JP2000116413A - バックル - Google Patents

バックル

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JP2000116413A
JP2000116413A JP10307811A JP30781198A JP2000116413A JP 2000116413 A JP2000116413 A JP 2000116413A JP 10307811 A JP10307811 A JP 10307811A JP 30781198 A JP30781198 A JP 30781198A JP 2000116413 A JP2000116413 A JP 2000116413A
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tool
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elastic plate
male
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JP10307811A
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Hiroshi Takahashi
高橋  宏
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Nifco Inc
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Publication date
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    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B11/00Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/26Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings
    • A44B11/263Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings with a push-button acting perpendicularly to the main plane of the buckle

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片手操作で掛合解除可能な単一構成部品から
なるバックルの提供 【解決手段】 帯・紐状体Cの取付け部又は折返し部1
1と差込部10とを備えたバックル雄具Aと、この差込
部10の抜き差し可能な差込孔21を備えた筒状部20
と、帯・紐状体Cの取付け部又は折返し部26とを備え
たバックル雌具Bとよりなり、前記筒状部20の一部が
前記差込孔21の差込み側開口21aから該開口21a
側と反対の側21bに向けて延びるように備えられた一
対のスリット23間に構成される弾性板状部22として
あり、前記差込部10と、この弾性板状部22とに、該
バックル雄具Aの差込部10を前記筒状部20の差込孔
21に差し入れた際に相互に係脱可能に掛合される掛合
手段Dが設けてあり、且つ、前記弾性板状部22が該弾
性板状部22の掛合手段Dと前記差込部10の掛合手段
Dとの掛合を解く向きに撓み出し可能に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帯・紐状体の連
結に用いられる取扱い操作の容易な、しかも、構成部品
数の少ないバックルの提供に関する。
【0002】
【従来の技術】雄部材と、雌部材とを掛脱可能に掛合、
用いるようにしたバックルとして、例えば、実公昭63
−42811号公報における図14及図15に示される
ようなバックルが開示されている。
【0003】この図14及び図15に示されるバックル
は、夫々にベルト120に備えられた雄部材100と雌
部材110によって構成してあり、雌部材110の挿入
孔111に対して雌雄部材相互の当接案内面102、1
12を当接させるように差し込まれる雄部材100の挿
入板101が、雌部材110の弾性片113によって差
し込み基部側を支持されることに伴って、その先端側
を、当該先端側に位置する嵌合孔103の口縁103a
に対して雌部材110における係止突起114を受け入
れるように移動、掛合される構成としてある。また、差
し込まれた当該雄部材100の挿入板101における基
部側が前記雌部材110における弾性片113によって
押圧されることから、当該挿入板101が当該挿入板1
01に対する押し込みの力を解かれた際に係止突起11
4から離れる向きに力を受けることとなり、当該挿入板
101が係止突起114に対して、がたなく嵌合係止す
るように構成してある。また、この嵌合係止されている
雌雄部材は、雌部材110の開口部115に浮き上がっ
た状態で前記係止突起114に係止している挿入板10
1の下端側を当該雌部材110の後壁116の側に向け
て押し付けるように押し込むことによって、前記係止突
起114と嵌合孔103の口縁103aとの嵌合係止を
解かれ、互いに分離されるように構成してある。
【0004】また、ベルトに装着用いられて、当該ベル
トの係脱可能な連結に用いられる他のバックルとして、
例えば、図16及図17に示されるようなバックルがあ
る。この図16及び図17で示されるバックルは、差込
みプレート211を備えたバックル雄具210と、この
バックル雄具210の差込みプレート211の差し込ま
れる挿入間隙201を備えたバックル雌具200を備え
た構成としてあり、このバックルを構成する夫々のバッ
クル雄具210とバックル雌具200とが夫々にベルト
220を備えた構成としてある。そして、該バックルを
構成するバックル雌具200は、重ね合わせの状態に連
結される第1プレート201と、この第1プレート20
1に対してバックル雄具210の差込みプレート211
の挿入間隙を離して当該第1プレート201に連結され
る可撓性を備えた第2プレート202とを備えた構成と
してあり、この第1プレート201の取付孔201aに
対して当該第2プレート202における軸桿203の細
桿部203aを差し入れ、且つ、これをカシメづけるこ
とによって、当該第2プレート202に備えられる掛合
突起204が前記第1プレート201に弾性的に当接さ
れるように当該第1プレート201と第2プレート20
2とを組付け連結した構成としてある。また、前記バッ
クル雌具201に差し込み掛合されるバックル雄具21
0は、前記バックル雌具200の挿入間隙206に抜き
差し可能に差し入れられる前記差込みプレート211
と、この差込みプレート211に、その板厚方向に貫設
されている掛合口212とを備え、且つ、該差込みプレ
ート211の差し込み先端側を略V字状に凹んだ凹部2
13として構成し、この凹部213に前記バックル雌具
200における軸桿203が嵌め込み状に入れ込まれる
構成としてある。
【0005】このような構成からなるバックルにあって
は、前記バックル雄具210における差込みプレート2
11をバックル雌具200における挿入間隙206に差
し入れることによって、該バックル雌具200における
第2プレート202を上方に撓めながら、該バックル雄
具210における掛合口212内に前記バックル雌具2
00における掛合突起204が落とし込まれ、該掛合口
212における口縁に掛合され、前記バックル雄具21
0とバックル雌具200とが掛合されるようにしてあ
り、また、該バックル雌具200における第2プレート
202の先端突出し部205を引くことによって、該第
2プレート204に備えられている掛合突起204の前
記掛合口212の口縁に対する掛合を解き、当該バック
ル雄具210とバックル雌具200とを分離し得るよう
に構成してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
14及び図15において示されるバックルにあっては、
雌部材110の係止突起114に対する雄具100の嵌
合孔103の孔縁103aの嵌合係止を解く際に、一方
の手で雌部材110を把持し、且つ、他方の手指を用い
て当該雄具100の挿入板101を雌部材110の後壁
116に向けて押し込む操作を必要とし、バックルの片
手操作による掛合状態の解除操作に難があった。
【0007】また、前記図16及び図17において示さ
れるバックルにあっては、バックル雌具200が2個の
物品の組付けにより構成してあることから、当該バック
ル雌具200の構成コストが割高とされ、且つ、このバ
ックル雌具200の組付けコストが必要とされ、しか
も、バックル雄具210とバックル雌具200とを掛合
した際に前記軸桿203部分に力がかかり、当該部分に
おける耐久性を損なう不具合があった。
【0008】この発明は、前記の従来例における不具合
を解消するものであって、単一の構成部品からなり、堅
牢で、且つ、片手操作による掛合解除を可能としたバッ
クルの提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに請求項1記載にかかる発明は、帯・紐状体の取付け
部又は折返し部と、この帯・紐状体の取付け部又は折返
し部から一体に延設されている差込部とを備えたバック
ル雄具と、このバックル雄具の差込部が抜き差し可能に
差し込まれる差込孔を備えた筒状部と、該筒状部におけ
る前記バックル雄具の差込部の差込み開口側と反対の側
に備えられた帯・紐状体の取付け部又は折返し部とを備
えたバックル雌具とよりなり、該バックル雌具における
筒状部の一部が前記バックル雄具の差込部の差し込まれ
る前記差込孔の差込み側開口から該開口側と反対の側に
向けて延びるように備えられた一対のスリット間に構成
される弾性板状部としてあると共に、前記バックル雄具
の差込部と、この差込部の差し込まれる前記バックル雌
具の差込孔の一部を構成する前記弾性板状部とに、該バ
ックル雄具の差込部を前記筒状部の差込孔に差し入れた
際に該弾性板状部の弾性作用によって相互に係脱可能に
掛合される掛合手段が設けてあり、且つ、前記弾性板状
部が該弾性板状部の掛合手段と前記差込部の掛合手段と
の掛合を解く向きに撓み出し可能としてあることを特徴
とするバックルとしてある。
【0010】このように構成されるバックルにあって
は、当該バックルを構成する各バックル雄具とバックル
雌具のいずれをも単一の構成部品によって構成すること
ができる。
【0011】また、相互に掛合状態にあるバックル雌具
とバックル雄具とを、このバックル雌具における弾性板
状部を操作手前側に引くことによって、当該弾性板状部
に備えられている掛合手段とバックル雄具の差込部に備
えられている掛合手段との掛合を解くことができる。
【0012】次いで前記の目的を達成するために請求項
2記載に係る発明を、前記請求項1記載に係る発明にお
いて、バックル雌具の筒状部に備えられる差込孔が該筒
状部を貫通して設けてあると共に、該筒状部の弾性板状
部に備えられる掛合手段が、該差込孔の貫通方向に直交
する向きに備えられる掛合突部としてあることを特徴と
するバックルとしてある。
【0013】このように構成されるバックルを構成する
バックル雌具にあっては、前記筒状部内において、前記
バックル雄具の掛合される掛合面を、該筒状部の内奥側
を向いた状態で備えた掛合突部を容易に構成することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の典型的な一実施の
形態に係るバックルについて詳細に説明する。
【0015】図1〜図13は、本発明の典型的な一実施
の形態に係るバックルを示したものであって、図1は、
このバックルを用いて帯・紐状体Cを連結している状態
を斜視図で、また、図2では、これを正面から見て、更
に図3では、これを図2におけるE−E線の向きで断面
することによって示している。図4では、この帯・紐状
体Cの連結に用いられるバックルのバックル雄具Aとバ
ックル雌具Bとを分離した状態を斜視図として、更に図
5〜図7ではバックル雄具Aとバックル雌具Bとを互い
に掛合した状態として、図5では、これを正面側(取扱
い手前側)から、図6では、これを背面側(取扱い背面
側)から、図7では、これを図5におけるF−F線の向
きでの断面の状態で夫々示している。さらに、図8〜図
11では、このバックル雄具Aとバックル雌具Bとを互
いに分離した状態を、図8では、これを正面側(取扱い
手前側)から、図9では、これを背面側(取扱い背面
側)から、図10では、これを側面側から、更に、図1
1では、このバックル雄具とバックル雌具とを縦方向の
略中央で断面することによって夫々示している。更に、
図12では、バックル雌具Bを一方の側面から、図13
では、これを他方の側面から見て示している。
【0016】この実施の形態に係る典型的なバックル
は、帯・紐状体Cの取付け部又は折返し部11と、この
帯・紐状体Cの取付け部又は折返し部11から一体に延
設されている差込部10とを備えたバックル雄具Aと、
このバックル雄具Aの差込部10が抜き差し可能に差し
込まれる差込孔21を備えた筒状部20と、該筒状部2
0における前記バックル雄具Aの差込部10の差込み開
口21a側と反対の側21bに備えられた帯・紐状体C
の取付け部又は折返し部26とを備えたバックル雌具B
とよりなり、該バックル雌具Bにおける筒状部20の一
部が前記バックル雄具Aの差込部10の差し込まれる前
記差込孔21の差込み側開口21aから該開口21a側
と反対の側21bに向けて延びるように備えられた一対
のスリット23,23間に構成される弾性板状部22と
してあると共に、前記バックル雄具Aの差込部10と、
この差込部10の差し込まれる前記バックル雌具Bの差
込孔21の一部を構成する前記弾性板状部22とに、該
バックル雄具Aの差込部10を前記筒状部20の差込孔
21に差し入れた際に該弾性板状部22の弾性作用によ
って相互に係脱可能に掛合される掛合手段D、Dが設け
てあり、且つ、前記弾性板状部22が該弾性板状部22
の掛合手段Dと前記差込部10の掛合手段Dとの掛合を
解く向きに撓み出し可能に構成してある。
【0017】このように構成されるバックルにあって
は、当該バックルを構成する各バックル雄具Aとバック
ル雌具Bのいずれをも単一の構成部品によって構成する
ことが可能とされ、バックルを低廉なコストで製作でき
ると共に、複数部品の部品組み付けに伴って生ずる組み
付け部における強度的不安の無い安定した強度を備えた
バックルの提供が可能とされる。
【0018】また、相互に掛合状態にあるバックル雌具
Bとバックル雄具Aとを、このバックル雌具Bにおける
弾性板状部22を操作手前側に引くことによって、当該
弾性板状部22に備えられている掛合手段Dとバックル
雄具Aの差込部10に備えられている掛合手段Dとの掛
合を解くことができ、これによって、当該バックルの片
手操作による掛合状態の解除をなすことができる。
【0019】次いで前記の構成に係るバックルにおい
て、バックル雌具Bの筒状部20に備えられる差込孔2
1が該筒状部20を貫通して設けてあると共に、該筒状
部20の弾性板状部22に備えられる掛合手段Dが、該
差込孔21の貫通方向に直交する向きに備えられる掛合
突部24としてあることもある。
【0020】このように構成されるバックルを構成する
バックル雌具Bにあっては、前記筒状部20内におい
て、前記バックル雄具Aの掛合される掛合面24cを、
筒状部20の内奥側を向いた状態、即ち、該筒状部20
の差込み側開口21aと反対の側を向いた状態で備えた
掛合突部24を容易に構成することができると共に、任
意の掛止力を備えた大きさ及び形態からなる掛合面を構
成することができる。
【0021】先ず、この実施の形態に係るバックルの一
方を構成するバックル雄具Aは、例えば、型成形により
成形提供されるプラスチック成形品などとして構成する
ことができる。
【0022】この実施の形態に係るバックル雄具Aは、
帯・紐状体C、より典型的にはベルトC’の取付けに用
いられる取付け部又は折返し部11と、この帯・紐状体
Cの取け部又は折返し部11から一体に延設されている
差込部10とを備えた構成としてあり、この差込部10
に前記相互に掛合し合う掛合手段Dの一方の掛合手段
D’としての掛合陥凹部12を設けた構成としてある。
【0023】かかるバックル雄具Aを、より具体的に説
明すると、略長方形状をなす枠体13の短手側にある略
四角形の各板状部13a、13aと、この各板状部13
a、13aにおける当該バックルの操作背面側間に亙る
ように、即ち、該板状部13a、13aにおける当該バ
ックルの操作手前側に突出部13a’を残すように、当
該枠体13の長手側をなす一対の角桿状の桿部13bと
桿部13cとを一体に設け、この長手側にある一方の桿
部13bを前記ベルトC’の折返し装着手段として当該
バックル雄具Aにおける取付け部又は折返し部11を構
成すると共に、この桿部13bに向き合っている長手側
にある他方の角桿状桿部13cにおける操作手面側にあ
る幅側縁部から、この枠体13によって構成されるベル
トC’の挿通孔14における当該ベルトC’の挿通方向
に直交する向きに差込部10を一体に延設した構成とし
てある。なお、ここで、帯・紐状体Cの取付け部又は折
返し部11としての当該取付け部は、帯・紐状体Cを当
該バックル雄具Aに連結するなどの取付け装着に用いる
取付け部を、また、当該折返し部は、帯・紐状体Cを折
返し状態に掛合し、あるいは当該帯・紐状体Cを長さ調
節可能に掛け回し状態に維持するなどの折返しに用いら
れる折返し部を意味している。
【0024】かかる取付け部又は折返し部11から一体
に延設されている差込部10は、バックル雌具Bの弾性
板状部22に備えられる前記掛合手段Dの一方の掛合手
段D”を構成する掛合突部24としての掛合突条24’
が入り込み可能な掛合陥凹部12として機能する掛合開
口12’を備えた板状のフレーム状舌片10’として構
成してある。このバックル雄具Aの差込部10を構成す
るフレーム状舌片10’は、バックル雌具Bの筒状部2
0に備えられている差込孔21に対して略がたなく抜き
差し可能に差込み得る形状、寸法を備えたものとして構
成してあると共に、当該差込部10の突設基部方に備え
られている前記桿部13c及び板状部13aを当該バッ
クル雌具Bにおける差込孔21の差込み側開口21aの
側の面に当接した際に、該フレーム状舌片10’におけ
る開口12’の差込み先端側縁12’aがバックル雌具
Bにおける掛合突条24に対して都合良く掛合し得る形
状、寸法のものとして構成してある。
【0025】かかるバックル雄具Aの差込部10のフレ
ーム状舌片10’は、前記桿部13cの両側部から、ベ
ルトC’の挿通孔14における当該ベルトC’の挿通方
向に直交した向きに突設される一対の突設板状部10’
aと、この各突設板状部10’aの先端部間を連接する
ように前記桿部13cと平行になるように備えられた掛
合板状部10’bとによって装着ベルトC’の幅方向に
長い長方形状をなす掛合開口12’を構成するようにし
てあり、この掛合開口12’が、バックル雌具Bの掛合
突部24を受け入れ、且つ、これを掛合する形状、寸法
のものとして構成用意される。
【0026】かかる構成によりなる差込部10を構成す
るフレーム状舌片10’は、その先端部分、より具体的
には掛合板状部10’bの先端縁部における当該バック
ルの操作手前側を面取り状のテーパ面10’cとし、バ
ックル雌具Bの差込孔21に差し込まれる際に、当該バ
ックル雌具Bにおける掛合突部24の突部面に当接して
当該掛合突部24を備えた弾性板状部22を外方に向け
て効果的に撓み出させる構成としてある。
【0027】また、かかる構成よりなる差込部10を構
成するフレーム状舌片10’の掛合板状部10’bは、
その掛合開口12’に面した側、即ち、該掛合開口1
2’の先端側縁12’aに沿って、差込部10の先端側
の操作背面側から、該差込部10の基部側の操作手前側
に向けて傾斜するテーパ状掛合面10’dを備えた構成
としてある。
【0028】かかるバックルの一方を構成するバックル
雄具Aを係脱可能に掛合するバックルの他方を構成する
バックル雌具Bは、該バックル雄具Aの差込部10が抜
き差し可能に差込まれる差込孔21を備えた筒状部20
と、この筒状部20における前記差込部10の差込側と
反対の側、即ち、差込み側開口21aと反対の側21b
に備えられた帯、紐状体C、より典型的にはベルトC’
の取付けに用いられる取付け部又は折返し部26とを備
えた構成としてあり、例えば、型成形により成形提供さ
れるプラスチック成形品として構成される。なお、ここ
で、帯・紐状体Cの取付け部又は折返し部26としての
当該取付け部は、帯・紐状体Cを当該バックル雌具Bに
連結するなどの取付け装着に用いる取付け部を、また、
当該折返し部は、帯・紐状体Cを折返し状態に掛合し、
あるいは当該帯・紐状体Cを長さ調節可能に掛け回し状
態に維持するなどの折返しに用いられる折返し部を意味
している。
【0029】ここでバックル雌具Bを構成する筒状部2
0は、断面形状が長方形状をなす偏平な角筒状のものと
してあり、当該バックルの取扱い操作に際して手前側に
位置する比較的幅広な長方形状の板部として構成される
手前側板状部20aと、これと平行に向き合い、且つ、
当該バックルの取扱い操作に際して後方側に位置される
背面側板状部20bと、この手前側板状部20a及び背
面側板状部20bの夫々の短手側縁部を連接するように
備えられる側板状部20cとを備えた構成としてある。
【0030】かかる筒状部20は、前記バックル雄具A
における差込部10の差し込まれる差込孔21が、該筒
状部20の当該差込部10の差込み側開口21aから他
方側に向けて貫通して設けてあると共に、この差込部1
0、10の差し込まれる差込孔21が、当該差込部10
を略がたなく収め入れ得る形状、寸法を備えたものとし
て構成してある。
【0031】また、このバックル雌具Bを構成する筒状
部20における前記背面側板状部20bには、前記差込
孔21の差込み側開口21aと反対の側21b位置に帯
・紐状体C、例えば、ベルトC’の取付けに用いられる
取付け部又は折返し部26を構成する細長状孔26a
と、この細長状孔26aによって区分構成される装着桿
部26bを備えた構成としてある。
【0032】この背面側板状部20bに備えられる細長
状孔26aは、差込孔21を構成する当該背面側板状部
20bにおける差込み側開口21aと反対の側21bの
開口縁に沿って、当該開口縁部を装着桿部26bとして
残すように構成してあり、当該差込孔21に対する差込
部10の抜き差し方向に直交する向きに、この背面側板
状部20bの略全幅に備って、即ち、前記側板状部20
c間に亙るように備えられた構成とし、比較的幅広のベ
ルトC’などの帯・紐状体Cの取付け部又は折返し部2
6を構成するようにしてある。
【0033】かかるバックル雌具Bの差込孔21を構成
する筒状部20における前記手前側板状部20aの一部
を、該筒状部20から部分的に分離した弾性板状部22
として構成し、これに、前記バックル雄具Aの差込部1
0における掛合開口12’の掛合される掛合手段Dの一
方の掛合手段D”を構成する掛合突部24としての掛合
突条24’を設ける構成としてある。
【0034】この手前側板状部20aに備えられる弾性
板状部22は、該筒状部20における差込孔21の差込
み側開口21aの開口縁から、反対の側21bの側に向
けて延びる一対の平行なスリット23、23によって、
当該手前側板状部20aから部分的に分離され、弾性を
備えた板状部として構成される。
【0035】かかる弾性板状部22を構成するスリット
23、23は、前記手前側板状部20aにおける夫々の
側板状部20cに近接する位置で、しかも、この側板状
部20cに平行となるように当該筒状部20の差込孔2
1における差込み側開口21aの開口縁から反対の側2
1b,即ち、前記差込部10の差し込まれる筒状部20
の差込孔21における内奥側に向けて設けてあり、この
スリット23、23によって、当該手前側板状部20a
に対して、前記差込み側開口21a側を先端部22aと
し、且つ、当該筒状部20の反対の側21bにおいて該
手前側板状部20aに一連に連設された態様の弾性板状
部22を構成するようにしてある。
【0036】このように前記筒状部20の一部を該筒状
部20から部分的に分離するようにして構成される弾性
板状部22は、その先端部22a側を外方、より具体的
には、当該バックルの操作に際して手前側となる向きに
漸次突き出すように屈曲した指掛け部25として構成し
てある。この弾性板状部22に備えられる指掛け部25
は、当該弾性板状部22の先端部22a側の所要幅を屈
曲部22bとして構成することによって当該弾性板状部
22の先端部22aを、前記の手前側板状部22aの面
から外方に突き出すように構成し、手指を掛け得るよう
に構成してある。
【0037】かかる弾性板状部22の内側面、より具体
的には、背面側板状部20bに向き合っている面から、
前記掛合手段の一方の掛合手段D”を構成する掛合突部
24として機能する掛合突条24’を突き出し状態に設
けてある。
【0038】この弾性板状部22に備えられる掛合突条
24’は、当該掛合突条24’の向きを前記差込孔21
に差し込まれるバックル雄具Aの抜き差し方向に直交す
る向きとして設けられた比較的長寸のものとして構成し
てあり、この図示例にあっては、前記指掛け部25にお
ける屈曲部25bの略屈曲線に沿った部分に、この弾性
板状部22の突き出し方向に直交する向きに向けて延び
るように備えてあり、前記バックル雄具Aにおける差込
部10の掛合開口12’に収まると共に当該掛合開口1
2’の先端側縁12’aに掛合される構成としてある。
【0039】前記のスリット23、23によって区分さ
れている弾性板状部22における当該スリット23側に
ある側端から所定幅分内側にずらせた位置間に亙るよう
に、備えられる掛合突条24’は、前記指掛け部25の
屈曲部22bにおける内側面、即ち、背面側板状部20
bに向き合っている傾斜面25aの延長面として当該差
込孔21の差込み側開口21aと反対の側21bに向け
て突き出すように隆起した構成としてあり、この傾斜面
25aに連続した傾斜面24aと、この傾斜面24aの
先端から前記背面側板状部20bの面に平行となるよう
に延設されている平面24bと、この平面24bにおけ
る前記傾斜面24aと反対の側にあって、当該平面24
bから鋭角で屈曲状態に延設されて前記弾性板状部22
の面に到る傾斜掛合面24cとを備えた構成としてあ
る。
【0040】ここで、掛合突条24’に備えられる傾斜
掛合面24cは、筒状部20の差込孔21における差込
み側開口21a側と反対の側21b、即ち、当該差込部
21の内奥側を向いた状態に設けてあり、前記バックル
雄具Aの差込部10を構成する板状舌片10’における
テーパ状掛合面10’dに都合良く掛合可能な傾斜面を
備えたものとして構成してあり、この弾性板状部22の
面から鋭角で起立されている傾斜掛合面24cに対する
前記板状舌片10’におけるテーパ状掛合面10’dの
当接、掛合によってバックル雄具Aとバックル雌具Bと
の掛合が、より確実とされる。
【0041】尚、この弾性板状部22及びこの弾性板状
部22に備えられる掛合突条24’は、筒状部20に対
して枠体13における板状部13a及び桿部13cの面
を当該筒状部20の差込孔21の差込み側開口21a側
の面に当接するように差込部10を差し入れ操作をする
際に、この差込部10を構成する板状舌片10’におけ
るテーパ面10’cのテーパ面によって該掛合突条2
4’の傾斜面24aが押動され、背面側板状部20bか
ら漸次離れる向きに当該弾性板状部22が撓められる構
成としてあると共に、該板状舌片10’における掛合板
状部10’bが該掛合突条24’の平面24bを通り越
した際に、該掛合突条24’が掛合開口12’に入れ込
まれて、当該弾性板状部22が弾性復帰される構成とし
てあり、この弾性復帰された弾性板状部22における掛
合突条24’が差込部10を構成する板状舌片10’の
掛合板状部10’bに対して掛合される構成としてあ
り、これによってバックル雌具Bの筒状部20に対し
て、バックル雄具Aの差込部10が略がたなく差し込み
状態に掛合される。更に、当該筒状部20に差し込まれ
る差込部10が抜き方向に戻される態様において、掛合
突条24’の傾斜掛合面24cが板状舌片10’におけ
るテーパ状掛合面10’dに対してフック状に掛合され
る構成としてある。
【0042】このように構成されるバックル雄具Aの取
付け部又は折返し部11を構成する挿通孔14に対して
帯・紐状体C、この図示例にあってはベルトC’を挿通
し、このベルトC’を当該取付け部又は折返し部11を
構成する桿部13bに折返し状態に取付け用意し、又
は、長さ調節可能に挿通掛合させる共に、バックル雌具
Bの取付け部又は折返し部26を構成する細長状孔26
aに帯・紐状体C、この図示例にあってはベルトC’を
挿通し、このベルトC’を当該取付け部又は折返し部1
1を構成する装着桿部26bに折返し状態に取付け用意
し、又は、長さ調節可能に挿通掛合させ、このベルト
C’を備えたバックル雌具Bにおける弾性板状部22の
側を操作手前側となるようにして、このバックル雌具B
に対して、板状舌片10’におけるテーパ面10’cを
当該弾性板状部22に向けるようにしてバックル雄具A
の差込部10をバックル雌具Bの差込孔21に差し入
れ、相互の掛合手段D’、D”を掛合状態として用い
る。
【0043】また、かかる掛合状態にあるバックル雄具
Aとバックル雌具Bは、このバックル雌具Bにおける弾
性板状部22の先端部22aに備えられている指掛け部
25の傾斜面25aの内面に指先を掛け、これを外方、
即ち、操作手前側に引くことによって、当該弾性板状部
22に備えられている掛合突条24’が前記掛合陥凹部
12として構成されている差込部10における掛合開口
12’の先端側縁12’aから解放され、当該バックル
雄具Aとバックル雌具Bとが分離される。
【0044】かかる構成からなるバックルにあっては、
前記指掛け部25に対する指掛け引っ張り操作のみによ
りバックル雄具Aとバックル雌具Bとの掛合解除をなす
ことが可能とされ、当該バックル雄具Aとバックル雌具
Bとの掛合解除が片手操作によって可能とされる。
【0045】また、前記構成からなるバックル雄具A及
びバックル雌具Bは、これらを成形型を用いたプラスチ
ック成形によるプラスチック成形品として構成するのに
都合の良い形態とされており、しかも、これらのバック
ル雄具A及びバックル雌具Bを夫々一体に成形された一
個の部材として構成してあり、低廉な製作コストによる
当該バックル雄具A及びバックル雌具Bの提供を可能と
している。
【0046】また、筒状部20の差込孔21内に突き出
すように備えられる前記弾性板状部22の掛合突条2
4’に対し、この差込孔21における差込み側開口21
a及び当該開口21aと反対の側21bの両方の各開口
から成形型の抜き出しが可能な構成としてあることか
ら、この差込み側開口21aと反対の側21bを向いた
状態で、弾性板状部22の面から鋭角に起立する傾斜掛
合面24cを容易に構成することができる。
【0047】尚、前記図示例に係るバックル雄具A及び
バックル雌具Bにあっては、当該各バックルにベルト
C’を取付けた構成例を示しているが、ベルトC’以外
の細紐などの他の帯・紐状体を取付け用いるようにして
あっても良い。
【0048】また、前記図示例にあっては、バックル雄
具Aにおける帯・紐状体Cの取付け部又は折返し部11
を挿通孔14を備えた枠体13によって構成し、桿部1
3bに対して帯・紐状体Cを折り返し状態に装着する態
様を示しているが、当該取付け部又は折返し部11を並
設される複数個の帯・紐状体の挿通孔と当該挿通孔間に
備えられる桿部とを備えたものとして、この各挿通孔に
対して当該帯・紐状体を長さ調節可能に挿通し、当該挿
通帯・紐状体を摩擦抵抗によって掛合状態に維持するよ
うに構成してあっても良い。
【0049】また、同様に、バックル雌具Bにおける帯
・紐状体Cの取付け部又は折返し部26を、複数個の並
設される挿通孔と、当該挿通孔間に備えられる桿部とを
備えたものとして、この各挿通孔に対して、当該帯・紐
状体を長さ調節可能に挿通、し、当該挿通帯・紐状体を
摩擦抵抗によって掛合状態に維持するように構成してあ
っても良い。
【0050】尚、前記図示例に係るバックル雄具Aに備
えられる掛合手段D’として、差込部10の厚さ方向に
透設された掛合開口12’が示されているが、他方の掛
合手段D”である掛合突部24などが収まり掛合される
形態を備えたものであれば、いかなる形態からなるもの
であっても良く、当該掛合突部24などを受け入れ掛合
可能な掛合陥凹部12を備えたものであればいかなる形
態からなるものであっても良い。
【0051】また、前記図示例に係るバックル雌具Bに
備えられる掛合手段D”は、他方掛合手段D’として構
成される掛合陥凹部12に対して入り込み掛合可能な形
態からなるものであれば隆起凸条、隆起凸部など、いか
なる形態からなるものであっても良い。
【0052】更に、前記の図示例に係るバックルにあっ
ては、バックル雄具Aの側に掛合陥凹部12としての掛
合手段D’を、バックル雌具Bに当該掛合陥凹部12に
入れ込み掛合される掛合突部24としての掛合手段D”
を夫々設けた構成としてあるが、当該バックル雄具Aの
差込部10に掛合突部を、また、この掛合突部の掛合さ
れる掛合開口などの掛合陥凹部をバックル雌具Bの弾性
板状部22に設けるようにしてあっても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明は前記の特長ある構成、特に、帯
・紐状体の取付け部又は折返し部と、この帯・紐状体の
取付け部又は折返し部から一体に延設されている差込部
とを備えたバックル雄具と、このバックル雄具の差込部
が抜き差し可能に差し込まれる差込孔を備えた筒状部
と、該筒状部における前記バックル雄具の差込部の差込
み開口側と反対の側に備えられた帯・紐状体の取付け部
又は折返し部とを備えたバックル雌具とよりなり、該バ
ックル雌具における筒状部の一部が前記バックル雄具の
差込部の差し込まれる前記差込孔の差込み側開口から該
開口側と反対の側に向けて延びるように備えられた一対
のスリット間に構成される弾性板状部としてあると共
に、前記バックル雄具の差込部と、この差込部の差し込
まれる前記バックル雌具の差込孔の一部を構成する前記
弾性板状部とに、該バックル雄具の差込部を前記筒状部
の差込孔に差し入れた際に該弾性板状部の弾性作用によ
って相互に係脱可能に掛合される掛合手段が設けてあ
り、且つ、前記弾性板状部が該弾性板状部の掛合手段と
前記差込部の掛合手段との掛合を解く向きに撓み出し可
能としてあることから、当該バックルを構成する各バッ
クル雄具とバックル雌具のいずれをも単一の構成部品に
よって構成することが可能とされ、バックルを低廉なコ
ストで製作できると共に、複数部品の部品組み付けに伴
って生ずる組み付け部における強度的不安の無い安定し
た強度を備えたバックルの提供が可能とされる特長を有
している。
【0054】また、相互に掛合状態にあるバックル雌具
とバックル雄具とを、このバックル雌具における弾性板
状部を操作手前側に引くことによって、当該弾性板状部
に備えられている掛合手段とバックル雄具の差込部に備
えられている掛合手段との掛合を解くことができ、これ
によって、当該バックルの片手操作による掛合状態の解
除をなすことができる特長を有している。
【0055】次いで前記の構成にかかるバックルにおい
て、更に、バックル雌具の筒状部に備えられる差込孔が
該筒状部を貫通して設けてあると共に、該筒状部の弾性
板状部に備えられる掛合手段が、該差込孔の貫通方向に
直交する向きに備えられる掛合突部としたことによっ
て、前記筒状部内において、前記バックル雄具の掛合さ
れる掛合面を、該筒状部の差込み開口と反対の側、即
ち、筒状部の内奥側を向いた状態で備えた掛合突部を容
易に構成することができると共に、任意の掛止力を備え
た大きさ及び形態からなる掛合面を構成することができ
る特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の典型的な一実施の形態に係るバックル
の使用状態を示す斜視図
【図2】同正面図
【図3】図2におけるE−E矢視断面図
【図4】同バックルを構成するバックル雄具とバックル
雌具を分離して示す斜視図
【図5】同バックル雄具とバックル雌具を掛合した状態
を示す正面図
【図6】同背面図
【図7】図5におけるF−F矢視断面図
【図8】同バックル雄具とバックル雌具を分離した状態
を示す正面図
【図9】同背面図
【図10】同側面図
【図11】同断面図
【図12】バックル雌具の側面図
【図13】同バックル雌具の他の側から見た側面図
【図14】従来のバックルの雄部材と雌部材とを分離し
て示した正面図
【図15】同従来バックルの組付け状態を示す断面図
【図16】他の従来のバックル雄具とバックル雌具とを
分離して示した正面図
【図17】同従来のバックルの組付け状態を示す断面図
【符号の説明】
10 差込部 11 取付け部又は折返し部 20 筒状部 21 差込孔 21a 差込み開口 21b 反対の側 22 弾性板状部 23 スリット A バックル雄具 B バックル雌具 C 帯・紐状体 D 掛合手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯・紐状体の取付け部又は折返し部と、
    この帯・紐状体の取付け部又は折返し部から一体に延設
    されている差込部とを備えたバックル雄具と、 このバックル雄具の差込部が抜き差し可能に差し込まれ
    る差込孔を備えた筒状部と、該筒状部における前記バッ
    クル雄具の差込部の差込み開口側と反対の側に備えられ
    た帯・紐状体の取付け部又は折返し部とを備えたバック
    ル雌具とよりなり、 該バックル雌具における筒状部の一部が前記バックル雄
    具の差込部の差し込まれる前記差込孔の差込み側開口か
    ら該開口側と反対の側に向けて延びるように備えられた
    一対のスリット間に構成される弾性板状部としてあると
    共に、 前記バックル雄具の差込部と、この差込部の差し込まれ
    る前記バックル雌具の差込孔の一部を構成する前記弾性
    板状部とに、該バックル雄具の差込部を前記筒状部の差
    込孔に差し入れた際に該弾性板状部の弾性作用によって
    相互に係脱可能に掛合される掛合手段が設けてあり、且
    つ、前記弾性板状部が該弾性板状部の掛合手段と前記差
    込部の掛合手段との掛合を解く向きに撓み出し可能とし
    てあることを特徴とするバックル。
  2. 【請求項2】 バックル雌具の筒状部に備えられる差込
    孔が該筒状部を貫通して設けてあると共に、該筒状部の
    弾性板状部に備えられる掛合手段が、該差込孔の貫通方
    向に直交する向きに備えられる掛合突部としてあること
    を特徴とする請求項1記載に係るバックル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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