JP5552534B2 - フロントリリースバックル - Google Patents

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Description

本発明は、正面部分を操作することで係合が解除されるフロントリリースバックルに関する。
従来、衣服、鞄や靴、包装具など様々な用途でベルト等の紐状部材同士を連結するために、プラグとソケットとを着脱自在に係合させるバックルが用いられている。
このようなバックルでは、着脱のための操作が簡単であり、一方で意図しないときに不用意に外れないことが要求される。このような要求に応じた製品として、正面部分を操作することで係合が解除されるフロントリリースバックルが利用されている。
フロントリリースバックルには、プラグ部分とソケット部分とが、それぞれ係合して固定されるタイプのものが知られている。
例えば、特許文献1には、プラグ部分の凸状の係合部であるロッキング・ラグが扁平形状のバックルの厚み方向に突出したバックルが記載されている。
特許文献2には、プラグの先端にソケットと係合する第1凸部が扁平形状のバックルの厚み方向に突出したバックルが記載されている。
特許第3248104号 特開2006−204619号公報
特許文献1および特許文献2に記載のバックルでは、ロッキング・ラグがバックルの厚み方向に突出しているので、バックルの厚み寸法が大きくなってしまう。このため、例えば、このようなバックルをリュックサックなどに利用する場合、バックルの厚みが大きいため取り付け位置に制約が課されたり、リュックサック全体の意匠性に悪影響を及ぼしたりといった問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、厚み寸法を小さく抑えることができるフロントリリースバックルを提供することとした。
本発明のフロントリリースバックルでは、プラグとこのプラグが差込係合されるソケットとを備え、前記プラグは、基部と、前記基部から突起した脚部と、前記脚部の先端に形成された係合部と、を有し、前記ソケットは、差込口を有する本体と、前記本体内に形成されて前記差込口から差し込まれた前記脚部を収容可能な収容空間と、前記本体に形成されて前記係合部が係合可能な被係合部と、前記係合部と前記被係合部との係合を脱離させる操作部と、を有し、前記プラグと前記ソケットとが扁平形状であり、前記脚部は扁平であるとともに、前記係合部前記被係合部に対し前記厚み方向に係合可能とする程度の厚み方向の可撓性を有し、前記係合部は、前記脚部の幅方向に突出され、かつ前記脚部の厚み範囲内に設置され、前記脚部は、前記脚部の表面のうち前記基部から前記係合部までの部分が、前記脚部の差込方向へ向かうに連れて前記プラグの表側へ向けて斜めに突出していることを特徴とする。
このような発明では、プラグの係合部が厚み方向ではなく、幅方向に突出しているので、プラグおよび係合部を収容するソケットの厚み寸法を小さくできる。このため、バックルの厚み寸法が大きくなることがなく、厚み寸法を小さくすることができる。例えば、このような厚み寸法が小さいフロントリリースバックルをリュックサックなどに利用する場合、バックルの厚みが小さいので取り付ける位置に制約が課されない。さらに、厚み寸法が小さいため、バックルが目立たず、引っ掛かりが生じることなく、リュックサックなどの全体の意匠性に悪影響を及ぼすおそれもない。
また、このような発明では、脚部が保持部より操作部側へと基部から突出しているので、操作部を押圧した際、僅かな撓みで係合部を押圧することができる。このため、フロントリリースバックルの厚み寸法を小さくしても、操作部によるプラグとソケットとの分離、押し出しが行える。よって、フロントリリースバックルの厚み寸法をより小さくすることができる。
本発明において、前記プラグと前記ソケットとが係合されている状態において、前記操作部と前記係合部とが当接可能に配置され、前記操作部は、厚み方向に前記脚部と対向する位置に設けられ、前記厚み方向に可撓性を有し、さらに、前記ソケット内側に凸部を有することが望ましい。
このような発明では、操作部を係合部側に撓ませることで、凸部が脚部に押圧される。このとき、係合部と被係合部との係合が解除されるので、脚部をソケットの差込口側へと押し出すことができる。
本発明において、前記係合部は、前記操作部側に傾斜面が設けられた傾斜部を有し、前記操作部が前記係合部側に撓むことで、前記凸部が前記傾斜面を押圧することが望ましい。
このような発明では、操作部を係合部側に撓ませることで、凸部が傾斜面に押圧される。このとき、凸部が傾斜面を滑走しながら係合部側へと撓むので、係合部は被係合部との係合が解除されるとともにソケットの差込口側へと押し出されることになる。このため、操作部を押圧することで、プラグがソケットから分離して押し出される。よって、操作部を押圧するだけで、確実にプラグとソケットを分離することができる。
本発明において、前記傾斜面の角度が15°であることが望ましい。
このような発明では、傾斜面の角度が15°であるので、凸部が傾斜面を円滑に滑走することができる。このため、操作部を押圧することで、プラグがソケットから分離して円滑に押し出される。よって、操作部を押圧するだけで、より確実にプラグとソケットを分離することができる。
本発明において、前記基部から突起した前記プラグと前記ソケットとを位置決め保持する一対の保持部を有することが望ましい。
このような発明では、プラグとソケットとを位置決め保持する一対の保持部を有するので、係合部と被係合部との係合が確実に行える。また、例えば、プラグとソケットに捻り応力が加わった際、プラグとソケットとが位置ずれしないため、係合部と被係合部との係合が解除されるおそれがなく、確実に係合を維持し、バックルとしての機能を果たすことができる。
本発明の一実施形態にかかる全体構成を示す平面図。 前記実施形態の全体構成を示す側面図。 前記実施形態の全体構成を示す正面図。 前記実施形態のプラグを示す平面図。 前記実施形態のプラグを示す側面図。 前記実施形態のソケットを示す平面図。 前記実施形態のソケットを示す側面図。 前記実施形態のソケットを示す正面図。 前記実施形態のソケットの操作部を示す断面図。 前記実施形態のプラグおよびソケットの連結状態を示す断面図。 前記実施形態のプラグおよびソケットの連結途中の状態を示す断面図。 前記実施形態の操作部の撓みにより係合部が押し出される状態を示す拡大断面図。 本発明の他の実施形態のプラグを示す平面図。 本発明の他の実施形態のプラグを示す平面図。 本発明の他の実施形態のプラグを示す平面図。 本発明の他の実施形態のプラグを示す平面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図12には本発明の一実施形態が示されている。
図1から図3に基づいてフロントリリースバックルの全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる全体構成を示す平面図である。図2は、前記実施形態の全体構成を示す側面図である。図3は、前記実施形態の全体構成を示す正面図である。
図1から図3の各図に示すように、本実施形態のフロントリリースバックル1は、プラグ10とこのプラグ10が差込係合されるソケット20とを備えている。
これらの各図に示すように、本実施形態のフロントリリースバックル1は、紐状部材、たとえば、ベルトなどの端部を連結・分離するためのものであり、合成樹脂によって一体成形されたプラグ10と、同様に合成樹脂で一体成形されたソケット20とを備えている。
なお、プラグ10およびソケット20の材質としては、合成樹脂に限らず金属など他の材質であってもよく、射出成形に限らず光造形、鋳造など他の成形方法によるものであってもよい。
図4および図5に基づいてプラグの構成について説明する。
図4は、前記実施形態のプラグを示す平面図である。図5は、前記実施形態のプラグを示す側面図である。
図4および図5において、プラグ10は、合成樹脂の射出成形により全体を一体成形されたものであり、一対の脚部12を有する基部11と、脚部12にそれぞれ形成された係合部14と、ベルトなどが挿通されるベルト装着部19を有する。
脚部12は、基部11の幅方向(ソケット20に対するプラグ10の差込方向およびソケット20の厚み方向とそれぞれ直交する方向、図1における左右方向)に並列して長さ方向(ソケット20に対するプラグ10の差込方向、図1における上下方向)へ延びて互いに平行とされ、各々は中間ないし先端側が互いに厚み方向(前述した幅方向および差込方向とそれぞれ直交する方向)へ弾性変形可能とされている。
また、一対の脚部12は、それぞれ差込方向へ向かうに連れて操作部27A側へ近接するように傾斜しており、これにより脚部12の全体で厚み方向へ弾性変形する力を受けることができる。
係合部14は、脚部12の先端からそれぞれ幅方向に延びる突起で形成され、それぞれの脚部12の先端は平面から見た場合に丁字状となっている。また、係合部14は、脚部12の先端部に形成されており、係合部14の厚み方向の寸法(高さ)が脚部12の高さよりも大きくならないように形成されている。
さらに、係合部14は、それぞれの脚部12の先端部に形成された傾斜部14Bと、これらの傾斜部14Bを幅方向に連結する連結傾斜部14Dとを備えている。この連結傾斜部14Dにより一対の脚部12は外力で幅方向への変形を規制されている。さらに、一対の脚部12は、厚み方向へ弾性変形する際、連結傾斜部14Dによりそれぞれの脚部12が同じ変形量となるようになっている。
また、傾斜部14Bおよび連結傾斜部14Dは、差込方向の先端側へ向けて厚み寸法が小さくなるように緩やかに傾斜した傾斜面14Aと、連結傾斜面14Cとをそれぞれ備えている。
図5に示すように、一対の脚部12の外側には、一対の保持部16が設置されている。一対の保持部16は、基部11から幅方向にそれぞれ離間して配置され差込方向へ延びる柱状の部材であって、その先端が係合部14と離間している。この保持部16の厚み寸法は、基部11の厚み寸法より小さく、かつ脚部12の厚み寸法より大きく形成されている。
また、保持部16は、その幅方向外側に沿って設けられた凸状の保持凸部16Aを有する。
これらの係合部14および保持部16は、ソケット20の内側に形成された凹凸形状(後述)により案内され、これらの案内により差込操作の際にプラグ10が適切な位置へと誘導されるようになっている。
また、図4に示すように、ベルト装着部19は、基部11の中間部分を利用して形成されている。このベルト装着部19は、内部中央にベルトの端部が挿入されるベルト取付孔19Aを有し、プラグ10の端部でかつ基部11の端部である位置に幅方向へ延びる第1バー19Bが架設され、ベルト取付孔19Aの中間には第2バー19Cが架設され、この第2バー19Cによってベルト取付孔19Aは差込方向前端側19Dと差込方向後端側19Eとの2つに分割されている。
これにより、図示しないベルトをベルト取付孔19Aに挿通させて第2バー19Cの周囲に周回させ、第1バー19Bにベルトが当接されることにより、ベルトを係合して固定可能でかつ長さ調節も可能な構造となっている。
図1および図6から図8に基づいてソケットの構成について説明する。
図6は前記実施形態のソケットを示す平面図である。図7は、前記実施形態のソケットを示す側面図。図8は、前記実施形態のソケットを示す正面図である。
図1および図6から図8において、ソケット20は、合成樹脂の射出成形により全体を一体成形されたものであり、差込口22を有する中空筒状の本体21と、この本体21内に形成されて差込口22から差し込まれたプラグ10の脚部12を収容可能な収容空間23と、本体21に形成されて係合部14が係合可能な被係合部24と、本体21の平面中央に形成された操作用開口27と、プラグと係合された場合に係合部に対応する位置に形成された開口部28と、図示しないベルトが挿通されるベルト装着部29とを有する。
被係合部24は、収容空間23の内側の幅方向に離間して並ぶ2箇所に形成された差込口22側向きに傾斜面を有するくさび形状部材である。それぞれの被係合部24は、本体21の表面の内側に形成され、収容空間23に突出している。
これらの被係合部24の厚み寸法は、収容空間23の厚み方向の寸法より小さく形成され、一対の脚部12に形成される係合部14に対応している。
収容空間23の内側には、係合部14を被係合部24へと誘導して係合させるための誘導面25が形成されている。
この誘導面25は、差込口22の端部から差込方向へ複数の一対の溝部26が形成されている。この溝部26は、脚部12および保持部16が差込口22から差し込まれた際に、図示しない脚部12の裏面側に形成された凸状部が、溝部26と対応して脚部12の先端の係合部14を被係合部24へと誘導するガイドとして機能する。
図9に基づいてソケットの操作部の構成について説明する。
図9は、前記実施形態のソケットの操作部を示す断面図である。
図9に示すように、係合部14と被係合部24との係合を解除するために、本体21の平面中央には操作用開口27が形成されている。この操作用開口27は、内部の収容空間23に連通している。
操作用開口27は、差込口22から差し込まれた脚部12を連結する連結傾斜部14Dを露出させる位置に形成されている。
この操作用開口27には、押圧されることにより厚み方向へ弾性する可撓性部材である操作部27Aが設けられている。この操作部27Aは、脚部12と対向する位置に設けられ、弾性変形することで連結傾斜部14Dに当接するようになっている。そして、操作部27Aには、連結傾斜部14Dと当接する箇所に厚み方向内側へ突出した凸部27Bが設けられ、この凸部27Bと対応する位置に厚み方向外側に厚肉部27Cが設けられている。
図9から図12に基づいてプラグとソケットとが連結される様子および連結された状態、ならびに、連結されたプラグとソケットとが係合を解除される様子を説明する。
図10は、前記実施形態のプラグおよびソケットの連結状態を示す断面図である。図11は、前記実施形態のプラグおよびソケットの連結途中の状態を示す断面図である。図12は、前記実施形態の操作部の撓みにより係合部が押し出される状態を示す拡大断面図である。
図9および図11に示すように、差込口22から差し込まれた脚部12の先端において、係合部14は誘導面25に誘導されて被係合部24に到達すると、一対の脚部12が弾性変形して一対の係合部14がそれぞれ被係合部24と係合する。
一方、図10および図12に示すように、凸部27Bは、連結傾斜部14Dを押圧することで、脚部12を厚み方向へ弾性変形させると同時に、連結傾斜面14Cの斜面を滑る。これにより、係合部14が被係合部24との係合を解除され、かつ、プラグ10が差込口22側へと押し出されることとなる。
このような本実施形態においては、以下のような効果が得られる。
本実施形態のフロントリリースバックル1では、プラグ10の係合部14が厚み方向ではなく、幅方向に突出しているので、バックルの厚み寸法が大きくなることがなく、厚み寸法を小さくすることができる。このため、例えば、このような厚み寸法が小さいフロントリリースバックル1をリュックサックなどに利用する場合、バックルの厚みが小さいので取り付ける位置に制約が課されない。さらに、厚み寸法が小さいため、バックルが目立たず、リュックサックなどの全体の意匠性に悪影響を及ぼすおそれもない。
本実施形態のフロントリリースバックル1では、操作部27Aが係合部14側に撓むことで、凸部27Bが連結傾斜面14Cを押圧する。このとき、凸部27Bが連結傾斜面14Cを滑走しながら係合部14側へと撓むので、係合部14は被係合部24との係合が解除されるとともにソケット20の差込口22側へと押し出されることになる。このため、操作部27Aを押圧することで、プラグ10がソケット20から分離して押し出される。よって、操作部27Aを押圧するだけで、確実にプラグ10とソケット20を分離することができる。
本実施形態のフロントリリースバックル1では、連結傾斜面14Cの角度が15°であるので、凸部27Bが連結傾斜面14Cを円滑に滑走することができる。このため、操作部27Aを押圧することで、プラグ10がソケット20から分離して円滑に押し出される。よって、操作部27Aを押圧するだけで、より確実にプラグ10とソケット20を分離することができる。
本実施形態のフロントリリースバックル1では、プラグ10とソケット20とを位置決め保持する一対の保持部16を有するので、係合部14と被係合部24との係合が確実に行える。また、例えば、プラグ10とソケット20に捻り応力が加わった際、プラグ10とソケット20とが位置ずれしないため、係合部14と被係合部24との係合が解除されるおそれがなく、確実に係合を維持し、バックルとしての機能を果たすことができる。
本実施形態のフロントリリースバックル1では、脚部12が保持部16より操作部27A側へと基部11から突出しているので、操作部27Aを押圧した際、僅かな撓みで係合部14を押圧することができる。このため、フロントリリースバックル1の厚み寸法を小さくしても、操作部27Aによるプラグ10とソケット20との分離、押し出しが行える。よって、フロントリリースバックル1の厚み寸法をより小さくすることができる。
〔変形例〕
なお、本発明は前記実施形態の構造に限らず、次のような変形をも含む。
上記実施形態のように、一対の脚部12は、連結傾斜部14Dで連結されている構成に限らず、図13に示すように、連結されずに独立している構成としてもよい。また、このような場合、凸部27Bの幅寸法を大きくすることで、傾斜面14Aを押圧するようにするのが好ましい。
また、係合部14は、脚部12の先端からそれぞれ幅方向外側に延びる突起で形成される構成に限らず、図14に示すように、幅方向内側に延びる突起とし、傾斜部14Bが差込方向先端側ではなく反対側に設けられる構成としてもよい。
さらに、係合部14は、L字状に形成される必要はなく、図15に示すように、一つの係合部14としてもよい。
また、脚部12は、一対である必要はなく、図16に示すように、三つの脚部12から構成されていてもよい。
本発明は、ベルト同士を連結するバックルであって、一対のロックアームを有するフロントリリースバックルとして利用できる。
1…フロントリリースバックル
10…プラグ
11…基部
12…脚部
14…係合部
14A…傾斜面
14B…傾斜部
16…保持部
20…ソケット
21…本体
22…差込口
23…収容空間
24…被係合部
27A…操作部
27B…凸部

Claims (5)

  1. プラグ(10)とこのプラグ(10)が差込係合されるソケット(20)とを備え、
    前記プラグ(10)は、基部(11)と、前記基部(11)から突起した脚部(12)と、前記脚部(12)の先端に形成された係合部(14)と、を有し、
    前記ソケット(20)は、差込口(22)を有する本体(21)と、前記本体(21)内に形成されて前記差込口(22)から差し込まれた前記脚部(12)を収容可能な収容空間(23)と、前記本体(21)に形成されて前記係合部(14)が係合可能な被係合部(24)と、前記係合部(14)と前記被係合部(24)との係合を脱離させる操作部(27A)と、を有し、
    前記プラグ(10)と前記ソケット(20)とが扁平形状であり、前記脚部(12)は扁平であるとともに、前記係合部(14)前記被係合部(24)に対し前記厚み方向に係合可能とする程度の厚み方向の可撓性を有し、前記係合部(14)は、前記脚部(12)の幅方向に突出され、かつ前記脚部(12)の厚み範囲内に設置され
    前記脚部(12)は、前記脚部(12)の表面のうち前記基部(11)から前記係合部(14)までの部分が、前記脚部(12)の差込方向へ向かうに連れて前記プラグ(10)の表側へ向けて斜めに突出していることを特徴とするフロントリリースバックル。
  2. 請求項1に記載のフロントリリースバックルにおいて、
    前記プラグ(10)と前記ソケット(20)とが係合されている状態において、前記操作部(27A)と前記係合部(14)とが当接可能に配置され、
    前記操作部(27A)は、厚み方向に前記脚部(12)と対向する位置に設けられ、前記厚み方向に可撓性を有し、さらに、前記ソケット(20)内側に凸部(27B)を有することを特徴とするフロントリリースバックル。
  3. 請求項1または請求項2に記載のフロントリリースバックルにおいて、
    前記係合部(14)は、前記操作部(27A)側に傾斜面(14A,14C)が設けられた傾斜部(14B,14D)を有し、
    前記操作部(27A)が前記係合部(14)側に撓むことで、前記凸部(27B)が前記傾斜面(14A,14C)を押圧することを特徴とするフロントリリースバックル。
  4. 請求項3に記載のフロントリリースバックルにおいて、
    前記傾斜面(14A,14C)の角度が15°であることを特徴とするフロントリリースバックル。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のフロントリリースバックルにおいて、
    前記基部(11)から突起した前記プラグ(10)と前記ソケット(20)とを位置決め保持する一対の保持部(16)を有することを特徴とするフロントリリースバックル。
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