない状態において扇体10を閉じかつカバー30に収 めて置かれる(図4)。使用時にカバー30を取り外し(図3(a))、解除部 28を押すと、凸部26が内方へ移動して凹部27との掛け止めが外れ、内蔵の 弾性部材24の弾発力によって長溝23の範囲内で扇体10を外方へ押し出し、 それと同時に弾性部材14の付勢力によって扇体10が開き状態になるものであ る(図3(b)、図5)。閉じるときは左右の親骨11、12を内側へ閉じて扇 体10を保持体20に押し込み、掛け止め部を合わせさらにカバー30をするこ とになる。
【0017】 カバー30がされていても扇体10を透視することができるので、扇体表面の 意匠が分かり、また汚れからも保護することができる。キャップ35−2は扇子 を特徴付け、また扇体表面の意匠とも関連付けることができるので、在来の扇に 対して子供にも大変親しみ易いものとなる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成され、かつ作用するものであるから、扇子を閉じ状態 からワンタッチ操作で開き状態にすることができ、かつまた開閉中心部側の端部 にキャラクター人形を含むキャップを取り付けることができるので斬新な外観と なり年少者にも親しみ易いものとなる等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る扇子の実施例を示す全体斜視図。
【図2】同上のものの分解斜視図。
【図3】(a)同じく閉じ状態の縦断面図。 (b)同じく閉じ状態の横断面図。 (c)同じく開き状態を示す説明図。
【図4】扇体と保持体との係合関係を拡大して示す縦断
面図。
【図5】扇体の開き状態を示す斜視図。
【図6】キャップの変形例を示す斜視図。
【符号の説明】
10 扇体 13 枢軸 14、24 弾性部材 20 保持体 23 長溝 26 凸部 27 凹部 28 解除部 30 カバー 35−1、35−2、35−3 キャップ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扇体の開閉中心部の周囲を保持体により
    押さえて閉じ状態を保ち、押さえから解放することによ
    りワンタッチで開き状態となる構成を有し、閉じた扇体
    を覆うカバーを保持体に嵌め合わせ可能にするととも
    に、当該カバーは透明材料によって形成し、保持体の端
    部に鼻隠しとなるキャップを取り付け、キャップはキャ
    ラクター人形等の複数種類のものを交換可能であること
    を特徴とする扇子。
  2. 【請求項2】 扇体は、開閉中心部に開き方向へ付勢す
    べく組み込まれた弾性部材を有し、保持体は、扇体の開
    閉中心部側の端部を挿脱可能な構造を有し、閉じ状態に
    ある扇体を保持体外方へ押し出させる弾性部材の作用力
    に抗して、扇体を閉じ状態に保つ掛け止め部と、掛け止
    め部を外す解除部とを具備する請求項1記載の扇子。
  3. 【請求項3】 扇体は、開閉中心部にて扇体を組み立て
    る枢軸を有し、枢軸の端部は保持体に形成された長溝に
    係合していて、扇体と保持体とが分離するのを防止する
    抜け止めとなっている請求項1又は2記載の扇子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123550A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Kazuhiro Kawasaki 扇骨開閉規制具

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