JP3073806U - バックル - Google Patents

バックル

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JP3073806U
JP3073806U JP2000003820U JP2000003820U JP3073806U JP 3073806 U JP3073806 U JP 3073806U JP 2000003820 U JP2000003820 U JP 2000003820U JP 2000003820 U JP2000003820 U JP 2000003820U JP 3073806 U JP3073806 U JP 3073806U
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JP
Japan
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fastener
female fastener
female
male
buckle
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JP2000003820U
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English (en)
Inventor
佳雄 羅
Original Assignee
台灣扣具工業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が容易で位置決めを確実に行えるバック
ルの提供。 【解決手段】 雌型留め具の一端にバンドの一端が連接
される連接棒が形成され、中央が貫通状とされ、並びに
その上端表面に釈放部と係止蓋部が設けられ、釈放部の
一端に雌型留め具が連接され、その他の端縁が雌型留め
具と分離状を呈する弾性蓋片とされ、係止蓋部の釈放部
に近い端縁の適宜位置に内向きに突出する係止キーが形
成され、雄型留め具に套設本体があり、適宜位置の貫通
部分に一つの連接棒が形成されてもう一つのバンドが通
され、該套設本体の前端が挿入部とされ、上方の凹孔が
雌型留め具の係止キー位置に対応し、挿入部を雌型留め
具に挿入した後に、係止キーを凹孔と嵌止させることに
より、雌型留め具と雄型留め具を迅速に係合させられ、
使用者が一つの手指で釈放部を押すことにより簡単に雄
型留め具を離脱させられ、別に套設本体の挿入部両側に
補助リブが設けられて挿入部を案内して容易に雌型留め
具内に押し込んで位置決めできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のバックルに係り、特に人体工学と人の操作習慣に合わせて設計 された雄型留め具と雌型留め具を具え、単一平面を押すだけで容易に雄型留め具 と雌型留め具を分離させることができ、操作が容易で位置決めが確実である機能 を具えたバックルに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のバックルは、帯状物に連接された雄型留め具と雌型留め具とで組成され 、両端の帯状物を分離自在に連接するのに用いられる。このようなバックルの使 用範囲は相当に広く、例えば、ヘルメット、リュックサック或いは靴のバンド等 の止め合わせに極めて広く使用されている。このようなバックルは雄型留め具と 雌型留め具の組合せとはいえ、ほとんどが類似の構造を有している。以下にこれ について説明する。
【0003】 図6は台湾パテント公告第289920号の靴用バックルを示し、このバック ルは、雌型留め具1が中空実体とされ、雌型留め具1の上方に弾性体である係止 部11が設けられ、下方に鉤型の歯(図示せず)が設けられ、両側に傾斜状の斜 辺12が設けられている。また雌型留め具1の両側に可動弾性体である側操作部 13、14が設けられ、並びに側操作部13、14より延伸された押しブロック 15、16が設けられている。また、雌型留め具の前端と後端に帯状物を固定す る貫通孔が設けられている。
【0004】 雌型留め具1の上方に形成された係止部11の下端に形成された歯で、雌型留 め具に挿入した雄型留め具の上面に形成された歯17を係止することにより雄型 留め具と雌型留め具の止め合わせを行い、釈放時には、親指と人指し指で両側か ら側操作部13、14を押し込み、係止部11の歯と歯17を分離させる。
【0005】 このようなバックルの構造は以下のような欠点を有していた 1.使用者が雄型留め具と雌型留め具を分離させる時、親指と人指し指で両側 より同時に側操作部を中央に向けて押圧しなければならないが、側操作部は雌型 留め具の両側に設けられ、その面積が有限であるため、使用者が操作しにくかっ た。 2.側操作部が雌型留め具の両側に設けられた設計は、組立加工に不便であり 、製造コストが高くなった。 3.側操作部の面積が比較的小さいため、製造時の品質を制御しにくく、この ため使用者が親指と人指し指で側操作部の鋸歯面を押す時に指にフィットしない 状況を発生した。 4.雌型留め具の両側の側操作部及び傾斜状の斜辺の設計は精密な設計を必要 とし、量産に不利で品質の制御が難しかった。 5.雌型留め具を射出成形する時、別の両側の開口を考慮しなければ全体の外 観が悪くなり、全体の付加価値に影響が生じた。 このように周知のバックルは欠点を有しており、その改善が求められていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は一種のバックルを提供することを課題とし、それは、雄型留め具と雌 型留め具で組成され、並びに雌型留め具に連接棒が設置されて帯状物が連接され ほか、上方表面に弾性を具えて押圧操作に供される釈放部と係止蓋部が設けられ 、並びに係止蓋部の内端縁に下向きに突出する係止キーが設けられて雄型留め具 の対応位置に設けられた挿入部の押し込みに供され、係止キーの凹孔への係入に より、雄型留め具と雌型留め具が止め合わされ、別に使用者が大面積の釈放部を 押圧する簡単な方式により雄型留め具と雌型留め具を分離状態となすことができ ることを特徴とするものとする。
【0007】 本考案の次の課題は、上記バックルにおいて、雌型留め具の外観構造を簡素化 することにより雌型留め具の全体の統一感を形成して製品の外観を良好とすると 共に、生産に便利とし、品質上の制御を容易とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、雌型留め具と雄型留め具で組成され、雌型留め具が中空貫 通状を呈し、雄型留め具の一端に雌型留め具内部に挿入されて係合する挿入部が 設置されたバックルにおいて、 雌型留め具の上端面に釈放部と係止蓋部が形成され、該釈放部が一端縁を以て 雌型留め具の本体に連接され該釈放部の他の端縁が係止蓋部と分離され、該係止 蓋部の釈放部に近い端縁の適宜位置に内向きに突出する係止キーが形成され、該 雄型留め具の挿入部の、雌型留め具の係止キーに対応する位置に、該係止キーと 嵌合可能な凹孔が設けられ、雄型留め具の挿入部が雌型留め具に挿入された後に 、該凹孔が係止蓋部の係止キーと係合し、使用者が指で釈放部を押圧することに より、雄型留め具を容易に雌型留め具より退出させられることを特徴とする、バ ックルとしている。 請求項2の考案は、請求項1に記載のバックルにおいて、前記雌型留め具の釈 放部が弾性押圧片を呈することを特徴とする、バックルとしている。 請求項3の考案は、請求項1に記載のバックルにおいて、前記雄型留め具の挿 入部の両側に補助リブが形成されて挿入部の雌型留め具内への挿入と位置決めを 案内すると共に、雄型留め具と雌型留め具の連接をより緊密として左右の揺動を 防止することを特徴とする、バックルとしている。 請求項4の考案は、請求項1に記載のバックルにおいて、前記雌型留め具の下 板面が雄型留め具挿入時に挿入部の外側端部ヘッド中央に下向きに凸設された当 接片をその上方において当接させることを特徴とする、バックルとしている。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案のバックルは、図1に示されるように、雌型留め具2と雄型留め具3で 組成されている。
【0010】 該雌型留め具2の中央は貫通状の収容溝20とされ、その一端の下方に連接棒 213が設けられて、一つの帯状物(図4、5も参照されたい)を連接するのに 用いられる。その本体の上端表面は釈放部22と係止蓋部21に分けられ、釈放 部22が一つの端縁221で雌型留め具2に連接している。釈放部22のその他 の周縁222は係止蓋部21と分離し、これにより釈放部22が押圧操作に供さ れ並びに弾性回復力を具えた蓋片とされている。該係止蓋部21の釈放部22に 近い端縁211の適宜位置に内向きに二つの斜めに延伸され突出する係止キー2 12が設けられ、別に、底側の収容溝20の底側が下板面23とされ、雄型留め 具3の挿入部34の端部ヘッド341の中央に下向きに突出形成された当接片3 411が上方に当接し使用される。
【0011】 該雄型留め具3は一つの套設本体31を具え、該套設本体31の貫通部分に一 つの連接棒32が設けられてもう一つの帯状物が通され、その後端に並びに歯状 内縁33が形成され、帯状物の位置決めに便利とされている。また、套設本体3 1の別端に一つの挿入部34が形成され、該挿入部34は雌型留め具2の収容溝 20内に挿入される板形体とされ、その雌型留め具2の係止キー212に対応す る位置に、対応する凹孔342が設けられている。このほか、挿入部34の両側 それぞれに一つの補助リブ35が形成され、該補助リブ35は挿入部34の両側 端縁と若干の距離を保持し、その一端を以て套設本体31に連接され、これによ り適宜案内と弾性保持の機能を提供する。並びにその端部ヘッド341の中央部 分に下向きに当接片3411が凸設されている。
【0012】 以上の構造により、図2、3、4に示されるように、雄型留め具3と雌型留め 具2を組み合わせる時、雄型留め具3の挿入部34と補助リブ35が共に雌型留 め具2の収容溝20内に挿入され、挿入時に補助リブ35の案内並びに収容溝2 0の両端辺壁の圧迫により挿入部34の凹孔342と雌型留め具2の係止キー2 12が確実に対応し、これによりただ挿入部34を位置決めすると、係止キー2 12が凹孔342内に係合し、並びに端部ヘッド341の下向きに突出した当接 片3411に下板面23の上方にあって当接し、雄型留め具3と雌型留め具2が 迅速に止め合わせられる。
【0013】 雄型留め具3を雌型留め具2より退出させたい時には、図2、3、5に示され るように、使用者は一つの指で比較的大面積の釈放部22を下向きに押せば、釈 放部22が直接挿入部34の端部ヘッド341を下向きにスライドさせ、これに より係止キー212と凹孔342が離脱状を呈し、雄型留め具3が容易に雌型留 め具2の収容溝20外に退出可能となる。
【0014】 ゆえに、本考案のバックルは、雌型留め具2の外表面が整った外観を有し、並 びに周知のバックルのように両側の孔による外観の悪さがない。且つプラスチッ ク材質の特性によりその釈放部22の設置は確実に弾性機能を有し、これにより 、加圧と回復時の弾性力のいずれも心配がなく、雌型留め具2の全体外観を維持 でき、連接棒21の設置が下端に位置し、上端面が被覆されているため、帯状物 を設置した後の全体の外観がよい。このほか、該雄型留め具3もプラスチック材 料で製造され、その補助リブ35の設置は確実に挿入部34の案内と位置決めの 機能を提供し、挿入部34の端部ヘッド341の傾斜方式の設置により、係止キ ー212と凹孔342の係合と弾性離脱動作が加速され、これにより操作上便利 な機能を有している。
【0015】
【考案の効果】
総合すると、本考案のバックルはその釈放部が上端面に設置された設計により 、大面積の操作空間が提供され、ただ片手の一つの指で押せば、簡単に雄型留め 具と雌型留め具を分離させることができる。このほか、雌型留め具の両側に孔を 設ける必要がないため全体の外観がよく、量産と品質管理に有利であり、バック ルの組合せ上、さらに便利である。このように本考案は実用性、新規性、進歩性 及び産業上の利用価値を有しており、実用新案登録の要件を具備している。なお 、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲 に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の組合せ後の斜視図である。
【図3】本考案の組合せ後の平面図である。
【図4】本考案の組合せ後の断面図である。
【図5】本考案の雌型留め具と雄型留め具分離時の断面
動作表示図である。
【図6】周知のバックルの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 雌型留め具 11 係止部 15 押しブロック 12 斜辺 16 押しブロック 13 側操作部 17 歯 14 側操作部 2 雌型留め具 20 収容溝 22 釈放部 21 係止蓋部 221 端縁 211 端縁 222 周縁 212 係止キー 23 下板面 213 連接棒 3 雄型留め具 31 套設本体 341 端部ヘッド 32 連接棒 3411 当接片 33 歯状内縁 342 凹孔 34 挿入部 35 補助リブ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌型留め具と雄型留め具で組成され、雌
    型留め具が中空貫通状を呈し、雄型留め具の一端に雌型
    留め具内部に挿入されて係合する挿入部が設置されたバ
    ックルにおいて、 雌型留め具の上端面に釈放部と係止蓋部が形成され、該
    釈放部が一端縁を以て雌型留め具の本体に連接され該釈
    放部の他の端縁が係止蓋部と分離され、該係止蓋部の釈
    放部に近い端縁の適宜位置に内向きに突出する係止キー
    が形成され、該雄型留め具の挿入部の、雌型留め具の係
    止キーに対応する位置に、該係止キーと嵌合可能な凹孔
    が設けられ、雄型留め具の挿入部が雌型留め具に挿入さ
    れた後に、該凹孔が係止蓋部の係止キーと係合し、使用
    者が指で釈放部を押圧することにより、雄型留め具を容
    易に雌型留め具より退出させられることを特徴とする、
    バックル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバックルにおいて、前
    記雌型留め具の釈放部が弾性押圧片を呈することを特徴
    とする、バックル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のバックルにおいて、前
    記雄型留め具の挿入部の両側に補助リブが形成されて挿
    入部の雌型留め具内への挿入と位置決めを案内すると共
    に、雄型留め具と雌型留め具の連接をより緊密として左
    右の揺動を防止することを特徴とする、バックル。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のバックルにおいて、前
    記雌型留め具の下板面が雄型留め具挿入時に挿入部の外
    側端部ヘッド中央に下向きに凸設された当接片をその上
    方において当接させることを特徴とする、バックル。
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