JP2002282015A - バックル - Google Patents

バックル

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JP2002282015A
JP2002282015A JP2001082887A JP2001082887A JP2002282015A JP 2002282015 A JP2002282015 A JP 2002282015A JP 2001082887 A JP2001082887 A JP 2001082887A JP 2001082887 A JP2001082887 A JP 2001082887A JP 2002282015 A JP2002282015 A JP 2002282015A
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    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B11/00Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/2592Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts fastening by sliding in the main plane or a plane parallel to the main plane of the buckle

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  • Buckles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結状態において雌雄部材を離れ出させる向
きの力が作用された場合に、一方部材に形成された係合
窓にはまり込んだ他方部材の掛合突部が掛合窓から抜け
出す向きに他方部材が移動され難いようにする。 【解決手段】 掛合窓10aを備えた正面板部10と一
対の側面板部11、11とを備えた雌部材1と、雌部材
1の背面側bから一対の側面板部11、11間にはめ入
れられる基部20と掛合窓10aにはめ入れられる掛合
突部21とを備えた雄部材2とからなる。雄部材2の基
部20及び雌部材1の側面板部11のいずれか一方に、
はめ入れに伴なう弾性変形後の弾発によって、雄部材2
の基部20及び雌部材1の側面板部11の他方に設けら
れた被掛合突条11aに掛合される掛合突条20cが形
成してある。被掛合突条11a及び掛合突条20cが、
雌雄部材1、2の長さ方向に長く続くように形成してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、雌部材と、この
雌部材に取り外し可能にはめ付けられる雄部材とからな
るバックルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】係止体と係合体(雌雄部材)とから構成
され、かかる係止体に設けられた嵌合段部(掛合突部)
を係合体に形成された小孔(係合窓)にはめ込んで当該
係止体と係合体とを連結させるようにした止め具(バッ
クル)が開示されている。(実用新案公報所載の実公昭
51−32583参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる止め具にあって
は、前記連結状態において、止め具の長さ方向に沿った
向きに作用される、連結させ合わされている前記係止体
と係合体とを引き離す向きの力に対して前記小孔への嵌
合段部のはまり込みにより抗することができ、こうした
力の作用時における前記連結状態の維持力を一応備えて
いる。
【0004】しかし、かかる止め具にあっては、前記連
結状態における前記小孔からの嵌合段部の予期しない抜
け出しの防止を、係合体に設けた隆起突子を係止体にお
ける基端縁に押し付けさせることにより確保しているに
すぎず、かかる連結状態において前記のような力が作用
された場合、この基端縁に対する隆起突子の押し付け状
態が低下するため、このような力が作用されている状態
から係合体に前記小孔から前記嵌合段部を抜け出させる
向きの移動力が併せて作用されてしまうと前記連結状態
が比較的簡単に解かれてしまうものであった。
【0005】そこで、この発明は、この種の止め具(バ
ックル)において、連結状態において雌雄部材に当該雌
雄部材の長さ方向に沿った向きに作用される、当該雌雄
部材を離れ出させる向きの力が作用された場合に、一方
部材に形成された係合窓にはまり込んだ他方部材の掛合
突部が当該掛合窓から抜け出す向きに当該他方部材が移
動され難いようにして、かかる連結状態を安定的に確保
できるようにすることを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、バックルが以下の
(1)〜(4)の構成を備えたものとした。 (1)掛合窓を備えた正面板部と一対の側面板部とを備
えた雌部材と、(2)この雌部材の背面側から前記一対
の側面板部間にはめ入れられる基部と前記掛合窓にはめ
入れられる掛合突部とを備えた雄部材とからなると共
に、(3)この雄部材の基部及び前記雌部材の側面板部
のいずれか一方に、前記はめ入れに伴なう弾性変形後の
弾発によって、当該雄部材の基部及び前記雌部材の側面
板部の他方に設けられた被掛合突条に掛合される掛合突
条が形成してあり、(4)しかも、この被掛合突条及び
掛合突条が、雌雄部材の長さ方向に長く続くように形成
してある。
【0007】かかる構成によれば、前記雌部材の一対の
側面板部の間に、当該雌部材の背面側から前記雄部材の
掛合突部及び基部を当該掛合突部が前記掛合窓に入り込
み可能となる位置に向けて入れ込み操作することによ
り、(1)前記雄部材の基部及び前記雌部材の側面板部
のいずれか一方に形成された掛合突条をこれらの他方に
形成させた被掛合突条に突き当てて当該雌部材の側面板
部側若しくは雄部材の基部側又はこれらの双方を一旦弾
性変形させ、(2)かかる弾性変形によって、前記掛合
突部が前記掛合窓に入り込み可能となる位置まで雌部材
内に雄部材の掛合突部及び基部を進入させることができ
ると共に、(3)前記掛合突部が前記掛合窓に入り込み
可能となる位置まで前記雄部材の掛合突部及び基部を進
入させた状態から、前記掛合突条が被掛合突条を乗り越
えるように、当該雄部材を背面側から押し込むことによ
り、(4)前記掛合窓に前記掛合突部を雌部材の背面側
から入り込ませて当該掛合窓と掛合突部とを掛合させ
て、かかる雌雄部材をその長さ方向において離れ出す向
きに分離しないように掛合させ合わせることができると
共に、(5)前記弾性変形後の弾発によって前記被掛合
突条に掛合突条を掛合させて、前記掛合窓から掛合突部
を抜け出させる向きに雄部材を構成する基部が移動しな
いようにすることができ、かかる雌雄部材の掛合状態を
確保させることができる。
【0008】特に、前記被掛合突条及び掛合突条は、雌
雄部材の長さ方向に長く続くように形成されていること
から、前記雌部材内から前記雄部材の基部を抜け出させ
る向きの力が加わった場合に当該雄部材はこの向きに移
動され難く、また、かかる被掛合突条と掛合突条との掛
合面積を広く確保させることができ、前記雌雄部材の掛
合状態は安定的に確保される。
【0009】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載のバックルにおける被掛合突条及び掛合突条
の少なくとも一方が、突き出し端部を丸めさせた形状と
してあることを特徴としている。
【0010】かかる構成によれば、前記被掛合突条への
掛合突条の掛合操作時に当該被掛合突条を掛合突条が乗
り越えやすく、また、当該被掛合突条と掛合突条との掛
合解除操作時に当該被掛合突条を掛合突条が乗り越えや
すくすることができ、雌雄部材の掛合操作及び掛合解除
操作を円滑に行うことができる。
【0011】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項2記載のバックルにおける被掛合突条
及び掛合突条のいずれか一方が、長溝によって形成され
ていることを特徴としている。
【0012】かかる構成によれば、前記雄部材の基部又
は雌部材の側面板部に長溝を形成させることにより、か
かる被掛合突条および掛合突条をこれら両部材に適切に
形成させることができる。
【0013】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項3記載のバックルにおける長溝の溝底が、凹球面状
をなすように形成してあることを特徴としている。
【0014】かかる構成によれば、前記長溝によって構
成される被掛合突部の長溝の内側に向けられた側面がア
ール面となることから、このアール面によって、前記被
掛合突条と掛合突条との掛合解除操作時に当該被掛合突
条を掛合突条が乗り越えやすくなり、前記雌雄部材の掛
合解除操作を円滑に行うことができる。
【0015】また、請求項5記載の発明にあっては、請
求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のバック
ルにおける雌部材の一対の側面板部間に、掛合窓側に近
付くに連れて当該雌部材の正面板部の内面との間の間隔
を狭める向きに傾斜した雄部材の背面の案内面を備えた
案内部が設けられていることを特徴としている。
【0016】かかる構成によれば、前記雌部材に対し当
該雌部材の背面側から入れ込まれる雄部材の掛合突部に
対し、当該雄部材のおおむね背面側に前記案内部の案内
面を突き当てさせることにより、当該掛合突部が徐々に
前記掛合窓に入り込む位置に近付いていくように斜め向
きに雄部材をスライド移動させることができ、かかる掛
合窓に掛合突部が入り込む位置まで雄部材が斜めに移動
された後に当該案内部の最上部を支点とした雄部材の基
部側を雌部材の正面側に近づける向きの押し込み操作に
よってスムースに前記被掛合突条に掛合突条を前記弾性
変形後の弾発によって掛合させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図15に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0018】なお、ここで図1ないし図3は、実施の形
態にかかるバックルを構成する雄部材2と雌部材1とを
分離させた状態でそれぞれ示しており、また、図4およ
び図5は、かかる雌部材1のはめ込み部13に対し雄部
材2の掛合突部21および基部20を入れ込み始めた状
態を、また、図6ないし図9は、かかる雄部材2と雌部
材1との掛合状態をそれぞれ示している。また、図10
ないし図12は、かかる雌部材1を、また、図13ない
し図15は、かかる雄部材2を、それぞれ示している。
【0019】この実施の形態にかかるバックルは、雌部
材1と、この雌部材1に取り外し可能にはめ付けられる
雄部材2とからなり、典型的には、雌部材1に取り付け
られたバンドなどの帯状体wと雄部材2に取り付けられ
たバンドなどの帯状体wとを当該はめ付けに伴って連結
させ合わせる用途などに用いるのに適したものである。
【0020】かかる雌部材1は、掛合窓10aを備えた
正面板部10と一対の側面板部11、11とを備えてい
る。また、かかる雄部材2は、かかる雌部材1の背面側
bから前記一対の側面板部11、11間にはめ入れられ
る基部20と前記掛合窓10aにはめ入れられる掛合突
部21とを備えている。
【0021】具体的には、かかる雌部材1は、前記一対
の側面板部11、11間に亘って設けられた仕切板部1
2を有しており、この仕切板部12によって仕切られた
一方側を前記雄部材2のはめ込み部13としていると共
に、この仕切板部12によって仕切られた他方側を前記
帯状体wの取付部14としている。
【0022】前記正面板部10は、かかるはめ込み部1
3を構成する前記一対の側面板部11、11における雌
部材1の正面側fに向けられた縁部に当該正面板部10
の縁部を一体に連接させて、当該一対の側面板部11、
11間の空間を当該雌部材1の正面側fから塞ぐように
設けられている。
【0023】また、前記掛合窓10aは、この実施の形
態にあっては、前記雌部材1の長さ方向rのほぼ中程の
位置に形成されていると共に、当該雌部材1の幅方向に
沿って長い矩形状をなすように前記正面板部10に透設
された穴によって形成されている。
【0024】また、この実施の形態にあっては、前記仕
切板部12によって仕切られた他方側にある前記一対の
側面板部11、11の間に、間隔を開けて二本の桿状体
15、15が架設されており、前記仕切板部12とかか
る二本の桿状体15、15とによって形成される二カ所
のスリット16、16を利用して雌部材1の末端に位置
される桿状体15と当該仕切板部12との間に位置され
る桿状体15に帯状体wを掛け回すことによって、かか
る仕切板部12によって仕切られた他方側、つまり、前
記取付部14に対し当該帯状体wの取り付けをなすこと
ができるようにしてある。(図8)
【0025】一方、前記雄部材2は、前記雌部材1のは
め込み部13を構成する一対の側面板部11、11間に
はめ入れ可能な幅を備えた基部20の一方側に前記帯状
体wの取付部14を備えていると共に、この基部20の
他方側に前記掛合突部21を有している。
【0026】この実施の形態にあっては、かかる基部2
0は、正面板部20aと、一対の側面板部20b、20
bとから構成されており、かかる側面板部20bはそれ
ぞれ、当該正面板部20aにおける当該雄部材2の長さ
方向rに沿った縁部に沿って当該縁部から当該雄部材2
の背面側bに向けて一体に突き出すように設けられてい
る。そして、この一対の側面板部20b、20b間の間
隔が前記雌部材1のはめ込み部13を構成する一対の側
面板部11、11間にはめ込まれる間隔となるようにし
てある。
【0027】また、この実施の形態にあっては、前記掛
合突部21は、かかる基部20を構成する正面板部20
aにおける取付部22との接合側と反対の側にある雄部
材2の幅方向に沿った縁部に一つの辺部を一体に接合さ
せたプレート体21aによって構成されている。かかる
プレート体21aは、雄部材2の正面側fに向けられた
面を前記基部20を構成する正面板部20aの外面より
も当該雄部材2の背面側bから離れ出すレベル、つま
り、当該正面板部20aの外面よりも上方に位置させて
おり、これにより、当該正面板部20aの外面と当該プ
レート体21aの面との間に前記取付部22側を向いた
段差状の掛合面21bが形成されている。また、この実
施の形態にあっては、かかるプレート体21aは、正面
視において、前記雌部材1の掛合窓10aの窓縁形状に
ほぼ倣った矩形状をなすように構成されており、後述す
る雄部材2の雌部材1へのはめ入れ操作に伴って当該掛
合窓10aをほぼ塞ぐように当該掛合窓10aに雌部材
1の背面側bから入り込み、前記掛合面21bを当該掛
合窓10aにおける雌部材1の仕切板部12に向き合っ
た窓縁に掛合させるようにしてある。(図8)
【0028】また、この実施の形態にあっては、前記雄
部材2の背面側bであって前記基部20を構成する一対
の側面板部20b、20bの間に、雄部材2の長さ方向
rに沿って当該基部20を構成する正面板部20aにお
ける前記取付部22との連接部から前記プレート体21
aの掛合面21bと反対の側の先端縁に亘って真っ直ぐ
に延びるガイドリブ23が形成してあり、後述する雌部
材1の案内部17に形成されたガイドスリット17cに
当該ガイドリブ23を入れ込ませた状態で当該雌部材1
に対する雄部材2のはめ付けがなされるようにしてあ
る。
【0029】また、この実施の形態にあっては、前記雄
部材2の取付部22は前記基部20の外側に張り出す一
対の側部22a、22a間に一本の桿状体22bを架設
させて構成されている。そして、この桿状体22bと前
記基部20における前記プレート体21aとの接合側と
反対の側にある当該基部20の端部との間に形成される
スリット22cを利用して当該桿状体22bに帯状体w
を掛け回すことによって、かかる取付部22に対し当該
帯状体wの取り付けをなすことができるようにしてあ
る。
【0030】また、この実施の形態にあっては、前記の
ように構成される雄部材2の基部20及び前記雌部材1
の側面板部11のいずれか一方に、前記はめ入れに伴な
う弾性変形後の弾発によって、当該雄部材2の基部20
及び前記雌部材1の側面板部11の他方に設けられた被
掛合突条11aに掛合される掛合突条20cが形成して
あると共に、この被掛合突条11a及び掛合突条20c
が、雌雄部材2の長さ方向rに長く続くように形成して
ある。
【0031】この実施の形態にあっては、前記雄部材2
の基部20を構成する一対の側面板部20b、20bの
外側にそれぞれ、当該雄部材2の長さ方向rに沿って長
く続く掛合突条20cが設けてある。
【0032】また、前記雌部材1のはめ込み部13を構
成する一対の側面板部11、11の内側であって、当該
側面板部11における前記正面板部10との接合側と反
対の当該雌部材1の長さ方向rに沿った縁部にそれぞ
れ、当該縁部に沿って被掛合突条11aが設けてある。
【0033】具体的には、この実施の形態にあっては、
前記雌部材1の側面板部11の内側に、前記雄部材2の
掛合突条20cが納まる幅を備え、かつ、一方の溝端を
当該側面板部における前記仕切板部12との接合側と反
対の端部において外方に開放させた当該雌部材1の長さ
方向rに沿った長溝18を形成させることにより、当該
側面板部11における前記正面板部10との接合側と反
対の当該雌部材1の長さ方向rに沿った縁部に、当該縁
部に沿った前記被掛合突条11aを形成させている。
【0034】そして、この実施の形態にあっては、前記
雄部材2の基部20を構成する一対の側面板部20b、
20bに形成された掛合突条20cの先端間の寸法x
が、前記雌部材1のはめ込み部13を構成する一対の側
面板部11、11に設けられた前記被掛合突条11aの
先端間の間隔yよりもやや大きくなるようにしてあると
共に、かかる雌部材1の一対の側面板部11、11側が
当該被掛合突条11aの先端間の間隔yを広げ出させる
向きの弾性変形を生じさせることが可能なように当該雌
部材1が構成されている。(図11、図15)
【0035】かかる弾性変形特性の付与は、典型的に
は、前記雌部材1を射出成形などのプラスチック成形に
より形成させることにより確保することができる。
【0036】この結果、この実施の形態にあっては、前
記雌部材1のはめ込み部13を構成する一対の側面板部
11、11の間に、当該雌部材1の背面側bから前記雄
部材2の掛合突部21及び基部20を当該掛合突部21
が前記掛合窓10aに入り込み可能となる位置に向けて
入れ込み操作することにより、(1)前記雄部材2の基
部20に形成された掛合突条20cを雌部材1の側面板
部11に形成させた被掛合突条11aに突き当てて当該
雌部材1の側面板部11側を外向きに一旦弾性的に広げ
出させ、(2)このように雌部材1の側面板部11を広
げ出させることによって、前記掛合突部21が前記掛合
窓10aに入り込み可能となる位置に向けて雌部材1の
はめ込み部13に雄部材2の掛合突部21及び基部20
を進入させることができると共に、(図5) (3)前記掛合突部21が前記掛合窓10aに入り込み
可能となる位置まで前記雄部材2の掛合突部21及び基
部20を前記はめ込み部13に進入させた状態から、雄
部材2の基部20に設けられた掛合突条20cが雌部材
1の被掛合突条11aを乗り越えるように、当該雄部材
2の基部20を構成する前記正面板部20aの外面と雌
部材1のはめ込み部13を構成する正面板部10の内面
とを近接させる向きに当該雄部材2を背面側bから押し
込むことにより、(4)前記掛合窓10aに前記掛合突
部21を雌部材1の背面側bから入り込ませて当該掛合
窓10aと掛合突部21とを掛合させて、かかる雌雄部
材1、2をその長さ方向rにおいて離れ出す向きに分離
しないように掛合させ合わせることができると共に、
(5)一旦弾性的に外向きに広がり出された前記雌部材
1のはめ込み部13を構成する側面板部11の弾発(弾
性復帰)によって前記被掛合突条11aに掛合突条20
cを掛合させて、前記掛合窓10aから掛合突部21を
抜け出させる向きに雄部材2を構成する基部20が移動
しないようにすることができ、かかる雌雄部材1、2の
掛合状態を確保させることができる。(図8)
【0037】特に、前記被掛合突条11a及び掛合突条
20cは、雌雄部材1、2の長さ方向rに長く続くよう
に形成されていることから、前記雌部材1のはめ込み部
13内から前記雄部材2の基部20を抜け出させる向き
の力が加わった場合に当該雄部材2はこの向きに移動さ
れ難く、また、かかる被掛合突条11aと掛合突条20
cとの掛合面積を広く確保させることができ、前記雌雄
部材1、2の掛合状態は安定的に確保される。
【0038】また、かかる雌雄部材1、2の掛合状態か
ら、前記雄部材2の基部20を構成する前記正面板部2
0aの外面と雌部材1のはめ込み部13を構成する正面
板部10の内面とを離れ出させる向きに当該雄部材2を
引き出し操作することにより、(1)前記雌部材1の側
面板部20b側を外向きに再び弾性的に広げ出させて、
前記雄部材2の基部20に設けられた掛合突条20cに
雌部材1の被掛合突条11aを乗り越えさせることがで
きると共に、(2)かかる操作によって前記掛合窓10
aから前記掛合突部21を抜き出させることができ、
(3)これにより、雌部材1のはめ込み部13から雄部
材2の掛合突部21および基部20を抜き出させて、ワ
ンタッチで雌雄部材1、2の掛合状態を解くことができ
る。
【0039】なお、この実施の形態にあっては、前記雌
部材1の正面板部10における前記仕切板部12との連
接側と反対の縁部側であって、その縁部のほぼ中程位置
に雌部材1の正面側fに向けて窪み、かつ、当該縁部に
おいて外方に連通した窪み部19が形成されており、こ
の窪み部19を利用してこの窪み部19直下にある雄部
材2の端部に指などをかけて当該端部を押圧しての前記
引き出し操作を行いやすいようにしてある。
【0040】また、この実施の形態にあっては、前記掛
合突条20cが、その突き出し端部20dを丸めさせた
形状を持つように構成してある。すなわち、かかる掛合
突条20cがその長さ方向rに直交する向きの断面にお
いて弧状の外郭形状を持つように構成してある。
【0041】これにより、この実施の形態にあっては、
前記被掛合突条11aへの掛合突条20cの掛合操作時
に当該被掛合突条11aを掛合突条20cが乗り越えや
すく、また、当該被掛合突条11aと掛合突条20cと
の掛合解除操作時に当該被掛合突条11aを掛合突条2
0cが乗り越えやすくすることができ、雌雄部材1、2
の掛合操作及び掛合解除操作を円滑に行うことができ
る。
【0042】なお、被掛合突条11aがその突き出し端
部を丸めさせた形状を持つように構成しておいても良
く、また、掛合突条20c及び被掛合突条11aの双方
がその突き出し端部を丸めさせた形状を持つように構成
しておいても良く、いずれの場合にも、前記被掛合突条
11aへの掛合突条20cの掛合操作時に当該被掛合突
条11aを掛合突条20cが乗り越えやすく、また、当
該被掛合突条11aと掛合突条20cとの掛合解除操作
時に当該被掛合突条11aを掛合突条20cが乗り越え
やすくすることができる。
【0043】また、前記長溝18の溝底を凹球面状をな
すように形成しておくこともある。このようにした場
合、かかる長溝18によって構成される被掛合突条11
aの長溝18の内側に向けられた側面がアール面となる
ことから、このアール面によって、前記被掛合突条11
aと掛合突条20cとの掛合解除操作時に当該被掛合突
条11aを掛合突条20cが乗り越えやすくなり、前記
雌雄部材1、2の掛合解除操作を円滑に行うことができ
る。
【0044】また、この実施の形態にあっては、前記雌
部材1の一対の側面板部11、11間に、掛合窓10a
側に近付くに連れて当該雌部材1の正面板部10の内面
との間の間隔を狭める向きに傾斜した雄部材2の背面の
案内面17aを備えた案内部17が設けられている。
【0045】具体的には、この実施の形態にあっては、
かかる案内部17は、前記雌部材1のはめ込み部13側
に向けられた仕切板部12の面より当該雌部材1におけ
る取付部14の設けられた側と反対の側に向けて突き出
すように形成されている。
【0046】かかる案内部17の雌部材1の背面側bに
向けられた面は、前記側面板部11における当該背面側
bに向けられた縁部面とほぼ同面をなすように形成され
ている。また、かかる案内部17の雌部材1の正面側
f、すなわち、前記正面板部10の内面に向けられた面
は、当該案内部17の突き出し端から前記掛合窓10a
側に近付くに連れて当該雌部材1の正面板部10の内面
との間の間隔を狭める向きに傾斜しており、この面が前
記案内面17aとなるようにしてある。また、かかる案
内部17は、前記案内面17aの最上部に続く平坦面1
7bを前記掛合窓10aにおける前記仕切板部12側に
向けられた窓縁側に有しており、当該掛合窓10aに掛
合突部21がはめ込まれた状態において、この平坦面1
7bの上方に当該掛合突部21を構成する前記プレート
体21aの先端部が位置されるようにしてある。(図
8)
【0047】また、この実施の形態にあっては、かかる
案内部17は、当該案内部17の突き出し端からその基
部20に亘るガイドスリット17cにより左右に区分さ
れており、このガイドスリット17cに前記雄部材2の
背面側bに形成されたガイドリブ23を入れ込ませた状
態で当該雌部材1のはめ込み部13に対する雄部材2の
はめ付け操作がなされるようにしてある。
【0048】これにより、この実施の形態にあっては、
前記雌部材1のはめ込み部13に対し当該雌部材1の背
面側bから入れ込まれる雄部材2の掛合突部21に対
し、当該掛合突部21のおおむね背面側bに前記案内部
17の案内面17aを突き当てさせることにより、当該
掛合突部21が徐々に前記掛合窓10aに入り込む位置
に近付いていくように斜め向きに雄部材2をスライド移
動させることができ、(図5)かかる掛合窓10aに掛
合突部21が入り込む位置まで雄部材2が斜めに移動さ
れた後に当該案内部17の最上部を支点とした雄部材2
の基部20側を雌部材1の正面側fに近づける向きの押
し込み操作によってスムースに前記被掛合突条11aに
掛合突条20cを前記弾性変形後の弾発によって掛合さ
せることができる。
【0049】なお、この実施の形態にあっては、このよ
うに前記案内部17によって斜め向きにスライド移動さ
れる雄部材2の当該基部20に設けられた掛合突条20
cは、前記被掛合突条11aに対し前記掛合突部21側
に向けられた端部側から突き当てられることから、かか
る掛合突条20cの端部が当該被掛合突条11aを乗り
越えやすいように当該端部には面取り部20eが形成さ
れている。
【0050】
【発明の効果】この発明にかかるバックルにあっては、
連結状態において雌雄部材に当該雌雄部材の長さ方向に
沿った向きに作用される、当該雌雄部材を離れ出させる
向きの力が作用された場合に、雌部材に形成された係合
窓にはまり込んだ雄部材の掛合突部が当該掛合窓より抜
け出す向きに当該雄部材2が移動され難いようにするこ
とができ、かかる連結状態を安定的に確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】雄部材2と雌部材1の分離正面図
【図2】同背面図
【図3】同断面図
【図4】雌部材1のはめ込み部13に雄部材2の掛合突
部21及び基部20を入れ込み始めた状態を示す背面図
【図5】同断面図
【図6】雄部材2と雌部材1の掛合状態を示す正面図
【図7】同背面図
【図8】同断面図
【図9】図8の断面方向と直交する向きで掛合状態にあ
る雄部材2と雌部材1とを断面にした断面図
【図10】雌部材1の側面図
【図11】図10の左側から雌部材1を見て示した側面
【図12】図10の右側から雌部材1を見て示した側面
【図13】雄部材2の側面図
【図14】図13の左側から雄部材2を見て示した側面
【図15】図13の右側から雄部材2を見て示した側面
【符号の説明】
1 雌部材 10 正面板部 10a 掛合窓 11 側面板部 11a 被掛合突条 2 雄部材 20 基部 20c 掛合突条 21 掛合突部 r 長さ方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掛合窓を備えた正面板部と一対の側面板
    部とを備えた雌部材と、 この雌部材の背面側から前記一対の側面板部間にはめ入
    れられる基部と前記掛合窓にはめ入れられる掛合突部と
    を備えた雄部材とからなると共に、 この雄部材の基部及び前記雌部材の側面板部のいずれか
    一方に、前記はめ入れに伴なう弾性変形後の弾発によっ
    て、当該雄部材の基部及び前記雌部材の側面板部の他方
    に設けられた被掛合突条に掛合される掛合突条が形成し
    てあり、 しかも、この被掛合突条及び掛合突条が、雌雄部材の長
    さ方向に長く続くように形成してあることを特徴とする
    バックル。
  2. 【請求項2】 被掛合突条及び掛合突条の少なくとも一
    方が、突き出し端部を丸めさせた形状としてあることを
    特徴とする請求項1記載のバックル。
  3. 【請求項3】 被掛合突条及び掛合突条のいずれか一方
    が、長溝によって形成されていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のバックル。
  4. 【請求項4】 長溝の溝底が、凹球面状をなすように形
    成してあることを特徴とする請求項3記載のバックル。
  5. 【請求項5】 雌部材の一対の側面板部間に、掛合窓側
    に近付くに連れて当該雌部材の正面板部の内面との間の
    間隔を狭める向きに傾斜した雄部材の背面の案内面を備
    えた案内部が設けられていることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のバックル。
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